JPS6343988B2 - - Google Patents

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JPS6343988B2
JPS6343988B2 JP55175684A JP17568480A JPS6343988B2 JP S6343988 B2 JPS6343988 B2 JP S6343988B2 JP 55175684 A JP55175684 A JP 55175684A JP 17568480 A JP17568480 A JP 17568480A JP S6343988 B2 JPS6343988 B2 JP S6343988B2
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JP
Japan
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stator
finger holder
fingers
coil
cylindrical
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Barera Jorujio
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Original Assignee
OFUICHIINE MEKANIKE PABESHI E CO SpA
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Publication date
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Publication of JPS56115161A publication Critical patent/JPS56115161A/ja
Publication of JPS6343988B2 publication Critical patent/JPS6343988B2/ja
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/06Embedding prefabricated windings in machines
    • H02K15/062Windings in slots; salient pole windings
    • H02K15/065Windings consisting of complete sections, e.g. coils, waves
    • H02K15/067Windings consisting of complete sections, e.g. coils, waves inserted in parallel to the axis of the slots or inter-polar channels
    • H02K15/068Strippers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49002Electrical device making
    • Y10T29/49009Dynamoelectric machine
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    • Y10T29/49073Electromagnet, transformer or inductor by assembling coil and core
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、広くは回転電気機械のステータの製
造に関し、これを特定すればあらかじめ巻成され
たコイルをステータスロツト中に挿入するための
方法及び装置に関するものである。
従来技術、特に下記の特許文献に代表される技
術において、上記の作業を遂行するためのいく種
類かの装置が知られている。これらの装置はその
周側に長さ方向のグルーブの環状配列を有し、こ
れらのグルーブで長さ方向に延びる指状部を支持
した円筒型指ホルダーを備えている。指状部は前
記指ホルダーの一端から突出して、ステータスロ
ツトに挿入されるべくあらかじめ巻成されたコイ
ルを受容及び支持する。以下の説明において、こ
のように概括される型の装置をもつて“特定の装
置”と指称することとする。
この特定の装置は、ヒル名儀の米国特許第
3324536号に記載されている。この米国特許の要
旨をなす装置は、さらに指状部を包囲すると共
に、これを指ホルダーの各対応するグルーブ内に
締結するためのネジを挿通するネジ孔を形成した
外筒ケーシングを有する。指状部の環状配列内の
空間には、外周に長さ方向グルーブの配列を有す
る星型ストリツパ部材が配置され、これらの長さ
方向グルーブは前記指状部における指ホルダーか
らの突出部分を受容する。ストリツパ部材は指状
部に関して軸方向に変位できる。あらかじめ巻成
されたコイルを挿入すべきステータは、半径方向
に突出する歯の環状配列によつて画成される複数
の軸方向スロツトを有する。ステータは、指状部
の環状配列と同軸に指状部の自由端(先端)に近
接して据付けられ、ステータ歯の半径方向の内端
面(各歯はコイルを挿入すべきステータスロツト
により互いに分離されている)が指状部の外端面
と接触するようにされる。次にストリツパは指状
部に沿い、かつそれらの自由端に向かつて軸方向
に移動させられ、これによりコイルを指状部に沿
つて摺動させ、ステータスロツト中に挿入する。
前記米国特許第3324536号に記述されたとおり、
コイル挿入装置はさらに、指ホルダーのグルーブ
に支持された前記指状部の配列の周りに位置した
補助指状部の環状配列を有する。装置作動中にお
いて、くさび型絶縁素子をステータスロツト中に
案内する手段として、くさびガイド部材が配置さ
れる。このくさびガイド部材は指ホルダーのグル
ーブ中に配置された指状部よりも短いため、装置
は、このガイド部材の自由端を前記指状部の自由
端からある距離だけ離した状態において、運転待
機位置となる。このようにして、指ホルダーのグ
ルーブに支持された指状部の先端上にステータを
整合すると共に、このステータをくさび案内部材
の自由端において接触支持することが可能とな
る。
しかしながら、前記した装置は種々の不利益を
有する。まず最初に、この装置はあらかじめ巻成
されたコイルを、ある定まつた軸長のステータに
おけるスロツトに挿入するように設定され、仕上
げられたものであるが、装置は前記定まつた長さ
とは異る軸長のステータに対してもコイル挿入で
きるようにすべきであり、このためには指ホルダ
ーにおいて指状部を保持する締結ネジをゆるめ、
これらの指状部を指ホルダーに関して軸方向に移
動し、その指状部の自由端とくさびガイド部材を
構成する補助指状部の自由端との間隔を調整する
必要がある。
また、前記特定の装置の別の不利益は、巻成さ
れたコイルをステータスロツト中に挿入する際、
各コイルのワイヤーが装置における指状部間に一
団となつて圧入されるため、各コイルのワイヤー
とこれに接触する指状部の面との間の摩擦上昇を
来すこととなる。この摩擦上昇はコイル挿入を不
可能にするほど大きくなることがあり、無理に挿
込まれるとワイヤーが締めつけられて絶縁ラツカ
ーを損傷することになる。また、このような結果
に至らないまでも、ストリツパはコイル挿入のた
めに2000〜4000Kgもの力を加えねばならず、これ
はコイルワイヤーへの損傷の危険を常にともなう
ものである。
さらに、前記米国特許に記載された公知の装置
は、指ホルダーのグルーブに支持された指状部の
自由端上へのステータの位置ぎめを、特に厳正に
行う必要がある。各指状部の外端面(これはステ
ータの歯の内端面と接触するように配慮されてい
る)は、隣接した2条のステータスロツトにそれ
ぞれ係合するように意図された2条の長さ方向の
横向突起を有し、これらの隣接スロツトを区分す
るステータの歯はこれらの突起により形成された
指状部の長さ方向の凹部中に係合することとな
る。これらの突起は比較的薄い厚みを有するため
脆弱で、ステータを指状部に整合したときに破壊
されないよう細心の注意を必要とする。この問題
は装置をステータの自動アセンブル機械中で使用
すべき場合に特に注意しなければならない。
前述した不利益を排除する試みとして、種々の
方策が用いられてきた。たとえば、使用されるス
テータの軸長の変化に適合するように装置を単純
かつ迅速に調整するために、くさびガイド手段を
構成する補助指状部を前述した外筒ケーシングに
固定し、この外筒ケーシングをステータ支持用の
指状部を有する指ホルダーに関して軸方向に変位
する手段を形成することが提案された。このよう
にして、指ホルダーが支持する指状部の自由端
と、くさびガイド手段を構成する補助指の自由端
との距離を、前記外筒ケーシングの指ホルダーに
関する適当な軸方向変位により、単純に変化させ
ることが可能となる。しかしながら、この方法で
達成できる調整範囲は、指ホルダー自体の軸方向
長さの約1/3程度という小範囲に限定される。
ステータスロツトへのコイル挿入中における指
状部間でのコイル締めつけを回避するための機構
は、たとえば米国特許第3559268号(発明者ドウ
ロール、対応ドイツ国特許第1918485号)に開示
されている。この文献に開示された装置は、前記
特定型の装置において、前述したものと同様のス
トリツパと、ストリツパのグルーブに支持された
指状部の列とを有する。これらの指状部のいくつ
かは、コイルをステータスロツトに挿入する際に
指ホルダーと共に軸方向に動けるよう、ストリツ
パ手段に固定されており、この結果コイルワイヤ
ーと少くともいくつかの隣接指状部との摩擦を減
少するものである。しかしながら、この装置にお
いては、ストリツパに固定される指状部が使用中
にそれらに働く横向推力のため、その軸方向リツ
ジ(突起)を摩滅させられるおそれがある。
上述のワイヤーの締めつけを回避する問題は
1979年9月27日出願の米国特許願第77529号に対
応する1978年10月24日出願のイタリア共和国特許
願第69440―A/78号においても考慮されている。
これらの明細書に記載された装置においては、コ
イル支持のための指状部のいくつかがストリツパ
及び指ホルダーの両方に対して軸方向に摺動でき
るようにしたことにより、摩擦力が締めつけ効果
を生ずるほど大きい場合にのみ、これら指状部が
ストリツパと一緒に働き、そうでない場合には指
ホルダーと共に動くようにこれに固定維持され
る。この装置において、前記“自由な”指状部に
働く摩擦力はこれらの指状部を軸方向に動かすの
に用いられる。
上記の従来型装置においては、あらかじめ巻成
されたコイルの締めつけ問題は少くともある限度
内で克服されるのであるが、異つた軸方向長さを
有するステータへの装置利用についての問題が残
る。
従来技術の装置においてはさらに、ステータを
指状部の上に取りつける時の、指状部における長
さ方向リツジ(突起)の破損を防ぐための心出し
工具を用いたものが存在する。この心出し工具
は、ステータの内径に対応する直径の円筒体から
構成される。この工具はハンドルを有すると共
に、ステータスロツトに挿入されるべき半径参照
指の列を具備する。心出し工具の先端部は、ステ
ータがコイル挿入装置の指状部自由端に支持され
る前に、これらの自由端近くにおける指状部間隙
中に整合させられる。前記参照指列を支持する工
具の残りの部分は、指状部自由端を越えて突出し
たままである。従つて、ステータはまず工具にお
ける前記突出部分を通り越してから、コイル挿入
装置の指状部の上に支持される。工具における半
径方向に突出した係合指の、ステータスロツトへ
の係合は、ステータがコイル挿入装置の指状部配
列に接触する前に両者の正確な角度整合を可能に
する。かくして、ステータの迅速かつ正確な据付
けが達せられ、同時に指状部の長さ方向リツジの
破損を避けることができる。心出し工具の使用
は、このような利益をもたらすものであるが、心
出し工具によるステータの据付けは、ステータが
すでにコイル層を支持している場合にはきわめて
困難となる。この場合、すでに支持した各コイル
の一部がステータの一端から軸方向に突出し、さ
らにはステータの口径内にも突入しているため、
ステータを装置に導入する前に支持コイルを正確
に配置し直して、導入時に心出し工具に干渉する
ようなコイル部分をなくす必要がある。これは時
間と手間を要する。
従つて、本発明は電気機械のステータスロツト
にあらかじめ巻成されたコイルを挿入するための
装置であつて、前述した各種の従来装置が個々に
達成した利益のすべてを達成し、前述したそれら
の不利益を排除した装置構成を追求したものであ
る。
このため、本発明の装置は基本的に、垂直な軸
心を有し、外周面に環状配列された各々軸方向に
延びるグルーブの列と、前記グルーブ中に固定さ
れかつグルーブを形成した本体の上端から上向き
に突出してあらかじめ巻成されたコイルを受けい
れ支持するための指状部の列とを有する円筒型指
ホルダーからなり、前記円筒型指ホルダー本体の
下端には指状部と背反して軸方向の下方に突出し
た下端部を有し、前記下端部にはステータのスロ
ツトに係合する角度整合手段を設けたことによ
り、前記指ホルダーの前記下端部がステータに挿
入された時、前記指状部の環状配列をステータの
スロツトに関して角度合せできるようにすると共
に、前記下端部がステータに導入された後、その
下端部を先導端とし指ホルダーに軸方向移動を与
えるための手段を設けたことにより、前記指状部
を指ホルダーによつてステータに通すように誘導
し、これに支持された前記コイルをステータのス
ロツト中に導くようにしたことを特徴とするもの
である。前記角度整合手段は、指ホルダーを包囲
する環状素子材により支持するのが望ましいが、
指ホルダー上に直接形成することもできる。
このような装置を用いることにより、コイル挿
入されるステータの軸方向長さの制約がなくな
り、また、指ホルダーの下端部に設けられる角度
整合手段により、指ホルダーとステータスロツト
の正しい整列を確保するため、両者の正確な角度
合せを行うにあたつて独立した心出し工具を用い
る必要がなくなる。これは、本発明の装置を自動
機械中で使用するのに特に適せしめる。
さらに、本発明の装置は、コイルワイヤーの締
めつけにもとづく前述した不利益を被らない。特
に、コイルをステータスロツト中に引きいれる指
状部の作用が、それとコイルワイヤーとの間に生
ずる摩擦は、公知の従来装置において生ずるもの
よりも小さいため、指ホルダーの移動のために
400Kg以下の、きわめて小さいコイル挿入圧力し
か必要としなくなる。
本発明の要旨をなす装置は、構造が簡単で低価
格であり、本発明の実施を経済的かつ容易にする
ものである。
本発明の第二の様相によれば、垂直な軸心を有
し、外周に環状配列された各々軸方向に延びるグ
ルーブの列と、前記グルーブ中に固定されると共
に前記グルーブを形成した本体の上端から上向に
突出して、あらかじめ巻成されたコイルを受けい
れ支持するための指状部の環状配列とを有する円
筒型指ホルダーを用いて、前記コイルを回転電気
機械のステータスロツトに挿入するための方法で
あつて、前記円筒型指ホルダーの下端部をステー
タ内に挿入し、前記指状部の環状配列をステータ
のスロツトに関して角度合せし、さらに前記指ホ
ルダーを前記ステータ内に前記下端部から先に挿
通することにより、前記指状部が支持する前記コ
イルをステータ内に導くと共にステータのスロツ
ト中に挿入することを特徴とするものである。
ステータスロツトへの巻成コイルの挿入を、そ
れらのコイルを支持した指状部の自由端上端に向
かわせるコイル移動によつて行う形式の、すべて
の公知方法に対し、本発明の方法においては、ス
テータスロツトへのコイル挿入が、そのコイルを
支持した指状部の自由端から離れる方向に移動す
ることによつて行われる。換言すれば、コイルは
ステータスロツトに押しこまれるのではなく、引
きいれられるのである。コイルを指状部で引込む
ためにコイルワイヤーと指状部との接触により摩
擦は生ずるが、すでに述べたとおり、指ホルダー
の移動に必要な力は(いかなる場合も400Kgを越
えないと考えられる)きわめて小さいものでよ
い。
本発明の種々の実施例については、以下図面を
参照して詳細に説明する。
図において、回転電気機械のためのステータ1
はその内側面に軸方向のスロツト2を有する(第
4図)環状体として示されている。これらのスロ
ツト2はステータ巻線を形成するコイルを受容す
るためのものである。スロツト2は半径方向にお
いて内向に突出した歯2aの間に形成される。
あらかじめ巻成されたコイルをステータ1のス
ロツト2に挿入するための装置3は、外周面にお
いて各々軸方向に延びるグルーブ5の環状配列を
有する円筒型指ホルダー4を含み、第1図及び第
2図にはこれらのグルーブの内、軸対称に位置す
る2列のグルーブ5が示されている。円筒型指ホ
ルダー4のグルーブ5内には、指状部6の環状配
列(第4図をも参照のこと)が固定支持される。
指状部6は第1図から明らかなとおり、ネジ7に
より円筒型指ホルダー4に固定される。
指状部6は円筒型指ホルダー4の上端から上向
に突出し、前述の米国特許第3324536号に開示さ
れたと類似の態様でステータスロツト2に挿入さ
れるべき巻成されたコイル8を受けいれ支持す
る。円筒型指ホルダー4は軸方向に貫通した空洞
9を有し、その中ほどに環状グルーブ10を形成
したものである。
空洞9に突入した中空部を有する円筒シヤフト
11は、円筒型指ホルダー4に関して摺動自在で
あり得るが、自身の中空部内に摺動自在に配置さ
れたプランジヤー部材12により円筒型指ホルダ
ー4に対して軸方向に固定されることができる。
すなわち、円筒シヤフト11は周壁にはこれを貫
通する複数のラジアル孔14が形成され、各ラジ
アル孔14にはボール13を収容している。プラ
ンジヤー部材12の周面がこれらのボール13に
当接する位置でボール13は外向に変位し、グル
ーブ10に嵌合することにより、シヤフト11を
円筒型指ホルダー4に対して固定する。プランジ
ヤー部材12の周面には縮径部15を有する。こ
の縮径部がラジアル孔14に対応した位置を占め
ると、円筒シヤフト11は円筒型指ホルダー4に
関して自由に軸方向移動することができる。これ
は、ボールが縮径部のくぼみに入つて中心軸寄り
に後退するからである。プランジヤー部材12が
円筒シヤフト11に関して軸方向に変位し、縮径
部15をラジアル孔14との整合位置から外す
と、ボール13は前記のとおりグルーブ10内に
入つて係合するため、円筒シヤフト11と円筒型
指ホルダー4とは軸方向に関しては一体的に動作
するようになる。
円筒型指ホルダー4は、指状部6を突出せしめ
た上端の反対側、すなわち下端において、指状部
6と反対の下向きに突出した下端部16を有す
る。円筒型指ホルダー4のこの下端部16にはス
テータ1の口径に対応する外径をもつた環状素子
17が固定される。この環状素子は互いに等角度
間隔で外周面より突出した3個の係合キー18を
有し、これらのキーは第3図に示す態様で、ステ
ータ1の対応する角度的に隔つたスロツト2に挿
入されるようになつている。
以上に述べた装置の作動は次のとおりである。
指状部6を有する円筒型指ホルダー4からなる
ユニツトをステータ1上に位置するに先だつて、
あらかじめ巻成されたコイル8を、ステータの要
求に応じたパターンにおいて指状部6に支持させ
る。このようにしてから、環状素子17を支持し
た円筒型指ホルダー4の下端部16が上方よりス
テータ1に挿入され、3個の係合キー18をステ
ータ1のスロツト2のうちの3個に係合させるよ
うにする。円筒型指ホルダー4及び指状部6から
なるユニツトは、かくして上方よりステータ1の
内側に挿入され、第1図に示された配置を基準と
して下向に移動させられ、その図示位置に支持さ
れる。
環状素子17の係合キー18の、ステータ1に
おけるスロツト2への係合は、指状部6の環状列
をステータ1のスロツト2に関して正確な角度整
合を保証する。
環状素子17がステータ1の内側に導入される
と、円筒シヤフト11は円筒型指ホルダー4の空
洞9に下方より導入され、プランジヤー部材12
を変位してボール13を外向に移動することによ
り空洞9の環状グルーブ10に係合させた状態で
前記シヤフト11が円筒型指ホルダー4に固定さ
れる。円筒シヤフト11がこのように固定される
と、第1図から明らかなとおり、円筒シヤフト1
1の下向の軸方向変位が、指状部6とこれに支持
された巻線コイル8とを、ステータ1の開口に通
すように引きさげる。第3図に示された断面は、
第1図の―線で示す面内にある。そしてこの
断面は円筒型指ホルダー4の下向移動ステージに
相当し、この間、指状部6の自由端はステータの
内側面に接触する。円筒型指ホルダー4の下向運
動は、これと指状部6とからなるユニツトが第2
図に示すような位置になるまで続けられる。ユニ
ツトがこの位置に到達すると、コイル8がここで
ステータ1の対応するスロツト2に挿入される。
コイル8はその挿入中において指状部6に追従す
る。これは、コイルワイヤーと指状部との間に作
用する摩擦力によるが、この摩擦力はそれほど大
きいものではない。
指状部6は、たとえば第5〜7図に示すような
種々の断面形状の一つを有する。しかしながら、
各場合における指状部は両側に一対の長さ方向の
リツジ部(突条)6aを有し、これらのリツジは
ステータ1における各一対の隣接スロツト2中に
係合する(第4図)ように作用し、ステータ歯2
aの内側面部を各指状部6が接触する部分で制限
するためのものである。
係合キー18を有する環状素子17の存在は、
指状部6の環状列をステータ1のスロツト2に関
して正確に角度合せし、指状部6をステータ1に
挿入する際におけるリツジ部分6aの損傷を避け
るのに役立つ。これは、各指状部においてステー
タと初めに接触する部分が指ホルダーに固定され
た側の端部であるという理由から、きわめて重要
な要件となる。すなわち、指状部の配置作業にお
いて、はね返りは生ぜず、リツジの破損につなが
るような角度不整合も回避されるからである。
当然のこととして、ステータ1の各スロツト2
の壁面は、絶縁材料19によつて覆われる(第3
図)。
ステータ1のスロツト2内に、くさび型絶縁素
子(当業者により“キー”と通称されることが多
い)を導入し、ステータスロツトの端を閉止して
コイルを保持しようとする場合、この操作は周知
の方法により分離作業としても実行できるが、第
8図に示す装置を用いてコイル挿入操作をするの
と同時にすることができる。
第8図の装置において、第1図の装置と共通す
る部分については第1図におけると同じ参照数字
で指示することとする。
第8図を参照すると、総括して20で示される
装置の全体は、第1図に示したと同様のコイル挿
入装置3を備え、これによりステータ1のスロツ
ト2中にあらかじめ巻成されたコイルを挿入する
と共に、周知のくさび挿入装置21を備えたこと
により、くさびすなわち閉止キーをステータ1の
スロツト2に導入することができる。
くさび挿入装置21は、指状部6の列を包囲す
るための補助指23の環状配列を内装した外筒ケ
ーシング22を備えている。これらの補助指23
は、以後くさびガイド部材として紹介するが、こ
れらは側面に閉止キー(くさび)25を案内する
ためのグルーブ24を有する。くさび25はグル
ーブ24を通つてステータ1のスロツト2に入
る、前記米国特許第3324536号において“ボアウ
エツジ”と称された型のものである。外筒ケーシ
ング22及び補助指23は前記米国特許において
開示された装置に含まれる対応部分と同じ機能を
果すものである。キー25をガイド部材23のグ
ルーブ24に沿つて押動するための手段としてく
さび押動素子26の配列が装備され、これにより
キー25はステータスロツトに挿入される。第8
図に例示された構成中の装置21は、さらに制御
シヤフト27aにより軸方向に移動しうる素子2
7を有するが、この形状は前記米国特許において
開示されたストリツパとまつたく同じである。素
子27はその周側において指状部6を受けいれる
ために、長さ方向のグルーブ28の環状配列を有
する。第8図の装置の場合、素子27はストリツ
パとしては使用されず、くさび25をステータス
ロツトに挿入するときに、くさび25の背後(内
側縁)に当接する素子として用いられる。
第8図に示された装置の作動は次のとおりであ
る。
まず、円筒型指ホルダー4及び指状部6からな
るユニツトを、第1図の装置について述べたと同
様に、ステータ1の開口内へ上方より下方に向か
つて挿入する。円筒型指ホルダー4の空洞9には
円筒シヤフト11を下側から挿入し、ボール13
をプランジヤー素子12の作用によりホルダー空
洞9に係合させて、前記シヤフト11を円筒型指
ホルダー4に関し軸方向動を阻止する状態に拘束
する。
このとき、装置21はステータ1に向かつて下
降させられ、くさびガイド部材23を形成する補
助指の自由端(下端)がステータ1の上面に載る
位置に支持される。このステータの上面は装置の
指状部6の放射状外側面に係合している。ここ
で、くさび押動素子26及び素子27が軸方向に
下降し、同時に、円筒シヤフト11も下方に駆動
される。このようにして、巻成コイル8及びくさ
び25の両方がステータスロツト中に挿入され
る。
円筒型指ホルダー4の上端にスペーサ素子を固
定すれば、くさび挿入部材21が挿入待機位置に
おかれる時、素子27をこのスペーサ素子に接触
させることができる。このようにすると、素子2
7及び円筒型指ホルダー4の両方をシヤフト27
aの駆動によつてのみ変位させることができる。
第9図は、第8図に示されたコイル挿入装置2
0を利用した自動化機械を図解している。この機
械30は、巻成されたコイルを挿着すべきステー
タ1を挿入装置に連続供給するための自動パレツ
ト型コンベアライン31(端面が図示されてい
る)を関連装備している。
第9図から明らかなとおり、機械30はベース
32を有し、これによつて2本のカラム33を支
持し、交叉片33aでそれらの上端を連結してい
る。カラム33には架橋構体34が垂直方向に摺
動できるように支持され、この構体34はステー
タスロツト中に挿入されるべき閉止キー(くさ
び)を準備する公知形式の装置を収納している。
ステータ中にくさびを押動するためのくさび押動
素子35の機構を含むユニツトを、ここでは概括
的に34で示すこととする。図示しないが、公知
の液圧駆動シリンダを、前記架橋構体34の、カ
ラム33に沿つて上下動のために使用する。構体
34から下向に突出した装置21は、第8図に関
して説明したものと同じステータスロツトへのく
さび導入装置である。
ステータへのコイル挿入装置3の軸方向移動を
制御するためのシヤフトは、37により示され
る。シヤフト37はベース32に関して垂直方向
に摺動できる支持素子38に固定されており、こ
の支持素子38は制御シリンダ39を介してベー
ス32に連結されている。多数のコイル挿入装置
が上方から下方へステータ中を通過した後、これ
らを次の再使用のために、作業ステーシヨンの上
方位置に復帰させることは、装置回収用のチエイ
ンコンベア40によつて行われる。
第9図の機械の作動は、次に述べるとおりであ
る。
パレツトコンベア31がステータ1を機械の作
業ステーシヨンに位置づけた時、円筒型指ホルダ
ー4及び指状部6を有する装置3は、指状部6に
コイルを支持し、前述の態様においてこのステー
タの内側に部分的に挿入された所定の位置をすで
に占有している。この時点で、シリンダ39は後
退方向に制御されることにより、シヤフト37
(第8図において11で示されたシヤフトに対応
する)をもちあげ、これを装置3の円筒型指ホル
ダー4の内側9に挿入する。同時に、架橋構体3
4が降下し、これは装置21、及び補助指23か
らなるくさび挿入用ガイド手段を第8図に示した
位置まで降下させる。ステータ1の開口内への巻
成コイル8の挿入は、付勢シリンダ39を伸張さ
せて装置3の円筒型指ホルダー4を押し下げ、指
状部6がステータ1を通過するようにして行われ
る。同時に、ユニツト35のための付勢手段が作
動し、くさびを第8図に関して述べたとおりステ
ータスロツト中に駆動する。
シヤフト37が付勢シリンダ39の伸張により
第9図に示す位置へ押し下げられた時に、円筒型
指ホルダー4及び指状部6からなるユニツトはス
テータ1を通過した状態においてチエインコンベ
ア40に回収され、これによりシヤフト37は、
機械に新たに供給されるコイル挿入装置の部分で
ある次の指ホルダーに挿入されるための、自由状
態となる。架橋構体34は、同時にその上部位置
に復帰する。
第10図及び第11図は、第8図の装置を利用
する別の機械の平面及び側面を示すものである。
これらの図に示された機械は、第10図に示さ
れたような自動パレツトコンベアのラインと関連
装備されるが、所望に応じてこのようなコンベア
と分離して用いることもできる。機械はベース4
1を有し、この上に公知の巻線ヘツド42〜45
を支持し、これらのヘツドにより挿入装置の指状
部においてコイルを形成することができる。機械
は、ステータ1を作業ステーシヨン47へ順次供
給するための自動パレツト移送ライン46を関連
装備している。作業ステーシヨン47では、ステ
ータ1が巻線ヘツド42〜45によつて形成され
たコイルを受容するものである。ベース41には
交叉片49(第11図において部分的にのみ示
す)により連結された2本のカラム48が支持さ
れ、これらのカラムはステータスロツトに挿入す
るためのくさびを準備する公知形式の装置を含む
架橋構体50を摺動自在に支持している。この場
合も、ブリツジ構体50の下方にくさび挿入装置
21を支持し、この装置21のくさびガイド手段
を構成する補助指23に沿つてくさびを駆動する
ためのくさび押動素子51のセツトと、この押動
素子51を軸方向移動させるための液圧付勢シリ
ンダ52が装備される。
第1図の円筒シヤフト11に対応する素子54
の軸方向移動のためには、第9図に関して述べた
と類似の方法で下部付勢シリンダ53が設置され
る。素子54はコイル挿入装置の指ホルダー中に
下側から挿入されてこれと係合し、この指ホルダ
ーがステータを貫通して巻成コイルをステータス
ロツトに挿入する動作を付勢するものである。
機械はまた水平付勢シリンダ55を有し、これ
はコイル挿入装置がステータへのコイル挿入に用
いられた後、これらの装置を横の方に引きだす働
きをする。また、上記シリンダと関連する垂直付
勢シリンダが装備され、これは次の作業サイクル
のためにコイル挿入装置をもちあげて、巻線ヘツ
ドと係合する位置に移すものである。
さらに、2本のカラム48の各々は、それぞれ
支持体57を保持し、これらの支持体には、突出
した垂直軸の周りに回転できる作業アーム58を
支持している。アーム58はコイル挿入装置を、
巻線ヘツドと関連動作する位置と、機械の作業ス
テーシヨン47との間に移送するものである。
上に説明した機械の作動は次のとおりである。
巻線ヘツド42〜45が作動すると、あらかじ
め確立された手順に従つてこれらのヘツドに対応
する位置を占めた挿入装置3の指状部6上におい
てコイルが形成される。一つの巻線ヘツドに関連
配置された挿入装置3の指状部において巻線が完
了すると、2本の作業アーム58の一方が、その
巻成コイルを支持した挿入装置3を作業ステーシ
ヨン47に移送し、これを第1図に関してすでに
述べた態様で上方よりステータ1に挿入する。こ
のステータはコンベアライン46により作業ステ
ーシヨン47に供給されたものである。同時に、
シリンダ55がピストンを後退させて使用直後の
挿入装置を引きだし、このシリンダ動作が完了す
ると、垂直シリンダ56が伸張し。てこの挿入装
置を最初の巻線ヘツド関連位置までもちあげる。
この時点で、付勢シリンダ53が伸張方向に駆動
され、素子54を装置3の指ホルダーと係合させ
ると共に、架橋構体50が降下して装置21及び
補助指23を第8図に示す位置へ移送する。この
挿入サイクルは、第9図に関してすでに述べたと
同じ方法で、この位置から実行される。挿入装置
が使用されると、シリンダ55及び56は次のオ
ペレーシヨンサイクルの準備のために、この挿入
装置を巻線ヘツドの一つと近接する位置に復帰さ
せる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つた一つの装置実施例の一
部を示す縦断面図、第2図は第1図と同じ部分の
異つた動作位置を示す縦断面図、第3図は第1図
の―線に沿つた断面図、第4図は異つた動作
位置を示す同様の断面図、第5,6及び7図は第
1図に示した装置の一要素の各変形例を示す断面
図、第8図は本発明の装置のさらに別の実施例を
示す縦断面図、第9図は第8図の装置を用いた自
動機械の側面図、第10図は第8図の装置を用い
た別の自動機械の平面図、第11図はその側面図
である。 1……ステータ、2……スロツト、3……コイ
ル挿入装置、4……円筒型指ホルダー、5……グ
ルーブ、6……指状部、8……コイル、21……
くさび挿入装置、23……補助指、25……絶縁
性くさび。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直な軸心を有し、外周面に環状配列された
    各々軸方向に延びるグルーブの列と、前記グルー
    ブ中に固定されかつグルーブを形成した本体の上
    端から上向きに突出してあらかじめ巻成されたコ
    イルを受けいれ支持するための指状部の列とを有
    する円筒型指ホルダーからなり、前記円筒型指ホ
    ルダー4本体の下端には指状部6と背反して軸方
    向の下方に突出した下端部16を有し、前記下端
    部16にはステータ1のスロツト2に係合する角
    度整合手段17,18を設けたことにより、前記
    指ホルダー4の前記下端部16がステータ1に挿
    入された時、前記指状部6の環状配列をステータ
    1のスロツト2に関して角度合せできるようにす
    ると共に、前記下端部16がステータ1に導入さ
    れた後、その下端部16を先導端とし指ホルダー
    4に軸方向移動を与えるための手段11,12〜
    15を設けたことにより、前記指状部6を指ホル
    ダー4によつてステータ1に通すように誘導し、
    これに支持された前記コイル8をステータ1のス
    ロツト中に導くようにしたことを特徴とする回転
    電気機械のステータスロツト中に巻成されたコイ
    ル挿入するための装置。 2 前記角度整合手段は、前記指ホルダー4上に
    直接又は環状素子17を介して支持されて軸方向
    に延びると共に、ステータ1のスロツト2におけ
    る少くともいくつかと係合するようにある距離だ
    け直径方向に突出した係合キー18の環状配列を
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の装置。 3 円筒型指ホルダー4が軸方向に貫通した空洞
    9を有する中空体からなり、前記指ホルダー4に
    軸方向移動を与えるための手段が前記空洞9に挿
    入して選択的にその空洞内に固定されうるシヤフ
    ト11を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1又は2項記載の装置。 4 前記指ホルダー4の空洞9の内面に環状グル
    ーブ10を設け、前記シヤフト11が壁面におい
    てそれぞれボール13を受容する複数のラジアル
    孔14を有する円筒体からなり、前記シヤフトが
    前記ラジアル孔14を前記グルーブ10と軸方向
    に整合させる位置を占める時において、前記円筒
    体内で軸方向変位可能な係合プランジヤー部材1
    2の作用により、各ボール13がグルーブ10と
    係合するようにしたことにより、指ホルダー4と
    前記シヤフト11を一体に軸方向移動させるよう
    に連結することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載の装置。 5 特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載
    の構成において、ステータスロツト2の端部を閉
    じるために絶縁性くさび素子25を挿入するため
    の手段21を付設した装置。 6 前記絶縁くさび素子挿入手段21が、指状部
    6を突出せしめた前記指ホルダー4の上端に向か
    つて下方に突出した主先端を有する外筒ケーシン
    グ22と、前記外筒ケーシング22に包囲されて
    そのケーシングの前記主先端を越えて下向軸方向
    に突出する補助指状部23の環状配列であつて前
    記指ホルダー4に支持された前記指状部6の環状
    配列の周りに位置して前記絶縁くさび素子25を
    案内する形状に仕上げられたものと、絶縁くさび
    素子25を指ホルダー4の動きと同期して補助指
    状部23に関し軸方向に変位させてそれら指状部
    23の突出端に向かわせるための手段とからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の装
    置。 7 前記くさび素子挿入手段21がさらに、外周
    において前記指ホルダー4に支持された指状部6
    を受容しうる長さ方向のグルーブの列を有する円
    筒体型のガイド素子27を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第6項記載の装置。 8 垂直な軸心を有し、外周に環状配列された
    各々軸方向に延びるグルーブの列と、前記グルー
    ブ中に固定されると共に前記グルーブを形成した
    本体の上端から上向に突出して、あらかじめ巻成
    されたコイルを受けいれ支持するための指状部の
    環状配列とを有する円筒型指ホルダーを用いて、
    前記コイルを回転電気機械のステータスロツトに
    挿入するための方法であつて、前記円筒型指ホル
    ダー4の下端部16をステータ1内に挿入し、前
    記指状部6の環状配列をステータ1のスロツトに
    関して角度合せし、さらに前記指ホルダー4を前
    記ステータ1内に前記下端部16から先に挿通す
    ることにより、前記指状部6が支持する前記コイ
    ルをステータ1内に導くと共にステータ1のスロ
    ツト2中に挿入することを特徴とするステータス
    ロツトへの巻成コイル挿入方法。
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