JP2000116030A - 電源供給システム - Google Patents

電源供給システム

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JP2000116030A
JP2000116030A JP10277360A JP27736098A JP2000116030A JP 2000116030 A JP2000116030 A JP 2000116030A JP 10277360 A JP10277360 A JP 10277360A JP 27736098 A JP27736098 A JP 27736098A JP 2000116030 A JP2000116030 A JP 2000116030A
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power supply
power
current
consumption
electric device
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JP10277360A
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Tadao Ohashi
直生 大橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電力会社と契約する基本料金を低減することが
可能な電源供給システムを提供する。 【解決手段】移動通信装置の基地局内の機器2の消費電
力が設定値を越える場合は制御装置5から例えばHレベ
ルの切断制御信号CSが生成され、その切断制御信号C
Sに基づいて、制御部16によりインバータ部13が動
作状態にされると共に切り替え部15がインバータ部1
3側に切り替えられ、インバータ部13の生成した交流
電源が機器2に供給される。また、機器2の消費電力が
設定値を越えない場合は制御装置5から例えばLレベル
の切断制御信号CSが生成され、その切断制御信号CS
に基づいて、制御部16によりインバータ部13が停止
状態にされると共に切り替え部15が商用交流電源4側
に切り替えられ、商用交流電源4の交流電源が機器2に
供給される。また、商用交流電源4の停電時にも、イン
バータ部13の生成した交流電源が機器2に供給され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源供給システムに
係り、特に、移動通信装置の基地局で使用される無停電
電源装置を利用した電源供給システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】基地
局と移動局との間で通信を行う移動通信装置の基地局で
は、通信回線が接続された移動局の数(通信チャネル
数)が多いほど送信電力の総和が大きくなる。
【0003】また、移動通信においては、通信品質のレ
ベルに応じてクラス分けがなされている。つまり、音声
通信などのデータ量の小さい通信については低い通信品
質で必要十分であるのに対して、画像通信などのデータ
量の大きい通信については高い通信品質が要求される。
そのため、音声通信は下位クラス、画像通信は上位クラ
スという具合に、通信品質のクラス分けがなされてい
る。そして、通信品質と送信電力には相関関係があり、
通信品質が高くなるほど大きな送信電力を必要とする。
【0004】このように、通信チャネル数や通信品質な
どにより基地局の送信電力は変化するため、その送信電
力の変化に伴い基地局の消費電力は大きく変動する。そ
こで、従来の基地局では、予め求めておいた最大消費電
力を契約最大電力として電力会社と契約していた。尚、
消費電力の小さな一般家庭においては電流値(A)にて
電力会社と契約しているが、消費電力の大きな基地局で
は電流値ではなく電力値(VA)にて電力会社と契約し
ている。
【0005】しかし、基地局において最大消費電力を実
際に使用することは稀であり、通常は最大消費電力より
も低い消費電力しか使用しない。従って、実際には稀に
しか使用しない最大消費電力を契約最大電力として電力
会社と契約するため、高い基本料金を支払わねばならな
いという問題があった。
【0006】ところで、従来の基地局においては、電力
会社から供給される商用交流電源の停電時にも通信を可
能にするため、無停電電源装置(UPS)が備えられて
いる。UPSは、商用交流電源に停電が発生すると、予
め充電してある内蔵電池から交流電源を生成し、その交
流電源を接続された機器に供給するようになっている。
そして、従来の基地局では、商用交流電源の停電時にの
みUPSから電源供給を受けるようになっている。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、電力会社と契約する基
本料金を低減することが可能な電源供給システムを提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、電気機器の消費
電力または消費電流が電力会社との契約最大電力または
契約最大電流を越えた場合に当該電気機器に電源を供給
する電源供給システムをその要旨とする。
【0009】従って、本発明によれば、電気機器の最大
消費電力または最大消費電流よりも契約最大電力または
契約最大電流を小さく設定することが可能になるため、
電力会社と契約する基本料金を低減することができる。
次に、請求項2に記載の発明は、交流電源を生成する内
部電源と、電気機器の消費電力または消費電流を検出す
る検出手段と、前記検出手段により検出された前記電気
機器の消費電力または消費電流が設定値を越えるか否か
を判定する判定手段と、前記判定手段により前記電気機
器の消費電力または消費電流が設定値を越えないと判定
された場合は、前記内部電源を停止状態に制御し、前記
判定手段により前記電気機器の消費電力または消費電流
が設定値を越えると判定された場合は、前記内部電源を
動作状態に制御する内部電源制御手段と、前記判定手段
により前記電気機器の消費電力または消費電流が設定値
を越えないと判定された場合は、電力会社から供給され
る商用交流電源をそのまま前記電気機器に供給し、前記
判定手段により前記電気機器の消費電力または消費電流
が設定値を越えると判定された場合は、前記内部電源の
生成した交流電源のみを前記電気機器に供給する電源供
給手段とを備えた電源供給システムをその要旨とする。
【0010】従って、本発明によれば、電気機器の消費
電力または消費電流が設定値を越えると判定された場合
は内部電源が動作状態にされ、内部電源の生成した交流
電源のみが電気機器に供給される。また、電気機器の消
費電力または消費電流が設定値を越えないと判定された
場合は内部電源が停止状態にされ、商用交流電源がその
まま電気機器に供給される。つまり、内部電源で生成さ
れた交流電源と、商用交流電源とが切り替えられて、い
ずれか一方のみが電気機器に供給される。そのため、前
記設定値を電力会社との契約最大電力または契約最大電
流に設定すれば、電気機器の最大消費電力または最大消
費電流よりも契約最大電力または契約最大電流を小さく
設定することが可能になるため、電力会社と契約する基
本料金を低減することができる。
【0011】次に、請求項3に記載の発明は、交流電源
を生成する内部電源と、電気機器の消費電力または消費
電流を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた前記電気機器の消費電力または消費電流が設定値を
越えるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によ
り前記電気機器の消費電力または消費電流が設定値を越
えないと判定された場合は、前記内部電源を停止状態に
制御し、前記判定手段により前記電気機器の消費電力ま
たは消費電流が設定値を越えると判定された場合は、前
記内部電源を動作状態に制御する内部電源制御手段と、
前記判定手段により前記電気機器の消費電力または消費
電流が設定値を越えないと判定された場合は、電力会社
から供給される商用交流電源のみを前記電気機器に供給
し、前記判定手段により前記電気機器の消費電力または
消費電流が設定値を越えると判定された場合は、商用交
流電源と前記内部電源の生成した交流電源とを交流の位
相を合わせて電流合成し、その合成電流を前記電気機器
に供給する電源供給手段とを備えた電源供給システムを
その要旨とする。
【0012】従って、本発明によれば、電気機器の消費
電力または消費電流が設定値を越えると判定された場合
は内部電源が動作状態にされ、商用交流電源と前記内部
電源の生成した交流電源とが電流合成されて電気機器に
供給される。また、電気機器の消費電力または消費電流
が設定値を越えないと判定された場合は内部電源が停止
状態にされ、商用交流電源がそのまま電気機器に供給さ
れる。つまり、電気機器の消費電力または消費電流の不
足分が内部電源で生成され、その内部電源で生成された
交流電源の電流が商用交流電源の電流に加えられて電気
機器に供給される。そのため、前記設定値を電力会社と
の契約最大電力または契約最大電流に設定すれば、電気
機器の最大消費電力または最大消費電流よりも契約最大
電力または契約最大電流を小さく設定することが可能に
なるため、電力会社と契約する基本料金を低減すること
ができる。
【0013】次に、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の電源供給システムにおいて、商用交流電源から
前記電気機器に供給される電流量を制限する電流量制限
手段を備えたことをその要旨とする。従って、本発明に
よれば、商用交流電源から前記電気機器に供給される電
流量を契約最大電流よりも小さな値に設定しておけば、
商用交流電源から前記設定値を越える電流が供給された
ときに、商用交流電源の電灯線と電源供給システムとの
間に設けられているブレーカが落ちるのを防ぐことが可
能になり、当該ブレーカを復帰させる手間を省くことが
できる。
【0014】ところで、請求項5に記載の発明のよう
に、請求項2〜4のいずれか1項に記載の電源供給シス
テムにおいて、前記内部電源は、内蔵蓄電池と、商用交
流電源から供給された交流電源にて内蔵蓄電池を充電す
る充電部と、内蔵蓄電池の直流を交流に変換して交流電
源を生成するインバータ部とを備えるようにしてもよ
い。 次に、請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
いずれか1項に記載の電源供給システムにおいて、前記
電気機器の消費電力または消費電流の設定値は、電力会
社との契約最大電力または契約最大電流であることをそ
の要旨とする。
【0015】次に、請求項7に記載の発明は、請求項2
〜6のいずれか1項に記載の電源供給システムにおい
て、商用交流電源の停電を検出する停電検出手段を備
え、前記停電検出手段により停電が検出された場合、前
記内部電源制御手段および前記電源供給手段は、前記電
気機器の消費電力または消費電流が設定値を越えると判
定された場合と同じ動作を行うことをその要旨とする。
【0016】従って、本発明によれば、電源供給システ
ムに無停電電源装置の機能を付加することができる。と
ころで、請求項8に記載の発明のように、請求項2〜7
のいずれか1項に記載の電源供給システムにおいて、前
記検出手段および前記判定手段は前記電気機器内に設け
られ、前記内部電源と前記内部電源制御手段および前記
電源供給手段は前記電気機器とは別体に設けられるよう
にしてもよい。
【0017】また、請求項9に記載の発明のように、請
求項1〜8のいずれか1項に記載の電源供給システムに
おいて、前記電気機器としては移動通信装置の基地局内
の機器があげられる。尚、以下に述べる発明の実施の形
態において、特許請求の範囲または課題を解決するため
の手段に記載の「電気機器」は基地局内の機器2に相当
し、同じく「停電検出手段」は停電検出部11に相当
し、同じく「電流量制限手段」は電流量制限部33に相
当し、同じく「判定手段」および「内部電源制御手段」
は制御部16,24,35に相当し、同じく「検出手
段」は制御装置5または電流量検出部23に相当し、同
じく「電源供給手段」は切り替え部15または電流合成
部34および位相検出部36に相当し、同じく「内部電
源」は充電部12,インバータ部13,内蔵蓄電池14
から構成される。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態の無停電電源システムを図面と
共に説明する。
【0019】図1は、本実施形態の無停電電源システム
1の概略構成を示すブロック図である。無停電電源シス
テム1は移動通信装置の基地局内に設置されている。基
地局内の機器2には、無停電電源装置(UPS)3を介
して商用交流電源4から100Vの交流電源が供給され
るか、または、無停電電源装置3自体から100Vの交
流電源が供給されるようになっている。そして、基地局
内の機器2には、機器2の消費電力を管理する制御装置
5が備えられている。
【0020】無停電電源装置3は、停電検出部11、充
電部12、インバータ部13、内蔵蓄電池14、切り替
え部15、制御部16から構成されている。停電検出部
11は、商用交流電源4の停電を検出する。充電部12
は、商用交流電源4から供給された交流電源にて内蔵蓄
電池13を充電する。
【0021】インバータ部14は、内蔵蓄電池13の直
流を交流に変換して交流電源を生成する。切り替え部1
5は、商用交流電源4から供給される交流電源とインバ
ータ部14の生成した交流電源とを切り替えて基地局内
の機器2に供給する。
【0022】制御部16は、CPU,ROM,RAM,
I/O回路を有する周知のマイクロコンピュータを含ん
で構成され、停電検出部11の検出結果と、基地局内の
機器2の制御装置5が生成した切断制御信号CSとに基
づいて、インバータ部14および切り替え部15を制御
する。
【0023】尚、停電検出部11,インバータ部13,
切り替え部15,制御部16には、内蔵蓄電池13から
直流電源が供給されており、充電部12には商用交流電
源4から交流電源が供給されている。次に、無停電電源
システム1の動作について、図2および図3に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0024】図2に、基地局内の機器2側(すなわち、
制御装置5)の消費電力管理プログラムを示す。まず、
ステップ(以下、Sという)101において、制御装置
5は、基地局内の機器2に動作状態の変更があるか否か
を判定し、変更がある場合はS102へ移行する。尚、
基地局内の機器2の動作状態の変更には、例えば、通信
回線が接続される移動局の数(通信チャネル数)の変更
や、通信チャネル毎の通信品質のクラスの変更などがあ
る。
【0025】S102において、制御装置5は、動作状
態の変更時に機器2の消費電力が設定値Kを越えるか否
かを判定し、越える場合はS103へ移行して例えばH
レベルの切断制御信号CSを生成し、越えない場合はS
104へ移行して例えばLレベルの切断制御信号CSを
生成する。そして、S103およびS104からS10
1へ戻る。
【0026】例えば、通信チャネル数が増加すると送信
電力の総和が大きくなり、通信品質が高いクラスに変更
されると当該通信チャネルの送信電力を大きくする必要
があるため、その送信電力の増大に伴い、基地局内の機
器2の消費電力も大きくなる。このように、基地局内の
機器2の消費電力は動作状態に応じて決定されるため、
制御装置5では、動作状態と消費電力との関係を表すテ
ーブルを予め作成しておくことにより、動作状態の変更
内容に基づいて当該変更時の消費電力を求めることがで
きる。
【0027】図3に、無停電電源装置3側(すなわち、
制御部16)の制御プログラムを示す。まず、S111
において、制御部16は、停電検出部11の検出結果に
基づいて、商用交流電源4が停電していないか否かを判
定し、停電していない場合はS112へ移行し、停電し
ている場合はS113へ移行する。
【0028】S112において、制御部16は、切断制
御信号CSがLレベルか否かを判定し、切断制御信号C
SがLレベルの場合はS113へ移行し、切断制御信号
CSがHレベルの場合はS114へ移行する。S113
において、制御部16はインバータ部13を停止状態に
する。
【0029】次に、S115において、制御部16は切
り替え部15を商用交流電源4側に切り替える。その結
果、商用交流電源4の交流電源が切り替え部15を介し
て基地局内の機器2に供給される。そして、S115か
らS111へ戻る。また、S114において、制御部1
6はインバータ部13を動作状態にする。その結果、イ
ンバータ部13は内蔵蓄電池14から交流電源を生成す
る。
【0030】次に、S116において、制御部16は切
り替え部15をインバータ部13側に切り替える。その
結果、インバータ部13で生成された交流電源が切り替
え部15を介して基地局内の機器2に供給される。そし
て、S116からS111へ戻る。
【0031】以上詳述したように、無停電電源システム
1において、基地局内の機器2の消費電力が設定値Kを
越える場合は制御装置5からHレベルの切断制御信号C
Sが生成され、そのHレベルの切断制御信号CSに基づ
いて、制御部16によりインバータ部13が動作状態に
されると共に切り替え部15がインバータ部13側に切
り替えられ、インバータ部13の生成した交流電源のみ
が基地局内の機器2に供給される。また、基地局内の機
器2の消費電力が設定値Kを越えない場合は制御装置5
からLレベルの切断制御信号CSが生成され、そのLレ
ベルの切断制御信号CSに基づいて、制御部16により
インバータ部13が停止状態にされると共に切り替え部
15が商用交流電源4側に切り替えられ、商用交流電源
4の交流電源がそのまま基地局内の機器2に供給され
る。また、商用交流電源4の停電時には、制御部16に
よりインバータ部13が動作状態にされると共に切り替
え部15がインバータ部13側に切り替えられ、インバ
ータ部13の生成した交流電源のみが基地局内の機器2
に供給される。
【0032】ここで、商用交流電源4が停電していない
ときの無停電電源システム1全体の消費電力Qは、式
(1)から求められる。 Q=M+N ………(式1) Q:商用交流電源4が停電していないときの無停電電源
システム1全体の消費電力 M:基地局内の機器2の消費電力 N:商用交流電源4が停電していないときの無停電電源
装置3の消費電力(停電検出部11,充電部12,切り
替え部15,制御部16の動作に要する消費電力) そのため、式(2)に示すように、前記した基地局内の
機器2の消費電力の設定値Kを設定することにより、前
記消費電力Qが契約最大電力Pを越えない場合(Q≦
P)は商用交流電源4から機器2に交流電源が供給さ
れ、前記消費電力Qが契約最大電力Pを越える場合(Q
>P)は無停電電源装置3から機器2に交流電源が供給
される。つまり、通常は商用交流電源4から機器2に交
流電源が供給され、稀に機器2の消費電力が大きくなっ
たときには無停電電源装置3から機器2に交流電源が供
給される。 K=P−N ………(式2) K:基地局内の機器2の消費電力の設定値 P:商用交流電源4を供給する電力会社と契約している
契約最大電力 従って、無停電電源システム1によれば、基地局内の機
器2の最大消費電力よりも契約最大電力Pを小さく設定
することが可能になるため、電力会社と契約する基本料
金を低減することができる。また、従来より設けられて
いた無停電電源装置3を利用するため、設備コストの増
大を抑えることができる。但し、無停電電源装置3にお
いて、インバータ部13の生成可能な交流電源の電力
を、基地局内の機器2の最大消費電力以上に設定してお
く必要がある。
【0033】尚、本第1実施形態では、基地局内の機器
2の消費電力の設定値Kを設定するようにしたが、基地
局内の機器2に供給される交流電源の電圧は一定値(=
100V)であるため、消費電力ではなく、基地局内の
機器2に供給される交流電源の電流量を設定するように
してもよい。
【0034】(第2実施形態)次に、本発明を具体化し
た第2実施形態の無停電電源装置を図面と共に説明す
る。尚、本第2実施形態において、第1実施形態と同じ
構成部材については符号を等しくしてその詳細な説明を
省略する。
【0035】図4は、本実施形態の無停電電源システム
21の概略構成を示すブロック図である。無停電電源シ
ステム21において、図1に示した第1実施形態の無停
電電源システム1と異なるのは以下の点である。
【0036】(1)基地局内の機器2の消費電力を管理
する制御装置5が省かれている。 (2)無停電電源装置22には、パーソナルコンピュー
タ等から構成される制限電流値入力用端末27が接続さ
れている。 (3)無停電電源装置22は、停電検出部11、充電部
12、インバータ部13、内蔵蓄電池14、切り替え部
15、電流量検出部23、制御部24、書き換え可能な
メモリ25、インタフェース部26から構成されてい
る。
【0037】電流量検出部23は、切り替え部15から
基地局内の機器2に供給される交流電源の電流量I1を
検出する。制御部24は、CPU,ROM,RAM,I
/O回路を有する周知のマイクロコンピュータを含んで
構成され、停電検出部11の検出結果と、電流量検出部
23の検出した電流量I1と、メモリ25から読み出し
た制限電流値I2とに基づいて、インバータ部14およ
び切り替え部15を制御する。また、制御部24は、イ
ンタフェース部26を介して接続された制限電流値入力
用端末27から入力された制限電流値I2をメモリ25
に書き込む。
【0038】尚、停電検出部11,インバータ部13,
切り替え部15,電流量検出部23,制御部24,メモ
リ25,インタフェース部26には、内蔵蓄電池13か
ら直流電源が供給されている。次に、無停電電源システ
ム21の動作について、図5に示すフローチャート(無
停電電源装置22側(すなわち、制御部24)の制御プ
ログラム)を用いて説明する。
【0039】まず、S201において、制御部24は、
メモリ25に書き込まれている制限電流値I2を読み出
す。次に、S202において、制御部24は、電流量検
出部23の検出した電流量I1が、メモリ25から読み
出した制限電流値I2を越えているか否かを判定し、越
えている場合はS203へ移行し、越えていない場合は
S204へ移行する。
【0040】S203において、制御部24はインバー
タ部13を動作状態にする。その結果、インバータ部1
3は内蔵蓄電池14から交流電源を生成する。次に、S
205において、制御部24は切り替え部15をインバ
ータ部13側に切り替える。その結果、インバータ部1
3で生成された交流電源が切り替え部15を介して基地
局内の機器2に供給される。そして、S205からS2
04へ移行する。
【0041】S204において、制御部24は、停電検
出部11の検出結果に基づいて、商用交流電源4が停電
していないか否かを判定し、停電していない場合はS2
06へ移行し、停電している場合はS207へ移行す
る。S206において、制御部24はインバータ部13
を停止状態にする。
【0042】次に、S208において、制御部24は切
り替え部15を商用交流電源4側に切り替える。その結
果、商用交流電源4の交流電源が切り替え部15を介し
て基地局内の機器2に供給される。また、S207にお
いて、制御部24はインバータ部13を動作状態にす
る。次に、S209において、制御部24は切り替え部
15をインバータ部13側に切り替える。
【0043】そして、S208およびS209からS2
10へ移行する。S210において、制御部24は、制
限電流値入力用端末27から入力された制限電流値I2
がメモリ25から読み出した値と異なっているか否かを
判定し、異なっている場合は制限電流値I2の変更があ
るとしてS211へ移行し、異なっていない場合は制限
電流値I2の変更がないとしてS201へ戻る。
【0044】S211において、制御部24は、制限電
流値入力用端末27から入力された制限電流値I2をメ
モリ25に既に書き込まれている制限電流値I2に上書
きすることにより制限電流値I2を変更する。以上詳述
したように、無停電電源システム21において、切り替
え部15から基地局内の機器2に供給される交流電源の
電流量I1が予め設定された制限電流値I2を越える場
合は、制御部24によりインバータ部13が動作状態に
されると共に切り替え部15がインバータ部13側に切
り替えられ、インバータ部13の生成した交流電源のみ
が基地局内の機器2に供給される。また、切り替え部1
5から基地局内の機器2に供給される交流電源の電流量
I1が制限電流値I2を越えない場合は、制御部24に
よりインバータ部13が停止状態にされると共に切り替
え部15が商用交流電源4側に切り替えられ、商用交流
電源4の交流電源がそのまま基地局内の機器2に供給さ
れる。また、商用交流電源4の停電時には、制御部24
によりインバータ部13が動作状態にされると共に切り
替え部15がインバータ部13側に切り替えられ、イン
バータ部13の生成した交流電源のみが基地局内の機器
2に供給される。
【0045】ここで、基地局内の機器2に供給される交
流電源の電圧は一定値(=100V)であるため、基地
局内の機器2の消費電力Mは、式(3)から求められ
る。そして、商用交流電源4が停電していないときの無
停電電源システム21全体の消費電力Qは、前記式
(1)に式(3)を代入して求められる。 M=100×I1 ………(式3) M:基地局内の機器2の消費電力 I1:電流量検出部23の検出した電流量(切り替え部
15から基地局内の機器2に供給される交流電源の電流
量) そのため、式(4)に示すように、制限電流値I2を設
定することにより、前記消費電力Qが契約最大電力Pを
越えない場合(Q≦P)は商用交流電源4から機器2に
交流電源が供給され、前記消費電力Qが契約最大電力P
を越える場合(Q>P)は無停電電源装置22から機器
2に交流電源が供給される。つまり、通常は商用交流電
源4から機器2に交流電源が供給され、稀に機器2の消
費電力が大きくなったときには無停電電源装置22から
機器2に交流電源が供給される。 I2=(P−N)/100 ………(式4) I2:制限電流値 P:商用交流電源4を供給する電力会社と契約している
契約最大電力 従って、第1実施形態の無停電電源システム1と同様
に、本第2実施形態の無停電電源システム21において
も、基地局内の機器2の最大消費電力よりも契約最大電
力Pを小さく設定することが可能になるため、電力会社
と契約する基本料金を低減することができる。また、従
来より設けられていた無停電電源装置22を利用するた
め、設備コストの増大を抑えることができる。但し、無
停電電源装置22において、インバータ部13の生成可
能な交流電源の電力を、基地局内の機器2の最大消費電
力以上に設定しておく必要がある。
【0046】ここで、制限電流値I2は制限電流値入力
用端末27を用いて自由に設定することができるため、
基地局内の機器2を変更した場合にはそれに合わせて制
限電流値I2を設定し直せばよい。ところで、第1実施
形態では、基地局内の機器2の制御装置5の生成した切
断制御信号CSに基づいて無停電電源装置3が制御され
る。それに対して、本第2実施形態では、無停電電源装
置22内の電流量検出部23にて基地局内の機器2に供
給される交流電源の電流量I1を検出し、その電流量I
1に基づいて無停電電源装置22が制御されるため、基
地局内の機器2をどのようなものに変更しても、制限電
流値I2を設定変更するだけで対応することができる。
つまり、第1実施形態は無停電電源装置3と基地局内の
機器2とを合わせた無停電電源システム1として機能す
るのに対し、本第2実施形態は無停電電源装置22単独
で機能する。
【0047】(第3実施形態)次に、本発明を具体化し
た第3実施形態の無停電電源装置を図面と共に説明す
る。尚、本第3実施形態において、第2実施形態と同じ
構成部材については符号を等しくしてその詳細な説明を
省略する。
【0048】図6は、本実施形態の無停電電源システム
31の概略構成を示すブロック図である。無停電電源シ
ステム31において、図4に示した第2実施形態の無停
電電源システム21と異なるのは、無停電電源装置32
の内部構成だけである。
【0049】無停電電源装置32は、停電検出部11、
充電部12、インバータ部13、内蔵蓄電池14、切り
替え部15、電流量検出部23、書き換え可能なメモリ
25、インタフェース部26、電流量制限部33、電流
合成部34、制御部35、位相検出部36から構成され
ている。
【0050】電流量制御部33は、商用交流電源4から
無停電電源装置32に供給される交流電源の電流量を制
限電流値I3以下に制限する。位相検出部36は、商用
交流電源の位相を検出する。電流合成部34は、位相検
出部36の検出した商用交流電源の位相に基づいて、商
用交流電源4から供給された交流電源とインバータ部1
3の生成した交流電源とを交流の位相を合わせて電流合
成し、その合成電流を基地局内の機器2に供給する。
【0051】電流量検出部23は、電流合成部34から
基地局内の機器2に供給される交流電源の電流量I1を
検出する。制御部35は、CPU,ROM,RAM,I
/O回路を有する周知のマイクロコンピュータを含んで
構成され、停電検出部11の検出結果と、電流量検出部
23の検出した電流量I1と、メモリ25から読み出し
た制限電流値I2とに基づいて、インバータ部14を制
御する。また、制御部35は、メモリ25から読み出し
た制限電流値I3に基づいて電流量制限部33を制御す
る。そして、制御部35は、インタフェース部26を介
して接続された制限電流値入力用端末27から入力され
た各制限電流値I2,I3をメモリ25に書き込む。
【0052】尚、停電検出部11,インバータ部13,
切り替え部15,電流量検出部23,メモリ25,イン
タフェース部26,電流量制限部33,電流合成部3
4,制御部35には、内蔵蓄電池13から直流電源が供
給されている。次に、無停電電源システム31の動作に
ついて、図7に示すフローチャート(無停電電源装置3
2側の制御プログラム)を用いて説明する。
【0053】まず、S301において、制御部35は、
メモリ25に書き込まれている各制限電流値I2,I3
を読み出す。次に、S302において、制御部35は、
電流量制限部33を制御することにより、商用交流電源
4から無停電電源装置32に供給される交流電源の電流
量を制限電流値I3以下に制限させる。
【0054】次に、S303において、制御部35は、
電流量検出部23の検出した電流量I1が、メモリ25
から読み出した制限電流値I2を越えているか否かを判
定し、越えている場合はS304へ移行し、越えていな
い場合はS305へ移行する。
【0055】S304において、制御部35はインバー
タ部13を動作状態にする。その結果、インバータ部1
3は内蔵蓄電池14から交流電源を生成する。次に、S
306において、電流合成部34は、商用交流電源4か
ら供給された交流電源とインバータ部13の生成した交
流電源とを電流合成して基地局内の機器2に供給する。
そして、S306からS305へ移行する。
【0056】S305において、制御部35は、停電検
出部11の検出結果に基づいて、商用交流電源4が停電
していないか否かを判定し、停電していない場合はS3
07へ移行し、停電している場合はS308へ移行す
る。S307において、制御部35はインバータ部13
を停止状態にする。
【0057】次に、S309において、電流合成部34
は、商用交流電源4から供給された交流電源とインバー
タ部13の生成した交流電源とを電流合成して基地局内
の機器2に供給する。尚、S307ではインバータ部1
3が停止状態にされているため、S309では商用交流
電源4の交流電源のみが基地局内の機器2に供給され
る。
【0058】また、S308において、制御部35はイ
ンバータ部13を動作状態にする。次に、S310にお
いて、電流合成部34は、商用交流電源4から供給され
た交流電源とインバータ部13の生成した交流電源とを
電流合成して基地局内の機器2に供給する。尚、S31
0に移行したときには商用交流電源4が停電しているた
め、S310ではインバータ部13の生成した交流電源
のみが基地局内の機器2に供給される。
【0059】そして、S309およびS310からS3
11へ移行する。S311において、制御部35は、制
限電流値入力用端末27から入力された各制限電流値I
2,I3がそれぞれメモリ25から読み出した値と異な
っているか否かを判定し、異なっている場合は制限電流
値I2,I3の変更があるとしてS312へ移行し、異
なっていない場合は制限電流値I2,I3の変更がない
としてS301へ戻る。
【0060】S312において、制御部35は、制限電
流値入力用端末27から入力された制限電流値I2,I
3をメモリ25に既に書き込まれている制限電流値I
2,I3にそれぞれ上書きすることにより制限電流値I
2,I3をそれぞれ変更する。以上詳述したように、無
停電電源システム31において、電流合成部34から基
地局内の機器2に供給される交流電源の電流量I1が予
め設定された制限電流値I2を越える場合は、制御部3
5によりインバータ部13が動作状態にされ、インバー
タ部13の生成した交流電源と商用交流電源4から供給
された交流電源とが電流合成部34で交流の位相が合わ
せられて電流合成され、その合成電流が基地局内の機器
2に供給される。また、電流合成部34から基地局内の
機器2に供給される交流電源の電流量I1が予め設定さ
れた制限電流値I2を越えない場合は、制御部35によ
りインバータ部13が停止状態にされ、商用交流電源4
から供給された交流電源のみが電流合成部34から基地
局内の機器2に供給される。また、商用交流電源4の停
電時には、制御部35によりインバータ部13が動作状
態にされ、インバータ部13の生成した交流電源のみが
電流合成部34から基地局内の機器2に供給される。
【0061】つまり、本第3実施形態では、基地局内の
機器2の消費電流の不足分(電流量I1から制限電流値
I2を差し引いた電流値(=I1−I2))がインバー
タ部13で生成され、そのインバータ部13で生成され
た交流電源の電流が商用交流電源4から供給された交流
電源の電流に加えられて、基地局内の機器2に供給され
る。それに対して、第2実施形態では、インバータ部1
3の生成した交流電源と商用交流電源4から供給された
交流電源とが切り替え部15により切り替えられて、い
ずれか一方のみが基地局内の機器2に供給される。
【0062】従って、本第3実施形態の無停電電源シス
テム31においても、前記式(4)に示すように制限電
流値I2を設定することにより、第2実施形態の無停電
電源システム21と同様の作用・効果を得ることができ
る。但し、無停電電源装置32において、インバータ部
13の生成可能な交流電源の電力を、基地局内の機器2
の最大消費電力以上に設定しておく必要がある。
【0063】ところで、無停電電源装置32において、
電流量制限部33を設けているのは、商用交流電源4か
ら契約最大電力Pを電圧(=100V)で除算した電流
量を越える電流が供給されたときに、商用交流電源4の
電灯線(図示略)と無停電電源装置32との間に設けら
れている基地局のブレーカ(図示略)が落ちるのを防ぐ
ためである。すなわち、基地局のブレーカを復帰させる
のには手間がかかるため、電流量制限部33により商用
交流電源4から供給される交流電源の電流量を予め制限
しておくわけである。従って、制限電流値I3は、契約
最大電力Pを電圧(=100V)で除算した電流量より
も小さな値に設定する必要がある。
【0064】尚、本発明は上記各実施形態に限定される
ものではなく、以下のように変更してもよく、その場合
でも、上記各実施形態と同様の作用および効果を得るこ
とができる。 [1]第1実施形態と第3実施形態とを併用する。すな
わち、第3実施形態の無停電電源システム31において
も、第1実施形態の無停電電源システム1と同様に基地
局内の機器2に制御装置5を設ける。そして、図7に示
すフローチャートにおいて、S303にて制御装置5の
生成した切断制御信号CSのレベルを判定させ、切断制
御信号CSがLレベルの場合はS305へ移行させ、H
レベルの場合はS304へ移行させるようにする。
【0065】[2]移動通信装置の基地局に限らず、消
費電力が稀に増大するような機器に電力供給するための
無停電電源システムまたは無停電電源装置に適用しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施形態の概略構成を
表すブロック図。
【図2】第1実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図3】第1実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図4】本発明を具体化した第2実施形態の概略構成を
表すブロック図。
【図5】第2実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【図6】本発明を具体化した第3実施形態の概略構成を
表すブロック図。
【図7】第3実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート。
【符号の説明】
1,21,31…無停電電源システム 3,22,32…無停電電源装置 16,24,35…制御部 2…基地局内の機器 5…制御装置 11…停電検出部 12…充電部 13…インバータ部 14…内蔵蓄電池 15…切り替え部 23…電流量検出部 33…電流量制限部 34…電流合成部 36…位相検出部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器の消費電力または消費電流が電
    力会社との契約最大電力または契約最大電流を越えた場
    合に当該電気機器に電源を供給する電源供給システム。
  2. 【請求項2】 交流電源を生成する内部電源と、 電気機器の消費電力または消費電流を検出する検出手段
    と、 前記検出手段により検出された前記電気機器の消費電力
    または消費電流が設定値を越えるか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により前記電気機器の消費電力または消費
    電流が設定値を越えないと判定された場合は、前記内部
    電源を停止状態に制御し、前記判定手段により前記電気
    機器の消費電力または消費電流が設定値を越えると判定
    された場合は、前記内部電源を動作状態に制御する内部
    電源制御手段と、 前記判定手段により前記電気機器の消費電力または消費
    電流が設定値を越えないと判定された場合は、電力会社
    から供給される商用交流電源をそのまま前記電気機器に
    供給し、前記判定手段により前記電気機器の消費電力ま
    たは消費電流が設定値を越えると判定された場合は、前
    記内部電源の生成した交流電源のみを前記電気機器に供
    給する電源供給手段とを備えたことを特徴とする電源供
    給システム。
  3. 【請求項3】 交流電源を生成する内部電源と、 電気機器の消費電力または消費電流を検出する検出手段
    と、 前記検出手段により検出された前記電気機器の消費電力
    または消費電流が設定値を越えるか否かを判定する判定
    手段と、 前記判定手段により前記電気機器の消費電力または消費
    電流が設定値を越えないと判定された場合は、前記内部
    電源を停止状態に制御し、前記判定手段により前記電気
    機器の消費電力または消費電流が設定値を越えると判定
    された場合は、前記内部電源を動作状態に制御する内部
    電源制御手段と、 前記判定手段により前記電気機器の消費電力または消費
    電流が設定値を越えないと判定された場合は、電力会社
    から供給される商用交流電源のみを前記電気機器に供給
    し、前記判定手段により前記電気機器の消費電力または
    消費電流が設定値を越えると判定された場合は、商用交
    流電源と前記内部電源の生成した交流電源とを交流の位
    相を合わせて電流合成し、その合成電流を前記電気機器
    に供給する電源供給手段とを備えたことを特徴とする電
    源供給システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電源供給システムにお
    いて、 商用交流電源から前記電気機器に供給される電流量を制
    限する電流量制限手段を備えたことを特徴とする電源供
    給システム。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載の電
    源供給システムにおいて、 前記内部電源は、 内蔵蓄電池と、 商用交流電源から供給された交流電源にて内蔵蓄電池を
    充電する充電部と、 内蔵蓄電池の直流を交流に変換して交流電源を生成する
    インバータ部とを備えたことを特徴とする電源供給シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項に記載の電
    源供給システムにおいて、 前記電気機器の消費電力または消費電流の設定値は、電
    力会社との契約最大電力または契約最大電流であること
    を特徴とする電源供給システム。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか1項に記載の電
    源供給システムにおいて、 商用交流電源の停電を検出する停電検出手段を備え、 前記停電検出手段により停電が検出された場合、前記内
    部電源制御手段および前記電源供給手段は、前記電気機
    器の消費電力または消費電流が設定値を越えると判定さ
    れた場合と同じ動作を行うことを特徴とする電源供給シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれか1項に記載の電
    源供給システムにおいて、 前記検出手段および前記判定手段は前記電気機器内に設
    けられ、前記内部電源と前記内部電源制御手段および前
    記電源供給手段は前記電気機器とは別体に設けられたこ
    とを特徴とする電源供給システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の電
    源供給システムにおいて、 前記電気機器は移動通信装置の基地局内の機器であるこ
    とを特徴とする電源供給システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353641C (zh) * 2004-04-21 2007-12-05 华为技术有限公司 一种基站系统的分级供电系统及方法
JP2009207187A (ja) * 2009-06-15 2009-09-10 Fujitsu Ltd 移動体通信システム
JP7444483B2 (ja) 2022-04-19 2024-03-06 株式会社Tangent Japan 無人飛行体システム

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