JP2000115925A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ

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JP2000115925A JP10279111A JP27911198A JP2000115925A JP 2000115925 A JP2000115925 A JP 2000115925A JP 10279111 A JP10279111 A JP 10279111A JP 27911198 A JP27911198 A JP 27911198A JP 2000115925 A JP2000115925 A JP 2000115925A
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稔正 丸山
Mitsuharu Okuno
満晴 奥野
Toshibumi Sato
俊文 佐藤
Seiichi Miyamoto
聖一 宮本
Takayuki Itotani
孝行 糸谷
Tomotaka Yano
知孝 矢野
Minoru Kobayashi
稔 小林
Kenichi Koyama
健一 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型であり、安全性が高いスイッチギヤを提
供する。 【解決手段】 1相分の断路器23、遮断器24、及び
接地開閉器25から構成される3対の回路が1つの真空
容器20a,20b,20cの内部で母線側導体22
a,22b,22cに接続することにより、小型化が実
現でき、真空容器20a,20b,20cの内部では、
相間短絡が生じることがないため安全性が高いスイッチ
ギヤを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多相回路を複数回
路に分岐するためのスイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】母線から受電した電力を各種の負荷機
器、又は他の電気室に配電すべく用いられるスイッチギ
ヤは、母線との接続のための母線側導体、負荷側等への
送電ケーブルとの接続のための負荷側導体等の接続導体
と共に、母線側導体と負荷側導体とを接離する主回路開
閉器、負荷側導体を接地するための接地開閉器、及び監
視制御に必要な制御機器等の機器を、接地された金属製
のハウジング内に配設して構成されている。
【0003】このようなスイッチギヤのひとつとして、
特公平7−28488号公報には、主回路開閉器及び接
地開閉器を接続導体の一部と共に一体化して構成された
機能ユニットを備え、この機能ユニットをハウジング内
に配置し、母線及び送電ケーブルとの接続のみを行なえ
ばよい構成としたスイッチギヤが開示されている。
【0004】図6は、上記した従来のスイッチギヤの要
部の構成を示す側面断面図、図7はその電気的接続図で
ある。図6に示すように、このスイッチギヤは、絶縁性
ガスが封入されている金属製の容器1の周壁の一部を内
外に貫通する送電ケーブル接続用のブッシング2aと、
図7に示すように同じく周壁の一部を内外に貫通する母
線接続用のブッシング2bとを備えており、前記容器1
の内部に、第1,第2,第3の開閉器3,4,5及び真
空消弧室9を配した構成となっている。
【0005】ブッシング2bを介して外部の母線(図示
せず)に接続された母線側分岐導体6は、容器1の周壁
の一部に固着された絶縁支持碍子11により支持されて
容器1内に配設されており、これは真空消弧室9の内部
に構成された図示しない開閉接点、及び第1の開閉器3
を介して、容器1の周壁の一部に固着された絶縁支持碍
子60aに固定支持された中間導体60に接続され、該
中間導体60により2方向に分岐され、各々の分岐路は
第2,第3の開閉器4,5を介してブッシング2aに支
持された負荷側導体2に接続され、該負荷側導体2を経
て外部の送電ケーブル(図示せず)に接続されている。
【0006】図6には1相分の回路しか示していない
が、各相の回路は図6において奥行方向に並置されてお
り、図7に示す如く、このスイッチギヤは、3組の3相
回路用の構成となっており、前記ブッシング2a,2
b、前記第1の開閉器3、前記第2の開閉器4、及び前
記第3の開閉器5は何れも各相1組ずつ備えられてい
る。
【0007】第1〜第3の開閉器3,4,5は金属リン
ク8及び絶縁リンク7を介して伝達される図示しない各
別の操作機構の動作に応じて揺動する揺動電極を備えて
いる。第1の開閉器3はその揺動電極の揺動位置に応じ
て、閉路位置と接地位置と断路位置とを実現する構成と
なっている。前記閉路位置は、真空消弧室9と前記中間
導体60の対応位置に突設された固定電極とを接続する
位置であり、前記接地位置は、前記揺動電極と接地用導
体10aとを接続する位置であり、また前記断路位置
は、両位置の中間であり、前記固定電極及び接地用導体
10aとは接触しない位置となっている。
【0008】また第2,第3の開閉器4,5は、各々の
揺動電極の揺動により、負荷側導体2と中間導体60と
の対応位置に各々突設された固定電極及び接地用導体1
0b,10cとの間にて、第1の開閉器3と同様の3位
置を実現する構成となっている。
【0009】以上の構成によれば、母線側分岐導体6と
負荷側導体2とを接離する主回路開閉部と、負荷側導体
2を接地するための接地開閉部とが、接続用の導体と共
に容器1の内部に配設されているから、母線側分岐導体
6をブッシング2bを介して容器1外の母線に接続し、
負荷側導体2をブッシング2aを介して容器1外の送電
ケーブルに接続すればよく、小型化されたスイッチギヤ
を提供することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き従来のスイ
ッチギヤでは、同一容器内に3回路分の3相配線が存在
することとなるため、短絡防止のために広い絶縁空間を
必要とし、容器が大型化するという問題があった。
【0011】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、従来に比して大幅な構成の簡略化、コンパク
ト化が可能なスイッチギヤを提供することを目的とす
る。
【0012】また本発明の他の目的は、取扱が容易であ
って、しかも信頼性の高いスイッチギヤを提供すること
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るスイッチ
ギヤは、多相回路を分岐した複数回路の各開閉器ユニッ
トを相別に分離し、各相毎に共通の容器に収納したこと
を特徴とする。
【0014】この発明のスイッチギヤによれば、各相の
開閉器ユニットを相別に分離して同相の開閉器ユニット
を共通の容器に収納したので、容器内での短絡事故を無
くすることができ、信頼性の高いスイッチギヤを得るこ
とができる。
【0015】請求項2に係るスイッチギヤは、多相回路
を分岐した複数回路の各開閉器ユニットを相別に分離
し、各相毎に共通の容器に収納し、各回路の各開閉器ユ
ニットの一端は、前記容器内において共通母線に接続
し、また各回路の開閉器ユニットの他端は容器を貫通し
て外部に導出したことを特徴とする。
【0016】この発明に係るスイッチギヤによれば、各
相の開閉器ユニットを相別に分離して共通の容器内に収
容し、各開閉器ユニットの一端部を共通母線で接続した
ので、構成が簡単でコンパクトなスイッチギヤを得るこ
とができる。
【0017】請求項3に係るスイッチギヤは、開閉器ユ
ニットは入−切−断路の3位置、又は入−切−断路−接
地の4位置の開閉器であることを特徴とする。
【0018】この発明に係るスイッチギヤによれば、単
一の容器内に同相の3位置又は4位置開閉器を並列配置
することが可能となって、コンパクト化が可能となる。
【0019】請求項4に係るスイッチギヤは、前記容器
は真空容器であることを特徴とする。
【0020】この発明に係るスイッチギヤによれば、真
空容器を用いているため、内部事故が発生しても内圧の
上昇が小さく、タンクの強度を特に高くすることが不要
となる。
【0021】請求項5に係るスイッチギヤは、各相毎の
開閉器ユニットを収容した容器は、互いに平行であっ
て、しかも各容器内に収納している各回路の開閉器ユニ
ットは、容器内で互いに平行で、かつ横方向に並置して
あることを特徴とする。
【0022】この発明に係るスイッチギヤにあっては、
同相の開閉器ユニットを平行に、かつ横方向に配置する
ことで共通母線の接続を容易に行うことができる。
【0023】請求項6に係るスイッチギヤは、容器は複
数個からなり、複数の容器は、その内部に収納されてい
る各回路の同一相の開閉器ユニットの配置方向と直交す
る方向に並設してあることを特徴とする。
【0024】この発明に係るスイッチギヤによれば、容
器内部の各回路の同一相の開閉器ユニットの配置方向、
即ち配置幅寸法が比較的小さいスイッチギヤを構成する
ことが可能となる。
【0025】請求項7に係るスイッチギヤは、容器は複
数個からなり、複数の容器は、その内部に収納されてい
る各回路の同一相の開閉器ユニットの配置方向に沿った
方向に並設してあることを特徴とする。
【0026】この発明に係るスイッチギヤによれば、容
器内部の各回路の同一相の開閉器ユニットの配置方向、
即ち設置の奥行寸法が比較的小さいスイッチギヤを構成
することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1 以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述
する。図1は本発明に係るスイッチギヤの実施の形態1
の要部の構成を示す電気的接続図である。図において、
20a,20b,20cは内部を高真空に維持された箱
型の真空容器である。それぞれの真空容器20a,20
b,20cには、3相3回路についての同一相の回路が
収納され、3つの真空容器20a,20b,20cによ
って3相回路を分岐した3回路分を収納できる構成とし
てある。
【0028】真空容器20a,20b,20c夫々に
は、同一相の回路が収容されており、夫々の回路を断路
する3つの断路器23と、夫々を入,切する3つの遮断
器24と、夫々に備えられた開閉器を開閉することによ
り接地及びその解除を行なう3つの接地開閉器25とが
備えられている。そして前記断路器23及び前記遮断器
24にて主回路が構成されている。なお、断路器23、
遮断器24、接地開閉器25からなる1相分の一組の組
合せを開閉器ユニットと称する。
【0029】真空容器20a,20b,20c内部に
は、各回路の断路器23、遮断器24が夫々直線状に接
続して配置され、また他の回路の断路器23、遮断器2
4とは平行に配置されており、各主回路の一端が共通母
線である母線側導体22a,22b,22cに接続され
ている。また各回路の他端は各負荷側導体26の一端と
接続されている。
【0030】各負荷側導体26の各他端はブッシング2
8bを介在させて真空容器20a,20b,20c外に
平行に導出され、送電ケーブル29と接続されている。
各負荷側導体26には、夫々真空容器20a,20b,
20c内で分岐線を設けてあり、この各分岐線は夫々接
地開閉器25を介在させて夫々個別の接地用導体27に
接続されている。各接地用導体27は、絶縁物たるブッ
シング28cを通じて真空容器20a,20b,20c
外に前記負荷側導体26と平行に導出され、接地されて
いる。
【0031】断路器23、遮断器24、及び接地開閉器
25は、夫々真空容器20a,20b,20cの外部に
設置された図示しない操作機構によりそれぞれ駆動され
る。
【0032】実施の形態1として示すスイッチギヤで
は、3相回路を3回路に分岐した構成を示しており、1
A,1B,1Cが夫々分岐された3相回路の各相を示
し、同様に2A,2B,2Cが夫々分岐された他の3相
回路の各相を示し、3A,3B,3Cが夫々分岐された
更に他の3相回路の各相を示している。そして、各回路
の同一相である1A,2A,3Aの組合せで真空容器2
0aに、同一相である1B,2B,3Bの組合せで真空
容器20bに、同一相である1C,2C,3Cの組合せ
で真空容器20cに夫々収納されている。
【0033】以上の如き構成により、断路器23、遮断
器24を閉じ、接地開閉器25を開いた状態のときに母
線側導体22a,22b,22cから送電ケーブル29
へと電流が流れ、断路器23、遮断器24を開いた状態
のときに母線側導体22a,22b,22cから送電ケ
ーブル29への電流が遮断される。遮断後、送電ケーブ
ルの試験・点検を行う場合は接地開閉器25を閉じるこ
とによって安全性を確保することができる。また断路器
23、遮断器24を開き、接地開閉器25を閉じた状態
のときに、真空容器20a,20b,20cの外部から
接地用導体27に電圧を印加することで、送電ケーブル
29の耐圧試験を行なうことができる。
【0034】また、3相回路の各同一相の断路器23、
遮断器24、接地開閉器25を真空容器20a,20
b,20c内に分離して備え、真空容器20a,20
b,20cの内部において共通母線たる母線側導体22
a,22b,22cと接続されているから、短絡の可能
性をなくすることができ、信頼性を高め得る。
【0035】また、真空容器20a,20b,20cの
内部の各回路の断路器23、遮断器24、接地開閉器2
5すなわち各開閉器ユニットの一端を、母線側導体22
a,22b,22cにより接続する構造としているた
め、各母線側導体22a,22b,22cが直線状の形
状となり、接続を容易に行なえ、真空容器20a,20
b,20cを小型化することができる。
【0036】実施の形態2 図2は本発明に係るスイッチギヤの実施の形態2の要部
の構成を示す電気的接続図である。この実施の形態2に
おいては、各真空容器20a,20b,20c内におい
て、母線側導体22a,22b,22cと各負荷側導体
26及び各接地用導体27の間に3位置切換構造の開閉
器30を設けて構成してある。
【0037】各3位置切換構造の開閉器30は、母線側
導体22a,22b,22cから送電ケーブル29へ通
電する通電位置、母線側導体22a,22b,22cか
ら送電ケーブル29への通電を遮断する遮断位置、及び
安全のために負荷側導体を接地用導体27に接続する接
地位置の3位置で接続状態を切換える3位置切換構造と
してある。その他の構成は、実施の形態1に示すスイッ
チギヤと同様であり、対応する部分については同じ符号
を付し説明を省略する。
【0038】3位置切換構造の開閉器30は主回路の開
閉器及び接地開閉器の両方の機能を有しており、実施の
形態1のものと比べてさらに小型のスイッチギヤを構成
することができる。また4位置切換構造の開閉器は、上
記の3位置切換構造の開閉器30の遮断位置と接地位置
との間に断路位置を設けたものである。この3位置切換
構造の開閉器、4位置切換構造の開閉器も実施の形態1
と同じく開閉器ユニットに含むものとする。
【0039】実施の形態3 図3(a)は本発明に係るスイッチギヤの実施の形態3
の構成を示す正面配置図、図3(b)は同じく平面配置
図である。この実施の形態3においては、真空容器20
a,20b,20cを手前側から奥行き方向にこの順序
で適宜間隔を隔てて配置し、手前側に位置する真空容器
20aには、3相回路の各A相の回路及び開閉器ユニッ
ト31a,32a,33aを収納し、同じく真空容器2
0bには、同じく各B相の回路及び開閉器ユニットユニ
ット31b,32b,33bを、更に同じく真空容器2
0cには、同じく各C相の回路及び開閉器ユニット31
c,32c,33cを一側から他側(左側から右側であ
って真空容器20a,20b,20cの配置方向と直交
する方向であり、かつ相互に平行となるよう配置してあ
る)に向けて配置し、夫々送電ケーブル29と接続され
ている。
【0040】そして、第1の3相回路に対する開閉器ユ
ニット31a,31b,31cを駆動する操作機構35
a、第2の3相回路に対する開閉器ユニット32a,3
2b,32cを駆動する操作機構35b、第3の3相回
路に対する開閉器ユニット33a,33b,33cを駆
動する操作機構35cを夫々真空容器20aの上方に配
置している。また真空容器20a,20b,20cの外
部に出される可動部と操作機構35a,35b,35c
とをそれぞれ連結機構34a,34b,34cにより連
結している。その他、実施の形態1と同様の部分につい
ては同じ符号を付し、説明を省略する。
【0041】以上の如き構成により、スイッチギヤの配
置幅方向の寸法を縮小することができ、図3に示すスイ
ッチギヤを多数横方向に並べて配置する列盤構成におい
て、大幅な設置用寸法の縮小が可能となる。
【0042】実施の形態4 図4は本発明に係るスイッチギヤの実施の形態4の要部
の構成を示す正面配置図、図5は同じく平面配置図であ
る。この実施の形態4においては、横一列に3個の真空
容器20a,20b,20cを配置し、真空容器20a
内に3相回路の分離された各回路における各A相用の開
閉器ユニット31a,32a,33aを相互の間に適正
な間隔を隔てて横一列(真空容器20a,20b,20
cの配列方向と同方向であって、かつ相互に平行)に配
列収納し、また真空容器20b内に3相回路の分岐され
た各回路における各B相用の開閉器ユニット31b,3
2b,33bを相互の間に適正な間隔を隔てて横一列
(真空容器20a,20b,20cの配列方向と同方
向)に配列収納し、更に真空容器20c内に3相回路の
分岐された各回路における各C相用の開閉器ユニット3
1c,32c,33cを相互の間に適正な間隔を隔てて
横一列(真空容器20a,20b,20cの配列方向と
同方向)に配列収納してある。
【0043】そして、真空容器20a,20b,20c
に亘って、各開閉器ユニット31a,31b,31cを
結んで連結機構34aを、また各開閉器ユニット32
a,32b,32cを結んで連結機構34bを、更に各
開閉器ユニット33a,33b,33cを結んで、連結
機構34cを設け、連結機構34aを操作機構35a
に、また連結機構34bを操作機構35bに、更に連結
機構34cを操作機構35cと連結してある。操作機構
35a,35b,35cは真空容器20a,20b,2
0cと同様にこれらと平行に配置されている。なお、連
結機構34a,34b,34c及び操作機構35a,3
5b,35cは各相1個の場合(3位置切換開閉、4位
置切換開閉の操作を1個の操作機構で行う場合)を説明
したが、断路器23、遮断器24、接地開閉器25を各
々別の操作機構にて操作する場合はそれに対応して操作
機構の数を増やすことが必要となる。その他の構成は、
実施の形態1と実質的に同じであり、対応する部分につ
いては同じ符号を付し、説明を省略する。以上の如き構
成により、スイッチギヤの奥行き方向の寸法を縮小する
ことができ、奥行き方向の寸法が小さい設置場所にも設
置が可能となる。
【0044】なお、実施の形態1,2,3,4において
は、3相回路を3回路に分岐した構成を示したが、3相
回路を2分岐あるいは4分岐等いくつに分岐する場合に
も適用可能である。
【0045】また実施の形態1〜4においては、容器2
0a,20b,20cは真空容器である例を示したが、
容器20a〜20c中にSF6 ガス等の絶縁性ガスを封
入した場合であっても、各回線の同相の開閉器ユニット
を一つの容器20a〜20c内に収納することで開閉器
ユニット相互間の距離を小さくすることができるため容
器の小型化が図れる。なお、容器内に絶縁性ガスを封入
した場合は、内部事故時に生じるアークにより真空容器
に比べて内圧の上昇がやや大きいため容器の強度向上が
必要となる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に係るス
イッチギヤによれば、各相の開閉器ユニットを相別に分
離して各相毎に共通の容器に収容するようにしたので、
容器内部で短絡事故を生ずることがなく信頼性を高め得
る。請求項2に係るスイッチギヤによれば、各相の開閉
器ユニットを相別に分離して共通の容器内に収容し、各
開閉器ユニットの一端部を共通の母線側導体で接続した
ので、構成が簡単でコンパクトなスイッチギヤを得るこ
とができる。
【0047】請求項3に係るスイッチギヤによれば、単
一の容器内に同相の3位置切換構造又は4位置切換構造
の開閉器を並列配置することで、さらにコンパクト化が
可能となる。
【0048】請求項4に係るスイッチギヤによれば、真
空容器を用いているため、内部事故が発生しても内圧の
上昇が小さく、タンクの強度を特に高くすることが不要
となる。
【0049】請求項5に係るスイッチギヤによれば、同
相の開閉器ユニットを互いに平行に、かつ横方向に並置
したので、母線側導体の接続を容易に行うことができ、
構成が簡単なスイッチギヤを得ることができる。
【0050】請求項6に係るスイッチギヤによれば、複
数の容器をその内部に収納されている各回路の同一相の
主回路開閉部及び接地開閉部からなる開閉器ユニットの
配置方向に直交した方向に並設した構成であるため、ス
イッチギヤの前記配置方向の奥行き寸法を縮小すること
ができ、この方向に並設する列盤構成において、大幅に
寸法を縮小することが可能となる。
【0051】請求項7に係るスイッチギヤによれば、複
数の容器をその内部に収納されている各回路の同一相の
主回路開閉部、及び接地開閉部からなる開閉器ユニット
の配置方向に沿った方向に並設した構成であるため、ス
イッチギヤの前記配置方向に直交する方向の設置幅寸法
を縮小することができ、この方向に並設する列盤構成に
おいて、大幅に寸法を縮小することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態1の
要部の構成を示す電気的接続図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態2による3位置切換
構造開閉器又は4位置切換構造の開閉器を用いたスイッ
チギヤの電気的接続図である。
【図3】 (a)は本発明に係るスイッチギヤの実施の
形態3の要部の構成を示す正面配置図、(b)は本発明
に係るスイッチギヤの実施の形態3の要部の構成を示す
平面配置図である。
【図4】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態4の
要部の構成を示す正面配置図である。
【図5】 本発明に係るスイッチギヤの実施の形態4の
要部の構成を示す平面配置図である。
【図6】 従来のスイッチギヤの要部の構成を示す側面
断面図である。
【図7】 従来のスイッチギヤの電気的接続図である。
【符号の説明】 20a,20b,20c 真空容器、23 断路器、2
4 遮断器、25 接地開閉器、22a,22b,22
c 母線側導体、31a,31b,31c、32a,3
2b,32c、33a,33b,33c 開閉器ユニッ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 俊文 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 宮本 聖一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 糸谷 孝行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 矢野 知孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小林 稔 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小山 健一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G017 AA22 AA23 AA27 JJ02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相回路を分岐した複数回路の各開閉器
    ユニットを相別に分離し、各相毎に共通の容器に収納し
    たことを特徴とするスイッチギヤ。
  2. 【請求項2】 多相回路を分岐した複数回路の各開閉器
    ユニットを相別に分離し、各相毎に共通の容器に収納
    し、各回路の各開閉器ユニットの一端は、前記容器内に
    おいて共通母線に接続し、また各回路の開閉器ユニット
    の他端は容器を貫通して外部に導出したことを特徴とす
    るスイッチギヤ。
  3. 【請求項3】 開閉器ユニットは入−切−断路の3位
    置、又は入−切−断路−接地の4位置の開閉器であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッ
    チギヤ。
  4. 【請求項4】 前記容器は真空容器である請求項1〜請
    求項3に記載のスイッチギヤ。
  5. 【請求項5】 各相毎の開閉器ユニットを収容した容器
    は、互いに平行であって、しかも各容器内に収納してい
    る各回路の開閉器ユニットは、容器内で互いに平行で、
    かつ横方向に並置してあることを特徴とする請求項1〜
    請求項4のいずれかに記載のスイッチギヤ。
  6. 【請求項6】 容器は複数個からなり、複数の容器は、
    その内部に収納されている各回路の同一相の開閉器ユニ
    ットの配置方向と直交する方向に並設してある請求項5
    に記載のスイッチギヤ。
  7. 【請求項7】 容器は複数個からなり、複数の容器は、
    その内部に収納されている各回路の同一相の開閉器ユニ
    ットの配置方向に沿った方向に並設してある請求項5に
    記載のスイッチギヤ。
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