JP2000115428A - 画像形成装置、画像形成方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及び記憶媒体

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JP2000115428A
JP2000115428A JP10297601A JP29760198A JP2000115428A JP 2000115428 A JP2000115428 A JP 2000115428A JP 10297601 A JP10297601 A JP 10297601A JP 29760198 A JP29760198 A JP 29760198A JP 2000115428 A JP2000115428 A JP 2000115428A
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彰信 西方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコピージョブが存在し、1つ目のコピ
ージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理の後、1つ目
のコピージョブの画像形成処理が行われている場合、2
つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理を
受け付けるだけでなく、1つ目のコピージョブの画像形
成処理が終了した後、2つ目のコピージョブの画像形成
処理を自動的にスタートさせることで、使用者の手間を
軽減可能とした画像形成装置、画像形成方法及び記憶媒
体を提供する。 【解決手段】 最初の画像形成ジョブの全原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成
ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可する
と共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形
成ジョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像
形成を自動的に開始する制御を行うCPU171を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、画
像形成方法及び記憶媒体に係り、更に詳しくは、複数の
画像データを記憶する記憶手段を備えたデジタル複写機
等に適用する場合に好適な画像形成装置、画像形成方法
及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像データを記憶するハー
ドディスク等のメモリを備えたデジタル複写機等の画像
形成装置が存在する。この種の画像形成装置の中で、コ
ピージョブ全体の原稿画像をメモリに記憶し、そのメモ
リから当該コピージョブの最初の出力画像から順に画像
データを読み出し画像形成を行い、所望の部数分の画像
形成処理を行う電子ソータモードを有する画像形成装置
が知られている。
【0003】上記電子ソータモードを有する画像形成装
置は、電子ソータモードによって原稿の画像読み取りは
出力部数に関わらず一度の処理で済み、ハードディスク
等のメモリを持たないデジタル複写機もしくはアナログ
複写機においては原稿の画像読み取り処理を部数分繰り
返すことが必要であったのに対して、ドキュメント・フ
ィーダ(以下DF)等の循環ロスなどの生産性を低下さ
せる要因に左右されることなく、画像形成処理を行うこ
とができる。
【0004】また、上記電子ソータモードを用いた画像
形成装置において、より効率的にシステムを稼働させる
ため、原稿画像の読み取り及び記憶の処理と画像形成処
理を分割し、原稿画像の読み取り終了後、画像形成処理
を行っているかどうかに関係なく、次コピージョブの原
稿画像の読み取り処理及び記憶処理を開始できる画像形
成装置も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成装置においては下記のような問題があ
った。即ち、画像形成処理中に次コピージョブの原稿の
画像読み取り処理及び記憶処理を並行して行うことがで
きる画像形成装置の場合、連続して画像形成処理を行い
たいコピージョブが2つ存在したときには、2つのコピ
ージョブの原稿画像読み取り処理を終えた後、画像形成
処理をスタートさせる指示を使用者の手によって行わな
ければならない。このため、使用者の手間を軽減可能な
画像形成装置が要望されていた。
【0006】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、複数のコピージョブが存在し、1つ目のコピー
ジョブの原稿画像読み取り及び記憶処理の後、1つ目の
コピージョブの画像形成処理が行われている場合、2つ
目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理を受
け付けるだけでなく、1つ目のコピージョブの画像形成
処理が終了した後、2つ目のコピージョブの画像形成処
理を自動的にスタートさせることで、使用者の手間を軽
減可能とした画像形成装置、画像形成方法及び記憶媒体
を提供することを第一の目的とする。
【0007】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、使用者が効率的にコピーモードの設定・
コピースタートを行うことができるよう、設定内容・コ
ピージョブの状態(原稿読み込み中・プリント中・プリ
ント待機中等)を各コピージョブ毎に表示可能とした画
像形成装置、画像形成方法及び記憶媒体を提供すること
を第二の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、画像形成ジョブの連続処
理が可能な画像形成装置であって、原稿から画像データ
を読取る画像読取手段と、画像データを記憶する画像記
憶手段と、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を
行う作像手段と、少なくとも2つ以上の画像形成ジョブ
の登録が可能な登録手段と、最初の画像形成ジョブの原
稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、残り
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直
前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画像形成ジ
ョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制御手段と
を有することを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記登録手段に
より登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取
手段及び前記画像記憶手段による最初の画像形成ジョブ
の各原稿の画像データの読取り及び記憶と前記作像手段
による画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データの
読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブ
の原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
を自動的に開始することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形
成装置であって、原稿から画像データを読取る画像読取
手段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像デ
ータに基づき記録媒体上に画像形成を行う作像手段と、
少なくとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登
録手段と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
読取り及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブ
の画像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の
画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像
形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像
形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自
動的に開始する画像処理制御手段とを有することを特徴
とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記登録手段に
より登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取
手段及び前記画像形成記憶手段による最初の画像形成ジ
ョブの全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させ
た後、前記作像手段による最初の画像形成ジョブの画像
形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジ
ョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と
当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記
憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に
開始することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、前記画像処理制御手段は、最初の画像形成
ジョブの画像形成中に画像形成が停止した場合、残りの
画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の
開始を受け付けないことを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記画像処理制御手段は、最初の画像形成
ジョブの画像形成中に前記画像読取手段及び前記画像記
憶手段の動作に影響の無い部位が原因で画像形成が停止
した場合、残りの画像形成ジョブのうち何れかの画像形
成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶が開始さ
れていたときは当該画像形成ジョブの原稿の画像データ
の読取り及び記憶を停止させないことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形
成装置であって、原稿から画像データを読取る画像読取
手段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像デ
ータに基づき記録媒体上に画像形成を行う作像手段と、
少なくとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登
録手段と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブ
の原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
を自動的に開始する画像処理制御手段と、画像形成に関
する設定等の表示が可能な表示手段と、各画像形成ジョ
ブの設定及び状態等を前記表示手段に表示制御する表示
制御手段とを有することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記登録手段に
より登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取
手段及び前記画像記憶手段による最初の画像形成ジョブ
の各原稿の画像データの読取り及び記憶と前記作像手段
による画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データの
読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブ
の原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
を自動的に開始し、前記表示制御手段は、各画像形成ジ
ョブの設定及び状態等を前記表示手段に表示制御すると
共に前記表示手段の表示を各画像形成ジョブに対応する
表示に切替え制御することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形
成装置であって、原稿から画像データを読取る画像読取
手段と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像デ
ータに基づき記録媒体上に画像形成を行う作像手段と、
少なくとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登
録手段と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
読取り及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブ
の画像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の
画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像
形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像
形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自
動的に開始する画像処理制御手段と、画像形成に関する
設定等の表示が可能な表示手段と、各画像形成ジョブの
設定及び状態等を前記表示手段に表示制御する表示制御
手段とを有することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記登録手段
により登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読
取手段及び前記画像形成記憶手段による最初の画像形成
ジョブの全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行さ
せた後、前記作像手段による最初の画像形成ジョブの画
像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像
データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成
ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成
と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び
記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始し、前記表示制御手段は、各画像形成ジョブの設
定及び状態等を前記表示手段に表示制御すると共に前記
表示手段の表示を各画像形成ジョブに対応する表示に切
替え制御することを特徴とする。上記目的を達成するた
めに、請求項11記載の本発明は、前記表示手段は、各
画像形成ジョブの設定及び状態等を表示するための表示
内容保持手段と、表示を各画像形成ジョブに対応する表
示に切替えるための表示切替手段とを有することを特徴
とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、前記表示手段の前記表示切替手段は、何
れの画像形成ジョブの設定及び状態等が表示されている
場合でも任意に他の画像形成ジョブの設定及び状態等の
表示に切替え可能であることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、前記表示手段の前記表示切替手段は、各
表示内容に対応する表示切替スイッチであることを特徴
とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、前記表示手段は、何れの画像形成ジョブ
に対応する表示がなされている場合でも他の画像形成ジ
ョブに対応する状態を表示可能な状態表示手段を有する
ことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、前記表示手段の前記状態表示手段は、全
ての画像形成ジョブ数に対応して設けられると共に表示
色で状態を区別可能な発光ダイオードであることを特徴
とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項16記
載の本発明は、前記表示手段の前記状態表示手段は、全
ての画像形成ジョブ数に対応して設けられた状態表示メ
ッセージエリアであることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項17記
載の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記表示手段
に何れの画像形成ジョブに対応する表示がなされている
場合でも決定した順番に基づく画像形成ジョブの画像形
成開始が可能であることを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために、請求項18記
載の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記表示手段
に表示されている画像形成ジョブのうち他の画像形成ジ
ョブの画像データの読取り及び記憶を実行している場
合、画像形成に関する設定の入力は受け付け、画像形成
開始の入力は受け付けないことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために、請求項19記
載の本発明は、前記画像処理制御手段は、前記表示手段
に表示されている画像形成ジョブのうち他の画像形成ジ
ョブの画像データの読取り及び記憶を実行していない場
合、画像形成に関する設定の入力及び画像形成開始の入
力を受け付けることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために、請求項20記
載の本発明は、前記作像手段は、画像データに基づき感
光体上に潜像を形成すると共に潜像を現像し記録媒体上
に転写して定着させることで画像形成を行い、前記画像
処理制御手段は、前記記憶手段から画像データを選択的
に読出し前記作像手段に出力することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するために、請求項21記
載の本発明は、前記画像処理制御手段は、待ち行列の順
に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するために、請求項22記
載の本発明は、複写機に適用可能であることを特徴とす
る。
【0029】上記目的を達成するために、請求項23記
載の本発明は、複写機能、ファクシミリ機能を有する複
合機に適用可能であることを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するために、請求項24記
載の本発明は、コンピュータ等の外部装置とネットワー
クを介して通信可能であることを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するために、請求項25記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法であって、原稿から
画像データを読取る画像読取ステップと、画像データを
記憶する画像記憶ステップと、画像データに基づき記録
媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2
つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップ
と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿
の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画
像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画
像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始する画像処理制御ステップとを有することを特徴
とする。
【0032】上記目的を達成するために、請求項26記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記登
録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対し、
前記画像読取ステップ及び前記画像記憶ステップによる
最初の画像形成ジョブの各原稿の画像データの読取り及
び記憶と前記作像ステップによる画像形成を逐次実行さ
せて全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画
像形成ジョブの画像形成を自動的に開始することを特徴
とする。
【0033】上記目的を達成するために、請求項27記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法であって、原稿から
画像データを読取る画像読取ステップと、画像データを
記憶する画像記憶ステップと、画像データに基づき記録
媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2
つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップ
と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブの画像
形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジ
ョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と
当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記
憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に
開始する画像処理制御ステップとを有することを特徴と
する。
【0034】上記目的を達成するために、請求項28記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記登
録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対し、
前記画像読取ステップ及び前記画像形成記憶ステップに
よる最初の画像形成ジョブの全原稿の画像データの読取
り及び記憶を実行させた後、前記作像ステップによる最
初の画像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの画像
形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可
すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画
像形成ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原稿の
画像データの読取り及び記憶の終了後に当該画像形成ジ
ョブの画像形成を自動的に開始することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するために、請求項29記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、最初の
画像形成ジョブの画像形成中に画像形成が停止した場
合、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶の開始を受け付けないことを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するために、請求項30記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、最初の
画像形成ジョブの画像形成中に前記画像読取ステップ及
び前記画像記憶ステップの動作に影響の無い部位が原因
で画像形成が停止した場合、残りの画像形成ジョブのう
ち何れかの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶が開始されていたときは当該画像形成ジョブの
原稿の画像データの読取り及び記憶を停止させないこと
を特徴とする。
【0037】上記目的を達成するために、請求項31記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法であって、原稿から
画像データを読取る画像読取ステップと、画像データを
記憶する画像記憶ステップと、画像データに基づき記録
媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2
つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップ
と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿
の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画
像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画
像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始する画像処理制御ステップと、画像形成に関する
設定等の表示が可能な表示ステップと、各画像形成ジョ
ブの設定及び状態等を表示制御する表示制御ステップと
を有することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するために、請求項32記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記登
録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対し、
前記画像読取ステップ及び前記画像記憶ステップによる
最初の画像形成ジョブの各原稿の画像データの読取り及
び記憶と前記作像ステップによる画像形成を逐次実行さ
せて全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画
像形成ジョブの画像形成を自動的に開始し、前記表示制
御ステップでは、各画像形成ジョブの設定及び状態等を
表示制御すると共に前記表示ステップにおける表示を各
画像形成ジョブに対応する表示に切替え制御することを
特徴とする。
【0039】上記目的を達成するために、請求項33記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法であって、原稿から
画像データを読取る画像読取ステップと、画像データを
記憶する画像記憶ステップと、画像データに基づき記録
媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2
つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップ
と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブの画像
形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジ
ョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と
当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記
憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に
開始する画像処理制御ステップと、画像形成に関する設
定等の表示が可能な表示ステップと、各画像形成ジョブ
の設定及び状態等を表示制御する表示制御ステップとを
有することを特徴とする。
【0040】上記目的を達成するために、請求項34記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記登
録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対し、
前記画像読取ステップ及び前記画像形成記憶ステップに
よる最初の画像形成ジョブの全原稿の画像データの読取
り及び記憶を実行させた後、前記作像ステップによる最
初の画像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの画像
形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可
すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画
像形成ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原稿の
画像データの読取り及び記憶の終了後に当該画像形成ジ
ョブの画像形成を自動的に開始し、前記表示制御ステッ
プでは、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示制御
すると共に前記表示ステップにおける表示を各画像形成
ジョブに対応する表示に切替え制御することを特徴とす
る。
【0041】上記目的を達成するために、請求項35記
載の本発明は、前記表示ステップは、各画像形成ジョブ
の設定及び状態等を表示するための表示内容保持ステッ
プと、表示を各画像形成ジョブに対応する表示に切替え
るための表示切替ステップとを有することを特徴とす
る。
【0042】上記目的を達成するために、請求項36記
載の本発明は、前記表示ステップの前記表示切替ステッ
プでは、何れの画像形成ジョブの設定及び状態等が表示
されている場合でも任意に他の画像形成ジョブの設定及
び状態等の表示に切替え可能であることを特徴とする。
【0043】上記目的を達成するために、請求項37記
載の本発明は、前記表示ステップの前記表示切替ステッ
プでは、各表示内容に対応する表示切替スイッチにより
表示切替えを行うことを特徴とする。
【0044】上記目的を達成するために、請求項38記
載の本発明は、前記表示ステップは、何れの画像形成ジ
ョブに対応する表示がなされている場合でも他の画像形
成ジョブに対応する状態を表示可能な状態表示ステップ
を有することを特徴とする。上記目的を達成するため
に、請求項39記載の本発明は、前記表示ステップの前
記状態表示ステップでは、全ての画像形成ジョブ数に対
応して設けられると共に表示色で状態を区別可能な発光
ダイオードにより状態表示を行うことを特徴とする。
【0045】上記目的を達成するために、請求項40記
載の本発明は、前記表示ステップの前記状態表示ステッ
プでは、全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられた
状態表示メッセージエリアに状態表示を行うことを特徴
とする。
【0046】上記目的を達成するために、請求項41記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記表
示ステップで何れの画像形成ジョブに対応する表示がな
されている場合でも決定した順番に基づく画像形成ジョ
ブの画像形成開始が可能であることを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するために、請求項42記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記表
示ステップで表示されている画像形成ジョブのうち他の
画像形成ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行し
ている場合、画像形成に関する設定の入力は受け付け、
画像形成開始の入力は受け付けないことを特徴とする。
【0048】上記目的を達成するために、請求項43記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、前記表
示ステップで表示されている画像形成ジョブのうち他の
画像形成ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行し
ていない場合、画像形成に関する設定の入力及び画像形
成開始の入力を受け付けることを特徴とする。
【0049】上記目的を達成するために、請求項44記
載の本発明は、前記作像ステップでは、画像データに基
づき感光体上に潜像を形成すると共に潜像を現像し記録
媒体上に転写して定着させることで画像形成を行い、前
記画像処理制御ステップでは、前記記憶ステップで記憶
した画像データを選択的に読出し前記作像ステップに出
力することを特徴とする。
【0050】上記目的を達成するために、請求項45記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、待ち行
列の順に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成を
自動的に開始することを特徴とする。
【0051】上記目的を達成するために、請求項46記
載の本発明は、複写機に適用可能であることを特徴とす
る。
【0052】上記目的を達成するために、請求項47記
載の本発明は、複写機能、ファクシミリ機能を有する複
合機に適用可能であることを特徴とする。
【0053】上記目的を達成するために、請求項48記
載の本発明は、コンピュータ等の外部装置とネットワー
クを介して通信可能であることを特徴とする。
【0054】上記目的を達成するために、請求項49記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記画像形成方法は、原稿から画像データ
を読取る画像読取ステップと、画像データを記憶する画
像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上に画
像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画
像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画
像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実
行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データ
の読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブ
に対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後
に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画
像処理制御ステップとを有することを特徴とする。
【0055】上記目的を達成するために、請求項50記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記画像形成方法は、原稿から画像データ
を読取る画像読取ステップと、画像データを記憶する画
像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上に画
像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画
像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画
像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実
行させた後、最初の画像形成ジョブの画像形成を実行中
に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形成
ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終了後に
当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像
処理制御ステップとを有することを特徴とする。
【0056】上記目的を達成するために、請求項51記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記画像形成方法は、原稿から画像データ
を読取る画像読取ステップと、画像データを記憶する画
像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上に画
像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画
像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画
像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実
行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データ
の読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブ
に対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後
に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画
像処理制御ステップと、画像形成に関する設定等の表示
が可能な表示ステップと、各画像形成ジョブの設定及び
状態等を表示制御する表示制御ステップとを有すること
を特徴とする。
【0057】上記目的を達成するために、請求項52記
載の本発明は、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記画像形成方法は、原稿から画像データ
を読取る画像読取ステップと、画像データを記憶する画
像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上に画
像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画
像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画
像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実
行させた後、最初の画像形成ジョブの画像形成を実行中
に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形成
ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終了後に
当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像
処理制御ステップと、画像形成に関する設定等の表示が
可能な表示ステップと、各画像形成ジョブの設定及び状
態等を表示制御する表示制御ステップとを有することを
特徴とする。
【0058】上記目的を達成するために、請求項53記
載の本発明は、前記画像処理制御ステップでは、待ち行
列の順に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成を
自動的に開始することを特徴とする。
【0059】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0060】図2は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の内部構造の一例を示す構成図である。本発明の実
施の形態に係る画像形成装置は、プラテンガラス10
1、スキャナ102、走査ミラー105、106、レン
ズ108、CCDセンサ(イメージセンサ部)109、
感光体ドラム110、1次帯電器112、前露光ランプ
114、クリーニング装置116、転写帯電器118、
露光制御部120、現像器121、転写ベルト130、
上段カセット131、下段カセット132、ピックアッ
プローラ133、134、給紙ローラ135、136、
レジストローラ137、定着前帯電器139、140、
定着器141、排出ローラ142、デッキ150、給紙
ローラ152、マルチ手差し153、排紙フラッパ15
4、反転パス155、再給紙トレイ156、多重フラッ
パ157、下搬送パス158、給紙ローラ159、経路
160、排出ローラ161、第1の送りローラ162、
反転ローラ163、自動原稿送り装置(DF:ドキュメ
ントフィーダ)180、排紙処理装置190、排紙トレ
イ191、192、処理トレイ193を備える構成とな
っている。
【0061】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
プラテンガラス101は、原稿が載置される原稿載置台
である。スキャナ102は、原稿照明用ランプ103、
走査ミラー104等で構成されており、不図示のモータ
により所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミ
ラー104〜106を介しレンズ108を透過してCC
Dセンサ(イメージセンサ部)109に結像する。露光
制御部120は、レーザ、ポリゴンスキャナ等で構成さ
れており、CCDセンサ(イメージセンサ部)109で
電気信号に変換され、後述する所定の画像処理が行われ
た画像信号に基づいて変調されたレーザ光129を感光
体ドラム110に照射する。感光体ドラム110の回り
には、1次帯電器112、現像器121、転写帯電器1
18、クリーニング装置116、前露光ランプ114が
装備されている。
【0062】画像形成部126において、感光体ドラム
110は、不図示のモータにより図中矢印方向に回転し
ており、1次帯電器112により所望の電位に帯電され
た後、露光制御部120からのレーザ光129が照射さ
れ、静電潜像が形成される。感光体ドラム110上に形
成された静電潜像は、現像器121により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、上段カセット131
或いは下段カセット132からピックアップローラ13
3、134により給紙された転写紙は、給紙ローラ13
5、136により画像形成装置本体100に送られると
共に、レジストローラ137により転写ベルト130に
給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器118に
より転写紙に転写される。
【0063】転写後の感光体ドラム110は、クリーニ
ング装置116により残留トナーが清掃され、前露光ラ
ンプ114により残留電荷が消去される。転写後の転写
紙は、転写ベルト130から分離されると共に、定着前
帯電器139、140によりトナー画像が再帯電され、
定着器141に送られ加圧、加熱により定着され、排出
ローラ142により画像形成装置本体100の外に排出
される。また、画像形成装置本体100には、例えば4
000枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備され
ている。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ1
52に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて
上昇する。更に、画像形成装置本体100には、例えば
100枚の転写紙を収納し得るマルチ手差し153が装
備されている。
【0064】排紙フラッパ154は、両面記録側ないし
多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ1
42から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ15
4により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられ
る。下搬送パス158は、排紙ローラ142から送り出
された転写紙を反転パス155を介し、転写紙を裏返し
て再給紙トレイ156に導く。多重フラッパ157は、
両面記録と多重記録の経路を切り替えるものであり、こ
れを左方向に倒すことにより、転写紙を反転パス155
に介さず直接下搬送パス158に導く。給紙ローラ15
9は、経路160を通じて転写紙を感光体ドラム126
側に給紙する。排出ローラ161は、排紙フラッパ15
4の近傍に配置されて、この排紙フラッパ154により
排出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する。
【0065】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写
済みの転写紙を反転パス155、下搬送パス158を介
して再給紙トレイ156に格納する。このとき、両面記
録時には、多重フラッパ157を右方向へ倒し、また多
重記録時には、多重フラッパ157を左方向へ倒す。再
給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1
枚ずつ給紙ローラ159により経路160を介して画像
形成装置本体100のレジストローラ137に導かれ
る。画像形成装置本体100から転写紙を反転して排出
する時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、多重フ
ラッパ157を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を反転
パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りロー
ラ162を通過した後に、反転ローラ163によって第
2の送りローラ側へ搬送し、排出ローラ161によって
転写紙を裏返して機外へ排出する。
【0066】排紙処理装置190は、画像形成装置本体
100から排出した転写紙を揃えて綴じるものであり、
一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ193で積載し
て揃える。一部の画像形成の排出が終了したら、転写紙
束をステイプルして排紙トレイ191または192に束
で排出する。排紙トレイ191、192は、不図示のモ
ータで上下に移動制御され、画像形成動作開始前に積載
するトレイが処理トレイ193の位置になるように移動
する。
【0067】図1は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の制御系の構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態に係る画像形成装置は、画像形成装置本体1
00内に、画像メモリ部3、画像処理部170、CPU
171、操作部172、入出力ポート173、ROM1
74,ワークRAM175を備える構成となっている。
【0068】上記各部の構成を詳述すると、CPU17
1は、後述の各フローチャートに示す処理を始めとする
画像形成装置の基本制御を行う中央処理装置であり、R
OM174、ワークRAM175、入出力ポート173
がアドレスバス、データバスを介して接続されると共
に、画像処理部170、画像メモリ部3、操作部172
が接続されている。CPU171は、ROM174の内
容に従って入出力ポート173を介して順次入出力の制
御を行い、画像形成動作を実行する。また、CPU17
1は、操作部172の表示手段、キー入力手段を制御
し、操作部172に画像形成装置の状態やキー入力によ
る動作モード設定の表示を行う。
【0069】ROM174には、CPU171により実
行される制御プログラムが書き込まれている。ワークR
AM175は、CPU171が処理を行うために使用さ
れる。入出力ポート173には、画像形成装置の機構部
を駆動制御するモータ、クラッチ等の各種負荷(不図
示)や、紙の位置を検知するセンサ等の入力(不図示)
が接続されている。操作部172は、表示手段及びキー
入力手段を装備している。操作者は操作部172のキー
入力手段を介して、画像形成動作モードや表示の切り替
えをCPU171に指示する。画像処理部170は、C
CDセンサ(イメージセンサ部)109で電気信号に変
換された信号を処理する。画像メモリ部3は、処理され
た画像を蓄積する。
【0070】次に、上記図1に示した本発明の実施の形
態に係る画像形成装置の画像処理部170の詳細を図4
に基づき説明する。図4は本発明の実施の形態に係る画
像形成装置の画像処理部170を中心とし、該画像処理
部170と、プリンタ部2、画像メモリ部3、外部I/
F(インターフェイス)処理部4との接続状態を示すブ
ロック図である。画像形成装置の画像処理部170は、
CCDセンサ109、A/D変換部・SH部501、l
og変換部502、変倍部503、γ補正部504、2
値化部505を備える構成となっている。プリンタ部2
は、スムージング部506、露光制御部120を備える
構成となっている。
【0071】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
レンズ108を介し画像処理部170のCCDセンサ1
09に結像された原稿画像は、Blackの輝度データ
として入力され、CCDセンサ109によりアナログ電
気信号に変換される。変換された画像情報は、アナログ
信号処理部(不図示)に入力され、サンプル&ホール
ド、ダークレベルの補正等が行われた後に、A/D変換
部・SH部501でアナログ・デジタル変換(A/D変
換)し、デジタル化された信号をシェーディング補正
(原稿を読み取るセンサのばらつき及び原稿照明用ラン
プ103の配光特性の補正)する。その後、log変換
部502に送られる。
【0072】log変換部502では、入力された輝度
データを濃度データに変換するためのLUT(Look
Up Table:間接的に参照するデータの位置やア
ドレス等を格納するテーブル)が格納されており、入力
されたデータに対応するテーブル値を出力することによ
って、輝度データを濃度データに変換する。その後、変
倍処理部503により所望の倍率に画像を変倍して、γ
補正部504に入力する。γ補正部504では、濃度デ
ータを出力する際に、プリンタ部2の特性を考慮したL
UTによる変換を行い、操作部172で設定された濃度
値に応じた出力の調整を行う。その後、2値化部505
へ送られる。2値化部505では、多値の濃度データが
2値化され、濃度値が「0」或いは「255」となる。
8bitの画像データは、2値化され「0」または
「1」の1bitの画像データに変換され、画像メモリ
部3に格納する画像データ量は小さくなる。
【0073】しかし、画像を2値化すると画像の階調数
は256階調から2階調になるため、写真画像のような
中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の劣
化が著しい。そこで、2値データによる疑似的な中間調
表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで疑似
的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用いる。
この方法は、ある画像の濃度がある閾値より大きい場合
は「255」の濃度データであるとし、ある閾値以下で
ある場合は「0」の濃度データであるとして2値化した
後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分を誤
差信号として、回りの画素に配分する方法である。誤差
の配分は、予め用意されているマトリクス上の重み係数
を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、回り
の画素に加算することによって行う。これによって、画
像全体での濃度平均値が保存され、中間調を疑似的に2
値で表現することができる。
【0074】2値化された画像データは、画像メモリ部
3へ送られ、画像蓄積される。また、外部I/F処理部
4から入力されるコンピュータからの画像データは、外
部I/F処理部4で2値画像データとして処理されてい
るため、そのまま画像メモリ部3に送られる。画像メモ
リ部3は、高速のページメモリと複数のページ画像デー
タを蓄積可能な大容量のメモリ(ハードディスク)を有
している。ハードディスクに格納された複数の画像デー
タは、画像形成装置の操作部172で指定された編集モ
ードに応じた順序で出力される。例えばソートの場合、
DF180から読み取った原稿束の画像を順に出力す
る。ハードディスクから一旦格納された原稿の画像デー
タを読み出し、これを複数回繰り返して出力する。これ
により、ビンが複数あるソータと同じ役割を果たすこと
ができる。
【0075】画像メモリ部3から出力した画像データ
は、プリンタ部2にあるスムージング部506に送られ
る。スムージング部506では、2値化した画像の線端
部が滑らかになるようにデータの補間を行い、露光制御
部120へ画像データを出力する。露光制御部120で
は、上述した処理により画像データを転写紙に形成す
る。
【0076】次に、上記図1に示した本発明の実施の形
態に係る画像形成装置の画像メモリ部3の詳細を図5に
基づき説明する。図5は本発明の実施の形態に係る画像
形成装置の画像メモリ部3を中心とし、該画像メモリ部
3と、プリンタ部2、外部I/F処理部4、画像処理部
170との接続状態を示すブロック図である。画像形成
装置の画像メモリ部3は、ページメモリ部301、メモ
リコントローラ部302、LZ(Lempel Zi
v)圧縮部303、ハードディスク(HD)304を備
える構成となっている。
【0077】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
画像メモリ部3では、DRAM等のメモリで構成される
ページメモリ部301に、メモリコントローラ部302
を介して外部I/F処理部4、画像処理部170からの
2値画像の書き込み、プリンタ部2への画像読み出し、
大容量の記憶装置であるハードディスク304への画像
の入出力のアクセスを行う。メモリコントローラ部30
2は、ページメモリ部301のDRAMリフレッシュ信
号の発生を行い、また、外部I/F処理部4、画像処理
部170、ハードディスク304からのページメモリ部
301へのアクセスの調停を行う。
【0078】更に、メモリコントローラ部302は、C
PU171の指示に従い、ページメモリ部301への書
き込みアドレス、ページメモリ部301からの読み出し
アドレス、読み出し方向などの制御を行う。これによ
り、CPU171は、ページメモリ部301に複数の原
稿画像を並べてレイアウトを行い、プリンタ部2へ出力
する機能や、画像の一部分のみ切り出して出力する機能
や、画像回転機能を制御する。
【0079】次に、上記図5に示した本発明の実施の形
態に係る画像形成装置の外部I/F処理部4の構成を図
3に基づき説明する。図3は本発明の実施の形態に係る
画像形成装置及び外部コンピュータからなるシステムの
構成を示すブロック図である。画像形成装置は、リーダ
部1、プリンタ部2、画像メモリ部3、外部I/F処理
部4を備えており、外部I/F処理部4は、ファクシミ
リ部401、ハードディスク402、コンピュータイン
ターフェイス部403、フォーマッタ部404、イメー
ジメモリ部405、コア部406を備える構成となって
いる。図中11は外部コンピュータ(パーソナルコンピ
ュータまたはワークステーション)、12は電話回線を
示す。
【0080】上記各部の構成を動作と共に詳述すると、
外部I/F処理部4は、上述したように、画像メモリ部
3を介してリーダ部1の2値画像データを外部I/F処
理部4内に取り込み、また、画像メモリ部3を介して外
部I/F処理部4からの2値画像データをプリンタ部2
へ出力して画像形成を行う。
【0081】ファクシミリ部401は、モデム(不図
示)を介して電話回線(公衆回線)12と接続されてお
り、電話回線12からのファクシミリ通信データの受信
と、電話回線12へのファクシミリ通信データの送信を
行う。ファクシミリ部401では、ファクシミリ機能で
ある、指定された時間にファクス通信を行ったり、相手
から指定パスワードの問い合わせで画像データを送信す
るなど、ハードディスク402にファクス用の画像を保
存して処理を行う。これにより、一度、リーダ部1から
画像メモリ部3を介してファクシミリ部401、ファク
シミリ用のハードディスク402へ画像を転送した後
は、リーダ部1、画像メモリ部3をファクシミリ機能に
使うことなしにファクス通信を行うことができる。
【0082】コンピュータインターフェイス部403
は、外部のコンピュータとのデータ通信を行うインター
フェイス部であり、ローカルエリアネットワーク(以下
LAN)、シリアルI/F、SCSI(Small C
omputer SystemInterface)I
/F、プリンタのデータ入力用のセントロI/Fなどを
持つ。このI/Fを介して、プリンタ部2、リーダ部1
の状態を外部コンピュータに通知したり、外部コンピュ
ータの指示でリーダ部1で読み取った画像を外部コンピ
ュータへ転送したりする。また、外部コンピュータから
プリント画像データを受け取ったりする。
【0083】フォーマッタ部404は、外部コンピュー
タからコンピュータインターフェイス部403を介して
通知されるプリントデータは専用のプリンタコードで記
述されているため、そのコードを画像メモリ部3を介し
てプリンタ部2で画像形成を行うラスタイメージデータ
に変換する。フォーマッタ部404は、ラスタイメージ
データの展開をイメージメモリ部405に行う。
【0084】イメージメモリ部405は、このようにフ
ォーマッタ部404がラスタイメージデータを展開する
メモリとして使用したり、また、リーダ部1の画像をコ
ンピュータインターフェイス部403を介して外部コン
ピュータに送る(画像スキャナ機能)場合に、画像メモ
リ部3から送られる画像データを該イメージメモリ部4
05に一度展開し、外部コンピュータに送るデータの形
式に変換してコンピュータインターフェイス部403か
らデータを送出するような場合においても使用される。
【0085】コア部406は、ファクシミリ部401、
コンピュータインターフェイス部403、フォーマッタ
部404、イメージメモリ部405、画像メモリ部3間
それぞれのデータ転送を制御管理する。これにより、外
部I/F処理部4に複数の画像出力部があっても、画像
メモリ部3へ画像転送路が一つであっても、コア部40
6の管理のもと、排他制御、優先度制御され画像出力が
行われる。
【0086】次に、上記図1に示した本発明の実施の形
態に係る画像形成装置の複写動作を設定する操作部17
2の構成を図6に基づき説明する。図6において、62
1は電源が入っていることを示すパワーランプである。
パワースイッチ613による電源のON/OFFの切り
替えに合わせ、パワーランプ621は点灯、消灯する。
622はテンキーであり、画像形成枚数の設定やモード
設定の数値入力に使用する。また、ファクシミリ設定画
面では、電話番号の入力に使用する。623はクリアキ
ーであり、テンキー622で入力した設定のクリアを行
う。616はリセットキーであり、設定された画像形成
枚数や動作モードや選択給紙段等のモードを既定値に戻
すためのものである。
【0087】614はスタートキーであり、このスター
トキー614の押下により画像形成動作を開始する。ス
タートキー614の中央にはスタート可能か否かを示す
赤色とグリーンのLED(不図示)が配設されており、
スタートができない場合は、赤色のLEDが点灯し、ス
タート可能な場合はグリーンのLEDが点灯する。61
5はストップキーであり、複写動作の停止を行うために
使用する。617はガイドキーであり、このキーを押下
した後に他のキーを押下すると、そのキーにより設定で
きる機能の説明が表示パネルに表示される。このガイド
表示を解除する場合は、再度ガイドキー617を押下す
ることで行う。
【0088】618はユーザ設定キーであり、このキー
を押下すると画像形成装置の設定をユーザが変更可能に
なる。ユーザが変更できる設定は、例えば、自動的に設
定をクリアするまでの時間や、リセットキー616を押
下した時のモードの既定値の設定等である。619は割
り込みキーであり、画像形成動作中にこのキーを押下す
ると、他の画像形成動作を中止して、自動原稿送り装置
180を使用しないでコピーを行うことができる。62
0は例えば液晶等で構成される表示パネルであり、詳細
なモード設定を容易にするべく、設定モードに応じて表
示内容が変わる。また、表示パネル620の表面はタッ
チセンサになっている。図6の例では、複写動作モード
の設定画面の例を示している。図6では、表面パネル6
20内にキー624〜631を表示しており、このキー
の表示の位置を触れることでキーの押下を判断してモー
ドを設定する。
【0089】627は用紙段の選択キーであり、このキ
ーを押下すると、カセット131、132の何れから給
紙を行うかを設定する表示を表示パネル620に行う。
628〜631は複写動作の複写倍率を設定するキーで
ある。626は応用モードの設定キーであり、このキー
を押下すると、多重動作や縮小レイアウトモード、表紙
・合紙モード等の応用機能モードの設定する画面が表紙
パネル620に表示され、例えば、図7のような各応用
機能モードの設定キーの表示がされ、応用モードの設定
を可能にする。624は両面動作の設定キーであり、例
えば、片面原稿から両面出力を行う「片−両モード」、
両面原稿から両面出力を行う「両−両モード」、両面原
稿から2枚の片面出力を行う「両−片モード」の3種類
の両面モードの設定を行う。625はソートキーであ
り、このキーの押下で排紙処理装置190の動作モード
の設定や、画像メモリを用いての出力紙の仕分けモード
の設定を行う。
【0090】表示パネル620内のキーの表示は通常の
表示の他に、表示のキーのモードが設定できない場合
は、表示の線を点線(網掛け)にすることで、そのキー
が操作できないことを表すようになっている。また、図
6の例では、表示パネル620の上方には複写動作の設
定された内容の表示や、現在の動作状態を表示する。ま
た、画面の左上にはこの表示画面が後述する各機能モー
ドのどの画面であるかを示す表示があり、図6の例では
コピーAの設定画面を示している。図6の例では文字で
示しているがそれぞれを示す記号でもよい。また、表示
パネル620の下方には後述する他の機能モードの動作
状態を一ラインで表示できる範囲で表示している。図6
の例ではコピーBのプリンタ部2への出力動作中である
ことを示している。
【0091】表示パネル620内の応用モードキー62
6の横にはユーザにより変更可能なキーが配設されてお
り、応用モードの設定画面で設定できる機能のキーを最
大2つまで登録可能である。応用モードの設定キーを図
の位置に出して表示することで、その登録したモードの
設定をより容易に行えるようにすることができる。これ
らのキーを総称してお好み機能キーと呼び、図8におい
て、その設定を図に基づいて説明する。図8(a)はお
好み機能キー1の項目を設定する画面である。この画面
は、ユーザ設定キー618を押下した後に、設定項目で
お好み機能キー1の設定を選択することで表示される。
図8(a)の画面で項目を選択してOKキーを押下する
ことで、お好み機能キーの表示する機能のキーを選択で
きる。図8(b)の例のように画面に新たにキーを表示
する。
【0092】再度図6において、601〜612は画像
形成装置を用いた、複写動作、システム動作の各機能の
設定を行うために操作部172の表示を切り替えるため
のキー及びLED表示である。601、604、60
7、610はそれぞれ、各機能を切り替えるキーになっ
ている。このキーは半透明のキーボタンで構成されてお
り、キーの内部にはLED等の表示ランプ(不図示)が
配設されている。これらのキーを押下することで操作画
面を選択すると、キー内部のランプが点灯する。各キー
の内部のこのランプは選択されている操作機能画面のキ
ーの内部にあるランプのみ点灯制御され、その他のキー
の内部のランプは消灯するように制御される。
【0093】また、各キーの右にはグリーンのLEDが
配置され(603、606、609、612)、このL
EDは、各機能の動作状況をLEDの点灯制御で表して
いる。例えば、コピーBのLED606はコピーBがス
タンバイ中では消灯制御され、図6のようにコピーBが
出力動作中の場合は点滅制御される。また、画像メモリ
部3のハードディスク304にコピーBの画像が保存さ
れ、コピーBのプリント動作が行われていない場合には
点灯制御される。同様に例えば、ファクスのLED60
9では、通信動作中、プリント動作中、読み込み動作中
では点滅制御され、ファクシミリ部401のハードディ
スク402にファクス画像がある場合には点灯制御され
る。
【0094】各キーの左にはレッドのLEDが配置され
(602、605、608、611)、このLEDは、
各機能の異常状況が発生したことをLEDの点灯制御で
表している。例えば、コピーBのLED605は、コピ
ーBが紙なし中断やJAM等の異常が発生した時、点滅
制御される。この時、コピーB機能キー604を押下
し、操作部172の表示をコピーBに切り替えること
で、表示パネル620にコピーBの状況が表示され、異
常状況の詳細を確認することができる。これらの機能切
り替えキーは、各機能の動作状況によらずいつでも押下
可能であり、操作部172を切り替え可能である。
【0095】本実施形態のように、コピーA機能とコピ
ーB機能が切り替え可能である場合に、上述したストッ
プキー615、スタートキー614、リセットキー61
6等の表示パネル620内のキー以外のキーは、機能切
り替えキー601、604により選択されている機能に
対して操作される。例えば、図6の例でコピーA操作画
面を表示している時にストップキー615を押下して
も、コピーBの出力動作に対して複写動作の停止を行う
ことはできない。コピーBの複写動作を停止する場合
は、コピーB機能キー604を押下後、ストップキー6
15を押下することでコピーBの出力は停止する。ま
た、ユーザ設定キー618により設定されるデータはコ
ピーA、コピーBの操作部が選択されている画面それぞ
れにおいてデータを有して、それぞれの画面において独
立に設定操作を行うことができる。
【0096】尚、上述した本発明の実施の形態に係る画
像形成装置の各部と特許請求の範囲における各構成要件
との対応関係は下記の通りである。リーダ部1は画像読
取手段に対応し、プリンタ部2は作像手段に対応し、画
像メモリ部3は画像記憶手段に対応し、CPU171、
ROM174の制御プログラム、画像メモリ部3のメモ
リコントローラ部302は画像処理制御手段に対応し、
CPU171、操作部172は登録手段に対応し、操作
部172は表示手段、表示内容保持手段、表示切替手
段、状態表示手段に対応し、CPU171は表示制御手
段に対応する。
【0097】次に、上記のごとく構成された本発明の実
施の形態に係る画像形成装置におけるユーザ設定モード
のデータの設定時の処理を図20のフローチャートに基
づき説明する。図20はユーザ設定モードでデータの設
定を確定したときに呼ばれるサブルーチン処理である。
【0098】ステップS1501では、画面がコピーA
の画面であるか否かを判断する。ステップS1501で
コピーAの画面でない場合、即ち、コピーBの画面の場
合は、ステップS1502へ移行する。ステップS15
01でコピーAの画面の場合は、ステップS1503へ
移行する。ステップS1503では、コピーAのユーザ
設定データ領域に設定されたユーザデータを書き込み、
ステップS1504へ移行する。ステップS1502で
は、コピーAのユーザデータとコピーBのユーザデータ
を共有するか否かの切り替え設定フラグを判断する。ス
テップS1502で共有設定の場合は、コピーBの設定
データも、コピーAの設定領域に書き込むために、ステ
ップS1503へ移行する。ステップS1502で共有
設定でない場合には、ステップS1505へ移行する。
【0099】ステップS1504では、コピーAのデー
タを設定した後に、コピーAのユーザデータとコピーB
のユーザデータを共有するか否かの切り替え設定フラグ
を判断する。ステップS1504で共有設定の場合は、
コピーAの設定データも、コピーBの設定領域に書き込
むために、ステップS1505へ移行する。ステップS
1505では、ユーザ設定データ領域に設定されたユー
ザデータを書き込み、処理を終了する。ステップS15
04で共有設定でない場合には、処理を終了する。
【0100】このように、画面毎に設定可能なユーザ設
定データを同じコピー機能であるコピーA、コピーBの
画面それぞれのデータを共有する切り替え手段を設ける
ことで、コピーA、コピーBともに同一の操作環境を容
易に提供でき、更に、コピーA、コピーBそれぞれの独
自の用途に応じた画面の設定も実現できる。
【0101】次に、本発明の他の実施の形態を図21に
基づき説明する。図21は本発明の他の実施の形態に係
る画像形成装置におけるデータを共有する処理を示すブ
ロック図である。他の実施の形態に係る画像形成装置の
制御系の構成は上記図1と同様である。図21でコピー
Aのユーザ設定データ領域1601とコピーBのユーザ
設定データ領域1602は、上記図1のCPU171の
メモリ空間にマップされている。データ領域1601と
データ1602は、それぞれアドレスデータバス160
5、1606で接続され、書き込み、読み出しされる。
CPU171は、該CPU171のメモリ空間をアドレ
スデータバス1604を介してアクセスする。CPU1
71のアドレスデータバス1604は、データ共有バス
コントローラ1603に接続され、データ共有バスコン
トローラ1603は、CPU171のアドレスデータバ
ス1604とデータ領域のアドレスデータバス160
5、1606の接続制御を行う。
【0102】データ共有バスコントローラ1603は、
コピーAとコピーBのユーザデータを共有するか否かの
切り替え設定フラグを判断して、データを共有する場合
は、CPU171からデータ領域1602の領域のアド
レスをアクセスしたとき、アドレスデータバス1604
と1605を接続するように制御する。これにより、C
PU171からデータ領域1601、1602のどちら
をアクセスしてもデータ領域1601の領域をアクセス
する。このように、コピーA、コピーBそれぞれに操作
設定画面があり、切り替えキーにより切り替えて、コピ
ーA、コピーBのそれぞれに複写動作開始、中止、状況
の確認をそれぞれの画面で行うことで、従来と同様の操
作で複数のコピーを操作できる。
【0103】次に、本発明の他の実施の形態における画
面切り替えを図9に基づき説明する。図9は本発明の他
の実施の形態に係る画像形成装置の操作部の機能切り替
えキー901を表示パネル920内に設けた例である。
図9の例は機能切り替えキー901を押下した時の表示
を示している。機能切り替えキー901は、いかなる操
作表示中であっても押下可能であり、機能切り替えキー
901を押下すると図9の表示がなされる。図9で表示
パネル920には、画像形成装置で実現されている機能
のリストが表示される。表示パネル920の切り替える
機能の項目をタッチパネルで選択し、OKキー906の
押下により、選択された機能の操作画面に切り替わる。
【0104】カーソルキー904、905は、項目が一
画面で表示できない場合に画面をスクロールさせるため
に使用する。図9の例では、項目が一画面内に全て表示
可能であるため、カーソルキー905、906は点線表
示(網掛け表示)されており、キーが押下できないこと
を示している。また、機能切り替えキー901を押下し
たが、操作画面を切り替えることを取り消す場合は、取
り消しキー907を押下することで、機能切り替えキー
901を押下する前の操作画面に戻る。
【0105】機能切り替えキー901の右にはグリーン
のLED903が配置され、このLEDは、操作部に表
示している機能以外の機能の動作状況をLEDの点灯制
御で表している。例えば、コピーAの操作画面時は、コ
ピーB、コピーC、プリンタ、ファクスの各機能の何れ
かが動作中である場合には、LED903は点滅制御さ
れる。また、画像メモリ部3のハードディスク304に
動作中でない機能の画像があり、全ての機能が動作中で
ない場合にはLED903は点灯制御される。機能切り
替えキー901の左にはレッドのLED902が配置さ
れ、このLEDは、操作部に表示している機能以外の機
能の異常状況が発生したことをLEDの点灯制御で表し
ている。例えば、コピーAの操作画面時は、コピーB、
コピーC、プリンタ、ファクスの各機能の何れかが、紙
なし中断やJAM等の異常が発生した時LED902は
点滅制御される。
【0106】図9に示した本発明の他の実施形態は上記
図6に示した本発明の実施形態に比べ、画像形成装置が
実現する機能が増加してもハードキー等の追加を行うこ
となしに実現できる。しかし、操作画面を切り替えるの
に、一度、機能切り替えキーを押下後、切り替え機能を
選択するため、操作性が図6に加え劣るという側面があ
る。
【0107】次に、本発明の実施の形態に係る画像形成
装置における複写動作の制御例を図10〜図11、図1
2〜図14、図15のフローチャートに基づき説明す
る。図10〜図11はコピーA(又はB)の複写動作で
画像の読み込みを制御するフローチャートであり、図1
2〜図14はコピーA(又はB)の複写動作で画像の書
き込みを制御するフローチャートであり、図15は出力
順チェックのサブルーチンである。図10〜図11、図
12〜図14の処理はメインのシーケンスより一定時間
毎にまたは必要に応じて呼ばれる。
【0108】先ず、図10〜図11のステップS100
1で、スタートキー614が押下されたか否か判断す
る。この時、操作部機能切り替えキーによりコピーA
(又はB)が選択されていることが必要である。ステッ
プS1001でスタートキー614が押下されない場合
は、ステップS1001へ戻りスタートキー614が押
下されるまで待つ。ステップS1001でスタートキー
614が操作者により押下された場合は、ステップS1
002へ移行し、コピースタート可能か否か判断する。
この時、コピーB(又はA)の読み込み動作中である場
合やファクス機能の読み込み動作が行われている場合
も、コピースタート可能でないと判断する。他の機能の
読み込み動作中でコピースタートができない場合以外
に、設定された複写動作のモードが動作できない場合、
例えば、設定された給紙カセットに用紙が無い場合や、
排紙処理装置190で整合できない用紙サイズで複写動
作を指定している場合などがある。
【0109】ステップS1002でコピースタート可能
でない場合は、ステップS1001へ戻る。この時、コ
ピースタートできないことを操作部172の表示パネル
620に表示を出してもよい。ステップS1002でコ
ピースタート可能な場合は、ステップS1003へ移行
する。ステップS1003では、他の機能のプリント出
力動作によりプリンタ部2のJAM等の異常が発生して
いるか否か判断する。ステップS1003でJAM等の
異常が発生している場合は、ステップS1010へ移行
し、コピーA(又はB)の操作部表示パネル620にプ
リンタ部2のJAM等の異常状態であることを表示して
処理を終了する。このステップS1003のプリンタ部
2の異常のチェックは、ステップS1001のスタート
キー614の押下を判断する時に同時に判断して表示を
出すようにしてもよい。
【0110】ステップS1003でプリンタ部2にJA
M等の異常が無い場合は、ステップS1004へ移行す
る。ステップS1004では、プリント出力の順番を制
御するための待ち行列にコピーA(又はB)を登録す
る。この時、予め決められている各機能毎の優先度の情
報に従って待ち行列に登録される。例えば、待ち行列の
最後から検索して、登録する機能の優先度より同じかま
たは高い優先度の登録済みの機能を見つけ、その機能の
後ろに登録する。このようにすることで、待ち行列は先
頭から処理をする順に登録され、今回登録する機能が、
出力を待っている機能の処理より優先度が高ければ先に
処理が行われる。
【0111】その後、ステップS1005へ移行し、リ
ーダ部1での原稿画像読み込み動作中であることを操作
部172の表示パネル620に表示を行い、ステップS
1006へ移行する。ステップS1006では、DF1
80によりプラテンガラス101上に原稿を搬送し、プ
ラテンガラス101上の原稿の走査読み込みを行い、操
作部172で設定されたモードに従って上述の画像処理
部170で変倍等の処理を行った後に、画像メモリ部3
のページメモリ部301へ画像を書き込む。この時、D
F180での原稿搬送に異常が発生している場合は、読
み込みを行わずにステップS1006を終了する。この
画像メモリ部3の画像をLZ圧縮部303を通してハー
ドディスク304に記憶する。その後、プラテンガラス
101上の原稿を排出する。また、原稿をプラテンガラ
ス101上に載置した後に、走査ミラー104で原稿走
査する代わりに、走査ミラー104を固定してDF18
0で原稿を搬送しながら画像を読み込んでもよい。
【0112】ハードディスク304に記憶した画像は画
像読み込み順に番号を付けて管理され、また、制御内部
の原稿枚数管理情報を1加算する。その後、ステップS
1007へ移行し、DF180の搬送異常が発生してい
るか否か判断し、異常が発生している場合は、ステップ
S1011へ移行する。ステップS1011では、コピ
ーA(又はB)の操作部表示パネル620にDF180
の搬送に異常状態があることを表示する。この時、DF
180で原稿を搬送しながら画像読み込みを行っている
場合、最後に読み込んだ画像データが最後まで正常に搬
送されて読み込まれていることが保証できないため、上
述の管理情報を戻し、ハードディスク304内のその画
像を消去する。そして、処理を終了する。
【0113】ステップS1007でDF180の原稿搬
送に異常が発生していない場合には、ステップS100
8へ移行して、読み込んだ原稿が最終原稿か否か判断す
る。ステップS1008で最終原稿でない場合は、ステ
ップS1006へ戻り、次の原稿を搬送して全ての原稿
を処理するまで繰り返す。ステップS1008で最終原
稿の場合は、ステップS1009へ移行し、画像読み込
み中の表示を消して処理を終了する。
【0114】次に、図12〜図14のステップS110
1では、コピーA(又はB)のプリント出力要求がプリ
ント出力待ち行列に登録されているか否か判断する。ス
テップS1101で登録されていない場合は、ステップ
S1101へ戻り登録されるまで待つ。ステップS11
01で待ち行列に登録されている場合は、ステップS1
102へ移行して、コピーA(又はB)の操作部表示パ
ネル620にプリント出力待ちの表示を行う。このメッ
セージ表示は表示パネル620の情報の状況表示領域に
上述したリーダ部1の状況表示、例えば、原稿画像読み
込み動作中の表示を合わせて表示制御される。次にステ
ップS1103へ移行し、出力順チェックのサブルーチ
ンを呼び出し、プリンタ出力待ち行列の順がコピーA
(又はB)になったか否か判断する。
【0115】出力順チェックのサブルーチンを図15に
基づき説明する。図15のステップS1201では、先
ず、チェックする機能以外の機能がプリンタ動作中であ
るか否か判断する。ステップS1201で動作中である
場合は、ステップS1204へ移行し、出力順がNGで
あることをリターン値にセットしてサブルーチンを抜け
て戻る。ステップS1201で動作中でない場合は、ス
テップS1202へ移行する。ステップS1202で
は、後述する出力待ち行列の入れ替え処理をされていて
も、出力順をチェックする機能が出力待ち行列の先頭で
あるか否か判断する。ステップS1202で先頭でない
場合には、ステップS1204へ移行する。ステップS
1202で先頭である場合には、チェックする機能の要
求を待ち行列から切り離して、出力順がOKであること
をリターン値にセットしてサブルーチンを抜けて戻る。
【0116】再度、図12〜図14において、ステップ
S1103でプリンタ出力待ち行列の順がコピーA(又
はB)になっていない場合は、ステップS1103へ戻
る。ステップS1103でプリンタ出力待ち行列の順が
コピーA(又はB)になった場合は、ステップS110
4へ移行する。ステップS1104では、コピーA(又
はB)の操作部表示パネル620にプリント出力中であ
る表示を行い、ステップS1105へ移行する。ステッ
プS1105では、プリンタ部2にJAM、紙無し等の
アラーム等の異常が発生しているか否か判断する。この
時、コピーA(又はB)のプリント動作を開始する前に
発生しているプリンタ部2の異常の発生も判断する。コ
ピーA(又はB)のプリント動作開始前に発生している
異常は他の機能のプリント動作が異常で中断している場
合である。
【0117】ステップS1105でプリンタ部2に異常
が発生している場合は、ステップS1111へ移行す
る。ステップS1111では、コピーA(又はB)の読
み込み動作が終了しているか否か判断する。ステップS
1111でコピーA(又はB)の読み込み動作が終了し
ていない場合は、ステップS1111へ戻り読み込み動
作が終了するまで待つ。ステップS1111で読み込み
動作が終了している場合は、ステップS1112へ移行
する。ステップS1112では、プリンタ部2の出力を
再開するために、リカバリ待ち行列に登録する。リカバ
リ待ち行列は登録された順に処理される行列である。そ
の後、ステップS1113へ移行してプリンタ部2の異
常を表示して処理を終了する。
【0118】ステップS1105でプリンタ部2に異常
が発生していない場合は、ステップS1106へ移行す
る。ステップS1106では、操作部172で設定され
た画像形成モードに従って画像形成する順番に、画像メ
モリ部3内のハードディスク304から画像を読み出し
ページメモリ部301に画像を展開する。また、レイア
ウトモード等の場合は、この時に複数の原稿画像を読み
出し、画像をページメモリ部301上にレイアウトして
展開する。その後、プリンタ部2へ画像を出力する。プ
リンタ部2では上述の画像形成動作に従ってカセットよ
り転写紙を給紙し、画像メモリ部3からの画像に同期を
とって転写紙に画像を形成して装置外に排出する。ステ
ップS1106では必要な画像がまだ読み込まれておら
ず、ハードディスク304内に無い場合はハードディス
ク304に画像が保存されるまで待ってから処理され
る。
【0119】その後、ステップS1107へ移行し、ス
テップS1107では、ステップS1106で画像形成
した画像が最終原稿の画像であるか否か、或いはコピー
A(又はB)の読み込み動作でDF180の異常が発生
しているか否か判断する。ステップS1107で最終原
稿の画像であるか、或いはコピーA(又はB)の読み込
み動作でDF180の異常が発生しているの何れかであ
ると判断された場合には、ステップS1108へ移行す
る。ステップS1107でどちらでもないと判断された
場合には、ステップS1106へ戻りプリンタ部2で異
常が発生しているか否か判断する。ステップS1108
では、コピーA(又はB)の読み込み動作でDF180
の異常が発生しているか否か判断し、ステップS110
8で異常が発生していない場合は、ステップS1109
へ移行する。ステップS1108で異常が発生している
場合は、ステップS1114へ移行する。
【0120】ステップS1109では、操作部172で
設定された部数を全て画像形成終了したか否か判断す
る。ステップS1109で終了していない場合は、ステ
ップS1105へ戻る。ステップS1109で終了して
いる場合は、ステップS1110へ移行し、コピーA
(又はB)の操作部表示パネル620にプリント出力終
了の表示を行い、コピーの画像形成動作を終了する。ス
テップS1114では、画像形成動作を中断する。この
時、排紙処理にはコピーA(又はB)の1部目の出力の
途中までが積載されているため、他の機能のプリント処
理が開始しないように内部管理情報でプリンタ動作中と
同様の情報を設定し、動作をロックする。その後、処理
を終了する。
【0121】次に、本発明の他の実施形態に係る画像形
成装置における画像形成制御を図16〜図18のフロー
チャートに基づき説明する。図16〜図18はコピーA
(又はB)の複写動作で画像形成動作を制御するフロー
チャートであり、図16〜図18の処理はメインのシー
ケンスより一定時間毎に必要に応じて呼ばれる。
【0122】先ず、図16〜図18のステップS130
1で、スタートキー614が押下されたか否か判断す
る。この時、操作部機能切り替えキーによりコピーA
(又はB)が選択されていることが必要である。ステッ
プS1301でスタートキー614が押下されない場合
は、ステップS1301へ戻りスタートキー614が押
下されるまで待つ。ステップS1301でスタートキー
614が操作者により押下された場合は、ステップS1
302へ移行し、コピースタート可能か否か判断する。
この時、コピーB(又はA)の読み込み動作中である場
合やファクス機能の読み込み動作が行われている場合
も、コピースタート可能でないと判断する。他の機能の
読み込み動作中でコピースタートができない場合以外
に、設定された複写動作のモードが動作できない場合、
例えば、設定された給紙カセットに用紙が無い場合や、
排紙処理装置190で整合できない用紙サイズで複写動
作を指定している場合などがある。
【0123】ステップS1302でコピースタート可能
でない場合は、ステップS1301へ戻る。この時、コ
ピースタートできないことを操作部172の表示パネル
620に表示を出してもよい。ステップS1302でコ
ピースタート可能な場合は、ステップS1303へ移行
する。ステップS1303では、他の機能のプリント出
力動作によりプリンタ部2のJAM等の異常が発生して
いるか否か判断する。ステップS1303でJAM等の
異常が発生している場合は、ステップS1317へ移行
し、コピーA(又はB)の操作部表示パネル620にプ
リンタ部2のJAM等の異常状態であることを表示して
処理を終了する。
【0124】ステップS1303でプリンタ部2にJA
M等の異常が無い場合は、ステップS1304へ移行す
る。ステップS1304では、リーダ部1での原稿画像
読み込み動作中であることを操作部172の表示パネル
620に表示を行い、ステップS1305へ移行する。
ステップS1305では、DF180によりプラテンガ
ラス101上に原稿を搬送し、プラテンガラス101上
の原稿の走査読み込みを行い、操作部172で設定され
たモードに従って上述の画像処理部170で変倍等の処
理を行った後に、画像メモリ部3のページメモリ部30
1へ画像を書き込む。この時、DF180での原稿搬送
に異常が発生している場合は、読み込みを行わずにステ
ップS1305を終了する。この画像メモリ部3の画像
をLZ圧縮部303を通してハードディスク304に記
憶する。その後、プラテンガラス101上の原稿を排出
する。また、原稿をプラテンガラス101上に載置した
後に、走査ミラー104で原稿走査する代わりに、走査
ミラー104を固定してDF180で原稿を搬送しなが
ら画像を読み込んでもよい。
【0125】ハードディスク304に記憶した画像は画
像読み込み順に番号を付けて管理され、また、制御内部
の原稿枚数管理情報を1加算する。その後、ステップS
1306へ移行し、DF180の搬送異常が発生してい
るか否か判断し、異常が発生している場合は、ステップ
S1318へ移行する。ステップS1318では、コピ
ーA(又はB)の操作部表示パネル620にDF180
の搬送に異常状態があることを表示する。この時、DF
180で原稿を搬送しながら画像読み込みを行っている
場合、最後に読み込んだ画像データが最後まで正常に搬
送されて読み込まれていることが保証できないため、上
述の管理情報を戻し、ハードディスク304内のその画
像を消去する。そして、処理を終了する。
【0126】ステップS1306でDF180の原稿搬
送に異常が発生していない場合には、ステップS130
7へ移行して、読み込んだ原稿が最終原稿か否か判断す
る。ステップS1307で最終原稿でない場合は、ステ
ップS1305へ戻り、次の原稿を搬送して全ての原稿
を処理するまで繰り返す。ステップS1307で最終原
稿の場合は、ステップS1308へ移行する。ステップ
S1308では、プリント出力の順番を制御するための
待ち行列にコピーA(又はB)を登録する。この時、予
め決められている各機能毎の優先度の情報に従って待ち
行列に登録される。例えば、待ち行列の最後から検索し
て、登録する機能の優先度と同じかまたは高い優先度の
登録済みの機能を見つけ、その機能の後ろに登録する。
このようにすることで、待ち行列は先頭から処理をする
順に登録され、今回登録する機能が、出力を待っている
機能の処理より優先度が高ければ先に処理が行われる。
【0127】その後、ステップS1309へ移行し、コ
ピーA(又はB)の操作部表示パネル620にプリント
出力待ちの表示を行う。このメッセージ表示は表示パネ
ル620の情報の状況表示領域に表示制御される。次に
ステップS1310へ移行し、出力順チェックのサブル
ーチンを呼び出し、プリンタ出力待ち行列の順がコピー
A(又はB)になったか否か判断する。出力順チェック
のサブルーチンは上述の図15と同様である。ステップ
S1310でプリンタ出力待ち行列の順がコピーA(又
はB)になっていない場合は、ステップS1310へ戻
る。ステップS1310でプリンタ出力待ち行列の順が
コピーA(又はB)になった場合は、ステップS131
1へ移行する。
【0128】ステップS1311では、コピーA(又は
B)の操作部表示パネル620にプリント出力中である
表示を行い、ステップS1312へ移行する。ステップ
S1312では、プリンタ部2にJAM、紙無し等のア
ラーム等の異常が発生しているか否か判断する。この
時、コピーA(又はB)のプリント動作を開始する前に
発生しているプリンタ部2の異常の発生も判断する。コ
ピーA(又はB)のプリント動作開始前に発生している
異常は他の機能のプリント動作が異常で中断している場
合である。ステップS1312でプリンタ部2に異常が
発生している場合は、ステップS1319へ移行する。
ステップS1319では、プリンタ部2の出力を再開す
るために、リカバリ待ち行列に登録する。リカバリ待ち
行列は登録された順に処理される行列である。その後、
ステップS1320へ移行してプリンタ部2の異常を表
示して処理を終了する。
【0129】ステップS1312でプリンタ部2に異常
が発生していない場合は、ステップS1313へ移行す
る。ステップS1313では、操作部172で設定され
た画像形成モードに従って画像形成する順番に、画像メ
モリ部3内のハードディスク304から画像を読み出し
ページメモリ部301に画像を展開する。また、レイア
ウトモード等の場合は、この時に複数の原稿画像を読み
出し、画像をページメモリ部301上にレイアウトして
展開する。その後、プリンタ部2へ画像を出力する。プ
リンタ部2では上述の画像形成動作に従ってカセットよ
り転写紙を給紙し、画像メモリ部3からの画像に同期を
とって転写紙に画像を形成して装置外に排出する。
【0130】その後、ステップS1314へ移行し、ス
テップS1314では、ステップS1313で画像形成
した画像が最終原稿の画像であるか否か判断する。ステ
ップS1314で最終原稿の画像であると判断された場
合には、ステップS1315へ移行する。ステップS1
314で最終原稿の画像でないと判断された場合には、
ステップS1312へ戻りプリンタ部2で異常が発生し
ているか否か判断する。ステップS1315では、操作
部172で設定された部数を全て画像形成終了したか否
か判断する。ステップS1315で終了していない場合
は、ステップS1312へ戻る。ステップS1315で
終了している場合は、ステップS1316へ移行し、コ
ピーA(又はB)の操作部表示パネル620にプリント
出力終了の表示を行い、コピーの画像形成動作を終了す
る。
【0131】この実施形態では、原稿画像を全て読み込
み終了してから画像形成動作を開始するため、画像形成
した転写紙の1枚目の排出は遅くなるが、DF180の
JAM等の異常などによって画像形成動作が中断される
ことがないため、原稿画像読み込み時にDF180のJ
AM等の異常が発生していても、他の機能のプリント出
力が待たされることはない。
【0132】次に、本発明の実施の形態に係る画像形成
装置においてプリント待ち行列に登録されている出力要
求の順番を変更する操作方法を図19に基づき説明す
る。図19はプリント出力待ちの状況を表示する表示パ
ネル620の例である。表示パネル620内には出力要
求の状況を表示している。図19の例では、出力中と状
況が表示しているコピーBの機能の出力が現在行われて
いる。以下、番号は現在待ち行列に登録されている順番
を示している。このまま、出力中のコピーBが終了する
と、次にコピーCの出力が実行される。
【0133】キー1403はこの画面を抜け、元の画面
に戻るためのキーである。カーソルキー1405、14
06は出力待ちの項目数が一画面に入らない場合、画面
をスクロールするためのキーであり、下カーソルキー1
405を押下することで、出力待ちの5番目から8番目
までが1から4の代わりに表示される。消去キー140
2は出力待ちの機能を取り消すキーであり、消去する項
目をタッチキーで選択し、消去キー1402を押下する
ことで、その出力を取り消すことができる。この画面で
項目の選択時には出力中の項目、図19の例ではコピー
Bはこの画面では選択できないように制御している。ま
た、詳細情報キー1404は項目を選択して当該詳細情
報キー1404を押下することで、出力する処理の内
容、例えば、部数、原稿枚数、両面等の出力モード等の
情報を表示する。
【0134】また、優先キー1401は項目を選択して
当該優先キー1401を押下することで、待ち行列の先
頭、図19の画面では番号の1番に移動させる。この
時、選択した項目より番号が小さかった項目は、一つず
つ下に繰り下がる。例えば、図19の例で、3番目のコ
ピーAの項目が選択されているが、この時、優先キー1
401を押下すると、1番目にコピーA、2番目にコピ
ーC、3番目にプリンタ:受付No.110になる。ま
た、優先度を入れ替えた後に、待ち行列に登録された出
力が行列の先頭にならないように、待ち行列に登録され
ている項目に設定されている優先度を、コピー、プリン
タ等機能毎に予め設定されている優先度のどれよりも高
く変更する。これにより、新しい機能の出力待ち登録が
発生しても、優先度を先頭に変更した項目より先に登録
されることは無い。
【0135】以上説明したように、本発明の実施の形態
に係る画像形成装置によれば、原稿から画像データを読
取るリーダ部1と、画像データを記憶する画像メモリ部
3と、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を行う
プリンタ部2と、少なくとも2つ以上のコピージョブの
登録を可能とし、登録される各コピージョブに対し、リ
ーダ部1及び画像メモリ部3による最初のコピージョブ
の各原稿の画像データの読取り及び記憶とプリンタ部3
による画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データの
読取り及び記憶を実行させた後、残りのコピージョブの
原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、
各コピージョブに対し読取順で直前のコピージョブの画
像形成終了後に当該コピージョブの画像形成を自動的に
開始する制御を実行するCPU171とを有するため、
下記のような効果を奏する。
【0136】上記構成において、複数のコピージョブの
登録に伴い、画像形成装置のCPU171は、リーダ部
1及び画像メモリ部3により最初のコピージョブの各原
稿の画像データの読取り及び記憶を実行させ、プリンタ
部3により画像形成を逐次実行させることにより、全原
稿の画像データの読取り及び記憶を実行させる。この
後、画像形成装置のCPU171は、リーダ部1及び画
像メモリ部3による残りのコピージョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可し、プリンタ部3による各
コピージョブに対し読取順で直前のコピージョブの画像
形成終了後、プリンタ部3に当該コピージョブの画像形
成を自動的に開始する。
【0137】また、画像形成装置のCPU171は、登
録される各コピージョブに対し、リーダ部1及び画像メ
モリ部3による最初のコピージョブの全原稿の画像デー
タの読取り及び記憶を実行させた後、最初のコピージョ
ブの画像形成を実行中に、残りのコピージョブの原稿の
画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各コピ
ージョブに対し読取順で直前のコピージョブの画像形成
終了後に当該コピージョブの画像形成を自動的に開始す
る。
【0138】従って、複数のコピージョブが存在し、1
つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理の
後、1つ目のコピージョブの画像形成処理が行われてい
る場合、2つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び
記憶処理を受け付けるだけでなく、1つ目のコピージョ
ブの画像形成処理が終了した後、2つ目のコピージョブ
の画像形成処理を自動的にスタートさせるので、2つ目
のコピージョブをスタートさせる指示が1回だけでよく
且つ処理効率よく2つ目のコピージョブを行うことが可
能となり、使用者の手間を軽減できるという効果があ
る。
【0139】また、本発明の実施の形態に係る画像形成
装置によれば、画像形成装置のCPU171は、各コピ
ージョブの設定及び状態等を操作部172の表示パネル
620に表示制御すると共に表示パネル620の表示を
各コピージョブに対応する表示に切替え制御するため、
下記のような効果を奏する。
【0140】画像形成装置の設定内容・コピージョブの
状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各コピージョブ毎に表示するので、使用者が効率
的にコピーモードの設定・コピースタートを行うことが
できるという効果がある。
【0141】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0142】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0143】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0144】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0145】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の画像形成装置によれば、画像形成ジョブの連続処
理が可能な画像形成装置であって、原稿から画像データ
を読取る画像読取手段と、画像データを記憶する画像記
憶手段と、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を
行う作像手段と、少なくとも2つ以上の画像形成ジョブ
の登録が可能な登録手段と、最初の画像形成ジョブの原
稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、残り
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直
前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画像形成ジ
ョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制御手段と
を有するため、下記のような効果を奏する。
【0147】複数の画像形成ジョブ(コピージョブ)が
存在し、1つ目の画像形成ジョブの原稿画像読み取り及
び記憶処理の後、1つ目の画像形成ジョブの画像形成処
理が行われている場合、2つ目の画像形成ジョブの原稿
画像読み取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理が終了した後、2
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理を自動的にスター
トさせるので、2つ目の画像形成ジョブをスタートさせ
る指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目の画像
形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手間を軽
減できるという効果がある。
【0148】請求項2記載の本発明の画像形成装置によ
れば、前記画像処理制御手段は、前記登録手段により登
録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取手段及
び前記画像記憶手段による最初の画像形成ジョブの各原
稿の画像データの読取り及び記憶と前記作像手段による
画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データの読取り
及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿
の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画
像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画
像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始するため、下記のような効果を奏する。
【0149】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【0150】請求項3記載の本発明の画像形成装置によ
れば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置
であって、原稿から画像データを読取る画像読取手段
と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像データ
に基づき記録媒体上に画像形成を行う作像手段と、少な
くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手
段と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
り及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブの原
稿の画像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿
の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画
像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画
像形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
り及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を
自動的に開始する画像処理制御手段とを有するため、下
記のような効果を奏する。
【0151】複数の画像形成ジョブ(コピージョブ)が
存在し、1つ目の画像形成ジョブの原稿画像読み取り及
び記憶処理の後、1つ目の画像形成ジョブの画像形成処
理が行われている場合、2つ目の画像形成ジョブの原稿
画像読み取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理が終了した後、2
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理を自動的にスター
トさせるので、2つ目の画像形成ジョブをスタートさせ
る指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目の画像
形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手間を軽
減できるという効果がある。
【0152】請求項4記載の本発明の画像形成装置によ
れば、前記画像処理制御手段は、前記登録手段により登
録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取手段及
び前記画像形成記憶手段による最初の画像形成ジョブの
全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、
前記作像手段による最初の画像形成ジョブの画像形成を
実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの
読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに
対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画
像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終
了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始す
るため、下記のような効果を奏する。
【0153】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【0154】請求項5記載の本発明の画像形成装置によ
れば、前記画像処理制御手段は、最初の画像形成ジョブ
の画像形成中に画像形成が停止した場合、残りの画像形
成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の開始を
受け付けないため、下記のような効果を奏する。
【0155】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果が得られる他に、上記
のような画像形成の停止に対し的確に対処可能となる等
の効果がある。
【0156】請求項6記載の本発明の画像形成装置によ
れば、前記画像処理制御手段は、最初の画像形成ジョブ
の画像形成中に前記画像読取手段及び前記画像記憶手段
の動作に影響の無い部位が原因で画像形成が停止した場
合、残りの画像形成ジョブのうち何れかの画像形成ジョ
ブの原稿の画像データの読取り及び記憶が開始されてい
たときは当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
り及び記憶を停止させないため、下記のような効果を奏
する。
【0157】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果が得られる他に、上記
のような画像形成の停止に対し的確に対処可能となる等
の効果がある。
【0158】請求項7記載の本発明の画像形成装置によ
れば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置
であって、原稿から画像データを読取る画像読取手段
と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像データ
に基づき記録媒体上に画像形成を行う作像手段と、少な
くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手
段と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原
稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各
画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの
画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動
的に開始する画像処理制御手段と、画像形成に関する設
定等の表示が可能な表示手段と、各画像形成ジョブの設
定及び状態等を前記表示手段に表示制御する表示制御手
段とを有するため、下記のような効果を奏する。
【0159】画像形成装置の設定内容・画像形成ジョブ
の状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各画像形成ジョブ毎に表示するので、使用者が効
率的に画像形成モード(コピーモード)の設定・画像形
成開始(コピースタート)を行うことができるという効
果がある。
【0160】請求項8記載の本発明の画像形成装置によ
れば、前記画像処理制御手段は、前記登録手段により登
録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取手段及
び前記画像記憶手段による最初の画像形成ジョブの各原
稿の画像データの読取り及び記憶と前記作像手段による
画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データの読取り
及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿
の画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画
像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画
像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始し、前記表示制御手段は、各画像形成ジョブの設
定及び状態等を前記表示手段に表示制御すると共に前記
表示手段の表示を各画像形成ジョブに対応する表示に切
替え制御するため、下記のような効果を奏する。
【0161】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0162】請求項9記載の本発明の画像形成装置によ
れば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置
であって、原稿から画像データを読取る画像読取手段
と、画像データを記憶する画像記憶手段と、画像データ
に基づき記録媒体上に画像形成を行う作像手段と、少な
くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手
段と、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
り及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブの画
像形成実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジ
ョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終
了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始す
る画像処理制御手段と、画像形成に関する設定等を表示
可能な表示手段と、各画像形成ジョブの設定及び状態等
を前記表示手段に表示制御する表示制御手段とを有する
ため、下記のような効果を奏する。
【0163】画像形成装置の設定内容・画像形成ジョブ
の状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各画像形成ジョブ毎に表示するので、使用者が効
率的に画像形成モード(コピーモード)の設定・画像形
成開始(コピースタート)を行うことができるという効
果がある。
【0164】請求項10記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記画像処理制御手段は、前記登録手段により
登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読取手段
及び前記画像形成記憶手段による最初の画像形成ジョブ
の全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、前記作像手段による最初の画像形成ジョブの画像形
成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デー
タの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョ
ブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当
該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開
始し、前記表示制御手段は、各画像形成ジョブの設定及
び状態等を前記表示手段に表示制御すると共に前記表示
手段の表示を各画像形成ジョブに対応する表示に切替え
制御するため、下記のような効果を奏する。
【0165】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0166】請求項11記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記表示手段は、各画像形成ジョブの設定及び
状態等を表示するための表示内容保持手段と、表示を各
画像形成状態に対応する表示に切替えるための表示切替
手段とを有するため、下記のような効果を奏する。
【0167】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0168】請求項12記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記表示手段の前記表示切替手段は、何れの画
像形成ジョブの設定及び状態等が表示されている場合で
も任意に他の画像形成ジョブの設定及び状態等の表示に
切替え可能であるため、下記のような効果を奏する。
【0169】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0170】請求項13記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記表示手段の前記表示切替手段は、各表示内
容に対応する表示切替スイッチであるため、下記のよう
な効果を奏する。
【0171】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0172】請求項14記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記表示手段は、何れの画像形成ジョブに対応
する表示がなされている場合でも他の画像形成ジョブに
対応する状態を表示可能な状態表示手段を有するため、
下記のような効果を奏する。
【0173】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0174】請求項15記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記表示手段の前記状態表示手段は、全ての画
像形成ジョブ数に対応して設けられると共に表示色で状
態を区別可能な発光ダイオードであるため、下記のよう
な効果を奏する。
【0175】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0176】請求項16記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記表示手段の前記状態表示手段は、全ての画
像形成ジョブ数に対応して設けられた状態表示メッセー
ジエリアであるため、下記のような効果を奏する。
【0177】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0178】請求項17記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記画像処理制御手段は、前記表示手段に何れ
の画像形成ジョブに対応する表示がなされている場合で
も決定した順番に基づく画像形成ジョブの画像形成開始
が可能であるため、下記のような効果を奏する。
【0179】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0180】請求項18記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記画像処理制御手段は、前記表示手段に表示
されている画像形成ジョブのうち他の画像形成ジョブの
画像データの読取り及び記憶を実行している場合、画像
形成に関する設定の入力は受け付け、画像形成開始の入
力は受け付けないため、下記のような効果を奏する。
【0181】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0182】請求項19記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記画像処理制御手段は、前記表示手段に表示
されている画像形成ジョブのうち他の画像形成ジョブの
画像データの読取り及び記憶を実行していない場合、画
像形成に関する設定の入力及び画像形成開始の入力を受
け付けるため、下記のような効果を奏する。
【0183】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0184】請求項20記載の本発明の画像形成装置に
よれば、前記作像手段は、画像データに基づき感光体上
に潜像を形成すると共に潜像を現像し記録媒体上に転写
して定着させることで画像形成を行い、前記画像処理制
御手段は、前記記憶手段から画像データを読出し前記作
像手段に出力するため、下記のような効果を奏する。
【0185】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果や、使用者が効率的に
コピーモードの設定・コピースタートを行うことができ
るという効果がある。
【0186】請求項21記載の本発明の画像形成装置に
よれば、画像処理制御手段は、待ち行列の順に基づき、
前記当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する
ため、下記のような効果を奏する。
【0187】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【0188】請求項22記載の本発明の画像形成装置に
よれば、複写機に適用可能であるため、下記のような効
果を奏する。
【0189】複写機において、複数のコピージョブが存
在し、1つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記
憶処理の後、1つ目のコピージョブの画像形成処理が行
われている場合、2つ目のコピージョブの原稿画像読み
取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1つ目のコ
ピージョブの画像形成処理が終了した後、2つ目のコピ
ージョブの画像形成処理を自動的にスタートさせるの
で、2つ目のコピージョブをスタートさせる指示が1回
だけでよく且つ処理効率よく2つ目のコピージョブを行
うことが可能となり、使用者の手間を軽減できるという
効果がある。また、画像形成装置の設定内容・コピージ
ョブの状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待
機中等)を各コピージョブ毎に表示するので、使用者が
効率的にコピーモードの設定・コピースタートを行うこ
とができるという効果がある。
【0190】請求項23記載の本発明の画像形成装置に
よれば、複写機能、ファクシミリ機能を有する複合機に
適用可能であるため、下記のような効果を奏する。
【0191】複写機能、ファクシミリ機能を有する複合
機において、複数のコピージョブが存在し、1つ目のコ
ピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理の後、1つ
目のコピージョブの画像形成処理が行われている場合、
2つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理
を受け付けるだけでなく、1つ目のコピージョブの画像
形成処理が終了した後、2つ目のコピージョブの画像形
成処理を自動的にスタートさせるので、2つ目のコピー
ジョブをスタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理
効率よく2つ目のコピージョブを行うことが可能とな
り、使用者の手間を軽減できるという効果がある。ま
た、画像形成装置の設定内容・コピージョブの状態(原
稿読み込み中・プリント中・プリント待機中等)を各コ
ピージョブ毎に表示するので、使用者が効率的にコピー
モードの設定・コピースタートを行うことができるとい
う効果がある。
【0192】請求項24記載の本発明の画像形成装置に
よれば、コンピュータ等の外部装置とネットワークを介
して通信可能であるため、下記のような効果を奏する。
【0193】コンピュータ等の外部装置とネットワーク
を介して通信可能な画像形成装置において、上記と同様
に、2つ目の画像形成ジョブ(コピージョブ)をスター
トさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目
の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手
間を軽減できるという効果や、使用者が効率的に画像形
成モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピ
ースタート)を行うことができるという効果がある。
【0194】請求項25記載の本発明の画像形成方法に
よれば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装
置に適用される画像形成装置であって、原稿から画像デ
ータを読取る画像読取ステップと、画像データを記憶す
る画像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上
に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上
の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジ
ョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終
了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始す
る画像処理制御ステップとを有するため、下記のような
効果を奏する。
【0195】複数の画像形成ジョブ(コピージョブ)が
存在し、1つ目の画像形成ジョブの原稿画像読み取り及
び記憶処理の後、1つ目の画像形成ジョブの画像形成処
理が行われている場合、2つ目の画像形成ジョブの原稿
画像読み取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理が終了した後、2
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理を自動的にスター
トさせるので、2つ目の画像形成ジョブをスタートさせ
る指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目の画像
形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手間を軽
減できるという効果がある。
【0196】請求項26記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記登録ステ
ップにより登録される各画像形成ジョブに対し、前記画
像読取ステップ及び前記画像記憶ステップによる最初の
画像形成ジョブの各原稿の画像データの読取り及び記憶
と前記作像ステップによる画像形成を逐次実行させて全
原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、残
りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記
憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で
直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画像形成
ジョブの画像形成を自動的に開始するため、下記のよう
な効果を奏する。
【0197】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【0198】請求項27記載の本発明の画像形成方法に
よれば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装
置に適用される画像形成方法であって、原稿から画像デ
ータを読取る画像読取ステップと、画像データを記憶す
る画像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上
に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上
の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を実行させた後、最初の画像形成ジョブの原稿の画像形
成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デー
タの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョ
ブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当
該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開
始する画像処理制御ステップとを有するため、下記のよ
うな効果を奏する。
【0199】複数の画像形成ジョブ(コピージョブ)が
存在し、1つ目の画像形成ジョブの原稿画像読み取り及
び記憶処理の後、1つ目の画像形成ジョブの画像形成処
理が行われている場合、2つ目の画像形成ジョブの原稿
画像読み取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理が終了した後、2
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理を自動的にスター
トさせるので、2つ目の画像形成ジョブをスタートさせ
る指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目の画像
形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手間を軽
減できるという効果がある。
【0200】請求項28記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記登録ステ
ップにより登録される各画像形成ジョブに対し、前記画
像読取ステップ及び前記画像形成記憶ステップによる最
初の画像形成ジョブの全原稿の画像データの読取り及び
記憶を実行させた後、前記作像ステップによる最初の画
像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの画像形成ジ
ョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると
共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成
ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの
画像形成を自動的に開始するため、下記のような効果を
奏する。
【0201】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【0202】請求項29記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、最初の画像形
成ジョブの画像形成中に画像形成が停止した場合、残り
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
の開始を受け付けないため、下記のような効果を奏す
る。
【0203】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果が得られる他に、上記
のような画像形成の停止に対し的確に対処可能となる等
の効果がある。
【0204】請求項30記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、最初の画像形
成ジョブの画像形成中に前記画像読取ステップ及び前記
画像記憶ステップの動作に影響の無い部位が原因で画像
形成が停止した場合、残りの画像形成ジョブのうち何れ
かの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記
憶が開始されていたときは当該画像形成ジョブの原稿の
画像データの読取り及び記憶を停止させないため、下記
のような効果を奏する。
【0205】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果が得られる他に、上記
のような画像形成の停止に対し的確に対処可能となる等
の効果がある。
【0206】請求項31記載の本発明の画像形成方法に
よれば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装
置に適用される画像形成方法であって、原稿から画像デ
ータを読取る画像読取ステップと、画像データを記憶す
る画像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上
に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上
の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジ
ョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終
了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始す
る画像処理制御ステップと、画像形成に関する設定等の
表示が可能な表示ステップと、各画像形成ジョブの設定
及び状態等を表示制御する表示制御ステップとを有する
ため、下記のような効果を奏する。
【0207】画像形成装置の設定内容・画像形成ジョブ
の状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各画像形成ジョブ毎に表示するので、使用者が効
率的に画像形成モード(コピーモード)の設定・画像形
成開始(コピースタート)を行うことができるという効
果がある。
【0208】請求項32記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記登録ステ
ップにより登録される各画像形成ジョブに対し、前記画
像読取ステップ及び前記画像記憶ステップによる最初の
画像形成ジョブの各原稿の画像データの読取り及び記憶
と前記作像ステップによる画像形成を逐次実行させて全
原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、残
りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記
憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で
直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画像形成
ジョブの画像形成を自動的に開始し、前記表示制御ステ
ップでは、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示制
御すると共に前記表示ステップにおける表示を各画像形
成ジョブに対応する表示に切替え制御するため、下記の
ような効果を奏する。
【0209】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0210】請求項33記載の本発明の画像形成方法に
よれば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装
置に適用される画像形成方法であって、原稿から画像デ
ータを読取る画像読取ステップと、画像データを記憶す
る画像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上
に画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上
の画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を実行させた後、最初の画像形成ジョブの画像形成実行
中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し
読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該
画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像処理
制御ステップと、画像形成に関する設定等を表示可能な
表示ステップと、各画像形成ジョブの設定及び状態等を
表示制御する表示制御ステップとを有するため、下記の
ような効果を奏する。
【0211】画像形成装置の設定内容・画像形成ジョブ
の状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各画像形成ジョブ毎に表示するので、使用者が効
率的に画像形成モード(コピーモード)の設定・画像形
成開始(コピースタート)を行うことができるという効
果がある。
【0212】請求項34記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記登録ステ
ップにより登録される各画像形成ジョブに対し、前記画
像読取ステップ及び前記画像形成記憶ステップによる最
初の画像形成ジョブの全原稿の画像データの読取り及び
記憶を実行させた後、前記作像ステップによる最初の画
像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの画像形成ジ
ョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると
共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成
ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像デ
ータの読取り及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの
画像形成を自動的に開始し、前記表示制御ステップで
は、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示制御する
と共に前記表示ステップにおける表示を各画像形成ジョ
ブに対応する表示に切替え制御するため、下記のような
効果を奏する。
【0213】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0214】請求項35記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記表示ステップは、各画像形成ジョブの設定
及び状態等を表示するための表示内容保持ステップと、
表示を各画像形成状態に対応する表示に切替えるための
表示切替ステップとを有するため、下記のような効果を
奏する。
【0215】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0216】請求項36記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記表示ステップの前記表示切替ステップで
は、何れの画像形成ジョブの設定及び状態等が表示され
ている場合でも任意に他の画像形成ジョブの設定及び状
態等の表示に切替え可能であるため、下記のような効果
を奏する。
【0217】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0218】請求項37記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記表示ステップの前記表示切替ステップで
は、各表示内容に対応する表示切替スイッチにより表示
切替するため、下記のような効果を奏する。
【0219】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0220】請求項38記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記表示ステップは、何れの画像形成ジョブに
対応する表示がなされている場合でも他の画像形成ジョ
ブに対応する状態を表示可能な状態表示ステップを有す
るため、下記のような効果を奏する。
【0221】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0222】請求項39記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記表示ステップの前記状態表示ステップで
は、全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられると共
に表示色で状態を区別可能な発光ダイオードにより状態
表示するため、下記のような効果を奏する。
【0223】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0224】請求項40記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記表示ステップの前記状態表示ステップで
は、全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられた状態
表示メッセージエリアに状態表示するため、下記のよう
な効果を奏する。
【0225】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0226】請求項41記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記表示ステ
ップで何れの画像形成ジョブに対応する表示がなされて
いる場合でも決定した順番に基づく画像形成ジョブの画
像形成開始が可能であるため、下記のような効果を奏す
る。
【0227】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0228】請求項42記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記表示ステ
ップで表示されている画像形成ジョブのうち他の画像形
成ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行している
場合、画像形成に関する設定の入力は受け付け、画像形
成開始の入力は受け付けないため、下記のような効果を
奏する。
【0229】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0230】請求項43記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、前記表示ステ
ップで表示されている画像形成ジョブのうち他の画像形
成ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行していな
い場合、画像形成に関する設定の入力及び画像形成開始
の入力を受け付けるため、下記のような効果を奏する。
【0231】上記と同様に、使用者が効率的に画像形成
モード(コピーモード)の設定・画像形成開始(コピー
スタート)を行うことができるという効果がある。
【0232】請求項44記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記作像ステップでは、画像データに基づき感
光体上に潜像を形成すると共に潜像を現像し記録媒体上
に転写して定着させることで画像形成を行い、前記画像
処理制御ステップでは、前記記憶ステップから画像デー
タを読出し前記作像ステップに出力するため、下記のよ
うな効果を奏する。
【0233】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブ
(コピージョブ)をスタートさせる指示が1回だけでよ
く且つ処理効率よく2つ目の画像形成ジョブを行うこと
が可能となり、使用者の手間を軽減できるという効果
や、使用者が効率的に画像形成モード(コピーモード)
の設定・画像形成開始(コピースタート)を行うことが
できるという効果がある。
【0234】請求項45記載の本発明の画像形成方法に
よれば、前記画像処理制御ステップでは、待ち行列の順
に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
に開始するため、下記のような効果を奏する。
【0235】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【0236】請求項46記載の本発明の画像形成方法に
よれば、複写機に適用可能であるため、下記のような効
果を奏する。
【0237】複写機において、複数のコピージョブが存
在し、1つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記
憶処理の後、1つ目のコピージョブの画像形成処理が行
われている場合、2つ目のコピージョブの原稿画像読み
取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1つ目のコ
ピージョブの画像形成処理が終了した後、2つ目のコピ
ージョブの画像形成処理を自動的にスタートさせるの
で、2つ目のコピージョブをスタートさせる指示が1回
だけでよく且つ処理効率よく2つ目のコピージョブを行
うことが可能となり、使用者の手間を軽減できるという
効果がある。また、画像形成装置の設定内容・コピージ
ョブの状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待
機中等)を各コピージョブ毎に表示するので、使用者が
効率的にコピーモードの設定・コピースタートを行うこ
とができるという効果がある。
【0238】請求項47記載の本発明の画像形成方法に
よれば、複写機能、ファクシミリ機能を有する複合機に
適用可能であるため、下記のような効果を奏する。
【0239】複写機能、ファクシミリ機能を有する複合
機において、複数のコピージョブが存在し、1つ目のコ
ピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理の後、1つ
目のコピージョブの画像形成処理が行われている場合、
2つ目のコピージョブの原稿画像読み取り及び記憶処理
を受け付けるだけでなく、1つ目のコピージョブの画像
形成処理が終了した後、2つ目のコピージョブの画像形
成処理を自動的にスタートさせるので、2つ目のコピー
ジョブをスタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理
効率よく2つ目のコピージョブを行うことが可能とな
り、使用者の手間を軽減できるという効果がある。ま
た、画像形成装置の設定内容・コピージョブの状態(原
稿読み込み中・プリント中・プリント待機中等)を各コ
ピージョブ毎に表示するので、使用者が効率的にコピー
モードの設定・コピースタートを行うことができるとい
う効果がある。
【0240】請求項48記載の本発明の画像形成方法に
よれば、コンピュータ等の外部装置とネットワークを介
して通信可能であるため、下記のような効果を奏する。
【0241】コンピュータ等の外部装置とネットワーク
を介して通信可能な画像形成装置において、上記と同様
に、2つ目のコピージョブをスタートさせる指示が1回
だけでよく且つ処理効率よく2つ目のコピージョブを行
うことが可能となり、使用者の手間を軽減できるという
効果や、使用者が効率的にコピーモードの設定・コピー
スタートを行うことができるという効果がある。
【0242】請求項49記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置に
適用される画像形成方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記画像形成方法は、原稿から画像データを読取る
画像読取ステップと、画像データを記憶する画像記憶ス
テップと、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を
行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画像形成ジ
ョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画像形成ジ
ョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画
像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制
御ステップとを有するため、下記のような効果を奏す
る。
【0243】複数の画像形成ジョブ(コピージョブ)が
存在し、1つ目の画像形成ジョブの原稿画像読み取り及
び記憶処理の後、1つ目の画像形成ジョブの画像形成処
理が行われている場合、2つ目の画像形成ジョブの原稿
画像読み取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理が終了した後、2
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理を自動的にスター
トさせるので、2つ目の画像形成ジョブをスタートさせ
る指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目の画像
形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手間を軽
減できるという効果がある。
【0244】請求項50記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置に
適用される画像形成方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記画像形成方法は、原稿から画像データを読取る
画像読取ステップと、画像データを記憶する画像記憶ス
テップと、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を
行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画像形成ジ
ョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画像形成ジ
ョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、最初の画像形成ジョブの原稿の画像形成を実行中
に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形成
ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終了後に
当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像
処理制御ステップとを有するため、下記のような効果を
奏する。
【0245】複数の画像形成ジョブ(コピージョブ)が
存在し、1つ目の画像形成ジョブの原稿画像読み取り及
び記憶処理の後、1つ目の画像形成ジョブの画像形成処
理が行われている場合、2つ目の画像形成ジョブの原稿
画像読み取り及び記憶処理を受け付けるだけでなく、1
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理が終了した後、2
つ目の画像形成ジョブの画像形成処理を自動的にスター
トさせるので、2つ目の画像形成ジョブをスタートさせ
る指示が1回だけでよく且つ処理効率よく2つ目の画像
形成ジョブを行うことが可能となり、使用者の手間を軽
減できるという効果がある。
【0246】請求項51記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置に
適用される画像形成方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記画像形成方法は、原稿から画像データを読取る
画像読取ステップと、画像データを記憶する画像記憶ス
テップと、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を
行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画像形成ジ
ョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画像形成ジ
ョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読
取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画
像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制
御ステップと、画像形成に関する設定等の表示が可能な
表示ステップと、各画像形成ジョブの設定及び状態等を
表示制御する表示制御ステップとを有するため、下記の
ような効果を奏する。
【0247】画像形成装置の設定内容・画像形成ジョブ
の状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各画像形成ジョブ毎に表示するので、使用者が効
率的に画像形成モード(コピーモード)の設定・画像形
成開始(コピースタート)を行うことができるという効
果がある。
【0248】請求項52記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、画像形成ジョブの連続処理が可能な画像形成装置に
適用される画像形成方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記画像形成方法は、原稿から画像データを読取る
画像読取ステップと、画像データを記憶する画像記憶ス
テップと、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を
行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の画像形成ジ
ョブの登録が可能な登録ステップと、最初の画像形成ジ
ョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた
後、最初の画像形成ジョブの画像形成を実行中に、残り
の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直
前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画像形成ジ
ョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制御ステッ
プと、画像形成に関する設定等を表示可能な表示ステッ
プと、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示制御す
る表示制御ステップとを有するため、下記のような効果
を奏する。
【0249】画像形成装置の設定内容・画像形成ジョブ
の状態(原稿読み込み中・プリント中・プリント待機中
等)を各画像形成ジョブ毎に表示するので、使用者が効
率的に画像形成モード(コピーモード)の設定・画像形
成開始(コピースタート)を行うことができるという効
果がある。
【0250】請求項53記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、前記画像処理制御ステップでは、待ち行列の順に基
づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開
始するため、下記のような効果を奏する。
【0251】上記と同様に、2つ目の画像形成ジョブを
スタートさせる指示が1回だけでよく且つ処理効率よく
2つ目の画像形成ジョブを行うことが可能となり、使用
者の手間を軽減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御
系の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の内部
構造の一例を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置及び外
部コンピュータからなるシステムの構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の画像
処理部を中心とした構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の画像
メモリ部を中心とした構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の操作
部の構成を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の複写
動作応用モードの設定画面例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の複写
動作お好み機能キー設定画面例を示す説明図であり、
(a)はお好みキー1の項目設定画面の説明図、(b)
はコピー設定画面の説明図である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置の
操作部の構成を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける複写動作の第1の制御フローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける複写動作の第1の制御フローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける複写動作の第2の制御フローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける複写動作の第2の制御フローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける複写動作の第2の制御フローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
ける複写動作の第3の制御フローチャートである。
【図16】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置
における複写動作の制御フローチャートである。
【図17】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置
における複写動作の制御フローチャートである。
【図18】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置
における複写動作の制御フローチャートである。
【図19】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置
の操作部の設定画面例を示す説明図である。
【図20】本発明の実施の形態に係る画像形成装置にお
けるデータを共有する処理を示すフローチャートであ
る。
【図21】本発明の他の実施の形態に係る画像形成装置
におけるデータを共有する処理を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像メモリ部 4 外部I/F処理部 170 画像処理部 171 CPU 172 操作部 174 ROM 301 ページメモリ 302 メモリコントローラ部 304 ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黄 松強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 AQ06 AR03 AS02 AS13 HH03 HJ06 HJ07 HJ10 HN04 HN13 HN17 HN18 HN22 HQ20 HQ21 HV09 HV13 HV32 2H027 DB07 DC14 EE06 EF09 EK03 GA13 GA14 GA20 GA25 GA32 GA44 GA47 GA49 GA56 GB06 GB15 GB16 ZA07 5C062 AA05 AB17 AB22 AB42 AC01 AE00 AF00 BA04 5C073 AB07 BA01 CA01 9A001 HZ23 JJ35 KK42

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
    形成装置であって、 原稿から画像データを読取る画像読取手段と、画像デー
    タを記憶する画像記憶手段と、画像データに基づき記録
    媒体上に画像形成を行う作像手段と、少なくとも2つ以
    上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手段と、最初の
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デー
    タの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョ
    ブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了
    後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する
    画像処理制御手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理制御手段は、前記登録手段
    により登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読
    取手段及び前記画像記憶手段による最初の画像形成ジョ
    ブの各原稿の画像データの読取り及び記憶と前記作像手
    段による画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データ
    の読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョ
    ブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
    に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
    ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
    を自動的に開始することを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
    形成装置であって、 原稿から画像データを読取る画像読取手段と、画像デー
    タを記憶する画像記憶手段と、画像データに基づき記録
    媒体上に画像形成を行う作像手段と、少なくとも2つ以
    上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手段と、最初の
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    実行させた後、最初の画像形成ジョブの画像形成を実行
    中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
    り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し
    読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形
    成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終了後
    に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画
    像処理制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理制御手段は、前記登録手段
    により登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読
    取手段及び前記画像形成記憶手段による最初の画像形成
    ジョブの全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行さ
    せた後、前記作像手段による最初の画像形成ジョブの画
    像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像
    データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成
    ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成
    と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び
    記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的
    に開始することを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理制御手段は、最初の画像形
    成ジョブの画像形成中に画像形成が停止した場合、残り
    の画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶
    の開始を受け付けないことを特徴とする請求項1乃至4
    の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理制御手段は、最初の画像形
    成ジョブの画像形成中に前記画像読取手段及び前記画像
    記憶手段の動作に影響の無い部位が原因で画像形成が停
    止した場合、残りの画像形成ジョブのうち何れかの画像
    形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶が開始
    されていたときは当該画像形成ジョブの原稿の画像デー
    タの読取り及び記憶を停止させないことを特徴とする請
    求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
    形成装置であって、 原稿から画像データを読取る画像読取手段と、画像デー
    タを記憶する画像記憶手段と、画像データに基づき記録
    媒体上に画像形成を行う作像手段と、少なくとも2つ以
    上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手段と、最初の
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デー
    タの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョ
    ブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了
    後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する
    画像処理制御手段と、画像形成に関する設定等の表示が
    可能な表示手段と、各画像形成ジョブの設定及び状態等
    を前記表示手段に表示制御する表示制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理制御手段は、前記登録手段
    により登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像読
    取手段及び前記画像記憶手段による最初の画像形成ジョ
    ブの各原稿の画像データの読取り及び記憶と前記作像手
    段による画像形成を逐次実行させて全原稿の画像データ
    の読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョ
    ブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
    に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
    ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
    を自動的に開始し、前記表示制御手段は、各画像形成ジ
    ョブの設定及び状態等を前記表示手段に表示制御すると
    共に前記表示手段の表示を各画像形成ジョブに対応する
    表示に切替え制御することを特徴とする請求項7記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画像
    形成装置であって、 原稿から画像データを読取る画像読取手段と、画像デー
    タを記憶する画像記憶手段と、画像データに基づき記録
    媒体上に画像形成を行う作像手段と、少なくとも2つ以
    上の画像形成ジョブの登録が可能な登録手段と、最初の
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    実行させた後、最初の画像形成ジョブの画像形成を実行
    中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
    り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し
    読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形
    成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終了後
    に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画
    像処理制御手段と、画像形成に関する設定等の表示が可
    能な表示手段と、各画像形成ジョブの設定及び状態等を
    前記表示手段に表示制御する表示制御手段とを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記画像処理制御手段は、前記登録手
    段により登録される各画像形成ジョブに対し、前記画像
    読取手段及び前記画像形成記憶手段による最初の画像形
    成ジョブの全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行
    させた後、前記作像手段による最初の画像形成ジョブの
    画像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画
    像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形
    成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形
    成と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及
    び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動
    的に開始し、前記表示制御手段は、各画像形成ジョブの
    設定及び状態等を前記表示手段に表示制御すると共に前
    記表示手段の表示を各画像形成ジョブに対応する表示に
    切替え制御することを特徴とする請求項9記載の画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、各画像形成ジョブの
    設定及び状態等を表示するための表示内容保持手段と、
    表示を各画像形成ジョブに対応する表示に切替えるため
    の表示切替手段とを有することを特徴とする請求項7乃
    至10の何れかに記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記表示手段の前記表示切替手段は、
    何れの画像形成ジョブの設定及び状態等が表示されてい
    る場合でも任意に他の画像形成ジョブの設定及び状態等
    の表示に切替え可能であることを特徴とする請求項7乃
    至11の何れかに記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段の前記表示切替手段は、
    各表示内容に対応する表示切替スイッチであることを特
    徴とする請求項11又は12記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、何れの画像形成ジョ
    ブに対応する表示がなされている場合でも他の画像形成
    ジョブに対応する状態を表示可能な状態表示手段を有す
    ることを特徴とする請求項7乃至13の何れかに記載の
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記表示手段の前記状態表示手段は、
    全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられると共に表
    示色で状態を区別可能な発光ダイオードであることを特
    徴とする請求項14記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記表示手段の前記状態表示手段は、
    全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられた状態表示
    メッセージエリアであることを特徴とする請求項14記
    載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記画像処理制御手段は、前記表示手
    段に何れの画像形成ジョブに対応する表示がなされてい
    る場合でも決定した順番に基づく画像形成ジョブの画像
    形成開始が可能であることを特徴とする請求項7乃至1
    6の何れかに記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記画像処理制御手段は、前記表示手
    段に表示されている画像形成ジョブのうち他の画像形成
    ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行している場
    合、画像形成に関する設定の入力は受け付け、画像形成
    開始の入力は受け付けないことを特徴とする請求項7乃
    至17の何れかに記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記画像処理制御手段は、前記表示手
    段に表示されている画像形成ジョブのうち他の画像形成
    ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行していない
    場合、画像形成に関する設定の入力及び画像形成開始の
    入力を受け付けることを特徴とする請求項7乃至17の
    何れかに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記作像手段は、画像データに基づき
    感光体上に潜像を形成すると共に潜像を現像し記録媒体
    上に転写して定着させることで画像形成を行い、前記画
    像処理制御手段は、前記記憶手段から画像データを選択
    的に読出し前記作像手段に出力することを特徴とする請
    求項1乃至19の何れかに記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記画像処理制御手段は、待ち行列の
    順に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成を自動
    的に開始することを特徴とする請求項1乃至20の何れ
    かに記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 複写機に適用可能であることを特徴と
    する請求項1乃至21の何れかに記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 複写機能、ファクシミリ機能を有する
    複合機に適用可能であることを特徴とする請求項1乃至
    21の何れかに記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 コンピュータ等の外部装置とネットワ
    ークを介して通信可能であることを特徴とする請求項1
    乃至23の何れかに記載の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法であって、 原稿から画像データを読取る画像読取ステップと、画像
    データを記憶する画像記憶ステップと、画像データに基
    づき記録媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少な
    くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ス
    テップと、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
    読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブ
    の原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
    に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
    ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
    を自動的に開始する画像処理制御ステップとを有するこ
    とを特徴とする画像形成方法。
  26. 【請求項26】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    登録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対
    し、前記画像読取ステップ及び前記画像記憶ステップに
    よる最初の画像形成ジョブの各原稿の画像データの読取
    り及び記憶と前記作像ステップによる画像形成を逐次実
    行させて全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行さ
    せた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読
    取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対
    し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当
    該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始することを
    特徴とする請求項25記載の画像形成方法。
  27. 【請求項27】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法であって、 原稿から画像データを読取る画像読取ステップと、画像
    データを記憶する画像記憶ステップと、画像データに基
    づき記録媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少な
    くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ス
    テップと、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
    読取り及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブ
    の画像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の
    画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像
    形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像
    形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
    及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自
    動的に開始する画像処理制御ステップとを有することを
    特徴とする画像形成方法。
  28. 【請求項28】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    登録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対
    し、前記画像読取ステップ及び前記画像形成記憶ステッ
    プによる最初の画像形成ジョブの全原稿の画像データの
    読取り及び記憶を実行させた後、前記作像ステップによ
    る最初の画像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前
    の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原
    稿の画像データの読取り及び記憶の終了後に当該画像形
    成ジョブの画像形成を自動的に開始することを特徴とす
    る請求項27記載の画像形成方法。
  29. 【請求項29】 前記画像処理制御ステップでは、最初
    の画像形成ジョブの画像形成中に画像形成が停止した場
    合、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
    及び記憶の開始を受け付けないことを特徴とする請求項
    25乃至28の何れかに記載の画像形成方法。
  30. 【請求項30】 前記画像処理制御ステップでは、最初
    の画像形成ジョブの画像形成中に前記画像読取ステップ
    及び前記画像記憶ステップの動作に影響の無い部位が原
    因で画像形成が停止した場合、残りの画像形成ジョブの
    うち何れかの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
    り及び記憶が開始されていたときは当該画像形成ジョブ
    の原稿の画像データの読取り及び記憶を停止させないこ
    とを特徴とする請求項25乃至28の何れかに記載の画
    像形成方法。
  31. 【請求項31】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法であって、 原稿から画像データを読取る画像読取ステップと、画像
    データを記憶する画像記憶ステップと、画像データに基
    づき記録媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少な
    くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ス
    テップと、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
    読取り及び記憶を実行させた後、残りの画像形成ジョブ
    の原稿の画像データの読取り及び記憶を許可すると共
    に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジ
    ョブの画像形成終了後に当該画像形成ジョブの画像形成
    を自動的に開始する画像処理制御ステップと、画像形成
    に関する設定等の表示が可能な表示ステップと、各画像
    形成ジョブの設定及び状態等を表示制御する表示制御ス
    テップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  32. 【請求項32】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    登録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対
    し、前記画像読取ステップ及び前記画像記憶ステップに
    よる最初の画像形成ジョブの各原稿の画像データの読取
    り及び記憶と前記作像ステップによる画像形成を逐次実
    行させて全原稿の画像データの読取り及び記憶を実行さ
    せた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読
    取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対
    し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当
    該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始し、前記表
    示制御ステップでは、各画像形成ジョブの設定及び状態
    等を表示制御すると共に前記表示ステップにおける表示
    を各画像形成ジョブに対応する表示に切替え制御するこ
    とを特徴とする請求項31記載の画像形成方法。
  33. 【請求項33】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法であって、 原稿から画像データを読取る画像読取ステップと、画像
    データを記憶する画像記憶ステップと、画像データに基
    づき記録媒体上に画像形成を行う作像ステップと、少な
    くとも2つ以上の画像形成ジョブの登録が可能な登録ス
    テップと、最初の画像形成ジョブの原稿の画像データの
    読取り及び記憶を実行させた後、最初の画像形成ジョブ
    の画像形成を実行中に、残りの画像形成ジョブの原稿の
    画像データの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像
    形成ジョブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像
    形成と当該画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り
    及び記憶の終了後に当該画像形成ジョブの画像形成を自
    動的に開始する画像処理制御ステップと、画像形成に関
    する設定等の表示が可能な表示ステップと、各画像形成
    ジョブの設定及び状態等を表示制御する表示制御ステッ
    プとを有することを特徴とする画像形成方法。
  34. 【請求項34】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    登録ステップにより登録される各画像形成ジョブに対
    し、前記画像読取ステップ及び前記画像形成記憶ステッ
    プによる最初の画像形成ジョブの全原稿の画像データの
    読取り及び記憶を実行させた後、前記作像ステップによ
    る最初の画像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前
    の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原
    稿の画像データの読取り及び記憶の終了後に当該画像形
    成ジョブの画像形成を自動的に開始し、前記表示制御ス
    テップでは、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示
    制御すると共に前記表示ステップにおける表示を各画像
    形成ジョブに対応する表示に切替え制御することを特徴
    とする請求項33記載の画像形成方法。
  35. 【請求項35】 前記表示ステップは、各画像形成ジョ
    ブの設定及び状態等を表示するための表示内容保持ステ
    ップと、表示を各画像形成ジョブに対応する表示に切替
    えるための表示切替ステップとを有することを特徴とす
    る請求項31乃至34の何れかに記載の画像形成方法。
  36. 【請求項36】 前記表示ステップの前記表示切替ステ
    ップでは、何れの画像形成ジョブの設定及び状態等が表
    示されている場合でも任意に他の画像形成ジョブの設定
    及び状態等の表示に切替え可能であることを特徴とする
    請求項31乃至35の何れかに記載の画像形成方法。
  37. 【請求項37】 前記表示ステップの前記表示切替ステ
    ップでは、各表示内容に対応する表示切替スイッチによ
    り表示切替えを行うことを特徴とする請求項35又は3
    6記載の画像形成方法。
  38. 【請求項38】 前記表示ステップは、何れの画像形成
    ジョブに対応する表示がなされている場合でも他の画像
    形成ジョブに対応する状態を表示可能な状態表示ステッ
    プを有することを特徴とする請求項31乃至37の何れ
    かに記載の画像形成方法。
  39. 【請求項39】 前記表示ステップの前記状態表示ステ
    ップでは、全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられ
    ると共に表示色で状態を区別可能な発光ダイオードによ
    り状態表示を行うことを特徴とする請求項38記載の画
    像形成方法。
  40. 【請求項40】 前記表示ステップの前記状態表示ステ
    ップでは、全ての画像形成ジョブ数に対応して設けられ
    た状態表示メッセージエリアに状態表示を行うことを特
    徴とする請求項38記載の画像形成方法。
  41. 【請求項41】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    表示ステップで何れの画像形成ジョブに対応する表示が
    なされている場合でも決定した順番に基づく画像形成ジ
    ョブの画像形成開始が可能であることを特徴とする請求
    項31乃至40の何れかに記載の画像形成方法。
  42. 【請求項42】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    表示ステップで表示されている画像形成ジョブのうち他
    の画像形成ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行
    している場合、画像形成に関する設定の入力は受け付
    け、画像形成開始の入力は受け付けないことを特徴とす
    る請求項31乃至41の何れかに記載の画像形成方法。
  43. 【請求項43】 前記画像処理制御ステップでは、前記
    表示ステップで表示されている画像形成ジョブのうち他
    の画像形成ジョブの画像データの読取り及び記憶を実行
    していない場合、画像形成に関する設定の入力及び画像
    形成開始の入力を受け付けることを特徴とする請求項3
    1乃至41の何れかに記載の画像形成方法。
  44. 【請求項44】 前記作像ステップでは、画像データに
    基づき感光体上に潜像を形成すると共に潜像を現像し記
    録媒体上に転写して定着させることで画像形成を行い、
    前記画像処理制御ステップでは、前記記憶ステップで記
    憶した画像データを選択的に読出し前記作像ステップに
    出力することを特徴とする請求項25乃至43の何れか
    に記載の画像形成方法。
  45. 【請求項45】 前記画像処理制御ステップでは、待ち
    行列の順に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成
    を自動的に開始することを特徴とする請求項25乃至4
    4の何れかに記載の画像形成方法。
  46. 【請求項46】 複写機に適用可能であることを特徴と
    する請求項25乃至45の何れかに記載の画像形成方
    法。
  47. 【請求項47】 複写機能、ファクシミリ機能を有する
    複合機に適用可能であることを特徴とする請求項25乃
    至45の何れかに記載の画像形成方法。
  48. 【請求項48】 コンピュータ等の外部装置とネットワ
    ークを介して通信可能であることを特徴とする請求項2
    5乃至47の何れかに記載の画像形成方法。
  49. 【請求項49】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、前記画像形成方法は、原稿から画像デー
    タを読取る画像読取ステップと、画像データを記憶する
    画像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上に
    画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の
    画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初の
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    実行させた後、残りの画像形成ジョブの原稿の画像デー
    タの読取り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョ
    ブに対し読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成終了
    後に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する
    画像処理制御ステップとを有することを特徴とする記憶
    媒体。
  50. 【請求項50】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、前記画像形成方法は、原稿から画像デー
    タを読取る画像読取ステップと、画像データを記憶する
    画像記憶ステップと、画像データに基づき記録媒体上に
    画像形成を行う作像ステップと、少なくとも2つ以上の
    画像形成ジョブの登録が可能な登録ステップと、最初の
    画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を
    実行させた後、最初の画像形成ジョブの画像形成を実行
    中に、残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取
    り及び記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し
    読取順で直前の画像形成ジョブの画像形成と当該画像形
    成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶の終了後
    に当該画像形成ジョブの画像形成を自動的に開始する画
    像処理制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒
    体。
  51. 【請求項51】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記画像形成方法は、原稿から画像データを読取る画像
    読取ステップと、画像データを記憶する画像記憶ステッ
    プと、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を行う
    作像ステップと、少なくとも2つ以上の画像形成ジョブ
    の登録が可能な登録ステップと、最初の画像形成ジョブ
    の原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、
    残りの画像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び
    記憶を許可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順
    で直前の画像形成ジョブの画像形成終了後に当該画像形
    成ジョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制御ス
    テップと、画像形成に関する設定等の表示が可能な表示
    ステップと、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示
    制御する表示制御ステップとを有することを特徴とする
    記憶媒体。
  52. 【請求項52】 画像形成ジョブの連続処理が可能な画
    像形成装置に適用される画像形成方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記画像形成方法は、原稿から画像データを読取る画像
    読取ステップと、画像データを記憶する画像記憶ステッ
    プと、画像データに基づき記録媒体上に画像形成を行う
    作像ステップと、少なくとも2つ以上の画像形成ジョブ
    の登録が可能な登録ステップと、最初の画像形成ジョブ
    の原稿の画像データの読取り及び記憶を実行させた後、
    最初の画像形成ジョブの画像形成を実行中に、残りの画
    像形成ジョブの原稿の画像データの読取り及び記憶を許
    可すると共に、各画像形成ジョブに対し読取順で直前の
    画像形成ジョブの画像形成と当該画像形成ジョブの原稿
    の画像データの読取り及び記憶の終了後に当該画像形成
    ジョブの画像形成を自動的に開始する画像処理制御ステ
    ップと、画像形成に関する設定等の表示が可能な表示ス
    テップと、各画像形成ジョブの設定及び状態等を表示制
    御する表示制御ステップとを有することを特徴とする記
    憶媒体。
  53. 【請求項53】 前記画像処理制御ステップでは、待ち
    行列の順に基づき、前記当該画像形成ジョブの画像形成
    を自動的に開始することを特徴とする請求項49乃至5
    2の何れかに記載の記憶媒体。
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