JP2000115082A - 光通信システム - Google Patents

光通信システム

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JP2000115082A
JP2000115082A JP10287990A JP28799098A JP2000115082A JP 2000115082 A JP2000115082 A JP 2000115082A JP 10287990 A JP10287990 A JP 10287990A JP 28799098 A JP28799098 A JP 28799098A JP 2000115082 A JP2000115082 A JP 2000115082A
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optical fiber
optical
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communication system
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Hiroshi Baba
宏 馬場
Ikuo Yamashita
育男 山下
Takao Naito
貴夫 内藤
Jun Kijima
潤 木嶋
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種モード光ファイバからなる光通信システ
ムにおいて、安定に光信号を伝送することが困難であっ
た。 【解決手段】 布設されたマルチモード光ファイバ1
と、布設されたシングルモード光ファイバ2と、これら
異種モード光ファイバ間を接続する接続部材5とを有す
る光通信システムにおいて、光送信機10Aとマルチモ
ード光ファイバ1との間には送信用光ファイバ3が接続
され、マルチモード光ファイバ1には送信用光ファイバ
3を伝搬して形成される基底モードの光信号が入射され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布設されたマルチ
モード光ファイバとシングルモード光ファイバおよびこ
れら異種モード光ファイバ間を接続する接続部材とを有
する光通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信分野において、従来から、一地域
内あるいはビル内に布設されたマルチモード光ファイバ
の光通信ケーブルを利用した光通信が広く行われてい
る。最近においては、光ファイバとしてシングルモード
光ファイバが光通信分野に使用されつつあり、既に布設
されているマルチモード光ファイバに新たに布設された
シングルモード光ファイバを接続して、光通信を行う必
要性が高まってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周知の
ように、マルチモード光ファイバを伝搬する光は各モー
ドごとに遅延時間が異なるために、各モードの光が互い
に干渉を起こし、マルチモード光ファイバの端面で光の
強度が一様にならず、局部的に強い部分と弱い部分が現
われ、その強度差が大きく、光強度が斑点模様になると
いう現象が生じる。この光干渉に起因する斑点模様は光
ファイバに人の手が接触するだけで容易に変化するとい
う微妙なものであるため、コア径の大きいマルチモード
光ファイバとコア径の小さいシングルモード光ファイバ
を接続し、マルチモード光ファイバからシングルモード
光ファイバに光信号を導く際に、特に、外乱ノイズ等が
加わると、シングルモード光ファイバに入射する光信号
に大きな強度変化が生じ、これに起因して、光信号を処
理する際に、ビットエラーが発生し、光通信性が損なわ
れるといった問題があり、マルチモード光ファイバ側か
らシングルモード光ファイバ側へ光を通して光通信を行
うことは困難と考えられていた。
【0004】そのため、マルチモード光ファイバとシン
グルモード光ファイバの異種モード光ファイバを接続し
て光通信システムを構築しようとするときは、光信号
は、専らシングルモード光ファイバ側からマルチモード
光ファイバ側へ伝送するのが効果的であり、その逆に、
マルチモード光ファイバ側からシングルモード光ファイ
バ側への光信号伝送は困難が予想され、光通信システム
を設計する際にはこの制約をクリアする必要があった。
【0005】この制約をクリアする方法として、インコ
ヒーレントな発光スペクトルを有する光源を使用した
り、接続部においてモードフィールド径を一致させる等
の提案がなされている(特開平7−250025号公
報)が、光源が一般的でなく、またモードフィールド径
を一致させるには高度の技術が必要となり、実用性に欠
けるという問題があった。
【0006】そこで本発明の目的は、異種モード光ファ
イバで構成された伝送路の中を安定に光信号を伝送する
ことのできる光通信システムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光通信シ
ステムは、布設されたマルチモード光ファイバと、布設
されたシングルモード光ファイバと、これら異種モード
光ファイバ間を接続する接続部材とを有する光通信シス
テムにおいて、光送信機とマルチモード光ファイバとの
間には送信用光ファイバが接続され、このマルチモード
光ファイバには送信用光ファイバを伝搬して形成される
基底モードの光信号が入射されることを特徴とする。
【0008】本発明の光通信システムによれば、送信用
光ファイバを伝送させた基底モードの光信号をマルチモ
ード光ファイバに入射される構成をとっているので、光
信号パワーの大部分はシングルモードの形態でマルチモ
ード光ファイバの中を伝搬する。次に、マルチモード光
ファイバを伝搬した光信号がシングルモード光ファイバ
の中を伝搬することになっても格別大きい外乱をマルチ
モード光ファイバに加えない限りモード変換を生じるこ
となく伝搬することができる。
【0009】本発明における送信用光ファイバは、基底
モードのみが伝搬可能に構成された第1の励振用光ファ
イバ(実質上、シングルモード光ファイバと同じ構成で
ある。)、あるいは光送信機の発振波長より長くない実
効カットオフ波長を有する第2の励振用光ファイバによ
って構成され、これらの送信用光ファイバを伝搬した後
の光信号がマルチモード光ファイバに入射される。第1
の励振用光ファイバを用いる場合は、光伝送路として使
用しているシングルモード光ファイバを転用することが
できるので好ましい。第2の励振用光ファイバを用いる
場合は、改めて励振用光ファイバを作製する必要がある
が、より確実に基底モードを得ることができる効果を奏
する。
【0010】本発明における異種モード光ファイバ相互
間の接続部材は、マルチモード光ファイバの端部を保持
する第1のフェルールと、シングルモード光ファイバの
端部を保持する第2のフェルールを有し、これらによっ
て異種モード光ファイバを接合させる光コネクタ、また
はマルチモード光ファイバとシングルモード光ファイバ
の外周面を基準に軸調心した後に融着接続することによ
り構成されるものである。本発明の光信号はマルチモー
ド光ファイバの中においても基底モードの形態で伝搬す
るように励振されているので、コア径が相違する光ファ
イバを伝送することになっても、それが直接の原因とな
って接続損失が増加することにはならない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明
において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説
明を省略する。
【0012】図1は本実施の形態に係わる光通信システ
ムの全体構成を示す概略図であり、一地区内あるいはビ
ル内に布設されたマルチモード光ファイバ1と長距離伝
送用伝送路として布設されたシングルモード光ファイバ
2が接続部材5で接続されて光伝送路を形成し、マルチ
モード光ファイバ1の先端には送信用光ファイバ3を介
して加入者側の光送信機10A、および受信用光ファイ
バ4を介して加入者側の光受信機20Bとが夫々接続さ
れている。また、シングルモード光ファイバ2の先端に
は送信用光ファイバ3を介して端局側の光送信機10
B、および受信用光ファイバ4を介して端局側の光受信
機20Aとが夫々接続され、送信系統の光伝送路と受信
系統の光伝送路とは独立に構成された場合を示す。
【0013】以下、各部の構成および作用・効果につい
て詳述する。図2は加入者側から端局側へ送信する場合
の構成を示す図である。図2において、マルチモード光
ファイバ1は石英系ガラスにゲルマニウムが添加された
外径数十μmのコアと、コアの外周に外径125μmの
石英系ガラスで覆われたクラッドとで形成される。マル
チモード光ファイバ1の長さは通常数百米〜数粁であ
る。シングルモード光ファイバ2は石英系ガラスにゲル
マニウムが添加された外径数μmのコアと、コアの外周
に外径125μmの石英系ガラスで覆われたクラッドで
形成され、長距離用の光ファイバである。
【0014】加入者側の光送信機10Aから送出された
光信号は送信用光ファイバ3を通過してマルチモード光
ファイバ1およびシングルモード光ファイバ2を伝搬
し、受信用光ファイバ4を経て端局側の光受信機20A
に送られる。
【0015】この光伝送経路において、光送信機10A
から送出された光信号が安定にマルチモード光ファイバ
1を経てシングルモード光ファイバ2を伝搬するために
は、マルチモード光ファイバ1に入射される光信号は基
底モードからなるシングルモードの形態をとらなければ
ならない。
【0016】仮に、マルチモード光ファイバ1の中を基
底モードおよび高次モードからなるマルチモードの光信
号が伝搬した場合、シングルモード光ファイバ2は基底
モード以外の高次モードは伝送しないので、シングルモ
ード光ファイバ2の入力端では基底モード以外の高次モ
ードのパワー成分は全て接続損失となり、光通信用の伝
送媒体として使用することができない。したがって、マ
ルチモード光ファイバ1にはシングルモードの光信号を
入射することが基本条件となる。
【0017】すなわち、マルチモード光ファイバ1に基
底モードの光信号が入射されると、マルチモード光ファ
イバ1に格別大きな外乱を与えない限り光信号パワーの
大部分は基底モードの形態でマルチモード光ファイバ1
の中を伝搬し、次いで、マルチモード光ファイバ1を伝
搬した光信号はそのままシングルモード光ファイバ2の
中を伝搬することになる。本発明に使用されるマルチモ
ード光ファイバ1は、通常、人手が接触する機会の少な
い場所に布設されているので、外乱の少ないところに配
置されている。
【0018】次に、図2を参照しながらマルチモード光
ファイバ1にシングルモードの光信号を入射する方法に
ついて説明する。同図において、光送信機10Aの光出
力は送信用光ファイバ3を介してマルチモード光ファイ
バ1に入射され、送信用光ファイバ3としては、基底モ
ードのみが伝搬可能に構成された第1の励振用光ファイ
バ(実質上、シングルモード光ファイバと同じ構成であ
る。)、あるいは光送信機10Aの発振波長より長くな
い実効カットオフ波長を有する第2の励振用光ファイバ
が用いられる。これら送信用光ファイバ3には基底モー
ドのみが伝搬される。それ以外の高次モードが発生する
ような短波長の光は光送信機10Aから送られることは
ない。
【0019】送信用光ファイバ3として第1の励振用光
ファイバを用いる場合は、光伝送路として使用している
ものを転用することができるので、現実に適した方法で
ある。これに対して第2の励振用光ファイバを用いる場
合は、改めて光ファイバを作製しなければならないが、
より確実に基底モードを得ることができるという特長が
ある。送信用光ファイバ3が使用される位置は人手が接
触する可能性の高いところなので、このような光ファイ
バを用いることは伝送経路の安定性を高めるる点からも
好ましい。端局側の受信用光ファイバ4として第1の励
振用光ファイバを採用すれば、伝送用光ファイバをその
まま転用することができ、また、伝送特性の点からも好
ましい。
【0020】次いで異種モード光ファイバ相互間の接続
部材について説明する。図3は光コネクタによって接続
する場合の構成を示す図であり、同図において、マルチ
モード光ファイバ1の端部は第1のフェルール30−
1、シングルモード光ファイバ2の端部は第2のフェル
ール30−2に夫々保持され、これらのフェルールの端
面31−1と31−2とを接合して固定する手段によっ
て形成される光コネクタ30を示す。また、図4はこれ
らの光ファイバを融着接続によって接続する構成を示す
図であり、同図において、接続されるマルチモード光フ
ァイバ1の外周面とシングルモード光ファイバ2の外周
面を基準に軸調心してから融着接続する方法である。い
ずれの接続方法もコア径の異なる光ファイバを直接接続
する点に特徴があり、これらの接続部を通過する光信号
は基底の形態で伝搬するので、コア径に相違があっても
接続損失として直接的に現われることはない。また、接
続部におけるコアの中心軸が若干ずれることがあっても
基底モードの光が伝搬するので、光信号は屈折率の高い
コア部に引付けられて正常に伝搬することになる。
【0021】これまでは、加入者側から端局側に伝搬す
る場合について説明したが、端局側から加入者側に伝搬
する場合について説明する。図5は端局側の光送信機1
0Bから送出された光信号が送信用光ファイバ3を介し
てシングルモード光ファイバ2およびマルチモード光フ
ァイバ1を伝搬して受信用光ファイバ4を経て加入者側
の光受信機20Bに送られる場合の構成図である。同図
において、端局側の光送信機10Bから出射された光信
号は、シングルモード光ファイバ2を伝搬した後にマル
チモード光ファイバ1を伝搬することになるので、マル
チモード光ファイバ1に入射される光信号は基底モード
の形態で入射される。したがって、送信用光ファイバ3
はシングルモード光ファイバ2と同じ構成の第1の励振
用光ファイバを用いることによって、基底モードの光信
号を伝搬することができると共に、簡単に入手できる点
からも好ましい。
【0022】加入者側の受信用光ファイバ4は、マルチ
モード光ファイバ1と同じ構成の光ファイバを用いるこ
ともできるが、受信用光ファイバ4は人手と接触する可
能性が高い場所なので、第1の励振用光ファイバを用い
ることが望ましい。
【0023】
【実施例1】図2に示す構成の光通信システムを用い
て、パルスの光信号を伝送したときの誤り率の実験を行
った。同図において、光送信機10Aから送出される光
は、レーザーダイオードから発振される1.3μmのレ
ーザ光が157.5Mb/sのパルス信号によって変調
された光信号である。
【0024】マルチモード光ファイバ1は石英ガラスに
ゲルマニウムを添加した直径50μmのコアとその周り
に外径125μmのクラッドで形成され、長さが0.4
km、1.7km、5.8km、8.4kmの場合につ
いて測定した。また、シングルモード光ファイバ2は石
英ガラスにゲルマニウムを添加した直径9μmのコアと
その周りに外径125μmのクラッドで形成され、長さ
が7.7kmである。光受信機20Aはフォトダイオー
ドによって受光し、ビットエラーを測定した。シングル
モード光ファイバ2の光出力を直接受光した。送信用光
ファイバ3はシングルモード光ファイバ2と同じ構成の
第1の励振用光ファイバであり、長さは10mとした。
各光ファイバ間の接続は外径調心による融着接続であ
る。
【0025】このような光通信システムにおいて伝送実
験を行った結果、マルチモード光ファイバ1の長さが
0.4km、1.7km、5.8kmの場合はビットエ
ラーは生じなかったが、8.4kmの場合はビットエラ
ーが発生した。この結果から、本発明の伝送方法を実施
するに際し、マルチモード光ファイバの長さ制限を加え
ることによって安定に通信のできることが確認された。
【0026】
【実施例2】図2および実施例1に示した構成と同じ構
成の光通信システムを用いて異種モード光ファイバ間の
伝送損失レベルの実験を行った。マルチモード光ファイ
バ1は1.2km、シングルモード光ファイバ2は15
kmとし、光受信機20Aはフォトダイオードによって
受光し、シングルモード光ファイバ2の光出力を直接入
射した。送信用光ファイバ3はシングルモード光ファイ
バ2と同じ構成の第1の励振用光ファイバであり、長さ
は5mである。
【0027】このような光通信システムにおいて伝送損
失の測定を行った結果、1.3μmの波長における伝送
損失は2.06dB/kmであった。また、マルチモー
ド光ファイバ1の部分に振動を加えたときの変動レベル
は0.3dB以下であった。この結果から、マルチモー
ド光ファイバに基底モードの光を伝送して通信のできる
ことが確認でき、若干の振動に対しても安定に伝送可能
であることが分かった。また、接続部において、特に接
続損失の増大することは認められなかった。
【0028】
【比較例】図6に示す構成の光通信システムを用いて、
異種モード光ファイバの伝送損失レベル実験を行った。
すなわち、光送信機10Aの光出力を直接マルチモード
光ファイバ1に供給した場合の伝送損失を測定した。マ
ルチモード光ファイバ1は1.2km、シングルモード
光ファイバ2は15kmであり、その他の構成は実験例
1と同じである。
【0029】このような光通信システムについて伝送損
失の測定を行った結果、1.3μmの波長における伝送
損失は、19.7dB/km、マルチモード光ファイバ
1の加振による変動レベルは0.1dB以下であった。
この結果から、マルチモード光ファイバ内にマルチモー
ドの光信号を伝搬させ、次いで、マルチモードの光信号
をシングルモード光ファイバに入射すると、接続部で伝
送損失は著しく増大し、伝送不能となることが確認され
た。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように異種モー
ド光ファイバによって構成された光通信システムにおい
て、マルチモード光ファイバに基底モードの光信号を入
射することによって安定に通信することができる。この
際、異種モードファイバ間の接続部材は、コア径の異な
る光ファイバを光コネクタあるいは融着接続によって接
続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係わる光通信システムの全体構
成を示す概略図である。
【図2】加入者側から端局側へ送信する場合の構成を示
す図である。
【図3】光コネクタによる接続方法を説明するための図
である。
【図4】融着接続法を説明するための図である。
【図5】端局側から加入者側へ送信される場合の構成を
示す図である。
【図6】比較例に係わる光伝送路の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・マルチモード光ファイバ、2・・・シングルモード光
ファイバ、1−1、2−1・・・コア、1−2、2−2・・・
クラッド、3・・・送信用光ファイバ、4・・・受信用光ファ
イバ、5・・・光ファイバの接続部材、10・・・光送信機、
20・・・光受信機 、30・・・光コネクタ、30−1〜2・
・・フェルール、31・・・端面
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月1日(1999.12.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光通信シス
テムは、布設されたマルチモード光ファイバと、布設さ
れたシングルモード光ファイバと、これら異種モード光
ファイバ間を接続する接続部材とを有する光通信システ
ムにおいて、光送信機とマルチモード光ファイバとの間
には送信用光ファイバが接続され、シングルモード光フ
ァイバと光受信器との間には受信用光ファイバが接続さ
れており、光送信機から送出され送信用光ファイバを伝
搬して形成される基底モードの光信号が、マルチモード
光ファイバに入射し、マルチモード光ファイバ、シング
ルモード光ファイバおよび受信用光ファイバを順に伝搬
して、光受信器により受信されることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明の光通信システムによれば、光送信
機から送出された光信号は送信用光ファイバを伝搬する
際に基底モードとされ、この基底モードの光信号がマル
チモード光ファイバに入射する。そして、光信号の大部
分はシングルモードの形態でマルチモード光ファイバの
中を伝搬する。したがって、格別に大きい外乱をマルチ
モード光ファイバに加えない限り、マルチモード光ファ
イバ内でモード変換を生じることがなく、シングルモー
ドの形態のまま、シングルモード光ファイバおよび受信
用光ファイバを順に伝搬して、光受信器により受信され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 貴夫 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番40号 大阪メディアポート株式会社内 (72)発明者 木嶋 潤 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 大阪メディアポート株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA00 MA11 QA00 QA21 5K002 BA32 BA33 CA14 FA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布設されたマルチモード光ファイバと、
    布設されたシングルモード光ファイバと、これら異種モ
    ード光ファイバ間を接続する接続部材とを有する光通信
    システムにおいて、 光送信機と前記マルチモード光ファイバとの間には送信
    用光ファイバが接続され、前記マルチモード光ファイバ
    には前記送信用光ファイバを伝搬して形成される基底モ
    ードの光信号が入射されることを特徴とする光通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記送信用光ファイバは、基底モードの
    みが伝搬可能に構成された第1の励振用光ファイバであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  3. 【請求項3】 前記送信用光ファイバは、前記光送信機
    の発振波長より長くない実効カットオフ波長を有する第
    2の励振用光ファイバであることを特徴とする請求項1
    に記載の光通信システム。
  4. 【請求項4】 前記異種モード光ファイバ相互間の接続
    部材は、前記マルチモード光ファイバの端部を保持する
    第1のフェルールと、前記シングルモード光ファイバ端
    部を保持する第2のフェルールを有し、これらによって
    前記異種モード光ファイバを接合させる光コネクタであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  5. 【請求項5】 前記異種モード光ファイバ相互間の接続
    部材は、前記マルチモード光ファイバと、前記シングル
    モード光ファイバの外周面を基準に軸調心して融着接続
    することにより構成されることを特徴とする請求項1に
    記載の光通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032509A (ja) * 2004-07-14 2006-02-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体発光素子及びそれを用いた光伝送システム
JPWO2005078970A1 (ja) * 2004-02-17 2008-01-10 日本電信電話株式会社 光伝送システム
JP2016201558A (ja) * 2011-05-31 2016-12-01 古河電気工業株式会社 加工装置

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