JP2000114765A - シールド装置 - Google Patents

シールド装置

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JP2000114765A
JP2000114765A JP10280958A JP28095898A JP2000114765A JP 2000114765 A JP2000114765 A JP 2000114765A JP 10280958 A JP10280958 A JP 10280958A JP 28095898 A JP28095898 A JP 28095898A JP 2000114765 A JP2000114765 A JP 2000114765A
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JP
Japan
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opening
main body
inspection
lid
shield
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JP10280958A
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English (en)
Inventor
Takanori Ando
孝則 安藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成であって、電気機器等の特性の検
査効率を高めることができるシールド装置を提供するこ
と。 【解決手段】 開口部111を有し、内部に電気機器を
収納する本体110と、前記本体に取り付けられ、前記
開口部を開閉する蓋120と、前記本体に取り付けら
れ、前記電気機器と検査装置とを接続する接続手段13
0と、前記本体に取り付けられ、前記蓋の開閉を規制す
る開閉規制手段140と、前記本体に取り付けられてい
ると共に、前記検査装置に接続され、前記検査装置から
の検査終了信号により、前記開閉規制手段の開動作を操
作する開動作操作手段150とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器等の特性
の検査に用いられるシールド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばPDC(Personal Di
gital Cellular)方式の携帯電話は、8
00MHz帯又は1.5GHz帯の高周波(RF)が使
用されている。このため、携帯電話は、組立工程終了後
にRF特性等の検査工程が行われる。ところが、実際の
基地局からのRF信号による影響が強くでてしまい、R
F特性等の検査を高精度に行うことができない場合があ
る。このため、従来のRF特性等の検査工程は、外部か
らのRF信号の侵入を遮蔽するシールドルーム内にて行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したシールドルー
ムは、外部からのRF信号の侵入を遮蔽するために完全
に密閉する必要がある。このため、シールドルームの設
置には、検査員が中に入ってRF特性等の検査を行うこ
とができる広いスペースを確保する必要があり、設置コ
ストが嵩むという欠点がある。また、検査工程をシール
ドルーム内で行う必要があるため、組立ラインにインラ
イン化することができず、オフラインとなり、製造のネ
ットリードタイムが長くなるという欠点がある。
【0004】また、シールドルーム内に一度に多量の携
帯電話を投入することになるので、タクトタイムが長く
なり、滞留が発生するという欠点がある。さらに、シー
ルドルームへの携帯電話の搬入やシールドルームからの
携帯電話の搬出に手間が掛かり過ぎるという欠点があ
る。以上のような状況から、近年盛んに行われているセ
ル生産方式にマッチングしないという問題がある。
【0005】本発明は、上述した事情から成されたもの
であり、簡易な構成であって、電気機器等の特性の検査
効率を高めることができるシールド装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、高周波等を遮蔽可能であり、電気機器の高周波
特性等の検査装置と接続可能なシールド装置であって、
開口部を有し、内部に前記電気機器を収納する本体と、
前記本体に取り付けられ、前記開口部を開閉する蓋と、
前記本体に取り付けられ、前記電気機器と前記検査装置
とを接続する接続手段と、前記本体に取り付けられ、前
記蓋の開閉を規制する開閉規制手段と、前記本体に取り
付けられていると共に、前記検査装置に接続され、前記
検査装置からの検査終了信号により、前記開閉規制手段
の開動作を操作する開動作操作手段とを備えることによ
り達成される。
【0007】上記構成によれば、特性検査対象の電気機
器等を本体内に入れて接続手段に接続し、蓋を閉めて検
査を開始する。これにより、電気機器等を外部の高周波
等から遮蔽することができるので、高精度の高周波特性
等の検査を行うことができる。そして、検査終了後は蓋
が自動的に開くので、その電気機器等を取出して次工程
に回し、新たな電気機器等の検査に取り掛かる一連の作
業を迅速に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0009】図1は、本発明のシールド装置の実施形態
を示す斜視図である。このシールド装置100は、外部
に設置されている検査装置200により、携帯電話等の
電気機器の高周波特性等の検査を行う際に使用される装
置である。シールド装置100は、内部に電気機器が収
納される開口部111を有する本体110と、開口部1
11を開閉する蓋120を備えている。
【0010】本体110と蓋120は、例えばアルミニ
ウム板で直方体状に形成されており、一側面端部を中心
として蓋120が開閉可能なように蝶番101で連結さ
れている。これにより、蓋120を閉めた状態では、本
体110の内部は密閉されるので、外部からの高周波等
の侵入を遮蔽することができる。
【0011】さらに、本体110と蓋120との接合
部、即ち本体110の開口部111の周縁部110a及
びこの周縁部110aと合わさる蓋120の周縁部12
0aには、例えばアルミニウム線で成るシールド線10
2及びスポンジで成る弾性部材103が張り巡らされて
いる。これにより、外部からの高周波等の侵入をさらに
精度良く遮蔽することができると共に、内部からの音波
の漏洩も遮蔽することができる。
【0012】本体110には、収納した電気機器と外部
の検査装置200とを接続する接続手段130と、蓋1
20の開閉を規制する開閉規制手段140と、検査装置
200に接続され、検査装置200からの検査終了信号
により、開閉規制手段140の開動作を操作する開動作
操作手段150が取り付けられている。
【0013】接続手段130は、電気機器の端子と接続
される内部ケーブル131と、検査装置200の端子と
接続される外部ケーブル132と、本体110の側面に
貫通・固定されており、内部ケーブル131と外部ケー
ブル132を接続するための接続器133を備えてい
る。これにより、蓋120により密閉された本体110
の内部に収納されている電気機器と外部の検査装置20
0とを接続することが可能となる。
【0014】開閉規制手段140は、蓋120の開動作
を規制する開動作規制手段141と、蓋120の閉動作
を規制する閉動作規制手段142を備えている。開動作
規制手段141は、板バネで成るフック141aと、フ
ック141aの略中心を押圧可能な押しボタン141b
と、フック141aに係止可能な係止板141cを備え
ている。
【0015】図2に示すように、フック141aは、略
矩形状に形成され、一端が鉤状に曲げられており、他端
が本体110の蝶番101の固定側面に対向する側面の
内面上部中央に固定されている。押しボタン141b
は、バネ内蔵型のボタンであり、フック141aの略中
心に対向する上記側面に貫通固定されている。係止板1
41cは、略矩形状に形成されており、一端にフック1
41aの鉤部が入り込む孔が設けられており、他端が蓋
120の蝶番101の固定側面に対向する側面の内面中
央に固定されている。
【0016】閉動作規制手段142は、油圧、空圧等の
シリンダ142aと、蓋120の内側の一側面近傍に固
定され、シリンダ142aの一端を回転可能に係止する
係止部142bと、本体110の内側の一側面近傍に固
定され、シリンダ142aの他端を回転可能に係止する
係止部142cを備えている。シリンダ142aは、通
常は軸142aaが本体142abから突き出た状態を
維持し、外圧が掛かると軸142aaは本体142ab
内に収納される。
【0017】以上により、蓋120を閉じるときは、蓋
120に押されてシリンダ142aの軸142aaが本
体142ab内に押し込まれ、係止板141cがフック
141aを押して本体110の内側に曲げる。そして、
係止板141cの孔がフック141aの鉤部に達したと
きに、フック141aの曲げが復元してフック141a
の鉤部が係止板141cの孔に入り込むので、蓋120
を閉状態に維持することができる。
【0018】また、押しボタン141bを本体110の
外側から押すと、押しボタン141bが係止板141c
を押して本体110の内側に曲げる。そして、フック1
41aの鉤部が係止板141cの孔から外れ、シリンダ
142aの軸142aaが本体142abから押し出さ
れるので、蓋120は自動的に開けられ、蓋120を開
状態に維持することができる。
【0019】開動作操作手段150は、本体110の外
側の一側面に固定された電源151及び電磁弁152
と、この電磁弁152と接続され、本体110の外側の
押しボタン141b近傍に固定された油圧、空圧等のシ
リンダ153を備えている。電源151は、検査装置2
00に接続され、検査装置200からの検査終了信号に
より、電磁弁152をオンさせてシリンダ153の軸1
53aを突き出させ、押しボタン141bを押させる。
【0020】これにより、検査装置200による検査終
了時点で蓋120を自動的に開けることができるので、
現在の電気機器を本体110内から取出し、次の電気機
器を本体110内へセットする作業が容易となる。尚、
この例では、開動作操作手段150を本体110の外側
に配置するように構成したが、本体110の内側に配置
するように構成しても良い。
【0021】このような構成において、その使用例につ
いて説明する。検査対象である例えば携帯電話の高周波
特性の検査を行う場合には、図3に示すように、PDC
テスタ等の検査装置200の試験端子201に外部ケー
ブル132の1つである接続ケーブル132aを接続
し、この接続ケーブル132aにつながる内部ケーブル
131の1つである接続ケーブル131aを携帯電話1
の試験端子(RF)1aに接続する。さらに、検査装置
200のRF端子202に外部ケーブル132の1つで
ある高周波ケーブル132bを接続し、この高周波ケー
ブル132bにつながる内部ケーブル131の1つであ
る高周波ケーブル131bを携帯電話1の試験端子(R
F)1aに接続する。
【0022】このようにケーブル接続した携帯電話1を
本体110内に敷き詰められ、あるいは保持部として形
成されているスポンジ上に載置する。そして、蓋120
を閉めて検査装置200による高周波特性の検査を開始
する。検査装置200による高周波特性の検査が終了す
ると、蓋120が自動的に開くので、検査が終了した携
帯電話1を本体110から取出して各ケーブル131
a、131bを抜き、次の携帯電話1を同様にセットし
て検査する。
【0023】尚、携帯電話1のアンテナ性能の検査を行
う場合には、図4に示すように、検査装置200の試験
端子201と携帯電話1の試験端子(RF)1aを接続
する接続ケーブル132a、131aを外し、高周波ケ
ーブル131bを携帯電話1のアンテナカプラ1bに接
続して同様に検査する。接続ケーブル132a、131
aをつなぐと携帯電話1のアンテナが無効となり、検査
できなくなるためである。また、アンテナカプラ1bを
使用して消費電流測定や診断試験の自動制御の検査を行
う場合は、接続ケーブル131aからRFコネクタを取
り除いた接続ケーブルを使用する。
【0024】上述したシールド装置100を用いること
により、広い設置スペースが不要になるので、設置コス
トを低減することができる。また、シールド装置100
を複数並べて設置し、作業者が巡回して順次検査するこ
とが可能となるので、組立ラインにインライン化するこ
とができ、製造のネットリードタイムを短縮させること
ができる。また、タクトタイムが短くなり、製造効率を
向上させることができる。従って、セル生産方式にマッ
チングさせることができる。
【0025】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
簡易な構成であるので安価に製造することができる。ま
た、電気機器等の特性の検査効率を高めて生産性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド装置の実施形態を示す斜視
図。
【図2】図1のシールド装置の主要部の詳細を示す側面
図。
【図3】図1のシールド装置を用いた検査例を示す平面
図。
【図4】図1のシールド装置を用いた別の検査例を示す
平面図。
【符号の説明】
1・・・携帯電話、1a・・・試験端子(RF)、1b
・・・アンテナカプラ、100・・・シールド装置、1
01・・・蝶番、102・・・シールド線、103・・
・弾性部材、110・・・本体、111・・・開口部、
120・・・蓋、130・・・接続手段、131・・・
内部ケーブル、131a・・・接続ケーブル、131b
・・・高周波ケーブル、132・・・外部ケーブル、1
32a・・・接続ケーブル、132b・・・高周波ケー
ブル、133・・・接続器、140・・・開閉規制手
段、141・・・開動作規制手段、141a・・・フッ
ク、141b・・・押しボタン、141c・・・係止
板、142・・・閉動作規制手段、142a・・・シリ
ンダ、142b・・・係止部、142c・・・係止部、
150・・・開動作操作手段、151・・・電源、15
2・・・電磁弁、153・・・シリンダ、200・・・
検査装置、201・・・試験端子、202・・・RF端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波等を遮蔽可能であり、電気機器の
    高周波特性等の検査装置と接続可能なシールド装置であ
    って、 開口部を有し、内部に前記電気機器を収納する本体と、 前記本体に取り付けられ、前記開口部を開閉する蓋と、 前記本体に取り付けられ、前記電気機器と前記検査装置
    とを接続する接続手段と、 前記本体に取り付けられ、前記蓋の開閉を規制する開閉
    規制手段と、 前記本体に取り付けられていると共に、前記検査装置に
    接続され、前記検査装置からの検査終了信号により、前
    記開閉規制手段の開動作を操作する開動作操作手段とを
    備えたことを特徴とするシールド装置。
  2. 【請求項2】 シールド線が、前記本体と蓋との接合部
    に張り巡らされている請求項1に記載のシールド装置。
  3. 【請求項3】 弾性部材が、前記本体と蓋との接合部に
    張り巡らされている請求項1に記載のシールド装置。
JP10280958A 1998-10-02 1998-10-02 シールド装置 Pending JP2000114765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1156340A2 (de) * 2000-05-15 2001-11-21 DeTeMobil Deutsche Telekom MobilNet GmbH Tragbare Miniatur-EMV-Kammer für den Einsatz im Mobilfunkbereich
JP2009224446A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Japan Radio Co Ltd シールドケース

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1156340A2 (de) * 2000-05-15 2001-11-21 DeTeMobil Deutsche Telekom MobilNet GmbH Tragbare Miniatur-EMV-Kammer für den Einsatz im Mobilfunkbereich
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