JP2000009779A - 携帯電話機測定用シールドボックス - Google Patents

携帯電話機測定用シールドボックス

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JP2000009779A
JP2000009779A JP10171906A JP17190698A JP2000009779A JP 2000009779 A JP2000009779 A JP 2000009779A JP 10171906 A JP10171906 A JP 10171906A JP 17190698 A JP17190698 A JP 17190698A JP 2000009779 A JP2000009779 A JP 2000009779A
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JP
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mobile phone
box
shield box
cellular phone
support base
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JP10171906A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Otani
浩孝 大谷
Tomokazu Soeda
智一 添田
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機の電気的性能試験において、再現
性に優れた携帯電話機測定用シールドボックスを提供す
る。 【解決手段】 外部に対して開口する開口部をもち、内
部が電磁遮蔽室として形成された箱体3と、この箱体に
結合されて、前記開口部を開放・遮蔽自在とするととも
に、遮蔽のときには前記箱体を電磁遮蔽する蓋体4と、
前記箱体の底部に設けられた携帯電話機12を支持する
ためのV型支持台22とを有する携帯電話機測定用シー
ルドボックス21において、前記V型支持台に、前記携
帯電話機を支持する支持面22aと、前記携帯電話機の
側面を位置決めする第一の位置決め面22bと、前記携
帯電話機の上面を位置決めする第二の位置決め面23a
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の電気
的性能を測定するときに用いられるシ−ルドボックスに
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機測定用シールドボックスは、
電磁遮蔽室として形成された箱体と、箱体に形成された
開口部を遮蔽する蓋体で構成するのが一般的である。図
4に従来のシールドボックス1の構成の概略を示す。箱
体3の内部は電磁遮蔽室10を形成していて、開口部6
を蓋体4で遮蔽することにより、外部から電磁的に遮蔽
された状態を実現できる。電磁遮蔽室10の底部には携
帯電話機12を載置するための平面支持台13が設けら
れている。シールドボックス1を用いて携帯電話機12
の電気的性能を測定するときには、まず、平面支持台1
3上に携帯電話機12を置く。次に、蓋体4を閉めて止
め金具8とフック9とを係合させ開口部6を遮蔽し、電
磁遮蔽室10を外部から電磁的に遮蔽された状態とす
る。そして、シールドボックス1に対して図示していな
いケーブルにより接続された測定器15で、携帯電話機
12の性能を試験する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4のシールドボック
スでは、携帯電話機12が単に平面支持台13の上に置
かれたのみの状態で性能が試験される。したがって、携
帯電話機12、特にアンテナ16の電磁遮蔽室10内で
の位置が一定しない。このため、携帯電話機12の電気
的性能試験の再現性に問題が生じる場合があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、携帯電話機の電気的性能試験において、
再現性に優れた携帯電話機測定用シールドボックスを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、外部に対して開口する開口部をもち、内部が電磁遮
蔽室として形成された箱体と、この箱体に結合されて、
前記開口部を開放・遮蔽自在とするとともに、遮蔽のと
きには前記箱体を電磁遮蔽する蓋体と、前記箱体の底部
に設けられた携帯電話機を支持するための支持台とを有
する携帯電話機測定用シールドボックスにおいて、前記
支持台は、前記携帯電話機を支持する支持面と、前記携
帯電話機の側面を位置決めする第一の位置決め面と、前
記携帯電話機の上面を位置決めする第二の位置決め面と
を有することを特徴とする携帯電話機測定用シールドボ
ックスである。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記支持台は、
二つの面がV形に配置されたV形支持台と、このV形支
持台の一方の端に設けられた衝立と、この衝立に設けら
れた前記携帯電話機のアンテナが挿通される溝とを有す
ることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機測定用
シールドボックスである。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記V形支持台
は、V形部の角度が鈍角であることを特徴とする請求項
2に記載の携帯電話機測定用シールドボックスである。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記V形支持台
は、V形部が重力方向を中心として左右対称の形状であ
ることを特徴とする請求項2ないし3に記載の携帯電話
機測定用シールドボックスである。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記V形支持台
は、V形部の左右の面が接する辺が水平かあるいは前記
衝立側が低くなっていることを特徴とする請求項2ない
し4のいずれかに記載の携帯電話機測定用シールドボッ
クスである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の構成を図1に
示す。シールドボックス21は、箱体3と蓋体4で構成
されている。蓋体4は、箱体3に対して図示していない
ヒンジにより結合され、図中の矢印Aで示す方向に開閉
できる。図1では、箱体3の上部に位置する開口部6を
開閉自在とする構成となっている。蓋体4には止め金具
8が設けられている。箱体3にはフック9が設けられて
いる。止め金具8とフック9を係合させ、開口部6を蓋
体4で閉じると、開口部6を遮蔽することができる。
【0011】箱体3の内部は電磁遮蔽室10を形成して
いる。電磁遮蔽室10は、開口部6を蓋体4で遮蔽する
ことにより、外部から電磁的に遮蔽された状態を実現で
きる。電磁遮蔽室10の底部には携帯電話機12を載置
するためのV形支持台22が設けられている。このV形
支持台22は、携帯電話機を置く二つの面22a、22
bがV形に配置されている。V形支持台22の一端に
は、二つの面22a、22bに対して垂直な面23aを
もつ衝立23が設けられている。この衝立23の中央部
には、携帯電話機12のアンテナ16を通すための溝2
4が形成されている。
【0012】次に、このシールドボックス21を用いて
携帯電話機12の性能を試験するときの手順を説明す
る。まず、電磁遮蔽室10内のV形支持台22上に、携
帯電話機12をその操作面12aが左斜上方を向いた状
態となるように載置する。この際、V形支持台22がV
形に形成されているため、携帯電話機12は、V形支持
台22の面22aによって支持され、底部にすべり落
ち、面22bによって位置決めされる。すると、携帯電
話機12は、図2のp方向の位置が決まる。さらに、携
帯電話機12のアンテナ16が設けられた端面12bを
衝立23の面23aに接触させると、アンテナ16は衝
立23の中央に設けられた溝24から突き出し、端面1
2bは面23aによって位置決めされ、携帯電話機12
は図2のq方向の位置が決まる。このようにして、携帯
電話機12は、V形支持台22上において、その位置が
確定される。
【0013】さらに、蓋体4を閉め、止め金具8とフッ
ク9を係合させ、開口部6を遮蔽し、電磁遮蔽室10を
外部から電磁的に遮蔽された状態にする。次に、シール
ドボックス21に対して図示していないケーブルにより
接続された測定器15で、携帯電話機12の性能を試験
する。このように、シールドボックス21においては、
電磁遮蔽室10内において携帯電話機12の位置を確定
させることができ、携帯電話機12の電気的性能試験の
再現性を向上させることができる。
【0014】さらに、このシールドボックス21におい
ては、操作面側から見たアンテナの位置が異なる携帯電
話機にも対応できる。この例を図3に示す。図中に示す
携帯電話機25は、その操作面25a側から見た際のア
ンテナ26の位置が、図1と図2に示した携帯電話機1
2とは逆に右端である。
【0015】この場合、携帯電話機25の性能を測定す
るときには、V形支持台22上において、携帯電話機2
5を、その操作面25aが右斜上方を向いた状態となる
ように、面22bで支持し、面22aで位置決めする。
さらに、携帯電話機25の端面25bを衝立23の面2
3aに接触させ、アンテナ26を衝立23の中央に設け
られた溝24に通し、面23aで位置決めする。このよ
うに携帯電話機25を配置することによって、電磁遮蔽
室10内における携帯電話機25のアンテナ26の位置
を、図2に示した携帯電話機12のアンテナ16の位置
と同一とすることができる。
【0016】したがって、図3の携帯電話機25におい
ても、同一の条件で電気的性能を測定でき、測定結果が
携帯電話機におけるアンテナの設置位置によって左右さ
れることが無く、信頼性の高い測定ができる。
【0017】
【発明の効果】電磁遮蔽室内部における携帯電話機のア
ンテナの位置を常に一定にすることができるので、電気
的性能試験の再現性を向上させることができる。また、
アンテナが設けられている位置が異なる携帯電話機であ
っても、電磁遮蔽室内におけるアンテナ位置を一定にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のシ−ルドボックスおよ
び測定器の斜視図。
【図2】 図1のシ−ルドボックスを上方から見た平面
図。
【図3】 図1のシ−ルドボックスにアンテナ位置の異
なる携帯電話機を配置した際の状態を示す平面図。
【図4】 従来の技術によるシ−ルドボックスおよび測
定器の斜視図。
【符号の説明】
1,21 シールドボックス 3 箱体 4 蓋体 6 開口部 8 止め金具 9 フック 10 電磁遮蔽室 12,25 携帯
電話機 12a,25a 操作面 12b,25b
端面 13 平面支持台 15 測定器 16,26 アンテナ 22 V形支持台 22a,22b 面 23 衝立 23a 面 24 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G036 AA19 BA13 CA12 5E321 AA42 GG05 5K042 AA06 BA11 CA02 CA13 CA17 DA11 EA02 FA19 FA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に対して開口する開口部をもち、内
    部が電磁遮蔽室として形成された箱体と、 この箱体に結合されて、前記開口部を開放・遮蔽自在と
    するとともに、遮蔽のときには前記箱体を電磁遮蔽する
    蓋体と、 前記箱体の底部に設けられた携帯電話機を支持するため
    の支持台とを有する携帯電話機測定用シールドボックス
    において、 前記支持台は、 前記携帯電話機を支持する支持面と、 前記携帯電話機の側面を位置決めする第一の位置決め面
    と、 前記携帯電話機の上面を位置決めする第二の位置決め面
    とを有することを特徴とする携帯電話機測定用シールド
    ボックス。
  2. 【請求項2】 前記支持台は、 二つの面がV形に配置されたV形支持台と、 このV形支持台の一方の端に設けられた衝立と、 この衝立に設けられた前記携帯電話機のアンテナが挿通
    される溝とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    携帯電話機測定用シールドボックス。
  3. 【請求項3】 前記V形支持台は、V形部の角度が鈍角
    であることを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機測
    定用シールドボックス。
  4. 【請求項4】 前記V形支持台は、V形部が重力方向を
    中心として左右対称の形状であることを特徴とする請求
    項2ないし3に記載の携帯電話機測定用シールドボック
    ス。
  5. 【請求項5】 前記V形支持台は、V形部の左右の面が
    接する辺が水平かあるいは前記衝立側が低くなっている
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の
    携帯電話機測定用シールドボックス。
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Effective date: 20050906