JP2000113778A - 永久電流スイッチ - Google Patents

永久電流スイッチ

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JP2000113778A
JP2000113778A JP10284388A JP28438898A JP2000113778A JP 2000113778 A JP2000113778 A JP 2000113778A JP 10284388 A JP10284388 A JP 10284388A JP 28438898 A JP28438898 A JP 28438898A JP 2000113778 A JP2000113778 A JP 2000113778A
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Japan
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electrodes
current switch
electrode
permanent current
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JP10284388A
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Inventor
Akinori Ohara
昭徳 尾原
Yoshiyuki Tsuda
芳幸 津田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/664Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings
    • H01H33/6646Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings having non flat disc-like contact surface
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/002Very heavy-current switches
    • H01H33/004Very heavy-current switches making use of superconducting contacts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点部の接触抵抗が小さい高性能の永久電流
スイッチの提供。 【解決手段】 接離自在に対向配置された一対の電極の
一方の先端を他方の先端に嵌めて電極の接点を線接触又
は点列接触させる永久電流スイッチにおいて、何れか一
方又は双方の電極先端の中央に刳り抜き部を設け、電極
先端の剛性を弱めて接点同士の接触を円滑にさせたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導コイルを永
久電流運転するために用いられる永久電流スイッチ、詳
しくは、接離自在に対向配置された一対の電極の一方の
先端を他方の先端に嵌めて電極の接点を線接触又は点列
接触させる永久電流スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】超電導コイルの両端を短絡する永久電流
スイッチは、投入(閉極)状態における接点抵抗値が極
めて小さいことが要求される。電極を真空中においた真
空式の永久電流スイッチでは、接点表面に不純物や酸化
膜などが付着しないのできれいな接触面を得ることがで
きる。従来、真空式の永久電流スイッチとして、例えば
特許公報昭56ー16932号公報に開示されたものが
知られている。図17に示すものがそれであり、図18
は図17に示す破線AB部分の断面図である。図17に
おいて、1は可動電極、2は可動電極側超電導金属部
材、3は固定電極側超電導金属部材、4は固定電極、5
は固定側金属蓋、6は可動電極接合部材、7はベロー
ズ、8は可動側金属蓋、9は可動側金属筒、10は絶縁
筒、11は固定側金属筒である。又、図19はこの従来
の永久電流スイッチの接点の特性を示す図、図20は従
来の永久電流スイッチの接点の接触の痕跡を示す図であ
る。
【0003】次に、このスイッチの動作について説明す
る。図17、図18において、可動電極1や固定電極4
は、例えば銅、銀などの高純度金属部材で構成されてお
り、その中央部分には電流の通電方向に沿って円柱状の
Nb−Ti合金などから成る超電導金属部材2、3が埋
設されている。可動電極1は図示していない駆動機構に
よって閉極・開極動作が行われ、スイッチの投入(閉
極)時には、可動電極1と固定電極4とが閉極すること
により、超電導金属部材2と超電導金属部材3とが互い
に接触して超電導接点が形成される。
【0004】尚、図中の7はベローズで、その一端は可
動電極接合部材6を経由して可動電極1に、他端は可動
側金属蓋8、可動側金属筒9を介してセラミックス製の
絶縁筒10に気密に固着されている。一方、固定電極4
側も固定側金属蓋5、固定側金属筒11を介して絶縁筒
10に気密に固着され、気密容器が形成された内部は真
空に排気される。又、永久電流スイッチは、超電導金属
部材2、3が超電導状態を維持するために極低温状態で
ある必要があり、図示されない液体ヘリウムや冷凍機な
どで冷却されている。
【0005】図19は、上記の従来構造において、超電
導金属部材2の直径20mm、計画通電電流値I=10
00[A]の永久電流スイッチによる電極相互の閉極時
の通電電流と接点抵抗値の特性を示したものである。こ
れによれば、スイッチの閉極時に通電電流Iを0[A]
から徐々に増加すると超電導状態であるため、接点抵抗
値Rは2×10−9[Ω]の超低抵抗状態を維持してい
るが、I=300[A]付近で突然、超電導接点のクエ
ンチ(超電導状態が破れること)が発生して、R=2×
10−5[Ω]の状態に転移する。
【0006】図20は、上記の従来構造において、閉極
・開極動作を10回程度実施した後の可動電極1側の超
電導金属部材2と固定電極4側の超電導金属部材3との
接点接触の状況を示すもので、15aは固定電極4側の
超電導金属部材3の表面に残された接触の痕跡である。
この痕跡は、理想的な接触が行われた場合には、全周に
わたって幅の広い痕跡となるはずである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の永久電流スイッ
チでは、上記のように電流値の低い値では極微少な接点
抵抗値が得られるが、計画している電流値より低い値で
接触面のクエンチが発生する。このため、実際に使用す
る場合では、3個以上の永久電流スイッチを並列に接続
したり、計画通電電流値I=3000[A]級の永久電
流スイッチを使用するなど、装置が複雑で大きくなると
いう問題があった。
【0008】本発明は上記のような問題を解消し、閉極
状態における接点抵抗値が小さい高性能の永久電流スイ
ッチの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次のような構成とした。請求項1の発明は、接
離自在に対向配置された一対の電極の一方の先端を他方
の先端に嵌めて電極の接点を線接触又は点列接触させる
永久電流スイッチにおいて、何れか一方又は双方の電極
先端の中央に刳り抜き部を設け、電極先端の剛性を小さ
くして接点同士の接触を円滑にさせたことを特徴とす
る。
【0010】請求項2の発明は、接離自在に対向配置さ
れた一対の電極の一方の先端を他方の先端に嵌めて電極
の接点をリング形にて線接触又は点列接触させる永久電
流スイッチにおいて、何れか一方又は双方の電極のリン
グ形の中央に、電極の接離方向に穿たれた刳り抜き部を
設けたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の永久電流スイッチにおいて、一方の電極先端は
半球型凸状、他方の電極先端は逆円錐型又は半球型凹状
であることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の永久電流スイッチにおいて、一方の電極先端は
円錐型凸状、他方の電極先端は半球型凹状であることを
特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4
の何れかに記載の永久電流スイッチにおいて、刳り抜き
部は断面U字状の穴であることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
に記載の永久電流スイッチにおいて、一対の電極の何れ
か一方又は双方の先端外周に切り込み部を設けたことを
特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、接離自在に対向配置さ
れた一対の直方体形電極の一方の先端面を他方の先端面
に嵌めて電極の接点を直線形にて線接触又は点列接触さ
せる永久電流スイッチにおいて、何れか一方又は双方の
上記電極の先端面の中央長手方向に、接離方向へ穿たれ
た刳り抜き部を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項7に記載の永久
電流スイッチにおいて、一方の電極の先端面は半円筒型
凸状、他方の電極の先端面は断面V字の溝型凹状である
ことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項7乃至請求項8
の何れかに記載の永久電流スイッチにおいて、刳り抜き
部は断面U字状の溝であることを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、請求項7乃至請求項
9に記載の永久電流スイッチにおいて、一対の電極の何
れか一方又は双方の接離端面の長辺に接する2つの側面
に、当該長辺と平行する切り込み部を設けたことを特徴
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
接離自在に対向配置された一対の電極の一方の先端を他
方の先端に嵌めて電極の接点をリング状に線接触させる
永久電流スイッチにおいて、可動電極先端の中央に刳り
抜き部を設け、当該可動電極先端の剛性を小さくして接
点同士の接触を円滑にさせた構成のものである。即ち、
永久電流スイッチの閉極時に、相手側である固定電極の
受入形状に沿って接触部を滑らせ接点同士のなじみを良
くした構成のものである。以下、これを図1乃至図4に
基づいて説明する。図1は実施の形態1の構成を示す要
部の垂直断面図であり、図2は図1の破線AB部分の水
平断面図である。尚、図17に示す従来の永久電流スイ
ッチの構造と同一若しくは同等の部分は同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0020】図1及び図2において、図中の1は円柱状
の可動電極であり、この円柱状の可動電極1には、先端
を半円球型の凸状に形成した可動電極1側の超電導金属
部材2が接点部として設けられている。他方、4は同じ
く円柱状の固定電極であり、この円柱状の固定電極4は
上記可動電極1より若干径が大きく、先端には逆円錐型
の凹状に形成された固定電極1側の超電導金属部材3が
接点部として設けられている。
【0021】尚、上記の可動電極1や固定電極4の構成
や、これらの接点側に円柱状の例えばNb−Ti合金な
どから成る超電導金属部材2、3が設けられている構成
や、その他の材料等によりこのスイッチ部が気密に構成
されていることや、液体ヘリウム、冷凍機などで冷却さ
れていることや、図示していない駆動機構によって閉極
・開極動作が行われて、可動電極1と固定電極4とが閉
極することにより、超電導金属部材2と超電導金属部材
3とが互いに接触して超電導接点を形成することなどは
従来の永久電流スイッチの構成と同様である。
【0022】この実施の形態1では、上記構成におい
て、可動電極1側の超電導金属部材2の接点側の先端、
即ち可動電極1の先端の中央部分に、電極の接離方向へ
刳り抜き部20を設けた構成としてある。この刳り抜き
部20は、この例では断面U字状の穴としてあり、その
穴は線接触が予定されているリング形の径より小さく、
当該リング形と同軸となる位置に設けられている。この
ように、可動電極1の先端、この例では超電導金属部材
2の先端に、刳り抜き部20を設けると、可動電極1の
先端側の剛性が小さくなって、閉極時には、固定電極4
側の超電導金属部材3の逆円錐型の凹状形状に沿って侵
入して行く際の接触部の滑りが円滑となり、接点同士の
なじみが良くなる。刳り抜き部20は、このように、電
極先端の剛性を小さくして接点同士の接触を円滑にさせ
るものであるから、かかる機能を備えた構成であればそ
の穴の形状はどのようなものであってもよい。例えば、
断面がコ字状、V字状、半円状の穴であってもよい。
【0023】図3は、上記実施の形態1において、超電
導金属部材2の直径20mm、計画通電電流値I=10
00[A]の永久電流スイッチにおける電極相互間の閉
極時の通電電流と接点抵抗値の特性を示すものである。
スイッチの閉極時に通電電流Iを0[A]から徐々に増
加すると、超電導状態であるため、接点抵抗値Rは2×
10−9[Ω]の超低抵抗状態を維持しているが、計画
のI=1000[A]付近でR=2×10−5[Ω]の
状態に転移した。
【0024】図4は、この実施の形態1において、閉極
・開極動作を10回程度実施した後の可動電極1側の超
電導金属部材2と固定電極4側の超電導金属部材3との
接触の状況を示すものであり、図中の15bで指示され
ているように、固定電極4側の超電導金属部材3の表面
に残された接触の痕跡は、リング型線接触の全周が明確
に表れ、しかも、その線の幅も広く、理想的な接触が実
現されている。
【0025】実施の形態2.実施の形態2は、固定側電
極4側の超電導金属部材3の接点側の先端が半球型凹状
とされている点のみが上記実施の形態1と異なり、その
他の構成は、可動電極1側の超電導金属部材2の接点側
の先端、即ち半球型凸状の先端に設けられた刳り抜き部
20が断面U字状の穴である点を含み、上記実施の形態
1の構成と同様である。図5において、この実施の形態
2に示す固定電極4側の先端に設けられた半球型凹状
は、可動電極1側の半球型凸状の径より若干大きい上に
当該開口部分の径が更に大きく拡張されたいわゆる椀状
を呈し、接離方向の断面において、曲率の異なる同方向
の曲面同士が接触する構成となっている。尚、その他の
構成は上記実施の形態1の構成と同様であるので説明を
省略する。
【0026】このように、可動電極1の半球型凸状の半
球面と同一ではないが相応する曲面を固定電極4の先端
に設けることによって、接離方向の断面で観ると、曲率
は異なるが同方向の曲面同士の接触となるため、その線
接触の線の幅は、上記実施の形態1の曲面(可動電極1
の半球面)とその接線方向に接触する平面(固定電極4
の斜面)とのなす線接触の線の幅に比べて大きくなり、
線接触における接触面積を増大させることができ、接触
抵抗を小さくすることができる。尚、この実施の形態2
におけるその他の作用効果は、上記実施の形態1と同様
である。
【0027】実施の形態3.実施の形態3は、可動電極
1側の超電導金属部材2の接点側の先端が円錐型凸状と
されている点のみが上記実施の形態2と異なり、その他
の構成は、当該可動電極1側の超電導金属部材2の接点
側、即ち当該円錐型凸状の先端に設けられた刳り抜き部
20が断面U字状の穴である点を含み、上記実施の形態
2の構成と同様である。図6において、この実施の形態
3に示す可動電極1側の超電導金属部材2の接点側の先
端は、固定電極4側の先端が半球型凹状即ち凹状曲面で
あるに対して、凸の円錐型となっており、接離方向の断
面で観ると、受けいれる凹曲面に対して傾斜平面が当た
ることに成るため、傾斜平面の上下両端において接点が
形成される。即ち、二重のリング型の線接触が実現され
ることに成る。
【0028】このように構成すると、線接触における線
の長さを倍増させることができ、接触抵抗を小さくする
ことができる。尚、この実施の形態2におけるその他の
作用効果は、上記実施の形態1と同様である。
【0029】実施の形態4.実施の形態4は、上記実施
の形態1において、刳り抜き穴を可動電極1側にではな
く、固定電極4の超電導金属部材3の接点側の先端に設
けた構成としたものである。従って、図7に示すよう
に、可動電極1の超電導金属部材2の接点側の先端は穴
のない半球型凸状であり、固定側電極4の超電導金属部
材3の接点側の先端は逆円錐型凹状となっている。この
実施の形態4では、固定電極4の逆円錐型凹状の底に、
即ち固定電極4の先端の中央部分に、電極の接離方向へ
刳り抜き部21を設けてある。この刳り抜き部21はこ
の例では断面U字状の穴としてあり、その穴は線接触が
予定されているリング形の径より小さく、当該リング形
と同軸となる位置に設けられている。
【0030】このように、固定電極4の先端、この例で
は超電導金属部材3の先端に、刳り抜き部21を設ける
と、半球型凹状即ち固定電極4の先端側の剛性が小さく
なって、閉極時には、半球型凹状の凹状形状に沿って侵
入して来る際の接触部の滑りが円滑となり、接点同士の
なじみが良くなる。刳り抜き部21は、このように、固
定電極4の先端側の剛性を小さくして接点同士の接触を
円滑にさせるものであるから、かかる機能を備えた構成
であればその穴の形状はどのようなものであってもよい
ことは、上記実施の形態1の場合と同様である。
【0031】実施の形態5.実施の形態5は、接離自在
に対向配置された一対の電極の一方の先端を他方の先端
に嵌めて電極の接点をリング形にて線接触させる永久電
流スイッチにおいて、上記実施の形態1乃至4では一対
の電極の一方に刳り抜き部を設けた構成であるのに対し
て、双方の電極の上記リング形の中央に、それぞれ電極
の接離方向に刳り抜き部を設けた構成のものである。そ
の他の構成は上記実施の形態1乃至4と同様である。図
8において、この実施の形態5では、可動電極1の先端
は、上記実施の形態1や2で示した可動電極1側構成と
同様の半球型凸状で、他方の固定電極4の先端は、上記
実施の形態4で示した固定電極4側の構成と同様の逆円
錐型凹状としたものである。
【0032】このような構成では、一対の電極の双方の
先端側における剛性が更に一段と小さくなるため、閉極
時には、半球型凸状の凹状形状に沿って侵入して行く際
の接触部の滑りが双方において円滑となり、従って更に
一段と接点同士のなじみが良くなって、両電極の接触、
即ち、図示の例では、両電極超電導金属部材2、3の接
触が細い線接触ではなく、線の幅の広い線接触となり、
より広い接触面が得られる。
【0033】実施の形態6.実施の形態6は、上記実施
の形態5において、可動電極1における超電導金属部材
2の設け方、及び固定電極4における超電導金属部材3
の設け方を異にした構成のものである。この実施の形態
6では、一対の円柱状の電極1、4に、それぞれ円筒状
に超電導金属部材2、3を同軸的に埋設し、閉極時に
は、通電方向に筒状超電導金属部材の端面同士が接触し
てリング形の線接触となるように構成されている。図9
において、図中の2が可動電極1側に埋設された薄い筒
状の超電導金属部材であり、3が固定電極4側に埋設さ
れた薄い筒状の超電導金属部材である。図10における
2aは図9の破線ABの断面図にリング状に表れる超電
導金属部材2を示している。
【0034】このように、双方の電極1、4に円筒状の
超電導金属部材2、3が埋設した構成においても、電極
1、4の先端に設けられる刳り抜き部20、21はリン
グ形に形成される接触部の内側に、接離方向へ向けて設
ける。この実施の形態6では、双方の電極1、4に刳り
抜き部20、21を設けているが、何れか一方にのみ設
けてもよく、又、その刳り抜き部20或いは21の形状
も上記実施の形態1乃至5で説明したと同様の機能を備
えたものであればその形状は如何ようであってもよい。
刳り抜き部を双方に設けた場合には、上記実施の形態5
と同様の作用効果が得られるし、何れか一方に設けた場
合には、相応する上記実施の形態と同様の作用効果が得
られる。
【0035】実施の形態7.実施の形態7は、上記実施
の形態6において、筒状の超電導金属部材に2、3に替
えて、図11に示すように、多数の線状の超伝導金属部
材2aを間隔を空けて筒状形態となるように埋設した構
成のものである。このような構成での接点は、上記実施
の形態1乃至6にて説明してきたようなリング形の線接
触とは成らず、双方の電極先端にそれぞれ露出する多数
の線状の超電導金属部材2、3の端面から成る多数の点
の列、即ち点列が環状に連なるリング形状として表れ
る。尚、ここで、上記のように、一方の電極側の点列を
構成する各点が他方の電極の点列を構成する各点と互い
に相応する関係において接点を形成する接触を、本明細
書では「点列接触」という。
【0036】このように、電極1、4に線状の超電導金
属部材2、3を円筒状に埋設した構成においても、電極
1、4の先端に設けられる刳り抜き部20、21はリン
グ形に形成される接触部の内側に、接離方向へ向けて設
ける。筒状に埋設された線状の超電導金属部材2aを縦
断して観た形態は、図9と同様に表れる。尚、その構成
や作用効果は上記実施の形態6の説明と同様である。
【0037】実施の形態8.実施の形態8は、上記実施
の形態7に示す構成において、可動電極1と固定電極4
の双方の電極の先端の外周側に、当該電極先端の剛性を
小さくするための切り込み部を設けた構成としたもので
ある。図12乃至図13は、接点がリング形の線接触と
なる円筒状の超電導金属部材2、3が双方の電極1、4
に埋設された構成例を示したものである。これらの図中
における22は可動電極1の接点側先端付近の外周に設
けられた切り込み部であり、23は固定電極4の接点側
先端付近の外周に設けられた切り込み部である。何れの
切り込み部22、23も断面コ字型の溝状に形成されて
いるが、勿論この形状に限定されるわけではない。断面
U字状、断面V字状或いは断面半円状などであってもよ
い。
【0038】上記実施の形態8では、刳り抜き部20、
21を双方の電極側1、4に設けた構成において、双方
の電極1、4の外周に切り込み部22、23を設けてい
るが、何れか一方の電極側にこの切り込み部22、23
を設けるだけでもよい。又、上記実施の形態8に限ら
ず、上記実施の形態1乃至5における刳り抜き部20、
21が設けられた電極側の外周に設けてもよい。
【0039】何れの場合も、この切り込み部22、23
を外周に設けることによって、その内部側に設けられて
いる刳り抜き部20、21との相乗効果により、当該電
極の先端の剛性を更に一段と小さくすることができる。
したがって、このような構成にすると、閉極時には、半
球型凸状の凹状形状に沿って侵入して行く際の接触部の
滑りが一方又は双方の電極1、4の先端において円滑と
なり、接点同士のなじみが一段と良くなって、両電極
1、4における良好な接触が得られる。
【0040】実施の形態9.実施の形態9は、上記実施
の形態8において、接点がリング形状の線接触となる円
筒状の超電導金属部材2、3に替えて、接点がリング形
の点列接触となる多数の線状の超電導金属部材2b、3
bを双方の電極1、4に筒状に埋設した構成を示すもの
で、図14は実施の形態8の図12における破線ABの
断面図を示したものである。図中の22は切り込み部を
示す。この実施の形態9におけるその他の構成や作用効
果は、上記実施の形態8の説明と同様である。
【0041】実施の形態10.実施の形態10は、接離
自在に対向配置された一対の直方体形の電極の一方の先
端面を他方の先端面に嵌めて電極の接点を直線状に線接
触させる永久電流スイッチにおいて、可動電極の先端面
の中央長手方向に刳り抜き部を設け、当該電極先端の剛
性を小さくして接点同士の接触を円滑にさせた構成のも
のである。即ち、永久電流スイッチの閉極時に、相手側
である固定電極の受入形状に沿って接触部を滑らせ接点
同士のなじみを良くした構成のものである。
【0042】以下、これを図15に基づいて説明する。
図15は、スイッチ構成部の要部の斜視図である。図中
の1は直方体形の一例として板状に形成された可動電極
であり、この板状の可動電極1の先端側の端面即ち先端
面は、半円筒曲面を持つ半円筒型凸状に形成されてい
る。接点部としての可動電極1側の超電導金属部材は2
枚の板状部材2c、2cとして配設されており、当該可
動電極1の半円筒型凸状の峰を中央にして、その両側に
間隔を置いて平行に埋設されている。即ち、この可動電
極1側の接点部を構成する2枚の板状部材2c、2cと
しての超電導金属部材の端面は、上記半円筒型凸状の峰
を中央にしてその両側の半円筒曲面に、平行する2本の
直線として表れている。
【0043】他方、図中の4は同じく直方体形の一例と
して板状に形成された固定電極であり、この例では上記
可動電極1の板厚よりは若干厚くなっている。この板状
の固定電極4の先端側の端面即ち先端面には、上記の可
動電極1の先端側の半円筒型凸状を受け入れるために、
接離方向への深さを持つ断面V字状の溝型凹状が当該先
端面の長手方向に設けられている。固定電極4側の接点
部を構成する固定電極4側の超電導金属部材も2枚の板
状部材3c、3cからなり、V字谷底ラインを中央にし
て、その両側の斜面の途中に超電導金属部材3c、3c
の端面が2本の平行な直線として表れるように埋設され
ている。
【0044】上記のように構成された一対の電極1、4
において、可動電極1の先端側の端面の中央長手方向
に、接点部として直線的に延在する2本の平行な線接触
ラインの中央に、接離方向への深さを持つ刳り抜き部2
0が長手方向に穿たれている。この刳り抜き部20の断
面形状は、図示では断面U字型であるが、これに限らな
いことは、上記実施の形態1における刳り抜き部の説明
と同様である。
【0045】このように、板状の可動電極1の先端面の
半円筒型凸状の中央に長手方向に延在する刳り抜き部2
0を設けると、可動電極1の先端側、即ち先端面側の板
厚方向の剛性が小さくなって、閉極時には、固定電極4
側の溝型凹状形状、即ち、この例では傾斜面に沿って侵
入して行く際の接触部の滑りが円滑となり、接点同士の
なじみが良くなる。刳り抜き部20は、このように、電
極先端の剛性を小さくして接点同士の接触を円滑にさせ
るものであるから、かかる機能を備えた構成であればそ
の溝型凹状の断面形状はどのようなものであってもよ
い。例えば、コ字状、V字状、半円状であってもよい。
【0046】尚、この実施の形態10では、直方体形の
一対の電極の一方である可動電極1の先端面に刳り抜き
部20を設けたが、他方である固定電極4の先端面にこ
のような刳り抜き部21を設けてもよいし、双方の電極
1、4の先端面にそれぞれ設けてもよい。刳り抜き部2
0を一方の電極に設けるより双方の電極に設ける方が、
実施の形態1での説明と同様の理由から、更に一段と電
極先端側の剛性が小さくなって、閉極時における、双方
の電極1、4の接触部の滑りが更に円滑となり、接点同
士のなじみも更に良くなる。
【0047】実施の形態11.実施の形態11は、上記
実施の形態10に示す構成において、接点が直線形の線
接触となる板状の超電導金属部材2c、3cに替えて、
接点が直線形状の点列接触となる多数の線状の超電導金
属部材2b、3bを双方の電極1、4に板状形態を呈す
るように埋設した構成とした上で、更に、可動電極1側
だけでなく固定電極4側にも刳り抜き部21を設けると
共に、双方の電極1、4のそれぞれの両側面側に、上記
実施の形態8で示した切り込み部22、23に相当する
機能を果たす切り込み部22a、23bを刳り抜き部2
0、21と平行に設けた構成としたものである。
【0048】何れの切り込み部22、23や22a、2
3bも断面コ字型の溝状に形成されているが、勿論この
形状に限定されるわけではない。断面U字状、断面V字
状或いは断面半円状などであってもよい。又、この実施
の形態11では、刳り抜き部20、21を双方の電極側
1、4に設けた構成において、双方の電極1、4のそれ
ぞれの両側面側に切り込み部22a、23aを設けてい
るが、何れか一方の電極の両側面側にこの切り込み部2
2a、23aを設けるだけでもよい。
【0049】何れの場合も、切り込み部22a、23a
を設けることによって、その内部側に設けられている刳
り抜き部20、21との相乗作用により、当該電極の先
端の剛性を更に一段と小さくすることができる。殊に、
この実施の形態11のような構成にすると、閉極時に
は、半円筒凸状の凹状形状に沿って侵入して行く際の接
触部の滑りが双方の電極1、4の先端において一段と円
滑となり、接点同士のなじみも一段と良くなって、両電
極1、4における良好な接触が得られる。
【0050】ところで、上記実施の形態1乃至11での
説明では、真空式の永久電流スイッチとして述べたが、
本発明は、気密容器の内部に絶縁特性のよいガスを封入
した永久電流スイッチや、気密容器を構成しないで接点
部分が直接液体ヘリウム中で動作する永久電流スイッチ
などにも適用できることは言うまでもない。又、超電導
金属部材としてNb−Ti合金を例に説明したが、Nb
3Sn等の化合物系超電導材や酸化物系の超電導材等で
も利用でき、同様の作用効果が得られる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、刳り抜き部が設けられ
た電極の接点側先端の剛性が小さくなり、永久電流スイ
ッチの閉極時に相手側の電極の形状に沿っての接触部が
滑り易くなり、接点同士のなじみが良くなって、超電導
金属部材同士の接触を理想的な形で接触させることがで
き、従来に比べて、通電電流を3倍以上に増やすことが
できる。従って又、接点での接触抵抗が常に極微少値で
あり、計画している電流値までクエンチが発生しない高
性能の永久電流スイッチを提供することができる。
【0052】又、双方の電極に刳り抜き部を設けた構成
では、何れか一方の電極に設けた構成に比べ、双方の電
極の接点側先端の剛性が更に小さくなり、閉極時の電極
の接触部の滑りや、接点同士のなじみを更に良くするこ
とができる。
【0053】又、電極一方或いは双方の電極の外側に切
り込み部を設けた構成では、刳り抜き部の作用と相俟っ
て、更に一段と電極の接点側先端の剛性が小さくなり、
閉極時の滑りや接点同士のなじみを良くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図2】 図1の破線AB部分の水平断面図である。
【図3】 本発明による接点の特性を示す図である。
【図4】 本発明による接点の接触の痕跡を示す図であ
る。
【図5】 実施の形態2の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図6】 実施の形態3の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図7】 実施の形態4の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図8】 実施の形態5の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図9】 実施の形態6の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図10】 図9の破線AB部分の水平断面図である。
【図11】 実施の形態7の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図12】 実施の形態8の構成を示す垂直断面図であ
る。
【図13】 図12の破線AB部分の水平断面図であ
る。
【図14】 実施の形態9としての構成を示す図12の
破線AB部分の水平断面図である。
【図15】 実施の形態10の構成を示す斜視図であ
る。
【図16】 実施の形態11の構成を示す斜視図であ
る。
【図17】 従来の永久電流スイッチの構成を示す図で
ある。
【図18】 図17の破線AB部分の水平断面図であ
る。
【図19】 従来の永久電流スイッチの接点の特性を示
す図である。
【図20】 従来の永久電流スイッチの接点の接触の痕
跡を示す図である。
【符号の説明】
1 可動電極、2 超電導金属部材(円筒状)、2a
超電導金属部材(板状)、2b 超電導金属部材(線
状)、3 超電導金属部材、3b 超電導金属部材、3
c 超電導金属部材、4 固定電極、15a 接点の接
触の痕跡(従来技術)、15b接点の接触の痕跡(本発
明)、20 刳り抜き部(可動電極)、21 刳り抜き
部(固定電極)、22、22a 切り込み部(可動電
極)、 23、23a 切り込み部(固定電極)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接離自在に対向配置された一対の電極の
    一方の先端を他方の先端に嵌めて電極の接点を線接触又
    は点列接触させる永久電流スイッチにおいて、 何れか一方又は双方の電極先端の中央に刳り抜き部を設
    け、電極先端の剛性を小さくして接点同士の接触を円滑
    にさせたことを特徴とする永久電流スイッチ。
  2. 【請求項2】 接離自在に対向配置された一対の電極の
    一方の先端を他方の先端に嵌めて電極の接点をリング形
    にて線接触又は点列接触させる永久電流スイッチにおい
    て、 何れか一方又は双方の電極のリング形の中央に、電極の
    接離方向に穿たれた刳り抜き部を設けたことを特徴とす
    る永久電流スイッチ。
  3. 【請求項3】 一方の電極先端は半球型凸状、他方の電
    極先端は逆円錐型又は半球型凹状であることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の永久電流スイッチ。
  4. 【請求項4】 一方の電極先端は円錐型凸状、他方の電
    極先端は半球型凹状であることを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の永久電流スイッチ。
  5. 【請求項5】 刳り抜き部は断面U字状の穴であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の永
    久電流スイッチ。
  6. 【請求項6】 一対の電極の何れか一方又は双方の先端
    外周に切り込み部を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項5に記載の永久電流スイッチ。
  7. 【請求項7】 接離自在に対向配置された一対の直方体
    形電極の一方の先端面を他方の先端面に嵌めて電極の接
    点を直線形にて線接触又は点列接触させる永久電流スイ
    ッチにおいて、 何れか一方又は双方の上記電極の先端面の中央長手方向
    に、接離方向へ穿たれた刳り抜き部を設けたことを特徴
    とする永久電流スイッチ。
  8. 【請求項8】 一方の電極の先端面は半円筒型凸状、他
    方の電極の先端面は断面V字状の溝型凹状であることを
    特徴とする請求項7に記載の永久電流スイッチ。
  9. 【請求項9】 刳り抜き部は断面U字状の溝であること
    を特徴とする請求項7乃至請求項8の何れかに記載の永
    久電流スイッチ。
  10. 【請求項10】 一対の電極の何れか一方又は双方の接
    離端面の長辺に接する2つの側面に、当該長辺と平行す
    る切り込み部を設けたことを特徴とする請求項7乃至請
    求項9に記載の永久電流スイッチ。
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