JPH04206409A - 封止接点装置 - Google Patents
封止接点装置Info
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- JPH04206409A JPH04206409A JP33837290A JP33837290A JPH04206409A JP H04206409 A JPH04206409 A JP H04206409A JP 33837290 A JP33837290 A JP 33837290A JP 33837290 A JP33837290 A JP 33837290A JP H04206409 A JPH04206409 A JP H04206409A
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- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 claims abstract description 21
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、パワー負荷用のリレー、電磁開閉器等に好適
な封止接点装置に関する。
な封止接点装置に関する。
[従来の技術]
従来の封止接点装置として、以下の構造のものが存在し
、それを第3図乃至第5図に基づいて説明する。
、それを第3図乃至第5図に基づいて説明する。
11は封止容器で、セラミ、り等の耐熱絶縁材で形成さ
れた胴部11aと、金属材で形成され胴部11aの両端
部を閉塞して固定される上端板11bと下端板11cに
て構成され、内部には水素ガス等の電気絶縁性ガスが高
気圧に封入されている。
れた胴部11aと、金属材で形成され胴部11aの両端
部を閉塞して固定される上端板11bと下端板11cに
て構成され、内部には水素ガス等の電気絶縁性ガスが高
気圧に封入されている。
12は固定電極で、先端には固定接点12aが固着され
、周囲には封止容器11の上端板11bとの絶縁距離を
大きくするための絶縁部材12bが設けられている。
、周囲には封止容器11の上端板11bとの絶縁距離を
大きくするための絶縁部材12bが設けられている。
上記固定接点12aをさらに詳しく説明すると、多結晶
のタングステンを材料として、第4図に示す如く、円周
側面の一部に平坦な接点表面12cを有して略円板状に
形成され、接点表面12cは、固定電極12の軸と直交
するよう反対側の円周側面が固定電極12に固着されて
いる。ところで、接点を円板状に形成するには、通常、
断面が円形のダイスにより引き抜き加工をして棒状にし
た後、必要な長さに切断巳て行われるが、材料が固定接
点12aのように多結晶である場合は、その結晶粒界の
組織の方向が引き抜き方向となり、すなわち、固定接点
12aは、第4図に示す如く、タングステン結晶12t
1の組織の方向12eが円板の軸方向に沿ったものとな
っている。
のタングステンを材料として、第4図に示す如く、円周
側面の一部に平坦な接点表面12cを有して略円板状に
形成され、接点表面12cは、固定電極12の軸と直交
するよう反対側の円周側面が固定電極12に固着されて
いる。ところで、接点を円板状に形成するには、通常、
断面が円形のダイスにより引き抜き加工をして棒状にし
た後、必要な長さに切断巳て行われるが、材料が固定接
点12aのように多結晶である場合は、その結晶粒界の
組織の方向が引き抜き方向となり、すなわち、固定接点
12aは、第4図に示す如く、タングステン結晶12t
1の組織の方向12eが円板の軸方向に沿ったものとな
っている。
13は可動電極で、棒状に形成され、軸方向に駆動され
ることにより封止容器11内でその軸方向において固定
接点12aの接点表面12cに接離する銀糸の材料から
なる可動接点13aをその一端に固着している。
ることにより封止容器11内でその軸方向において固定
接点12aの接点表面12cに接離する銀糸の材料から
なる可動接点13aをその一端に固着している。
そして、固定電極12側をマイナス極、可動電極13側
をプラス極にして直流負荷を接点で開閉するようになっ
ている。というのは、この場合のいわゆる接点の転移現
象は、固定接点12aが凹で、可 −動接点13aが凸
となる傾向があるので、凹側の固定接点12aに消耗し
にくい材料であるタングステンを、凸側の可動接点13
aに導電性のよい材料である銀糸のものをそれぞれ使用
しているわけである。なお、直流負荷の電圧極性が上記
と逆の場合、転移現象も逆になるので、その場合は、可
動接点13aにタングステンを、固定接へ12a !こ
銀系をそれぞれ使用し、また、交流負荷の場合は、両接
点とも消耗し易いので、固定接点12a及び可動接点1
3a共にタングステンを使用することになる。
をプラス極にして直流負荷を接点で開閉するようになっ
ている。というのは、この場合のいわゆる接点の転移現
象は、固定接点12aが凹で、可 −動接点13aが凸
となる傾向があるので、凹側の固定接点12aに消耗し
にくい材料であるタングステンを、凸側の可動接点13
aに導電性のよい材料である銀糸のものをそれぞれ使用
しているわけである。なお、直流負荷の電圧極性が上記
と逆の場合、転移現象も逆になるので、その場合は、可
動接点13aにタングステンを、固定接へ12a !こ
銀系をそれぞれ使用し、また、交流負荷の場合は、両接
点とも消耗し易いので、固定接点12a及び可動接点1
3a共にタングステンを使用することになる。
14は筒部で、金属材料により円筒状に形成され、可動
電極13が挿通するようその一端を封止容器11の上端
板11bに気密結合されている。
電極13が挿通するようその一端を封止容器11の上端
板11bに気密結合されている。
15はへローズで、薄肉の金属材により蛇腹状に形成さ
れ、一端が可動電極13に他端が筒部14に気密固定さ
れている。
れ、一端が可動電極13に他端が筒部14に気密固定さ
れている。
この封止接点装置の動作は、口外駆動手段の押圧力で可
動電極13が軸方向に駆動されると、その一端に設けた
可動接点13aが固定接点12aに閉成して導通状態に
なり、また押圧力がなくなると、可動電極13は封止容
器11の内外の気圧差に基づく復帰力により復帰し、可
動接点13aは固定接点12aから開離する。そして、
ベローズ15は、この可動電極13の動作に応動して伸
縮することになる。
動電極13が軸方向に駆動されると、その一端に設けた
可動接点13aが固定接点12aに閉成して導通状態に
なり、また押圧力がなくなると、可動電極13は封止容
器11の内外の気圧差に基づく復帰力により復帰し、可
動接点13aは固定接点12aから開離する。そして、
ベローズ15は、この可動電極13の動作に応動して伸
縮することになる。
上記した従来の封止接点装置にあっては、直流負荷のマ
イナス極側となる固定接点12aの材料として、多結晶
のタングステンを使用しているから、前述したように、
タングステン結晶12dの組織の方向12eが円板の軸
方向に沿ったものとなっており、従って、第5図(a)
に示す如く、接点開離時に発生するアークの熱衝撃によ
り、固定接点12aの接点表面12cにはタングステン
結晶12dがその組織の方向12eに沿って層状剥離さ
れるという現象が起こり、接点開閉数が多くなるにつれ
て、その剥離片12fが接点表面12cから脱落して急
激な接点消耗を引き起こすとともに、第5図(b)に示
す如く、剥離片12fが、絶縁部材12bの隙間に入り
込んだり、或いは可動接点13aの接点表面へ転移して
接点間距離を減少させたりして、耐電圧や接点寿命が劣
化し、さらには接点間距離の変動で可動電極13に応動
するベローズ15への負荷力が変化してベローズ15が
破損する等の不具合が発生する。
イナス極側となる固定接点12aの材料として、多結晶
のタングステンを使用しているから、前述したように、
タングステン結晶12dの組織の方向12eが円板の軸
方向に沿ったものとなっており、従って、第5図(a)
に示す如く、接点開離時に発生するアークの熱衝撃によ
り、固定接点12aの接点表面12cにはタングステン
結晶12dがその組織の方向12eに沿って層状剥離さ
れるという現象が起こり、接点開閉数が多くなるにつれ
て、その剥離片12fが接点表面12cから脱落して急
激な接点消耗を引き起こすとともに、第5図(b)に示
す如く、剥離片12fが、絶縁部材12bの隙間に入り
込んだり、或いは可動接点13aの接点表面へ転移して
接点間距離を減少させたりして、耐電圧や接点寿命が劣
化し、さらには接点間距離の変動で可動電極13に応動
するベローズ15への負荷力が変化してベローズ15が
破損する等の不具合が発生する。
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的と
するところは、アークの熱衝撃により接点が層状剥離す
ることがないようにし、ひいては、耐電圧や接点寿命の
劣化を少なくするとともに、ベローズの破損という不具
合が起こり難い封止接点装置を提供することにある。
するところは、アークの熱衝撃により接点が層状剥離す
ることがないようにし、ひいては、耐電圧や接点寿命の
劣化を少なくするとともに、ベローズの破損という不具
合が起こり難い封止接点装置を提供することにある。
(&1題を解決するための手段)
上記した課題を解決するために、本発明の封止接点装置
は、内部に電気絶縁性ガスを封入して気密空間が形成さ
れた封止容器と、先端に固定接点を設けた固定電極と、
軸方向6ど駆動されるとともに封止容器内でその軸方向
において固定接点に接離する可動接点を一端に設けた可
動電極と、可動電極が挿通ずる筒部と、一端を可動電極
に他端を筒部にそれぞれ固定したベローズと、を有する
封止接点装置において、前記固定接点と可動接点の少な
くとも一方が、単結晶のタングステンを材料として形成
された構成としている。
は、内部に電気絶縁性ガスを封入して気密空間が形成さ
れた封止容器と、先端に固定接点を設けた固定電極と、
軸方向6ど駆動されるとともに封止容器内でその軸方向
において固定接点に接離する可動接点を一端に設けた可
動電極と、可動電極が挿通ずる筒部と、一端を可動電極
に他端を筒部にそれぞれ固定したベローズと、を有する
封止接点装置において、前記固定接点と可動接点の少な
くとも一方が、単結晶のタングステンを材料として形成
された構成としている。
〔作用]
本発明による封止接点装置は、固定接点と可動接点の少
なくとも一方が、単結晶のタングステンを材料として形
成されているかみ、その接点は、従来例で使用している
多結晶のタングステンのように結晶粒界が存在しないの
で、接点開離時にアークが発生しても、その熱衝撃によ
り接点表面に層状剥離という現象が起こることがなくな
る。
なくとも一方が、単結晶のタングステンを材料として形
成されているかみ、その接点は、従来例で使用している
多結晶のタングステンのように結晶粒界が存在しないの
で、接点開離時にアークが発生しても、その熱衝撃によ
り接点表面に層状剥離という現象が起こることがなくな
る。
本発明の一実施例を第1回及び第2図に基づいて以下に
説明する。
説明する。
1は封止容器で、セラミンク等の耐熱絶縁材で四角の筒
状に形成された胴部1aと、金属材で形成され胴部1a
の両端部を閉塞して固定される上端板1b及び下端板1
cにて構成されている。そして、下端板1cに穿設され
た気孔1dを覆って連結された気管1eから水素ガス等
の電気絶縁性ガスを高気圧に封入して後、気管1eを圧
着して気密空間が形成されている。
状に形成された胴部1aと、金属材で形成され胴部1a
の両端部を閉塞して固定される上端板1b及び下端板1
cにて構成されている。そして、下端板1cに穿設され
た気孔1dを覆って連結された気管1eから水素ガス等
の電気絶縁性ガスを高気圧に封入して後、気管1eを圧
着して気密空間が形成されている。
2は固定電極で、無酸銅等の金属材により、円柱状に形
成され、先端に固定接点2aが固着され、基端が封止容
器1の下端板ICに固定され、周囲には封止容器1の上
端板1bとの絶縁距離を大きくするだめの絶縁部材2b
が設けられている。
成され、先端に固定接点2aが固着され、基端が封止容
器1の下端板ICに固定され、周囲には封止容器1の上
端板1bとの絶縁距離を大きくするだめの絶縁部材2b
が設けられている。
上記固定接点2aをさアに詳しく説明すると、単結晶の
タングステンを材料と5で、円周側面の一部に平坦な接
点表面2cを有して略円板状に形成され、接点表面2c
は、固定電極2の軸と直交するよう反対側の円周側面が
固定電極2に固着されている。
タングステンを材料と5で、円周側面の一部に平坦な接
点表面2cを有して略円板状に形成され、接点表面2c
は、固定電極2の軸と直交するよう反対側の円周側面が
固定電極2に固着されている。
3は可動電極で、無酸銅等の金属材により棒状に形成さ
れ、その一端には可動接点3aが固着されるとともに、
軸方向に駆動されるよう軸受3dによって案内されてい
る。この可動接点3aは、銀糸の材料により円板状に形
成され、その円周側面の先端部が可動電極3の軸方向に
駆動されることにより封止容器1内で固定接点2aの接
点表面2Cに接離−するようになっている。
れ、その一端には可動接点3aが固着されるとともに、
軸方向に駆動されるよう軸受3dによって案内されてい
る。この可動接点3aは、銀糸の材料により円板状に形
成され、その円周側面の先端部が可動電極3の軸方向に
駆動されることにより封止容器1内で固定接点2aの接
点表面2Cに接離−するようになっている。
そして、固定電極2側をマイナス極、可動電極3側をプ
ラス極にして直流負荷を接点で開閉するようになってい
る。
ラス極にして直流負荷を接点で開閉するようになってい
る。
4は筒部で、金属材料により円筒状に形成され、可動電
極3が挿通ずるようその一端を封止容器1の上端板1b
に気密結合されている。
極3が挿通ずるようその一端を封止容器1の上端板1b
に気密結合されている。
5はへローズで、薄肉の金属円筒に波形のひだを付けて
蛇腹状に形成され、一端が上端板1bの近傍で可動電極
3に気密固定され、また他端がへローズ押え5aにより
筒部4の上端部に気密固定されている。従って、前述し
た封止容器1の気密空間は、詳しくは上記部材とともに
構成されて気密性が保持されることになる。
蛇腹状に形成され、一端が上端板1bの近傍で可動電極
3に気密固定され、また他端がへローズ押え5aにより
筒部4の上端部に気密固定されている。従って、前述し
た封止容器1の気密空間は、詳しくは上記部材とともに
構成されて気密性が保持されることになる。
この封止接点装置の動作は、図外駆動手段の押圧力で可
動電極3が軸方向に駆動されると、その一端に設けた可
動接点3aが固定接点2aに閉成して導通状態になり、
また押圧力がなくなると、可動電極3は封止容器1の内
外の気圧差に基づく復帰力により復帰し、可動接点3a
は固定接点2aから開離する。そして、ベローズ5は、
この可動電極3の動作に応動して伸縮することになる。
動電極3が軸方向に駆動されると、その一端に設けた可
動接点3aが固定接点2aに閉成して導通状態になり、
また押圧力がなくなると、可動電極3は封止容器1の内
外の気圧差に基づく復帰力により復帰し、可動接点3a
は固定接点2aから開離する。そして、ベローズ5は、
この可動電極3の動作に応動して伸縮することになる。
かかる封止接点装置にあっては、直流負荷のマイナス極
側となる固定接点2aの材料として単結晶のタングステ
ンを使用しているから、従来例で使用している多結晶の
タングステンのように結晶粒界が存在しないので、第2
図(a)に示す如く接点開離時にアークAcが発生して
も、従来例のように、その熱衝撃により固定接点2aの
接点表面2cに層状剥離という現象が起ってその剥離片
が絶縁部材2bの隙間に入り込んだり、或いは可動接点
3aの接点表面へ転移して接点間距離を大きく減少させ
たりすることがなくなり、第2図(b)に示す如く、タ
ングステンの華発に伴う僅かな転移Abが起こるだけで
あり、従って、耐電圧や接点寿命の劣化を少なくするこ
とができるとともに、接点間距離の変動も少ないので可
動電極3に応動するベローズ5が破損するという不具合
も起こり難いものとなる。
側となる固定接点2aの材料として単結晶のタングステ
ンを使用しているから、従来例で使用している多結晶の
タングステンのように結晶粒界が存在しないので、第2
図(a)に示す如く接点開離時にアークAcが発生して
も、従来例のように、その熱衝撃により固定接点2aの
接点表面2cに層状剥離という現象が起ってその剥離片
が絶縁部材2bの隙間に入り込んだり、或いは可動接点
3aの接点表面へ転移して接点間距離を大きく減少させ
たりすることがなくなり、第2図(b)に示す如く、タ
ングステンの華発に伴う僅かな転移Abが起こるだけで
あり、従って、耐電圧や接点寿命の劣化を少なくするこ
とができるとともに、接点間距離の変動も少ないので可
動電極3に応動するベローズ5が破損するという不具合
も起こり難いものとなる。
なお、直流負荷のマイナス極が可動電極3の場合は、固
定接点2aに代えて可動接点3aの材料に単結晶のタン
グステンを使用し、また、交流負荷の場合は、固定接点
2a及び可動接点3aの両方の材料共に単結晶のタング
ステンを使用すれば、同様の効果が達成されるものとな
る。
定接点2aに代えて可動接点3aの材料に単結晶のタン
グステンを使用し、また、交流負荷の場合は、固定接点
2a及び可動接点3aの両方の材料共に単結晶のタング
ステンを使用すれば、同様の効果が達成されるものとな
る。
本発明の封止接点装置は、固定接点と可動接点の少なく
とも一方が、単結晶のタングステンを材料として形成さ
れているから、その接点は、従来例で使用している多結
晶のタングステンのように結晶粒界が存在しないので、
接点開離時のアークの熱衝撃により接点表面に層状剥離
という現象が起こることがなくなり、従って、耐電圧や
接点寿命の劣化を少なくすることができるとともに、接
点間距離の変動も少ないので可動電極に応動するベロー
ズが破損するという不具合も起こり難いものとなる。
とも一方が、単結晶のタングステンを材料として形成さ
れているから、その接点は、従来例で使用している多結
晶のタングステンのように結晶粒界が存在しないので、
接点開離時のアークの熱衝撃により接点表面に層状剥離
という現象が起こることがなくなり、従って、耐電圧や
接点寿命の劣化を少なくすることができるとともに、接
点間距離の変動も少ないので可動電極に応動するベロー
ズが破損するという不具合も起こり難いものとなる。
第1図は、本発明の一実施例を示す正面断面図、第2図
は、同上の接点状態を示す正面図、第3図は、従来例を
示す正面断面図、 第4図は、同上の固定接点を示す模し図、第5図は、同
上の接点状態を示す正面図である。 1 封止容器、 2 固定電極、 2a 固定接点、 3 可動電極、 3a−可動接点、 4−筒部、 5−ベローズ。
は、同上の接点状態を示す正面図、第3図は、従来例を
示す正面断面図、 第4図は、同上の固定接点を示す模し図、第5図は、同
上の接点状態を示す正面図である。 1 封止容器、 2 固定電極、 2a 固定接点、 3 可動電極、 3a−可動接点、 4−筒部、 5−ベローズ。
Claims (1)
- (1)内部に電気絶縁性ガスを封入して気密空間が形成
された封止容器と、先端に固定接点を設けた固定電極と
、軸方向に駆動されるとともに封止容器内でその軸方向
において固定接点に接離する可動接点を一端に設けた可
動電極と、可動電極が挿通する筒部と、一端を可動電極
に他端を筒部にそれぞれ固定したベローズと、を有する
封止接点装置において、 前記固定接点と可動接点の少なくとも一方が、単結晶の
タングステンを材料として形成されたことを特徴とする
封止接点装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33837290A JPH04206409A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 封止接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33837290A JPH04206409A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 封止接点装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04206409A true JPH04206409A (ja) | 1992-07-28 |
Family
ID=18317534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33837290A Pending JPH04206409A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 封止接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04206409A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130498A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置 |
CN110082652A (zh) * | 2019-04-29 | 2019-08-02 | 电力规划总院有限公司 | 架空输电线路中的招弧角和绝缘子串的选取方法、装置 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33837290A patent/JPH04206409A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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