JP2000112577A - バッテリ切換回路 - Google Patents
バッテリ切換回路Info
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- JP2000112577A JP2000112577A JP10269454A JP26945498A JP2000112577A JP 2000112577 A JP2000112577 A JP 2000112577A JP 10269454 A JP10269454 A JP 10269454A JP 26945498 A JP26945498 A JP 26945498A JP 2000112577 A JP2000112577 A JP 2000112577A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0029—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
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- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0013—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
- H02J7/0024—Parallel/serial switching of connection of batteries to charge or load circuit
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- Power Engineering (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バッテリ切換回路の切換スイッチを過熱時に遮
断して切換スイッチ回路の損傷を防ぎ、併せて非金属基
板の使用を可能にする。 【解決手段】バッテリ切換回路の切換スイッチの近傍に
温度センサを配置し、切換スイッチの温度が高くなった
ことを温度センサが検知したときに切換スイッチを遮断
する。切換スイッチは過熱することがないので金属製の
基板またはヒートシンクを必要としない。
断して切換スイッチ回路の損傷を防ぎ、併せて非金属基
板の使用を可能にする。 【解決手段】バッテリ切換回路の切換スイッチの近傍に
温度センサを配置し、切換スイッチの温度が高くなった
ことを温度センサが検知したときに切換スイッチを遮断
する。切換スイッチは過熱することがないので金属製の
基板またはヒートシンクを必要としない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ用バッ
テリ装置に関するものであり、より具体的には、バッテ
リの切換回路に異常が発生したときにシステムの安全を
確保する保護手段を備えたコンピュータ用バッテリ切換
装置に関する。更に本発明のもう1つの面において、本
発明はかかるバッテリ切換装置を備えた携帯用電子機器
に関する。
テリ装置に関するものであり、より具体的には、バッテ
リの切換回路に異常が発生したときにシステムの安全を
確保する保護手段を備えたコンピュータ用バッテリ切換
装置に関する。更に本発明のもう1つの面において、本
発明はかかるバッテリ切換装置を備えた携帯用電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノートブック型コンピュータ
は、バッテリパックを装備し、ユーザーはAC電源のな
い場所ではバッテリ駆動でコンピュータを動作させてい
る。通常、カラー液晶ディスプレイを備えたノートブッ
ク型コンピュータでは、満充電からのバッテリ駆動で3
時間程度の動作時間である。しかしながら、満充電のバ
ッテリで動作時間が3時間というのは、必ずしもユーザ
ーが満足する動作時間ではない。
は、バッテリパックを装備し、ユーザーはAC電源のな
い場所ではバッテリ駆動でコンピュータを動作させてい
る。通常、カラー液晶ディスプレイを備えたノートブッ
ク型コンピュータでは、満充電からのバッテリ駆動で3
時間程度の動作時間である。しかしながら、満充電のバ
ッテリで動作時間が3時間というのは、必ずしもユーザ
ーが満足する動作時間ではない。
【0003】このため従来では、バッテリを2個搭載
し、一方のバッテリの電圧が所定値以下に低下したと
き、一方のバッテリから他方のバッテリへ切換えるよう
にしたノートブック型コンピュータが提案されている。
特開平8−54967はこのようなバッテリ切換式のコ
ンピュータを開示している。
し、一方のバッテリの電圧が所定値以下に低下したと
き、一方のバッテリから他方のバッテリへ切換えるよう
にしたノートブック型コンピュータが提案されている。
特開平8−54967はこのようなバッテリ切換式のコ
ンピュータを開示している。
【0004】このようなバッテリ切換式のコンピュータ
に限らず、バッテリを電源とする種々の携帯型の一般消
費者向けの電子機器が存在するが、充電式のバッテリは
一般消費者にとって廉価なものではないからこのような
機器においてバッテリの保護には高い関心が払われてい
る。特にバッテリ温度を監視してある程度温度が上がる
とバッテリを切り離す保護回路が数多く知られている。
そのような保護回路を開示するものの1例として特開平
8−64258がある。
に限らず、バッテリを電源とする種々の携帯型の一般消
費者向けの電子機器が存在するが、充電式のバッテリは
一般消費者にとって廉価なものではないからこのような
機器においてバッテリの保護には高い関心が払われてい
る。特にバッテリ温度を監視してある程度温度が上がる
とバッテリを切り離す保護回路が数多く知られている。
そのような保護回路を開示するものの1例として特開平
8−64258がある。
【0005】前記特開平8−54967に開示されるよ
うなバッテリ切換式のコンピュータでは、それぞれのバ
ッテリが切換スイッチを介して共通の給電点に接続さ
れ、ここから一元的に電力が供給されるようになってい
る。スイッチは一時には一方だけが閉じられ、他方は開
かれている。閉じられている方のバッテリの電圧が低下
すると閉じていた方のスイッチが開かれ、開かれていた
方のスイッチが閉じられて他方のバッテリが接続され
る。何れのバッテリの使用中であっても何らかの理由で
過電流がバッテリに流れるとバッテリを損傷し、場合に
よってはバッテリが爆発して周りに損傷を及ぼすので、
そのような状態に対する保護が必要である。従来技術を
眺めるとこのような保護は専らバッテリの発熱を監視す
ることによって行われていたものと思われる。
うなバッテリ切換式のコンピュータでは、それぞれのバ
ッテリが切換スイッチを介して共通の給電点に接続さ
れ、ここから一元的に電力が供給されるようになってい
る。スイッチは一時には一方だけが閉じられ、他方は開
かれている。閉じられている方のバッテリの電圧が低下
すると閉じていた方のスイッチが開かれ、開かれていた
方のスイッチが閉じられて他方のバッテリが接続され
る。何れのバッテリの使用中であっても何らかの理由で
過電流がバッテリに流れるとバッテリを損傷し、場合に
よってはバッテリが爆発して周りに損傷を及ぼすので、
そのような状態に対する保護が必要である。従来技術を
眺めるとこのような保護は専らバッテリの発熱を監視す
ることによって行われていたものと思われる。
【0006】図1にこのような従来のバッテリ切換式の
電源の1例を示す。メインバッテリおよびセカンドバッ
テリは切換スイッチトランジスタである電界効果トラン
ジスタ(以下、FETという)FET1、2、3、4を
介してDC−DCコンバータに給電する。FET1、2
またはFET3、4のどちらかがオンになっていてバッ
テリの1つをコンバータに接続する。FET1、2およ
びFET3、4は相補型であり直列に接続される。従っ
てFETの寄生ダイオードが図のように逆向きに接続さ
れている。これによりオフになっているFETが電流を
流さないようになっている。FETが過電流で損傷する
ときにはソースとドレインが短絡する事が多い。例え
ば、メインバッテリの電圧がセカンドバッテリの電圧よ
りも高く、メインバッテリが接続されて使用中であり、
セカンドバッテリが切り離されているときにFET3が
短絡すると、FET4の寄生ダイオードを通って大電流
が流れ,FET4が過熱する。過熱によりFETは破壊
されるのみならずはんだが溶けたりして周囲に損傷を与
える。バッテリも大電流が流れることにより損傷され
る。
電源の1例を示す。メインバッテリおよびセカンドバッ
テリは切換スイッチトランジスタである電界効果トラン
ジスタ(以下、FETという)FET1、2、3、4を
介してDC−DCコンバータに給電する。FET1、2
またはFET3、4のどちらかがオンになっていてバッ
テリの1つをコンバータに接続する。FET1、2およ
びFET3、4は相補型であり直列に接続される。従っ
てFETの寄生ダイオードが図のように逆向きに接続さ
れている。これによりオフになっているFETが電流を
流さないようになっている。FETが過電流で損傷する
ときにはソースとドレインが短絡する事が多い。例え
ば、メインバッテリの電圧がセカンドバッテリの電圧よ
りも高く、メインバッテリが接続されて使用中であり、
セカンドバッテリが切り離されているときにFET3が
短絡すると、FET4の寄生ダイオードを通って大電流
が流れ,FET4が過熱する。過熱によりFETは破壊
されるのみならずはんだが溶けたりして周囲に損傷を与
える。バッテリも大電流が流れることにより損傷され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は2つのバッ
テリを切換える方式の電源におけるこのような特有の問
題を認識していない。バッテリ切換式の電源では、それ
ぞれのバッテリが切換スイッチを介して共通の接続点に
接続されているので、何らかの理由により生じる過電流
によって開いている方のスイッチが短絡すると、未使用
の電圧の高い方のバッテリから使用中の電圧の低いバッ
テリの方に電流が流れ込む。バッテリの内部抵抗が低い
のでこの電流は大電流となってこの電流路にある素子を
破壊する危険がある。バッテリも当然損傷を受けること
になる。
テリを切換える方式の電源におけるこのような特有の問
題を認識していない。バッテリ切換式の電源では、それ
ぞれのバッテリが切換スイッチを介して共通の接続点に
接続されているので、何らかの理由により生じる過電流
によって開いている方のスイッチが短絡すると、未使用
の電圧の高い方のバッテリから使用中の電圧の低いバッ
テリの方に電流が流れ込む。バッテリの内部抵抗が低い
のでこの電流は大電流となってこの電流路にある素子を
破壊する危険がある。バッテリも当然損傷を受けること
になる。
【0008】このようなことが生じる原因には、過電
圧、過電流、ごくまれにあるスイッチ自身の不良が含ま
れる。過電圧がかかってしまう例は、どこかの取り付け
ネジが緩んでころがり高電圧部分とスイッチが短絡した
り、ユーザが水をこぼして本体内に入って高電圧とスイ
ッチが短絡したり、ユーザが本体の隙間(ファンのルー
バーなど)からピンを落として短絡が生じること等が考
えられる。過電流の例としては、過電圧によるものの
他、ACアダプタで動作中にバッテリを入れると瞬間的
にACアダプタからバッテリに大電流が流れる事があげ
られる。本発明が対象とするバッテリ切換式電源は一般
消費者が携帯する携帯型の電子機器、例えばノートブッ
ク・コンピュータなどに内蔵されることもあるが、この
ような携帯型電子機器は携帯中振り回され、屋外を含む
様々な悪環境で使用されることを考えると、過電流が生
じるような故障はあり得ることと考えなければならな
い。
圧、過電流、ごくまれにあるスイッチ自身の不良が含ま
れる。過電圧がかかってしまう例は、どこかの取り付け
ネジが緩んでころがり高電圧部分とスイッチが短絡した
り、ユーザが水をこぼして本体内に入って高電圧とスイ
ッチが短絡したり、ユーザが本体の隙間(ファンのルー
バーなど)からピンを落として短絡が生じること等が考
えられる。過電流の例としては、過電圧によるものの
他、ACアダプタで動作中にバッテリを入れると瞬間的
にACアダプタからバッテリに大電流が流れる事があげ
られる。本発明が対象とするバッテリ切換式電源は一般
消費者が携帯する携帯型の電子機器、例えばノートブッ
ク・コンピュータなどに内蔵されることもあるが、この
ような携帯型電子機器は携帯中振り回され、屋外を含む
様々な悪環境で使用されることを考えると、過電流が生
じるような故障はあり得ることと考えなければならな
い。
【0009】過電流はバッテリの温度上昇をもたらすか
ら、従来技術によるバッテリ温度監視によりバッテリを
保護することは可能である。しかしながら、これにより
バッテリは保護されるとしても、切換回路のスイッチを
含む素子が損傷を受ける危険は依然として残される。そ
れはスイッチなどの素子の方がバッテリよりも早く過熱
状態になるからである。スイッチなどの素子が過熱する
と、スイッチ自体の損傷に留まらず、はんだが溶けて流
れ出したり、また基板を損傷したりして周りにも被害を
及ぼすことになる。そうなるとこれはハードウエアの故
障であり、サービス・センタなどで修理を受ける必要が
ある。従って、このような問題を解決して、バッテリお
よび切換回路が過電流の際にも安全に保護されるような
切換回路が望まれる。
ら、従来技術によるバッテリ温度監視によりバッテリを
保護することは可能である。しかしながら、これにより
バッテリは保護されるとしても、切換回路のスイッチを
含む素子が損傷を受ける危険は依然として残される。そ
れはスイッチなどの素子の方がバッテリよりも早く過熱
状態になるからである。スイッチなどの素子が過熱する
と、スイッチ自体の損傷に留まらず、はんだが溶けて流
れ出したり、また基板を損傷したりして周りにも被害を
及ぼすことになる。そうなるとこれはハードウエアの故
障であり、サービス・センタなどで修理を受ける必要が
ある。従って、このような問題を解決して、バッテリお
よび切換回路が過電流の際にも安全に保護されるような
切換回路が望まれる。
【0010】また、スイッチを保護するためにスイッチ
を熱伝導性の良いヒートシンク、またはアルミ基板に取
り付けて過熱を防ぐことも可能であるが、過電流そのも
のを防ぐものではない。また、このようなヒートシンク
またはアルミ基板は比較的高価であり、もっと廉価なも
のを使用することが望まれる。金属製のシンクまたは基
板の代わりに普通のエポキシ基板などの非金属基板を使
用することができれば、製造コストの低減及び重量の軽
減に寄与することができる。従って、過電流から安全に
保護し低コストで軽量な切換回路が望まれる。
を熱伝導性の良いヒートシンク、またはアルミ基板に取
り付けて過熱を防ぐことも可能であるが、過電流そのも
のを防ぐものではない。また、このようなヒートシンク
またはアルミ基板は比較的高価であり、もっと廉価なも
のを使用することが望まれる。金属製のシンクまたは基
板の代わりに普通のエポキシ基板などの非金属基板を使
用することができれば、製造コストの低減及び重量の軽
減に寄与することができる。従って、過電流から安全に
保護し低コストで軽量な切換回路が望まれる。
【0011】また、携帯型電子機器にバッテリ切換装置
が内蔵される場合、その切換スイッチ及びバッテリが安
全に保護されるのみならず、携帯型電子機器が低コスト
で、サイズおよび重量が更に低減できることが望まれ
る。
が内蔵される場合、その切換スイッチ及びバッテリが安
全に保護されるのみならず、携帯型電子機器が低コスト
で、サイズおよび重量が更に低減できることが望まれ
る。
【0012】従って、本発明はバッテリの切換回路に異
常が発生したときにシステムの安全を確保する保護手段
を備えたバッテリ切換装置を提供する事を目的とする。
常が発生したときにシステムの安全を確保する保護手段
を備えたバッテリ切換装置を提供する事を目的とする。
【0013】本発明の具体的な目的は、切換回路の過電
流を検出して切換回路を遮断する保護手段を備えたバッ
テリ切換装置を提供する事を目的とする。
流を検出して切換回路を遮断する保護手段を備えたバッ
テリ切換装置を提供する事を目的とする。
【0014】本発明のもう1つの目的は、低コストで軽
量な保護手段を備えたバッテリ切換装置を提供する事を
目的とする。
量な保護手段を備えたバッテリ切換装置を提供する事を
目的とする。
【0015】本発明の更にもう1つの目的はかかるバッ
テリ切換装置を備えた軽量で低コストの携帯型電子機器
を提供することにある。
テリ切換装置を備えた軽量で低コストの携帯型電子機器
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】簡単に述べると、本発明
は切換スイッチの近傍に温度感知手段を配置して、スイ
ッチが所定温度以上になったときに切換回路を遮断する
事により上記課題を解決する。切換スイッチは過熱しな
いように保護されるので、通常のエポキシ基板などの廉
価な非金属基板の上に取り付けることができる。
は切換スイッチの近傍に温度感知手段を配置して、スイ
ッチが所定温度以上になったときに切換回路を遮断する
事により上記課題を解決する。切換スイッチは過熱しな
いように保護されるので、通常のエポキシ基板などの廉
価な非金属基板の上に取り付けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施例を詳細に説明する。図2に示す1実施例のコンピュ
ータ用バッテリ切換装置は、第1の直列回路10と第2
の直列回路20とを備えている。第1の直列回路10
は、ドレインD同士が相互に接続された電界効果トラン
ジスタ(以下、FETという)FET1(Nチャネル)
及びFET2(Pチャネル)を備えている。FETとし
てはパワーMOSFETが使用できる。また、第2の直
列回路20も第1の直列回路10と同様にドレインD同
士が相互に接続されたFET3(Nチャネル)、及びF
ET4(Pチャネル)を備えている。
施例を詳細に説明する。図2に示す1実施例のコンピュ
ータ用バッテリ切換装置は、第1の直列回路10と第2
の直列回路20とを備えている。第1の直列回路10
は、ドレインD同士が相互に接続された電界効果トラン
ジスタ(以下、FETという)FET1(Nチャネル)
及びFET2(Pチャネル)を備えている。FETとし
てはパワーMOSFETが使用できる。また、第2の直
列回路20も第1の直列回路10と同様にドレインD同
士が相互に接続されたFET3(Nチャネル)、及びF
ET4(Pチャネル)を備えている。
【0018】また、NチャネルFET1及びFET3の
各々には、カソードがドレインDに接続されかつアノー
ドがソースSに接続された内部ダイオードD1、D3が
各々内在する。また、PチャネルFET2及びFET4
の各々には、カソードがソースSに接続され、かつアノ
ードがドレインDに接続された内部ダイオードD2、D
4が各々内在する。
各々には、カソードがドレインDに接続されかつアノー
ドがソースSに接続された内部ダイオードD1、D3が
各々内在する。また、PチャネルFET2及びFET4
の各々には、カソードがソースSに接続され、かつアノ
ードがドレインDに接続された内部ダイオードD2、D
4が各々内在する。
【0019】図3において、本実施例のコンピュータ本
体200には、開閉可能なキーボード210を蓋体とす
るバッテリパック(バッテリ)収納部(図示せず)が設
けられており、FET1のソースSは、ノートブック型
コンピュータ本体のバッテリパック収納部に取外し可能
に装着された第1のバッテリパック30に接続され、F
ET2のドレインDはコンピュータ本体へ電力を供給す
るDC/DCコンバータ32の入力端に接続されてい
る。なお、コンピュータ本体には、キーボードの開閉状
態を検出するキーボードスイッチが設けられている。ま
た、FET3のソースSは、ノートブック型コンピュー
タ本体に取外し可能に装着された第2のバッテリパック
34に接続され、FET4のドレインDはDC/DCコ
ンバータ32の入力端に接続されている。
体200には、開閉可能なキーボード210を蓋体とす
るバッテリパック(バッテリ)収納部(図示せず)が設
けられており、FET1のソースSは、ノートブック型
コンピュータ本体のバッテリパック収納部に取外し可能
に装着された第1のバッテリパック30に接続され、F
ET2のドレインDはコンピュータ本体へ電力を供給す
るDC/DCコンバータ32の入力端に接続されてい
る。なお、コンピュータ本体には、キーボードの開閉状
態を検出するキーボードスイッチが設けられている。ま
た、FET3のソースSは、ノートブック型コンピュー
タ本体に取外し可能に装着された第2のバッテリパック
34に接続され、FET4のドレインDはDC/DCコ
ンバータ32の入力端に接続されている。
【0020】キーボードを開放して第1のバッテリパッ
ク30または第2のバッテリパック34をコンピュータ
本体から取外すと、第1の直列回路10と第1のバッテ
リパック30、第2の直列回路20と第2のバッテリパ
ック34の電気的接続状態が解除される。したがって、
第1のバッテリパック30と第1の直列回路10、第2
のバッテリパック34と第2の直列回路20は、各々切
離し可能に接続されていることになる。
ク30または第2のバッテリパック34をコンピュータ
本体から取外すと、第1の直列回路10と第1のバッテ
リパック30、第2の直列回路20と第2のバッテリパ
ック34の電気的接続状態が解除される。したがって、
第1のバッテリパック30と第1の直列回路10、第2
のバッテリパック34と第2の直列回路20は、各々切
離し可能に接続されていることになる。
【0021】また、AC(交流)をDC(直流)に変換
するAC/DCアダプタが、コンピュータ本体の側面に
設けられたコネクタ及びコンピュータ本体に内蔵された
ダイオードを介してDC/DCコンバータ32の入力端
に接続されている。このAC/DCアダプタは、コネク
タの部分でコンピュータ本体から取外し可能である。A
C/DCアダプタおよびこれに付随する回路は図におい
て省略されている。
するAC/DCアダプタが、コンピュータ本体の側面に
設けられたコネクタ及びコンピュータ本体に内蔵された
ダイオードを介してDC/DCコンバータ32の入力端
に接続されている。このAC/DCアダプタは、コネク
タの部分でコンピュータ本体から取外し可能である。A
C/DCアダプタおよびこれに付随する回路は図におい
て省略されている。
【0022】第1および第2のバッテリパックを切り換
えるためにFET1〜FET4のゲート電極に接続され
る回路は第1の直列回路10及び第2の直列回路20共
同じ回路構成になっている。FET1のゲート電極には
pnpトランジスタTR10のコレクタに接続されてい
る。このコレクタはFET1のソースと抵抗を介して接
続される。トランジスタTR10のエミッタは正の電圧
源に接続される。トランジスタTR10のベースは抵抗
を介して切換制御用のトランジスタTR1のコレクタに
接続される。このトランジスタTR1のエミッタは共通
接続点Gに接続される。FET2のゲート電極に接続さ
れたトランジスタTR2はトランジスタTR1と同様に
接続される。FET3のゲート電極にはpnpトランジ
スタTR20のコレクタに接続されている。このコレク
タはFET3のソースと抵抗を介して接続される。トラ
ンジスタTR20のエミッタは正の電圧源に接続され
る。トランジスタTR20のベースは抵抗を介して切換
制御用のトランジスタTR3のコレクタに接続される。
このトランジスタTR3のエミッタは共通接続点Gに接
続される。FET4のゲート電極に接続されたトランジ
スタTR4はトランジスタTR3と同様に接続される。
トランジスタTR1ないし4のベースにはバッテリ切換
のための制御信号が与えられる。これらの制御信号は特
開平8−54967に開示されたものと同じものであっ
て良く、また適宜の切換回路も使用できる。切換回路自
体は本発明の対象でないのでその詳細についての記述は
省略する。
えるためにFET1〜FET4のゲート電極に接続され
る回路は第1の直列回路10及び第2の直列回路20共
同じ回路構成になっている。FET1のゲート電極には
pnpトランジスタTR10のコレクタに接続されてい
る。このコレクタはFET1のソースと抵抗を介して接
続される。トランジスタTR10のエミッタは正の電圧
源に接続される。トランジスタTR10のベースは抵抗
を介して切換制御用のトランジスタTR1のコレクタに
接続される。このトランジスタTR1のエミッタは共通
接続点Gに接続される。FET2のゲート電極に接続さ
れたトランジスタTR2はトランジスタTR1と同様に
接続される。FET3のゲート電極にはpnpトランジ
スタTR20のコレクタに接続されている。このコレク
タはFET3のソースと抵抗を介して接続される。トラ
ンジスタTR20のエミッタは正の電圧源に接続され
る。トランジスタTR20のベースは抵抗を介して切換
制御用のトランジスタTR3のコレクタに接続される。
このトランジスタTR3のエミッタは共通接続点Gに接
続される。FET4のゲート電極に接続されたトランジ
スタTR4はトランジスタTR3と同様に接続される。
トランジスタTR1ないし4のベースにはバッテリ切換
のための制御信号が与えられる。これらの制御信号は特
開平8−54967に開示されたものと同じものであっ
て良く、また適宜の切換回路も使用できる。切換回路自
体は本発明の対象でないのでその詳細についての記述は
省略する。
【0023】接続点Gは本来接地点であり、従来はここ
が接地されていた。本発明において、接続点GはFET
5を介して接地接続される。ここで明らかなようにFE
T5が導通していればFET1ないし4はそれらの制御
用FETによりオン/オフ制御されるが、FET5がオ
フであればFET1ないし4はすべてオフとなる。
が接地されていた。本発明において、接続点GはFET
5を介して接地接続される。ここで明らかなようにFE
T5が導通していればFET1ないし4はそれらの制御
用FETによりオン/オフ制御されるが、FET5がオ
フであればFET1ないし4はすべてオフとなる。
【0024】FET5のゲート電極は抵抗を介して5V
電位に接続されるとともにトランジスタTR5のコレク
タに接続される。5V電位と接地との間に抵抗及びサー
ミスタ等の温度センサ50が接続され、両者の接続点が
トランジスタTR5のベースに接続される。温度センサ
50の温度が低いときにはその抵抗値が低く、従ってト
ランジスタTR5は導通しない。トランジスタTR5の
コレクタは高電位にあり、従ってFET5のゲート電極
には高電位が加わりそれを導通状態にする。これにより
接続点Gは接地に接続されてFET1ないし4の切換制
御が可能になる。温度センサ50の温度が高くなるとそ
の抵抗値が高くなり、従ってトランジスタTR5は導通
する。トランジスタTR5のコレクタは低電位になり、
従ってFET5のゲート電極には低電位が加わりそれを
非導通状態にする。これにより接続点Gは接地から切り
離されてFET1ないし4がすべてオフになる。つまり
温度センサ50が高温になるとFET1ないし4がオフ
になってバッテリがすべて切り離される。FET5に与
えられるレベルはシャットダウン信号としてシステムに
も与えられてシステムをシャットダウンする。
電位に接続されるとともにトランジスタTR5のコレク
タに接続される。5V電位と接地との間に抵抗及びサー
ミスタ等の温度センサ50が接続され、両者の接続点が
トランジスタTR5のベースに接続される。温度センサ
50の温度が低いときにはその抵抗値が低く、従ってト
ランジスタTR5は導通しない。トランジスタTR5の
コレクタは高電位にあり、従ってFET5のゲート電極
には高電位が加わりそれを導通状態にする。これにより
接続点Gは接地に接続されてFET1ないし4の切換制
御が可能になる。温度センサ50の温度が高くなるとそ
の抵抗値が高くなり、従ってトランジスタTR5は導通
する。トランジスタTR5のコレクタは低電位になり、
従ってFET5のゲート電極には低電位が加わりそれを
非導通状態にする。これにより接続点Gは接地から切り
離されてFET1ないし4がすべてオフになる。つまり
温度センサ50が高温になるとFET1ないし4がオフ
になってバッテリがすべて切り離される。FET5に与
えられるレベルはシャットダウン信号としてシステムに
も与えられてシステムをシャットダウンする。
【0025】温度センサ50はFET1ないし4の異常
な温度上昇を検知するためのものであるので、FET1
ないし4の近傍に取り付けられる。図3はFET1ない
し4をできるだけ接近させて配置し、その中心に温度セ
ンサ50を配置した例を示す。
な温度上昇を検知するためのものであるので、FET1
ないし4の近傍に取り付けられる。図3はFET1ない
し4をできるだけ接近させて配置し、その中心に温度セ
ンサ50を配置した例を示す。
【0026】温度センサ50はFET1ないし4の1つ
毎に、または2個毎に1つ配置することもできる。その
場合には異常を生じた側のFETだけを遮断するように
することができる。異常のない方は遮断されないので、
システムはこれから給電されるため、シャットダウンが
避けられる。
毎に、または2個毎に1つ配置することもできる。その
場合には異常を生じた側のFETだけを遮断するように
することができる。異常のない方は遮断されないので、
システムはこれから給電されるため、シャットダウンが
避けられる。
【0027】図4はFET1ないし4の各々に温度セン
サ50を1つずつ配置した実施例を示す。FET1ない
し4周りの回路は図2と同じであるが、共通接続点Gが
直接接地され、FET2が遮断用トランジスタTRAに
接続され、FET4が遮断用トランジスタTRBに接続
されている点が図2と異なる。トランジスタTRAのエ
ミッタはFET2に接続され、そのコレクタはコンバー
タ32(図4では省略)に接続される。トランジスタT
RBのエミッタも同様にFET4に接続され、そのコレ
クタはコンバータ32に接続される。トランジスタTR
AおよびTRBのベースはそれぞれ制御用トランジスタ
TRAAおよびTRBBのコレクタに接続され、これに
よりオン/オフ制御される。制御用トランジスタTRA
AおよびTRBBのベースは図5の温度検知回路からの
信号レベルを受け取る。
サ50を1つずつ配置した実施例を示す。FET1ない
し4周りの回路は図2と同じであるが、共通接続点Gが
直接接地され、FET2が遮断用トランジスタTRAに
接続され、FET4が遮断用トランジスタTRBに接続
されている点が図2と異なる。トランジスタTRAのエ
ミッタはFET2に接続され、そのコレクタはコンバー
タ32(図4では省略)に接続される。トランジスタT
RBのエミッタも同様にFET4に接続され、そのコレ
クタはコンバータ32に接続される。トランジスタTR
AおよびTRBのベースはそれぞれ制御用トランジスタ
TRAAおよびTRBBのコレクタに接続され、これに
よりオン/オフ制御される。制御用トランジスタTRA
AおよびTRBBのベースは図5の温度検知回路からの
信号レベルを受け取る。
【0028】図5はFET1ないし4のための4つの温
度検知回路を示す。左側がFET1及び2の温度検知回
路であり1つの共通出力をAに与える。右側がFET3
及び4の温度検知回路であり1つの共通出力をBに与え
る。4つの検知回路は同じ回路構成であり、それぞれ温
度センサ50−1、50−2、50−3、50−4を備
え、図2の場合と同様に関連するトランジスタTR1
1、TR21、TR31、TR41のベースに接続され
ている。トランジスタTR11、TR21のコレクタは
出力点Aに共通接続される。トランジスタTR31、T
R41のコレクタは出力点Bに共通接続される。何れか
の温度センサの温度が異常上昇すると、その抵抗値が高
くなって関連するトランジスタを導通させ、出力点Aま
たはBの電位を下げる。これにより図4のトランジスタ
TRAAまたはTRBBがオフになって遮断用トランジ
スタTRAまたはTRBを遮断する。それぞれの温度セ
ンサはFET1ないし4のそれぞれの近傍に配置され
る。
度検知回路を示す。左側がFET1及び2の温度検知回
路であり1つの共通出力をAに与える。右側がFET3
及び4の温度検知回路であり1つの共通出力をBに与え
る。4つの検知回路は同じ回路構成であり、それぞれ温
度センサ50−1、50−2、50−3、50−4を備
え、図2の場合と同様に関連するトランジスタTR1
1、TR21、TR31、TR41のベースに接続され
ている。トランジスタTR11、TR21のコレクタは
出力点Aに共通接続される。トランジスタTR31、T
R41のコレクタは出力点Bに共通接続される。何れか
の温度センサの温度が異常上昇すると、その抵抗値が高
くなって関連するトランジスタを導通させ、出力点Aま
たはBの電位を下げる。これにより図4のトランジスタ
TRAAまたはTRBBがオフになって遮断用トランジ
スタTRAまたはTRBを遮断する。それぞれの温度セ
ンサはFET1ないし4のそれぞれの近傍に配置され
る。
【0029】以上の構成によればFETは過熱するおそ
れがないのでヒートシンクに取り付ける必要はない。そ
の他の回路要素と共に通常のエポキシ基板などの非金属
基板に取り付けることができる。アルミニウムなどの金
属製基板またはシンクは基板と別の要素であり別に取り
付ける必要があるが本発明によればそのような必要はな
い。またエポキシ基板はこれよりもかなり廉価でしかも
軽量である。
れがないのでヒートシンクに取り付ける必要はない。そ
の他の回路要素と共に通常のエポキシ基板などの非金属
基板に取り付けることができる。アルミニウムなどの金
属製基板またはシンクは基板と別の要素であり別に取り
付ける必要があるが本発明によればそのような必要はな
い。またエポキシ基板はこれよりもかなり廉価でしかも
軽量である。
【0030】本発明の特定の実施例について説明された
が、種々の変更が自明であることは明らかであろう。例
えば、図4の遮断用トランジスタTRAおよびTRBは
バイポーラ型として示されたがパワーMOSFETスイ
ッチでも良く、又機械的スイッチであっても良い。また
その位置はバッテリの給電回路中であるならばどこにあ
っても良い。例えば、バッテリの中にこのような保護用
のスイッチが組み込まれている場合もあり、この場合に
は温度検知回路の出力でこのスイッチを制御しても良
い。FETの寄生ダイオードは互いに逆極性に接続され
ているならば、図示の極性と反対であっても良い。
が、種々の変更が自明であることは明らかであろう。例
えば、図4の遮断用トランジスタTRAおよびTRBは
バイポーラ型として示されたがパワーMOSFETスイ
ッチでも良く、又機械的スイッチであっても良い。また
その位置はバッテリの給電回路中であるならばどこにあ
っても良い。例えば、バッテリの中にこのような保護用
のスイッチが組み込まれている場合もあり、この場合に
は温度検知回路の出力でこのスイッチを制御しても良
い。FETの寄生ダイオードは互いに逆極性に接続され
ているならば、図示の極性と反対であっても良い。
【0031】
【発明の効果】過電流によるFETの過熱を防止する事
により、FET、およびその周辺の回路、素子、基板、
バッテリの損傷を防止することができる。またFETが
過熱するおそれがないので、金属製の放熱用基板または
ヒートシンクを使用する必要が無く、廉価なエポキシ基
板を使用することができる。
により、FET、およびその周辺の回路、素子、基板、
バッテリの損傷を防止することができる。またFETが
過熱するおそれがないので、金属製の放熱用基板または
ヒートシンクを使用する必要が無く、廉価なエポキシ基
板を使用することができる。
【図1】従来のバッテリ切換回路の主要部を示す回路
図。
図。
【図2】回路保護手段を備えた本発明のバッテリ切換回
路を示す回路図。
路を示す回路図。
【図3】バッテリ切換回路を内蔵した本発明のノートブ
ック・コンピュータの外観略図。
ック・コンピュータの外観略図。
【図4】本発明の保護回路の温度センサの配置の1例を
示す図。
示す図。
【図5】回路保護手段を備えた本発明のバッテリ切換回
路の他の実施例を示す回路図。
路の他の実施例を示す回路図。
【図6】図4の回路に接続される温度検知回路を示す
図。
図。
30:第1のバッテリパック 34:第2のバッテリパック 32:DC/DCコンバータ 50:温度センサ 50−1ないし50−4:温度センサ 200:ノートブック・コンピュータ 210:キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03K 17/08 G01K 7/24 G 17/24 G06F 1/00 341Q (72)発明者 福島 晃 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 小林 正樹 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 2F056 RA06 RA08 5B011 DA07 DC07 EA04 JA07 JB01 KK01 5G003 AA01 BA02 CB02 CC02 DA04 DA16 DA18 FA04 GA01 GB03 5J055 AX32 AX37 AX44 AX61 BX03 CX27 DX13 DX14 DX22 EX06 EY01 EY04 EY12 EY17 EZ00 EZ57 FX31 GX01 GX09
Claims (17)
- 【請求項1】第1および第2のバッテリがそれぞれの半
導体切換スイッチを含む第1および第2の給電回路を介
して共通の給電点に接続され、一時には前記第1および
第2のバッテリの一方が前記給電点に電力を供給するよ
うに前記切換スイッチが交代的にオンに切り換えられる
バッテリ切換回路において、 前記切換スイッチの近傍に配置された温度センサと、 前記温度センサに接続され、前記切換スイッチが所定温
度を越えたことを検知したとき、前記温度センサの出力
に応答して動作出力を発生する温度検知手段と、 前記温度検知手段の動作出力に応答して前記温度センサ
の近傍にある前記切換スイッチをオフにするように前記
切換スイッチに接続された回路手段と、 を備えるバッテリ切換回路。 - 【請求項2】前記温度センサは前記第1および第2の給
電回路の切換スイッチの両方に近接して1つ配置されて
いる請求項1に記載のバッテリ切換回路。 - 【請求項3】前記温度センサは前記第1および第2の給
電回路の切換スイッチのそれぞれに近接して1つずつ配
置され、それぞれの温度センサを含む温度検知手段が前
記第1及び第2の給電回路のそれぞれに備えられて成る
請求項1または2に記載のバッテリ切換回路。 - 【請求項4】前記温度検知手段の動作出力によりその温
度センサの近傍にある切換スイッチをオフにするように
動作出力が切換スイッチに与えられる請求項3に記載の
バッテリ切換回路。 - 【請求項5】第1および第2のバッテリがそれぞれの半
導体切換スイッチを含む第1および第2の給電回路を介
して共通の給電点に接続され、一時には前記第1および
第2のバッテリの一方が前記給電点に電力を供給するよ
うに前記切換スイッチが交代的にオンに切り換えられる
バッテリ切換回路において、 前記第1および第2の給電回路中でそれぞれの切換スイ
ッチに直列に接続された遮断スイッチと、 前記切換スイッチの近傍に配置された温度センサと、 前記温度センサに接続され、前記切換スイッチが所定温
度を越えたことを検知したとき、前記温度センサの出力
に応答して動作出力を発生する温度検知手段と、 前記温度検知手段の動作出力に応答して前記温度センサ
の近傍にある前記切換スイッチに直列に接続された遮断
スイッチをオフにするように前記遮断スイッチに接続さ
れた回路手段と、 を備えるバッテリ切換回路。 - 【請求項6】前記遮断スイッチはバイポーラ・トランジ
スタまたはパワーMOSFETである請求項5に記載の
バッテリ切換回路。 - 【請求項7】前記切換スイッチの各々は1対の直列に接
続された電界効果トランジスタ(FET)であり、各々
には寄生ダイオードが内在し、1対の電界効果トランジ
スタは前記寄生ダイオードが互いに逆極性で接続される
ように直列に接続されている請求項1ないし5の何れか
1つに記載のバッテリ切換回路。 - 【請求項8】前記切換スイッチは非金属基板に取り付け
られている請求項1ないし7の何れか1つに記載のバッ
テリ切換回路。 - 【請求項9】携帯用電子機器に内蔵され、前記給電点か
ら該携帯用電子機器に給電する請求項1ないし8の何れ
か1つに記載のバッテリ切換回路。 - 【請求項10】第1および第2のバッテリがそれぞれの
半導体切換スイッチを含む第1および第2の給電回路を
介して共通の給電点に接続され、一時には前記第1およ
び第2のバッテリの一方が前記給電点に電力を供給する
ように前記切換スイッチが交代的にオンに切り換えられ
るバッテリ切換回路を内蔵する携帯型電子機器におい
て、前記バッテリ切換回路は、 前記切換スイッチの近傍に配置された温度センサと、 前記温度センサに接続され、前記切換スイッチが所定温
度を越えたことを検知したとき、前記温度センサの出力
に応答して動作出力を発生する温度検知手段と、 前記温度検知手段の動作出力に応答して前記温度センサ
の近傍にある前記切換スイッチをオフにするように前記
切換スイッチに接続された回路手段と、 を備えることを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項11】前記温度センサは前記第1および第2の
給電回路の切換スイッチの両方に近接して1つ配置され
ている請求項10に記載の携帯型電子機器。 - 【請求項12】前記温度センサは前記第1および第2の
給電回路の切換スイッチのそれぞれに近接して1つずつ
配置され、それぞれの温度センサを含む温度検知手段が
前記第1及び第2の給電回路のそれぞれに備えられて成
る請求項10または11に記載の携帯型電子機器。 - 【請求項13】前記温度検知手段の動作出力によりその
温度センサの近傍にある切換スイッチをオフにするよう
に動作出力が切換スイッチに与えられる請求項12に記
載の携帯型電子機器。 - 【請求項14】第1および第2のバッテリがそれぞれの
半導体切換スイッチを含む第1および第2の給電回路を
介して共通の給電点に接続され、一時には前記第1およ
び第2のバッテリの一方が前記給電点に電力を供給する
ように前記切換スイッチが交代的にオンに切り換えられ
るバッテリ切換回路を内蔵する携帯型電子機器におい
て、前記バッテリ切換回路が、 前記第1および第2の給電回路中でそれぞれの切換スイ
ッチに直列に接続された遮断スイッチと、 前記切換スイッチの近傍に配置された温度センサと、 前記温度センサに接続され、前記切換スイッチが所定温
度を越えたことを検知したとき、前記温度センサの出力
に応答して動作出力を発生する温度検知手段と、 前記温度検知手段の動作出力に応答して前記温度センサ
の近傍にある前記切換スイッチに直列に接続された遮断
スイッチをオフにするように前記遮断スイッチに接続さ
れた回路手段と、 を備えることを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項15】前記遮断スイッチはバイポーラ・トラン
ジスタまたはパワーMOSFETである請求項14に記
載の携帯型電子機器。 - 【請求項16】前記切換スイッチの各々は1対の直列に
接続された電界効果トランジスタ(FET)であり、各
々には寄生ダイオードが内在し、1対の電界効果トラン
ジスタは前記寄生ダイオードが互いに逆極性で接続され
るように直列に接続されている請求項10ないし15の
何れか1つに記載の携帯型電子機器。 - 【請求項17】前記切換スイッチは非金属基板に取り付
けられている請求項10ないし16の何れか1つに記載
の携帯型電子機器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10269454A JP2000112577A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | バッテリ切換回路 |
US09/300,808 US6157166A (en) | 1998-09-24 | 1999-04-27 | Battery switching circuit and a computer system having same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10269454A JP2000112577A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | バッテリ切換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000112577A true JP2000112577A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17472669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10269454A Pending JP2000112577A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | バッテリ切換回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6157166A (ja) |
JP (1) | JP2000112577A (ja) |
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1998
- 1998-09-24 JP JP10269454A patent/JP2000112577A/ja active Pending
-
1999
- 1999-04-27 US US09/300,808 patent/US6157166A/en not_active Expired - Lifetime
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