JP2000112464A - 音楽データ編集方法 - Google Patents

音楽データ編集方法

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JP2000112464A
JP2000112464A JP10283800A JP28380098A JP2000112464A JP 2000112464 A JP2000112464 A JP 2000112464A JP 10283800 A JP10283800 A JP 10283800A JP 28380098 A JP28380098 A JP 28380098A JP 2000112464 A JP2000112464 A JP 2000112464A
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Tomohisa Himeno
朋久 姫野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータを使用した音楽データの編集方
法において、入力した音楽データの修正を簡単に行うこ
とができる音楽データ編集方法を提供する。 【解決手段】 マウスポインタ(カーソル)36の周囲
にチェック領域を設定して、当該チェック領域に表示さ
れる音符(音符データ)の有無を調べる。チェック領域
に表示される音符があるときは、当該音符を削除し、チ
ェック領域に表示される音符がないときは、マウスポイ
ンタ36の位置に音符を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽データをコン
ピュータに取り込んで表示装置に表示しながら編集する
音楽データ編集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを用いた電子音楽が
広く普及してきた。また、パーソナルコンピュータを使
用して、作曲や編集を行う音楽データ編集ソフトも種々
開発されている。
【0003】従来の音楽データ編集ソフトでは、例えば
図12に示すように、初期画面で画面上に五線譜51
と、音符入力ボタン52、音符消去ボタン53、演奏ボ
タン54、アンドゥボタン55及びリドゥボタン56等
の複数のツールボタンが表示される。音符を入力する場
合は、マウスポインタ(カーソル)を音符入力ボタン5
2の上に移動させてマウスボタンをクリックする。これ
により、音符入力モードに入り、図13(a)に示すよ
うに音符が付いたマウスポインタ57が画面上に表示さ
れる。マウスポインタ57を五線譜の任意の位置に移動
させてマウスボタンをクリックすると、マウスポインタ
57の位置に音符が挿入される。このようにして、画面
上に表示された五線譜の任意の位置に音符を挿入して音
楽データを作成することができる。
【0004】一旦挿入した音符を削除するときは、マウ
スポインタを音符消去ボタン53の上に移動して、マウ
スのボタンをクリックする。これにより消去モードに移
行し、図13(b)に示すように、マウスポインタ57
が消しゴムの形状に変わる。マウスポインタ57を消去
すべき音符の上に移動させてマウスのボタンをクリック
する。これにより、マウスポインタ57で示された音符
が消去される。
【0005】また、アンドゥボタン55の位置にマウス
ポインタを移動させてクリックすると、直前の操作が取
り消される。従って、音符を入力した直後にアンドゥボ
タン55にポインタを合わせてクリックすると、消去モ
ードに移行することなく音符を消去することができる。
【0006】このようにして音楽データを作成した後に
演奏ボタン54を押すと、音楽データの基づいて音楽が
演奏される。なお、リドゥボタン56を押すと、アンド
ゥで取消しされた操作が復活する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
音楽データ編集方法では、入力した音符の修正が煩雑で
あるという欠点がある。例えば音符入力モードとして音
符を入力し、入力した音符の位置を修正する場合には、
下記に示すように少なくともマウスボタンを6回クリッ
クする必要がある。
【0008】1.音符入力ボタン52を押す(1回目の
クリック) 2.音符の入力(2回目のクリック) 3.音符消去ボタン53を押す(3回目のクリック) 4.音符の消去(4回目のクリック) 5.音符入力ボタン52を押す(5回目のクリック) 6.違う位置に音符を入力(6回目のクリック) また、アンドゥボタン55を使って音符入力モードのま
まで音符の位置を訂正することもできる。この場合、下
記に示すように、マウスクリックの回数は4回に削減さ
れる。
【0009】1.音符入力ボタン52を押す(1回目の
クリック) 2.音符の入力(2回目のクリック) 3.アンドゥボタン55を押す(3回目のクリック) 4.違う位置に音符を入力(4回目のクリック) アンドゥボタン55を使用する場合は、マウスポインタ
の移動距離が大きくなるが、アンドゥ機能を特定のキー
に割り付け(キーバインディング)しておき、マウスポ
インタを移動させことなくアンドゥを行うこともでき
る。
【0010】しかし、アンドゥは、入力した順番の最後
から入力を取り消していく機能であるので、最後に入力
した音符を消去することなく、他の音符を消去すること
はできない。
【0011】従って、最後に入力した音符を消去するこ
となく他の音符の位置を訂正するためには、音符消去ボ
タン53をクリックして音符入力モードから消去モード
に移行する必要があり、前述の如くクリック数が多くな
り煩雑である。
【0012】以上から本発明の目的は、入力した音楽デ
ータの修正を簡単に行うことができる音楽データ編集方
法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、少なく
とも発音のタイミングを示す複数の音データにより構成
される音楽データを画面上に表示させて前記音楽データ
を編集する音楽データの編集方法であって、前記音楽デ
ータに基づいて画面上に発音タイミングを示す音マーク
を時間軸に沿って配列させて表示し、カーソルの周囲に
チェック領域を設定して当該チェック領域内に前記音マ
ークとして表示される音データの有無を判定し、前記チ
ェック領域内に前記音マークとして表示される音データ
があるときは当該音データを削除し、前記チェック領域
に前記音マークとして表示される音データがないときは
前記カーソル位置に新たに音マークとして表示される音
データを挿入することを特徴とする音楽データ編集方法
により解決する。
【0014】以下、本発明の作用について説明する。
【0015】五線譜等により音楽データを表現する場
合、同じ位置に音データ(例えば、音符)が重なること
は少ない。そこで、本発明においては、カーソルの周囲
にチェック領域を設定して、そのチェック領域内に音マ
ークとして表示される音データの有無を調べて、チェッ
ク領域内に既に音マークとして表示される音データがあ
るときは当該音データを削除し、チェック領域内に音デ
ータとして表示される音データがないときは新たに音デ
ータを挿入する。
【0016】このように、本発明においては、チェック
領域内に音データとして表示される音データの有無に応
じてデータの削除又は挿入を行うので、カーソルの移動
量が少なくてよく、且つ、任意の位置のデータを削除し
たり、任意の位置にデータを追加することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態の音楽データ編集方法を実現する音楽デー
タ編集装置を示す図である。なお、以下の説明において
音符とは、特に明記した場合を除いて休止符を含むもの
とする。
【0019】この音楽データ編集装置は、汎用コンピュ
ータとソフトウエアとにより実現され、マウス11と、
ポインタ位置決定部12と、表示処理部13と、グラフ
ィック表示装置14と、クリック判定部15と、ポイン
タ位置取得部16と、音符挿入・削除判定部17と、音
楽データ作成部18と、音楽データ記憶部19と、画像
生成部20とにより構成される。
【0020】音楽データ記憶部19には音楽データが記
憶される。音楽データは、音符の種類(全音符、2分音
符、4分音符、8分音符、全休止符、2分休止符、4分
休止符、8分休止符等)と音符の五線譜上の位置とを示
す多数の音データにより構成される。
【0021】ユーザは、表示装置14に表示される画面
を見ながらマウス11を操作し、音符を挿入する位置
や、音符を削除する位置を指定する。ポインタ位置決定
部12は、マウス11から出力される信号に基づいてマ
ウスポインタの位置を決定する。表示処理部13は、画
像生成部20により生成された画像データにマウスポイ
ンタの表示データを重ね合わせて、表示装置14に出力
する。これにより、表示装置14に所定の画像が表示さ
れる。
【0022】クリック判定部15は、ポインタ位置決定
部12を介してマウス11のボタンの状態を監視してお
り、マウス11のボタンがクリックされるとポインタ位
置取得部16にクリック検出信号を出力する。ポインタ
位置取得部16は、表示処理部13にアクセスしてマウ
スポインタの位置(座標)を監視している。そして、ク
リック判定部15からクリック検出信号が出力される
と、マウスポインタの位置を音符挿入・削除判定部17
に出力する。
【0023】音符挿入・削除判定部17は、ポインタ位
置取得部16からマウスポインタの位置を入力すると、
音楽データ記憶部19に記憶されている音楽データを参
照して、後述するように、音符を挿入するか、又は音符
を削除するかの判定を行う。音楽データ作成部18は、
音符挿入・削除判定部17の出力に基づいて、音楽デー
タ記憶部19に記憶されている音楽データを変更する。
画像生成部20は、音楽データ記憶部19に記憶された
音楽データに従って五線譜上に音符が書き込まれた画像
を生成し、表示処理部13に出力する。
【0024】以下、本実施の形態の音楽データ編集方法
について説明する。
【0025】例えば、初期状態では、図2に示すよう
に、画面上に五線譜31と、音符入力ボタン32、演奏
ボタン33、アンドゥボタン34及びリドゥボタン35
等の複数のツールボタンと、マウスポインタ(図示せ
ず)とが表示される。音符入力ボタン32を押すと、音
符入力モードに移行して音符の挿入及び削除が可能にな
る。音符を入力した後に演奏ボタン33を押すと、入力
された音符に応じた音楽が演奏される。アンドゥボタン
34は直前の操作を取り消しするためのボタンであり、
リドゥボタン35はアンドゥにより取り消した操作を復
活させるためのボタンである。
【0026】以下の例では、新たに音楽データを作成す
る場合について説明する。
【0027】図2に示す画面で音符入力ボタン32を押
すと、音符入力モードに入り、図3に示すように音符
(楕円形のマーク)が付いたマウスポインタ36が表示
される。また、新たに音楽データを作成する場合には、
音楽データ作成部18により音楽データ記憶部19に空
の音楽データ、すなわち音符データのない音楽データが
作成される。
【0028】ユーザがマウス11を操作して、マウスポ
インタ36を移動させると、ポインタ位置決定部12は
マウス11の出力に基づいてマウスポインタ36の位置
を決定して表示処理部13に出力する。表示処理装置1
3は、ポインタ位置決定部12の出力に応じてマウスポ
インタ36の表示位置を変更する。
【0029】このようにしてマウスポインタ36を五線
譜31上の所望の位置に移動した後、ユーザがマウス1
1のボタンをクリックすると、クリック判定部15から
ポインタ位置取得部16にクリック検出信号が出力され
る。これにより、ポインタ位置取得部16は音符挿入・
削除判定部17にポインタ36の現在位置の座標を出力
する。
【0030】音符挿入・削除判定部17は、ポインタ位
置取得部16からポインタ36の座標を入力すると、音
楽データ記憶部19を参照して、音符の挿入か音符の削
除かを判定する。
【0031】図4〜図6は、音符の挿入・削除の判定方
法を示す模式図である。なお、以下の説明では、8分音
符よりも音の短い音符は使用しないとする。この場合、
図4,図5に示すように、音符のX方向(時間軸)の位
置は、破線A1 ,A2 ,…の位置となり、破線と破線と
の間に音符が配置されることはない。また、音符(但
し、休止符は除く)のY方向(音程軸)の位置は、
1 ,B2 ,…,B8 (ドから1オクターブ上のドまで
の各音程の位置)のうちから選択されるとする。
【0032】図4に示すように、音符の最小配置間隔
(図中の破線間の間隔)をx、五線譜の線間の間隔をy
とする。音符と音符とが重なることがないので、X軸方
向に並んだ各音符(楕円部分)の中心座標をXi ,Yi
(但し、i=1,2,3,…)とすると、(Xi +x/
2)<(Xi+1 −x/2)となる。
【0033】一方、音符挿入・削除判定部17は、マウ
スポインタ36の座標Xm ,Ym を入力すると、図6に
示すように、(Xm ±x/2),(Ym ±y/2)の矩
形範囲をチェック領域38とする。音符挿入・削除判定
部17は、ポインタ位置取得部16からマウスポインタ
36の座標を入力すると、音楽データ記憶部19に記憶
されている音楽データを参照して、チェック領域38内
に表示される音符の有無、すなわちチェック領域38内
に表示される音符に対応する音符データの有無を調べ
る。
【0034】その結果、音符挿入・削除判定部17がチ
ェック領域38内に表示される音符がないと判定した場
合は、音符挿入・削除判定部17から音楽データ作成部
18に音符追加命令が出力される。音楽データ作成部1
8は、音符追加命令を入力すると、音楽データ記憶部1
9に記憶されている音楽データにアクセスして、マウス
ポインタ36の位置に音符が表示される音符データ(音
符の種類と位置)を挿入する。
【0035】なお、音符の種類は、次に示す方法により
決定することができる。すなわち、図7に示すように、
予め各種類の音符に対応するツールボタン40a,40
b,40c,40d,40e,…を用意しておき、所定
のツールボタンをクリックすることにより、挿入される
音符の種類を決定する。
【0036】また、1小節内の音符の数と音符の位置と
により自動的に音符の種類が決定されるようにしてもよ
い。例えば、4分の2拍子の場合、図8(a)に示すよ
うに、五線譜に音符が全く挿入されていない状態でA1
の位置でクリックすると、A 1 の位置に2分音符が挿入
される。その後、A2 の位置でクリックすると、図8
(b)に示すように、A2 の位置に付点4分音符が挿入
され、A1 の位置の音符が8分音符に変更される。A2
に替えてA3 の位置でクリックすると、図8(c)に示
すように、A3 の位置に4分音符が挿入され、A1 の位
置の音符が4分音符に変更される。このようにして、自
動的に音符の種類が決定されるようにしてもよい。
【0037】画像生成部20は、データ記憶部19に記
憶された音楽データに基づいて画像を作成し、表示装置
14には新たに音符が追加された五線譜が表示される。
【0038】一方、音符挿入・削除判定部17がチェッ
ク領域38内(座標Xm ±x/2,Ym ±y/2)に音
符が既に配置されていると判定した場合は、音符挿入・
削除部17から音楽データ作成部18に音符削除命令が
出力される。この場合、画面上では、図9(a)に示す
ように、音符とマウスカーソル36とが重なって表示さ
れる。音楽データ作成部18は、音符削除命令を入力す
ると、音楽データ記憶部19に記憶されている音楽デー
タにアクセスして、チェック領域38内に表示されてい
る音符に対応する音符データを削除する。画像生成部2
0は、データ記憶部19に記憶された音楽データに基づ
いて、対応する音符を削除した画像を生成し、表示処理
部13に出力する。これにより、図9(b)に示すよう
に、それまで表示されていた音符が削除される。
【0039】本実施の形態においては、音符を入力し、
その音符を削除して別の位置に音符を挿入する場合、下
記に示すように4回のクリックで足りる。
【0040】1.音符入力ボタンを押す(1回目のクリ
ック) 2.データ入力(2回目のクリック) 3.データ消去(3回目のクリック) 4.データ入力(4回目のクリック) この場合、アンドゥボタンを使用して編集する場合に比
べて、マウスポインタの移動量が少ない。また、アンド
ゥと異なり、任意の位置の音符の削除が可能であるの
で、前述のクリック回数が少なくてすむことと相俟っ
て、使い勝手が極めて良好である。
【0041】なお、上記の実施の形態においては、矩形
のチェック領域38内に表示される音符の有無をチェッ
クするので、図10(a),(b)に示すように、X方
向の位置が重なるがY方向の位置が重ならない位置でマ
ウスボタンをクリックすると、ポインタ位置に音符を挿
入することができる。従って、和音のデータの作成及び
表示が可能である。
【0042】また、上記の実施の形態では、チェック領
域38を矩形としたが、これによりチェック領域の形状
が矩形に限定されるものではなく、チェック領域を円形
としたり、音符(の楕円部分)と同一形状としてもよ
い。更にまた、上記の実施の形態では新たに音楽データ
を作成する場合について説明したが、予め作成された音
楽データをハードディスク等から読み出して編集する場
合も本発明を適用することができる。
【0043】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態に
おいても、音楽データ編集装置の構成は基本的に第1の
実施の形態と同様であるので、音楽データ編集装置の図
示は省略する。
【0044】第1の実施の形態では、五線譜の上に音符
を挿入して音楽データを作成する場合について説明した
が、本発明は五線譜以外で音楽データを表現する音楽表
示方式に適用することもできる。
【0045】例えば、本願発明者らは、円形表示により
発音のタイミングを表示するシステムを既に開発してい
る。これは、図11に示すように、点Oを中心とする円
の円周により発音のタイミングを示すものである。すな
わち、中心点Oから上側に延びる線OAを基準線とし、
基準線OAから左回り(図中、矢印Bで示す)の方向を
時間軸とし、基準線OAに対する角度で発音のタイミン
グを示し、中心点Oからの距離により音量を示すもので
ある。図11中に示す黒丸は、発音のタイミング及び音
量を示す音マークであり、マウスポインタ48を所望の
位置に移動させてクリックすると、マウスポインタ48
の位置に音マークが挿入される。
【0046】このような音楽表示方式の場合であって
も、第1の実施の形態と同様に、マウスポインタ48の
座標を中心とするチェック領域を設定し、チェック領域
内に表示される音マークの有無、すなわち、チェック領
域内に表示される音マークに対応する音データの有無を
調べ、音マークがないときは新たにチェック領域内に表
示される音マークに対応する音データを追加し、既に音
マークが配置されているときは当該音マークに対応する
音データを削除する。
【0047】このように、本発明は五線譜による表示方
式以外の音楽データ表示方式の音楽データの編集に適用
することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カーソルの周囲にチェック領域を設定し、当該チェック
領域内に音マークとして表示される音データの有無を判
定し、チェック領域内に前記音マークとして表示される
音データがあるときは当該音データを削除し、前記チェ
ック領域に前記音マークとして表示される音データがな
いときは前記カーソル位置に新たに音マークとして表示
される音データを挿入するので、音データの追加及び削
除が容易である。また、アンドゥ機能と異なり、任意の
位置の音データの編集が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の音楽データ編集方
法を実現する音楽データ編集装置を示す図である。
【図2】第1の実施の形態の音楽データ編集方法におけ
る表示画面の例を示す図である。
【図3】第1の実施の形態の音楽データ編集方法におい
て、音符入力モードにおけるマウスポインタを示す図で
ある。
【図4】音符の挿入・削除の判定方法を示す図(その
1)であり、音符の最小配置間隔及び五線譜の線間の間
隔を示す図である。
【図5】音符の挿入・削除の判定方法を示す図(その
2)であり、Y方向の音符の配置位置を示す図である。
【図6】音符の挿入・削除の判定方法を示す図(その
3)であり、マウスポインタの座標とチェック領域を示
す図である。
【図7】各音符に対応したツールボタンの例を示す図で
ある。
【図8】音符の種類の決定方法を示す図である。
【図9】音符削除時の画面表示例を示す図である。
【図10】和音のデータ編集方法を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の音楽データ編集
方法を示す図であり、基準線とのなす角度と中心点から
の距離により音楽データを表現する方式の音楽データ表
示方式に本発明を適用した例を示す図である。
【図12】従来の音楽データ編集方法における表示画面
の例を示す図である。
【図13】(a)は音符入力モードにおけるマウスポイ
ンタを示す図、(b)は消去モードにおけるマウスポイ
ンタを示す図である。
【符号の説明】
11 マウス、 12 ポインタ位置決定部、 13 表示処理部、 14 表示装置、 15 クリック判定部、 16 ポインタ位置取得部、 17 音符挿入・削除判定部、 18 音楽データ作成部、 19 音楽データ記憶部、 20 画像生成部、 31,51 五線譜、 32 音符入力ボタン、 36,48,57 マウスポインタ、 38 チェック領域、 40a〜40e ツールボタン、 53 音符消去ボタン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも発音のタイミングを示す複数
    の音データにより構成される音楽データを画面上に表示
    させて前記音楽データを編集する音楽データの編集方法
    であって、 前記音楽データに基づいて画面上に発音タイミングを示
    す音マークを時間軸に沿って配列させて表示し、 カーソルの周囲にチェック領域を設定して当該チェック
    領域内に前記音マークとして表示される音データの有無
    を判定し、 前記チェック領域内に前記音マークとして表示される音
    データがあるときは当該音データを削除し、前記チェッ
    ク領域に前記音マークとして表示される音データがない
    ときは前記カーソル位置に新たに音マークとして表示さ
    れる音データを挿入することを特徴とする音楽データ編
    集方法。
  2. 【請求項2】 前記音マークは、五線譜に表記される音
    符であることを特徴とする請求項1に記載の音楽データ
    編集方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175020A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Yamaha Corp 発音制御装置
JP2021021871A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 株式会社河合楽器製作所 楽譜編集装置及び楽譜編集プログラム

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