JP2000111422A - ケーブル状圧力センサ - Google Patents

ケーブル状圧力センサ

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JP2000111422A
JP2000111422A JP10280810A JP28081098A JP2000111422A JP 2000111422 A JP2000111422 A JP 2000111422A JP 10280810 A JP10280810 A JP 10280810A JP 28081098 A JP28081098 A JP 28081098A JP 2000111422 A JP2000111422 A JP 2000111422A
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pressure sensor
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outer electrode
shaped pressure
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Takeshi Nagai
彪 長井
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Masahiko Ito
雅彦 伊藤
Yuko Fujii
優子 藤井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のケ−ブル状圧力センサは、外電極の形
成に塗装法などの複雑な製造工程を要すると共に大きな
荷重が印加されたとき芯電極と外電極が短絡し易いとい
う課題があった。 【解決手段】 可撓性外電極9が可撓性支持体7とその
表面に形成された金属層8で構成され、前記可撓性支持
体7を前記可撓性圧電体4の表面に巻き付けて成るケ−
ブル状圧力センサである。従って、塗装法などのように
複雑な製造工程を必要としない。また、可撓性圧電体4
が大きな荷重により押しつぶされても芯電極3と金属層
8の間に可撓性支持体7が存在するので、両者は短絡し
難くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブル圧力センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のケーブル状圧力センサは
以下のようなものであった。
【0003】特開昭62ー230071号公報に示され
た従来例を図5に示す。線状導電材1と導電ゴム2とか
ら構成された芯電極3の周囲に可撓性圧電体4を配置
し、その周囲に可撓性外電極5を配置し、さらにその周囲
に熱収縮チューブから成る外皮6を被覆して成るケーブ
ル状圧力センサが開示されている。可撓性圧電体4とし
て、合成ゴムや合成樹脂の中にチタン酸鉛などのセラミ
ック圧電体粉末を添加した複合体が用いられる。また、
可撓性外電極5として、アルミニウム箔や塗装法による
銀系導電性塗膜が用いられる。
【0004】上記ケーブル状圧力センサの一部あるいは
全面に圧力が印加されたとき、その部分の圧力センサが
歪む結果、芯電極3と外電極5間に電圧が誘起される。
上記圧力センサは、この誘起電圧を利用して圧力を検出
している。
【0005】類似のケーブル状圧力センサが特開平3ー
259577号公報にも開示されている。これは可撓性
圧電体4として、ポリエチレン、ポリプロピレンや塩化
ビニルなどの樹脂の中にチタン酸鉛などのセラミック圧
電体粉末を添加した複合体と、可撓性外電極5として、
無電解メッキ法によるニッケル膜や銅膜、および蒸着法
によるアルミニウム膜や銀膜が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ケーブル状圧力センサでは、可撓性外電極5として、ア
ルミニウム箔を用いた場合、アルミニウム箔は引っ張り
強度が弱いので、可撓性圧電体4にアルミニウム箔を巻
き付けるとき充分な張力で巻き付けることができないと
いう課題を有していた。充分な張力で巻き付けると、ア
ルミニウム箔は切断され易く、また、低い張力で巻き付
けると、アルミニウム箔は可撓性圧電体4に密着しな
い。
【0007】また、可撓性外電極5として、塗装法、メ
ッキ法、蒸着法による金属膜を用いた場合、可撓性圧電
体4に密着し易いという利点はあるが、製造工程が複雑
になる、10m以上の長いケーブル状圧力センサの製造
に不適であるという課題を有していた。
【0008】また、可撓性圧電体4として、合成ゴムや
合成樹脂の中にチタン酸鉛などのセラミック圧電体粉末
を添加した複合体が用いられるので、ケーブル状圧力セ
ンサの一部または全面に大きな荷重が印加された場合、
可撓性圧電体4が押しつぶされて、芯電極3と可撓性外
電極5が接触し、その結果両者が短絡し易いという課題
も有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、芯電極と、前記芯電極の周囲に配置した
可撓性圧電体と、前記可撓性圧電体の表面に配置した可
撓性外電極と、前記可撓性外電極が可撓性支持体とその
表面に形成した金属層で構成され、前記可撓性支持体を
前記可撓性圧電体の表面に巻き付けケーブル状圧力セン
サである。
【0010】上記発明によれば、可撓性外電極が可撓性
支持体とその表面に形成された金属層で構成されている
ので、可撓性圧電体の表面に充分な張力で可撓性外電極
を巻き付けることができる。従って、塗装法などのよう
に複雑な製造工程を必要としない。また、可撓性圧電体
が押しつぶされても芯電極と金属層の間に可撓性支持体
が存在するので、両者は短絡し難くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかるケーブ
ル状圧力センサは、芯電極と、前記芯電極の周囲に配置
した可撓性圧電体と、前記可撓性圧電体の表面に配置し
た可撓性外電極と、前記可撓性外電極が可撓性支持体と
その表面に形成した金属層で構成され、前記可撓性支持
体を前記可撓性圧電体の表面に巻き付けケーブル状圧力
センサである。
【0012】可撓性外電極が可撓性支持体とその表面に
形成された金属層で構成されていることにより、可撓性
支持体は充分な張力に耐えるので、可撓性圧電体の表面
に充分な張力で可撓性外電極を巻き付けることができ
る。従って、塗装法などのように複雑な製造工程を必要
としない。また、可撓性圧電体が押しつぶされても芯電
極と可撓性外電極の間に可撓性支持体が存在するので、
両者は接触し難くなる。
【0013】本発明の請求項2にかかるケーブル状圧力
センサは、可撓性支持体が高分子フィルムで構成され
る。
【0014】高分子フィルムの機械的インピーダンス
は、可撓性圧電体のそれに比べ小さいので、ケーブル状
圧力センサ全体の機械的インピーダンスを低く保持でき
る。従って、同圧力センサに圧力が印加されたとき、容
易に変形する。
【0015】本発明の請求項3にかかるケーブル状圧力
センサは、可撓性支持体がポリエチレンテレフタレート
フィルムで形成されている。
【0016】種々の高分子フィルムの中でも、ポリエチ
レンテレフタレートフィルムは150℃の高耐熱性を有
しているので、耐熱性に優れたケーブル状圧力センサが
実現できる。
【0017】本発明の請求項4にかかるケーブル状圧力
センサは、金属層がアルミニウムで構成されている。
【0018】高分子フィルムで構成された可撓性支持体
表面にアルミニウム層が形成されているので、その機械
的インピーダンスは、可撓性圧電体のそれに比べ小さ
い。従って、ケーブル状圧力センサ全体の機械的インピ
ーダンスを低く保持できるので、同圧力センサに圧力が
印加されたとき、容易に変形する。
【0019】本発明の請求項5にかかるケーブル状圧力
センサは、可撓性外電極を可撓圧電体の表面に巻き付け
たとき、前記可撓性外電極同志を部分的に積層した構成
である。
【0020】可撓性圧電体上に巻きつけた可撓性外電極
同志が、部分的に積層されているので、可撓性圧電体全
体は金属層で覆われる。従って、金属層をアース電位に
して、芯電極と可撓性外電極間から誘起電圧を検出する
ことにより外部空間からのノイズを遮断できる。
【0021】本発明の請求項6にかかるケーブル状圧力
センサは、可撓性外電極を前記可撓性圧電体の表面に巻
き付けたとき、前記可撓性外電極同志を距離を置いて配
設した構成である。
【0022】可撓性圧電体上に巻きつけられた可撓性外
電極同志に距離を有して配設しているので、ケーブル状
圧力センサ全体の機械的インピーダンスを低く保持でき
る。従って、同圧力センサに圧力が印加されたとき、容
易に変形する本発明の請求項7にかかるケーブル状圧力
センサは、可撓性支持体同志を距離を置いて配設すると
共に、さらに導電性編組体で被覆した構成である。
【0023】ケーブル状圧力センサ全体の機械的インピ
ーダンスを低く保持できると共に、更に、金属層をアー
ス電位にして、芯電極と可撓性外電極間から誘起電圧を
検出することにより外部空間からのノイズを遮断でき
る。
【0024】
【実施例】以下、本本発明の実施例について図面を用い
て説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1のケ
ーブル状圧力センサの斜視図である。
【0026】芯電極3の周囲に可撓性圧電体4を形成し
た後、可撓性支持体7とその一方の表面に形成した金属
層8から成る可撓性外電極9を可撓性圧電体5の周囲に
巻き付ける。このとき、可撓性支持体5が可撓性圧電体
7の表面と接触するように巻き付ける。芯電極3とし
て、従来例で示した構成の芯電極や複数の金属細線だけ
から成る芯電極などが用いられる。可撓性圧電体4とし
て、ゴムや樹脂の中にチタン酸鉛、チタン酸鉛ジルコン
酸鉛などのセラミック圧電体粉末を添加した複合体が用
いられる。
【0027】可撓性外電極9は、可撓性支持体7の一方
の表面に金属層8を形成して構成する。可撓性支持体7
として、高分子フィルムが優れている。高分子フィルム
は、芯電極3の周囲に可撓性圧電体4を形成した構成物
の機械的インピーダンスに比べ小さな機械的インピーダ
ンスを有するので、可撓性圧電体4に巻き付けても全体
の機械的インピーダンスを増加させない。従って、外部
からの圧力に応じて、容易に変形するからである。高分
子フィルムの厚さは、できるだけ薄い方がその機械的イ
ンピーダンスも小さくなるので好ましいが、工業的に多
く利用されている、数十μm以下の厚さが入手の容易性
や価格の点でも好ましい。また、高分子フィルムは、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、塩化ビニール、ナイロン、ポリエチレン、トリア
セテートなど種々の材料で構成されるが、これらの中で
もポリエチレンテレフタレートは高耐熱性(最高使用温
度150℃)を有する点で優れている。
【0028】また、金属層8として、アルミニウム層、
銅層、ニッケル層などがあるが、これらの中でもアルミ
ニウム層が優れている。アルミニウム層は、銅層に比べ
熱的に酸化され難く、また、ニッケル層に比べ柔らかい
ので機械的インピーダンスが小さいからである。高分子
フィルムの可撓性支持体7の一方の表面にアルミニウム
などの金属層8を形成するには、両者を接着剤で接合し
て形成してもよいし、またスパッタ法や蒸着法で形成し
てもよい。金属層8の厚さも、高分子フィルムと同様、
できるだけ薄い方が好ましいが、入手の容易性や価格の
点を考慮すると10μm以下が好ましい。可撓性支持体
7の一方の表面に金属層6を形成して構成した可撓性外
電極9は市販されており、本発明のケーブル状圧力セン
サでは、この可撓性外電極9を可撓性圧電体4に巻き付
けているので、従来の外電極5に比べ、塗装法、メッキ
法や蒸着法などの複雑な製造工程を特に必要としない。
【0029】また、可撓性を有するケーブル状圧力セン
サでは、ケーブル全体としての可撓性確保のために、可
撓性を有する芯電極3、可撓性圧電体4や可撓性外電極
9で構成される。前述したように、可撓性圧電体4とし
て、ゴムや樹脂の中にチタン酸鉛、チタン酸鉛ジルコン
酸鉛などのセラミック圧電体粉末を添加した複合体が用
いられる。ゴムや樹脂は機械的インピーダンスが小さ
く、外部から圧力が印加されたとき、容易に変形する。
この変形を通じてゴムや樹脂の中に添加された圧電体粉
末に応力が印可される結果、芯電極3と金属層8間に電
圧が誘起されるので、圧力が検出できる。このようにゴ
ムや樹脂は可撓性を実現する上で不可欠である。しか
し、同時にこれらゴムや樹脂の機械的強度は、金属やセ
ラミックに比べ小さいので、局部的に過大な圧力や荷重
が印加されたとき可撓性圧電体4は押しつぶされ、芯電
極3と金属層8が短絡する場合もある。この短絡は、電
極3と金属層8間での誘起電圧検出を不能にするので好
ましくない。
【0030】図1に示したように、可撓性支持体7を可
撓性圧電体4の表面に接して巻き付けたセンサ(センサ
A)と金属層8を可撓性圧電体4の表面に接して巻き付
けたセンサ(センサB)をそれぞれ作成し、室温で両者
に荷重を徐々に増加して印加し、芯電極3と金属層8間
が短絡するときの荷重を測定した。このときポリエチレ
ン系樹脂にチタン酸ジルコン酸鉛系粉末を添加した可撓
性圧電体4を用いた。また、両者とも外径は約2φとし
た。その結果、センサAの短絡荷重は約200kg、セ
ンサBの短絡荷重は約120kgであった。センサA
は、可撓性支持体7を可撓性圧電体4の表面に接して巻
き付けたので、可撓性圧電体4が荷重によりつぶれても
芯電極3と金属層8の間に可撓性支持体7が存在する。
従って、大きな短絡荷重を示したと考えられる。このよ
うに、本発明のケーブル状圧力センサによれば、従来に
比べ大きな短絡荷重を得ることができる。
【0031】図2は、本発明の実施例1の圧力センサの
線AーA'を含む切断面を示す断面図である。可撓性外
電極9を可撓性圧電体4の表面に巻き付けるとき、可撓
性外電極9は部分的に積層された部分10を有した構成
である。この構成では、芯電極3と金属層8間で誘起電
圧を検出するとき、金属層8をアース電位にすることに
より外部ノイズを遮断できる利点がある。なお、この構
成では、積層された部分10の長さはできるだけ短いほ
うが好ましい。ケーブル状圧力センサが外部圧力により
変形するとき、積層された部分10もまた変形するの
で、このとき積層された部分10での変形抵抗が小さく
なり、変形し易いからである。
【0032】(実施例2)図3は、本発明の実施例2の
圧力センサ構成を示す断面図である。可撓性外電極9を
可撓性圧電体4の表面に巻き付けるとき、可撓性外電極
9は積層せず距離を置いて巻き付けた構成である。図2
に示した積層された部分10が存在せず、また、可撓性
外電極9を距離を置いて巻き付けるので、これらの分の
変形抵抗が小さくなる利点がある。しかし、本構成で
は、芯電極3と金属層6間で誘起電圧を検出するとき外
部ノイズを拾い易い。金属層6が芯電極3の周囲を完全
に覆っていないからである。このような場合、図4に示
すように、可撓性外電極9の周囲を導電性編組体11で
被覆することが望ましい。芯電極3と金属層6間から誘
起電圧を検出するとき、金属層6と導電性編組11を短
絡して、アース電位に保持することにより外部ノイズを
遮断することができる。
【0033】なお、上記実施例では、図5に示した従来
例の外皮6について特に触れてないが、保護などの必要
に応じて用いてもよいことはあきらかである。また、外
皮として、熱収縮チューブ以外にも塩化ビニールやウレ
タン樹脂などを用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
かかるケーブル状圧力センサは、芯電極と、前記芯電極
の周囲に配置した可撓性圧電体と、前記可撓性圧電体の
表面に配置した可撓性外電極と、前記可撓性外電極が可
撓性支持体とその表面に形成された金属層で構成され、
前記可撓性支持体を前記可撓性圧電体の表面に巻き付け
るので、塗装法などのように複雑な製造工程を必要とし
ない。また、可撓性圧電体が押しつぶされても芯電極と
可撓性外電極の間に可撓性支持体が存在するので、両者
は接触し難くなる。
【0035】また、本発明の請求項2にかかるケーブル
状圧力センサは、可撓性支持体が小さな機械的インピー
ダンスを有する高分子フィルムで構成されるので、ケー
ブル状圧力センサ全体の機械的インピーダンスを低く保
持できる。従って、同圧力センサに圧力が印加されたと
き、容易に変形する。また、市販されているので容易に
入手できると共に低価格である。
【0036】また、本発明の請求項3にかかるケーブル
状圧力センサは、可撓性支持体が高耐熱性ポリエチレン
テレフタレートフィルムで形成されているので、耐熱性
に優れたケーブル状圧力センサが実現できる。
【0037】また、本発明の請求項4にかかるケーブル
状圧力センサは、金属層がアルミニウムで構成されてい
るので、ケーブル状圧力センサ全体の機械的インピーダ
ンスを低く保持できる。従って、同圧力センサに圧力が
印加されたとき、容易に変形する。また、銅層に比べ耐
酸化性に優れ、ニッケル層に比べ小さい機械的インピー
ダンスである。また、高分子フィルム上に金属層を形成
した可撓性外電極も市販されているので容易に入手でき
ると共に低価格である。
【0038】また、本発明の請求項5にかかるケーブル
状圧力センサは、可撓性支持体を可撓性圧電体の表面に
巻き付けたとき、前記可撓性支持体同志が部分的に積層
された構成であるので、可撓性圧電体全体は金属層で覆
われる。従って、金属層をアース電位にして、芯電極と
可撓性外電極間から誘起電圧を検出することにより外部
空間からのノイズを遮断できる。
【0039】また、本発明の請求項6にかかるケーブル
状圧力センサは、可撓性支持体を前記可撓性圧電体の表
面に巻き付けたとき、前記可撓性支持体同志が積層せ
ず、距離を置いて巻き付けられた構成であるので、ケー
ブル状圧力センサ全体の機械的インピーダンスを低く保
持できる。従って、同圧力センサに圧力が印加されたと
き、容易に変形する本発明の請求項7にかかるケーブル
状圧力センサは、可撓性支持体同志を積層せず、距離を
置いて巻き付けると共に、更に、導電性編組体で被覆さ
れた構成であるので、ケーブル状圧力センサ全体の機械
的インピーダンスを低く保持できると共に、更に、金属
層をアース電位にして、芯電極と可撓性外電極間から誘
起電圧を検出することにより外部空間からのノイズを遮
断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるケーブル状圧力セン
サの斜視図
【図2】同センサの図1に示した線AーA'を含む断面
【図3】本発明の実施例2におけるケーブル状圧力セン
サの断面図
【図4】本発明の実施例2におけるケーブル状圧力セン
サの断面図
【図5】従来のケーブル状圧力センサの斜視図
【符号の説明】
3 芯電極 4 可撓性圧電体 7 可撓性支持体 8 金属層 9 可撓性外電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雅彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤井 優子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯電極と、前記芯電極の周囲に配置した可
    撓性圧電体と、前記可撓性圧電体の表面に配置した可撓
    性外電極と、前記可撓性外電極が可撓性支持体とその表
    面に形成した金属層で構成され、前記可撓性支持体を前
    記可撓性圧電体の表面に巻き付けたケーブル状圧力セン
    サ。
  2. 【請求項2】可撓性支持体が高分子フィルムである請求
    項1記載のケーブル状圧力センサ。
  3. 【請求項3】可撓性支持体がポリエチレンテレフタレー
    トフィルムである請求項2記載のケーブル状圧力セン
    サ。
  4. 【請求項4】可撓性支持体と金属層で構成する可撓性外
    電極の金属層がアルミニウムである請求項1ないし3の
    少なくとも1項記載のケーブル状圧力センサ。
  5. 【請求項5】可撓性圧電体の表面に巻き付けた可撓性外
    電極を部分的に積層した請求項1ないし4の少なくとも
    1項記載のケーブル状圧力センサ。
  6. 【請求項6】可撓性圧電体の表面に巻き付けた可撓性外
    電極を距離を置いて配設した請求項1ないし4の少なく
    とも1項記載のケーブル状圧力センサ。
  7. 【請求項7】可撓性外電極の周囲を導電性編組体で被覆
    した請求項6記載のケーブル状圧力センサ。
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