JP2000110314A - あんこうの取付構造 - Google Patents

あんこうの取付構造

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JP2000110314A
JP2000110314A JP10284137A JP28413798A JP2000110314A JP 2000110314 A JP2000110314 A JP 2000110314A JP 10284137 A JP10284137 A JP 10284137A JP 28413798 A JP28413798 A JP 28413798A JP 2000110314 A JP2000110314 A JP 2000110314A
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JP10284137A
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Hidekazu Umiuchi
英和 海内
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あんこうの取付が簡単で、外観上、シン
プルな取り付けができ、軒樋に直接あんこうの自重が掛
からず軒樋が変形しないあんこうの取付構造を提供する
ものである。 【解決手段】 軒樋支持具1とあんこう支持具2とが軒
先に取り付けられ、軒樋支持具1に軒樋3が取り付けら
れ、あんこう支持具2にあんこう4が取り付けられたあ
んこうの取付構造であって、あんこう支持具2は、取付
部21と、屋外方向に突設されたあんこう取付板22と
からなり、このあんこう取付板22には、ほぼ中央部に
ドレン孔25に係止爪23が設けられ、あんこう4は、
筒体で、上面に開口部が設けられ、上端部に小孔42
と、下端部に竪樋接続部43とが設けられ、係止爪23
に小孔42が引っ掛けられて、保持されているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒先に軒樋支持具
と軒樋が取着固定され、この軒樋に集水器を介してあん
こうが保持されるあんこうの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、あんこうの取付構造については、
実公平3−21562号公報に記載ある軒樋支持具を用
いて、軒先に軒樋支持具を取り付け、この軒樋支持具に
軒樋を取り付け、実公平4−28332号公報に記載あ
る集水器を介して、あんこうを取り付ける構造が知られ
ている。
【0003】この実公平3−21562号公報に記載の
軒樋の支持構造は、軒樋支持具と軒樋とからなり、軒樋
支持具は、取付板と、この取付板から屋外側に突出され
た腕部と、この腕部の先端に設けられた屋外側耳保持部
と、この屋外側耳保持部より屋内側に設けられた屋内側
耳保持部とからなり、軒樋支持具の屋外側耳保持部で軒
樋の屋内側耳部を保持し、軒樋支持具の屋内側耳保持部
に下方より軒樋の屋内側耳部を挿入して、軒樋が軒樋支
持具に保持されている構造のものである。
【0004】又、実公平4−28332号公報に記載の
集水器とあんこうの取付構造は、軒樋に雨水を集める集
水器と、この集水器に形成された段部に係合されるフラ
ンジ部を有するガイド筒と、上端開口部が集水器の下端
開口部内径とほぼ同径になされたあんこうとからなり、
軒樋に集水器を取り付け、集水器とあんこうの接続部の
内に介装されて、あんこうが集水器に保持されている構
造のものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、軒樋支持具に軒樋を取り付け、この軒樋に集
水器を取り付け、さらに、集水器にあんこうを取り付け
ており、施工に手間がかかり、あんこうを直接軒樋に取
り付けたものに較べ、外観上、シンプルな取り付けがで
きないという問題があった。又、集水器を介して、あん
こうを軒樋に取り付けているため、あんこう自体の荷重
が集水器と共に、軒樋に掛かって、軒樋が変形するとい
う問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記問題に着目してなさ
れたもので、あんこうの取付が簡単で、外観上、シンプ
ルな取り付けができ、軒樋に直接あんこうの自重が掛か
らず軒樋が変形しないあんこうの取付構造を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
軒樋支持具とあんこう支持具とが軒先に取り付けられ、
軒樋支持具に軒樋が取り付けられ、あんこう支持具にあ
んこうが取り付けられたあんこうの取付構造であって、
あんこう支持具は、取付部と、この取付部から屋外方向
に突設されたあんこう取付板とからなり、このあんこう
取付板には、ほぼ中央部にドレン孔と周縁部に係止爪が
設けられ、あんこうは、筒体で、上面に開口部が設けら
れ、上端部の周面に小孔と、下端部に竪樋接続部とが設
けられ、あんこう取付板の周縁部の係止爪にあんこうの
小孔が引っ掛けられて、保持されているものである。
【0008】請求項2記載の発明は、あんこう支持部を
有する軒樋支持具が軒先に取り付けられ、軒樋支持具に
軒樋が取り付けられ、あんこう支持部にあんこうが取り
付けられたあんこうの取付構造であって、軒樋支持具
は、下端部にあんこう支持部を有する取付板と、この取
付板から屋外方向に突設された腕部とからなり、あんこ
う支持部には、下端部に係止爪が設けられ、あんこう
は、筒体で、上面に開口部が設けられ、屋内側上端部に
小孔と、下端部に竪樋接続部とが設けられ、あんこう支
持部の係止爪にあんこうの小孔が引っ掛けられて、保持
されているものである。
【0009】請求項1記載の本発明の軒樋支持具、あん
こう支持具とあんこうの材質は、合成樹脂、金属が使用
されるが、軽量、防錆の点で合成樹脂がよく、合成樹脂
の中でも、可撓性の点で、ポリカ−ボネ−ト樹脂が耐衝
撃性の点で、ABS樹脂が好ましい。本発明の軒樋支持
具、あんこう支持具とあんこうとは、別々に射出成形法
で製造すると、軒樋支持具は屋内外側耳保持部、腕部、
取付板とが、又、あんこう支持具は取付部と、取付板
と、係止爪とが一体成形できるので、外観の点で、好ま
しい。
【0010】請求項1記載の本発明のあんこう支持具の
形状は、取付部と、この取付部から屋外方向に突設され
たあんこう取付板とからなり、このあんこう取付板には
ほぼ中央部にドレン孔と周縁部に係止爪が設けられてい
れば、適宜な形状でよく、例えば、取付部とあんこう取
付板とは略L字型になされ、取付部は軒樋支持具の取付
板とほぼ同じ形状の板体で、あんこう取付板のほぼ中央
部に軒樋に開けられたドレン孔とほぼ同じ大きさのドレ
ン孔が開けられ、周縁部の両側にあんこうを支える程度
の係止爪が突設されていると、簡単な構造であんこう支
持具にあんこうを取り付けることができるので、好まし
い。
【0011】請求項2記載の本発明の軒樋支持具とあん
こうの材質は、合成樹脂、金属が使用されるが、軽量、
防錆の点で合成樹脂がよく、合成樹脂の中でも、可撓性
の点で、ポリカ−ボネ−ト樹脂が耐衝撃性の点で、AB
S樹脂が好ましい。本発明の軒樋支持具とあんこうと
は、別々に射出成形法で製造すると、軒樋支持具はあん
こう支持部、屋内外側耳保持部、腕部、取付板とが一体
成形できるので、外観の点で、好ましい。
【0012】請求項2記載の本発明の軒樋支持具の下端
部のあんこう支持部の形状は、あんこうを軒樋支持具の
下端部で支持できれば、適宜な形状でよく、軒樋支持具
の取付板に下部に板状のあんこう支持部を設け、このあ
んこう支持部の下端部に外方に突設し、先端部が若干上
方に向いた鉤状の係止爪を設けておくと、簡単な構造で
あんこう支持部にあんこうを取り付けることができるの
で、好ましい。
【0013】請求項1及び2記載の本発明の軒樋の材質
は、合成樹脂、金属が使用されるが、軽量、防錆の点で
合成樹脂がよく、合成樹脂の中でも、価格の点で、塩化
ビニル樹脂が好ましい。本発明の軒樋は押出成形法で製
造すると、外観の点で、好ましい。
【0014】請求項1及び2記載の本発明のあんこうの
上端部の周面の小孔は、あんこう支持具の係止爪に対応
した形状と大きさにしておくと、あんこうの小孔を係止
爪に引っ掛けて、しっかりと係止することができるの
で、好ましい。
【0015】(作用)請求項1記載の発明では、あんこ
う支持具は、取付部と、この取付部から屋外方向に突設
されたあんこう取付板とからなり、このあんこう取付板
には、ほぼ中央部にドレン孔と周縁部に係止爪が設けら
れ、あんこうは、筒体で、上面に開口部が設けられ、上
端部の周面に小孔と、下端部に竪樋接続部とが設けられ
ているから、あんこう取付板の周縁部の係止爪にあんこ
うの小孔が引っ掛けて、保持することによって、集水器
等を介さずに、軒樋のドレン口の下部にあんこうを取り
付けることができ、外観上、シンプルな取り付けができ
る。
【0016】又、あんこうはあんこう支持具に取り付け
られ、このあんこう支持具は軒樋支持具と共に軒先に取
り付けられているから、軒樋にはあんこうが直接取り付
けられておらず、あんこう自体の荷重が軒樋に掛かから
ず、軒樋があんこう自体の荷重で変形するということは
ない。
【0017】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の作用の他に、軒樋支持具には、下端部にあんこう
支持部を有する取付板と、この取付板から屋外方向に突
設された腕部とからなり、あんこう支持部には、下端部
に係止爪が設けられ、あんこうは、筒体で、上面に開口
部が設けられ、屋内側上端部に小孔と、下端部に竪樋接
続部とが設けられているから、軒樋支持具の取付板を軒
先に取り付けることによって、軒樋支持具の下端部に設
けられているあんこう支持部も軒先に取り付けられ、こ
のあんこう支持部の係止爪にあんこうの小孔を引っ掛け
て、軒樋支持具にあんこうを取り付けることができ、集
水器やあんこう支持具を軒樋や軒先に取り付ける必要が
なく、あんこうの取付の手間を省くことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
に基づいて説明する。図1の(イ)は軒樋支持具の斜視
説明図、(ロ)はあんこう支持具の斜視説明図、(ハ)
は軒樋とドレンキャップとドレン落し口の斜視説明図、
(ニ)はあんこうの斜視説明図、図2の(イ)〜(ニ)
は軒先に軒樋支持具と軒樋とあんこうを取り付ける手順
を示す斜視説明図である。
【0019】図1の(イ)に示すように、1はポリカ−
ボネ−ト樹脂製の軒樋支持具であり、この軒樋支持具1
は、取付板11と腕部12とからなり、射出成形法で一
体に作られている。取付板11は矩形状の板体で、腕部
12を挟んだ両側に左右1個づつと中央部下端部に1個
表面から裏面に貫通された取付孔15が設けられてい
る。腕部12は棒状体で、取付板11のほぼ中央上端部
より、屋外側に向けて突出されている。そして、腕部1
2の屋外側に屋外側耳保持部13と屋内側に屋内側耳保
持部14が設けられている。
【0020】屋外側耳保持部13は、腕部12の先端が
上向きに突設されたものである。屋内側耳保持部14
は、取付板11の下端部に屋外方向に斜め上向きに突設
された耳受部(図示省略)と、腕部12から屋内方向に
斜め上向きに突設されたバネ片(図示省略)とからなっ
ている。
【0021】図1の(ロ)に示すように、2はポリカ−
ボネ−ト樹脂製のあんこう支持具であり、このあんこう
支持具2は、取付部21と、この取付部21からほぼ直
角に屋外方向に突設されたあんこう取付板22とからな
り、射出成形法で一体に作られている。取付部21は中
央部が細くなされた矩形状の板体で、両側上端部に左右
1個づつと中央部に1個表面から裏面に貫通された取付
孔24が設けられている。あんこう取付板22は矩形状
の板体で、ほぼ中央部にドレン孔25と両側の周縁部に
係止爪23が設けられている。ドレン孔25の大きさは
軒樋3(後述説明)のドレン孔36とほぼ同じになされ
ている。
【0022】図1の(ハ)に示すように、3は硬質塩化
ビニル樹脂製の軒樋であり、この軒樋3は略U字状にな
され、屋外側側壁のほぼ中央部が長手方向に沿って内側
に窪んでいる。この屋外側側壁の上端部には屋外側耳部
33と、屋内側側壁の上端部には屋内側耳部32と、底
部には一定間隔おいてドレン孔36が設けられている。
このドレン孔36には、ドレンキャップ34が差し込ま
れ、このドレンキャップ34の下部にドレン落し口35
が外嵌されるようになされている。
【0023】図1の(ニ)に示すように、4はポリカ−
ボネ−ト樹脂製のあんこうであり、このあんこう4は、
上方が太く、下方にゆくにつれて細く、下端部が内側方
に若干曲げられた筒体で、上面に開口部が設けられ、上
端部の両側周面に小孔42と、下端部に竪樋接続部43
とが設けられている。
【0024】次に、軒樋支持具1とあんこう支持具2と
軒樋3とあんこう4の取付方法及び作用について説明す
る。軒先に、軒樋支持具1とあんこう支持具2の取付位
置をきめる。次に、図2の(イ)に示すように、あんこ
う支持具2の取付部21を屋内側にして、取付部21に
軒樋支持具1の取付板11を当接し、取付部21の取付
孔24と取付板11の取付孔15とを合せ、取付具
(釘)(図示省略)を差し込んで、取付具(釘)を鼻隠
し板5に打ち込んで、軒樋支持具1とあんこう支持具2
とを鼻隠し板5に取り付ける。
【0025】次に、図2の(ロ)に示すように、軒樋支
持具1に横方から軒樋3を差し込んで、軒樋支持具1の
屋外側耳保持部13に軒樋3の屋外側耳部33を、軒樋
支持具1の屋内側耳保持部14に軒樋3の屋内側耳部3
2を取り付ける。次に、軒樋3のドレン孔36とあんこ
う支持具2のドレン孔25にドレンキャップ34を差し
込んで、ドレンキャップ34の下部にドレン落し口35
を嵌め、ドレンキャップ34とドレン落し口35との間
に軒樋3とあんこう支持具2とを挟着あうる。
【0026】次に、図2の(ハ)に示すように、あんこ
う支持具2のあんこう取付板22の下面にあんこう4の
上面の開口部を当接し、あんこう4の両側の周縁部の係
止爪23にあんこう4の上端部の両側周面の小孔42を
引っ掛けて、あんこう取付板22にあんこう4を取り付
ける。次に、図2の(ニ)に示すように、あんこう4の
下端部の竪樋接続部43に竪樋6を取り付ける。
【0027】このようにすると、あんこう支持具2は、
取付部21と、この取付部21から屋外方向に突設され
たあんこう取付板22とからなり、このあんこう取付板
22には、ほぼ中央部にドレン孔25と周縁部に係止爪
23が設けられ、あんこう4は、筒体で、上面に開口部
が設けられ、上端部の両側の周面に小孔42と、下端部
に竪樋接続部43とが設けられているから、あんこう取
付板22の両側の周縁部の係止爪23にあんこう4の小
孔42が引っ掛けて、保持することによって、集水器等
を介さずに、軒樋3のドレン口36の下部にあんこう4
を取り付けることができ、外観上、シンプルな取り付け
ができる。
【0028】又、あんこう4はあんこう支持具2に取り
付けられ、このあんこう支持具2は軒樋支持具1と共に
軒先に取り付けられているから、軒樋3にはあんこう4
が直接取り付けられておらず、あんこう4自体の荷重が
軒樋3に掛かからず、軒樋3があんこう4自体の荷重で
変形するということはない。
【0029】次に、本発明の他の実施例を図3及び図4
に基づいて説明する。図3の(イ)は軒樋支持具の斜視
説明図、(ロ)は軒樋とドレンキャップとドレン落し口
の斜視説明図、(ハ)はあんこうの斜視説明図、図4の
(イ)〜(ニ)は軒先に軒樋支持具と軒樋とあんこうを
取り付ける手順を示す斜視説明図である。
【0030】図3に示す他の実施例の構造を、図1の一
実施例の構造と比較すると、図3に示すように、軒樋支
持具とあんこう支持具が別個でなく、軒樋支持具とあん
こう支持部が一体となっている点と、あんこうの上端部
に設けられる小孔が両側の周縁面でなく、あんこうの屋
内側面に上端部に小孔が設けられている点が異なるだけ
で、その他はほとんど同様である。従って、異なる点の
み説明する。
【0031】図3の(イ)に示すように、1aはポリカ
−ボネ−ト樹脂製の軒樋支持具であり、この軒樋支持具
1aは、下端部にあんこう支持部16を有する取付板1
1aと腕部12aとからなり、射出成形法で一体に作ら
れている。取付板11aは矩形状の板体で、腕部12a
を挟んだ両側に左右1個づつと中央部下端部に1個表面
から裏面に貫通された取付孔15aが設けられている。
腕部12aは棒状体で、取付板11aのほぼ中央上端部
より、屋外側に向けて突出されている。そして、腕部1
2aの屋外側に屋外側耳保持部13aと屋内側に屋内側
耳保持部14aが設けられている。あんこう支持部16
には、下端部に外方に突設し、先端部が若干上方に向い
た鉤状の係止爪17が設けられている。
【0032】図1の(ロ)に示すように、3は硬質塩化
ビニル樹脂製の軒樋であり、一実施例と同じであるの
で、説明は省略する。
【0033】図1の(ハ)に示すように、4aはポリカ
−ボネ−ト樹脂製のあんこうであり、このあんこう4a
は、上方が太く、下方にゆくにつれて細く、下端部が内
側方に若干曲げられた筒体で、上面に開口部が設けら
れ、上端部の屋内側面に小孔42aと、下端部に竪樋接
続部43aとが設けられている。
【0034】次に、軒樋支持具1aと軒樋3とあんこう
4aの取付方法及び作用について説明する。軒先に、軒
樋支持具1aの取付位置をきめる。次に、図4の(イ)
に示すように、軒樋支持具1aの取付板11aの取付孔
15aに取付具(釘)(図示省略)を差し込んで、取付
具(釘)を鼻隠し板5に打ち込んで、軒樋支持具1aを
鼻隠し板5に取り付ける。
【0035】次に、図2の(ロ)に示すように、軒樋支
持具1aに横方から軒樋3を差し込んで、軒樋支持具1
aの屋外側耳保持部13aに軒樋3の屋外側耳部33
を、軒樋支持具1aの屋内側耳保持部14aに軒樋3の
屋内側耳部32を取り付ける。次に、軒樋3のドレン孔
36にドレンキャップ34を差し込んで、ドレンキャッ
プ34の下部にドレン落し口35を嵌める。
【0036】次に、図2の(ハ)に示すように、軒樋3
の底部下面にあんこう4aの上面の開口部を当接し、軒
樋支持具1aの取付板11aの下端部に設けられている
あんこう支持部16の下端部の鉤状の係止爪17にあん
こう4aの上端部の屋外側面の小孔42aを引っ掛け
て、あんこう支持部16にあんこう4aを取り付ける。
次に、図2の(ニ)に示すように、あんこう4aの下端
部の竪樋接続部43に竪樋6を取り付ける。
【0037】このようにすると、一実施例の作用の他
に、軒樋支持具1aには、下端部にあんこう支持部16
を有する取付板11aと、この取付板11aから屋外方
向に突設された腕部12aとからなり、あんこう支持部
16には、下端部に係止爪17が設けられ、あんこう4
aは、筒体で、上面に開口部が設けられ、屋内側上端部
に小孔42aと、下端部に竪樋接続部43aとが設けら
れているから、軒樋支持具1aの取付板11aを軒先の
鼻隠し板5に取り付けることによって、軒樋支持具1a
の下端部に設けられているあんこう支持部16も軒先に
取り付けられ、このあんこう支持部16の係止爪17に
あんこうの小孔42aを引っ掛けて、軒樋支持具1aに
あんこう4aを取り付けることができ、集水器やあんこ
う支持具を軒樋や軒先に取り付ける必要がなく、あんこ
う4aの取付の手間を省くことができる。
【0038】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、一実施例では、あ
んこう支持具と軒樋支持具とが同じ場所に取り付けられ
ているが、あんこう支持具と軒樋支持具とを別々に鼻隠
し板に取り付けられていてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上、説明してきたように、 請求項1
記載の発明では、あんこう支持具は、取付部と、この取
付部から屋外方向に突設されたあんこう取付板とからな
り、このあんこう取付板には、ほぼ中央部にドレン孔と
周縁部に係止爪が設けられ、あんこうは、筒体で、上面
に開口部が設けられ、上端部の周面に小孔と、下端部に
竪樋接続部とが設けられているから、あんこう取付板の
周縁部の係止爪にあんこうの小孔が引っ掛けて、保持す
ることによって、集水器等を介さずに、軒樋のドレン口
の下部にあんこうを取り付けることができ、外観上、シ
ンプルな取り付けができる。
【0040】又、あんこうはあんこう支持具に取り付け
られ、このあんこう支持具は軒樋支持具と共に軒先に取
り付けられているから、軒樋にはあんこうが直接取り付
けられておらず、あんこう自体の荷重が軒樋に掛かから
ず、軒樋があんこう自体の荷重で変形するということは
ない。
【0041】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明の効果の他に、軒樋支持具には、下端部にあんこう
支持部を有する取付板と、この取付板から屋外方向に突
設された腕部とからなり、あんこう支持部には、下端部
に係止爪が設けられ、あんこうは、筒体で、上面に開口
部が設けられ、屋内側上端部に小孔と、下端部に竪樋接
続部とが設けられているから、軒樋支持具の取付板を軒
先に取り付けることによって、軒樋支持具の下端部に設
けられているあんこう支持部も軒先に取り付けられ、こ
のあんこう支持部の係止爪にあんこうの小孔を引っ掛け
て、軒樋支持具にあんこうを取り付けることができ、集
水器やあんこう支持具を軒樋や軒先に取り付ける必要が
なく、あんこうの取付の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は軒樋支持具の斜視説明図、(ロ)はあ
んこう支持具の斜視説明図、(ハ)は軒樋とドレンキャ
ップとドレン落し口の斜視説明図、(ニ)はあんこうの
斜視説明図である。
【図2】(イ)〜(ニ)は軒先に軒樋支持具と軒樋とあ
んこうを取り付ける手順を示す斜視説明図である。
【図3】(イ)は軒樋支持具の斜視説明図、(ロ)は軒
樋とドレンキャップとドレン落し口の斜視説明図、
(ハ)はあんこうの斜視説明図である。
【図4】(イ)〜(ニ)は軒先に軒樋支持具と軒樋とあ
んこうを取り付ける手順を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1、1a 軒樋支持具 11、11a 取付板 12、12a 腕部 13、13a 屋外側耳保持部 14、14a 屋内側耳保持部 15、15a 取付孔 16 あんこう支持部 17 係止爪 2 あんこう支持具 21 取付部 22 あんこう取付板 23 係止爪 24 取付孔 25 ドレン孔 3 軒樋 32 屋内側耳部 33 屋外側耳部 34 ドレンキャップ 35 ドレン落し口 36 ドレン孔 4、4a あんこう 42、42a 小孔 43、43a 竪樋接続部 5 鼻隠し板 6 竪樋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒樋支持具とあんこう支持具とが軒先に
    取り付けられ、軒樋支持具に軒樋が取り付けられ、あん
    こう支持具にあんこうが取り付けられたあんこうの取付
    構造であって、 前記あんこう支持具は、取付部と、この取付部から屋外
    方向に突設されたあんこう取付板とからなり、このあん
    こう取付板には、ほぼ中央部にドレン孔と周縁部に係止
    爪が設けられ、 前記あんこうは、筒体で、上面に開口部が設けられ、上
    端部の周面に小孔と、下端部に竪樋接続部とが設けら
    れ、 あんこう取付板の周縁部の係止爪にあんこうの小孔が引
    っ掛けられて、保持されていることを特徴とするあんこ
    うの取付構造。
  2. 【請求項2】 あんこう支持部を有する軒樋支持具が軒
    先に取り付けられ、軒樋支持具に軒樋が取り付けられ、
    あんこう支持部にあんこうが取り付けられたあんこうの
    取付構造であって、 前記軒樋支持具は、下端部にあんこう支持部を有する取
    付板と、この取付板から屋外方向に突設された腕部とか
    らなり、あんこう支持部には、下端部に係止爪が設けら
    れ、 前記あんこうは、筒体で、上面に開口部が設けられ、屋
    内側上端部に小孔と、下端部に竪樋接続部とが設けら
    れ、 あんこう支持部の係止爪にあんこうの小孔が引っ掛けら
    れて、保持されていることを特徴とするあんこうの取付
    構造。
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