JP2000110226A - 管路開閉装置 - Google Patents

管路開閉装置

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JP2000110226A
JP2000110226A JP10285171A JP28517198A JP2000110226A JP 2000110226 A JP2000110226 A JP 2000110226A JP 10285171 A JP10285171 A JP 10285171A JP 28517198 A JP28517198 A JP 28517198A JP 2000110226 A JP2000110226 A JP 2000110226A
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Katsu Kaneko
克 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は上水或いは下水管路における開閉装置
の改良に係る。 【解決手段】管路内に備えられた可撓性膜袋体内に流体
が給排出され、可撓性膜袋体を膨満・収縮させて管路を
開閉する管路開閉装置において可撓性膜袋体が膨満する
部位の管路内にシ−ルリブを備え、当該シ−ルリブに沿
ってパッキン材を突出装着してなり、膨満時の可撓性膜
袋体を当該パッキン材と接触させたことを特徴とする管
路開閉装置。1‥管路、1a‥管路の底部、1b、1c
‥管路の両側部、1d‥管路の天井部、2‥管路開閉装
置、4‥可撓性膜袋体、5‥押え金具、6‥シ−ルリ
ブ、8‥パッキン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上水或いは下水管路
における開閉装置の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】上水又は下水は通常は断面円形又は矩形
のコンクリ−ト管内を流れるものであり、下流での事故
や、管内のメンテナンス時には水の流れを止めて作業を
行うこととなる。一般にこの管路内の止水は硬質板のゲ
−トをもって仕切ることが行われていたが、例えば管路
が土中に埋設されているような場合にはゲ−トの開閉は
ほとんど不可能であり、硬質板のゲ−トの開閉装置を設
置するには大がかりな施設を必要とし、コストアップと
なることはさけられない。
【0003】このため、近年では管路内に流体にて膨満
可能な可撓性膜袋体を配設しておき、管路内の止水を要
する際にはこの可撓性膜体内に水或いは空気を注入して
可撓性膜袋体を膨満して管路を閉塞する手段が用いられ
ている。かかる開閉手段は管路の所要の個所に可撓性膜
袋体を装着した支持体を配置し、この可撓性膜袋体内に
流体を供給するパイプを配設したものであり、流体によ
り可撓性膜袋体が膨満して管路を閉鎖することとなる
が、この閉鎖を確実にするため管路側にシ−ルリブが備
えられ、このリブと膨満した可撓性膜袋体とが圧接して
止水することとなる。
【0004】しかるに、このシ−ルリブの採用によって
止水は確実とはなったが、一方では可撓性膜袋体の製造
誤差、支持体との固定時の工差、更には管路内への施工
時の精度、管路内の表面の仕上がり具合等の製造・施工
時の精度が良好でないと止水性を保つことが難かしかっ
た。
【0005】特にシ−ルリブと可撓性膜袋体との関係で
言えば、管路に固定されたシ−ルリブの周長より膨満し
た際の可撓性膜袋体の周長が短く施工されてしまった場
合には、この両者の間に隙間が生じることとなり止水は
完全に行われなくなってしまう。一方、ゴム膜袋体の周
長の方が長い場合には可撓性膜袋体の押え金具との間に
隙間が生じてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような製
造や施工精度が悪い場合でも止水を完全にする管路開閉
装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨は、管路
内に備えられた可撓性膜袋体内に流体が給排出され、可
撓性膜袋体を膨満・収縮させて管路を開閉する管路開閉
装置において可撓性膜袋体が膨満する部位の管路内にシ
−ルリブを備え、当該シ−ルリブに沿ってパッキン材を
突出装着してなり、膨満時の可撓性膜袋体を当該パッキ
ン材と接触させたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の管路開閉装置は以上の構
造を備えたものであり、可撓性膜袋体内に流体を供給す
ることによって膨満させ、これを管路の内側に備えたシ
−ルリブに備えたパッキン材に圧接させて止水性を高め
るものであって、このため、かかる開閉装置の製造或い
は施工の精度が必ずしも良好でなくとも開閉は確実に行
うことができることとなったものでその実用性は高い。
【0009】そして、通常は可撓性膜袋体が繊維補強材
を内蔵したゴム膜袋体であり、シ−ルリブが金属製又は
硬質プラスチック製で、これに装着するパッキン材はゴ
ム或いは樹脂製の弾性体である。勿論、この可撓性膜袋
体内に流体を給排出するポンプを備える者であり、この
際、可撓性膜袋体内に供給される流体は水又は空気であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の管路開閉装置を図面をもって
詳細に説明する。図1は本発明の管路開閉装置を管内に
装着した際の斜視図、図2は可撓性膜袋体を膨満させた
際の斜視図である。図中、1は断面矩形の管路であり、
この底部1a及び両側部1b、1cに渡って管路開閉装
置2が任意の手段で装着される。
【0011】この管路開閉装置2は、可撓性膜袋体4と
これを管路に固定するための金具よりなっており、通常
は可撓性膜袋体4を直接管路に固定することができる
が、場合によっては、この可撓性膜袋体4が装着された
コ字状硬質プレ−ト3を管路に固定することとなる。こ
の可撓性膜袋体4は繊維補強布を埋設したゴム膜袋体で
ある。以下、コ字状硬質プレ−ト3を用いた例にて更に
説明すると、管路1の両側部1b、1cに硬質プレ−ト
3の縁部とゴム膜袋体4の縁部が押え金具5にて固定さ
れるものである。そして、この例ではシ−ルリブ6が前
記押え金具5、5に挟まれて取り付けられる。勿論、こ
の取付部位はゴム膜袋体4が膨満して管路の両側部1
b、1c及び天井部1dに当接する個所である。
【0012】即ち、管路1を閉鎖する際にはゴム膜袋体
4内にポンプ7より流体を送り込み、ゴム膜袋体4を膨
満させ、前記シ−ルリブ6に圧接して止水することとな
るところ、本発明にあってはこのシ−ルリブ6の管路1
内に向う縁部にこのシ−ルリブ6よりも突出してパッキ
ン材8を装着したもので、このパッキン材8にゴム膜袋
体4を圧接し、パッキン材8の弾性変形を利用して両者
の隙間をなくすものである。
【0013】図3は特にシ−ルリブ6及びパッキン材8
を取り出したものであり、この例ではシ−ルリブ6の縁
部に溝9を形成し、この溝9内にゴム弾性体からなる長
尺のパッキン材8を嵌合させたものである。このパッキ
ン材8に膜体4が膨満圧接して隙間をなくすこととな
る。
【0014】図4は管路の正面図であり、管路1に開閉
装置が嵌め込まれ、この例では硬質プレ−ト3とゴム膜
袋体4は押え金具5にて両側部1b、1cに固定され
る。一方、シ−ルリブ6も又押え金具5にて挟み込まれ
て固定され、このシ−ルリブ6は管路1の両側部1b、
1c及び天井部1dに沿って備えられる。
【0015】図5は押え金具5近傍の拡大図であり、シ
−ルリブ6は1対の押え金具5、5には挟まれて固定さ
れ、パッキン材8はこのシ−ルリブ6よりも突出して備
えられる。
【0016】これらの図からも分る通りパッキン材8は
シ−ルリブ6の周縁より突出して備えられるものであっ
て、ゴム膜袋体4が膨満した際にはシ−ルリブ6に当接
する前に必ずパッキン材8に圧接されることとなり、こ
のパッキン材8の弾性変形を利用して隙間をなくし止水
効果を上げるものである。
【0017】図6はシ−ルリブ6及びパッキン材8の別
例であり、シ−ルリブ6の一方面にプレ−ト状のパッキ
ン材8を装着したものである。この両者の一体化は任意
の手段が選択され、例えば接着剤にて一体とされる場合
もあり、或いはボルト及びナット等を用いて一体とされ
る場合もある。
【0018】図7はシ−ルリブ6及びパッキン材8の更
に別例を示すものであり、シ−ルリブ6を2枚用い、こ
の間にパッキン材を挟んで一体化したものである。この
場合も接着剤等にて一体化されるが、この例ではボルト
10及びナットをもって一体化した例である。
【0019】
【発明の効果】本発明の管路開閉装置は以上の構造を有
するものであり、膨満した可撓性膜袋体とシ−ルリブに
装着したパッキン材とが接触するものであり、このパッ
キン材の弾性変形によって両者の間に隙間が生じなくな
ったものである。このため、管路或いは管路開閉装置側
に多少精度に問題があっても止水効果は十分なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の管路開閉装置を管内に装着した
際の斜視図である。
【図2】図2は可撓性膜袋体を膨満させた際の斜視図で
ある。
【図3】図3は特にシ−ルリブ及びパッキン材を取り出
した図である。
【図4】図4は管路の正面拡大図である。
【図5】図5は押え金具5近傍の拡大図である。
【図6】図6はシ−ルリブ及びパッキン材の別例を示す
一部断面図である。
【図7】図7はシ−ルリブ及びパッキン材の更に別例を
示す一部断面図である。
【符号の説明】
1‥管路、 1a‥管路の底部、 1b、1c‥管路の両側部、 1d‥管路の天井部、 2‥管路開閉装置、 3‥硬質プレ−ト、 4‥可撓性膜袋体、 5‥押え金具、 6‥シ−ルリブ、 7‥ポンプ、 8‥パッキン、 9‥溝、 10‥ボルト。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内に備えられた可撓性膜袋体内に流
    体が給排出され、可撓性膜袋体を膨満・収縮させて管路
    を開閉する管路開閉装置において可撓性膜袋体が膨満す
    る部位の管路内にシ−ルリブを備え、当該シ−ルリブに
    沿ってパッキン材を突出装着してなり、膨満時の可撓性
    膜袋体を当該パッキン材と接触させたことを特徴とする
    管路開閉装置。
  2. 【請求項2】 可撓性膜袋体が繊維補強材を内蔵したゴ
    ム膜袋体である請求項第1項記載の管路開閉装置。
  3. 【請求項3】 シ−ルリブが金属製又は硬質プラスチッ
    ク製である請求項第1項記載の管路開閉装置。
  4. 【請求項4】 パッキン材がゴム或いは樹脂製の弾性体
    である請求項第1項記載の管路開閉装置。
  5. 【請求項5】 可撓性膜袋体内に流体を給排出するポン
    プを備えた請求項第1項記載の管路開閉装置。
  6. 【請求項6】 流体が水又は空気である請求項第5項記
    載の管路開閉装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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