JP2000109877A - 緩衝器用油圧作動油組成物 - Google Patents

緩衝器用油圧作動油組成物

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JP2000109877A JP28802498A JP28802498A JP2000109877A JP 2000109877 A JP2000109877 A JP 2000109877A JP 28802498 A JP28802498 A JP 28802498A JP 28802498 A JP28802498 A JP 28802498A JP 2000109877 A JP2000109877 A JP 2000109877A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 低温粘度特性、蒸発性、及び剪断安定性に優
れ、高温から低温に渡って減衰力安定性が良好な緩衝器
用油圧作動油組成物を提供する。 【解決手段】 組成物全重量基準で、基油として、深脱
蝋鉱油(a)と、低粘度鉱油(b)との、混合割合が
a:b=97〜99重量%:1〜3重量%である混合鉱
油、少なくとも94重量%に、添加剤として、非分散型
ポリメタクリレート系の粘度指数向上剤4〜6重量%を
配合し、しかも、100℃における動粘度が3〜3.5
mm/s、20℃における動粘度が20.5〜23.
5mm/s、粘度指数が160〜170、かつ−40
℃におけるブルックフィールド粘度が1350〜160
0mPa・sであり、NOACK蒸発量は、6重量%以
下、及び音波法による剪断安定性試験での100℃にお
ける粘度低下率は、7%以下であることを特徴とする緩
衝器用油圧作動油組成物を提供した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緩衝器用油圧作動
油組成物に関する。さらに詳しくは、減衰力安定性に優
れた、特に低温での乗り心地がよい緩衝器用油圧作動油
組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車における車体のサスペンション
(懸架装置)に、振動を緩和して乗り心地や操縦安定性
の向上のために、一般に油圧型のショックアブソーバー
(緩衝器)が使用されている。緩衝器の構造は、オイル
の流動抵抗を利用した筒形構造が基本となっており、通
常は、油圧のピストンに小さな孔を開けたものが使用さ
れる。この筒形構造を有する緩衝器では、ピストンの上
下に応じて油が孔を通過するが、その時の抵抗はピスト
ンのスピードに比例する。そのため、シリンダーとピス
トンロッドとの摺動部分には、互いの摩耗を防ぐために
案内を兼ねたガイドブッシュが入れられており、更にオ
イル漏れを防ぐため全体がシールされている。また、緩
衝器としては、上記した筒形構造のもの以外に、二重管
型やガス入り型など各種のものが知られている。このよ
うな構造をした緩衝器の場合、前記した如く、ピストン
ロッドとガイドブッシュの間、ピストンロッドとシール
の間、ピストンとシリンダーの間などに多数の複合した
摩擦が発生する。その上、自動車の場合、厳しい走行条
件下において自動車への振動を緩和して乗り心地や操縦
安定性を確保することが必要であり、そのため、従来、
緩衝器に使用される油圧作動油に対し、耐摩耗性が良好
で耐久性があるとともに、摩擦特性が良好であることが
求められている。自動車では、この他、同様の緩衝器が
エンジンの支持装置、バンパーの衝撃吸収装置、ドアチ
ェッカー等にも使用されている。また、航空機でも、離
着陸時の衝撃吸収のために、油圧型の緩衝器が配置され
ている。これらの緩衝器に使用される油圧作動油につい
ても、前記と同様の性能が求められている。
【0003】従来、良好な耐摩耗性、耐久性及び摩擦特
性を有する緩衝器用油圧作動油としては、潤滑油基油中
にジチオりん酸亜鉛(Zn−DTP)を長鎖脂肪酸など
の油性剤や清浄分散剤と共に添加した緩衝器用油圧作動
油組成物(特開昭55−165996号公報)、潤滑油
基油にホウ素含有清浄分散剤とりん酸エステルを含有さ
せた緩衝器用流体組成物(特公平2−44879号公
報)、潤滑油基油にりん酸エステル等とアルカノールア
ミンを含有させた緩衝器用油圧作動油組成物(特開平5
−255683号公報)、潤滑油基油にリン酸エステル
等と脂肪族ポリアミンを配合した緩衝器用油圧作動油組
成物(特開平7−224293号公報)、及び潤滑油基
油にリン酸エステル等と脂肪族ポリアミン、脂肪族モノ
アミンを配合した緩衝器用油圧作動油組成物(特開平7
−258673号公報)などが提案されている。
【0004】ところで、緩衝器は、制振作用を行うもの
であるが、制振力を普通、減衰力と呼び、緩衝器の性能
は、作動速度と減衰力に関係する。緩衝器、特に自動車
用緩衝器の場合、厳しい走行条件下において自動車への
振動を緩和して乗り心地や操縦安定性を確保することが
必要であるために、減衰力を安定して保持することが最
重要である。減衰力は、液体、すなわち油圧作動油の流
動抵抗と緩衝器各摺動部の摩擦力等が関与しており、複
数の抵抗の組み合わせである。したがって減衰力を一定
範囲に保持するためには、使用する油圧作動油の粘度と
摩擦特性ができるだけ安定していることが必要となる。
しかしながら、従来から提案されている緩衝器用油圧作
動油は、上記に示す如く、耐摩耗性や摩擦特性に関する
ものが殆どであり、粘度特性に関したものは少なく、例
えば、40℃における動粘度が3〜500cSt、流動
点が−25℃以下、かつくもり点が−25℃以下である
深脱ロウ基油に、粘度指数向上剤やリン系極圧剤を配合
したオリフィス機構を有する機械装置用潤滑油組成物
(特開昭63−280797号公報)などがあるのみで
ある。
【0005】緩衝器は、比較的広い温度範囲で使用され
るために、温度による粘度の変化を小さくし、減衰力の
変化を招かなくする必要がある。特に、緩衝器用油圧作
動油の粘度は、低温になると増加し、低温粘度が高くな
り過ぎると、減衰力が大きくなりスムースな作動ができ
なくなって、乗り心地や操縦安定性が悪化する。そのた
めに、最近では、低温での減衰力の維持についての要求
が厳しくなっており、例えば、−20℃〜−40℃まで
の低温での減衰力を大幅に低減することが要求されてお
り、そのために緩衝器用油圧作動油に対して、低温粘度
特性の良いものが強く望まれている。しかしながら、従
来からの緩衝器用油圧作動油は、低粘度の基油に粘度指
数向上剤や流動点降下剤を配合しているが、低温粘度を
良くするために、基油粘度を下げると揮発性が増し、蒸
発量の増加やキャビテーションによる減衰力の変動を招
くという欠点を有している。さらに、粘度指数向上剤や
流動点降下剤を多量に配合した緩衝器用油圧作動油は、
ピストンの摺動やオリフィス内を油が流動する際に、剪
断を受け、その緩衝器用油圧作動油の粘度が低下する。
粘度の大幅な低下は、減衰力の減少をもたらすことにな
る。これらのために、緩衝器用油圧作動油に対して、低
温粘度特性と蒸発性、及び剪断安定性に優れ、高温から
低温に渡って減衰力安定性が良好な緩衝器用油圧作動油
の開発が強く望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような開発状況
に鑑み、本発明の目的は、低温粘度特性、蒸発性、及び
剪断安定性に優れ、高温から低温に渡って減衰力安定性
が良好な緩衝器用油圧作動油組成物を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
従来技術の問題点を解消するために鋭意研究を重ねた結
果、緩衝器、特に自動車用緩衝器の場合、低温での減衰
力安定性が油圧作動油の−40℃における低温粘度と相
関があり、−40℃の減衰力と20℃の減衰力の比(減
衰力増加比)が油圧作動油の−40℃における低温粘度
とほぼ比例関係にあることが明らかになった。すなわ
ち、20℃における動粘度がほぼ等しい場合に−40℃
における低温粘度が小さい程緩衝器用油圧作動油は、常
温から低温に渡って減衰力の変化が小さく、良好である
ことが明らかになった。その結果、特定性状の深脱蝋鉱
油の潤滑油基油に、重量平均分子量が特定範囲である非
分散型ポリメタクリレート系の粘度指数向上剤を特定量
配合し、しかも緩衝器用油圧作動油の100℃と20℃
における動粘度、粘度指数、−40℃におけるブルック
フィールド粘度、NOACK蒸発量、及び音波法による
剪断安定性試験での粘度低下率を特定範囲内にすること
により、緩衝器用油圧作動油として要求される低温粘度
特性、蒸発性、及び剪断安定性に優れ、高温から低温に
渡って減衰力安定性が良好な緩衝器用油圧作動油組成物
が得られることを見い出した。本発明は、これらの知見
に基づいて完成するに至ったものである。すなわち、本
発明によれば、下記の鉱油(A)からなる基油に、重量
平均分子量が70,000〜80,000である非分散
型ポリメタクリレート系の粘度指数向上剤を、組成物全
量に対して4〜6重量%配合してなる緩衝器用油圧作動
油組成物であって、その粘度特性は、100℃における
動粘度が3.0〜3.5mm/s、20℃における動
粘度が20.5〜23.5mm/s、粘度指数が16
0〜170であり、かつ、−40℃におけるブルックフ
ィールド粘度が1350〜1600mPa・sであり、
NOACK蒸発量は、6重量%以下、及び音波法による
剪断安定性試験での100℃における粘度低下率は、7
%以下であることを特徴とする緩衝器用油圧作動油組成
物が提供される。 鉱油(A):100℃における動粘度が2〜3mm
s、流動点が−30℃以下、及び曇り点が−27.5℃
以下である深脱蝋鉱油(a)と、40℃における動粘度
が1.5〜2.5mm/sである低粘度鉱油(b)と
の混合鉱油(ただし、該低粘度鉱油(b)の含有量は、
混合鉱油全量を基準として1〜3重量%である)。
【0008】本発明は、上記した如く、低温粘度特性、
蒸発性、及び剪断安定性に優れ、高温から低温に渡って
減衰力安定性が良好な緩衝器用油圧作動油組成物に係わ
るものであるが、その好ましい態様としては、次のもの
が包含される。深脱蝋鉱油は、100℃における動粘
度が2〜3mm/s、流動点が−35℃以下、及び曇
り点が−30℃以下である上記記載の緩衝器用油圧作動
油組成物。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 潤滑油基油 本発明の緩衝器用油圧作動油組成物において、基油とし
て用いる深脱蝋鉱油(a)は、パラフィン系原油又は中
間基原油を蒸留して得られた留出油を常法に従って精製
した後、深脱蝋処理を行なうことによって得ることがで
きる。なお、留出油とは原油を常圧蒸留するかあるいは
常圧蒸留の残渣油を減圧蒸留して得られるものを意味す
る。精製法は特に制限はないが、次の〜のいずれか
の処理をすることによって得ることができる。 留出油を水素化処理するか、又は水素化処理したの
ち、アルカリ蒸留若しくは硫酸洗浄を行なう。 留出油を溶剤精製処理するか、又は溶剤精製処理した
後、アルカリ蒸留若しくは硫酸洗浄を行なう。 留出油を水素化処理したのち、続いて第2段目の水素
化処理を行なう。 留出油を水素化処理したのち、第2段目の水素化処
理、さらに第3段目の水素化処理を行なう。 留出油を水素化処理したのち、第2段目の水素化処理
を行ない、さらにアルカリ蒸留若しくは硫酸洗浄を行な
う。
【0010】以下に処理法の1例を示す。パラフィン系
原油又は中間基原油から常法により、潤滑油粗原料を調
製し、苛酷な水素化処理を行なう。この処理によって芳
香族分などの潤滑油留分に好ましくない成分を除去した
り、有効な成分に変えたりする反応が行なわれる。この
際、硫黄分や窒素分も殆んど除去される。次いで、減圧
蒸留により必要な粘度を得るような分留を行なう。しか
る後に、既知の溶剤脱ろうを行ない、通常のパラフィン
系基油が有する流動点、すなわち−15〜−10℃程度
に脱ろうする。この脱蝋処理後、必要に応じてさらに水
素化処理を行ない芳香族分の大部分を水素化させて飽和
分とし、基油の熱的、化学的な安定性を向上させる。し
かし、流動点が未だ高いため潤滑油としては適当でな
い。そのために引続き深脱ろう処理が行なわれる。この
深脱ろう処理は、苛酷な条件での溶剤脱蝋法や、ゼオラ
イト触媒を用い、該触媒の細孔に吸着されるパラフィン
(主としてノルマルパラフィン)を選択的に水素雰囲気
下で分解して蝋分となるものを除去する接触水添脱蝋法
が適用される。水素化処理は、原料油の性状等により異
なるが、通常は反応温度200〜480℃、好ましくは
250〜480℃,水素圧力5〜300kg/cm
好ましくは30〜250kg/cm、水素導入量(対
供給留出油1kl当り)30〜3000Nm、好まし
くは100〜2000Nmの条件で行なわれる。ま
た、この際に用いられる触媒は、担体としてアルミナ,
シリカ,シリカ・アルミナ,ゼオライト,活性炭,ボー
キサイトなどを用い、周期律表第VI族、第VIII族
などの金属、好ましくはコバルト,ニッケル,モリブデ
ン,タングステンなどの触媒成分を既知の方法で担持さ
せたものが使用される。なお、触媒は、予め予備硫化し
たものが好ましい。上記した如く、留出油は、水素化処
理した後、種々の処理が行なわれるが、第2段目あるい
は第3段目の水素化処理を行なう場合、水素化処理条件
は上記範囲内で設定すればよく、第1〜3段目の各条件
は同一であってもよく異なってもよい。しかし、通常は
第1段目よりは第2段目、第2段目よりは第3段目の条
件を厳しくして行なわれる。次に、アルカリ蒸留は、微
量の酸性物質を除去して留出分の安定性を改良する工程
として行なわれ、NaOH,KOH等のアルカリを加え
て減圧蒸留することにより行なう。また、硫酸洗浄は、
一般に石油製品の仕上げ工程として行なわれているもの
であり、芳香族炭化水素、特に多環芳香族炭化水素やオ
レフィン類,硫黄化合物などを除去して留出油の性状を
改善するために適用される。なお、留出油の処理は、上
記操作の組合せにより前記した如く〜の具体的方法
があるが、これら方法の中では特に,,の方法が
好適である。
【0011】本発明に用いられる深脱蝋基油(a)は、
上記の方法によって得ることができるが、100℃にお
ける動粘度が2〜3mm/s、好ましくは2〜2.5
mm /s、流動点が−30℃以下、好ましくは−35
℃以下、曇り点が−27.5℃以下、好ましくは−3
0.0℃以下である必要がある。100℃における動粘
度が2mm/s未満であると、耐摩耗性が低下し、蒸
発特性が悪化するので好ましくない。一方、3mm
sを超えると低温での粘度特性、すなわち低温流動性が
低下するので好ましくない。また、流動点が−30℃及
び曇り点が−27.5℃を超えると低温流動性が低下す
るので好ましくない。
【0012】また、本発明の緩衝器用油圧作動油組成物
において、上記の深脱蝋鉱油に混合して用いる低粘度基
油として、40℃における動粘度が1.5〜2.5mm
/sである低粘度鉱油(b)、好ましくは40℃にお
ける動粘度が1.5〜2.1mm/sの鉱油、などが
挙げられる。上記の深脱蝋鉱油に、この低粘度鉱油を混
合することにより、深脱蝋鉱油単独の場合よりも飛躍的
に低温流動性を高めることができる。40℃における動
粘度が1.5mm/s未満であると、耐摩耗性が低下
し、蒸発特性が悪化するので好ましくない。一方、2.
5mm/sを超えると低温での粘度特性、すなわち低
温流動性が低下するので好ましくない。本発明におい
て、緩衝器用油圧作動油組成物の基油として、上記した
深脱蝋鉱油(a)と低粘度鉱油(b)との混合鉱油を用
いるのであるが、該低粘度鉱油(b)の含有量は、混合
鉱油全量を基準として1〜3重量%であることが重要で
ある。ここで混合割合が3重量%を超えると、蒸発特性
が劣ったものとなり、しかも緩衝器用油圧作動油、本来
の潤滑特性や摩擦特性も不充分となるため好ましくな
い。一方、1重量%未満では、低温粘度の十分に小さい
ものが得にくくなる。
【0013】(2)ポリメタクリレート系の粘度指数向
上剤 本発明の緩衝器用油圧作動油組成物に配合されるポリメ
タクリレート系の粘度指数向上剤は、非分散型であり、
その重量平均分子量は、70,000〜80,000で
あることが重要である。分散型では、耐摩耗剤や摩擦調
整剤への影響が大きく好ましくない。また、重量平均分
子量が70,000未満のものは、剪断安定性はよいも
のの低温粘度低減効果は小さく、一方、80,000を
超えるものは、低温粘度低減効果は大きいものの剪断安
定性は悪い。ポリメタクリレート系の粘度指数向上剤の
配合量は、組成物全量に対して4〜6重量%である。配
合量が4重量%未満であると、粘度指数向上効果、すな
わち増粘効果は小さく、一方、6重量%を超えると剪断
安定性は悪くなる。
【0014】(3)その他の添加剤 本発明の緩衝器用油圧作動油組成物には、本発明の目的
を損なわない限り、必要に応じてその他の添加剤、例え
ば、摩擦調整剤、耐摩耗剤、酸化防止剤、無灰清浄分散
剤、金属清浄剤、腐食防止剤、防錆剤、消泡剤などを適
宜添加することができる。摩擦調整剤としては、脂肪酸
(オレイン酸、ステアリン酸など)、高級アルコール
(オレイルアルコールなど)、脂肪酸エステル、リン酸
エステル、亜りん酸エステル、りん酸エステルアミン
塩、油脂類、多価アルコールエステル、ソルビタンエス
テル、脂肪族アミン等を挙げることができ、これらは、
通常、0.05〜3.0重量%の割合で使用される。耐
摩耗剤としては、ジチオりん酸金属塩(Zn、Pb、S
b、Moなど)、ジチオカルバミン酸金属塩(Zn、M
oなど)ナフテン酸金属塩(Pbなど)、脂肪酸金属塩
(Pbなど)、リン酸エステル、亜りん酸エステル、り
ん酸エステルアミン塩、硫化油脂、硫黄化合物、ホウ素
化合物、等を挙げることができ、これらは、通常、0.
05〜3.0重量%の割合で使用される。酸化防止剤と
しては、アルキル化ジフェニルアミン、フェニル−α−
ナフチルアミン、アルキル化フェニル−α−ナフチルア
ミン等のアミン系酸化防止剤、2,6−ジ−t−ブチル
フェノール、4,4’−メチレンビス−(2,6−ジタ
ーシャリブチルフェノール)等のフェノール系酸化防止
剤、ホスファイト等のりん系酸化防止剤、ジラウリル−
3,3’−チオジプロピオネイト等の硫黄系酸化防止剤
等を挙げることができ、これらは、通常、0.05〜
2.0重量%の割合で使用される。無灰清浄分散剤とし
ては、こはく酸イミド系、こはく酸アミド系、ベンジル
アミン系、こはく酸エステル系等があり、ホウ素含有無
灰清浄分散剤も使用できる。これらは、通常、0.05
〜7.0重量%の割合で使用される。金属清浄剤として
は、Ca−スルホネート、Mg−スルホネート、Ba−
スルホネート、Ca−フェネート、Mg−フェネート、
Ba−フェネート、Ca−サリシレート、Mg−サリシ
レート、Ba−サリシレート等があり、これらは、通
常、0.1〜5.0重量%の割合で使用される。腐食防
止剤としては、ベンゾトリアゾール、ベンゾトリアゾー
ル誘導体、チアジアゾール誘導体等があり、これらは、
通常0.01〜2.0重量%の割合で使用される。防錆
剤としては、カルボン酸、カルボン酸塩、スルホン酸
塩、アミン、アルケニルこはく酸又はその部分エステル
等が挙げられ、適宜添加することができる。消泡剤とし
ては、ジメチルポリシロキサン、ポリアクリレート等が
挙げられ、適宜添加することができる。
【0015】(4)緩衝器用油圧作動油組成物 本発明の緩衝器用油圧作動油組成物は、減衰力安定性に
優れた、特に低温での乗り心地がよいものとするため
に、その粘度特性は、100℃における動粘度が3.0
〜3.5mm/s、20℃における動粘度が20.5
〜23.5mm/s、粘度指数が160〜170であ
り、かつ、−40℃におけるブルックフィールド(B
F)粘度が1350〜1600mPa・sであり、NO
ACK蒸発量は、6重量%以下、及び音波法による剪断
安定性試験での100℃における粘度低下率は、7%以
下であることが重要である。100℃における動粘度が
3.0mm/s未満の場合、蒸発量が多くなり、また
耐摩耗性が悪化し、一方、3.5mm/sを超える
と、低温粘度が大きくなりすぎる。20℃における動粘
度が20.5mm/s未満の場合、常温減衰力が過小
で緩衝器として機能しないおそれがあり、一方、23.
5mm/sを超えると、減衰力が過大となり、常温で
の乗り心地が悪化する。粘度指数が160未満の場合、
低温粘度が大きくなりすぎる。−40℃におけるブルッ
クフィールド粘度が1350mPa・s未満の場合、低
粘度鉱油(b)の含有量が3重量%を超えて蒸発性や潤
滑特性などに好ましくなくい。一方、1600mPa・
sを超えると低温における乗り心地が悪くなる。
【0016】
【実施例】以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明
についてさらに具体的に説明するが、本発明は、これら
の実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例
におけるブルックフィールド粘度、蒸発性、剪断安定性
の各種物性の測定法は、下記の通りである。 (1)ブルックフィールド粘度 ASTM D2983に規定するブルックフィールド粘
度計により、−40℃におけるブルックフィールド(B
F)粘度を測定した。 (2)蒸発性 DIN51581に準拠して、温度100℃、8時間の
測定条件により、NOACK蒸発量を測定し、蒸発性を
評価した。 (3)剪断安定性 ASTM D2603に準拠して、試料に音波を照射し
て剪断を与え、照射前後の粘度から100℃における粘
度低下率を算出し、剪断安定性を評価した。その試験条
件は、試料30ml、音波出力10kHz、照射時間3
0分、循環水温度38℃とした。
【0017】[実施例1]潤滑油基油として、基油全量
基準で、100℃における動粘度が2.4mm/s、
流動点が−35℃、及び曇り点が−30℃以下である深
脱蝋鉱油、98重量%と40℃における動粘度が1.8
mm/sの低粘度鉱油、2重量%との混合基油を用
い、添加剤として、組成物全量基準で、重量平均分子量
が75,000である非分散型ポリメタクリレート(P
MA)系粘度指数向上剤5.0重量%、その他の添加剤
として酸化防止剤、耐摩耗剤等を必要な一定量添加して
緩衝器用油圧作動油組成物を調整した。ここで得られた
緩衝器用油圧作動油組成物の粘度特性、粘度指数、蒸発
性及び剪断安定性を測定し、評価した。結果を表1に示
す。実施例1の緩衝器用油圧作動油組成物は、その粘度
特性は、100℃における動粘度が3.3mm/s、
20℃における動粘度が22.0mm/s、粘度指数
が168であり、かつ、−40℃におけるブルックフィ
ールド粘度が1400mPa・sであり、蒸発性は、N
OACK蒸発量が5.9重量%、剪断安定性は、音波法
による100℃における粘度低下率が4.8%であり、
良好であった。
【0018】
【表1】
【0019】[実施例2]実施例1と同様に、表1に示
す潤滑油基油成分と粘度指数向上剤及びその他の添加剤
成分を同表に示す割合で配合し、緩衝器用油圧作動油組
成物を調製した。基油の配合割合は、基油全量基準であ
り、粘度指数向上剤とその他の添加剤の添加割合は、組
成物全量基準である。実施例2に示す緩衝器用油圧作動
油組成物の粘度特性、粘度指数、蒸発性及び剪断安定性
を測定し、評価した。結果を表1に示す。緩衝器用油圧
作動油として高品質のものが得られることが明らかにな
った。
【0020】[比較例1〜4]比較例1〜4は、実施例
1と同じ潤滑油基油成分を用い、表1に示す潤滑油基油
成分と粘度指数向上剤及びその他の添加剤成分を同表に
示す割合で配合し、緩衝器用油圧作動油組成物を調製し
た。これらも実施例1、2と同様に、粘度特性、粘度指
数、蒸発性及び剪断安定性を測定し、評価した。結果を
表1に示す。比較例1は、基油として、100℃におけ
る動粘度が2.4mm/s等の深脱蝋鉱油のみを用
い、40℃における動粘度が1.8mm/sの低粘度
鉱油を混合しない場合であるが、緩衝器用油圧作動油組
成物の−40℃におけるブルックフィールド粘度が16
50mPa・sと高くなっている。比較例2は、基油と
して、深脱蝋鉱油94重量%に、40℃における動粘度
が1.8mm/sの低粘度鉱油を6重量%混合した場
合であるが、NOACK蒸発量が7.8重量%と悪くな
っている。比較例3は、実施例1と同じ基油配合で、重
量平均分子量が45,000である非分散型ポリメタク
リレート系粘度指数向上剤を、組成物全量基準で5.0
重量%配合した場合であるが、緩衝器用油圧作動油組成
物の−40℃におけるブルックフィールド粘度が165
0mPa・sと高くなっている。比較例4は、比較例3
と同様に、実施例1と同じ基油配合で、重量平均分子量
が100,000である非分散型ポリメタクリレート系
粘度指数向上剤を、組成物全量基準で4.0重量%配合
した場合であるが、音波法による100℃における粘度
低下率が7.8%と、緩衝器用油圧作動油組成物の剪断
安定性は、悪くなっている。
【0021】[比較例5〜9]比較例5〜9は、5種類
の市販の緩衝器油である。これらも実施例と同様に、粘
度特性、粘度指数、蒸発性及び剪断安定性を測定し、評
価した。結果を表1に示す。比較例5、7、9は、−4
0℃におけるブルックフィールド粘度が高く、低温粘度
特性が悪い。また、比較例6は、低温粘度特性が良好な
ものの、蒸発性が悪い。さらに比較例8は、低温粘度特
性と剪断安定性の両方が悪い。
【0022】
【発明の効果】本発明の緩衝器用油圧作動油組成物は、
特定性状の深脱蝋鉱油基油と特定性状の低粘度鉱油との
混合基油に、重量平均分子量が特定範囲である非分散型
ポリメタクリレート系の粘度指数向上剤を特定量配合
し、しかも緩衝器用油圧作動油の100℃と20℃にお
ける動粘度、粘度指数、−40℃におけるブルックフィ
ールド粘度、NOACK蒸発量、及び音波法による剪断
安定性試験での粘度低下率を特定範囲内にすることによ
り、緩衝器用油圧作動油として要求される低温粘度特
性、蒸発性、及び剪断安定性に優れ、特に高温から低温
に渡って減衰力安定性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10N 30:06 30:08 40:08) (72)発明者 大橋 広 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡一丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 大塚 直登 埼玉県入間郡大井町西鶴ヶ岡一丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 中谷 美孝 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 植野 賢治 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 4H104 CB08C DA02A EA02A EA02Z EA03C EA04A EA20Z EB05 LA01 LA04 PA04 PA05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の鉱油(A)からなる基油に、重量
    平均分子量が70,000〜80,000である非分散
    型ポリメタクリレート系の粘度指数向上剤を、組成物全
    量に対して4〜6重量%配合してなる緩衝器用油圧作動
    油組成物であって、 その粘度特性は、100℃における動粘度が3.0〜
    3.5mm/s、20℃における動粘度が20.5〜
    23.5mm/s、粘度指数が160〜170であ
    り、かつ、−40℃におけるブルックフィールド粘度が
    1350〜1600mPa・sであり、NOACK蒸発
    量は、6重量%以下、及び音波法による剪断安定性試験
    での100℃における粘度低下率は、7%以下であるこ
    とを特徴とする緩衝器用油圧作動油組成物。 鉱油(A):100℃における動粘度が2〜3mm
    s、流動点が−30℃以下、及び曇り点が−27.5℃
    以下である深脱蝋鉱油(a)と、40℃における動粘度
    が1.5〜2.5mm/sである低粘度鉱油(b)と
    の混合鉱油(ただし、該低粘度鉱油(b)の含有量は、
    混合鉱油全量を基準として1〜3重量%である)。
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