JP2000109787A - パラフィン類用のゲル化剤及びゲル化方法 - Google Patents
パラフィン類用のゲル化剤及びゲル化方法Info
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Abstract
のゲル化剤及びそのゲル化方法を提供する。 【解決手段】 2−エチルヘキサン酸アルミニウムと脂
肪酸とを有効成分として含有することを特徴とするパラ
フィン類用のゲル化剤、及び該ゲル化剤を用いることを
特徴とするパラフィン類のゲル化方法。
Description
代表されるパラフィン類のゲル化方法に関し、特にイン
キ、塗料、電気電子、機械、建設、金属、自動車、潤滑
油、切削加工、医薬品、医薬部外品、化粧品、農業、畜
産、林業、水産、食品、化学、繊維、高分子、ゴム等の
加工分野等で利用されているパラフィン類に適用するこ
とができるパラフィン類のゲル化方法に関する。
ンキや塗料用溶剤、化学反応の溶剤、潤滑油、熱媒、粘
度調整剤、顔料保持剤、希釈液などとして種々の油が用
いられている。これら油類を増粘、ゲル化する機能を有
するものとして、シリカ、合成スメクタイト、12−ヒ
ドロキシステアリン酸、金属石鹸、ジベンジリデンソル
ビトール、N−アシルグルタミン酸誘導体等が知られて
いる。また、吸油性高分子としてメタクリレート系架橋
重合体(特開昭50−15882号公報)、アクリル酸
エステル架橋重合体(特開平4−41538号公報)、
ポリノルボルネン(特開平3−221582号公報)、
スチレンーブタジエン共重合体(特開平7−10223
8号公報)等がある。
はあるが添加量が多く分離沈降性が高い。また、吸油性
高分子は油のみの選択吸油性能が高いものの高粘度潤滑
油等には適さず高価である。そのため、その使用はリサ
イクルして使用できる場合か、海上流出油などの漏洩処
理のような特殊な用途に提案されている。
ドロキシステアリン酸、ジベンジリデンソルビトール、
アミノ酸誘導体、アルミニウム石鹸等があるが、これら
は全て固体であるために分散性が悪く、加熱溶解させて
ゲル化させている。また、常温でゲル化させるため特殊
な有機溶剤に溶解させて使用する方法も提案されている
( 特開昭63−90599号公報、特開昭63−128
093号公報、特開平6−80986号公報)。
の組み合わせで廃食用油を20℃で分散溶解させて1時
間を要してゲル化している例(特開平8−127797
号公報)、2種類の(メタ)アクリレートと架橋剤の水
性懸濁重合体微粒子による膨潤性吸油剤(特開平6−1
66725号公報)は、トルエン、灯油については1〜
2分で膨潤するものの、菜種油の場合には45分を要し
ている。
物油等のように粘度の高い油を常温で増粘、ゲル化する
方法があまりなかった。例えばポリビニルアルコール水
溶液とホウ酸の組み合わせ(特開平4−122796号
公報)もあるが、油100gをゲル化すると200g以
上のように体積が倍以上になる欠点を有している。ま
た、ジアミノシクロヘキサンのアミド誘導体やウレア誘
導体による有機液体のゲル化又は固化剤(特開平8−4
8965号公報、特開平8−231942号公報)の場
合は、60℃以上で加熱溶解した後冷却固化させてい
る。このように加熱固化するタイプは、固化物を攪拌す
るとぺ一スト状となり溶剤を分離する傾向があった。
案されているが、飽和炭化水素化合物を主成分とする有
機溶剤類、特に、パラフィン類の簡便な透明ゲル化方法
は知られていなかった。
く知られているが一般的に知られているステアリン酸ア
ルミニウムは、溶剤に対する溶解性が悪い。80℃以上
で加熱溶解し、冷却後は白濁不透明ながら固化するが、
経時で分離する傾向があるなど、パラフィン系溶剤には
向いていなかった。また、2 一エチルヘキサン酸アルミ
ニウムも一般的な溶剤に対しては容易にゲル化して透明
になるが、パラフィン系溶剤をゲル化することは困難で
あった。オクチル酸アルミニウムと高級脂肪酸アルミニ
ウムとを併用するか或いはオクチル酸アルミニウム中の
オクチル酸を高級脂肪酸で置換したものをゲル化剤とし
て用いる方法(特開平10−43282号公報)も提案
されているが、実用的でなく、この他にも容易なゲル化
手段は提案されていない。
ミニウムによる各種溶剤のゲル化についてすでに種々提
案している。その一つに、動植物油脂類に2−エチルヘ
キサン酸アルミニウムと不飽和脂肪酸を有効成分として
添加することで、常温でゲル化することを提案した(特
開平9−316436号公報)。
て感心が高まってきている。そのうち、有機溶剤ではベ
ンゼンが発癌性物質に指定されていることはよく知られ
ているところである。そこで、より安全性を高めるため
に、種々の産業分野において飽和炭化水素化合物を主成
分とする有機溶剤類への転換が試みられている。ところ
が、非芳香族系溶剤、中でも飽和炭化水素系溶剤は芳香
族系溶剤に比べて溶解力や分子の極性が小さいことや或
いは化学的に安定であることなどから、従来と同様の薬
剤や処方では目的とする物性が得られず新たな対応を迫
られている産業分野もある。このような流れを背景にし
て、飽和炭化水素化合物を主成分とする有機溶剤、特
に、パラフィン類の増粘、ゲル化技術の開発が強く望ま
れてきている。
に与える悪影響が少ないと考えられ、今後も各種産業分
野において使用されると考えられる飽和炭化水素化合物
を主成分とする有機溶剤類、特にパラフィン類をより簡
便にゲル化するゲル化剤とそのゲル化方法を提供するこ
とにある。
に、本発明者らは鋭意研究の結果、2−エチルヘキサン
酸アルミニウムと特定の脂肪酸とを用いることにより飽
和炭化水素化合物を主成分とする有機溶剤類、特にパラ
フィン類を増粘、ゲル化し得ることを見い出し本発明を
完成するに至った。すなわち、本発明は、つぎの各発明
を包含する。
と脂肪酸を有効成分としてなるゲル化剤を用いることを
特徴とする、パラフィン類のゲル化方法。 (2)前記脂肪酸が炭素数8〜24である飽和脂肪酸及
び/又は不飽和脂肪酸である(1)項に記載のパラフィ
ン類のゲル化方法。 (3)パラフィン類100重量部に対して2−エチルヘ
キサン酸アルミニウム0.1〜100重量部と脂肪酸
0.1〜100重量部とを添加することにより、該パラ
フィン類をゲル化することを特徴とする(1)項又は
(2)項に記載のパラフィン類のゲル化方法。 (4)パラフィン類が、ノルマルパラフィン、イソパラ
フィン、流動パラフィン、パラフィンワックスなどの飽
和炭化水素を主成分とするパラフィン類であることを特
徴とする(1)項、(2)項又は(3)項に記載のパラ
フィン類のゲル化方法。
と脂肪酸を有効成分として含有することを特徴とする、
パラフィン類用のゲル化剤。 (6)前記脂肪酸が炭素数8〜24である飽和脂肪酸及
び/又は不飽和脂肪酸である(5)項に記載のパラフィ
ン類用のゲル化剤。 (7)パラフィン類が、ノルマルパラフィン、イソパラ
フィン、流動パラフィン、パラフィンワックスなどの飽
和炭化水素を主成分とするパラフィン類であることを特
徴とする(5)項又は(6)項に記載のパラフィン類用
のゲル化剤。
サン酸アルミニウムと脂肪酸とを用いることにより、パ
ラフィン類のうち常温で液状であるものならば常温で増
粘、ゲル化することができ、また常温で固体であるもの
は液状になるよう加熱された条件下で増粘、ゲル化する
ことができる。その増粘、ゲル化物を塗料、インキ、潤
滑油、接着剤、粘着剤、高分子、ゴム、化粧品、医薬
品、農業分野等の基剤、もしくは製剤とすることがで
き、又、利用することができる。あるいは廃溶剤、廃食
用油、廃潤滑油、廃金属加工油等のいわゆる廃油を対象
とすることができる。
素数が8〜24である飽和及び/又は不飽和脂肪酸であ
る。例えば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘニン酸、ウ
ンデシレン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸な
どが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、これらは一種及び/又は複数種で用いることがで
き、さらには、溶剤等で希釈されたものでもよい。
しては、ノルマルペンタン、ノルマルヘキサン、ノルマ
ルデカン、ノルマルトリデカン、ノルマルテトラデカ
ン、ノルマルヘキサデカン、イソオクタン、イソドデカ
ン、シクロペンタン、シクロヘキサンのような一種から
なるものや、主として直鎖飽和炭化水素からなるノルマ
ルパラフィン、分枝鎖状飽和炭化水素を多く含むイソパ
ラフィン、主としてアルキルナフテンからなる流動パラ
フィン、主として炭素数25から35程度の直鎖炭化水
素混合物のパラフィンワックス等が挙げられるが、これ
らに限定されるものものではない。また、ポリブテンは
末端に二重結合を持つ合成高分子の炭化水素であるが、
このように一部オレフィンを含むような化合物も対象と
する。さらには、水素添加処理のように化学的にオレフ
ィン類をアルカンに、芳香族種を飽和環状炭化水素に変
性させたものも対象とすることができる。
2−エチルヘキサン酸アルミニウムを0.1〜100重
量部、脂肪酸を0.1〜100重量部添加してもよい
が、2−エチルヘキサン酸アルミニウム0.1〜30重
量部、脂肪酸0.1〜30重量部の範囲で添加するのが
経済的にも好ましい。ただし、これらの範囲に限定され
るものではない。
ルミニウムはゲルを形成する主たる役割を担い、脂肪酸
は2−エチルヘキサン酸アルミニウムが有機溶剤に溶解
するのを助ける作用や架橋反応を起こすことを促進する
などの補助的役割を担うと考えられ、添加量は2−エチ
ルヘキサン酸アルミニウムの量を超えない範囲で十分で
あるが、必ずしも限定されるものではない。
を果たすことから、従来ゲル化剤としては2−エチルヘ
キサン酸アルミニウムに劣ると考えられてきた各種脂肪
酸のアルミニウム塩、例えば、ステアリン酸アルミニウ
ム、ラウリン酸アルミニウム、オレイン酸アルミニウ
ム、ベヘニン酸アルミニウム、パルミチン酸アルミニウ
ム等が2−エチルヘキサン酸アルミニウムと脂肪酸がゲ
ルを形成するのを阻害しない範囲で2−エチルヘキサン
酸アルミニウムに混入されることができる。それは、例
えば2−エチルヘキサン酸アルミニウムとは別に脂肪酸
アルミニウムとして混入されてもよいし、又、2−エチ
ルヘキサン酸アルミニウムを製造する際に2−エチルヘ
キサン酸の一部が別の脂肪酸に置き換えられてもよい
し、例えば2−エチルヘキサン酸の一部が別の脂肪酸に
置き換えられて製造された主成分が2−エチルヘキサン
酸の脂肪酸アルミニウム塩に別の脂肪酸アルミニウムが
混入してもよい。もちろん混入される脂肪酸は一種類及
び/又は二種類以上の場合が考えられるがそのいずれで
もよい。
は、2−エチルヘキサン酸アルミニウムと脂肪酸とで常
温において透明ゲルが形成されるものもあるが、限定さ
れるものではない。すなわち、常温において不透明なゲ
ルを形成し、加熱により透明なゲルを形成するものもあ
る。また、常温においてゲルを形成せず、加熱により透
明及び/又は不透明なゲルを形成するものもある。さら
に、常温において固体状態のワックスのように加熱によ
り液状となるものにも効果がある。
パラフィン類の一種及び/又は二種以上を対象とするこ
とができるが、これらに限定されるものではない。すな
わち、パラフィン類を他の溶剤等に混在させてもよく、
また、接着剤、粘着剤、インキ、塗料、高分子あるいは
ゴム等に分散させたパラフィン類をゲル化する目的で混
在させることも可能である。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、常温でのゲル形成の評価は、ゲル化剤添加後一昼夜
の後、ゲル化したものの評価を○とし、ゲル化しないも
のを×とした。また、加熱した場合の評価は、最高18
0℃まで加熱した際にその間にゲル化しないものを×と
し、加熱時にゲル化し、冷却後一週間ゲルに変化がみら
れなかったものを○とした。
カネダ(株)製の商品名「ハイコールK−230」〔流
動パラフィン(70秒):13cSt(37.8
℃)〕、商品名「ハイコールK−350」〔流動パラフ
ィン(350秒):70cSt(37.8℃)〕であ
り、以下、単に「流動パラフィン(70秒)」、「流動
パラフィン(350秒)」を表示する。
gを計り取り、攪拌しながら別に計り取った2−エチル
ヘキサン酸アルミニウム5.0gを徐々に加えていき、
15分間攪拌することで十分分散させた。これに、オレ
イン酸2.5gを加え1時間攪拌後静置した。この時点
ですでに増粘しており、2時間後には透明ゲルが形成さ
れていた。同様にして、種々の脂肪酸についてゲル化テ
ストしたものを表1 に示す。
オレイン酸,StA:ステアリン酸,BeA:ベヘニン
酸,MHA:トリメチルヘキサン酸,UnA:ウンデシ
レン酸,LaA:ラウリン酸,iStA:イソステアリ
ン酸。
り、攪拌しながら別に計り取った2−エチルヘキサン酸
アルミニウム5.0gを徐々に加えていき、15分間攪
拌することで十分分散させた。これに、オレイン酸2.
5gを加え1時間攪拌後静置した。この時点ですでに増
粘しており、翌日にはゲルが進行していた( 不透明ゲ
ル) 。加熱をしたが、少し白っぽさが残り、不透明であ
った。一週間後のゲルも安定であった。同様にして、そ
の他のパラフィン類に対して、2−エチルヘキサン酸ア
ルミニウムとオレイン酸を添加してゲル化テストしたも
のを表2及び表3に示す。
会社製を表し、「日本精蝋」は日本精蝋株式会社製を表
す。また、EHA・Alは2−エチルヘキサン酸アルミ
ニウムを表す。
0g計り取り、攪拌しながら別に計り取った2−エチル
ヘキサン酸アルミニウム3.0gとステアリン酸アルミ
ニウム2.0gとを徐々に加えていき、15分間攪拌す
ることで十分分散させた。これに、オレイン酸2.5g
を加え1時間攪拌後静置した。一昼夜の後も増粘のみで
固さや透明感が得られなかったので、加熱をしたところ
透明なゲルを形成した。このゲルは一週間後も安定であ
った。
0gを計り取った。製造時に2−エチルヘキサン酸量を
100としたときの20重量部をステアリン酸に置き換
えて反応させた2−エチルヘキサン酸ステアリン酸混酸
アルミニウムを別に5.0g計り取り、攪拌しながら徐
々に加えていき、15分間攪拌することで十分分散させ
た。これにオレイン酸2.5gを加え1時間攪拌後静置
した。一昼夜の後も増粘のみで固さや透明感が得られな
かったので、加熱をしたところ透明なゲルを形成した。
このゲルは一週間後も安定であった。
gを計り取り、攪拌しながらジベンジリデジソルビトー
ル5.0gを徐々に加えていき、15分間攪拌すること
で十分分散させた。一昼夜静置したが溶解せず沈降して
いたので、加熱して攪拌したが溶解しなかった。
gを計り取り、攪拌しながら12−ヒドロキジステアリ
ン酸5.09gを徐々に加えていき、15分間攪拌する
ことで十分分散させた。一昼夜静置したが溶解せず沈降
していたので、加熱して撹絆すると、冷却後不透明なゲ
ルができた。このゲルに力を加えると、ゲルはくずれて
もとの形には戻らなかった。
0gを計り取り、攪拌しながらアクリル酸系高分子であ
る「オレオソーブPW−170」〔(株)日本触媒社
製〕5.0gを徐々に加えていき、60分間攪拌し続け
た。その後一昼夜静置したところ、粒子が膨潤してゲル
状態になったが均一性がなく不透明であった。
0gを計り取り、攪拌しながらスチレンーブタジエン系
高分子である「アルファゲル」〔(株)アルファジャパ
ン社製〕5.0gを徐々に加えていき、60分間攪拌し
続けた。その後一昼夜静置したところ、粒子が膨潤して
ゲル状態になったが不均一で分離をしていた。
gをを計り取り、攪拌しながら別に計り取ったステアリ
ン酸アルミニウム5.0gを徐々に加えていき、15分
間攪拌することで十分分散させた。これに、オレイン酸
2.5gを加え1時間攪拌後静置した。一昼夜静置後に
ゲル化していないので、攪拌しながら70〜80℃に加
熱をしたところ不透明ながらゲルが形成された。しか
し、二日後位から流動パラフィンを吐き出しはじめ、一
週間後にはゲルがこわれていた。
gを計り取り、攪拌しながら別に計り取ったラウリン酸
アルミニウム5.0gを徐々に加えていき、15分間攪
拌することで十分分散させた。これに、オレイン酸2.
5gを加え1時間攪拌後静置した。一昼夜静置後にゲル
化していないので、攪拌しながら70〜80℃に加熱を
したところ不透明ながらゲルが形成された。しかし、翌
日から流動パラフィンを吐き出しはじめ、一週間後には
ゲルがこわれていた。
類をゲル化するための薬剤とその方法を提供するもので
あり、各実施例及び比較例から明らかなように、オクチ
ル酸アルミニウムと脂肪酸とを有効成分として併用する
ことにより、従来ゲル化が困難であったパラフィン類を
ゲル化することに顕著な効果を奏し得たものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 2−エチルヘキサン酸アルミニウムと脂
肪酸を有効成分として含有するゲル化剤を用いることを
特徴とする、パラフィン類のゲル化方法。 - 【請求項2】 前記脂肪酸が炭素数8〜24である飽和
脂肪酸及び/又は不飽和脂肪酸である請求項1に記載の
パラフィン類のゲル化方法。 - 【請求項3】 パラフィン類100重量部に対して2−
エチルヘキサン酸アルミニウム0.1〜100重量部と
脂肪酸0.1〜100重量部とを添加することにより、
該パラフィン類をゲル化することを特徴とする請求項1
又は2に記載のパラフィン類のゲル化方法。 - 【請求項4】 パラフィン類が、ノルマルパラフィン、
イソパラフィン、流動パラフィン、パラフィンワックス
などの飽和炭化水素を主成分とするパラフィン類である
ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のパラフィ
ン類のゲル化方法。 - 【請求項5】 2−エチルヘキサン酸アルミニウムと脂
肪酸を有効成分として含有することを特徴とするパラフ
ィン類用のゲル化剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10283812A JP2000109787A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | パラフィン類用のゲル化剤及びゲル化方法 |
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