JP2000109434A - 細胞増殖抑制方法および細胞増殖抑制剤 - Google Patents

細胞増殖抑制方法および細胞増殖抑制剤

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JP2000109434A JP11223185A JP22318599A JP2000109434A JP 2000109434 A JP2000109434 A JP 2000109434A JP 11223185 A JP11223185 A JP 11223185A JP 22318599 A JP22318599 A JP 22318599A JP 2000109434 A JP2000109434 A JP 2000109434A
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Akira Yanai
顕 矢内
Saburo Sone
三郎 曽根
Akiyoshi Kajita
明美 梶田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に癌治療に有効な細胞増殖抑制方法およびそ
のための細胞増殖抑制剤を提供する。 【解決手段】インターフェロンを有効成分とする製剤を
全身投与により1日2回以上投与する細胞増殖抑制方法
およびそれに使用するための細胞増殖抑制剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に癌細胞を対象と
した臨床上あるいは研究上有用である細胞増殖抑制方法
およびそれに使用するための細胞増殖抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】1994年の日本の人口動態統計による
と、悪性新生物(癌)による死亡者数は、前年より7,
878人増加し、244千人となっている。これにより
癌による死亡者数は1981年以来、トップの座を占め
続けており、死亡者数の28%が癌によって死亡してい
ることになる。40歳代から60歳代に限定してみる
と、癌死亡者は約3人に1人に達し、1993年の患者
数は、1,327千人となっている。近年、諸種の抗癌
剤や治療法が開発されているものの、癌は依然取り組む
べき大きな課題であることに変わりは無い。
【0003】インターフェロンは、これまで世界各国で
様々な癌に対しその応用が試みられ、現在、ヘアリーセ
ル白血病やカポシ肉腫、慢性骨髄性白血病、非ホジキン
リンパ腫、多発性骨髄腫、悪性黒色腫、腎細胞癌、など
に有効性が認められている(Tyringtら、「Interfero
n」、399-408ページ、Baronら編)。
【0004】日本国内でも、1970年代後半より厚生
省「インターフェロンの臨床応用に関する特別研究」の
指導のもとに、18におよぶ研究グループにより、イン
ターフェロンα、インターフェロンβ、インターフェロ
ンγの各種インターフェロンの癌治療剤としての応用が
試みられた。
【0005】これらの結果については、大野の報告
(「癌と化学療法」、第14巻、第5号、1194-1202ペー
ジ、1987年)によると、腎細胞癌に対する有効率は、イ
ンターフェロンαで6〜23%、インターフェロンβで
4〜20%。全身投与による脳腫瘍に対しては、インタ
ーフェロンαで4〜20%、インターフェロンβで13
〜17%。多発性骨髄腫に対しては、インターフェロン
αで0〜30%、インターフェロンβで4〜25%。局
所投与による皮膚癌に対しては、インターフェロンαで
48〜72%、インターフェロンβで33〜53%など
の成績が得られており、これらの成績をもとに適応の承
認が得られている。更に造血器腫瘍に対してもインター
フェロンαにより、慢性リンパ性白血病で19例中3例
で、慢性骨髄性白血病で14例中4例で、ヘアリーセル
白血病で3例中2例で有効が得られている。
【0006】これらに対し、乳癌や胃癌、肝癌などの固
形腫瘍に対しては、有効率0〜6%程度とほとんど有効
性が認められないことが示唆されている。
【0007】以上の成績は、確かに他の抗癌剤に反応し
ない腎細胞癌やヘアリーセル白血病に有効であること、
他剤に無効な多発性骨髄腫や悪性リンパ腫にも効果を示
すことなど、その有用性は認められる。しかし、固形腫
瘍にはほとんど効果が認められないこと、皮膚癌の局所
投与を除けばその有効率は依然20%前後にすぎないこ
となど、十分に満足いく成績とは言いがたい。
【0008】インターフェロンは抗腫瘍効果に基づいた
適応の他、抗ウイルス作用に基づき、B型およびC型肝
炎の治療薬としても、その有効性が認められている。特
にC型肝炎は、慢性化に引き続き、肝硬変、肝癌へと移
行することが知られており、肝細胞癌の8割がC型肝炎
ウイルスによる慢性肝疾患を基盤に生じることが明らか
になってきている。インターフェロンはこれらC型肝炎
ウイルスに対し、ウイルスの陰性化、トランスアミナー
ゼの正常化などの作用を示し、C型肝炎治療の第一選択
となっている(池上ら、「医学のあゆみ」、第181巻、
第5号、341-344ページ、1997年)。
【0009】しかし最近の報告では、このインターフェ
ロンの効果もC型肝炎ウイルスのウイルス量に大きく影
響されること、即ちウイルス量の多いC型肝炎患者に対
しては有効性が得られにくいことが明らかになってき
た。そこでこれらの患者に対しいかに有効性を向上させ
るかが大きな課題となっている(八橋ら、「医学のあゆ
み」、第181巻、第5号、333-336ページ、1997年)。
【0010】奧新ら(「肝臓」、第36巻、735ページ、1
995年。「肝臓」、第38巻、第1号、1997年)は、これら
の課題に対し新たな展開の可能性を示した。即ち、C型
肝炎患者にインターフェロンβの1日の投与量を2回に
分けて、1日2回投与とすることにより従来効果の得ら
れにくかったC型肝炎患者に対し著しく治療成績を向上
させることができることを見いだした。
【0011】1日2回投与することにより、ウイルスに
対する効果が増強されること以外に、抗腫瘍作用も増強
されることは、棚橋ら(「癌と化学療法」、第14巻、第
4号、1156-1159ページ、1987年)およびNiijimaら(Can
cer Immunology, Immunotherapy、第30巻、第2号、81-8
5ページ、1989年)により報告されている。即ち、表在
性膀胱腫瘍患者に対し、遺伝子組換え型ヒトインターフ
ェロンβ3,600万単位を1日1回あるは1,800
万単位を1日2回、膀胱腔内に注入しその抗腫瘍効果に
ついて評価した。その結果、3,600万単位を1日1
回投与するより1,800万単位を1日2回投与した場
合の方が高い有効性が得られた。
【0012】以上のごとくこれまで、インターフェロン
βを1日2回投与することにより同量を1日1回投与す
ることに比較しより有効性が向上することが、抗ウイル
ス作用あるいは抗腫瘍作用について報告されてきた。し
かし、インターフェロンの抗ウイルス作用と抗腫瘍作用
についてはまだ十分解明されてはいないものの異なった
メカニズムであると考えられている(Gewertら、「Inte
rferon」、289-297ページ、Baronら編。Fleischmann
ら、「Interferon」、299-309ページ、1992年、Baronら
編)。
【0013】また、抗腫瘍効果については投与量も、
1,800万単位/回/日と極めて高い量で、投与法も
局所投与による効果であり、静脈内投与などの全身投与
による効果については未だ明らかにはなっていない。特
にインターフェロンは静脈内投与した場合速やかに血中
から消失することが知られている(Satohら、「J.Inter
feron Res」、第4巻、第3号、411-422ページ、1984
年)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、細胞
の異常増殖に基づく疾患、特に癌に対する治療は未だ十
分な治療法あるいは薬物療法が確立されているとはいえ
ない状況にあり、今後更に新たな治療法および薬物療法
の確立が望まれている。
【0015】本発明は、インターフェロンでは未だ十分
な治療効果の得られない癌治療あるいは同様の作用機序
に基づく疾患に対し、産業上および医療上有用な新規な
細胞増殖抑制方法およびそのための細胞増殖抑制剤を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題は以下の方法
により達成される。すなわち本発明は、インターフェロ
ンを有効成分とする製剤を全身投与により1日2回以上
投与することを特徴とする細胞増殖抑制方法およびそれ
に使用するための細胞増殖抑制剤である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるインターフェ
ロンはα、β、γ、コンセンサスあるいはハイブリッド
型のいずれでも良く、また由来も天然型、遺伝子組換え
型あるいは化学合成型のいずれでも良い。好ましくは遺
伝子組換え型インターフェロンβおよび天然型インター
フェロンβが用いられ、天然型インターフェロンβが最
も好ましく用いられる。
【0018】遺伝子組換え型技術を利用してインターフ
ェロンを調製する場合には、宿主細胞として、CHO
(チャイニーズハムスター卵巣)細胞、マウスC127
細胞などの哺乳動物細胞、カイコ、夜盗蛾などの昆虫細
胞、大腸菌、枯草菌、酵母などの微生物などを用いるこ
とができる。さらに、マウス、ラット、ハムスター、ウ
サギ、ヤギ、ヒツジ、ブタ、ウシなどを用いることがで
きる。
【0019】このようにして調製されたインターフェロ
ンは、原料となる細胞培養上清、虫体抽出液、菌抽出
液、生体抽出液から種々のクロマトグラフィーにより、
精製分離することができる。用いるクロマトグラフィー
はインターフェロンに親和性を有するものであればいず
れでも良いが、例えば、二酸化ケイ素(シリカ)やリン
酸カルシウム、金属キレートカラム、イオン交換カラ
ム、ゲル濾過カラムなどである。
【0020】一方、天然型インターフェロンβを調製す
る場合には、通常ガラスもしくはプラスチックなどの表
面、またはDEAE化デキストランのマイクロキャリア
ー表面上などで培養されたインターフェロンβ産生細胞
を、例えば、Poly I : Cのような合成二本鎖RNAによ
る誘発処理と、続いて行う超誘発処理(例えばシクロヘ
キシミドとアクチノマイシンDの組合せによる代謝阻害
法または紫外線照射法など)に付した後、細胞を培養液
中に20〜48時間培養することにより、この培養液中
に産生され、インターフェロンβを含有する産生液とし
て取得される。
【0021】このようにして得られた産生液中のインタ
ーフェロンβは、一般的に低濃度であり、この産生液に
はインターフェロンβの他に細胞由来または添加物由来
の多くの夾雑物を含んでいるので、医療に用いるにはイ
ンターフェロンβを濃縮精製することが必要である。イ
ンターフェロンβの濃縮精製法としては、特に限定され
ないが、ブルー色素を結合させた不溶性担体および金属
キレート基結合担体を用いるクロマトグラフィーによる
方法が好ましい。すなわち、粗インターフェロンβ含有
液を、ブルー色素を結合させた不溶性担体と接触させた
後、溶出液を用いて該インターフェロンβを溶液として
回収し、ついでこのインターフェロンβ溶液を亜鉛など
の金属をキレート化させたキレート基結合担体に接触さ
せた後、溶出液を用いて回収し、濃縮精製されたインタ
ーフェロンβを得るという方法である。
【0022】本発明に用いるインターフェロンは、その
ままもしくは自体公知の薬理学的に許容される担体、賦
形剤などと混合した医薬組成物として投与することがで
きる。
【0023】投与のための製剤は自体公知の方法、例え
ば、インターフェロンを通常、注射剤に用いられた無菌
の水溶液に溶解、あるいは抽出液に懸濁、さらには乳化
してリポソームに包埋させた状態で調製され得る。固体
製剤としては、自体公知の方法、例えば、インターフェ
ロンにマンニトール、トレハロース、ソルビトール、ラ
クトース、グルコース、ラフィノースなどを賦形剤とし
て加え、凍結乾燥物として調製され得る。さらにこれを
粉体化して用いることもできる。また、これら粉体をポ
リ乳酸やグリコール酸などと混ぜ固体化して用いること
もできる。ゲル化剤としては、自体公知の方法、例え
ば、インターフェロンをグリセリン、ポリエチレングリ
コール、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などの増粘剤や
多糖に溶解した状態で調製され得る。
【0024】いずれの製剤においても、安定化剤として
ヒト血清アルブミン、ヒト免疫グロブリン、α2マクロ
グロブリン、アミノ酸などを添加することができ、また
分散剤あるいは吸収促進剤としてインターフェロンの生
理活性を損なわない範囲でアルコール、糖アルコール、
イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤などを添加
することができる。また、微量金属や有機酸塩も必要に
応じて加えることができる。
【0025】こうして得られた精製インターフェロンβ
標品は、上述した剤形に製剤化され、未だ十分な治療法
および薬物療法が確立されていない異常細胞増殖疾患、
特に対象の細胞が脳腫瘍や結腸癌などの癌細胞である疾
患の治療法あるいは予防療法に有用な治療剤として用い
ることができる。
【0026】本発明方法の特徴は細胞増殖抑制のために
上記のインターフェロンを有効成分として含む製剤を全
身投与により1日2回以上投与する点にある。投与方法
としては静脈内投与、筋肉内投与および皮下投与などい
ずれでも良いが、静脈内投与が好ましく用いられる。投
与スケジュールとしては1日2回以上であれば何回でも
良いが、1日2回の投与が好ましい。投与間隔としては
連続して2回以上、あるいは24時間に近い間隔で投与
することができるが(0時間<投与間隔<24時間)、
1時間から23時間の投与間隔とするのが好ましい。
【0027】投与量は、患者の年齢、体重、投与対象疾
患、症状、投与形態、投与ルートなどに応じて適宜決定
されるが、一般的には1〜10,000万単位/回/
日、好ましくは10〜1,700万単位/回/日の範囲
で投与される。
【0028】次に実施例を上げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0029】
【実施例】実施例1および比較例1 ヌードマウス(Balb/c nu/nu)の皮下にヒト脳腫瘍U251
-SPの腫瘍塊を移植した。腫瘍の増殖を確認した後(移
植後16日目)、プラセボおよび天然型ヒトインターフ
ェロンβ(東レ株式会社製“フエロン”)を連日投与し
た。対照群にはプラセボを朝晩、1日2回マウス尾静脈
より投与した。インターフェロンβについては、100
万国際単位/匹を1日1回および50万国際単位/匹を
朝晩、1日2回投与した。なお、100万国際単位/匹を
1日1回投与群については、朝インターフェロンβを投
与し、晩にはプラセボを投与した。
【0030】経時的にノギスで腫瘍径を測定し、腫瘍体
積(mm3)を長径(mm)×短径(mm)2/2の計算式より算出
した(1群8匹の平均値)。
【0031】図1は、インターフェロンの投与法の違い
による腫瘍増殖抑制効果の相違を示している。縦軸は腫
瘍径から算出された腫瘍体積を示し、横軸は腫瘍移植後
の日数を示している。腫瘍移植後30日目で比較した場
合、インターフェロンβの100万国際単位/匹、1日
1回投与群(黒三角)では、対照群(白丸)の腫瘍体積
と比較し約50〜60%程度と有意に腫瘍の増殖が抑制
されていた。これに対しインターフェロンβの50万国
際単位/匹、1日2回投与群(黒四角)では、1日の総
投与量が等しいにもかかわらず、1日1回、100万国
際単位/匹投与群と比較して、約15〜25%程度、対
照群と比較して10〜15%程度と有意に強い増殖抑制
効果が認められた(*:p<0.05、**:p<0.0
1、***:p<0.001、vs対照群)。
【0032】実施例2および比較例2 ヌードマウス(Balb/c nu/nu)の皮下にヒト結腸癌LS18
0の腫瘍塊を移植した。腫瘍の増殖を確認した後(移植
後15日目)、プラセボおよび天然型ヒトインターフェ
ロンβ(東レ株式会社製“フエロン”)を連日投与し
た。対照群にはプラセボを朝晩、1日2回マウス尾静脈
より投与した。インターフェロンβについては、100
万国際単位/匹を1日1回および50万国際単位/匹を
朝晩、1日2回投与した。なお、100万国際単位/匹を
1日1回投与群については、朝インターフェロンβを投
与し、晩にはプラセボを投与した。
【0033】経時的にノギスで腫瘍径を測定し、腫瘍体
積(mm3)を長径(mm)×短径(mm)2/2の計算式より算出
した(1群5匹の平均値)。
【0034】図2は、インターフェロンの投与法の違い
による腫瘍増殖抑制効果の相違を、腫瘍移植後30日目
の増殖率で示している。インターフェロンβの100万
国際単位/匹、1日1回投与群(黒斜線棒)では、対照
群(白色棒)の腫瘍体積と比較し約10%程度、腫瘍の
増殖が抑制された。一方、インターフェロンβの50万
国際単位/匹、1日2回投与群(黒色棒)では、1日の
総投与量が等しいにもかかわらず、1日1回、100万
国際単位/匹投与群と比較して、約15%、対照群と比
較して約25%と強い増殖抑制効果が認められた。
【0035】
【発明の効果】本発明方法に従えば、腫瘍増殖抑制効果
を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターフェロンの投与方法の違いによる脳腫
瘍に対する増殖抑制効果の差異を示すグラフである。
【図2】インターフェロンの投与方法の違いによる結腸
癌に対する増殖抑制効果の差異を示すグラフである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターフェロンを有効成分とする製剤を
    全身投与により1日2回以上投与することを特徴とする
    細胞増殖抑制方法。
  2. 【請求項2】インターフェロンがβ型である請求項1記
    載の細胞増殖抑制方法。
  3. 【請求項3】インターフェロンが天然型である請求項1
    記載の細胞増殖抑制方法。
  4. 【請求項4】投与量が、10から1,700万単位/回
    の範囲である請求項1記載の細胞増殖抑制方法。
  5. 【請求項5】対象とする細胞が癌細胞である請求項1記
    載の細胞増殖抑制方法。
  6. 【請求項6】癌細胞が脳腫瘍である請求項5記載の細胞
    増殖抑制方法。
  7. 【請求項7】癌細胞が結腸癌である請求項5記載の細胞
    増殖抑制方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の細胞増殖
    抑制方法に使用するためのインターフェロンを有効成分
    とする細胞増殖抑制剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020468A2 (en) * 2002-08-28 2004-03-11 Maxygen Aps Interferon beta-like molecules for treatment of cancer
WO2015147244A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 東レ株式会社 悪液質の治療又は予防剤

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