JP2000108355A - 液体噴射記録装置およびその製造方法 - Google Patents

液体噴射記録装置およびその製造方法

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JP2000108355A JP28364398A JP28364398A JP2000108355A JP 2000108355 A JP2000108355 A JP 2000108355A JP 28364398 A JP28364398 A JP 28364398A JP 28364398 A JP28364398 A JP 28364398A JP 2000108355 A JP2000108355 A JP 2000108355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲート電極と発熱抵抗体とを多結晶Siで同
時に形成すると共に、電源配線での電圧降下を抑制し、
各発熱抵抗体から均一な液滴を飛翔させ、記録画像の画
質の向上を図った液体噴射記録装置を提供する。 【解決手段】 ヒーター基板3となるSi基板上に駆動
素子21やロジック回路部44を形成し、その際にこれ
らのゲート電極とともに発熱抵抗体部31を多結晶Si
にて形成する。第1の層間絶縁膜55を成膜、コンタク
トホール37を形成後、第1の金属配線層を形成して発
熱抵抗体部31の一端から折り返した折り返し配線5
7、および個別電極58、金属配線59を形成する。そ
の後、第2の層間絶縁膜60を成膜し、VIA開口61
を形成後、第2の金属配線層として、電源配線63およ
び接地電極配線64を形成する。その後、ヒーターピッ
ト8をドライエッチングで形成し、耐液体層40,表面
保護膜41,樹脂層42を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体流路内に保持
された液体に熱エネルギーを印加し、液体中に発生する
気泡の成長時の圧力により液体を噴射して記録を行うサ
ーマルタイプの液体噴射記録装置およびその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、サーマルタイプの液体噴射記
録装置における液体噴射過程の一例の説明図である。図
中、1は流路基板、2は液体流路、3はヒーター基板、
4は個別電極、5は共通電極、6は発熱抵抗体、7は樹
脂層、8はヒーターピット、9はノズル、10は液体、
11は気泡、12は液滴である。流路基板1には、液体
流路2となる多数の溝が形成される。またヒーター基板
3には、発熱抵抗体6と、その発熱抵抗体6に電気エネ
ルギーを供給するための個別電極4および共通電極5が
形成され、その上に樹脂層7が形成される。樹脂層7
は、少なくとも発熱抵抗体6の上部が除去され、ヒータ
ーピット8が形成される。そして流路基板1とヒーター
基板3が位置合わせ後、接合されて液体噴射記録装置が
形成されている。この接合によって液体流路2が形成さ
れ、その端部がノズル9となる。また、液体流路2には
図示しない液体供給手段から液体10が供給される。
【0003】図11(A)に示すように、液体流路2に
液体10が供給されている状態において、外部から与え
られる画像信号に基づき、駆動すべき発熱抵抗体6に対
して個別電極4および共通電極5により電気エネルギー
を供給する。発熱抵抗体6は、与えられた電気エネルギ
ーを熱エネルギーに変換し、液体流路2中の液体10を
加温する。液体流路2内では、液体10が急激に沸騰
し、図11(B)に示すよう気泡11が発生する。発生
した気泡11は液体流路2内で急速に成長する。このと
きの気泡11の成長時の圧力によって、液体流路2内の
液体10は両側に押しやられ、図11(C)に示すよう
に一方はノズル9から押し出される。
【0004】発熱抵抗体6による液体10の加熱終了
後、図11(D)に示すように気泡11は縮小し、液体
流路2内の液体は発熱抵抗体6へと引かれる方向に力を
受ける。しかし、ノズル9から押し出された液体10は
慣性力によってそのまま移動を続ける。そして一部が液
体流路2内の液体10からちぎれ、図11(E)に示す
ように液滴12として飛翔する。飛翔した液滴12は、
紙などの図示しない被記録媒体に付着し、被記録媒体上
に記録画素を形成する。
【0005】図12は、従来のサーマルタイプの液体噴
射記録装置においてヒーター基板上に形成される発熱抵
抗体を含む電気回路の概略を示す平面図である。図中、
21は駆動素子、22は接地電極である。発熱抵抗体6
は、ヒーター基板3上に多数配列されている。各発熱抵
抗体6には、これらに対して個別に駆動エネルギーを伝
達するための個別電極4と、通常、電源電極配線として
機能する共通電極5が接続されている。
【0006】個別電極4は、それぞれの発熱抵抗体6を
駆動制御するための駆動素子21に接続されている。ま
た駆動素子21の端部にも共通の配線が接続され、通
常、接地電極22として機能する。また、駆動素子21
には図示しない信号線が接続されており、この信号線を
介して画像情報に応じた駆動素子21のON/OFF信
号が送られる。信号線を介してON信号が駆動素子21
に与えられると、駆動素子21がON状態となり、この
ON状態になった駆動素子21に接続されている発熱抵
抗体6に電流が流れ、発熱抵抗体6が発熱することにな
る。
【0007】発熱抵抗体6の材料としてどのような材料
を用いるかは、各種検討されている。その中で多結晶S
iは、通常のMOSLSIプロセスのゲート電極材料と
して用いられるため、LSIロジック回路を搭載した液
体噴射ヘッドにおいては、駆動素子21などのLSIの
ゲート電極と発熱抵抗体6の材料の共通化が可能であ
る。そのため、製造工程を簡略化でき、ひいては低コス
トでヘッドを作製できるという利点があり、検討されて
きた。例えば特公平7−64072号公報などにも記載
されている。また、多結晶Siの抵抗値はn型あるいは
p型の不純物イオン(ドナーもしくはアクセプタ)の注
入量で規定されるため、抵抗値の調整が容易でしかも制
御性が高いという特長もある。
【0008】図13、図14は、発熱抵抗体の材料とし
て多結晶Siを用いた場合の従来の液体噴射記録装置の
製造工程の一例を示す断面図、図15ないし図17は、
同じく平面図、図18は、従来の液体噴射記録装置の一
例を示す断面図である。図中、31は発熱抵抗体部、3
2は高抵抗多結晶Si、33は低抵抗多結晶Si、34
はゲート電極、35はソース/ドレイン拡散層、36は
層間絶縁膜、37はコンタクトホール、38は金属配線
層、39はボンディングパッド、40は耐液体層、41
は表面保護膜、42は樹脂層、43はフィールド酸化
膜、44はロジック回路領域、45は液体供給口であ
る。
【0009】ヒーター基板3となるSi基板上にフィー
ルド酸化膜43を形成し、発熱抵抗体部31の蓄熱層を
形成するとともに、駆動素子21の領域、ロジック回路
領域44などを分離する。その後、図示しないゲート酸
化膜を成膜し、その上に多結晶Siを成膜する。多結晶
Siには、高抵抗多結晶Si32の部分を除き、不純物
をドープして低抵抗化する。そしてパターニングし、高
抵抗多結晶Si32および低抵抗多結晶Si33からな
る発熱抵抗体部31と、駆動素子21およびロジック回
路領域44のゲート電極34が形成される。駆動素子2
1およびロジック回路領域44には、さらに、ソース/
ドレイン拡散層35を形成する。このような工程を経た
後、層間絶縁膜36が形成され、図13(A)および図
15の状態となる。なお、駆動素子21のゲート電極3
4は、多結晶Siによってロジック回路領域44のLS
Iと接続している。
【0010】図13(B)に示す工程において、層間絶
縁膜36にコンタクトホール37を開口する。このコン
タクトホール37は、図16に示すように発熱抵抗体部
31の両端に設けられた低抵抗多結晶Si33の部分
や、駆動素子21のソースおよびドレインなどに設けら
れる。
【0011】図13(C)に示す工程において、各素子
間を接続するための金属配線層38を形成する。これに
より、図17に示すように、発熱抵抗体部31の一端と
駆動素子21が個別電極4により接続されるとともに、
発熱抵抗体部31の他端には共通電極5が形成される。
共通電極5は、チップの外周部分を利用して後部に引き
回される。また、駆動素子21の他端も共通化され、ロ
ジック回路部44を避けて後部に引き回される。これら
の配線の端部は、ボンディングパッド39となる。もち
ろん、ロジック回路部44内の配線も形成されるととも
に、ロジック回路部44への電力および信号線も後部に
引き出され、ボンディングパッド39が形成される。
【0012】図13(D)に示す工程において、発熱抵
抗体部31上のヒーターピット8となる部分の層間絶縁
膜36をウェットエッチング法にて除去する。そして図
14(A)に示す工程において、液体から発熱抵抗体部
31を保護する耐液体層40(例えばSi窒化膜とTa
の2層膜)を形成する。さらに図14(B)に示す工程
において、デバイスの表面を保護するため、例えば化学
的気相成長(CVD)法で形成した燐珪酸ガラスなどに
より表面保護膜41を形成する。最後に図14(C)に
示す工程において、液体からデバイスを保護するための
ポリイミドなどによる樹脂層42を形成し、ヒーター基
板3が作製される。
【0013】これとは別に、発熱抵抗体部31に対応し
て液体流路2となる多数の溝が形成されるとともに、液
体供給口45となる貫通孔などが流路基板1に形成され
る。そして、上述のようにして作製されたヒーター基板
3と位置合わせし、接合することによって、図18に示
すような液体噴射記録装置となる。
【0014】このような液体噴射記録装置では、ヒータ
ー基板3上に、多結晶Siからなる発熱抵抗体部31
と、その発熱抵抗体部31に電流を供給する駆動素子2
1と、画像情報の信号処理を行うロジック回路部44を
LSIプロセスを用いて形成している。そのため、発熱
抵抗体部31を形成する工程を別に設ける必要がなく、
工程が簡素化されて製造コストを低減することができ
る。
【0015】上述の構成では、発熱抵抗体部31は高抵
抗多結晶Si32と低抵抗多結晶Si33とからなる。
高抵抗多結晶Si32の領域は主に発熱領域を規定す
る。一方、層間絶縁膜36、表面保護膜41や樹脂層4
2の下に位置する多結晶Siは、たとえ抵抗が高く十分
な発熱量があっても、液体に伝わる熱エネルギーは小さ
くなる。そのため、余分なエネルギーロスを小さくする
という点から、層間絶縁膜36、表面保護膜41や樹脂
層42の下に位置する多結晶Siには、あらかじめ高濃
度の不純物イオンを注入し、抵抗を十分に下げている。
【0016】このような従来の液体噴射記録装置におい
ては、1層のみの金属配線層38によって各部の配線を
行っている。そのため、図17にも示したように、共通
電極5などの電源配線と他の配線を同じ層で形成するた
めに、電源配線のために十分な配線面積を取ることがで
きない。特に発熱抵抗体部31よりもノズル側の長さ
は、液体の噴射効率の面からなるべく短くしたい。その
ため、共通電極5の配線幅は制限されてしまう。
【0017】このように、共通電極5などの電源配線の
幅が狭くなると、この配線抵抗が顕在化するという問題
がある。この共通電極5の配線抵抗による電圧降下によ
って、各発熱抵抗体部31の位置によって供給される電
圧が異なり、熱エネルギーの発生量がそれぞれ異なって
しまう。このように熱エネルギーの発生量が異なると、
各ノズル9から噴射される液滴の体積等にバラツキが生
じ、一様な画質の画像を記録できないという問題があっ
た。
【0018】このような問題に対し、各発熱抵抗体間で
発生する熱エネルギーのバラツキを小さくする方法とし
て、以下に示す提案がなされている。まず、特開昭59
−184665号公報では、配線抵抗を発熱抵抗体の
0.5〜2.0倍にすることで、配線抵抗にバラツキが
ある場合でも発生する熱エネルギーのバラツキを小さく
する提案がなされている。特開昭60−204370号
公報では、配線長の短い電極は迂回させたり配線幅を狭
くし、配線抵抗を全ての電極に関して揃える提案がなさ
れている。また、特開平1−99854号公報では、配
線抵抗を発熱体抵抗値の1/3以下にする提案がなされ
ている。
【0019】しかし、発熱抵抗体の配列位置による配線
抵抗のバラツキは、これらの従来の提案を用いても大幅
に改善することは困難であった。また、上述の特開昭6
4−99854号公報に記載されている提案では、発熱
抵抗体を高密度化した場合に電極の配線抵抗値が高くな
り、エネルギー効率が悪化する等の問題点があった。
【0020】また、液滴をノズルから噴射する際の発熱
抵抗体の温度は300℃近傍まで上昇する。そのため、
液滴を繰り返して噴射するのに伴い、金属製の耐液体層
が液体と化学的相互作用により変質を起こす。これによ
って発熱抵抗体の熱効率が長期にわたって経時的に変化
し、噴射した液滴の総数が増加するにつれて液滴の体積
が次第に変化する。
【0021】上述のように配線抵抗に起因して各発熱抵
抗体による熱エネルギーの発生量が異なると、発熱抵抗
体の変質の度合いは、当然、各発熱抵抗体により異なる
ので、経時的な液滴の体積変化の割合は複数のノズル相
互に関して異なったものとなる。このため、従来の液体
噴射記録装置では、液滴の噴射総数が増加するにつれ、
複数のノズル相互の液滴の体積の差が顕著となり、記録
画像の画質は装置の稼働時間の増加に伴い徐々に悪化し
てしまう。
【0022】他の対策例として、例えば特開平8−10
8536号公報に記載されているように、発熱抵抗体の
ノズル側で共通に接続していた共通電極5を、各発熱抵
抗体ごとに後部へ折り返し、また、電源配線と接地電極
配線を2層目の金属配線で形成することにより配線幅を
広くして抵抗を下げ、電圧降下による不具合を非常に小
さくする技術が提案されている。この方式では、上述の
ような経時変化による不具合もなく、有効な方式であ
る。しかし、この文献に記載されている液体噴射記録装
置は、構造的に上述の各構成とは異なり、発熱抵抗体と
各LSIは配線層を挟んで上下に存在している。そのた
め、例えば図13〜図18に示したように各LSIのゲ
ート電極と発熱抵抗体を同時に形成することは不可能で
あり、例えば多結晶Siの着膜およびパターニングを2
回行わなければならず、製造工程が複雑化してコストを
押し上げるという問題があった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、LSIのゲート電極材料と
発熱抵抗体とを多結晶Siで同時に形成できるととも
に、LSIデバイス特性を損なうことなく電源配線にお
ける電圧降下を抑制し、各発熱抵抗体において均一な液
滴を飛翔させ、記録画像の画質の向上を図った液体噴射
記録装置を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体噴射記録
装置において、発熱抵抗体を駆動素子(特にゲート電
極)とともに形成して製造工程を簡素化するとともに、
その上に第1の層間絶縁層、第1の金属配線層、第2の
層間絶縁層、第2の金属配線層をこの順で積層する。こ
のとき、発熱抵抗体の一方の端に、第1の層間絶縁層に
開口されたスルーホールを介して第1の金属配線層と接
続し、その第1の金属配線層は隣接する発熱抵抗体の間
を通して折り返し、第2の層間絶縁膜に開口したスルー
ホールを介して第2の金属配線層で形成された電源配線
に接続する。また、発熱抵抗体の他端は第1の層間絶縁
層に開口したスルーホールを介して第1の金属配線層と
接続し、第1の金属配線層により前記駆動素子の一端に
接続する。さらに駆動素子の他端は、第1の層間絶縁層
に開口したスルーホールを介して第1の金属配線層に接
続し、さらに第2の層間絶縁層に開口したスルーホール
を介して、第2の金属配線層で形成された接地電極配線
に接続する。これによって、第2の金属配線層として形
成する電源配線の配線抵抗を無視できる程度に低下させ
ることができるとともに、この電源配線から各発熱抵抗
体への配線距離を等しくして、各発熱抵抗体における発
熱量を一定にすることができる。そのため、噴射される
液滴の体積がそろい、高画質化を図ることができる。
【0025】また本発明は、液体噴射記録装置の製造方
法において、上述のようにして、発熱抵抗体および駆動
素子を形成し、その上に第1の層間絶縁層、第1の金属
配線層、第2の層間絶縁層、第2の金属配線層を形成
し、その後、ホトリソグラフィー法とドライエッチング
法を用いて発熱抵抗体の上を開口することによりヒータ
部を形成する。これによって、複数の層を1度に、しか
も高精度に加工してヒーターピットを形成することがで
きる。その後、耐液体層、第2の金属配線層の保護膜、
樹脂膜を順次形成すればよい。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の液体噴射記録装
置の実施の一形態を示す断面図、図2ないし図5は、同
じく製造工程の一例を示す工程図、図6ないし図10
は、同じく製造工程の一例における平面レイアウト図で
ある。図中、図11ないし図18と同様の部分には同じ
符号を付してある。51はゲート酸化膜、52は多結晶
Si薄膜、53,54は導電性多結晶Si膜、55は第
1の層間絶縁膜、56は第1の金属配線層、57は折り
返し配線、58は個別電極、59は金属配線、60は第
2の層間絶縁膜、61はVIA開口、62は第2の金属
配線層、63は電源配線、64は接地電極配線である。
【0027】まず図2(A)に示すヒーター基板8とな
るSi基板の表面に、図2(B)に示すように通常のL
OCOS(Local Oxidation of S
i)法を用いてフィールド酸化膜43を形成し、トラン
ジスタ領域を規定する。ここでは、後にロジック回路領
域44および駆動素子21の領域等に相当する領域をフ
ィールド酸化膜43によってそれぞれ分離している。フ
ィールド酸化膜43は、例えば1000℃の水素燃焼酸
化で約1.5μm成長させて形成することができる。こ
のフィールド酸化膜43は、素子分離用としてだけでな
く、後に発熱抵抗体である多結晶Siの下の蓄熱層とし
ても機能させるので、できるだけ厚いことが望ましい。
【0028】続いて図2(C)に示す工程において、ト
ランジスタのゲート酸化膜51を形成する。このゲート
酸化膜51は、例えば、1000℃の水素燃焼酸化で約
1μm成長させて形成することができる。
【0029】続いて図2(D)に示す工程において、M
OSトランジスタのゲート電極34と発熱抵抗体部31
の材料となる多結晶Si薄膜52を着膜する。多結晶S
i薄膜52は、例えばCVD(化学的気相成長)法で約
0.4μm着膜させることができる。次に図2(E)に
示す工程において、多結晶Si薄膜52にn型不純物で
あるリンをイオン注入法にて全面に導入する。この段階
で多結晶Si薄膜52は、導電性多結晶Si膜53にな
る。この導電性多結晶Si膜53は、後に高抵抗多結晶
Si32となるものである。さらに図3(A)に示す工
程において、高抵抗多結晶Si32となる領域をホトリ
ソグラフィー法で形成したレジストで覆い、n型不純物
であるリンをイオン注入し、高抵抗多結晶Si32とな
る領域を除く領域を、さらに抵抗の低い導電性多結晶S
i膜54にする。この抵抗の低い導電性多結晶Si膜5
4は、発熱抵抗体部31の低抵抗多結晶Si33あるい
はMOSトランジスタのゲート電極34となるものであ
る。続いて図3(B)に示す工程において、ホトリソグ
ラフィー法とフッ素系のガスを用いたドライエッチング
法を用いて、発熱抵抗体部31と、M0Sトランジスタ
のゲート電極34をパターニング(加工)する。発熱抵
抗体部31は、高抵抗多結晶Si32および低抵抗多結
晶Si33によって構成される。
【0030】その後、図3(C)に示す工程において、
MOSトランジスタのソース/ドレイン拡散層35を、
批素のイオン注入法とその後の熱処理にて形成する。続
いて図3(D)に示す工程において、第1の層間絶縁膜
55を形成する。ここでは、第1の層間絶縁膜55とし
て、CVD法で約600nm着膜したBPSG(Bor
ophospho silicate glass)膜
に平坦化のための熱処理を施したものを用いる。この段
階での平面レイアウトを図6に示す。各構成要素である
発熱抵抗体31、駆動素子21、ロジック回路領域44
が個別に形成されている。また、駆動素子21のゲート
電極34は、導電性多結晶Si膜54によってロジック
回路領域44に接続されている。
【0031】続いて図3(E)に示す工程において、ホ
トリソグラフィー法とフッ素系のガスを用いたドライエ
ッチング法にて各素子の電気的接続口となるコンタクト
ホール37を開口する。この段階での平面レイアウトを
図7に示す。なお、駆動素子21のゲート電極34から
延びる導電性多結晶Si膜54についても、ロジック回
路領域44内でロジック回路と接続するためのコンタク
トホールが形成される。
【0032】続いて図4(A)に示す工程において、第
1の金属配線層56を形成する。ここでは第1の金属配
線層56として、スパッタ法で約1μm着膜したAl−
1%Si膜を用い、パターニングはホトリソグラフィー
法と塩素系ガスを用いたドライエッチング法で実施し
た。ドライエッチング法を用いることによって微細な配
線を形成することができ、ウェットエッチング法に比
べ、高精細化が可能である。また図4(A)以降では、
このパターニング後の第1の金属配線層56を、機能ご
とに、折り返し配線57,個別電極58,金属配線59
として示している。この段階での平面レイアウトは、図
8に示すようになる。折り返し配線57は、図8に示す
ように発熱抵抗体部31のノズル側の低抵抗多結晶Si
33から、隣接する発熱抵抗体部31の間を折り返して
配線されている。また、個別電極58は、発熱抵抗体部
31の他側の低抵抗多結晶Si33と駆動素子21の一
端を接続する。金属配線59は、駆動素子21の他端を
電気的に接続している。
【0033】続いて図4(B)に示す工程において、第
1の金属配線層56と後述する第2の金属配線層62の
間を電気的に絶縁するための第2の層間絶縁膜60を形
成する。ここでは第2の層間絶縁膜60として、シラン
系のガスを用いたプラズマCVD法で形成した約700
nmのSi酸化膜を用いる。
【0034】続いて図4(C)に示す工程において、第
1の金属配線層56と第2の金属配線層62の接続口と
なるいわゆるVIA開口61をホトリソグラフィー法と
フッ素系ガスを用いたドライエッチング法にて開口す
る。この段階での平面レイアウトを図9に示している。
折り返し配線層57の端部と、駆動素子21の他端と接
続されている金属配線59の上に開口されている。
【0035】次に図4(D)に示す工程において、第2
の金属配線層62を形成する。ここでは第2の金属配線
層62として、スパッタ法で約1μm着膜したAl−1
%Si膜を用い、パターニングはホトリソグラフィー法
と塩素系ガスを用いたドライエッチング法で実施した。
また、図4(D)以降では、この第2の金属配線層62
を、機能ごとに電源配線63,接地電極配線64として
示している。この段階での平面レイアウトを図10に示
している。折り返し配線57および駆動素子21の金属
配線59は、VIA開口61を介してそれぞれ第2の金
属配線層62で形成される電源配線63および接地電極
配線64に接続されている。図10に示すように、電源
配線63および接地電極配線64を幅広く形成できるた
め、これらの配線を十分に低抵抗化することができる。
そのため、実用的な駆動条件において電源配線63およ
び接地電極配線64における電圧降下はほとんど無視で
きるレベルまで抑制することができる。なお、第2の金
属配線層62は、ボンディングパッド39の部分にも形
成され、この部分の強度を増している。
【0036】続いて図5(A)に示す工程において、発
熱抵抗体部31の上部の絶縁膜、すなわち第1の層間絶
縁膜55と第2の層間絶縁膜60の2層の膜をホトリソ
グラフィー法とフッ素系ガスを用いたドライエッチング
法にて除去してヒーターピット8を形成する。ここでは
異種の2層構造の膜、すなわち第1の層間絶縁膜55と
第2の層間絶縁膜60を除去するため、従来、ヒーター
ピットの加工に用いていたウェットエッチング法ではい
わゆるアンダーカットが発生するため、両者のエッチン
グレートを高精度で合わせない限り、形状の制御が難し
い。その点、ドライエッチング法による加工では膜種に
よらずほぼ垂直に加工できるため、2層構造の膜でも形
状制御性よく加工できるという利点がある。
【0037】続いて図5(B)に示す工程において、耐
液体層40を形成する。耐液体層40としては、Si窒
化膜とTa膜を用いることができる。Si窒化膜は、ア
ンモニア系ガスを用いたプラズマCVD法で着膜するこ
とができ、その上にTa膜をスパッタ法で着膜すること
ができる。これら2層膜をホトリソグラフィー法とフッ
素系ガスを用いたプラズマエッチング法でパターニング
する。耐液体層40は、ヒーターピット8の凹部を覆う
ように形成される。
【0038】続いて図5(C)に示す工程において、第
2の金属配線層62等が形成されたデバイス表面を保護
する表面保護膜41を形成する。表面保護膜41として
は、CVD法で形成した燐珪酸ガラス(PSG)膜を用
いることができ、パターニングはホトリソグラフィー法
とフッ酸溶液を用いたウェットエッチング法により行う
ことができる。最後に図5(D)に示す工程において、
液体からデバイスを保護するための樹脂層42を形成す
る。ここでは樹脂層42として感光性ポリイミドを用
い、露光現像によりヒーターピット8の部分を開口し
た。このようにして、ヒーター基板3の作製を完了す
る。
【0039】一方、流路基板1については従来と同様で
あり、例えばSi基板に、発熱抵抗体部31に対応した
液体流路となる溝と、液体リザーバおよび液体供給口4
5となる貫通孔を形成する。そして、上述のようにして
作製されたヒーター基板3と位置合わせ後、接合する。
これによって、図1に示すような液体噴射記録装置が作
製される。
【0040】このようにして作製された液体噴射記録装
置では、上述のように電源配線63および接地電極配線
64における電圧降下をほとんど無視できる程度にする
ことができるので、各発熱抵抗体部31に均等に電気エ
ネルギーを供給することができ、ほぼそろった液量の液
滴を噴射し、記録を行うことができる。そのため、高画
質の画像を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、LSIのゲート電極材料として用いている多
結晶Siを発熱抵抗体として用い、LSIのゲート電極
とともに発熱抵抗体を形成することができるので、製造
工程を簡素化し、低コスト化を実現することができる。
また、このような構成においても、LSIデバイス特性
を損なうことなく、2層目の金属配線で構成される電源
配線と接地電極配線を幅広のパターンとして形成するこ
とが可能となり、電源配線等における電圧降下を抑制
し、各発熱抵抗体の発熱によって噴射される液滴量を均
一にして高画質化を図ることができる。さらに、折り返
し電極配線とヒーターピットをドライエッチングなどの
RIE法で加工しているため、その形状を正確に形成す
ることができ、微細化が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態を
示す断面図である。
【図2】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態に
おける製造工程の一例を示す工程図である。
【図3】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態に
おける製造工程の一例を示す工程図(続き)である。
【図4】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態に
おける製造工程の一例を示す工程図(続き)である。
【図5】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態に
おける製造工程の一例を示す工程図(続き)である。
【図6】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態の
製造工程の一例における多結晶Siの形成後の平面レイ
アウト図である。
【図7】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態の
製造工程の一例におけるコンタクトホールを形成後の平
面レイアウト図である。
【図8】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態の
製造工程の一例における第1の金属配線層を形成後の平
面レイアウト図である。
【図9】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態の
製造工程の一例におけるVIA開口形成後の平面レイア
ウト図である。
【図10】 本発明の液体噴射記録装置の実施の一形態
の製造工程の一例における第2の金属配線層を形成後の
平面レイアウト図である。
【図11】 サーマルタイプの液体噴射記録装置におけ
る液体噴射過程の一例の説明図である。
【図12】 従来のサーマルタイプの液体噴射記録装置
においてヒーター基板上に形成される発熱抵抗体を含む
電気回路の概略を示す平面図である。
【図13】 発熱抵抗体の材料として多結晶Siを用い
た場合の従来の液体噴射記録装置の製造工程の一例を示
す断面図である。
【図14】 発熱抵抗体の材料として多結晶Siを用い
た場合の従来の液体噴射記録装置の製造工程の一例を示
す断面図(続き)である。
【図15】 発熱抵抗体の材料として多結晶Siを用い
た場合の従来の液体噴射記録装置の製造工程の一例を示
す多結晶Si形成後の平面図である。
【図16】 発熱抵抗体の材料として多結晶Siを用い
た場合の従来の液体噴射記録装置の製造工程の一例を示
すコンタクトホール形成後の平面図である。
【図17】 発熱抵抗体の材料として多結晶Siを用い
た場合の従来の液体噴射記録装置の製造工程の一例を示
す金属配線層を形成後の平面図である。
【図18】 従来の液体噴射記録装置の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1…流路基板、2…液体流路、3…ヒーター基板、4…
個別電極、5…共通電極、6…発熱抵抗体、7…樹脂
層、8…ヒーターピット、9…ノズル、10…液体、1
1…気泡、12…液滴、21…駆動素子、22…接地電
極、31…発熱抵抗体部、32…高抵抗多結晶Si、3
3…低抵抗多結晶Si、34…ゲート電極、35…ソー
ス/ドレイン拡散層、36…層間絶縁膜、37…コンタ
クトホール、38…金属配線層、39…ボンディングパ
ッド、40…耐液体層、41…表面保護膜、42…樹脂
層、43…フィールド酸化膜、44…ロジック回路領
域、45…液体供給口、51…ゲート酸化膜、52…多
結晶Si薄膜、53,54…導電性多結晶Si膜、55
…第1の層間絶縁膜、56…第1の金属配線層、57…
折り返し配線、58…個別電極、59…金属配線、60
…第2の層間絶縁膜、61…VIA開口、62…第2の
金属配線層、63…電源配線、64…接地電極配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 孝行 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2C057 AF54 AG46 AG83 AG91 AK07 AP11 AP51 AQ02 BA05 BA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に列状に発熱抵抗体が形成される
    とともに該発熱抵抗体を駆動する駆動素子が形成され、
    さらに第1の層間絶縁層、第1の金属配線層、第2の層
    間絶縁層、第2の金属配線層がこの順で積層されてお
    り、前記発熱抵抗体の一方の端に前記第1の層間絶縁層
    に開口されたスルーホールを介して前記第1の金属配線
    層と接続されるとともに該第1の金属配線層は隣接する
    前記発熱抵抗体の間を通って折り返され前記第2の層間
    絶縁膜に開口したスルーホールを介して前記第2の金属
    配線層で形成された電源配線に接続され、前記発熱抵抗
    体の他端には前記第1の層間絶縁層に開口したスルーホ
    ールを介して前記第1の金属配線層と接続されるととも
    に該第1の金属配線層により前記駆動素子の一端に接続
    され、前記駆動素子の他端に接続された前記第1の金属
    配線層は前記第2の層間絶縁層に開口したスルーホール
    を介して前記第2の金属配線層で形成された接地電極配
    線に接続されていることを特徴とする液体噴射記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記発熱抵抗体は多結晶Siであること
    を特徴とする請求項1に記載の液体噴射記録装置。
  3. 【請求項3】 基板上に列状に発熱抵抗体を形成すると
    ともに該発熱抵抗体を駆動する駆動素子を形成した後、
    第1の層間絶縁膜を形成し、前記発熱抵抗体の両端およ
    び前記駆動素子の接続端に接続口となるスルーホールを
    前記第1の層間絶縁膜に形成し、前記スルーホールを介
    して前記発熱抵抗体と接続する配線を少なくとも形成す
    る第1の金属配線層を形成し、続いて第2の層間絶縁膜
    を形成するとともに第1の金属配線層と第2の金属配線
    層を接続するスルーホールを形成し、さらに電源配線お
    よび接地電極配線を含む第2の金属配線層を形成し、そ
    の後ホトリソグラフィー法とドライエッチング法を用い
    て前記発熱抵抗体の上を開口することによりヒータ部を
    形成し、該ヒータ部に耐液体層を形成し、前記第2の金
    属配線層の保護膜、樹脂膜を順次形成することを特徴と
    する液体噴射記録装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記発熱抵抗体として多結晶Siを用い
    ることを特徴とする請求項3に記載の液体噴射記録装置
    の製造方法。
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