JP2000107787A - 廃水処理方法 - Google Patents

廃水処理方法

Info

Publication number
JP2000107787A
JP2000107787A JP10285098A JP28509898A JP2000107787A JP 2000107787 A JP2000107787 A JP 2000107787A JP 10285098 A JP10285098 A JP 10285098A JP 28509898 A JP28509898 A JP 28509898A JP 2000107787 A JP2000107787 A JP 2000107787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
wastewater
organic
reaction tank
matter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10285098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Hashizume
隆夫 橋爪
Yutaka Miyamoto
豊 宮本
Yoichi Kawaguchi
洋一 川口
Tetsuo Takahashi
哲郎 高橋
Yuji Yasuda
雄二 保田
Hiroaki Sudo
広明 須藤
Tetsuo Sawazaki
哲郎 沢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP10285098A priority Critical patent/JP2000107787A/ja
Publication of JP2000107787A publication Critical patent/JP2000107787A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/15Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary plane filtering surfaces
    • B01D33/21Filters with filtering elements which move during the filtering operation with rotary plane filtering surfaces with hollow filtering discs transversely mounted on a hollow rotary shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D33/00Filters with filtering elements which move during the filtering operation
    • B01D33/35Filters with filtering elements which move during the filtering operation with multiple filtering elements characterised by their mutual disposition
    • B01D33/37Filters with filtering elements which move during the filtering operation with multiple filtering elements characterised by their mutual disposition in parallel connection

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Activated Sludge Processes (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機物、窒素、固形物を高濃度で含有する廃
水(高濃度廃水)の前処理として有効な加水分解・有機
酸発酵工程の効率が向上し、余剰汚泥の発生量のさらに
少ない廃水処理方法、及び有機物、窒素、固形物を低濃
度で含有する廃水(低濃度廃水)の高度処理に適用され
る硝化・脱窒効率を高めた廃水処理方法を提供するこ
と。 【解決手段】 高濃度廃水を、第1の生物反応槽に導入
して前記廃水中の有機性固形物を溶解性有機物に転換し
た後、回転平膜を用いた固液分離装置により固液分離
し、固液分離により得られる低濃度廃水を、第2の生物
反応槽に導入して焼却灰の溶融生成物を付着担体とする
硝化・脱窒菌の作用により硝化・脱窒することを特徴と
する廃水処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はし尿処理施設や下水
処理施設の生物処理(硝化脱窒処理)の前処理や後処
理、産業廃水、農畜産業廃水等の高濃度又は低濃度の固
形物、有機物、窒素等を含有する廃水の処理に適した廃
水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の廃水の生物学的処理方法は図5に
示すように、原廃水を細目スクリーンなどの簡易処理工
程2に導入して粗大固形物や夾雑物を除去した後に、廃
水1は生物反応槽3に導入される。該生物反応槽3にお
いては有機物や窒素除去のための活性汚泥法、生物学的
硝化脱窒素法など各種の微生物による生物学的処理を適
用し、処理後の混合液はその後に設置する固液分離装置
4に送られ、ここで生物反応槽3中の微生物を分離回収
し、固液分離水は処理水17とする。回収微生物の一部
は返送汚泥5として生物反応槽3に循環し、残部は余剰
汚泥6として引抜く。
【0003】余剰汚泥6は汚泥処理工程で処理される
が、まず、濃縮装置7、脱水装置8で固形物濃度を大幅
に増大させ(3〜4%→30〜40%)、しかる後に、
乾燥・焼却装置9に導入し、最終的には焼却灰10と排
ガス11になる。生物反応槽3は、処理目的に合わせて
好気性、嫌気性のいずれでもよい。
【0004】従来の生物学的処理法から発生する余剰汚
泥量は、簡易処理工程2の後の廃水1中の固形物のうち
生物反応槽3で分解されなかったものの量と溶解性有機
物を基質とする菌体の増殖量の総和から生物反応槽内浄
化微生物の自己分解量を差引いたものであるが、簡易処
理後の廃水1中の固形物の生物反応槽3での分解能力は
一般にきわめて小さい。そのため余剰汚泥量の大半は、
簡易処理工程2の後の廃水1中の固形物に起因し、これ
によって汚泥処理工程で処理すべき汚泥量がきわめて多
いことから汚泥処理工程が過大で設備費、運転経費がか
さむという基本的問題点があった。したがって、汚泥処
理工程をコンパクト化するとともに、設備費、運転経費
を低減するためには、余剰汚泥量そのものを低減するこ
とが根本的な課題であり、特に有機物、窒素、固形物を
高濃度で含有する廃水の処理の場合には問題が大きい。
【0005】ところで、固形物分解能力の高い廃水の生
物学的処理法として嫌気性消化法が従来から知られてい
るが、これは、加水分解・有機酸発酵とメタン発酵の組
合せによるもので、野生の土壌微生物の自然のサイクル
を利用して加水分解・有機酸醗酵とメタン醗酵を単一槽
で行なう方法として一般化しており、加水分解・有機酸
発酵とメタン発酵をそれぞれ具体的な工程として独立さ
せることはきわめて困難であった。
【0006】しかし、近年この両者を独立させて行う嫌
気性消化法も研究が進み、本発明者等はすでに特開平8
−89991号公報において、「(1)有機物、窒素、固
形物を高濃度で含有する廃水の生物学的処理方法におい
て、処理すべき廃水を予じめ生物反応槽に導入して同廃
水中の固形物を加水分解・有機酸醗酵により溶解性有機
物に転換したのち、その処理液を通常の生物学的処理法
で処理することを特徴とする廃水の処理方法、及び(2)
有機物、窒素、固形物を高濃度で含有する廃水の生物学
的処理方法において、処理すべき廃水を濃縮分離により
濃縮分離液と濃縮分離上澄み液とに分離し、同濃縮分離
液を生物反応槽に導入してその固形物を加水分解・有機
酸醗酵により溶解性有機物に転換したのち、その処理液
と前記濃縮分離上澄み液との混合液を通常の生物学的処
理法で処理することを特徴とする廃水の処理方法」を提
案しており、この方法によれば余剰汚泥発生量を大幅に
低減することができる。
【0007】さらに、本発明者等は前記加水分解・有機
酸発酵を行う生物反応槽内の混合液(反応液)中に微量
の酸素含有ガスを供給しつつ反応させること、該反応液
の酸化還元電位を一定の値に保持して反応させること、
該反応液のpHを中性又は酸性にコントロールして反応
させること、さらには反応槽を中仕切りを設けた二槽式
にすることの各手段が余剰汚泥発生量低減に非常に効果
が大きいことを見いだし、前記方法の改良方法として提
案した(特願平8−177794号)。
【0008】一方、下水を一旦処理したあとの一次処理
水など、有機物、窒素、固形物を低濃度で含有する廃水
の高度処理方法として、図6にその基本構成を示すよう
なろ過塔形式の廃水処理装置を使用する方法がある。図
6において、ろ過塔32内には透水性の高い充填材33
が充填され、主として硝化菌が付着した硝化ゾーン34
と主として脱窒菌が付着した脱窒ゾーン35とに分割さ
れている。下水を一次処理(生物処理)した処理水など
の有機物、窒素、固形物を低濃度で含有する廃水である
低濃度廃水31はろ過塔32の上部に導入され、硝化ゾ
ーン34及び脱窒ゾーン35を通過して、アンモニア態
窒素の硝化・脱窒を主体とした高度処理され、処理水3
6は系外へ放流される。処理水36の一部は循環経路3
8を介してろ過塔32の上部に循環される。また、硝化
ゾーン34と脱窒ゾーン35の中間部には通気ブロア3
7から空気が送り込まれ、硝化ゾーン34内に散気され
る。充填材33としては砕石、各種プラスチック製充填
材などが使用され、廃水中に含まれる微量の微生物が付
着して硝化ゾーン34及び脱窒ゾーン35を形成してい
る。循環中の硝化菌(亜硝酸菌、硝酸菌)、脱窒菌は混
合された状態であるが各々の生育ゾーンで付着し、増殖
する。
【0009】このような有機物、窒素、固形物を低濃度
で含有する廃水の高度処理方法においては、ろ過塔に用
いる充填材は高価でありながら微生物の付着量が少ない
ため、処理効率が悪く、特に廃水温度が低くなる冬季に
は処理水の水質が不安定になるという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の実状に鑑みてなされたものであり、前記有機
物、窒素、固形物を高濃度で含有する廃水の前処理とし
て有効な加水分解・有機酸発酵工程の効率が向上し、余
剰汚泥の発生量のさらに少ない廃水処理方法、及び有機
物、窒素、固形物を低濃度で含有する廃水の高度処理に
適用される、例えばろ過塔形式の処理装置を使用する方
法における硝化・脱窒効率を高めた廃水処理方法を提供
することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する手段として、次の(1)〜(3)の態様を含むもの
である。 (1)有機物、窒素、固形物を高濃度で含有する廃水
を、加水分解・有機酸醗酵を行う生物反応槽に導入して
前記廃水中の有機性固形物を溶解性有機物に転換し、そ
の後固液分離して固形分の一部を返送汚泥として前記生
物反応槽へ返送し、残部は余剰汚泥として処理する工程
を有する廃水処理方法において、前記固液分離を回転平
膜を用いた固液分離装置により行なうことを特徴とする
廃水処理方法。 (2)有機物、窒素、固形物を低濃度で含有する廃水
を、硝化菌及び脱窒菌の作用により硝化・脱窒を行う生
物反応槽に導入して前記廃水中のアンモニア態窒素を硝
化・脱窒する工程を有する廃水処理方法において、前記
硝化菌及び脱窒菌の付着担体として焼却灰の溶融生成物
を使用することを特徴とする廃水処理方法。 (3)有機物、窒素、固形物を高濃度で含有する廃水
を、加水分解・有機酸醗酵を行う第1の生物反応槽に導
入して前記廃水中の有機性固形物を溶解性有機物に転換
した後、前記廃水を回転平膜を用いた固液分離装置によ
り固液分離し、固形分の一部を返送汚泥として前記第1
の生物反応槽へ返送すると共に残部は余剰汚泥として処
理し、固液分離により得られる有機物、窒素、固形物を
低濃度で含有する廃水を、第2の生物反応槽に導入して
焼却灰の溶融生成物を付着担体とする硝化・脱窒菌の作
用により硝化・脱窒することを特徴とする廃水処理方
法。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に前記本発明(1)の方法の
一実施態様を示す。この態様は加水分解・有機酸醗酵を
行う生物反応槽に微量の酸素を供給しながら反応させる
ものである。図1において図5と同じ符号の部分は図5
と同じものを意味する。従来法と同様に粗大固形物や夾
雑物を細目スクリーン等の簡易処理工程2により除去し
た後の廃水1を、外部より酸素が混入しない気密な構成
の加水分解・有機酸醗酵用の生物反応槽12に導入す
る。該生物反応槽12には、微生物により加水分解・有
機酸醗酵をさせるために、し尿処理場の消化汚泥等が入
れてある。該生物反応槽12内の上記廃水1と消化汚泥
等の混合液に、酸素含有ガス供給ライン18から微量の
酸素を供給しつつ加水分解・有機酸発酵を行い、固形物
の分解及び溶解性有機物への転換をはかる。その後、固
液分離装置13で微生物を分離回収し、一部を返送汚泥
14として生物反応槽12に循環し、残部は余剰汚泥1
5として引抜き、汚泥処理工程の濃縮装置7へ送る。固
液分離流出水16は通常の生物反応槽3へ送り、ここで
通常の活性汚泥法、生物学的硝化脱窒素法などの処理を
行った後、固液分離装置4で固液分離水を処理水17と
して分けるとともに、微生物を回収し、一部は返送汚泥
5として生物反応槽3へ戻し、余剰汚泥6は濃縮装置7
へ送り、以下は図5の例と同様に処理する。トータルの
余剰汚泥発生量は、一部余剰汚泥15と余剰汚泥6の和
であり、この量が従来法による場合の発生量より少なく
なる。
【0013】この方法においては、供給された微量の酸
素が生物反応槽中に存在する通性嫌気性微生物の酸発酵
活性を増大させるとともに偏性嫌気性細菌(酸素が存在
すると死滅する性質を持つ細菌群)であるメタン発酵菌
の増殖を阻害し、酸発酵反応相とメタン発酵反応相を分
離することができる。酸素により酸発酵活性が増大する
理由は酸発酵に関与する微生物の大多数が通性嫌気性細
菌であり酸素が存在すると通常発酵反応以外にTCA回
路、電子伝達系における反応が付加的に機能するためと
考えられている。
【0014】しかしながら過剰の酸素は酸発酵活性を低
下させるため、適正値が存在し、酸素濃度として0.0
5〜0.1ppmが望ましい。生物反応槽内に微量の酸
素を供給することにより、有機固形物が液状である有機
酸へ分解する効率がよくなるため、余剰汚泥の発生が少
なくなる。本発明に用いる酸素含有ガスとしては、空気
の外に酸素を含む廃ガス等でもよい。
【0015】図示省略するが本発明の他の実施態様とし
て、生物反応槽における加水分解・有機酸醗酵の際の酸
化還元電位を一定に保持する、加水分解・有機酸醗酵の
際のpHを中性ないし酸性に維持して行なう、有機酸に
転換する反応を2段で行なう、などの態様も効果的であ
る。
【0016】加水分解・有機酸醗酵の際の酸化還元電位
を一定に保持する場合の酸化還元電位の範囲は−300
mV〜−500mVであることが特に望ましく、酸化還
元電位をこの範囲に保持することによりメタン醗酵反応
を抑制するとともに、硫酸還元菌等の増殖により生成有
機酸の消費を抑えることが可能になり、酸醗酵反応とメ
タン醗酵反応を効果的に分離することができる。したが
って固形物の分解効率が向上し、汚泥発生量を減少でき
る。
【0017】酸化還元電位調整剤としては、酸化剤又は
還元剤を用いるが、具体的には例えば空気,廃ガス等の
酸素含有ガス、過酸化水素又はアスコルビン酸等が挙げ
られる。これらの酸化還元電位調整剤は生物反応槽内の
電子移動を行い、酸化還元電位を適正値に調整する。
【0018】加水分解・有機酸醗酵の際のpHを中性な
いし酸性に維持して行なう場合の作用は次のとおりであ
る。すなわち、嫌気性消化反応のメタン発酵相(ガス化
反応)至適pHは一般にpH7.5〜8.0程度と考え
られており、メタン発酵相の前反応である酸発酵相(固
形物の可溶化反応)の至適pH(5.5〜7.0)とは
異なっている。そこで生物反応槽12中の混合液のpH
を5.5〜7.0にコントロールすることにより嫌気性
消化反応から酸発酵相を分離できる。生物反応槽に酸性
液を供給して、反応槽内混合液を中性又は酸性にするこ
とにより、有機固形物が、液状である有機酸へ分解する
効率が良くなるため、余剰汚泥が少なくなる。
【0019】有機性固形物を分解及び溶解性有機物へ転
換する反応槽を図3に示すように連続した2槽とする、
すなわち2段とすることにより、2槽目には1槽目での
有機性固形物分解残渣のみが流入するようになる。な
お、1槽目に撹拌手段を設けて有機性固形物分解残渣を
浮遊させておくことにより効率的に該有機性固形物分解
残渣を2槽目に流入させることができる。このようにす
ると該2槽目では有機性固形物分解残渣を高効率で分解
する微生物が増殖するようになり、有機性固形物の分解
率が向上し、汚泥発生量を減少できる。なお、このよう
な2段処理を、前記した反応液中に微量の酸素含有ガス
を供給しつつ反応させる態様、反応液の酸化還元電位を
一定の値に保持して反応させる態様、反応液のpHを中
性又は酸性にコントロールして反応させる態様に適用す
ることは非常に有効である。
【0020】前記特願平8−177794号の方法にお
いては、廃水を加水分解・有機酸醗酵を行う生物反応槽
に導入し、該廃水中の有機性固形物を溶解性有機物に転
換した後の固液分離手段は特に限定されておらず、重力
分離、遠心分離、膜分離のいずれでもよいとされてい
る。本発明はこの固液分離手段として回転平膜を用いた
固液分離装置を使用することを特徴とする。回転平膜を
用いた固液分離装置は高濃度固形物懸濁液に対して低圧
・低動力で運転でき、液からの固形物回収率が高く(ほ
ぼ100%)という特徴を有するもので、特に嫌気性な
いし微好気性処理の場合に好適なものである。なお、本
発明における加水分解・有機酸醗酵は基本的には嫌気性
処理であり、微量の酸素を供給しながら行う場合は微好
気性処理となる。
【0021】図2に回転平膜モジュールの1例を示す。
図2(a)は全体説明図、図2(b)は回転平膜ディス
クの一部拡大断面を示す説明図である。この回転平膜モ
ジュールは円形ディスク26の両面にスペーサ27を挟
んで、ポリスルホン系材料などの膜28が取付けられた
回転平膜ディスク21が処理水25の流路を兼ねる回転
軸22に取付けられ、駆動装置23により回転するよう
に構成されている。回転平膜ディスク21を液中に浸漬
させた状態で回転軸22の流路方向から吸引することに
より懸濁物を含む原水24は膜28で固形物をろ過さ
れ、処理水25として排出される。このような固液分離
装置を使用することにより、通常この分野において多用
されている遠心分離法やチューブラ型の膜分離装置を使
用した場合に比較して高濃度固形物含有懸濁液に適用し
た際に低圧・低動力で運転でき、液からの固形物回収率
が高いというメリットがある。
【0022】次に、前記本発明(2)の方法の一実施態
様を図6に従って説明する。この方法は有機物、窒素、
固形物を低濃度で含有する廃水(低濃度廃水31)を、
硝化菌及び脱窒菌の作用により硝化・脱窒を行なうこと
により、更に高度に処理するものである。この方法で使
用する装置構成は従来技術と同じであるが、本発明は、
例えばろ過塔2内に充填する充填材(付着担体)33と
して、一般のごみ焼却炉から出る焼却灰の溶融生成物を
使用することを特徴とする。この溶融生成物からなる充
填材33は、従来使用されている砕石やプラスチック類
に比較して微生物が付着しやすく、処理対象廃水中に含
まれる硝化菌、脱窒菌などの微生物が容易に付着し、優
れた処理性能を示す硝化ゾーン34及び脱窒ゾーン35
が形成される。
【0023】硝化ゾーン34及び脱窒ゾーン35を形成
する硝化菌や脱窒菌は、通常の場合は処理対象廃水中に
含まれる微生物をそのまま使用すればよいが、微工研菌
寄第12555号の低温耐性亜硝酸菌などの低温耐性菌
を使用することにより、廃水温度の低い冬季においても
安定した処理能力を発揮させることができる。処理効率
は亜硝酸菌の活性が律速なので、低温耐性亜硝酸菌の使
用が特に効果的である。
【0024】前記本発明(3)の方法は有機物、窒素、
固形物を高濃度で含有する廃水を、前記(1)の方法に
従って加水分解・有機酸醗酵により処理して有機物、窒
素、固形物を低濃度で含有する廃水(低濃度廃水)と
し、この低能度廃水を前記(2)の方法に従って硝化・
脱窒菌の作用により硝化・脱窒を行って高度処理を行う
ものである。なお、本発明において有機物、窒素、固形
物を高濃度あるいは低濃度で含有する廃水とは、有機
物、窒素、固形物が高濃度の場合でそれぞれ約7000
〜8000mg/リットル、約3000mg/リットル
及び約10000mg/リットル程度、低濃度の場合で
それぞれ約500mg/リットル、約50mg/リット
ル及び約1000mg/リットル程度を目安とするが、
これらの数値は本発明の適用範囲を規定するものではな
い。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 (実施例1)図3に概略の系統図を示す装置を用いて、
本発明(1)の方法により有機物、窒素、固形物を高濃
度で含有する廃水である原液(し尿)中の固形物連続分
解試験(微好気性酸醗酵連続運転試験)を行った。
【0026】〔試験方法〕図3の構成において、200
リットル容積の酸醗酵反応槽(第1生物反応槽32及び
第2生物反応槽33、各々100リットル)内には消化
汚泥が充填されており、廃水(一次スクリーン透過液)
31が供給される。また酸醗酵反応槽は空気供給ライン
38より微量の空気が補給される以外には気体が入らな
いように気密に構成されている。試験は一定量の酸醗酵
槽反応液を引き抜き、これと同量の廃水を投入する半連
続処理方式( Fill and Draw 方式)で行い、引き抜い
た反応液は回転平膜で固液分離し、汚泥濃縮液は酸醗酵
反応槽(第1生物反応槽)に返送した。通気量は酸醗酵
反応液のORPを指標にして調整した。酸醗酵反応槽は
反応槽容積100リットルで運転を開始し、39日運転
後200リットルへ容積アップした。この試験において
処理対象液及び処理水中の有機物、窒素、固形物の濃度
は、前者がそれぞれ約10000mg/リットル、約3
000mg/リットル及び約12000mg/リットル
であり、後者ではそれぞれ約1000mg/リットル、
約2000mg/リットル及び10mg/リットル以下
であった。
【0027】〔試験条件〕 (a) 酸醗酵部 (1) 反応槽容積・・・・・ 200〔リットル〕 (2) 原液流入量・・・・・ 40〔リットル/d〕 (3) 汚泥引抜き量・・・・・ 40〔リットル/d〕 (4) HRT(液滞留時間)・・・・・ 5〔d〕 (5) 培養温度・・・・・・・・ 35〔℃〕 (6) ORP・・・・・ −400〜−500〔mV〕 (7) 通気量・・・・・・・(第1生物反応槽)6〔リッ
トル/min〕 (第2生物反応槽)5〔リットル/min〕 (8) 種汚泥・・・・・・・ 神奈川県A市衛生プラント
嫌気性消化汚泥 (9) 処理対象液・・・・・ 除渣生し尿(一次スクリー
ン透過液) (b) 固液分離部(回転平膜) (10)使用装置・・・・・ 日立プラント製回転平膜装置 (11)フラックス(透過液流束)・・・・・約0.2〔m
3 −液量/m2 −膜面積/d〕 (12)運転方法・・・・・・ 5min吸引/5min停
止 (13)循環流量・・・・・・ 3〔リットル/min〕
【0028】〔分析項目・測定方法〕 粗繊維 MLSS MLVSS COD 揮発性有機酸(VOA) T−N NH4 −N (注)分析法は全て「下水試験法」に従った。ただし、
は溶解性固形物(DS)の分離は孔径1μmの膜ろ過
により実施、のS−CODは孔径1μmの膜ろ過液に
ついて実施。
【0029】〔結果〕前記測定項目中、汚泥量に関して
は、微好気性酸醗酵連続運転において反応槽内汚泥濃度
がほぼ一定になったと考えられた時点で汚泥の引き抜き
を開始し、定常運転状態のVSS(基質:有機性固形
物)分解率を計算した。このときのVSS分解率η
〔%〕は次式により計算した。結果は図4に示すとおり
であり、本プロセスにおけるVSS分解率は約80〜8
5%であった。なお、この試験において反応槽内汚泥濃
度(VSS濃度)はほぼ180,000mg/リットル
であったが、このような高濃度原液の場合、通常の排水
処理で用いられるチューブラ型膜分離装置は適用困難で
あった。
【数1】η=〔(Q・So −Qe ・Se −Qw ・Sr )
/(Q・So )〕×100 Q : 流入原液量〔リットル/d〕 Qe : 流出(処理)液量〔リットル/d〕 Qw : 引抜き反応槽液量〔リットル/d〕 So : 流入原液中基質濃度〔mg/リットル〕 Se : 流出液中基質濃度〔mg/リットル〕 Sr : 引抜き反応槽液中基質濃度〔mg/リットル〕 ここで(Q,So )、(Qe ,Se )及び(Qw ,Sr
)は、それぞれ図3の符号31、37及び36の位置
での測定値である。
【0030】(実施例2)図7に概略の構成及び寸法を
示す装置を用いて、本発明(2)の方法により下水一次
処理水(下水を一次処理した低濃度廃水31)の硝化・
脱窒処理を行った。なお、図7の装置構成は図6と同じ
である。ここで使用した下水一次処理水中の有機物、窒
素及び固形物の濃度は、それぞれ約500mg/リット
ル、約50mg/リットル及び1000mg/リットル
である。
【0031】〔試験方法〕処理対象水である低濃度廃水
31(下水一次処理水)を図7に示したろ過塔32に下
向流方式で連続通水して硝化ゾーン34及び脱窒ゾーン
35にそれぞれの菌を付着、増殖させ、経時的に後記の
項目について分析測定した。充填材33には窒素除去機
能が安定後、低温耐性硝化菌(微工研菌寄第12555
号の低温耐性亜硝酸菌)を付着させた。処理効率は亜硝
酸菌の活性が律速なので、低温耐性亜硝酸菌を使用すれ
ば、温度の低下する冬期においても安定した処理が可能
となる。試験に使用した充填材はごみの焼却灰溶融生成
物を粒径約3mmに調整したものであり、比較材として
アンスラサイトを同じ粒径に調整したものを使用した。
【0032】〔試験条件〕 (1) 処理対象廃水・・・・・ 下水一次処理水 (2) カラム充填部容積・・・・・ 1.9リットル〔直
径7cm〕 (硝化ゾーン:1.2リットル、脱窒ゾーン:0.7リ
ットル) (3) 充填材・・・・・ 焼却灰溶融生成物、アンスラサ
イト (4) 充填材粒径・・・・・ 3〔mm〕 (5) 線速度(LV)・・・・・ 200〔m/d〕 (6) 通気速度・・・・・ 180〔m/d〕 (7) 供試菌・・・・・ 硝化ゾーン:微工研菌寄第12
555号の低温耐性亜硝酸菌 脱窒ゾーン:処理対象廃水から自然発生させたもの (8) 温度・・・・・ 15〜40℃ (9) 菌体懸濁液容積・・・・・ 低温耐性亜硝酸菌の付
着時には亜硝酸菌濃度50〔mg/l〕の培養液500
ミリリットルを循環 (10)連続運転時NH4 −N負荷・・・・・0.25〔k
g−N/m3 /d〕(初期はこの1/2) 0.015〔kg−N/kg−cells/d〕 (11)連続運転時BOD負荷・・・・・ 3.0〔kg−
N/m3 /d〕
【0033】〔分析項目・測定方法〕 (1) NH4 −N〔mg/l〕・・・・・イオンクロマ
トグラフィー法 (2) NOx−N〔mg/l〕・・・・・イオンクロマ
トグラフィー法 (3) 濁度〔度〕 (4) SS〔mg/l〕 (5) BOD〔mg/l〕 (6) COD〔mg/l〕 (7) 色度〔度〕 (8) 大腸菌群〔cells/ml〕 (9) 一般最近数〔cells/ml〕 (注)(3) 〜(9) の分析法は全て「下水試験法」に従っ
た。
【0034】〔結果〕ろ過塔充填材としてアンスラサイ
ト及び焼却灰溶融生成物を各々充填したろ過塔に同条件
で下水二次処理水を通水し、そのときのアンモニア(N
4 −N)除去率を比較した。結果は表1に示すとおり
であり、焼却灰溶融生成物を充填した場合にはアンスラ
サイトを充填した場合に比較して除去率が高くなってお
り、充填物としての焼却灰溶融生成物の有効性が確認さ
れた。すなわち、イニシャルコスト、ランニングコスト
ともに安価な高度処理を行うことができ、低温耐性硝化
菌を使用した生物膜の採用により、冬季でも安定した処
理水質が得られることがわかる。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明(1)の方法によれば、有機物、
窒素、固形物を高濃度で含有する廃水を、加水分解・有
機酸醗酵を行う生物反応槽に導入して該廃水中の有機性
固形物を溶解性有機物に転換し、その後固液分離して固
形分の一部を返送汚泥として前記生物反応槽へ返送し、
残部は余剰汚泥として処理する工程を有する廃水処理方
法において、前記固液分離を回転平膜を用いた固液分離
装置により行なうことにより、液中固形物の回収率が向
上し、酸醗酵菌及び未分解固形物が完全に生物反応槽へ
返送されるので、VSS分解率が向上し(85%程
度)、余剰汚泥量が低減する効果がある。本発明(2)
の方法によれば、有機物、窒素、固形物を低濃度で含有
する廃水を、硝化菌及び脱窒菌の作用により硝化・脱窒
を行う生物反応槽に導入して前記廃水中のアンモニア態
窒素を硝化・脱窒する工程を有する廃水処理方法におい
て、前記硝化菌及び脱窒菌の付着担体として焼却灰の溶
融生成物を使用することにより、低コストで効率よく廃
水の高度処理を行うことができ、低温耐性硝化菌を使用
することにより、廃水温度の低い冬季でも安定した処理
水質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(1)の方法を概略説明するプロセス
図。
【図2】回転平膜モジュールの1例を示す説明図。
【図3】実施例1で使用した試験装置の装置構成を説明
する概略図。
【図4】実施例1におけるVSS分解率(有機性固形物
分解率)と連続運転時間との関係を示すグラフ図。
【図5】有機物、窒素、固形物を高濃度で含有する廃水
の処理を行う従来法を概略説明するプロセス図。
【図6】有機物、窒素、固形物を低濃度で含有する廃水
の高度処理を行う従来法を概略説明するプロセス図。
【図7】実施例2で使用した試験装置の装置構成を説明
する概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/34 101 C02F 3/34 101B (72)発明者 川口 洋一 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 高橋 哲郎 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 保田 雄二 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 須藤 広明 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 沢崎 哲郎 神奈川県横浜市中区錦町12番地 菱日エン ジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4D003 AA01 BA02 CA02 CA07 CA08 EA22 4D006 GA06 HA54 HA84 JA03A JA04A JA58A KA71 KB21 KB22 KB23 KB25 MA03 MB02 MC62 PB08 PC62 4D028 AA02 BB07 BC17 BD07 BD08 BD17 4D040 BB13 BB14 BB24 BB42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機物、窒素、固形物を高濃度で含有す
    る廃水を、加水分解・有機酸醗酵を行う生物反応槽に導
    入して前記廃水中の有機性固形物を溶解性有機物に転換
    し、その後固液分離して固形分の一部を返送汚泥として
    前記生物反応槽へ返送し、残部は余剰汚泥として処理す
    る工程を有する廃水処理方法において、前記固液分離を
    回転平膜を用いた固液分離装置により行なうことを特徴
    とする廃水処理方法。
  2. 【請求項2】 有機物、窒素、固形物を低濃度で含有す
    る廃水を、硝化菌及び脱窒菌の作用により硝化・脱窒を
    行う生物反応槽に導入して前記廃水中のアンモニア態窒
    素を硝化・脱窒する工程を有する廃水処理方法におい
    て、前記硝化菌及び脱窒菌の付着担体として焼却灰の溶
    融生成物を使用することを特徴とする廃水処理方法。
  3. 【請求項3】 有機物、窒素、固形物を高濃度で含有す
    る廃水を、加水分解・有機酸醗酵を行う第1の生物反応
    槽に導入して前記廃水中の有機性固形物を溶解性有機物
    に転換した後、前記廃水を回転平膜を用いた固液分離装
    置により固液分離し、固形分の一部を返送汚泥として前
    記第1の生物反応槽へ返送すると共に残部は余剰汚泥と
    して処理し、固液分離により得られる有機物、窒素、固
    形物を低濃度で含有する廃水を、第2の生物反応槽に導
    入して焼却灰の溶融生成物を付着担体とする硝化・脱窒
    菌の作用により硝化・脱窒することを特徴とする廃水処
    理方法。
JP10285098A 1998-10-07 1998-10-07 廃水処理方法 Withdrawn JP2000107787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10285098A JP2000107787A (ja) 1998-10-07 1998-10-07 廃水処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10285098A JP2000107787A (ja) 1998-10-07 1998-10-07 廃水処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000107787A true JP2000107787A (ja) 2000-04-18

Family

ID=17687110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10285098A Withdrawn JP2000107787A (ja) 1998-10-07 1998-10-07 廃水処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000107787A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003225693A (ja) * 2002-02-05 2003-08-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 排水処理方法
JP2013537107A (ja) * 2010-09-20 2013-09-30 アメリカン・ウォーター・ワークス・カンパニー,インコーポレーテッド 廃水からの最適化された栄養素の除去
US9656893B2 (en) 2010-09-20 2017-05-23 American Water Works Company, Inc. Simultaneous anoxic biological phosphorus and nitrogen removal with energy recovery

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003225693A (ja) * 2002-02-05 2003-08-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 排水処理方法
JP2013537107A (ja) * 2010-09-20 2013-09-30 アメリカン・ウォーター・ワークス・カンパニー,インコーポレーテッド 廃水からの最適化された栄養素の除去
US9505644B2 (en) 2010-09-20 2016-11-29 American Water Works Company, Inc. Simultaneous anoxic biological phosphorus and nitrogen removal
US9656893B2 (en) 2010-09-20 2017-05-23 American Water Works Company, Inc. Simultaneous anoxic biological phosphorus and nitrogen removal with energy recovery

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4632356B2 (ja) 生物学的窒素除去方法及びシステム
CN104961306B (zh) 一种养牛场养殖废水的处理方法
JPS637839B2 (ja)
JP5814768B2 (ja) 窒素含有有機性廃水の処理システム及び処理方法
JP7111300B2 (ja) 有機性排水処理装置および有機性排水処理方法
JP6084150B2 (ja) 脱窒処理方法及び脱窒処理装置
CN103857632B (zh) 含氮有机废水的处理系统及处理方法
US7318895B2 (en) Biodestruction of blended residual oxidants
JP2007117842A (ja) 高濃度有機性廃水の窒素除去方法及び装置
KR100331898B1 (ko) 생물·화학적 고도 하수처리 방법
KR100336483B1 (ko) 황 이용 탈질에 의하여 폐수 중의 질소를 제거하는 방법
JP2000107787A (ja) 廃水処理方法
CN212712945U (zh) 一种高氨氮废水处理系统
JP3645513B2 (ja) 有機性汚水の処理方法及び装置
KR100714825B1 (ko) 분리막이 결합된 혐기/호기 반응조와 호기성 여상을 이용한오폐수 및 고농도 유기폐수 처리 방법
CN114590888A (zh) 一种用于源分离尿液污水的高效生物硝化方法
JP4031597B2 (ja) 排水からの窒素の除去方法
JPS6331592A (ja) 超純水製造方法
JP4581174B2 (ja) 生物処理方法
KR0129831B1 (ko) 탈인, 탈질을 위한 하수처리공정
KR100202066B1 (ko) 단일반응조에서의 생물학적 3상 소화공정을 이용한 폐수처리방법
JP7398601B1 (ja) 有機性排水処理装置および有機性排水処理方法
CN217947892U (zh) 一种新型垃圾渗滤液处理系统
KR20000072906A (ko) 하수 및 폐수의 고도처리방법
JP3837763B2 (ja) セレン含有水の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110