JP2000107325A - 竹馬さお部の上部構造およびその製造方法 - Google Patents
竹馬さお部の上部構造およびその製造方法Info
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Abstract
よび上キャップに非塩化ビニル材料を使用できるように
するとともに、上キャップやカバーがさお部本体から抜
けるのを防止する。 【解決手段】 さお部本体10の上部にカバー22を被
せ、上キャップ24をはめる。さお部本体10、カバー
22および上キャップ24の側面に貫通孔26を形成
し、リベット28を差し込んで装着し、さお部本体1
0、カバー22および上キャップ24を一体化する。
Description
上部の構造およびその製造方法に関し、カバーおよび上
キャップに非塩化ビニル材料を使用できるようにすると
ともに、上キャップやカバーがさお部本体から抜けるの
を防止したものである。
さお部に昇降可能に取付けられた足台で構成される。さ
お部は一般に、金属パイプでさお部本体を構成し、該さ
お部本体の上部に合成樹脂製フィルムで被覆した把持部
を構成し、さお部本体の上端部、下端部に上キャップ、
下キャップをそれぞれ装着して構成される。
出願人の実用新案登録に係る実公昭62−5190号公
報に記載されたものがあった。これは図2に示すよう
に、金属パイプ製のさお部本体10の上部にポリプロピ
レン製、ポリエチレン製等の蛇腹パイプ12を被せ、そ
の上に塩化ビニル製の色付きカバー14を被せ、該カバ
ー14を熱収縮させて蛇腹パイプ12に密着させ、表面
に蛇腹が形成された把持部16を形成し、さお部本体1
0の上端部付近の外周面に接着剤18を塗布して塩化ビ
ニル製の上キャップ20をはめ込み、上キャップ20と
カバー14を接着剤18で接着したものである。
ては、カバー14、蛇腹パイプ12、上キャップ20が
さお部本体10から抜けないようにするためには、カバ
ー14の下部がさお部本体10の表面に強固に密着して
いる必要があり、このためカバー14は熱収縮性の塩化
ビニルフィルムで構成されている。また、上キャップ2
0は接着剤18でカバー14に接着できるように、カバ
ー14と同じ塩化ビニルで構成されている。
キシンを発生させるため、他の材料に代替することが望
まれている。しかし、塩化ビニル以外の材料で良好に熱
収縮する材料が存在しないため、図2の構造を用いる限
り、カバー14と上キャップ20には塩化ビニルを使用
せざるをえない。また、図2の構造においては、上キャ
ップ20と、カバー14との接着は完全なものではな
く、上キャップ20が抜けることがあった。また、カバ
ー14とさお部本体10との密着状態も完全なものでは
なく、カバー14がさお部本体10に対して回転した
り、さお部本体10から抜けることがあった。
点を解決して、カバーおよび上キャップに非塩化ビニル
材料を使用できるようにするとともに、上キャップやカ
バーがさお部本体から抜けるのを防止した竹馬のさお部
の上部の構造およびその製造方法を提供しようとするも
のである。
上部構造は、金属パイプ製のさお部本体の上部に被せら
れて把持部を構成する合成樹脂製の筒状のカバーと、前
記さお部本体の上端部に、前記カバーの上部を挟み込ん
で装着された合成樹脂製またはゴム製の上キャップとを
具備し、前記上キャップ、カバーおよびさお部本体の側
面を貫通する貫通孔が形成され、該貫通孔に締結具を通
して装着してこれらさお部本体、カバー、上キャップを
一体化したものである。これによれば、上キャップ、カ
バーおよびさお部本体の側面を貫通する貫通孔を形成し
て、該貫通孔に締結具を通して装着してこれらを一体化
したので、カバーをさお部本体に強固に密着させたり、
上キャップとカバーを接着剤で接着させる必要がなくな
る。したがって、カバーおよび上キャップに塩化ビニル
以外の材料を使用することができる。また、上キャップ
やカバーがさお部本体から抜けたりカバーがさお部本体
に対して回転するのを確実に防止することができる。
法は、金属パイプ製のさお部本体の上部に合成樹脂製の
筒状のカバーを被せて把持部を構成し、前記さお部本体
の上端部に、前記カバーの上部を挟み込んで合成樹脂製
またはゴム製の上キャップを装着し、前記上キャップ、
カバーおよびさお部本体の側面を貫通して貫通孔を形成
し、該貫通孔に締結具を通して装着してこれらさお部本
体、カバー、上キャップを一体化したものである。この
製造方法によれば、この発明の竹馬さお部の上部構造を
製造することができる。
る。図1はこの発明の竹馬のさお部の上部構造を断面図
で示したものである。円筒状金属パイプ製のさお部本体
10の上部には、カバー22が被せられている。カバー
22は顔料を配合して色付けされた硬質ポリエチレン、
軟質ポリエチレン等で構成され、ブロー成形により蛇腹
22aを有する円筒状に形成されて、把持部16を構成
している。カバー22の上端部は閉じて、さお部本体の
上端部に係止されている。カバー22の内径はさお部本
体10の外径よりもわずかに大きく形成され、製造時に
カバー22内にさお部本体10を容易に差し込めるよう
にされている。
24が被せられている。上キャップ24はポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ハイインパクトスチロール、ABS
等で円筒状に形成され、上端部は閉じている。上キャッ
プ24の内径はカバー22の外径と同じかわずかに小さ
目に作られ、カバー22にがたつきなく被せられるよう
にされている。
24には、これらの側面を貫通する貫通孔26が形成さ
れ、該貫通孔26にリベット28が装着されて、さお部
本体10、カバー22、上キャップ24が一体化されて
いる。これにより、カバー22および上キャップ24は
さお部本体10から抜けなくなり、また回転しなくな
る。
を参照して説明する。 (1) さお部本体10の上部にカバー22を被せ、さ
らにその上に上キャップ24をはめる。
24の側面からカバー22およびさお部本体10を貫通
する貫通孔26を形成する。
を差し込む。リベット28は、アルミ製の筒部30aと
フランジ30bが一体に構成され、スチール製のシャフ
ト32aが筒部30a内に通されている。シャフト32
aの末端部には、該シャフト32aと一体に大径部32
bが構成されている。
ンジ30bを貫通孔26の開口端面に押し当ててシャフ
ト32aを強く引く。これにより、大径部32bが筒部
30aを押し広げながら筒部30aの中に入っていく。
シャフト32aの移動が係止されて、さらにシャフト3
2aを強く引くことにより、シャフト32aが大径部3
2bとの境界部で切断されて引き抜かれ、全行程が完了
する。以上により、さお部本体10、カバー22および
上キャップ24は一体化される。
に、貫通孔26内のさお部本体10の内壁面にめねじ2
6aを形成して、ビス34をねじ込んでさお部本体1
0、カバー22および上キャップ24を一体化すること
もできる。また、図5に示すように、貫通孔26に先端
に先割れ状のかぎ部36aを有する合成樹脂(ナイロ
ン、ポリプロピレン、ポリアセタール等)製または金属
製のピン36(ノックピン等と称される。)を打ち込ん
で、さお部本体10、カバー22および上キャップ24
を一体化することもできる。また、上記実施の形態で
は、さお部本体10、カバー22、上キャップ24を組
み付けてから貫通孔を一度に形成したが、これに代え
て、予めさお部本体10、カバー22、上キャップ24
に個別に貫通孔を形成しておき、これらを組み付ける際
に貫通孔を連通させることもできる。
されていることは必須ではない。また、この発明は、上
キャップ24、カバー22を非塩化ビニル材料で構成す
ることを可能にするものではあるが、塩化ビニルで構成
することを妨げるものではない。
形態を示す断面図である。
る。
施の形態を示す断面図である。
施の形態を示す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】金属パイプ製のさお部本体の上部に被せら
れて把持部を構成する合成樹脂製の筒状のカバーと、 前記さお部本体の上端部に、前記カバーの上部を挟み込
んで装着された合成樹脂製またはゴム製の上キャップと
を具備し、 前記上キャップ、カバーおよびさお部本体の側面を貫通
する貫通孔が形成され、該貫通孔に締結具を通して装着
してこれらさお部本体、カバー、上キャップを一体化し
てなる竹馬さお部の上部構造。 - 【請求項2】前記締結具が、リベットまたはビスまたは
先端に先割れ状のかぎ部を有するピンで構成されている
請求項1記載の竹馬さお部の上部構造。 - 【請求項3】前記カバーおよび上キャップが非塩化ビニ
ル材料で構成されている請求項1または2記載の竹馬さ
お部の上部構造。 - 【請求項4】前記カバーが蛇腹状に成形されている請求
項1から3のいずれかに記載の竹馬さお部の上部構造の
製造方法。 - 【請求項5】金属パイプ製のさお部本体の上部に合成樹
脂製の筒状のカバーを被せて把持部を構成し、 前記さお部本体の上端部に、前記カバーの上部を挟み込
んで合成樹脂製またはゴム製の上キャップを装着し、 前記上キャップ、カバーおよびさお部本体の側面を貫通
して貫通孔を形成し、 該貫通孔に締結具を通して装着してこれらさお部本体、
カバー、上キャップを一体化してなる竹馬さお部の上部
構造の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29622998A JP4104226B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 竹馬さお部の上部構造およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29622998A JP4104226B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 竹馬さお部の上部構造およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000107325A true JP2000107325A (ja) | 2000-04-18 |
JP4104226B2 JP4104226B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
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JP29622998A Expired - Fee Related JP4104226B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 竹馬さお部の上部構造およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4104226B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100456222C (zh) * | 2005-08-31 | 2009-01-28 | 松下电器产业株式会社 | 接触面板 |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP29622998A patent/JP4104226B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100456222C (zh) * | 2005-08-31 | 2009-01-28 | 松下电器产业株式会社 | 接触面板 |
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---|---|
JP4104226B2 (ja) | 2008-06-18 |
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