JP2000107289A - カートリッジ式歯科用注射器ユニット - Google Patents
カートリッジ式歯科用注射器ユニットInfo
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- JP2000107289A JP2000107289A JP10282262A JP28226298A JP2000107289A JP 2000107289 A JP2000107289 A JP 2000107289A JP 10282262 A JP10282262 A JP 10282262A JP 28226298 A JP28226298 A JP 28226298A JP 2000107289 A JP2000107289 A JP 2000107289A
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- Japan
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- cartridge
- barrel
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 注射に先立つ準備作業をできるだけ減らし、
また使用済カートリッジと注射針を、注射後バラバラに
扱うのではなくユニットとして一緒に処分できるように
したカートリッジ式歯科用注射器ユニットを提供するこ
とにある。 【解決手段】 カートリッジ式歯科用注射ユニットは、
先端に両頭注射針（４）を固着し、後端が開口した透明
な硬質プラスチックのバレル（１）と、バレル内に装填
されるカートリッジ（５）と、カートリッジのプランジ
ャーゴム（１１）を押すようになったプランジャー（１
２）を有する注射器（２）と、注射器とバレルとを結合
させるための連結手段（１３）とからなり、バレルは装
填されたカートリッジをバレル内に保持するための突出
部（６）を有し、プランジャーの前進操作でカートリッ
ジのキャップ保持式ゴム栓（７）に針（４）を突き刺さ
らせるようにする。
また使用済カートリッジと注射針を、注射後バラバラに
扱うのではなくユニットとして一緒に処分できるように
したカートリッジ式歯科用注射器ユニットを提供するこ
とにある。 【解決手段】 カートリッジ式歯科用注射ユニットは、
先端に両頭注射針（４）を固着し、後端が開口した透明
な硬質プラスチックのバレル（１）と、バレル内に装填
されるカートリッジ（５）と、カートリッジのプランジ
ャーゴム（１１）を押すようになったプランジャー（１
２）を有する注射器（２）と、注射器とバレルとを結合
させるための連結手段（１３）とからなり、バレルは装
填されたカートリッジをバレル内に保持するための突出
部（６）を有し、プランジャーの前進操作でカートリッ
ジのキャップ保持式ゴム栓（７）に針（４）を突き刺さ
らせるようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】本発明は麻酔薬等の注射液を充填
したカートリッジを使用する形式のカートリッジ式歯科
用注射器ユニットに関する。
したカートリッジを使用する形式のカートリッジ式歯科
用注射器ユニットに関する。
【０００２】
【従来技術】従来周知のカートリッジ式注射器は、基本
的には、窓を有する円筒状本体と、本体の先端に装着さ
れた口金と、窓を通して本体ボア内に装填されたカート
リッジを保持するためのバネ付勢された芯出し手段と、
カートリッジのプランジャーゴムを押すプランジャー
と、本体の先端口金に装着され、カートリッジ内の注射
液と連絡するようなった両頭注射針とを含む。歯科口腔
治療に際して、注射器に装填されたカートリッジの注射
液はプランジャーゴムを注射器のプランジャーで押すこ
とによってカートリッジから注射針を通して放出され
る。
的には、窓を有する円筒状本体と、本体の先端に装着さ
れた口金と、窓を通して本体ボア内に装填されたカート
リッジを保持するためのバネ付勢された芯出し手段と、
カートリッジのプランジャーゴムを押すプランジャー
と、本体の先端口金に装着され、カートリッジ内の注射
液と連絡するようなった両頭注射針とを含む。歯科口腔
治療に際して、注射器に装填されたカートリッジの注射
液はプランジャーゴムを注射器のプランジャーで押すこ
とによってカートリッジから注射針を通して放出され
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きカートリッ
ジ式注射器は、注射操作と関連していくつかの厄介な作
業を要求する。その１つはカートリッジの注射器本体の
ボアへの装填、注射後の取り出しであり、もう一つは注
射針の本体の先端口金への取付け、注射後の取り外しで
あり、更にもう一つは取り出されたカートリッジ及び取
り外された注射針の処分である。しかも、注射針の口金
への取付けはカートリッジの装填後に行わなければなら
ず、又取り外しはカートリッジの取り出しに先立って行
われなければならない。カートリッジ及び注射針と関連
したこのような一連の作業には時間がかかることから、
注射に先立つ準備作業をできるだけ減らし、また使用済
カートリッジと注射針を、注射後バラバラに扱うのでは
なくユニットとして一緒に処分できるようにすることが
望ましい。
ジ式注射器は、注射操作と関連していくつかの厄介な作
業を要求する。その１つはカートリッジの注射器本体の
ボアへの装填、注射後の取り出しであり、もう一つは注
射針の本体の先端口金への取付け、注射後の取り外しで
あり、更にもう一つは取り出されたカートリッジ及び取
り外された注射針の処分である。しかも、注射針の口金
への取付けはカートリッジの装填後に行わなければなら
ず、又取り外しはカートリッジの取り出しに先立って行
われなければならない。カートリッジ及び注射針と関連
したこのような一連の作業には時間がかかることから、
注射に先立つ準備作業をできるだけ減らし、また使用済
カートリッジと注射針を、注射後バラバラに扱うのでは
なくユニットとして一緒に処分できるようにすることが
望ましい。
【０００４】本発明の目的は、上記の要求を満たす画期
的なカートリッジ式歯科用注射器ユニットを提供するこ
とにある。
的なカートリッジ式歯科用注射器ユニットを提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、このよ
うな目的は、先端に両頭注射針を固着し、後端が開口し
た透明なプラスチックのバレルと、前記バレル内に装填
されるカートリッジと、カートリッジのプランジャーゴ
ムを押すようになったプランジャーを有する注射器と、
注射器とバレルとを結合させるための連結手段とからな
り、バレルは装填されたカートリッジをバレル内に保持
するための突出部を有し、プランジャーの前進操作でカ
ートリッジのキャップ保持式ゴム栓に針を突き刺さらせ
るようにしたカートリッジ式歯科用注射ユニットを提供
する。カートリッジは注射の度にバレル内に装填しても
良いし、或いは予め装填しておいてもよい。後者の場合
には、カートリッジがゴム栓側の針に常態で触れないよ
うに、キャップに隣接したカートリッジのくびれに係合
する突出部をバレルに設けるのが好ましい。
うな目的は、先端に両頭注射針を固着し、後端が開口し
た透明なプラスチックのバレルと、前記バレル内に装填
されるカートリッジと、カートリッジのプランジャーゴ
ムを押すようになったプランジャーを有する注射器と、
注射器とバレルとを結合させるための連結手段とからな
り、バレルは装填されたカートリッジをバレル内に保持
するための突出部を有し、プランジャーの前進操作でカ
ートリッジのキャップ保持式ゴム栓に針を突き刺さらせ
るようにしたカートリッジ式歯科用注射ユニットを提供
する。カートリッジは注射の度にバレル内に装填しても
良いし、或いは予め装填しておいてもよい。後者の場合
には、カートリッジがゴム栓側の針に常態で触れないよ
うに、キャップに隣接したカートリッジのくびれに係合
する突出部をバレルに設けるのが好ましい。
【０００６】注射器とバレルとを結合させるための連結
手段は、バレルにその開口端に隣接して形成された少な
くとも一対の外方突出部と、該突出部を受け入れるＬ形
係止溝と、からなる。変形例として、連結手段は注射器
及びバレルにそれぞれ形成され、互いに螺合するように
なった雌ねじ及び雄ねじであってもよい。本発明によれ
ば、カートリッジを収容し、又は収容してないバレルを
セル形容器に無菌状態で封入してもよい。セル形容器の
密封は各セルの開口に接着されたシールで行われるのが
好ましい。容器の各セルは、針が容器の底に触れない様
にバレルをセル内に保持する支持手段を備えるのが好ま
しい。セルは横断面が四角形であり、支持手段はバレル
を下から支える環状の隆起部であってもよいし、或いは
四角形のセルの四隅に形成された複数の隆起部であって
もよいし、或いはまた四角形のセルの四隅に長手方向に
延び上方から下方に内向きに収斂したテーパ面をもっ隆
起条であってもよい。又、バレルがセル内に収納されて
いるとき、注射器との結合に利用される、バレルの一対
の外方突出部がセルの隅に位置し、それによってセルに
対するバレルの回転が防止される。ねじによる結合の場
合には、バレルにかかる回転防止のための突出部を別途
設ける必要がある。いずれの場合にも、これは、注射器
を片手の操作でバレルに連結したり外したりすることを
可能にする。
手段は、バレルにその開口端に隣接して形成された少な
くとも一対の外方突出部と、該突出部を受け入れるＬ形
係止溝と、からなる。変形例として、連結手段は注射器
及びバレルにそれぞれ形成され、互いに螺合するように
なった雌ねじ及び雄ねじであってもよい。本発明によれ
ば、カートリッジを収容し、又は収容してないバレルを
セル形容器に無菌状態で封入してもよい。セル形容器の
密封は各セルの開口に接着されたシールで行われるのが
好ましい。容器の各セルは、針が容器の底に触れない様
にバレルをセル内に保持する支持手段を備えるのが好ま
しい。セルは横断面が四角形であり、支持手段はバレル
を下から支える環状の隆起部であってもよいし、或いは
四角形のセルの四隅に形成された複数の隆起部であって
もよいし、或いはまた四角形のセルの四隅に長手方向に
延び上方から下方に内向きに収斂したテーパ面をもっ隆
起条であってもよい。又、バレルがセル内に収納されて
いるとき、注射器との結合に利用される、バレルの一対
の外方突出部がセルの隅に位置し、それによってセルに
対するバレルの回転が防止される。ねじによる結合の場
合には、バレルにかかる回転防止のための突出部を別途
設ける必要がある。いずれの場合にも、これは、注射器
を片手の操作でバレルに連結したり外したりすることを
可能にする。
【０００７】
【発明の実施形態】図１及び２を参照すると、バレル１
と、注射器２とを含む本発明によるカートリッジ式歯科
用注射器ユニット３が示され、バレル１は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、又はアクリルなどの透明なプラス
チックで作られ、先端に固着された両頭注射針４を有し
ている。バレル１はまた後端が開口していて、麻酔薬等
のような注射液を充填したカートリッジ５をこの開口端
から挿入することができる。カートリッジ５はバレル１
にその都度挿入してもよいし、或いは予め挿入しておい
てもよい。いずれの場合にも、バレル１は、図３及び４
に示すように、カートリッジ５がバレル１に挿入された
ら、カートリッジがバレル１から抜け出さない様にスト
ッパーとして働く複数の突出部６を備える。カートリッ
ジが予めバレル１内に装填される形式の場合には、カー
トリッジのキャップ保持式ゴム栓７が針に触れない様
に、キャップ８に隣接したカートリッジのくびれに係合
する複数の突出部９をバレル１に設けるのが好ましい。
突出部６及び９はその弾性的変形によりカートリッジ５
のバレル１への挿入を妨げることがない。
と、注射器２とを含む本発明によるカートリッジ式歯科
用注射器ユニット３が示され、バレル１は、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、又はアクリルなどの透明なプラス
チックで作られ、先端に固着された両頭注射針４を有し
ている。バレル１はまた後端が開口していて、麻酔薬等
のような注射液を充填したカートリッジ５をこの開口端
から挿入することができる。カートリッジ５はバレル１
にその都度挿入してもよいし、或いは予め挿入しておい
てもよい。いずれの場合にも、バレル１は、図３及び４
に示すように、カートリッジ５がバレル１に挿入された
ら、カートリッジがバレル１から抜け出さない様にスト
ッパーとして働く複数の突出部６を備える。カートリッ
ジが予めバレル１内に装填される形式の場合には、カー
トリッジのキャップ保持式ゴム栓７が針に触れない様
に、キャップ８に隣接したカートリッジのくびれに係合
する複数の突出部９をバレル１に設けるのが好ましい。
突出部６及び９はその弾性的変形によりカートリッジ５
のバレル１への挿入を妨げることがない。
【０００８】注射器２は円筒状本体１０及びバレル内に
装填されるカートリッジ５のプランジャーゴム１１を押
すようになったプランジャー１２を有する。注射器２と
バレル１は互いに結合するための連結手段１３を備え、
該手段は、バレル１にその開口端に隣接して形成された
少なくとも一対の外方突出部１４と、注射器の円筒状本
体１０に形成され、突出部１４を受け入れるＬ形係止溝
１６と、からなる。変形例として、連結手段は図示して
ないが、注射器の円筒状本体及びバレルにそれぞれ形成
され、互いに螺合するようになった雌ねじ及び雄ねじで
あってもよい。バレル１と注射器２を連結手段１３によ
り互いに結合させ、プランジャー１２を押してその先端
でバレル１内のカートリッジ５を突出部９の保持作用に
抗して前進させる。このような前進操作でカートリッジ
のキャップ保持式ゴム栓に針４が突き刺り、以後、注射
に際し、プランジャーを更に前進させれば、プランジャ
ーゴム１１が押され、それによって注射液がカートリッ
ジから注射針を通して放出される。針がゴム栓に突き刺
さる様子、注射中のカートリッジ注射液の量の状況はバ
レルの透明さによって絶えず確認できる。注射後、注射
器からバレルを取り外せば、カートリッジを装填したま
まの注射針付きバレルとしてこれらを一緒に処分するこ
とができる。
装填されるカートリッジ５のプランジャーゴム１１を押
すようになったプランジャー１２を有する。注射器２と
バレル１は互いに結合するための連結手段１３を備え、
該手段は、バレル１にその開口端に隣接して形成された
少なくとも一対の外方突出部１４と、注射器の円筒状本
体１０に形成され、突出部１４を受け入れるＬ形係止溝
１６と、からなる。変形例として、連結手段は図示して
ないが、注射器の円筒状本体及びバレルにそれぞれ形成
され、互いに螺合するようになった雌ねじ及び雄ねじで
あってもよい。バレル１と注射器２を連結手段１３によ
り互いに結合させ、プランジャー１２を押してその先端
でバレル１内のカートリッジ５を突出部９の保持作用に
抗して前進させる。このような前進操作でカートリッジ
のキャップ保持式ゴム栓に針４が突き刺り、以後、注射
に際し、プランジャーを更に前進させれば、プランジャ
ーゴム１１が押され、それによって注射液がカートリッ
ジから注射針を通して放出される。針がゴム栓に突き刺
さる様子、注射中のカートリッジ注射液の量の状況はバ
レルの透明さによって絶えず確認できる。注射後、注射
器からバレルを取り外せば、カートリッジを装填したま
まの注射針付きバレルとしてこれらを一緒に処分するこ
とができる。
【０００９】本発明において、バレル１はバラバラでも
よいが、まとめて滅菌状態で容器１７に収容されてもが
よい（図５参照）。この場合、容器１７は、図６に示す
ように、横断面が四角形の多数のセル１８を有し、各セ
ル１８は、針が容器１７の底に触れない様にバレル１を
セル１８内に下から支持する環状の隆起部１９の形態の
支持手段２０を備える。支持手段２０は、図７に示すよ
うに、カートリッジをその周囲で支えるために、四角形
のセルの四隅に長手方向に延び、上方から下方に内向き
に収斂したテーパ面をもった複数の隆起条２１であって
もよい、或いは図８に示すように、カートリッジを図７
の場合と同様に下から支えるように、四角形のセルの四
隅に形成された複数の隆起部２２であってもよい。又、
バレルがセル内に収納されているとき、注射器との結合
に利用される、バレルの一対の外方突出部１４が四角形
のセルの隅に位置し、それによってセル１８に対するバ
レル１の回転が防止される。ねじによる結合の場合に
は、バレルにかかる回転防止のための突出部を別途設け
る必要がある。いずれの場合にも、これは、注射器を片
手の操作でバレルに連結したり外したりすることを可能
にする。
よいが、まとめて滅菌状態で容器１７に収容されてもが
よい（図５参照）。この場合、容器１７は、図６に示す
ように、横断面が四角形の多数のセル１８を有し、各セ
ル１８は、針が容器１７の底に触れない様にバレル１を
セル１８内に下から支持する環状の隆起部１９の形態の
支持手段２０を備える。支持手段２０は、図７に示すよ
うに、カートリッジをその周囲で支えるために、四角形
のセルの四隅に長手方向に延び、上方から下方に内向き
に収斂したテーパ面をもった複数の隆起条２１であって
もよい、或いは図８に示すように、カートリッジを図７
の場合と同様に下から支えるように、四角形のセルの四
隅に形成された複数の隆起部２２であってもよい。又、
バレルがセル内に収納されているとき、注射器との結合
に利用される、バレルの一対の外方突出部１４が四角形
のセルの隅に位置し、それによってセル１８に対するバ
レル１の回転が防止される。ねじによる結合の場合に
は、バレルにかかる回転防止のための突出部を別途設け
る必要がある。いずれの場合にも、これは、注射器を片
手の操作でバレルに連結したり外したりすることを可能
にする。
【００１０】セル形容器の密封は図５に示すように、各
セル１８の開口に接着されたシール２３で行われるのが
好ましい。かくして、シール２３を剥がし、注射器をセ
ル１８の開口に差し込んで係止溝１６とバレル１の突出
部１４とを合わせてから注射器を更に前進させると、バ
レルの突出部１４が係止溝１６に係合し、注射器をセル
に対して回すと、注射器とバレルは、バレルに手を触れ
ることなく完全にしっかりと結合されることになる。そ
の状態で注射器を引き上げると、バレルはセルから抜け
て注射の準備が整うことになる。上記したように注射器
のプランジャー操作をカートリッジに対して行ってカー
トリッジからそのゴム栓に刺さった針を通して注射液を
放出させ、それによって口腔治療のための注射を完了す
る。かくして、注射後、注射器でバレルを容器のセルに
差し込み、注射器を先と反対に回せば、バレルの突出部
が係止溝から外れ、バレルを容器のセル内に納めること
ができる。このようにして、使用済カートリッジが入っ
たまま針付きのバレルを容器にこれ又手を触れることな
く戻すことが出来る。従って使用済みのカートリッジ及
び針の処分を安全且つ衛生的に行うことが出来る。
セル１８の開口に接着されたシール２３で行われるのが
好ましい。かくして、シール２３を剥がし、注射器をセ
ル１８の開口に差し込んで係止溝１６とバレル１の突出
部１４とを合わせてから注射器を更に前進させると、バ
レルの突出部１４が係止溝１６に係合し、注射器をセル
に対して回すと、注射器とバレルは、バレルに手を触れ
ることなく完全にしっかりと結合されることになる。そ
の状態で注射器を引き上げると、バレルはセルから抜け
て注射の準備が整うことになる。上記したように注射器
のプランジャー操作をカートリッジに対して行ってカー
トリッジからそのゴム栓に刺さった針を通して注射液を
放出させ、それによって口腔治療のための注射を完了す
る。かくして、注射後、注射器でバレルを容器のセルに
差し込み、注射器を先と反対に回せば、バレルの突出部
が係止溝から外れ、バレルを容器のセル内に納めること
ができる。このようにして、使用済カートリッジが入っ
たまま針付きのバレルを容器にこれ又手を触れることな
く戻すことが出来る。従って使用済みのカートリッジ及
び針の処分を安全且つ衛生的に行うことが出来る。
【図１】 注射器とバレルを分離して示す本発明による
カートリッジ式歯科用注射器ユニットの斜視図である。
カートリッジ式歯科用注射器ユニットの斜視図である。
【図２】 注射器とバレルを結合させて示す本発明によ
るカートリッジ式歯科用注射器の一途欠如させた斜視図
である。
るカートリッジ式歯科用注射器の一途欠如させた斜視図
である。
【図３】 本発明によるバレルの１つの実施形態の断面
図である。
図である。
【図４】 カートリッジを予め装填本発明によるバレル
の他の実施形態の断面図である。
の他の実施形態の断面図である。
【図５】 本発明によるバレルを収容した密封容器の概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図６】 Ａはバレルを収容した容器の縦断面図であっ
て、注射器との関係を示す図であり、ＢはそのＢ−Ｂ線
における横断面図、ＣはそのＣ−Ｃ線における横断面図
である。
て、注射器との関係を示す図であり、ＢはそのＢ−Ｂ線
における横断面図、ＣはそのＣ−Ｃ線における横断面図
である。
【図７】 Ａはバレルを収容した他の実施形態の容器の
縦断面図であり、ＢはそのＢ−Ｂ線における横断面図で
ある。
縦断面図であり、ＢはそのＢ−Ｂ線における横断面図で
ある。
【図８】 Ａはバレルを収容した更に他の実施形態の容
器の縦断面図であり、ＢはそのＢ−Ｂ線における横断面
図である。
器の縦断面図であり、ＢはそのＢ−Ｂ線における横断面
図である。
１ バレル ２ 注射器 ３ カートリッジ式歯科用注射器 ４ 両頭注射器 ５ カートリッジ ６ 突出部 ７ ゴム栓 ８ キャップ ９ 突出部 １０ 円筒状本体 １１ プランジャーゴム １２ プランジャー １３ 連結手段 １４ 突出部 １６ 係止溝 １７ 密封容器 １８ セル １９ 環状隆起部 ２０ 支持手段 ２１ 隆起部 ２２ 隆起部
フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C052 AA01 AA06 CC10 4C066 AA10 BB01 CC01 DD08 EE06 FF03 FF10 GG01 GG03 GG04 GG10 GG16 GG18 GG19 HH12 HH13 KK03 NN14
Claims (13)
- 【請求項１】 先端に両頭注射針を固着し、後端が開口
した透明なプラスチックのバレルと、前記バレル内に装
填されるカートリッジと、カートリッジのプランジャー
ゴムを押すようになったプランジャーを有する注射器
と、注射器とバレルとを結合させるための連結手段とか
らなり、バレルは装填されたカートリッジをバレル内に
保持するための突出部を有し、プランジャーの前進操作
でカートリッジのキャップ保持式ゴム栓に針を突き刺さ
らせるようにしたカートリッジ式歯科用注射ユニット。 - 【請求項２】 カートリッジは注射の度にバレル内に装
填される、請求項１に記載のカートリッジ式歯科用注射
器ユニット。 - 【請求項３】 カートリッジはバレルに予め装填されて
いる、請求項１に記載のカートリッジ式歯科用注射器ユ
ニット。 - 【請求項４】 バレルは、カートリッジがゴム栓側の針
に常態で触れないように、キャップに隣接したカートリ
ッジのくびれに係合する突出部を備えている、請求項３
に記載のカートリッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項５】 注射器とバレルとを結合させるための連
結手段は、バレルにその開口端に隣接して形成された少
なくとも一対の外方突出部と、該突出部を受け入れるＬ
形係止溝と、からなる、請求項１に記載のカートリッジ
式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項６】 連結手段は注射器及びバレルにそれぞれ
形成され、互いに螺合するようになった雌ねじ及び雄ね
じである、カートリッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項７】 カートリッジを収容し、又は収容してな
いバレルはセル形容器に無菌状態で封入される、カート
リッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項８】 容器の各セルは、針が容器の底に触れな
い様にバレルをセル内に保持する支持手段を備える、請
求項７に記載のカートリッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項９】 セルは横断面が四角形であり、支持手段
はバレルを下から支える環状の隆起部である、請求項８
に記載のカートリッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項１０】 支持手段は四角形のセルの四隅に形成
された複数の隆起部である、請求項８に記載のカートリ
ッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項１１】 支持手段は四角形のセルの四隅に長手
方向に延び上方から下方に内向きに収斂したテーパ面を
もっ隆起条である、請求項８に記載のカートリッジ式歯
科用注射器ユニット。 - 【請求項１２】 バレルがセル内に収納されていると
き、注射器との結合に利用される、バレルの一対の外方
突出部がセルの隅に位置し、それによってセルに対する
バレルの回転が防止される、請求項９乃至１１のいずれ
か１項に記載のカートリッジ式歯科用注射器ユニット。 - 【請求項１３】 容器のセル内でバレルが回転するのを
防止のための突出部がバレルに別途設けられる、請求項
９乃至１１のいずれか１項に記載のカートリッジ式歯科
用注射器ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10282262A JP2000107289A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | カートリッジ式歯科用注射器ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10282262A JP2000107289A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | カートリッジ式歯科用注射器ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000107289A true JP2000107289A (ja) | 2000-04-18 |
| JP2000107289A5 JP2000107289A5 (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=17650171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10282262A Pending JP2000107289A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | カートリッジ式歯科用注射器ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000107289A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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