JP2000107076A - 可搬式汚物分解促進装置 - Google Patents

可搬式汚物分解促進装置

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JP2000107076A
JP2000107076A JP10318298A JP31829898A JP2000107076A JP 2000107076 A JP2000107076 A JP 2000107076A JP 10318298 A JP10318298 A JP 10318298A JP 31829898 A JP31829898 A JP 31829898A JP 2000107076 A JP2000107076 A JP 2000107076A
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JP
Japan
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sewage
waste
turntable
fixed
microorganisms
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Pending
Application number
JP10318298A
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English (en)
Inventor
Kunifumi Sukehara
國文 祐原
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KURIO CORP KK
Original Assignee
KURIO CORP KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Non-Flushing Toilets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微生物が本来持っている汚物分解、消臭、減
容作用を促進させることにより、長期間にわたって汚物
の臭気を軽減し、また、汚物容器の洗浄作業を著しく短
縮軽減させる小型軽量の装置を提供する。 【解決手段】 本体ケース10の内部に取り付けた着脱
可能のターンテーブル15は、モーター12、減速ギア
13及び駆動ベルト14と組み合わせて回転装置を形成
する。汚物分解槽20をターンテーブルに穿ったキー穴
16a、16bと、汚物分解槽の底面に設けたキー突起
21a、21bとを嵌合させてターンテーブル上に設置
する。懸架枠31及び固定式撹はん板32a、32bを
支える固定環30は本体ケース10の上部に設置するた
め、固定式撹はん板は汚物分解槽には接触せず宙吊り状
態で固定され、汚物分解槽の回転に伴って、槽内に微生
物の分解作用促進のための撹はん運動が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 自然界に通常存在する微生
物が有機物の死骸や汚物を分解し炭酸ガスと水に変える
現象は周知の事実である。また、微生物を含む植物繊維
質と有機物との間にも同様の現象が生ずることも知られ
ている。本発明は撹はんと加熱によって微生物の作用を
促進させ、可搬を目的とした小型、軽量の構造によって
汚物等の有機物を極めて短時間に分解、減容させる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】 一般に好気性微生物が有機性汚物を分
解するためには、空気の混入と適度の温度が必要とされ
ている。従来、空気混入のための撹はん装置は図1に示
すごとく汚物槽1の内部で撹はん板2を回転させ、併せ
て別の装置で温度を上げる必要があった。しかしこれで
は全体の装置が大型化し、かつ汚物槽内の洗浄もできに
くいという問題点があった。
【0003】また、特に病院や在宅介護における歩行困
難の患者や寝たきり老人の排便には汚物溜式のポータブ
ルトイレが普及しているが、室内での臭気の問題や小容
量であるが故に、頻繁に要求される汚物の洗浄作業は介
護者には最も嫌悪される仕事であり、かかる重労働を軽
減させる効果的な器具の出現が待望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来のポータブルトイレでは汚物の臭気が強く、
容量が小さいため頻繁に行わなければならなかった汚物
の移し変え及び容器洗浄作業を軽減、解消することであ
る。本発明では、微生物が本来持っている汚物分解、消
臭、減容作用を促進させることにより、長期間にわたっ
て汚物の臭気を軽減し、また、汚物容器の洗浄作業を著
しく短縮軽減させる小型軽量の装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 第1の発明の汚物分解
促進装置は図2、図3及び図5に示す如く、モーター1
2の動力により回転するターンテーブル15と、ターン
テーブルに穿ったキー穴16a、16bより回転力を伝
達されるキー突起21a、21bを底面に有する汚物分
解槽20と、固定環30に取り付けた懸架枠31により
支えられた固定式撹はん板32a、32b、及び便座4
0と密閉蓋41で構成される。固定環30は汚物分解槽
20の回転に影響されないように本体ケース10に置く
形で独立に設置されているため、汚物分解槽20が回転
すれば図4に示す如く汚物分解槽内の微生物を含む木細
片50と汚物51も回転して固定式撹はん板に繰り返し
当たる。このことが相対的撹はん運動となって汚物を微
生物を含む木細片の集合の中に混合拡散させ、かつ微生
物に空気を供給するため、微生物の分解作用が著しく促
進される。
【0006】また、汚物分解槽20は内部に回転式撹は
ん板を有する形式のものと異なり、ターンテーブル15
より容易に着脱できるため、取り外して簡単に洗浄をす
ることができる。
【0007】第2の発明は固定環30に電気発熱体33
を組み込むことにより、発熱体から発せられる熱が懸架
枠31及び固定式撹はん板32a、32bを伝わって、
微生物と汚物を最適温度摂氏25度程度に加熱するた
め、微生物の活性が高まり分解作用が著しく促進され
る。
【0008】
【発明の実施の形態】 本発明の実施の形態例につい
て、図2、図3、図4及び図5より説明すると、本体ケ
ース10の内部に取り付けたターンテーブル15は、モ
ーター12、減速ギア13及び駆動ベルト14と共に回
転装置を形成する。汚物分解槽20をターンテーブルに
穿ったキー穴16a、16bと汚物分解槽の底面に設け
たキー突起21a、21bとを嵌合させてターンテーブ
ル上に設置する。懸架枠31と固定式撹はん板32a、
32bを支える固定環30は本体ケース10の上部に設
置するため、汚物分解槽20には接触せず汚物分解槽内
に宙吊り状態で固定される。40は便座、41は密閉蓋
である。50はあらかじめ汚物分解槽20の中程まで満
たしている微生物を含む木細片である。
【0009】本発明をポータブルトイレとして使用した
場合、使用者が用便をすれば汚物51は汚物分解槽20
の中程まで満たしてある微生物を含む木細片50の上部
に落下する。その後使用者がタイマースイッチ17を押
せばモーター12が駆動し、減速ギア13及び駆動ベル
ト14を経由してターンテーブル15が回転し、その回
転力は汚物分解槽20に伝達される。汚物分解槽の中の
微生物を含む木細片50と汚物51は汚物分解槽と共に
回転するが、固定式撹はん板32a、32bは動かない
ので相対的に微生物を含む木細片と汚物を撹はんするこ
とになる。この撹はんにより汚物51と空気が微生物を
含む木細片50の集合の中に混入拡散するため、微生物
の分解作用が活発になる。一般に、固体汚物の容積1に
対し、微生物を含む木細片の容積10の比率の量で有効
とされているので、通常の室内用ポータブルトイレに使
用する汚物分解槽の容量でも、例えば大人1人1日分の
用便に相当する量の汚物は24時間以内に大部分が水と
炭酸ガスに変わる。
【0010】このとき、固定環30に取り付けた電気発
熱体33から発せられる熱が懸架枠31と固定式撹はん
板32a、32bを伝わって、微生物と汚物を微生物活
動の最適温度摂氏25度程度に加熱するため、寒冷地や
気温が低下する季節であっても微生物の活性が高まり分
解作用が著しく促進される。
【0011】また、撹はんは1時間に2分間程度のタイ
マー式間欠運転で効果を充分発揮するので、騒音の問
題、電気代の問題共に軽微である。また運転中及び不使
用中は密閉蓋41で装置全体を密閉するため臭気の洩れ
は非常に少ない。
【0012】微生物を含む木細片50の効果は長期間持
続するが、万一微生物の分解速度より汚物の量が上回り
分解効果が低下した場合は、汚物分解槽20は容易に取
り外せるので木細片の入れ替え及び洗浄は簡単に行え
る。
【実施例】
【0013】 本発明にかかる汚物分解促進装置は、有
機物と、有機物を分解する微生物の働きを促進させるた
めの装置であるから、有機物である家庭用生ゴミの分
解、減容用として使用できる。
【発明の効果】
【0014】 本発明は以上のように構成されるため、
毎日汚物の搬出、清掃の必要があった従来のポータブル
トイレと異なり、歩行困難な病人や寝たきり老人の世話
にあたる介護者は、数週間から数カ月の期間汚物の搬
出、洗浄の重労働から解放される。また装置は小型、軽
量に設計できるので、電源があるところにはどこでも使
用でき、ポータブルトイレへの応用のみならず、家庭用
生ゴミ処理機としても応用できるので福祉と環境の分野
で社会に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例を示す縦断側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態例を示す一部を切り欠
いた側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態例を示すa線における
平面図である。
【図4】 本発明の実施の形態例を示す説明図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態例を示す部品構成透視
図である。
【符号の説明】
1 汚物槽 2 撹はん板 10 本体ケース 11a ヒンジ 11b ヒンジ 12 モーター 13 減速ギア 14 駆動ベルト 15 ターンテーブル 16a キー穴 16b キー穴 17 タイマースイッチ 20 汚物分解槽 21a キー突起 21b キー突起 30 固定環 31 懸架枠 32a 固定式撹はん板 32b 固定式撹はん板 33 電気発熱体 40 便座 41 密閉蓋 50 微生物を含む木細片 51 汚物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーター等の動力により回転するターン
    テーブルと、ターンテーブルより回転力を受け、かつ容
    易に着脱できる汚物分解槽と、汚物分解槽に接触しない
    ように独立に懸架された固定式撹はん板で構成され、回
    転する汚物分解槽内の微生物を含む木細片等と有機性汚
    物を固定式撹はん板で撹はんすることを特徴とした汚物
    分解促進装置。
  2. 【請求項2】 前記固定式撹はん板の懸架装置に発熱体
    を組み込むことにより、発熱体から発せられる熱が微生
    物を含む木細片等と有機性汚物に伝わって、微生物の分
    解作用を促進させることを特徴とした汚物分解促進装
    置。
JP10318298A 1998-10-05 1998-10-05 可搬式汚物分解促進装置 Pending JP2000107076A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004014576A1 (ja) * 2002-08-08 2004-02-19 Ota Chuzosho Co., Ltd. 有機廃棄物処理装置
CN110613388A (zh) * 2019-10-25 2019-12-27 杨宏良 一种建筑工地便携式如厕装置
CN112431262A (zh) * 2020-11-16 2021-03-02 阳平件 一种自动化厨具

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