JP2000106467A - 半導体レーザ素子の配置方法及びその装置 - Google Patents

半導体レーザ素子の配置方法及びその装置

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JP2000106467A
JP2000106467A JP10273526A JP27352698A JP2000106467A JP 2000106467 A JP2000106467 A JP 2000106467A JP 10273526 A JP10273526 A JP 10273526A JP 27352698 A JP27352698 A JP 27352698A JP 2000106467 A JP2000106467 A JP 2000106467A
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semiconductor laser
laser
nozzle
laser element
light receiving
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JP10273526A
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Toshihiko Ishii
俊彦 石井
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザ素子の配置を精度良く行うことができる
方法及び装置を提供すること。 【構成】ノズル2によって保持した半導体レーザ素子1
のへき開面1aに複数本のレーザ光L1,L2を照射
し、へき開面1aによって反射されたレーザ光を受光装
置5によって受光する。この受光装置5の出力に基づい
て半導体レーザ素子1の所定位置に対するずれ量を示す
情報を求め、この情報に基づいてノズル2を駆動させて
半導体レーザ素子1を所定位置に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ素子
の配置方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM、DVDなどの光学装置の
光ピックアップ用光源として用いられる半導体レーザ装
置は、発光素子である半導体レーザ素子を、放熱性の良
い金属やシリコン製のサブマウントの上に精度良く配置
して固定する作業が必要とされている。
【0003】半導体レーザ素子の配置を精度良く行うた
めの装置が、実開昭60−133633号公報に示され
ている。この装置は、半導体レーザ素子のへき開面にビ
ームスプリッタを介してレーザ光を当て、ビームスプリ
ッタで反射した光と、素子のへき開面で反射された光の
位置関係に基づいて半導体レーザ素子のずれ量を求め、
この情報に基づいてレーザ素子の位置決め配置を行う構
成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置は、レーザ
素子の配置面と直交する軸周りの回転ずれを一本のレー
ザ光を用いて検出する構成であるので、レーザ素子が配
置面上でレーザ光の出射方向に位置ずれ配置されると、
その状態が回転ずれの状態と誤認される場合が有る。こ
のような場合に、これを回転ずれとして補正すると素子
の正確な配置ができない場合が生じる。そこで、本発明
は上記の点を考慮し、半導体レーザ素子の回転ずれとレ
ーザ光の出射方向に沿ったずれを識別してそれらに対応
した補正を行い、レーザ素子の配置を精度良く行うこと
ができる方法及び装置を提供することを主な課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ素
子の配置方法は、ノズルによって保持した半導体レーザ
素子のへき開面に複数本のレーザ光を照射し、前記へき
開面によって反射された前記レーザ光を受光装置によっ
て受光し、この受光装置の出力に基づいて前記半導体レ
ーザ素子の所定位置に対するずれ量を示す情報を求め、
この情報に基づいて前記ノズルを駆動させて前記半導体
レーザ素子を所定位置に配置することを特徴とする。
【0006】また、本発明の半導体レーザ素子の配置装
置は、半導体レーザ素子を保持するノズルを移動自在に
支持し駆動する駆動装置と、前記ノズルに保持された半
導体レーザ素子のへき開面に複数本のレーザ光を照射す
るレーザ光源と、前記へき開面によって反射された前記
複数本のレーザ光を受光する受光装置と、この受光装置
の出力に基づいて前記半導体レーザ素子の所定位置に対
するずれ量を示す情報を求め、この情報に基づいて前記
駆動装置の動作を制御する制御装置を備えることを特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について、
図面を参照して説明する。図1は、本発明装置の一実施
例を模式的に示す斜視図である。この図において、1は
半導体レーザ素子、2はこの半導体レーザ素子1の上面
を吸着して保持するノズル、3はこのノズル2をX,
Y,Z軸方向に移動自在に支持し駆動するとともに、Z
軸を中心に回転駆動することができる駆動装置、4はこ
の駆動装置3の動作を後述する受光装置5の出力に基づ
いて制御する制御装置、5はレーザ光源6から出射され
て半導体レーザ素子1によって反射されたレーザ光を受
光する受光装置である。
【0008】半導体レーザ素子1は、その一対の側面を
内部共振器の反射面を構成するためのへき開面1a,1
bとしている。このへき開面1a,1bは、鏡面となっ
ているとともに、その一方の面1aがレーザ光の主出射
面となり、他方の面1bがレーザ光の副出射面となる。
半導体レーザ素子1取付用のステムやリードフレーム
(いずれも図示せず)を保持するための保持装置(図示
せず)がX,Y,Z軸方向に移動自在な構成であれば、
駆動装置3によるノズル2の駆動動作の一部をこの保持
装置によって代用することができる。
【0009】レーザ光源6は、複数本のレーザ光を所定
の位置関係をもってへき開面1aに照射することができ
る構成であり、この例では、2本のレーザ光L1、L2
を互いに平行で、しかもへき開面1aの長辺よりも短い
間隔(例えば100〜200μm)をもって照射する構
成としている。受光装置5は、へき開面1aによって反
射された2本のレーザ光L1、L2を比較的広い範囲に
わたって受光することができる平面型の受光装置によっ
て構成され、例えばへき開面1aに比べて十分に広い面
積を持つCCD等の2次元的な光学検出装置によって構
成している。
【0010】制御装置4は、受光装置5の出力に基づい
て、半導体レーザ素子1の所定取付位置に対するずれ量
情報を求め、このずれ量情報に基づいて半導体レーザ素
子1を所定取付位置に配置するための補正を行うよう
に、駆動装置3の駆動を制御する。
【0011】すなわち、ノズル2に保持している半導体
レーザ素子1のへき開面1aに、レーザ光源6から2本
のレーザ光L1,L2の照射が行われる。制御装置4
は、半導体レーザ素子1のへき開面1aの角度に応じて
変化するレーザ光L1,L2の反射状態を受光装置5の
出力に基づいて判別する。受光装置5の受光面に到達し
た2本のレーザ光L1,L2の受光点P1,P2は、半
導体レーザ素子1がノズル2に保持されている状態によ
って、その間隔dや受光面における受光位置が変化す
る。
【0012】図2は、このようなレーザ光L1,L2の
種々の反射状態を示す模式的な平面図である。図2
(a)は半導体レーザ素子1が所定位置にある基準保持
状態を示している。これに対して、同図(b)(c)に
示すように半導体レーザ素子1の保持角度が左右方向に
角度θずれると、そのずれ角度θに応じて反射後のレー
ザ光L1,L2の出射角度と間隔dが変化する。反射後
のレーザ光L1,L2のずれ角度は、レーザ素子1のず
れ角度θの2倍の2θになる。回転ずれ角度θが大きく
なると、間隔dは規準間隔d0よりも大きくなる。間隔
dは、半導体レーザ素子1と受光装置5の間隔を長くす
るにしたがって長くなるので、受光装置5の分解能が低
い場合は、レーザ素子1と受光装置5の間隔を長くする
ことにより、受光装置5の見かけ上の分解能を高めるこ
とができる。尚、素子1の回転ずれ方向に応じて、受光
点Pの位置は左右方向に変化する。
【0013】また、同図(d)(e)に示すように、素
子1の回転角度は正常であるにもかかわらず、素子1の
保持位置がレーザ光の出射方向Sにずれている場合は、
間隔dが規準間隔d0と同じで、受光点Pの位置のみが
変化するので。角度ずれの状態と容易に識別することが
できる。
【0014】このように、受光間隔dと受光点Pの位置
に応じて、素子1の回転ずれ量や、ずれ方向を識別する
ことができるので、制御装置4は、受光装置5の受光出
力に基づき、素子1の回転角度ずれ量やずれ方向等を演
算して求め、それに基づいてずれを補正するための情報
を駆動装置3に出力する構成としている。そして、駆動
装置3は、制御装置4からの補正情報に基づいてノズル
2を所定の位置に移動させて補正を行うように駆動し、
所定の取り付け位置にレーザ素子1を配置し、その状態
を保持する。このように保持された素子1は、その後ス
テムやリードフレームの所定取り付け位置に接着剤を介
して固定される。
【0015】上記のように、半導体レーザ素子1の角度
ずれを検出するためのレーザ光源として、複数のレーザ
光を照射する光源を用いているので、レーザ出射方向S
への位置ずれなどのように素子1の角度ずれ以外の位置
ずれについても、角度ずれと区別して検出することがで
き、素子1の位置補正を確実に行うことができる。
【0016】尚、上記の実施例は、レーザ光源6から照
射するレーザ光を2本とする場合を示したが、本発明は
これに限られるものではなく、2本以上の複数本のレー
ザ光を用いる場合にも適用することができる。また、レ
ーザ光をレーザ素子1の主出射面1aに照射する場合を
例示したが、レーザ光をレーザ素子1の副出射面1bに
照射する構成としても良い。また、レーザ光を平行に照
射する場合を例示したが、所定の角度を持って照射する
構成の光源を用いても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体レーザ素子のへき開面に照射するためのレーザ光源
として複数本のレーザ光を照射する光源を用いたので、
1本のレーザ光を用いる場合に比べて、位置ずれの検出
精度を高めることができ、半導体レーザ素子の配置精度
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を模式的に示す斜視図であ
る。
【図2】(a)〜(e)は同実施例の動作を説明するた
めの概略的な平面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ素子 2 ノズル 3 駆動装置 4 制御装置 5 受光装置 6 レーザ光源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルによって保持した半導体レーザ素
    子のへき開面に複数本のレーザ光を照射し、前記へき開
    面によって反射された前記レーザ光を受光装置によって
    受光し、この受光装置の出力に基づいて前記半導体レー
    ザ素子の所定位置に対するずれ量を示す情報を求め、こ
    の情報に基づいて前記ノズルを駆動させて前記半導体レ
    ーザ素子を所定位置に配置することを特徴とする半導体
    レーザ素子の配置方法。
  2. 【請求項2】 半導体レーザ素子を保持するノズルを移
    動自在に支持し駆動する駆動装置と、前記ノズルに保持
    された半導体レーザ素子のへき開面に複数本のレーザ光
    を照射するレーザ光源と、前記へき開面によって反射さ
    れた前記複数本のレーザ光を受光する受光装置と、この
    受光装置の出力に基づいて前記半導体レーザ素子の所定
    位置に対するずれ量を示す情報を求め、この情報に基づ
    いて前記駆動装置の動作を制御する制御装置を備えるこ
    とを特徴とする半導体レーザ素子の配置装置。
JP10273526A 1998-09-28 1998-09-28 半導体レーザ素子の配置方法及びその装置 Pending JP2000106467A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017228718A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 ファナック株式会社 半導体レーザ素子のハンダ付けシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017228718A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 ファナック株式会社 半導体レーザ素子のハンダ付けシステム

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