JP2000106262A - 電気暖房器の温度制御装置 - Google Patents

電気暖房器の温度制御装置

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JP2000106262A
JP2000106262A JP10274466A JP27446698A JP2000106262A JP 2000106262 A JP2000106262 A JP 2000106262A JP 10274466 A JP10274466 A JP 10274466A JP 27446698 A JP27446698 A JP 27446698A JP 2000106262 A JP2000106262 A JP 2000106262A
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JP
Japan
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heater
temperature
power supply
microcomputer
commercial power
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Pending
Application number
JP10274466A
Other languages
English (en)
Inventor
Riichi Yoshino
利一 吉野
Kenji Hattori
健治 服部
Kiyoaki Shimotsuma
清秋 下妻
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒーターの全体にわたり均一な温度検出を行
い、そのヒーター通電のOFF時に温度制御を行うため
精度のよい温度制御ができ、部分加熱等が防止できる安
全性の高いものとする。 【解決手段】 商用電源1にヒーター2と、そのヒータ
ー2の通電制御を行うリレー6を直列に接続し、前記ヒ
ーター2の温度検出部に温度検出回路4を接続し、この
前記温度検出回路4と温度設定回路5をマイクロコンピ
ューター7に接続し、マイクロコンピューター7の出力
端子にリレー駆動回路10を接続し、マイクロコンピュ
ーター7の信号により前記リレー6の開閉を行うことに
より本体11の温度制御を行う電気暖房器の温度制御装
置において、リレー6のOFF時にヒーター2のH線と
S線間に電圧が発生するように温度検出回路4およびマ
イクロコンピューター7の基準GND端子を商用電源1
の片側に接続し、前記商用電源1の他方にヒーター2を
直接接続し、ヒーター2を商用電源1に対してヒーター
2の全長の中央で折り返し対称になるようにヒーター2
を本体11に配置するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気カーペット等
の温度制御を行う電気暖房器の温度制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来における電気カーペット等に用いら
れる電気暖房器の温度制御装置は、図4に示すように商
用電源1の片側にヒーター2を接続し、その同一接続上
に温度検出回路4およびマイクロコンピューター7の基
準電圧レベルであるGND端子を接続し、リレー6のO
N時にヒーター2に印加される商用電源1から温度セン
サーに流れる電流を検出することにより温度検出を行
い、温度設定回路5の設定温度より本体の温度が上昇し
た時にリレー6をOFFする。
【0003】リレー6のOFF時は温度検出信号が消失
するため、マイクロコンピューター7により一定時間の
OFF時間を設けることにより、ヒーター2の通電制御
を行い温度コントロールを行っている。
【0004】また、図5に示すように、本体11にヒー
ター2が蛇行状に配置され、そのヒーター2の端部H1
・H2が本体11の隅部に取り付けてあるコントローラ
ーボックス12に接続されている。前記コントローラー
ボックス12には、図4で示すような電気暖房器の温度
制御装置を内蔵している。
【0005】また、図6はヒーター2のH線とS線間の
印加電圧とヒーター2の端部H1、H2の距離に対する
電圧勾配を示した特性図であり、H1端部側は商用電源
のピーク値141Vが印加されるが、H2端部ではヒー
ター2のH線での電圧降下のため0Vとなり、ヒーター
2単独で見た場合、温度検出精度が低下してしまう特性
を有するものであった。
【0006】(例えば、特開平1ー97387号公報参
照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、温度検出の精度を見ると、リレー6のO
N時のヒーター2のH線とS線に商用電源1から印加さ
れる電圧は、図6のように傾きがあり、ヒーター2の端
部H1側は、高い電圧が印加され温度検出を充分に行う
ことができるが、H2側は、印加電圧が小さいため充分
な温度検出精度を得ることができない。
【0008】全体の温度制御は、この平均値で制御して
しまうためヒーター2の端部H2側が保温物等にて高温
になっても検出できず、充分な安全性が得られないとい
う問題点を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決したものであり、商用電源にヒーターと、そのヒー
ターの通電制御を行うリレーを直列に接続し、前記ヒー
ターの温度検出部に温度検出回路を接続し、この前記温
度検出回路と温度設定回路をマイクロコンピューターに
接続し、マイクロコンピューターの出力端子にリレー駆
動回路を接続し、マイクロコンピューターの信号により
前記リレーの開閉を行うことにより本体の温度制御を行
う電気暖房器の温度制御装置において、リレーのOFF
時にヒーターのH線とS線間に電圧が発生するように温
度検出回路およびマイクロコンピューターの基準GND
端子を商用電源の片側に接続し、前記商用電源の他方に
ヒーターを直接接続したものとした。
【0010】また、ヒーターを商用電源に対してヒータ
ーの全長の中央で折り返し対称になるようにヒーターを
本体に配置するものとした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、前記リレーのOFF時
にヒーターのH線とS線間に電圧が発生するように温度
検出回路およびマイクロコンピューターの基準GND端
子を商用電源の片側に接続し、前記商用電源の他方にヒ
ーターを直接接続し、ヒーターのH線とS線間に発生す
る電圧勾配に温度検出電圧差を解消する。
【0012】そのためにヒーターを商用電源に対してヒ
ーターの全長の中央で折り返し対称になるようにヒータ
ーを本体に配置する電気暖房器の温度制御装置にするこ
とにより、ヒーターON時とOFF時にヒーターのH
線、S線間電圧勾配を合成して均一にする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す添付図面に基
づいて説明する。
【0014】図1及び図2において、電気カーペット等
の電気暖房器の面状からなる本体11内にヒーター2を
配設しており、前記本体11の温度を制御する温度制御
手段を有したコントローラーボックス12を本体11に
設けてあり、コントローラーボックス12内に、下記に
示す構成部材を内蔵している。
【0015】商用電源1にヒーター2と、そのヒーター
2の通電制御を行うリレー6を直列に接続し、前記ヒー
ター2の温度検出部に温度検出回路4を接続し、この温
度検出回路4と温度設定回路5をマイクロコンピュータ
ー7に接続し、マイクロコンピューター7の出力端子に
リレー駆動回路10を接続し、マイクロコンピューター
7の信号によりリレー6の開閉を行うことにより本体1
1を温度制御するように構成してある。
【0016】この電気暖房器の温度制御装置において、
ヒーター2のH線とS線間に電圧が発生するように温度
検出回路4およびマイクロコンピューター7の基準GN
D端子を商用電源1の片側に接続し、前記商用電源1の
他方にヒーター2を直接接続してある。
【0017】ヒーター2の配列を図2に示すように、ヒ
ーター2の全長の中心点(P点)にて折り返してヒータ
ー2を本体11面積に対して対称に配置してある。
【0018】次に、前記構成における作用を説明する。
【0019】ヒーター2のH線とS線間に電圧が発生す
るように温度検出回路4およびマイクロコンピューター
7の基準GND端子を商用電源1の片側に接続し、前記
商用電源1の他方にヒーター2を直接接続する構成とす
ることによって、本体11の温度検出を行うが、この
時、ヒーター2の配置を商用電源1との接続に対し、ヒ
ーター2の全長の中央で折り返し対称になるように本体
11に配置することで、ヒーター2のH線とS線の電圧
勾配を解消する。
【0020】図3は、この時のコントローラーボックス
12からのヒーター2の距離に対する電圧を示した特性
図であり、ヒーター2を商用電源1との接続に対し、ヒ
ーター2の全長の中央P点で折り返し対称に配置するこ
とによって、ヒーター2の中心部(P点)からヒーター
2を折り返すため、図3に示すようにヒーター2の距離
に対しては、全体的に平均化された電圧が印加されたの
と同等とすることができる。
【0021】また、OFF時には、ヒーター2による電
圧降下がないのでOFF時にも均一に温度検出ができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明における電気暖房
器の温度制御装置によれば次の効果が得られる。
【0023】ヒーターのON時及びOFF時両方ともヒ
ーター全体に均一な温度検出を行い、精度のよい温度制
御ができ、保温物等による部分加熱が防止できる安全性
の高い電気暖房器の温度制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気暖房器の温度制御
装置のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す電気暖房器の温度制御
装置の概略平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す電気暖房器の温度制御
装置のヒーターのH線ーS線間の距離に対する印加電圧
特性図である。
【図4】従来例を示す電気暖房器の温度制御装置のブロ
ック図である。
【図5】従来例を示す電気暖房器の温度制御装置の概略
平面図である。
【図6】従来例を示す電気暖房器の温度制御装置のヒー
ターのH線ーS線間の印加電圧特性図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 ヒーター 4 温度検出回路 5 温度設定回路 6 リレー 7 マイクロコンピューター 10 リレー駆動回路 11 本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K058 AA13 AA42 BA02 CA03 CA04 CA23 CA52 CA93 CB02 CB22 CD04 CE02 CE12 CE19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源(1)にヒーター(2)と、そ
    のヒーター(2)の通電制御を行うリレー(6)を直列
    に接続し、前記ヒーター(2)の温度検出部に温度検出
    回路(4)を接続し、この前記温度検出回路(4)と温
    度設定回路(5)をマイクロコンピューター(7)に接
    続し、マイクロコンピューター(7)の出力端子にリレ
    ー駆動回路(10)を接続し、マイクロコンピューター
    (7)の信号により前記リレー(6)の開閉を行うこと
    により本体(11)の温度制御を行う電気暖房器の温度
    制御装置において、リレー(6)のOFF時にヒーター
    (2)のH線とS線間に電圧が発生するように温度検出
    回路(4)およびマイクロコンピューター(7)の基準
    GND端子を商用電源(1)の片側に接続し、前記商用
    電源(1)の他方にヒーター(2)を直接接続したこと
    を特徴とする電気暖房器の温度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ヒーター(2)を商用電源(1)に
    対してヒーター(2)の全長の中央で折り返して対称に
    なるようにヒーター(2)を本体(11)に配置するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気暖房器の温度制御装
    置。
JP10274466A 1998-09-29 1998-09-29 電気暖房器の温度制御装置 Pending JP2000106262A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8692165B2 (en) * 2003-01-06 2014-04-08 Bunn-O-Matic Corporation Power circuitry incorporating both foreign and domestic alternating current line voltages for a heated beverage apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8692165B2 (en) * 2003-01-06 2014-04-08 Bunn-O-Matic Corporation Power circuitry incorporating both foreign and domestic alternating current line voltages for a heated beverage apparatus

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