JPH0443713Y2 - - Google Patents

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JPH0443713Y2
JPH0443713Y2 JP1984201390U JP20139084U JPH0443713Y2 JP H0443713 Y2 JPH0443713 Y2 JP H0443713Y2 JP 1984201390 U JP1984201390 U JP 1984201390U JP 20139084 U JP20139084 U JP 20139084U JP H0443713 Y2 JPH0443713 Y2 JP H0443713Y2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
    • F23N5/04Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using bimetallic elements
    • F23N5/042Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using bimetallic elements using electronic means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は触媒マツトを用いガスの燃焼を行う触
媒式ガス燃焼機器の燃焼制御装置に関する。
[従来の技術] 酸化触媒に担持された触媒マツト内で燃焼ガス
の酸化反応(触媒燃焼)を行う触媒式ガス燃焼機
器では、点火するとき触媒が活性化する温度(通
常200℃)まで触媒マツトを電熱ヒータにより昇
温させるいわゆる予熱が行われる。この触媒マツ
トの温度検出手段としてサーモスタツトを用いた
方法が提案されている(特開昭56−56529号)。
[考案が解決しようとする問題点] 上記構成の従来の触媒式ガス燃焼機器は、サー
モスタツトの接点が開状態になつた(触媒マツト
が200℃に昇温)時を確認して燃焼ガスのガス通
路を開いている。したがつてサーモスタツトの接
点が開状態側で融着した場合、運転開始時にサー
モスタツトの故障を点検(チエツク)しないと、
触媒マツトが200℃に昇温していると判断して、
未燃焼ガスが放出する恐れがある。
本考案は、サーモスタツトの故障に起因する未
燃焼ガス放出の防止を図つた触媒式ガス燃焼機器
の燃焼制御装置の提供を目的とする。
[問題を解決するための手段] 上記目的達成のため、本考案は、反応器内に取
り付けられた触媒マツトと、該触媒マツトを加熱
するように配される電熱ヒータと、前記触媒マツ
トが設定温度に昇温すると接点が閉状態から開状
態に切替わるサーモスタツトと、ガス供給手段と
前記反応器との間に設けられ、前記接点が開状態
であると通電される電磁弁と、運転開始時、前記
接点が開状態であると前記電磁弁への通電を優先
的に断つ電子制御回路とを具備した構成を採用し
た。
[作用および考案の効果] 上記構成により、本考案の触媒式ガス燃焼機器
の燃焼制御装置は次の作用、効果を奏する。
運転開始時にサーモスタツトの接点が開状態あ
ると、電子制御回路は電磁弁への通電を優先的に
断つので、サーモスタツトの故障に起因する未燃
焼ガス放出の防止が図れる。
[実施例] 1は触媒マツトが取り付けられた反応器、2は
電熱ヒータ、3は電磁弁を含む前記反応器1への
ガス供給手段、4は触媒マツトの温度センサ、5
は燃焼制御装置である。
反応器1は、段11C付で矩形を呈する金属板
製の枠体11Aおよび前記段11Cの小外径側開
口面に気密となるよう固着された金属板製背板1
1Bからなるケース11と、該ケース11の背板
11B側に該背板11Bに平行的に、後端側部1
2Aがケース11の側板から外方に突出した状態
でケース11に固着されると共に前記後端側部1
2Aにガス導入口12Bが形成され、先端側部1
2Cにはケース内に開口した多数の小ガス穴12
Dが列設されたガス供給パイプ12と、外周13
Aが前記段11Cに固着されて前記段11Cとほ
ぼ同一面に位置するよう張られた内側金網13
と、前記ケース11の大外径側開口面に、外周1
4Aが前記ケース11に設けられた縁11Dとビ
ス止めされた押え板13Bとの間に挟持されて張
られた外側金網14とを備え、前記内側金網13
と外側金網14との間には、保温のための厚いロ
ツクウール製第1マツト15、薄いロツクウール
製第2マツト16および白金・パラジウムなどの
酸化触媒をロツクウールなど耐熱性材質で通気性
のマツトに担持させた触媒マツト17が挾んで保
持されている。
電熱ヒータ2は、筒状ねじ付取付金具22、該
取付金具内に保持された棒状碍石23、該碍石の
中心穴を貫通して設けられた電気抵抗線(発熱
体)25とからなり、前記ケースの背板11Bに
溶接されたナツト21にねじ込まれ、前記ケース
11に取付けられている。発熱体25は本実施例
では前記第1マツト15と第2マツト16との間
に所定のパターンで折曲げて配されており、装着
性の向上が図られている。
ガス供給手段3は、ガス管30に設けられたメ
イン電磁弁V1、その下流に設けられたガバナ弁
31、その下流に設けられた第1電磁弁V2、第
1電磁弁V2と並列して前記ガバナ弁31の下流
に設けられた第2電磁弁V3、前記ガス導入口1
2Bに取付けられた噴射弁32、該噴射弁32に
設けられた第1ノズル33および第2ノズル3
4、前記電磁弁V2と第1ノズル33とを連結す
る可撓性ホース35および前記電磁弁V3と第2
ノズル34とを連結する可撓性ホース36を有す
る。
サーモスタツト4は、感温部41が前記第2マ
ツト16と触媒マツト17との間に配置され、前
記ケース11の側壁の反応器1が取付けられたと
き上側となる位置に固着されている。
燃焼制御装置5は、電子制御回路50、遠隔制
御装置箱(リモコンボツクス)51を有し、リモ
コンボツクス51には運転(スイツチ)ボタン5
2、能力切替(スイツチ)ボタン53、運転(表
示)ランプ54、強(運転表示)ランプ55、弱
(運転表示)ランプ56が設けられており、また
燃焼器ケース6には器具運転ランプ57が取付け
られている。前記電子制御回路50は前記サーモ
スタツト4およびコントロールボツクス51から
の入力信号に応じて前記電熱ヒータ2、および前
記電磁弁V1,V2,V3を制御する。
この触媒式ガス燃焼機器は、第3図に示す如
く、10度の取付角を保持して燃焼器ケース6内に
固着され、この燃焼器ケース6は通常上側に排気
口6Aが設けられ、天井または壁Wに一対の三角
形状のステイ7を介して30度〜80度の取付角で取
付けられている。
第4図は本考案の触媒式ガス燃焼機器の燃焼制
御装置の電子制御回路の一実施例を示す。
電子制御回路50は、例えば24Vの交流電源7
0を電子制御回路50内の各回路に使用される一
定電圧の直流電流に変換する整流回路71と、該
整流回路71からの通電を受け、前記運転スイツ
チボタン52、器具運転リレースイツチ(図示せ
ず)を内蔵し、器具運転リレースイツチがOFF
(オフ)のときは運転スイツチボタン52がON
(オン)でも器具運転を停止する運転スイツチ回
路72と、電磁弁V3のON、OFF(オンオフ)
回路であり、能力切替ボタン53を内蔵し、該能
力切替ボタン53の設定に応じて強運転、弱運転
の切替を行う能力切替回路73と、運転開始から
15分後までにサーモスタツト4が開状態とならな
い時にOFF信号を異常用フリツカー回路79に
出力する15分タイマー回路75と、サーモスタツ
ト4が一定時間後(気温0℃の時、9分後)、開
状態となつた時、電磁弁V1,V2をOFFから
ONする出力を生じる電磁弁駆動回路76と、サ
ーモスタツト4が開状態となつてから一定時間
後、電熱ヒータ2の通電を停止するヒータOFF
回路77と、運転スイツチボタン52をONした
とき閉状態(例えば接点が融着している時)か否
かを判別するサーモスタツト初期チエツク回路7
8と、サーモスタツト4が一定時間後も作動しな
い時(閉状態から開状態にならない時)をチエツ
クする異常用フリツカー回路79と、サーモスタ
ツト4の故障時、運転スイツチ回路72内の器具
運転リレースイツチをOFFする出力を生ずる異
常用ロツク用回路80とからなる。
第5図はサーモスタツト初期チエツク回路78
の一実施例を示す。
サーモスタツト初期チエツク回路78は、交流
電源70と運転スイツチ52が通電された時、電
圧の印加を受けるコンデンサC1、抵抗R1,R
2,R3,R4、トランジスタTR、アンド回路
ANDからなり、異常のある時、異常用ロツク用
回路80へ出力する。
つぎにこの触媒式ガス燃焼機器の燃焼制御装置
の作動を第6図に示すタイムチヤートと共に説明
する。
1 正常時 イ 手動によりガス栓を全開にすると共に電源
を入れる。
ロ リモートコントロールボツクス51の運転
ボタン52を押し、運転スイツチ回路72を
ONすると電熱ヒータ2に通電が開始され
る。このとき運転表示ランプ54、弱運転表
示ランプ56および器具運転ランプ57が点
灯する。
ハ 気温0℃のとき約9分間通電すると触媒マ
ツト17の温度は触媒が活性化する200℃以
上になり、サーモスタツト4は接点が開状態
(b側接点)となりOFF信号を出力する。電
子制御回路50の電磁弁駆動回路76は前記
サーモスタツトのOFF信号を入力して前記
メイン電磁弁V1および第1電磁弁V2を開
く(ONさせる)出力を出す。そして、電磁
弁V1,V2が開き、ガス供給パイプ12の
噴出口より燃焼ガスがケース11内へ噴出
し、保温材である第1マツト15および第2
マツト16を通り触媒マツト17内で触媒反
応が起こり、弱燃焼が開始する。
ニ その後約3分〜3分30秒間のオーバーラツ
プ時間が経過すると電熱ヒータ2をOFFす
る出力が生じる。この触媒反応開始後の電熱
ヒータ2へのオーバーラツプ通電(アフター
グロー)は、燃焼ガス供給時に該燃焼ガスが
比較的低温である場合、触媒反応マツトはこ
の低温ガスにより幾分冷却され降温するの
で、アフターグローにより触媒反応の円滑な
立上がりを保証するために行われる。このオ
ーバーラツプ通電時間は、たとえば電熱ヒー
タ2への通電開始からサーモスタツト4の
OFF(接点がb側となる)までの時間に対応
して増減することが望ましく、これによりア
フターグロー不足および電熱ヒータ2の過
熱、電力の無駄な消費を有効に防止できる。
ホ 強運転能力が必要の場合は能力切替ボタン
53を押す。これにより強運転表示ランプ5
5が点灯する。能力切替ボタンを押した場合
には電磁弁V3が開き強燃焼に切替わる。
上記イ〜ホに示した制御の他に、始めから強運
転を行う場合には、本考案の触媒式ガス燃焼機器
の燃焼制御装置は次の如く緩着火制御を行う。
a 前記ロにおいて、運転ボタン52を押して
運転スイツチをONすると共に能力切替ボタ
ン53で強運転に設定する。
b このとき電子制御回路50は前記サーモス
タツト4のOFF信号を入力してまず前記メ
イン電磁弁V1および第1電磁弁V2を開く
(ONさせる)出力が生じる。そして電磁弁
V1,V2が開きガス供給パイプ12の噴出
口より燃焼ガスがケース11内へ噴出し、保
温材である第1マツト15および第2マツト
16を通り触媒マツト17内で触媒反応が起
こり、弱燃焼が開始する。
c 設定時間(通常3分間程度)弱燃焼をつづ
けた後、電子制御回路50の能力切替回路7
3は電磁弁V3を開く(ONする)出力を発
し、電磁弁V3を開いて反応器1に多量の燃
焼ガスを供給して強燃焼を行う。
このように点火時において必ず設定時間弱燃焼
を行う緩着火制御は次の効果がある。
電熱ヒータ2による触媒マツト17の加熱の
際、触媒マツト17には通常温度分布が生じ、着
火の初期において、低温度部分に供給された燃料
ガスが未燃焼の状態で排出される。この場合当初
から多量の燃料ガスを供給すると、該低温度部分
を通過する燃料ガスの量が増大し、未燃焼ガス
(HC)の排出量が増大する。しかるに前記の如
く点火当初の一定時間弱運転を行い、一定時間経
過し、触媒燃焼による多量の発熱で触媒マツト1
7の全体が充分に昇温した後強運転に切り換える
ことで未燃焼ガスの排出量が低減できる。なおこ
の弱燃焼の設定時間も前記アフターグローのオー
バーラツプ時間と同様に、電熱ヒータ2への通電
開始からサーモスタツト4が切替わるまでの時間
に対応して増減させることにより、緩着火を適正
に制御できる。
2 異常時 上記ロを行い、 A 気温0℃の時約15(±3)分間通電すると共
に接触マツト17の温度が触媒の活性化する
200℃以上になつてもサーモスタツト4の接点
が閉状態(a側接続)の時、15分タイマー回路
75よりOFF信号が異常用フリツカー回路7
9に出力され、異常用フリツカー回路79が異
常用ロツク回路80にOFFの出力を生じさせ、
電熱ヒータ2をOFFすると共に器具運転を停
止する。
B 第5図に示す如く電源をONした時、A点は
一瞬ハイとなり、その後ロウの状態を維持す
る。
運転スイツチボタン52をONした時に、サー
モスタツト4接点が閉状態(a側接続)以外の
時、例えば、開状態(b側接続)の時(例えば接
点の融着)に、B点はアンド回路ANDの通電の
出力を生じ、トランジスタTRはONの出力を生
じ、異常用ロツク回路80にONの出力を生じさ
せ、異常用ロツク回路80は器具運転を停止す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の触媒式ガス燃焼機器の燃焼制
御装置の構成を示す概略図、第2図は反応器の断
面図、第3図は前記反応器を用いた触媒式ガス燃
焼機器の取付状態図、第4図は本考案の触媒式ガ
ス燃焼機器の燃焼制御装置の電子回路の回路図、
第5図は本考案の触媒式ガス燃焼機器の燃焼制御
装置の初期チエツク回路の回路図、第6図は作動
説明のためのタイムチヤートである。 図中、1……反応器、2……電熱ヒータ、3…
…ガス供給手段、4……サーモスタツト、6……
燃焼器ケース、17……触媒マツト、50……電
子制御回路、V1,V2……電磁弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 反応器内に取り付けられた触媒マツトと、該触
    媒マツトを加熱するように配される電熱ヒータ
    と、 前記触媒マツトが設定温度に昇温すると接点が
    閉状態から開状態に切替わるサーモスタツトと、 ガス供給手段と前記反応器との間に設けられ、
    前記接点が開状態であると通電される電磁弁と、 運転開始時、前記接点が開状態であると前記電
    磁弁への通電を優先的に断つ電子制御回路と を具備してなる触媒式ガス燃焼機器の燃焼制御装
    置。
JP1984201390U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0443713Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984201390U JPH0443713Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28
KR2019850015031U KR910000618Y1 (ko) 1984-12-28 1985-11-15 촉매식 가스연소기기의 연소 제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984201390U JPH0443713Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61115851U JPS61115851U (ja) 1986-07-22
JPH0443713Y2 true JPH0443713Y2 (ja) 1992-10-15

Family

ID=30763137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984201390U Expired JPH0443713Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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KR (1) KR910000618Y1 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5661752U (ja) * 1979-10-15 1981-05-25

Also Published As

Publication number Publication date
KR910000618Y1 (ko) 1991-01-31
JPS61115851U (ja) 1986-07-22
KR860008138U (ko) 1986-07-21

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