JP2000105871A - カップ排出装置 - Google Patents
カップ排出装置Info
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- JP2000105871A JP2000105871A JP10275562A JP27556298A JP2000105871A JP 2000105871 A JP2000105871 A JP 2000105871A JP 10275562 A JP10275562 A JP 10275562A JP 27556298 A JP27556298 A JP 27556298A JP 2000105871 A JP2000105871 A JP 2000105871A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成でカップ列を円滑に排出部に送り出
すことができるカップ排出装置を提供する。 【解決手段】搬送台15の上にカップ列aが複数列に並
列して載置され、搬送台15の両端側に排出部16,1
7が設けられ、搬送台15の上のカップ列aを押し板2
5の動作で排出部16,17に落下させ、そのカップ列
aのカップを排出機構19により順次1個ずつ切り離し
て排出するカップ排出装置において、搬送台15の上
に、その長手方向に沿って連続する筋状の突起29aを
設け、この突起29aを介して各カップ列aを支持す
る。
すことができるカップ排出装置を提供する。 【解決手段】搬送台15の上にカップ列aが複数列に並
列して載置され、搬送台15の両端側に排出部16,1
7が設けられ、搬送台15の上のカップ列aを押し板2
5の動作で排出部16,17に落下させ、そのカップ列
aのカップを排出機構19により順次1個ずつ切り離し
て排出するカップ排出装置において、搬送台15の上
に、その長手方向に沿って連続する筋状の突起29aを
設け、この突起29aを介して各カップ列aを支持す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、飲料をカップを
介して販売するカップ式自動販売機等に用いられるカッ
プ排出装置に関する。
介して販売するカップ式自動販売機等に用いられるカッ
プ排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コーヒーやジュース等の飲料をカップを
介して販売するカップ式自動販売機においては、多数の
カップを収納し、そのカップを所定の販売指令ごとに1
個ずつ所定の供給位置に排出するカップ排出装置が備え
られている。
介して販売するカップ式自動販売機においては、多数の
カップを収納し、そのカップを所定の販売指令ごとに1
個ずつ所定の供給位置に排出するカップ排出装置が備え
られている。
【0003】この種のカップ排出装置は、複数個のカッ
プを積み重ねたカップ列を水平な搬送台の上に複数列に
並列させ、これらカップ列を搬送台の長手方向の端部側
に設けられたカップ排出機構を有する排出部に送り込
み、この排出部の排出機構によりカップ列のカップを順
次1個ずつ切り離して排出するようになっている。そし
て排出部におけるカップ列のカップの数が一定以下に減
少した際に、再び搬送台の上のカップ列を排出部に送り
込んで補充する。
プを積み重ねたカップ列を水平な搬送台の上に複数列に
並列させ、これらカップ列を搬送台の長手方向の端部側
に設けられたカップ排出機構を有する排出部に送り込
み、この排出部の排出機構によりカップ列のカップを順
次1個ずつ切り離して排出するようになっている。そし
て排出部におけるカップ列のカップの数が一定以下に減
少した際に、再び搬送台の上のカップ列を排出部に送り
込んで補充する。
【0004】具体的には図7に示すように構成されてお
り、1がケースで、このケース1内の下部に水平に搬送
台2が設けられ、この搬送台2の上に複数個のカップを
積み重ねたカップ列aが複数列に並列して載置されてい
る。
り、1がケースで、このケース1内の下部に水平に搬送
台2が設けられ、この搬送台2の上に複数個のカップを
積み重ねたカップ列aが複数列に並列して載置されてい
る。
【0005】搬送台2の一端側には排出部3が設けら
れ、この排出部3はカップシュート4と、このカップシ
ュート4の下端部に取り付けられた排出機構5とで構成
され、カップシュート4の上端面が搬送台2の上面より
やや下方のレベルに位置している。また搬送台2の上方
には、この搬送台2の上に並列して配置した各カップ列
aを排出部3に向けて押し動かす押し板6が垂直に設け
られている。
れ、この排出部3はカップシュート4と、このカップシ
ュート4の下端部に取り付けられた排出機構5とで構成
され、カップシュート4の上端面が搬送台2の上面より
やや下方のレベルに位置している。また搬送台2の上方
には、この搬送台2の上に並列して配置した各カップ列
aを排出部3に向けて押し動かす押し板6が垂直に設け
られている。
【0006】そして、排出部3におけるカップの数が所
定以下にまで減少したときに押し板6が動作し、この押
し板6により搬送台2の上に並列している各カップ列a
が排出部3に向けて押し動かされ、最前列の1つのカッ
プ列aが排出部3に送り込まれて補充される。
定以下にまで減少したときに押し板6が動作し、この押
し板6により搬送台2の上に並列している各カップ列a
が排出部3に向けて押し動かされ、最前列の1つのカッ
プ列aが排出部3に送り込まれて補充される。
【0007】カップ列aは搬送台2の上面を滑って移動
するが、カップ列aの下端と搬送台2の上面との間には
比較的大きな摩擦が生じ、このためカップ列aが搬送台
2の上を移動してその最前列のカップ列aが排出部3に
移行するときに、そのカップ列aの上部側がその移動の
反動で下部側より先行するように傾いてカップ列aが排
出部3に移動落下し、この結果、図に鎖線で示すよう
に、その最前列のカップ列aの途中が屈曲し、カップ列
aの上部側がケース1の壁面に接触し、カップ列aの下
端が搬送台2の端部やカップシュート4内の残存のカッ
プの開口縁等に引っ掛かってカップ列aの補充が不能と
なってしまうことがある。
するが、カップ列aの下端と搬送台2の上面との間には
比較的大きな摩擦が生じ、このためカップ列aが搬送台
2の上を移動してその最前列のカップ列aが排出部3に
移行するときに、そのカップ列aの上部側がその移動の
反動で下部側より先行するように傾いてカップ列aが排
出部3に移動落下し、この結果、図に鎖線で示すよう
に、その最前列のカップ列aの途中が屈曲し、カップ列
aの上部側がケース1の壁面に接触し、カップ列aの下
端が搬送台2の端部やカップシュート4内の残存のカッ
プの開口縁等に引っ掛かってカップ列aの補充が不能と
なってしまうことがある。
【0008】そこで、特開平4―49494号や実公昭
64―7432号においては、搬送台の端部に回転自在
なローラを設け、このローラの回転動作ででカップ列を
円滑に排出部に送り出すようにしている。
64―7432号においては、搬送台の端部に回転自在
なローラを設け、このローラの回転動作ででカップ列を
円滑に排出部に送り出すようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送台
の端部にローラを設ける手段では、構成が複雑でコスト
高となる難点がある。
の端部にローラを設ける手段では、構成が複雑でコスト
高となる難点がある。
【0010】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、簡単な構成でカッ
プ列を円滑に排出部に送り出すことができるカップ排出
装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、簡単な構成でカッ
プ列を円滑に排出部に送り出すことができるカップ排出
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、ケース内に水平に搬送台が設けら
れ、この搬送台の上に複数のカップを積み重ねたカップ
列が複数列に並列して載置され、前記搬送台の少なくと
も一端側に、カップ列のカップを1個ずつ切り離して排
出するための排出機構を備える排出部が設けられ、前記
搬送台の上に載置されたカップ列を前記排出部に向けて
押し動かす搬送手段が設けられ、この搬送手段の動作で
搬送台の上のカップ列を搬送台の端部から排出部に落下
させ、この排出部に落下したカップ列のカップを前記排
出機構により順次1個ずつ切り離して排出するカップ排
出装置において、前記搬送台の上に、その長手方向に沿
って連続する筋状の突起を設け、この突起を介して各カ
ップ列を支持するようにしたものである。
的を達成するために、ケース内に水平に搬送台が設けら
れ、この搬送台の上に複数のカップを積み重ねたカップ
列が複数列に並列して載置され、前記搬送台の少なくと
も一端側に、カップ列のカップを1個ずつ切り離して排
出するための排出機構を備える排出部が設けられ、前記
搬送台の上に載置されたカップ列を前記排出部に向けて
押し動かす搬送手段が設けられ、この搬送手段の動作で
搬送台の上のカップ列を搬送台の端部から排出部に落下
させ、この排出部に落下したカップ列のカップを前記排
出機構により順次1個ずつ切り離して排出するカップ排
出装置において、前記搬送台の上に、その長手方向に沿
って連続する筋状の突起を設け、この突起を介して各カ
ップ列を支持するようにしたものである。
【0012】そして特に請求項2の発明においては、搬
送台の上に設けられた突起が、カップ列の最下層のカッ
プの底面の中心からその周縁側に偏位した部分における
その最下層のカップの底面を支持していることを特徴と
している。
送台の上に設けられた突起が、カップ列の最下層のカッ
プの底面の中心からその周縁側に偏位した部分における
その最下層のカップの底面を支持していることを特徴と
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1ないし図6を参照して説明する。
いて図1ないし図6を参照して説明する。
【0014】図1にはカップ排出装置の正面図を、図2
には断面図を示してあり、10はケースで、このケース
10は背板11と両側板12と天板13と底板14とで
構成されている。なお、このケース10の前面の開放部
には図示しないが開閉扉が設けられている。
には断面図を示してあり、10はケースで、このケース
10は背板11と両側板12と天板13と底板14とで
構成されている。なお、このケース10の前面の開放部
には図示しないが開閉扉が設けられている。
【0015】ケース10内の下部には搬送台15が水平
に設けられ、この搬送台15の両端側に排出部16,1
7が設けられている。
に設けられ、この搬送台15の両端側に排出部16,1
7が設けられている。
【0016】各排出部16,17は、カップシュート1
8と排出機構19とで構成され、カップシュート18は
ロート状をなし、ケース10の底板14に取り付けら
れ、また排出機構19はカップシュート18の下端部に
取り付けられている。
8と排出機構19とで構成され、カップシュート18は
ロート状をなし、ケース10の底板14に取り付けら
れ、また排出機構19はカップシュート18の下端部に
取り付けられている。
【0017】カップシュート18の側面には、排出部1
6,17に配置するカップの数が一定以下に減少したと
きにそれをカップ切れとして検出するカップ切れ検知器
20が設けられ、またケース10の底板14には排出機
構19を駆動する駆動機構21が設けられている。
6,17に配置するカップの数が一定以下に減少したと
きにそれをカップ切れとして検出するカップ切れ検知器
20が設けられ、またケース10の底板14には排出機
構19を駆動する駆動機構21が設けられている。
【0018】ケース10内には搬送台15の上方に位置
してカップ列aの搬送手段として押し板25が垂直に設
けられている。この押し板25はケース10の背部に設
けられた水平方向に長い複数のガイド部26に沿って左
右に移動可能な状態に支持されている。そしてこの押し
板25はモータ27に連動するベルト28を介して駆動
されて左右に移動するようになっている。
してカップ列aの搬送手段として押し板25が垂直に設
けられている。この押し板25はケース10の背部に設
けられた水平方向に長い複数のガイド部26に沿って左
右に移動可能な状態に支持されている。そしてこの押し
板25はモータ27に連動するベルト28を介して駆動
されて左右に移動するようになっている。
【0019】搬送台15の上には、複数のカップを積み
重ねてなるカップ列aが複数列に並列して載置されてい
る。これらカップ列aは前記押し板25を境とするその
左右側に例えば2列と1列とに振り分けられて配置して
いる。
重ねてなるカップ列aが複数列に並列して載置されてい
る。これらカップ列aは前記押し板25を境とするその
左右側に例えば2列と1列とに振り分けられて配置して
いる。
【0020】そして押し板25の左側に配置した各カッ
プ列aにおけるカップと、右側に配置した各カップ列a
におけるカップとはそのサイズが異なっていて、押し板
25が左側に移動したときに左側のカップ列aが搬送台
15の一端側の排出部16に供給され、押し板25が右
側に移動したときに右側のカップ列aが搬送台15の他
端側の排出部17に供給されるようになっている。な
お、ケース10内にカップ列aを収納する際には、押し
板25の待機停止位置を任意に設定でき、その押し板2
5の位置の設定でケース10内に収納するカップのサイ
ズの比率をその使用頻度等に応じて任意に選択すること
ができるものである。
プ列aにおけるカップと、右側に配置した各カップ列a
におけるカップとはそのサイズが異なっていて、押し板
25が左側に移動したときに左側のカップ列aが搬送台
15の一端側の排出部16に供給され、押し板25が右
側に移動したときに右側のカップ列aが搬送台15の他
端側の排出部17に供給されるようになっている。な
お、ケース10内にカップ列aを収納する際には、押し
板25の待機停止位置を任意に設定でき、その押し板2
5の位置の設定でケース10内に収納するカップのサイ
ズの比率をその使用頻度等に応じて任意に選択すること
ができるものである。
【0021】搬送台15の上には、図1ないし図3に示
すように、その長手方向に沿って長い敷居台29が設け
られ、この敷居台29にその長い手方向に沿って連続す
る筋状の突起29aが例えば2本平行に形成され、これ
ら突起29aで各カップ列aが支持されている。
すように、その長手方向に沿って長い敷居台29が設け
られ、この敷居台29にその長い手方向に沿って連続す
る筋状の突起29aが例えば2本平行に形成され、これ
ら突起29aで各カップ列aが支持されている。
【0022】前記突起29aは、図2および図3に示す
ように、カップ列aの最下層のカップの軸方向の中心か
らその周縁側に偏位する部分におけるカップの底面に接
するようにカップ列aの中心軸に対してずれてた位置に
配置している。
ように、カップ列aの最下層のカップの軸方向の中心か
らその周縁側に偏位する部分におけるカップの底面に接
するようにカップ列aの中心軸に対してずれてた位置に
配置している。
【0023】排出部16,17を構成するカップシュー
ト18の上端の開口面は、搬送台15の上面よりやや下
方のレベルの位置に配置し、搬送台15の上に配置した
敷居台29の端部はカップシュート18の開口部の一部
と上下に位置をずらしてラップする状態となっている。
ト18の上端の開口面は、搬送台15の上面よりやや下
方のレベルの位置に配置し、搬送台15の上に配置した
敷居台29の端部はカップシュート18の開口部の一部
と上下に位置をずらしてラップする状態となっている。
【0024】ケース10の前面側には、搬送台15の両
端側に位置して上下に長いセパレータ30,31が設け
られている。これらセパレータ30,31はその上下部
がピン32(下部のピンのみ図示)を介して回動自在に
支持され、かつケース10の前面から搬送台15の両端
側の端部の上方に向って突出するように配置して排出部
16,17に隣接する搬送台15の上のカップ列aにお
けるその排出部側の側面に接触するように設けられてい
る。
端側に位置して上下に長いセパレータ30,31が設け
られている。これらセパレータ30,31はその上下部
がピン32(下部のピンのみ図示)を介して回動自在に
支持され、かつケース10の前面から搬送台15の両端
側の端部の上方に向って突出するように配置して排出部
16,17に隣接する搬送台15の上のカップ列aにお
けるその排出部側の側面に接触するように設けられてい
る。
【0025】そして図2に示すように、一方のセパレー
タ30はスプリング33により時計方向に弾性的に付勢
され、他方のセパレータ31はスプリング34により反
時計方向に弾性的に付勢されている。なお、一方のセパ
レータ30はストッパ35によりその時計方向の回動範
囲が規制されて通常時には搬送台15の長手方向と直角
の状態を保ち、他方のセパレータ31はストッパ36に
よりその反時計方向の回動範囲が規制されて通常時には
搬送台15の長手方向と直角の状態を保つようになって
いる。
タ30はスプリング33により時計方向に弾性的に付勢
され、他方のセパレータ31はスプリング34により反
時計方向に弾性的に付勢されている。なお、一方のセパ
レータ30はストッパ35によりその時計方向の回動範
囲が規制されて通常時には搬送台15の長手方向と直角
の状態を保ち、他方のセパレータ31はストッパ36に
よりその反時計方向の回動範囲が規制されて通常時には
搬送台15の長手方向と直角の状態を保つようになって
いる。
【0026】このような構成のカップ排出装置において
は、各排出部16,17におけるカップ列aのカップが
その最下層のものから排出機構19を介して順次1個ず
つ切り離されて排出される。そして排出部16,17の
カップの数が一定以下にまで減少すると、これがカップ
切れとしてカップ切れ検知器20により検出され、その
検知器20のスイッチがオンする。
は、各排出部16,17におけるカップ列aのカップが
その最下層のものから排出機構19を介して順次1個ず
つ切り離されて排出される。そして排出部16,17の
カップの数が一定以下にまで減少すると、これがカップ
切れとしてカップ切れ検知器20により検出され、その
検知器20のスイッチがオンする。
【0027】いま、図における左側の排出部16におい
てカップ切れが検出されて検知器20のスイッチがオン
すると、この信号に基づいてモータ27が駆動され、こ
のモータ27による制御で押し板25が左側に移動す
る。
てカップ切れが検出されて検知器20のスイッチがオン
すると、この信号に基づいてモータ27が駆動され、こ
のモータ27による制御で押し板25が左側に移動す
る。
【0028】この押し板25の移動により敷居台29の
上に載置されている左側の2列のカップ列aが押し板2
5で押され、その最前列のカップ列aが排出部16に押
し出される。すなわち、押し板25の動作で押された最
前列のカップ列aは敷居台29の端部から離脱するとと
もに自重でその下方に落下して排出部16のカップシュ
ート18内に進入する。
上に載置されている左側の2列のカップ列aが押し板2
5で押され、その最前列のカップ列aが排出部16に押
し出される。すなわち、押し板25の動作で押された最
前列のカップ列aは敷居台29の端部から離脱するとと
もに自重でその下方に落下して排出部16のカップシュ
ート18内に進入する。
【0029】最前列のカップ列aが排出部18に向けて
押し出される際には、セパレータ30がその最前列のカ
ップ列aの移動に伴いスプリング32に抗してピン32
を支点に反時計方向に回動し、最前列のカップ列aが排
出部16に押し出されたのちに、スプリング32の付勢
力で時計方向に回動し、その最前列の次のカップ列aの
側面に接触し、この動作により最前列のカップaと次列
のカップ列aとが的確に切り離される。
押し出される際には、セパレータ30がその最前列のカ
ップ列aの移動に伴いスプリング32に抗してピン32
を支点に反時計方向に回動し、最前列のカップ列aが排
出部16に押し出されたのちに、スプリング32の付勢
力で時計方向に回動し、その最前列の次のカップ列aの
側面に接触し、この動作により最前列のカップaと次列
のカップ列aとが的確に切り離される。
【0030】このような押し板25の動作で搬送台15
から押し出されて排出部16のカップシュート18内に
カップ列aが落下すると、このカップ列aがカップ切れ
検出器20に接触してそのスイッチがオフし、このスイ
ッチのオフで押し板25の押し動作が停止するととも
に、モータ27が逆転駆動され、押し板25が当初の比
率設定の待機位置まで復帰する。なお、押し板25の押
し移動範囲が許容範囲を超えるようなときには、リミッ
トスイッチ(図示せず)によりそれが検知されて押し板
25が強制的に停止される。
から押し出されて排出部16のカップシュート18内に
カップ列aが落下すると、このカップ列aがカップ切れ
検出器20に接触してそのスイッチがオフし、このスイ
ッチのオフで押し板25の押し動作が停止するととも
に、モータ27が逆転駆動され、押し板25が当初の比
率設定の待機位置まで復帰する。なお、押し板25の押
し移動範囲が許容範囲を超えるようなときには、リミッ
トスイッチ(図示せず)によりそれが検知されて押し板
25が強制的に停止される。
【0031】このようにして排出部16におけるカップ
切れ検出器20がカップ切れを検出するごとに搬送台1
5の上のカップ列aが押し板25の押し動作で順次排出
部16に押し出されて補充される。また同様に、図の右
側における排出部17において、カップ切れ検出器20
がカップ切れを検出したときには、上記の逆動作で押し
板25が右側に移動してその右側のカップ列aが排出部
17に押し出される。
切れ検出器20がカップ切れを検出するごとに搬送台1
5の上のカップ列aが押し板25の押し動作で順次排出
部16に押し出されて補充される。また同様に、図の右
側における排出部17において、カップ切れ検出器20
がカップ切れを検出したときには、上記の逆動作で押し
板25が右側に移動してその右側のカップ列aが排出部
17に押し出される。
【0032】ところで、搬送台15の上には敷居台29
が設けられ、この敷居台29にその長手方向に沿って連
続する筋状の突起29aが形成され、この突起29aの
上に各カップ列aが載置されており、このためカップ列
aが移動するときの摩擦が大幅に軽減され、したがって
カップ列aが搬送台15の上を円滑に移動する。
が設けられ、この敷居台29にその長手方向に沿って連
続する筋状の突起29aが形成され、この突起29aの
上に各カップ列aが載置されており、このためカップ列
aが移動するときの摩擦が大幅に軽減され、したがって
カップ列aが搬送台15の上を円滑に移動する。
【0033】このため、カップ列aはその上下の全体の
バランスが良好に保たれながら移動し、したがって例え
ば一方の排出部16に向う最前列のカップ列aはその移
動の先方側に倒れる動作が敷居台29の端部に達したぎ
りぎりの状態まで遅延されてカップの底部側がそれに追
従してその端部から払い出されるようになり的確に排出
部16に落下する。
バランスが良好に保たれながら移動し、したがって例え
ば一方の排出部16に向う最前列のカップ列aはその移
動の先方側に倒れる動作が敷居台29の端部に達したぎ
りぎりの状態まで遅延されてカップの底部側がそれに追
従してその端部から払い出されるようになり的確に排出
部16に落下する。
【0034】この際、何らかの原因で最前列のカップ列
aが敷居台29の端部に達する前に、図4に示すように
そのカップ列aの上部側が下部側より先行して倒れ、カ
ップ列aの途中が屈曲しその上部側がケース10の側板
12に接触するように傾斜したとしても、このカップ列
aの最下層のカップの底部が突起29aの端面とわずか
な接触して係止されるに過ぎないので、この係止状態に
ある最下層のカップ底部が次列のカップ列で敷居台29
の端部から排出部16側に払い出され、これによりその
カップ列aの全体が排出部16に向けて円滑に落下され
る。
aが敷居台29の端部に達する前に、図4に示すように
そのカップ列aの上部側が下部側より先行して倒れ、カ
ップ列aの途中が屈曲しその上部側がケース10の側板
12に接触するように傾斜したとしても、このカップ列
aの最下層のカップの底部が突起29aの端面とわずか
な接触して係止されるに過ぎないので、この係止状態に
ある最下層のカップ底部が次列のカップ列で敷居台29
の端部から排出部16側に払い出され、これによりその
カップ列aの全体が排出部16に向けて円滑に落下され
る。
【0035】カップ列aの最下層のカップの底部は敷居
台29の筋状の突起29aでガイドされるから、カップ
底部の動作が円滑化される分、上部側の不安定要素も吸
収され、敷居台29の端部に引掛かるようなことなく、
円滑に歯切れよく敷居台29の端部から離脱して排出部
16に落下される。したがってカップ列aが傾斜したま
ま詰るようなことがない。
台29の筋状の突起29aでガイドされるから、カップ
底部の動作が円滑化される分、上部側の不安定要素も吸
収され、敷居台29の端部に引掛かるようなことなく、
円滑に歯切れよく敷居台29の端部から離脱して排出部
16に落下される。したがってカップ列aが傾斜したま
ま詰るようなことがない。
【0036】特に本実施形態においては、突起29aの
位置がカップ列aの最下層のカップの軸方向の中心から
その周縁側に偏位する位置でその最下層のカップの底面
を支持しているから、カップ列aが敷居台29の端部か
ら離脱するときの動作が早まってよりシャープとなって
その離脱がより円滑に歯切れよく行なわれる。
位置がカップ列aの最下層のカップの軸方向の中心から
その周縁側に偏位する位置でその最下層のカップの底面
を支持しているから、カップ列aが敷居台29の端部か
ら離脱するときの動作が早まってよりシャープとなって
その離脱がより円滑に歯切れよく行なわれる。
【0037】このように搬送台15の上に敷居台29を
介して筋状の突起29aを設けるという簡単な構成でカ
ップ列aを常に円滑に排出部16,17に送り込むこと
ができる。
介して筋状の突起29aを設けるという簡単な構成でカ
ップ列aを常に円滑に排出部16,17に送り込むこと
ができる。
【0038】なお、前記実施形態においては、敷居台2
9に2本の筋状の突起を設けてカップ列を支持するよう
にしたが、図5に示すように、敷居台29の上面に1本
の筋状の突起29aを設け、この突起29aでカップ列
aを支持するような場合であってよい。そして、図5に
示すように、敷居台29の端部の縁に、排出部に向って
斜め下方に傾斜して突出する舌片29bを設けるように
してもよく、この場合にはカップ列aが敷居台29の端
部から離脱して落下する際に、そのカップ列aにおける
カップの上端の開口縁に設けられている鍔が前記舌片2
9bに当ってガイドされ、このガイドで落下するカップ
列aの傾斜角度を少なくしてカップシュート18内に残
存カップに対する落下衝撃等を軽減させることができる
利点がある。また突起29aの数は1本や2本に限ら
ず、3本あるいはそれ以上であってもよい。
9に2本の筋状の突起を設けてカップ列を支持するよう
にしたが、図5に示すように、敷居台29の上面に1本
の筋状の突起29aを設け、この突起29aでカップ列
aを支持するような場合であってよい。そして、図5に
示すように、敷居台29の端部の縁に、排出部に向って
斜め下方に傾斜して突出する舌片29bを設けるように
してもよく、この場合にはカップ列aが敷居台29の端
部から離脱して落下する際に、そのカップ列aにおける
カップの上端の開口縁に設けられている鍔が前記舌片2
9bに当ってガイドされ、このガイドで落下するカップ
列aの傾斜角度を少なくしてカップシュート18内に残
存カップに対する落下衝撃等を軽減させることができる
利点がある。また突起29aの数は1本や2本に限ら
ず、3本あるいはそれ以上であってもよい。
【0039】さらに前記実施形態においては、搬送台1
5の上に敷居台29を介して突起29aを設けるように
したが、搬送台15の上面に直接突起29aを形成して
その突起29aでカップ列aを支持するようにしてもよ
い。
5の上に敷居台29を介して突起29aを設けるように
したが、搬送台15の上面に直接突起29aを形成して
その突起29aでカップ列aを支持するようにしてもよ
い。
【0040】ところで、搬送台の全長は、ストックされ
るカップ列の補充収納列数でその寸法がおおよそ定めら
れるが、これに搬送台の端部側の下部に配設されるカッ
プ排出機構に対して設けられる左右のカップシュートを
もって装置としての全体の大きさが決定されるが、上述
のカップ列ストック数を増大させたいとする要求がある
一方で、省スペース化の達成も同時に要求されている状
況下にある等において、限られた要求スペースにカップ
詰り等が生じないようにほどよく納めるかが課題とな
る。
るカップ列の補充収納列数でその寸法がおおよそ定めら
れるが、これに搬送台の端部側の下部に配設されるカッ
プ排出機構に対して設けられる左右のカップシュートを
もって装置としての全体の大きさが決定されるが、上述
のカップ列ストック数を増大させたいとする要求がある
一方で、省スペース化の達成も同時に要求されている状
況下にある等において、限られた要求スペースにカップ
詰り等が生じないようにほどよく納めるかが課題とな
る。
【0041】また、左右のカップシュートの部品の共用
化にも関連するが、搬送台上から移動落下する補充カッ
プ列を排出口部に案内するシュート部の呼込み代は、カ
ップ詰りを解消する1つの要因になるもその大小寸法
(傾斜面となる呼込みガイド)によっても装置全体の大
きさに少なからず影響し、装置の省スペース化要求に反
し、大型化しかねない等において寸法上の規制も受け易
いものとなっている。
化にも関連するが、搬送台上から移動落下する補充カッ
プ列を排出口部に案内するシュート部の呼込み代は、カ
ップ詰りを解消する1つの要因になるもその大小寸法
(傾斜面となる呼込みガイド)によっても装置全体の大
きさに少なからず影響し、装置の省スペース化要求に反
し、大型化しかねない等において寸法上の規制も受け易
いものとなっている。
【0042】図6(a)に示すものは、装置全体を必要
最小スペース内(A×B)に納めるべく搬送台の左右末
端部に隣接させた延長方向に搬送台の奥行き寸法幅と同
寸法に形成したカップシュート18を配し、そのカップ
シュート18の中心に排出口18aと搬送台と対向する
側にカップ切れを検出する検出器の取付部18bを設け
て左右のカップシュート18を共有化(一方側を180
°回転させて対向配置)するように構成したもので、こ
の構成においては、カップシュート18の前後に余分な
スペースがない等、見掛け上は上記の課題である省スペ
ース化が図られているが、搬送台の背面側に位置するカ
ップを左右動させる押し板の駆動機構部が配設される状
態下ではカップシュート18の後方側にデットスペース
が生じ、部品の共用化はなされてもスペースの有効利用
に難がある。
最小スペース内(A×B)に納めるべく搬送台の左右末
端部に隣接させた延長方向に搬送台の奥行き寸法幅と同
寸法に形成したカップシュート18を配し、そのカップ
シュート18の中心に排出口18aと搬送台と対向する
側にカップ切れを検出する検出器の取付部18bを設け
て左右のカップシュート18を共有化(一方側を180
°回転させて対向配置)するように構成したもので、こ
の構成においては、カップシュート18の前後に余分な
スペースがない等、見掛け上は上記の課題である省スペ
ース化が図られているが、搬送台の背面側に位置するカ
ップを左右動させる押し板の駆動機構部が配設される状
態下ではカップシュート18の後方側にデットスペース
が生じ、部品の共用化はなされてもスペースの有効利用
に難がある。
【0043】これに対し、図6(b)のものは、押し板
の駆動機構部を奥行寸法に加えてカップシュート18の
形状を長方形から正方形とすることで上記のデットスペ
ースを解消するように構成したものであるが、この構成
の場合は図6(a)のものを含み、いずれも搬送台上か
ら押出し落下されるカップ列の底部側を支えながら排出
口18aに案内する呼込み代が不足気味となり、傾斜角
にもよるが、落下の方向が不安定となって左右振れや前
後振れを起し(図6(a)のものは左右振れのみ)、カ
ップシュート18の開口端や傾斜面に引掛かる場合が生
じ、排出口18aより排出機構に正確に導入しにくくな
りカップ詰りの問題を誘発する。
の駆動機構部を奥行寸法に加えてカップシュート18の
形状を長方形から正方形とすることで上記のデットスペ
ースを解消するように構成したものであるが、この構成
の場合は図6(a)のものを含み、いずれも搬送台上か
ら押出し落下されるカップ列の底部側を支えながら排出
口18aに案内する呼込み代が不足気味となり、傾斜角
にもよるが、落下の方向が不安定となって左右振れや前
後振れを起し(図6(a)のものは左右振れのみ)、カ
ップシュート18の開口端や傾斜面に引掛かる場合が生
じ、排出口18aより排出機構に正確に導入しにくくな
りカップ詰りの問題を誘発する。
【0044】上記カップシュート18の引掛かり現象
は、上記以外にも種々の要因が重なって発生するが、搬
送台の落下端部と対向するカップシュート18の導入側
以外の面部に形成する呼込み代の大小(欲度)にも少な
からず影響される。
は、上記以外にも種々の要因が重なって発生するが、搬
送台の落下端部と対向するカップシュート18の導入側
以外の面部に形成する呼込み代の大小(欲度)にも少な
からず影響される。
【0045】例えば図6(a)のものでは、左右の案内
呼込み代に対し、前後に欲度がないので左右振れして
も、全周に均等形成される呼込み代を設けた図6(b)
の構成よりは前後の振れが抑えられて全体の振れが軽減
される傾向にあるが、かといって前後を含む左右の振れ
を防止するために欲度をなくし強制を強めるとカップ底
に対し、径大となるカップ開口に設けられる鍔部がカッ
プシュート18の開口端に引掛かり(抵抗となって)カ
ップ詰りを誘発する場合もあるので搬送台の端末落下部
に隣接される導入口側を除いては、大きすぎても少なす
ぎても問題があり、これらについても適正に形成される
必要がある。
呼込み代に対し、前後に欲度がないので左右振れして
も、全周に均等形成される呼込み代を設けた図6(b)
の構成よりは前後の振れが抑えられて全体の振れが軽減
される傾向にあるが、かといって前後を含む左右の振れ
を防止するために欲度をなくし強制を強めるとカップ底
に対し、径大となるカップ開口に設けられる鍔部がカッ
プシュート18の開口端に引掛かり(抵抗となって)カ
ップ詰りを誘発する場合もあるので搬送台の端末落下部
に隣接される導入口側を除いては、大きすぎても少なす
ぎても問題があり、これらについても適正に形成される
必要がある。
【0046】以上の観点から、図6(c)のものは、搬
送台の端末と対向するカップシュート面に他の周面より
増大する案内呼込み代を設けることで、上記の問題とカ
ップシュートの共有化とがそれなりに達成されるが、こ
れのみでは案内呼込み代を増大させた分だけ装置全体の
横幅がそれに比例して増大するので、省スペース化に反
し寸法規制上の制約を受けるものとなってしまう。
送台の端末と対向するカップシュート面に他の周面より
増大する案内呼込み代を設けることで、上記の問題とカ
ップシュートの共有化とがそれなりに達成されるが、こ
れのみでは案内呼込み代を増大させた分だけ装置全体の
横幅がそれに比例して増大するので、省スペース化に反
し寸法規制上の制約を受けるものとなってしまう。
【0047】また、図6(b)のものと共通の不具合点
として、カップシュート18の中心部に排出口18aを
設けた場合には、上述したカップ押し板を駆動する駆動
機構部が搬送台の背面側に組み込まれているので搬送台
上に配列されるカップ列が移動落下する軌跡上の中心と
排出口18aの中心とが前後にずれたものとなってカッ
プシュート18の排出口18aをその中心部に設けると
した搬送台上から排出口部にスムーズに導き入れる本来
の意味合いも薄れたものとなるだけでなく、これによっ
て上記呼込み代を増大させることによって得られる効果
も半減されて前面側の呼込み代にも不足が生じる等の派
生的影響でカップ底が引掛かる場合も考えられることか
ら、この前面側に対し呼込み代を増大するべく対応させ
ると、当然ながら奥行寸法が増し、省スペース化の弊害
となる。
として、カップシュート18の中心部に排出口18aを
設けた場合には、上述したカップ押し板を駆動する駆動
機構部が搬送台の背面側に組み込まれているので搬送台
上に配列されるカップ列が移動落下する軌跡上の中心と
排出口18aの中心とが前後にずれたものとなってカッ
プシュート18の排出口18aをその中心部に設けると
した搬送台上から排出口部にスムーズに導き入れる本来
の意味合いも薄れたものとなるだけでなく、これによっ
て上記呼込み代を増大させることによって得られる効果
も半減されて前面側の呼込み代にも不足が生じる等の派
生的影響でカップ底が引掛かる場合も考えられることか
ら、この前面側に対し呼込み代を増大するべく対応させ
ると、当然ながら奥行寸法が増し、省スペース化の弊害
となる。
【0048】省スペース化の観点からは、図6(d)に
示すものでは、搬送台の端末部から最も遠のく側(側面
と背面の2面からなる直角面部)寄りに排出口18aを
形成することで残る他方側の2面にカップシュート18
の形状を大きくせずとも必要とする案内呼込み代を延長
拡大できるようになるが、このカップシュート18に付
設するカップ切れを検出する検出器の取付部18bをカ
ップの落下導入部に位置付して設ける関係上、このカッ
プシュート18では図示のように左右対称とはならず、
2つの金型をもって個別に成形せざるを得ないものとな
り、金型や部品管理上においてコストアップ要因とな
る。
示すものでは、搬送台の端末部から最も遠のく側(側面
と背面の2面からなる直角面部)寄りに排出口18aを
形成することで残る他方側の2面にカップシュート18
の形状を大きくせずとも必要とする案内呼込み代を延長
拡大できるようになるが、このカップシュート18に付
設するカップ切れを検出する検出器の取付部18bをカ
ップの落下導入部に位置付して設ける関係上、このカッ
プシュート18では図示のように左右対称とはならず、
2つの金型をもって個別に成形せざるを得ないものとな
り、金型や部品管理上においてコストアップ要因とな
る。
【0049】そこで、本実施形態においては、図6
(e)に示すように、カップ列の落下受入れ側となるカ
ップシュート18の搬送台端に対向近接する側の2面を
他の2面より拡大延長させるべく排出口18aを他方側
に偏心開口させて案内呼込み代を形成し、この呼込み代
を形成する2面側に予めカップ切れを検出する検出器の
取付部18bをそれぞれに形成して1個のシュートシュ
ート18で左右シュートの使い分けを可能としてある。
(e)に示すように、カップ列の落下受入れ側となるカ
ップシュート18の搬送台端に対向近接する側の2面を
他の2面より拡大延長させるべく排出口18aを他方側
に偏心開口させて案内呼込み代を形成し、この呼込み代
を形成する2面側に予めカップ切れを検出する検出器の
取付部18bをそれぞれに形成して1個のシュートシュ
ート18で左右シュートの使い分けを可能としてある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
搬送台の上面にその長手方向に沿って連続する筋状の突
起を設け、この突起を介して各カップ列を支持するとい
う簡単な構成でありながら、カップ列を円滑に排出部に
送り出すことができ、特にカップ列が搬送台の端部から
排出部に移行するときに、カップ列の途中が屈曲して傾
斜してもそのカップ列の下端が搬送台の端部に引っ掛か
って詰るようなことを防止することができる。
搬送台の上面にその長手方向に沿って連続する筋状の突
起を設け、この突起を介して各カップ列を支持するとい
う簡単な構成でありながら、カップ列を円滑に排出部に
送り出すことができ、特にカップ列が搬送台の端部から
排出部に移行するときに、カップ列の途中が屈曲して傾
斜してもそのカップ列の下端が搬送台の端部に引っ掛か
って詰るようなことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るカップ排出装置の
内部構造を示す正面図。
内部構造を示す正面図。
【図2】そのカップ排出排出装置の平面から見た断面
図。
図。
【図3】カップ列の支持構造を示す斜視図。
【図4】カップ列が傾斜したときの状態を示す正面図。
【図5】カップ列の支持構造の変形例を示す斜視図。
【図6】この発明の実施形態で用いたカップシュートを
他のカップシュートと対比して示す説明図。
他のカップシュートと対比して示す説明図。
【図7】従来のカップ排出装置を示す正面図。
10…ケース 15…搬送台 16,17…排出部 18…カップシュート 19…排出機構 25…押し板(搬送手段) 29…敷居台 29a…突起
Claims (2)
- 【請求項1】ケース内に水平に搬送台が設けられ、この
搬送台の上に複数のカップを積み重ねたカップ列が複数
列に並列して載置され、前記搬送台の少なくとも一端側
に、カップ列のカップを1個ずつ切り離して排出するた
めの排出機構を備える排出部が設けられ、前記搬送台の
上に載置されたカップ列を前記排出部に向けて押し動か
す搬送手段が設けられ、この搬送手段の動作で搬送台の
上のカップ列を搬送台の端部から排出部に落下させ、こ
の排出部に落下したカップ列のカップを前記排出機構に
より順次1個ずつ切り離して排出するカップ排出装置に
おいて、前記搬送台の上に、その長手方向に沿って連続
する筋状の突起を設け、この突起を介して前記各カップ
列を搬送台の上に支持していることを特徴とするカップ
排出装置。 - 【請求項2】搬送台の上に設けられた突起は、カップ列
の最下層のカップの底面の中心からその周縁側に偏位し
た部分におけるその最下層のカップの底面を支持してい
ることを特徴とする請求項1に記載のカップ排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10275562A JP2000105871A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | カップ排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10275562A JP2000105871A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | カップ排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000105871A true JP2000105871A (ja) | 2000-04-11 |
Family
ID=17557188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10275562A Pending JP2000105871A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | カップ排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000105871A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109584454A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-05 | 杨如鹏 | 一种街头智能饮水机 |
EP3744666A1 (de) * | 2019-05-27 | 2020-12-02 | MULTIVAC Sepp Haggenmüller SE & Co. KG | Befördern von traystapeln mit einer denester-einheit |
-
1998
- 1998-09-29 JP JP10275562A patent/JP2000105871A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109584454A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-04-05 | 杨如鹏 | 一种街头智能饮水机 |
EP3744666A1 (de) * | 2019-05-27 | 2020-12-02 | MULTIVAC Sepp Haggenmüller SE & Co. KG | Befördern von traystapeln mit einer denester-einheit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060509 |