JP2000105391A - 液晶表示装置、及び、これを用いた受像装置と情報処理装置 - Google Patents

液晶表示装置、及び、これを用いた受像装置と情報処理装置

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JP2000105391A
JP2000105391A JP11205938A JP20593899A JP2000105391A JP 2000105391 A JP2000105391 A JP 2000105391A JP 11205938 A JP11205938 A JP 11205938A JP 20593899 A JP20593899 A JP 20593899A JP 2000105391 A JP2000105391 A JP 2000105391A
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opening
display device
interlayer insulating
insulating film
pixel electrode
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JP11205938A
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Tomoaki Sekime
智明 関目
Yoshio Iwai
義夫 岩井
Hisanori Yamaguchi
久典 山口
Naoki Kato
直樹 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護膜と絶縁膜との境界上における反射画素
電極に生じる段差により発生する断線を防ぎ、点欠陥の
発生を防止する 【解決手段】 透明基板110と、前記透明基板の上に
設置され、複数の電極を持つ非線形素子111前記非線
形素子の上に設置された保護膜103と、前記前記保護
膜の上に設置された層間絶縁膜102と、前記層間絶縁
膜の上に設置された画素電極101とを備え、V字状勾
配の断面形状を持つ開口部104が前記保護膜と前記層
間絶縁膜とに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス(Active matrix)型の液晶表示装
置、特に反射型液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、携帯電話、PHS、PDA
(携帯情報端末)等の情報通信機器の急速な普及に伴
い、場所・時を選ばず、誰でも気軽に情報をアクセス
し、発信できるインフラが整いつつある。
【0003】これらの情報通信機器はモバイル用途に使
用されるため、薄くて、軽く、そして、低電力を有する
表示部が求められている。現在、液晶表示装置がこれら
の表示部の中心であるが、その中でも特に、バックライ
トを必要としない反射型液晶表示装置が主流となってい
る。従来のアクティブマトリクス反射型液晶表示装置の
一例が、特開平08−160463号公報に提案されて
いる。
【0004】以下に、従来のアクティブマトリクス反射
型液晶表示装置の一例について説明する。アクティブマ
トリクス反射型液晶表示装置は、透明基板と、その透明
基板に設置された多数の画素電極と、各画素電極を駆動
する非線形素子とを備える。非線形素子としては、薄膜
ダイオードや薄膜トランジスタ(Thin FilmT
ransistor:以下TFTと略する)などが使用
される。これらの画素電極や素子は2次元状のマトリク
ス状に配列されている。以下の説明では、非線形素子と
してTFTを用いた例について説明する。
【0005】図6は、従来のアクティブマトリクス反射
型液晶表示装置の開口部、及び、TFT素子部を示し、
(b)は断面図を示し、(a)は、(b)の開口部の平
面図である。図5(a)は、開口部の大きさを分かり易
くするために、反射画素電極401の図示を省略してい
る。
【0006】ゲート絶縁膜408がガラス基板410上
に設置されている。保護膜403がゲート絶縁膜408
の上に設置されている。層間絶縁膜402が保護膜40
3の上に設置されている。反射画素電極401が層間絶
縁膜402の上に設置されている。TFT素子411
は、ドレイン電極405、ソース電極406、半導体層
407、ゲート電極409を有する。
【0007】開口部404であるコンタクトホールによ
り、反射画素電極401とドレイン電極405とが導通
する。
【0008】このような構成において、走査線電極であ
るゲート電極409と反射画素電極401との距離を小
さくすることができ、さらに、信号線電極であるソース
電極406と反射画素電極401との距離を小さくする
ことができ、同時に、これらの間の短絡が層間絶縁膜4
02によって防止されるができる。このため、このよう
な構成は、層間絶縁膜を用いない構成に比べて、開口率
を大幅に向上させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アクティブマトリクス反射型液晶表示装置では、以下の
ような問題があった。例えば、従来の液晶表示装置にお
いて、保護膜403部における開口部404の大きさ
は、縦方向の長さ「Xa」は6μmであり、横方向の長
さ「Ya」は6μmであり、層間絶縁膜402部におけ
る開口部404の大きさは、縦方向の長さ「Xb」は1
5μm、横方向の長さ「Yb」は15μmである。この
場合、保護膜403部の開口部404の径の長さと層間
絶縁膜402部の開口部404の径の長さとは互いに異
なる。そのため、保護膜403と層間絶縁膜402との
境界上における反射画素電極401に、段差(図5
(b)のA部)が生じる。この段差のため、反射画素電
極401には断線が発生し易い。断線が発生した場合、
反射画素電極401とTFT素子との間の電気的導通が
確保できなくなり、その結果、液晶表示装置に点欠陥が
発生するという問題があった。
【0010】また、主な構成材料がアルミニウムである
画素電極を使用した液晶表示装置は、反射画素電極の膜
厚の違いに起因するコンタクト不良や断線等を発生し、
その結果、表示不良、及び、反射率の低下のような問題
が発生していた。
【0011】本発明は、画素電極の断線を防ぎ、良好な
表示特性を可能にする液晶表示装置、及び、これを用い
た受像装置と情報処理装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、透
明基板と、透明基板の上に設置され、複数の電極を持つ
非線形素子と、非線形素子の上に設置された保護膜と、
保護膜の上に設置された層間絶縁膜と、層間絶縁膜の上
に設置された画素電極とを備え、V字状勾配の断面形状
を持つ開口部が、保護膜と層間絶縁膜とに形成され、開
口部は、非線形素子の表面に露出し、開口部は、保護膜
に形成された第一端部と、層間絶縁膜に形成された第二
端部とを有し、第一端部が、第二端部よりも外側に位置
し、画素電極は、開口部の層間絶縁膜の上にも設置さ
れ、非線形素子の複数の電極のうちの一つの電極が、開
口部において、画素電極に接触している。
【0013】この構成により、点欠陥の発生が防止さ
れ、画素の欠落が防止され、明るい表示画面を持つなど
の、優れた表示特性を持つ表示装置が得られる。さら
に、良品歩留まりが著しく向上する。
【0014】本発明の受像装置は、前述のような表示装
置を備える。この構成の受像装置は、前述と同じような
良好な表示特性を有する。
【0015】本発明の情報処理装置は、前述のような表
示装置を備える。この構成の情報処理装置は、前述と同
じような良好な表示特性を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の液晶材料を有する表示装置
は、透明基板と、その透明基板の上に形成されたマトリ
クス状の走査線電極(又は、ゲートライン電極を意味す
る)及び信号線電極(ソースライン電極、データライン
電極、又は、表示線電極を意味する)と、その交点に形
成された非線形素子と、その上に形成された保護膜と、
その上に形成された層間絶縁膜と、その上に形成された
画素電極と備える。V字状勾配の断面形状を持つ開口部
が、非線形素子上部の保護膜と層間絶縁膜との双方に形
成され、開口部によって、画素電極と非線形素子の電極
とが接触し、保護膜の開口部の端部が層間絶縁膜の開口
部の端部よりも外側に位置する。
【0017】特に望ましくは、画素電極が接触している
非線形素子の一つの電極に、層間絶縁膜が接触してい
る。この構成において、層間絶縁膜が、保護膜の開口部
のすべての領域で、保護膜を覆う。そのため、開口部の
層間絶縁膜の段差部の形成が確実に防止される。
【0018】特に望ましくは、保護膜の開口部において
は、保護膜は層間絶縁膜に覆われている。この構成によ
り、開口部では層間絶縁膜に段差部が形成されないた
め、開口部における層間絶縁膜の断線が防止されること
ができ、その結果、良好な表示特性を持つ表示装置が得
られる。
【0019】特に望ましくは、保護膜と層間絶縁膜の各
開口部の形状が略正方形であり、走査線電極に平行な方
向の保護膜の開口部の長さが「Xa」であり、走査線電
極に平行方向の層間絶縁膜の開口部の長さが「Xb」で
ある場合、「Xa」>「Xb」の関係がある。このよう
な構成によれば、開口部の層間絶縁膜が段差部を持たな
いような形状にすることができる。そのため、開口部に
おける層間絶縁膜の断線が防止され、その結果、良好な
表示特性を持つ表示装置が得られる。
【0020】特に望ましくは、「Xa」が、5≦Xa≦
30μmの範囲であり、かつ、「Xb」が、5≦Xb≦
30μmの範囲である。この構成により、画素電極と非
線形素子との間の導通が遮断されたり、又は、散乱成分
が大きくなりすぎたりするような現象の発生が防止され
る。
【0021】特に望ましくは、保護膜と層間絶縁膜の各
開口部の形状が略正方形であり、信号線電極に平行方向
の保護膜の開口部の長さが「Ya」であり、信号線電極
に平行方向の層間絶縁膜の開口部の長さが「Yb」であ
る場合、「Ya」>「Yb」の関係がある。このように
構成によれば、開口部の層間絶縁膜が段差部を持たない
ような形状にすることができる。そのため、開口部にお
ける層間絶縁膜の断線の発生が防止される、その結果、
良好な表示特性を持つ表示装置が得られる。
【0022】特に望ましくは、「Ya」が、5≦Ya≦
30μmの範囲であり、かつ、「Yb」が、5≦Yb≦
30μmの範囲である。このような構成により、画素電
極と非線形素子との導通が遮断されたり、散乱成分が大
きくなりすぎたりするというような現象が防止される。
【0023】特に望ましくは、画素電極が、アルミニウ
ム、アルミニウムの合金、及び銀からなる群から選ばれ
る少なくとも一つの金属材料である。
【0024】特に望ましくは、画素電極が2層の画素電
極を有し、その2層の画素電極のうちの一方の層の材料
がチタンであり、他方の層の材料がアルミニウム及びア
ルミニウム合金のうちの少なくとも一つの金属材料であ
る。
【0025】特に望ましくは、画素電極を形成する層の
うちの、アルミニウムまたはアルミニウムの合金で形成
されている層の膜厚が50nm以上300nm以下であ
る。このような構成により、断線が防止され、画素電極
と非線形素子とのコンタクト不良による表示装置の点欠
陥の発生が防止され、さらに、反射率の低下が防止され
る。
【0026】本発明の受像装置は、前述のような液晶表
示装置を備える。この構成の受像装置は、前述と同じよ
うな良好な表示特性を有する。
【0027】本発明の情報処理装置は、前述のような液
晶表示装置を備える。この構成の情報処理装置は、前述
と同じうな良好な表示特性を有する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。
【0029】(実施例1)図5(a)と図5(b)は、
本発明の表示装置の一実施例のアクティブマトリクス反
射型液晶表示装置の構成の概略を示す。
【0030】図5(b)において、複数の走査線電極2
06と複数の信号線電極209とが、透明基板110に
マトリックス状に設置されている。複数の走査線電極2
06と複数の信号線電極209とは、互いに電気的に絶
縁されている。図5(a)において、複数の非線形素子
111が、透明基板110の上に、マトリックスの交点
となる位置に、規則正しく配列して設置されている。非
線形素子111として、薄膜トランジスタ(Thin
Film Transistor:TFT)が構成され
ている。それぞれの薄膜トランジスタ111は、ゲート
電極109とドレイン電極105とソース電極106と
の複数の電極を有する。その複数の非線形素子111の
上に保護膜103と層間絶縁膜102が設置されてい
る。層間絶縁膜102の上に画素電極101が設置され
ている。画素電極101と他の透明電極基板210との
間に液晶材料を封入した液晶セル200が設置されてい
る。ゲート電極109は走査線電極209に接続され、
走査線電極の終端は走査線電極駆動回路に接続されてい
る。ソース電極106は信号線電極206に接続され、
信号線電極の終端は信号線電極駆動回路に接続されてい
る。走査線電極駆動回路と信号線電極駆動回路と透明電
極基板への電気入力を制御することにより、それぞれの
非線形素子111に位置する画素電極上の液晶材料22
0が光学的に変化して、光の透過と遮断を行う。
【0031】図1(b)は、実施例1のアクティブマト
リクス反射型液晶表示装置におけるTFT素子部と開口
部付近の断面図を示す。図1(a)は、開口部104部
の平面図を示す。図1(a)において、開口部の大きさ
を分かり易くするために、走査線電極と信号線電極の図
示が省略されている。
【0032】透明基板としてのガラス基板110の上
に、非線形素子としてのTFT素子が設置されている。
保護膜103が非線形素子の上に設置されている。層間
絶縁膜102が保護膜103の上に設置されている。画
素電極101が層間絶縁膜102の上に設置されてい
る。V字状勾配の断面形状を持つ開口部104が、保護
膜103と層間絶縁膜102とに形成され、開口部10
4は、TFT素子の表面に露出している。開口部104
は、保護膜103に形成された第一端部104cと、層
間絶縁膜102に形成された第二端部104dとを有
し、第一端部104cが、第二端部104dよりも外側
に位置している。画素電極101は、開口部104の層
間絶縁膜102の上にも設置され、TFT素子の複数の
電極のうちのドレイン電極105が、開口部104にお
いて、画素電極101に接触している。開口部104
は、保護膜103に形成された下開口部と、層間絶縁膜
102に形成された上開口部とを有し、下開口部の表面
の形状は、略正方形であり、上開口部の表面の形状は、
略正方形であり、下開口部の縦方向長さが、上開口部の
縦方向の長さよりも大きい。また、下開口部の横方向長
さが、上開口部の横方向の長さよりも大きい。
【0033】以下に、この構成をさらに詳しく説明す
る。ゲート絶縁膜108がガラス基板110上に形成さ
れている。TFT素子111の領域部には、ガラス基板
110とゲート絶縁膜108との間にゲート電極109
が形成されている。また、ゲート絶縁膜108上には、
半導体層107、ドレイン電極105、ソース電極10
6とが形成されている。TFT素子111は、保護膜1
03によって保護されている。
【0034】開口部104としてのコンタクトホールが
形成されていることによって、反射画素電極101とT
FT素子111のドレイン電極105とが互いに電気的
に導通する。
【0035】図2は、液晶表示装置のうちの1画素に相
当する部分の平面図を示す。液晶表示装置は、補償容量
との導通をとるための第一開口部104aと、反射画素
電極201とTFT素子111のドレイン電極105と
の導通をとるための第二開口部104bとを有する。
【0036】図1を用いて、液晶表示装置の製造方法に
ついて説明する。まず、ゲート電極109がガラス基板
110上に形成される。ガラス基板110は透明基板で
あり、ガラスや石英などにより作製される。ゲート電極
109は走査線電極である。ゲート電極109は、例え
ばアルミニウム(Al)により作製され、例えば、スパ
ッタリング、フォトリソグラフィー、および、エッチン
グなどにより形成される。
【0037】次に、ゲート絶縁膜108としての窒化膜
(SiNx膜)が、例えば、プラズマCVD法により形
成され、半導体層107としてのアモルファスシリコン
(a−Si)が形成される、これらの膜および層が連続
的に堆積される。
【0038】次に、スパッタ法により、例えばチタン
(Ti)が堆積される。フォトリソグラフィーと、エッ
チングとにより、ドレイン電極105と、信号線電極で
あるソース電極106とが形成される。その上に、保護
膜103としての窒化膜が、例えばプラズマCVD法、
フォトリソグラフィーと、エッチングとによる方法など
から形成する。
【0039】次に、その上に、層間絶縁膜102として
の感光性のアクリル系透明性樹脂が約3μmの膜厚で形
成される。
【0040】なお、上記工程において、V字状の断面形
状を持つ下開口部が保護膜103に形成され、V字状の
断面形状を持つ上開口部が層間絶縁膜102に形成され
る。図1において、下開口部が形成された後に、層間保
護膜102が設置され、その後、上開口部が形成され
る。すなわち、保護膜103と層間絶縁膜102に、図
1(b)に示すようなV字状の断面形状を持つ開口部1
04が形成される。
【0041】その後、Alをスパッタリング、フォトリ
ソグラフィー、及びエッチングを用いて、反射画素電極
101が形成される。この方法により、開口部104部
において、反射画素電極101とドレイン電極105が
電気的に接続される。
【0042】以下に、開口部104について、具体的に
説明する。図1において、V字状勾配の断面形状を持つ
開口部104が、保護膜103と層間絶縁膜102とに
形成されている。開口部104は、非線形素子のうちの
一つの電極であるドレイン電極105の表面に露出して
いる。開口部104は、保護膜103に形成された第一
端部104cと、層間絶縁膜102に形成された第二端
部104dとを有する。すなわち、第一端部104cは
下開口部の端部に位置し、第二端部104dは上開口部
の端部に位置する。第一端部104cは、第二端部10
4dよりも外側に位置している。すなわち、層間絶縁膜
102は、第一端部104cを覆って形成され、第一端
部104cは、第二端部104dよりも、開口部104
の中の外側に位置している。画素電極101aは、開口
部104の層間絶縁膜102の上に設置されている。ド
レイン電極105が、開口部104において、画素電極
101aに接触している。
【0043】開口部104は、段差を持たないような表
面形状を有する。例えば、開口部104は、滑らかな表
面形状、又は、連続した傾斜を持つ表面形状を有する。
開口部104に位置する画素電極101aは、段差を有
することなく、滑らかな表面形状に一致した表面を有す
る。下開口部は第一勾配を持ち、上開口部は第二勾配を
持ち、第二勾配は第一勾配よりも急な勾配を有する。下
開口部の大きさが上開口部の大きさよりも著しく大きい
場合、第二勾配が第一勾配よりも急な勾配を持つ必要は
ない。
【0044】「Xa」は保護膜103に形成された開口
部の長さであり、「Xb」は層間絶縁膜102に形成さ
れた開口部の長さであり、これらの「Xa」と「Xb」
のそれぞれの長さは走査線電極に平行方向の長さであ
る。「Ya」は保護膜103に形成された開口部の長さ
であり、「Yb」は層間絶縁膜102に形成された開口
部の長さであり、これらの「Ya」と「Yb」のそれぞ
れの長さは信号線電極に平行方向な長さである。
【0045】これらの「Xa」、「Xb」、「Ya」、
「Yb」は、Xa>XbとYa>Ybのうちの少なくと
も一つの関係を有する。図1(b)は、これらの両方の
関係を満たしている場合の構成を示す。Xa>Xbの関
係を満たしている場合、5≦Xa≦30μm、かつ、5
≦Xb≦30μmの関係を満たしていることが好まし
い。例えば、これらの関係を満たす構成は、Xa=15
μm、Xb=10μmなどである。
【0046】開口部の径が4μm以下の場合、画素電極
101とTFT素子との電気的導通が確保できなくな
り、開口部の径が30μm以上の場合、開口部の凹凸に
より、散乱成分が大きくなりすぎる。また、開口部の径
が5μm以上の場合、一定量以上の良品歩留まりが確保
できる。
【0047】図3は、コンタクトホールサイズと良品歩
留まりとの関係を示す。図3に示されるコンタクトホー
ルサイズは、層間絶縁膜に形成されたコンタクトホール
のサイズであり、Xb=Ybの場合のサイズを示す。図
3から分かるように、コンタクトホールサイズが5μm
以上の場合、十分な良品歩留まりが確保できる。
【0048】特に望ましくは、Ya>Ybの関係が満た
されている場合、「Xa」と「Xb」の場合と同様の理
由により、5≦Ya≦30μm、かつ、5≦Yb≦30
μmの関係を満たす。例えば、Ya=15μm、Yb=
10μmが望ましい。
【0049】特に望ましくは、保護膜103と層間絶縁
膜102の各層のフォトリソグラフィー時におけるアラ
イメント誤差を考慮した場合、「Xa」、「Xb」、
「Ya」、「Yb」が、Xa≧Xb+3μm、Ya≧Y
b+3μmの関係を有する。
【0050】このような、開口部104を形成した場
合、図1(b)に示したように、開口部104部におい
て、層間絶縁膜102が保護膜103を覆うように形成
されるため、保護膜103と層間絶縁膜102との間の
境界が形成されなくなる。さらに、層間絶縁膜102の
上に形成される反射画素電極101は、層間絶縁膜10
2の形状をそのまま反映して形成されることになる。し
たがって、開口部104部では、保護膜103と層間絶
縁膜102との境界が存在しないため、開口部104部
では反射画素電極101には段差部が形成されない。こ
のため、開口部104部における反射画素電極101の
断線が防止され、画素の欠落が防止される。その結果、
画素の欠陥の発生が防止され、良好な表示特性を持つ表
示装置が得られる。
【0051】実際に、種々の構成を持つ表示装置を製作
した。その結果、従来例のように、開口部104部に保
護膜103と層間絶縁膜102との境界が存在する構成
を持つ表示装置は、約10%程度の歩留りであった。こ
れに対して、本実施例の構成を持つ表示装置は、反射画
素電極の断線による点欠陥発生を防止することができ、
その良品歩留りは約95%程度であった。このように、
本実施例の表示装置は、従来の表示装置よりも優れた良
品歩留まりを有することを確認した。
【0052】なお、本実施例では、ドレイン電極105
と反射画素電極101の間に、保護膜103と層間絶縁
膜102との2層が形成され、2層に開口部が形成さ
れ、その開口部において電気的導通が確保されている。
この構成に換えて、ドレイン電極105と反射画素電極
101間に、保護膜103と2層の層間絶縁膜102と
が存在する構成も可能であり、この構成を持つ表示装置
は、前述と同様の効果を発揮する。
【0053】本実施例において、開口部104が、略多
角形、略四角形、又は、円形の開口形状を有する構成も
可能である。開口部104が略多角形の場合、多角形の
それぞれの辺の長さが、前述の略正方形の実施例におけ
る開口部のそれぞれの辺の長さ「Xa」、「Ya」、
「Xb」、「Yb」と同じような関係にあることが望ま
しい。このような構成を持つ表示素子は、従来の表示素
子よりも優れた前述の効果が得られが、しかしながら、
略正方形の開口部をもつ前述の表示素子よりも前述の効
果は小さい。
【0054】(実施例2)本発明の実施例2について、
図1を参照しながら説明する。
【0055】本実施例2において、反射画素電極101
がチタン層とアルミニウム合金層との2層を有する。ア
ルミニウム合金層がチタン層の上に形成されている。チ
タン層の膜厚は80nmであって、種々の膜厚のアルミ
ニウム合金層を持つ試料を作成した。これらの種々の試
料について、断線、及び、TFT素子とのコンタクト不
良による点欠陥の発生状況を測定した。
【0056】アルミニウムの合金層の膜厚が50nm以
下の場合、膜厚が薄すぎるために断線やTFT素子との
コンタクト不良による点欠陥が多発し、その結果、良品
の歩留りが5%未満であった。
【0057】図4に、アルミニウム合金層の膜厚と相対
反射率との関係が示される。縦軸の相対反射率は、酸化
マグネシウムの標準白色板の反射率を100にしたとき
の、アルミニウムの合金層の反射率を示す。図4におい
て、膜厚が約350nm以上の場合、反射率が急激に低
下している。このような小さい反射率を持つ反射型液晶
表示装置において、表示明るさが暗くなり、実用するこ
とが不可能である。アルミニウムの合金層の膜厚が約5
0nm〜約300nmの範囲において、コンタクト不
良、断線、及び反射率の低下が防止できる。その結果、
画素の欠落が防止され、表示画面の明るさが向上する、
などの良好な表示特性のアクティブマトリクス反射型液
晶表示装置が得られた。
【0058】なお、本実施例は、チタン層とアルミニウ
ム合金層の2層のを有する構成を説明したが、この構成
に限定されることはない。例えば、反射画素電極が1層
の純粋アルミニウム層を有する構成、及び、チタンと純
粋アルミニウムとの2層を有する構成の場合にも、本実
施例と同様の効果が得られる。
【0059】また、前述のそれぞれの実施例において、
非線形素子として、TFTが使用されたが、この構成に
限定されることがない。例えば、非線形素子として、薄
膜ダイオード、又は、MIM(Metal Insul
ator Metal)が使用された構成も可能であ
り、前述と同じ効果が得られる。
【0060】また、上記実施例の液晶表示装置は、受像
装置や情報処理装置の表示装置として使用可能である。
このような受像装置や情報処理装置は、点欠陥の発生が
なく、明るい表示画面を持つなどの、良好な表示特性を
示す。
【0061】以上のように、本発明の液晶表示装置にお
いて、保護膜の開口部の端部が層間絶縁膜の開口部の端
部より外側に位置することにより、開口部に設置された
層間絶縁膜が保護膜を覆うように形成することができ、
保護膜と層間絶縁膜との境界を無くすることができる。
さらに、層間絶縁膜の上に形成される画素電極は、層間
絶縁膜の形状をそのまま反映して形成されることにな
る。このため、開口部の層間絶縁膜を段差部の無い形状
にすることができ、開口部における層間絶縁膜の断線を
防止することができる。
【0062】また、画素電極として使用されるアルミニ
ウム、又はアルミニウム合金の膜厚が約50nmから約
300nmまでの場合、断線、非線形素子とのコンタク
ト不良による点欠陥、及び、反射率の低下などが防止さ
れる。
【0063】このように、点欠陥の発生が防止され、画
素の欠落が防止され、明るい表示画面を持つなどの、優
れた表示特性を持つ液晶表示装置が得られる。さらに、
良品歩留まりが著しく向上する。
【0064】
【発明の効果】このような構成により、開口部におい
て、層間絶縁膜が保護膜を覆うように形成することがで
き、その結果、保護膜と層間絶縁膜との境界を無くすこ
とができる。さらに、層間絶縁膜上に形成される画素電
極は、層間絶縁膜の形状をそのまま反映して形成される
ことができる。このため、開口部における層間絶縁膜が
段差部を持たないような形状で形成することができる。
その結果、開口部における層間絶縁膜の断線を防止する
ことができ、さらに、良好な表示特性を有する表示装置
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施形態1に係る液晶表示装置
の開口部の平面図 (b)その断面図
【図2】本発明の実施形態1に係る液晶表示装置の一画
素分の平面図
【図3】開口部のサイズと歩留との関係を示すグラフ
【図4】本発明の実施形態に係る反射画素電極のアルミ
ニウムの膜厚と相対反射率との相関図
【図5】(a)本発明の液晶表示装置の一実施例の構成
の概略図 (b)本発明の液晶表示装置の一実施例の走査線電極と
信号線電極の配置を説明する図
【図6】(a)従来のアクティブマトリクス反射型液晶
表示装置の開口部の平面図 (b)その断面図
【符号の説明】
101,401 反射画素電極 102,402 層間絶縁膜 103,403 保護膜 104,404 開口部 104a 補償容量との開口部 104b TFT駆動素子との開口部 105,405 ドレイン電極 106,406 ソース電極 107,407 半導体層 108,408 ゲート絶縁膜 109,409 ゲート電極 110,410 透明基板(ガラス基板) 111 非線形素子(TFT、薄膜ダイオード、MI
M) 200 液晶 206 信号線電極 209 走査線電極(scanning line e
lectrode) 210 透明電極基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 久典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、前記透明基板の上に設置さ
    れ、複数の電極を持つ非線形素子と、前記非線形素子の
    上に設置された保護膜と、前記保護膜の上に設置された
    層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜の上に設置された画素電
    極とを備え、V字状勾配の断面形状を持つ開口部が、前
    記保護膜と前記層間絶縁膜とに形成され、前記開口部
    は、前記非線形素子の表面に露出し、前記開口部は、前
    記保護膜に形成された第一端部と、前記層間絶縁膜に形
    成された第二端部とを有し、前記第一端部が、前記第二
    端部よりも外側に位置し、前記画素電極は、前記開口部
    の前記層間絶縁膜の上にも設置され、前記非線形素子の
    複数の電極のうちの第一の電極が、前記開口部におい
    て、前記画素電極に接触していることを特徴とする液晶
    材料を有する表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画素電極に接触している前記非線形
    素子の前記第一の電極に、前記層間絶縁膜が接触してい
    る請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記開口部に位置する前記保護膜は、前
    記層間絶縁膜に覆われている請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記開口部は、前記保護膜に形成された
    した下開口部と、前記層間絶縁膜に形成された上開口部
    とを有し、前記下開口部の表面の形状は、略正方形であ
    り、前記上開口部の表面の形状は、略正方形であり、前
    記下開口部の縦方向長さが、前記上開口部の縦方向の長
    さよりも大きい請求項1記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記下開口部の縦方向長さが、約5μm
    から約30μmまでの範囲であり、かつ、前記上開口部
    の縦方向長さが、約5μmから約30μmまでの範囲で
    ある請求項4に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記開口部は、前記保護膜に形成された
    下開口部と、前記層間絶縁膜に形成された上開口部とを
    有し、前記下開口部の表面の形状は、略正方形であり、
    前記上開口部の表面の形状は、略正方形であり、前記下
    開口部の横方向長さが、前記上開口部の横方向の長さよ
    りも大きい請求項1記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記下開口部の横方向長さが、約5μm
    から約30μmまでの範囲であり、かつ、前記上開口部
    の横方向長さが、約5μmから約30μmまでの範囲で
    ある請求項6に記載に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記開口部は、前記保護膜に形成された
    下開口部と、前記層間絶縁膜に形成された上開口部とを
    有し、前記下開口部の表面の形状は、略多角形であり、
    前記上開口部の表面の形状は、略多角形であり、前記下
    開口部は、前記上開口部よりも大きい面積を有する請求
    項1記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記画素電極は、アルミニウム、アルミ
    ニウム合金、及び、銀からなる群から選ばれる少なくと
    も一つの金属材料により形成される請求項1に記載の表
    示装置。
  10. 【請求項10】 前記画素電極は、チタンにより形成さ
    れた第一画素電極層と、アルミニウム及びアルミニウム
    合金のうちの少なくとも一つの材料により形成された第
    二画素電極層とを有する請求項1記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記画素電極は、アルミニウム及びア
    ルミニウム合金のうちの少なくとも一つの材料により形
    成され、前記一つの材料は、約50nmから約300n
    までの範囲の膜厚を有する請求項1記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の表示装置を備えた受
    像装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の表示装置を備えた情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記開口部は、前記保護膜に形成され
    た下開口部と、前記層間絶縁膜に形成された上開口部と
    を有し、前記下開口部は、第一勾配を持ち、前記上開口
    部は、第二勾配を持ち、前記上開口部は前記下開口部よ
    りも小さい面積を有し、前記第二勾配は、前記第一勾配
    よりも、急な勾配を有する請求項1記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記開口部は、前記保護膜に形成され
    た下開口部と、前記下開口部の上側に位置して前記層間
    絶縁膜に形成された上開口部とを有し、前記開口部に位
    置する前記画素電極は、前記保護膜の表面に接触するこ
    となく、前記層間絶縁膜の表面に設置されている請求項
    1記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記開口部は滑らかな表面形状を有
    し、前記開口部に位置する前記画素電極は、段差を有す
    ることなく、前記滑らかな表面形状に沿った表面を有す
    る請求項1記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 さらに、前記透明基板の上に、マトリ
    ックス状に設置された複数本の走査線電極と複数本の信
    号線電極とを備え、前記複数本の走査線は、第一方向に
    形成され、前記複数本の信号線電極は、前記第一方向に
    直交する方向に形成され、前記非線形素子が、前記複数
    の走査線電極と前記複数の信号線電極とのそれぞれの交
    点に位置する請求項1記載の表示装置。
  18. 【請求項18】 透明電極基板と、液晶セルと、複数の
    走査線電極と、複数の信号線電極とを備え、前記液晶セ
    ルは前記透明電極基板と前記画素電極との間に位置し、
    前記複数の走査線電極と前記複数の信号線電極とがマト
    リックス状に配置され、前記非線形素子の前記複数の電
    極のうちの第二の電極が前記走査線電極に接続され、前
    記非線形素子の前記複数の電極のうちの第三の電極が前
    記信号線電極に接続され、前記複数の走査線電極と前記
    複数の信号線電極とは、互いに電気的に絶縁されている
    請求項1記載の表示装置。
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