JP2000104079A - コークス炉ガスのアンモニア除去方法 - Google Patents

コークス炉ガスのアンモニア除去方法

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JP2000104079A
JP2000104079A JP10277264A JP27726498A JP2000104079A JP 2000104079 A JP2000104079 A JP 2000104079A JP 10277264 A JP10277264 A JP 10277264A JP 27726498 A JP27726498 A JP 27726498A JP 2000104079 A JP2000104079 A JP 2000104079A
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ammonia
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oven gas
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Shigenori Ogawa
重徳 小川
Yoichi Nakamura
洋一 中村
Toshihide Tawara
年英 田原
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Industrial Gases (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収媒体としてリン酸アンモニウム水溶液を
用いるコークス炉ガスのアンモニア除去方法において、
再生工程における操業不安定を解消し、長期間の安定操
業を可能とする方法を提供する。 【解決手段】 コークス炉ガスに含有されるアンモニア
をリーンリン酸アンモニウム水溶液に吸収除去し、生成
したリッチリン酸アンモニウム水溶液を加熱してアンモ
ニアを分離すると共にリーンリン酸アンモニウム水溶液
を再生し、リン酸アンモニウム水溶液を循環使用するこ
とからなるコークス炉ガスからアンモニアを除去する方
法において、循環使用するリン酸アンモニウム水溶液に
消泡剤又はコールタール類を添加するか、あるいはリン
酸アンモニウム水溶液の浮遊固体成分(SS分)を10
ppm 以下に維持するコークス炉ガスのアンモニア除去方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コークス炉ガスに
含有されるアンモニアを効率的に吸収除去する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭のコークス化で発生するコークス炉
ガスは、主に燃料として使用される。コークス炉ガス
は、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素等の有用成
分を含有するほか、アンモニア、硫化水素、シアン化水
素などそれ自体が有害物質で、燃焼すると窒素酸化物や
硫黄酸化物等の環境汚染物質を生成する成分を含有す
る。それゆえ、コークス炉ガスの使用に先立って、これ
らの有害成分を除去するガス精製が行われる。
【0003】従来、コークス炉ガス中のアンモニアは硫
安として回収されていたが、硫安の市場価値が低下し、
採算の採れない方法となった。このため、硫安を生産し
ないアンモニア除去プロセスが開発されるに至った。典
型的な方法には、吸収媒体としてリン酸アンモニウム水
溶液を用いてコークス炉ガスのアンモニアを吸収除去
し、液体アンモニアとして回収する方法 (Phosam法)が
知られている。また、吸収媒体として水のみを用いる方
法も提案されているが、アンモニア以外に硫化水素も吸
収されるので、後工程が複雑になり精製費用が高くな
る。
【0004】一方、特公昭49−43243号公報に
は、リーンリン酸アンモニウム水溶液(アンモニア/リ
ン酸のモル比:1.5未満)を用い、これとコークス炉
ガスの接触によりアンモニアを吸収除去し(吸収工
程)、生成したリッチリン酸アンモニウム水溶液(アン
モニア/リン酸のモル比:1.5以上)を加熱してアン
モニアを分離すると共にリーンリン酸アンモニウムを再
生し(再生工程)、リン酸アンモニウム水溶液を吸収工
程に循環し、一方回収されたアンモニアは窒素酸化物を
生じないように燃焼分解する方法( NASCO法)が提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸収媒
体としてリン酸アンモニウム水溶液を用いる方法では、
吸収工程の吸収塔とは異なり、再生工程のストリッパー
ではその内部温度が100℃以上の高温状態にあり、処
理液であるリン酸アンモニウム水溶液が塔内を定常的に
落下せず、操業が不安定になることが多い。操業不安定
になると、再生工程の熱源として設置されたリボイラー
の液面が低下する状況となって現れる。この操業不安定
は、アンモニア除去設備を定期修理したのち数カ月間に
頻繁に発生する。このため、吸収工程でのコークス炉ガ
ス処理量を減らしたり、再生工程への加熱用スチーム量
を減らしたり、その他再生工程設備の改善などによる対
応を余儀なくされ、ガス精製費用のコストアップを招い
ていた。
【0006】したがって、本発明の目的は、吸収媒体と
してリン酸アンモニウム水溶液を用いるコークス炉ガス
のアンモニア除去方法において、再生工程における操業
不安定を解消し、長期間の安定操業を可能とする方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、コ
ークス炉ガスに含有されるアンモニアをリーンリン酸ア
ンモニウム水溶液に吸収除去し、生成したリッチリン酸
アンモニウム水溶液を加熱してアンモニアを分離すると
共にリーンリン酸アンモニウム水溶液を再生し、リン酸
アンモニウム水溶液を循環使用することからなるコーク
ス炉ガスからアンモニアを除去する方法において、循環
使用するリン酸アンモニウム水溶液に消泡剤又はコール
タール類を添加することを特徴とするコークス炉ガスの
アンモニア除去方法である。
【0008】また、本発明は、コークス炉ガスに含有さ
れるアンモニアをリーンリン酸アンモニウム水溶液に吸
収除去し、生成したリッチリン酸アンモニウム水溶液を
加熱してアンモニアを分離すると共にリーンリン酸アン
モニウム水溶液を再生し、リン酸アンモニウム水溶液を
循環使用することからなるコークス炉ガスからアンモニ
アを除去する方法において、リン酸アンモニウム水溶液
の浮遊固体成分(SS分)を10ppm 以下に維持するこ
とを特徴とするコークス炉ガスのアンモニア除去方法で
ある。
【0009】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明に用いられる消泡剤としては、消泡性を有する物質
であればよく、例えばシリコーン類、高級アルコール
類、脂肪酸エステル類などが挙げられる。特に、消泡速
度、持続性等の消泡効果の観点から、脂肪酸エステル類
が好ましい。脂肪酸エステル類としては、丸和物産
(株)のクリトップ(商標)を有利に使用することがで
きる。
【0010】また、コールタールやその一次蒸留物例え
ばタール軽油等のコールタール類を添加しても、上記の
消泡剤と同様な消泡効果が認められる。なお、コールタ
ール類を添加した場合、あるいはコークス炉ガス処理操
業によりリン酸アンモニウム水溶液にコールタール分が
徐々に吸収され、リン酸アンモニウム水溶液にコールタ
ール分が浮遊する状態(コールタール比重1.18/リ
ン酸アンモニウム水溶液1.2)になった場合、コール
タール類が再生工程に流入すると再生塔のトレイが閉塞
するなどの支障を生ずることもがあるので、コールター
ル類を静置分離するか、抽出分離するなど適当な方法で
除去することがよい。
【0011】リン酸アンモニウム水溶液の発泡を抑制す
るには、循環するリン酸アンモニウム水溶液に予め所定
量の消泡剤又はコールタール類を添加しておいてもよい
が、費用対効果の面から発泡現象が認められたときに添
加することがよい。リン酸アンモニウム水溶液の発泡
は、再生工程の加熱源として設置されたリボイラーの液
面低下として観測されるので、液面低下が観測されたと
き速やかに添加するとよい。
【0012】消泡剤の添加量は、リン酸アンモニウム水
溶液の発泡を抑えることができればよく、通常、リン酸
アンモニウム水溶液に対し5〜100ppm 程度、好まし
くは10〜20ppm 程度添加することがよい。また、コ
ールタール類の添加量は、多すぎるとストリッパーのト
レイ閉塞など障害を生じるので、前記消泡剤と同量又は
それ以下にするとよい。
【0013】さらに、本発明者らがリン酸アンモニウム
水溶液の発泡原因を精査した結果、発泡しないリン酸ア
ンモニウム水溶液では浮遊固体成分(Suspended-Solid
:SS分)が5ppm 程度であるのに対し、発泡したリ
ン酸アンモニウム水溶液ではSS分が15ppm 程度まで
増加していることが判明した。したがって、発泡現象を
抑えるには、リン酸アンモニウム水溶液中のSS分を低
く抑えること、具体的には10ppm 以下、好ましくは7
ppm 以下に維持することが必要である。
【0014】リン酸アンモニウム水溶液のSS分を制御
するには、リン酸アンモニウム水溶液の流路にフィルタ
ー等の濾過装置を設けたり、リン酸アンモニウム水溶液
を一部抜き出し、これに高分子凝集剤等を添加してSS
分を凝集沈降させるなどの方法が挙げられる。
【0015】前記のコールタール類によって消泡効果が
発揮されるのは、次のような理由によるものと推定され
る。もともと、粗製コークス炉ガスには微量のコールタ
ール分がミストとして含まれる。そのため、設備の定期
修理後3カ月程度経過するとコールタール分がリン酸ア
ンモニウム水溶液に徐々に蓄積される。したがって、別
に消泡剤やコールタール類を添加しなくても、このコー
ルタール分によって発泡原因となるSS分が凝集され、
発泡が抑えられるものと考えられる。
【0016】本発明のコークス炉ガスのアンモニア除去
方法は、吸収媒体としてリン酸アンモニウム水溶液を用
いるアンモニア除去方法であれば適用でき、例えばPhos
am法や NASCO法などに効果的に適用できる。これらのア
ンモニア除去方法における吸収工程及び再生工程の条件
は、当初のものを変更する必要はなく、リン酸アンモニ
ウム水溶液に消泡剤やコールタール類を所定量添加した
り、SS分を所定量以下に抑えればよい。アンモニア除
去処理のいずれの工程で行うかは、特に限定されず、装
置及び操業条件に応じて適宜選択すればよいが、再生工
程(ストリッパー)における発泡現象を抑制することが
目的であることから、ストリッパーに装入される直前の
アンモニア含有リン酸アンモニウム水溶液にこれらを添
加することが好ましい。
【0017】以下、図面に基づき本発明を説明する。図
1は、コークス炉ガス中のアンモニアをリン酸アンモニ
ウム水溶液で吸収除去し、ストリッパーでアンモニアを
分離した後、これを無害燃焼する NASCO法の一例を示す
フローシートである。
【0018】粗製コークス炉ガス1は吸収塔2の底部か
ら導入され、塔内の充填物層3を上昇し、吸収塔2の上
部から供給されるリーンリン酸アンモニウム水溶液(L
液)4と向流接触し、ガス中のアンモニアが吸収除去さ
れ、塔頂から脱アンモニアコークス炉ガス5として次工
程に送られる。ここで、L液とはアンモニアに対するリ
ン酸の比が1.5より小さいリン酸アンモニウム水溶液
であり、その比が1.5より大きいリン酸アンモニウム
水溶液をリッチリン酸アンモニウム水溶液(R液)とす
る。
【0019】アンモニアを吸収したR液6は、吸収塔2
の塔底から抜き出され、R液タンク7、ポンプ8を経て
熱交換機9により所定温度に昇温されたのちストリッパ
ー10の上部に装入される。ストリッパー10では、吹
き込みスチーム11とリボイラー12によりR液6が加
熱され、塔頂からアンモニアが追い出され、塔底からL
液4が得られる。L液4はクーラー14で冷却されたの
ちL液タンク15、ポンプ16を経て吸収塔2へ循環さ
れ、再びアンモニアの吸収除去に使用される。
【0020】ストリッパー10の塔頂からアンモニア、
水と若干の不純物を含有する混合物13が得られ、熱交
換機9及びコンデンサー17で冷却されたのちレシーバ
ー18に送られる。レシーバー18では分縮により濃厚
なアンモニア蒸気19が得られ、残ったアンモニア水1
9はストリッパー10に循環される。レシーバー18か
らの濃厚なアンモニア蒸気は、燃焼炉20へ送られ、排
ガス中に窒素酸化物、硫黄酸化物等の大気汚染物質を発
生させることなく無害燃焼される。燃焼炉20の廃熱ボ
イラー21で発生したスチーム22は、ストリッパー1
0の熱源として有効利用される。
【0021】
【実施例】参考例 濃度35重量%のリン酸アンモニウム水溶液を入れたガ
ラス容器を75℃の恒温槽に保持し、散気管から窒素ガ
スをガラス容器に吹き込んでリン酸アンモニウム水溶液
を発泡させた。発泡後に表1に示す消泡剤又はコールタ
ールをマイクロシリンジを用いて消泡剤濃度が17ppm
になるように添加して、消泡効果(消泡速度、持続性)
を観察した。結果を表1に示す。なお、消泡速度は消泡
剤等を添加したから発泡が消失するまでの時間を示し、
持続性は消泡剤を添加してから30分経過するまでの消
泡状態であり、◎は消泡状態を維持したことを示し、○
は30分経過後に再発泡したことを示す。
【0022】
【表1】
【0023】実施例1 図1に示す NASCO法アンモニア除去設備において、アン
モニア9g/Nm3 、硫化水素5g/Nm3 、シアン化水素2g/
Nm3 を含有する粗製コークス炉ガス105,000Nm3/
h は、吸収塔2の塔底から導入され、塔頂から供給され
るアンモニア/リン酸のモル比1.3のリン酸アンモニ
ウム水溶液(L液)32t/h との向流接触により、ガス
中のアンモニアの97% が吸収され、塔底からアンモニ
ア/リン酸のモル比1.9のリン酸アンモニウム水溶液
(R液)37t/h が得られた。
【0024】吸収塔2では、気液の接触をよくするた
め、上段に74t/h 、中段、下段に182t/h のリン酸
アンモニウム水溶液がそれぞれ自己循環された。吸収塔
の塔底から抜き出されたR液は、ストリッパーの塔頂蒸
気と熱交換されたのちストリッパー10に装入された。
【0025】4.5kg/cm2・ G に加圧されたストリッパ
ー10の塔底から、10t/h のスチームの一部が直接吹
き込まれ、残りがリボイラー12に供給された。この供
給割合は系の水バランスによって決められる。ストリッ
パー10では、装入されたR液は加熱分解され、塔底か
らL液、塔頂からアンモニアと水の混合蒸気が得られ
た。塔底からのL液はクーラー14で冷却され、吸収塔
2に再循環された。塔頂からのアンモニア蒸気は、熱交
換機9、コンデンサー17を経てレシーバー18で85
℃程度に分縮されて、濃度90% のアンモニア蒸気95
kg/hが得られ、非凝縮物はストリッパー10の塔頂に還
流された。アンモニア蒸気は燃焼炉20に送られ、ここ
で無害燃焼され、発生したスチームはストリッパー10
の熱源として利用された。
【0026】上記の NASCO法アンモニア除去設備の操業
において、定期修理後にリボイラー12の液面が正常レ
ベルより50cm下がり、不安定な操業となったので、R
液タンク7に消泡剤として脂肪酸エステル類「クリトッ
プF−322」(丸和物産(株)製)を濃度が17ppm
になるように添加して操業を行った。その結果、リボイ
ラー12の液面は正常レベルに復旧し、本設備の処理能
力(105,000Nm 3/h )を最大限に活用できた。
【0027】実施例2 消泡剤の「クリトップF−322」の代わりにコールタ
ールを用いた以外は実施例1と同様に操作したところ、
実施例1と同様に安定な操業を継続することができた。
【0028】比較例1 実施例1の NASCO法アンモニア除去設備が定期修理後に
リボイラー12の液面が正常レベルより50cm下がり、
不安定な操業となった。そのため、リボイラー12への
スチーム供給量を50%カットせざるを得ず、コークス
炉ガス処理能力は80,000Nm3/h に低下した。この
間、別系列の硫安法アンモニア除去設備でのコークス炉
ガス処理を増やさざるを得なかった。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、吸収媒体としてリン酸
アンモニウム水溶液を用いるコークス炉ガスのアンモニ
ア除去設備において、再生工程に装入されるリン酸アン
モニウム水溶液に消泡剤又はコールタール類を添加する
ことにより、再生工程における操業不安定を解消し、設
備の長期間安定操業が可能となり、設備のガス処理能力
を最大限に発揮させることができた。すなわち、従来の
ように再生工程のストリッパー内部における気液接触効
率を下げる必要がなく、また発泡による負荷低減のため
に気液接触の安定操業範囲を外れた領域、例えばウィー
ピング(weeping)領域で操業するなどの必要もなくなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】NASCO法アンモニア除去設備の一例を示すフロ
ーシートである。
【符号の説明】
2 : ストリッパー 4 : L液 6 : R液 7 : R液タンク 10 : 吸収塔 12 : リボイラー 20 : 燃焼炉
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月15日(1999.7.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 2 : 吸収塔 4 : L液 6 : R液 7 : R液タンク 10 : ストリッパー 12 : リボイラー 20 : 燃焼炉
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
フロントページの続き (72)発明者 田原 年英 千葉県君津市君津1番地 新日鐵化学株式 会社君津製造所内 Fターム(参考) 4D002 AA13 AC03 BA02 CA01 DA18 EA06 EA08 EA13 FA01 GA01 GB08 HA02 HA04 4H060 AA01 BB23 CC13 CC18 DD21 FF04 FF13 FF18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス炉ガスに含有されるアンモニア
    をリーンリン酸アンモニウム水溶液に吸収除去し、生成
    したリッチリン酸アンモニウム水溶液を加熱してアンモ
    ニアを分離すると共にリーンリン酸アンモニウム水溶液
    を再生し、リン酸アンモニウム水溶液を循環使用するこ
    とからなるコークス炉ガスからアンモニアを除去する方
    法において、循環使用するリン酸アンモニウム水溶液に
    消泡剤又はコールタール類を添加することを特徴とする
    コークス炉ガスのアンモニア除去方法。
  2. 【請求項2】 コークス炉ガスに含有されるアンモニア
    をリーンリン酸アンモニウム水溶液に吸収除去し、生成
    したリッチリン酸アンモニウム水溶液を加熱してアンモ
    ニアを分離すると共にリーンリン酸アンモニウム水溶液
    を再生し、リン酸アンモニウム水溶液を循環使用するこ
    とからなるコークス炉ガスからアンモニアを除去する方
    法において、リン酸アンモニウム水溶液の浮遊固体成分
    (SS分)を10ppm 以下に維持することを特徴とする
    コークス炉ガスのアンモニア除去方法。
JP10277264A 1998-09-30 1998-09-30 コークス炉ガスのアンモニア除去方法 Withdrawn JP2000104079A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004016717A1 (ja) * 2002-08-06 2004-02-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 湿式ガス精製方法およびそのシステム

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US7381389B2 (en) 2002-08-06 2008-06-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Wet gas purification method and system for practicing the same

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