JP2000103485A - 長尺工具用収納袋 - Google Patents

長尺工具用収納袋

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JP2000103485A
JP2000103485A JP29155498A JP29155498A JP2000103485A JP 2000103485 A JP2000103485 A JP 2000103485A JP 29155498 A JP29155498 A JP 29155498A JP 29155498 A JP29155498 A JP 29155498A JP 2000103485 A JP2000103485 A JP 2000103485A
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JP
Japan
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long
long tool
back plate
tool
storage bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP29155498A
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English (en)
Inventor
Mitsuhide Nakamura
充秀 中村
Kiju Inoue
喜重 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meishin Electric Co Inc
Original Assignee
Meishin Electric Co Inc
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納された長尺工具を収納筒部を開放して前
面に引き出せるようにして、出し入れを容易とすると共
に感電事故を未然に防ぎ、安全に作業が行なえるように
した。 【解決手段】 背板部1の前面に一組の縦長シート部3
a,3bを設け、該各縦長シート部3a,3bは前端縁
で係脱自在に止着してなり、前記各縦長シート部3a,
3bの前端縁を開けることにより前側から長尺工具Tを
出し入れできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電柱間に架設され
る送配電線を活線の状態で種々の工事をするのに使用す
るホットスティックと称される比較的長尺の操作棒等の
工具を収納する長尺工具用収納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような長尺工具を収納する収
納袋は、例えば、図12(a)に示すように縦長の長方
形をなす背板部100の前面に、その前面を囲う側板部
101を固着し、上端に開口102を設けた半円筒形を
なす有底の収納部103を設けて構成されている。そし
て、上端の開口102から収納部103に複数本の長尺
工具104を差込んで収納した収納袋Aを電柱の上部位
置に吊り下げたり、作業者が乗る昇降バケットを備えた
作業車では昇降バケットの外側に吊り下げるようにして
おり、必要な長尺工具104を取り出すときは上端に設
けた開口102から上方に引き抜くようにして取り出し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の長尺
工具の収納袋Aでは、必要な長尺工具104を取り出す
際に、各長尺工具104の伸縮を調節するために設けら
れている鍔部105どうしが接触し、図12(b)に示
すように隣にある長尺工具104aが一緒に引き上げら
れ、一緒に引き上げられた長尺工具104aが図12
(c)に示すように落下して地上にいる作業者や通行人
に当りケガをさせるといった危険があった。
【0004】また、昇降バケット付きの作業車による柱
上作業時に、必要な長尺工具104を取り出す場合に、
収納袋Aの上方へ引き抜く際に、その上方に架設されて
いる送配電線等に接触して感電する危険がある。さらに
は、長尺工具104を上方へ引き抜くときにその上方に
障害物がある場合、それが邪魔になって取り出しにくく
作業が面倒になるといった課題が有った。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決するべく
なされたもので、縦長シート部を前方に開けられるよう
にすることにより、必要な長尺工具を前側から出し入れ
できるようにして、出し入れが容易となり、長尺工具の
不用意な落下を防止すると共に取り出す際の感電事故を
防ぎ安全に作業が行なえる長尺工具用収納袋を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係わる長尺工具用収納袋は、長尺工具を収
納する長尺工具用収納袋であって、縦長長方形の背板部
の前面にその前面を囲う一組の縦長シート部を設け、該
各縦長シート部はそれぞれ後側縁を前記背板部に固着
し、前側縁はそれぞれ互いに係脱自在に止着し、また前
記背板部の前面下側部には長尺工具の下端を収納する収
納部を設けてなり、前記各縦長シート部の前側縁を開け
ることにより前側から長尺工具を出し入れできるように
した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる長尺工具用
収納袋の実施の形態を図面と共に説明する。なお、図示
したものは便宜上二連式のものを示すが、本発明はこの
ような二連式に限られることなく、一連式または三連式
のものであってもよい。図1は例えば長さが1500m
mまたは1200mmの長尺工具Tを収納し得る長尺工
具用収納袋Aの斜視図である。
【0008】図において1は厚地の布から形成される縦
長長方形状の背板部であり、中央縦方向に沿って二つ折
り用のミシン目2を設けている。また、該背板部1前面
には、ミシン目2を挟んだ左右の所定位置と左右側端か
らの所定位置に一組の布製の縦長シート部3a,3bの
後端縁を縫って固着している。そして、図2に示すよう
に一方の縦長シート部3aの前端縁の外側面に雌型面フ
ァスナー4aを縦方向に直線状に取り付ける。また、他
方の縦長シート部3bの前端縁の内側面に横長の雄型面
ファスナー4bを縦方向に一定の間隔をおいて複数取り
付けている。そして、前記雌雄両面ファスナー4a,4
bとを互いに貼り合わせることで、図5,図6に示すよ
うに背板部1の前面を両縦長シート部3a,3bで囲い
平面形状がほぼ半円筒形をなしかつ上下両端面が開口す
る収納筒部5,5が形成される。その収納筒部5,5は
それぞれ雌雄面ファスナー4a,4bを剥がすことで図
2に示すようにその全面が開放される。
【0009】前記収納筒部5の下端位置で背板部1の前
面に、底板と前側壁とからなり長尺工具Tの下端を収納
する収納部としての端末収納袋6が設けられ、また、こ
の端末収納袋6の上方位置であって背板部1の前面に長
さが1200mmの長尺工具Tの下端を収納する端末収
納袋6aが設けられる。これら端末収納袋6,6aは厚
地の布で形成される。6b,6bは収納される長尺工具
Tが両縦長シート部3a,3bを開放したとき前側へ倒
れ出ないように止めておく止着バンドであり、互いの先
端部に雌雄一対の面ファスナーが取り付けられている。
前記背板部1の上端には、図3に示すように所定の上下
幅を有する耳部7を設けて該耳部7にフック用孔8を複
数開設している。また、背板部1の両側端で上端から所
定位置にも昇降バケット用のフック用孔9,9を開設し
ている。さらに、背板部1前面の左側縁部全長にわたり
雌型面ファスナー4aを取り付け、背板部1前面の右側
縁部全長にわたり雄型面ファスナー4bを取り付けてい
る。前記背板部1の裏面にも図4に示すようにその上下
端部にミシン目2を境界にして互いに異なる雌雄型面フ
ァスナー4a,4bを取り付け、両側端部に前面の同位
置のものと同じ雌雄型面ファスナー4a,4bを取り付
けている。
【0010】長尺工具用収納袋Aは上記構成よりなり、
図7に示すように一組の縦長シート部3a,3bの前端
縁に取り付けた雌雄型面ファスナー4a,4bを剥した
状態で収納筒部5に長尺工具Tを収納してその下端は端
末収納袋6又は端末収納袋6aに支持させ、図8に示す
ように再び前記雌雄型両ファスナー4a,4bを貼り合
わせる。そして、電柱の上部に支持させる場合は背板部
1上端の耳部7に設けた複数のフック用孔8にS字形フ
ック(図示せず。)の下端側を挿通し、S字形フックの
上端側を電柱上部に周回させたバンド等に掛止させて吊
り下げる。また、昇降バケット付き作業車の外側に支持
させる場合は、昇降バケットの上端縁に掛止させたS字
形フックの下端側をバケット用のフック用孔9に挿通し
て吊り下げる。そこで、収納筒部5に収納されている長
尺工具Tを取り出すには、一組の縦長シート部3a,3
bの前端縁に取り付けた雌雄型面ファスナー4a,4b
を剥して収納筒部5を図7に示すように開放し、長尺工
具Tを収納筒部5の前側へ引き出せばよい。これによ
り、長尺であっても長尺工具Tが容易に取り出せ、他の
長尺工具Tが誤って一緒に出て落下するといったことが
なくなる。
【0011】ところで、このように形成された長尺工具
用収納袋Aは、図9に示すように背板部1中央に設けた
ミシン目2で二つ折りし、背板部1の裏面で上下及び左
右の端部に取り付けた各雌雄型面ファスナー4a,4b
を貼り合わせることで折り畳めコンパクトにすることが
でき取り扱かい易い。また、図1に示す背板部1の前面
に収納筒部5,5を二連に設けたもの2個を互いに裏面
を対向させ、互いの上下及び左右の端部に取り付けた雌
雄型面ファスナー4a,4bを貼り合わせることにより
図10に示すように連結することができ、この場合もま
とまって取り扱かい易い。さらに、図1に示す背板部1
の前面に収納筒部5,5を二連に設けたもの2個を横に
並べて、背板部1の左右の側端部で表面と裏面とに取り
付けた雌雄型面ファスナー4a,4bを貼り合わせるこ
とにより、図11に示すように横並びに連結することが
でき、この場合もまとまって取り扱かい易い。このよう
に長尺工具用収納袋Aを複数連結させ、各収納筒部5に
対して種類の異なる長尺工具Tを区別して整理した状態
に収納するようにすれば、整理がし易く、しかも持ち運
びも便利で使い勝手が良い。さらに、長尺工具用収納袋
Aの全体が帆布等の布地で形成されていれば、長尺工具
Tを収納しない状態ではコンパクトに折り畳むことがで
き、格納や運搬等に場所を取らず取り扱い易い。
【0012】本発明にあっては、一組の縦長シート部3
a,3b前端縁の止着手段として雌雄型面ファスナー4
a,4bを用いたが、他に図示は省略するが、ボタンと
ボタンホールなどであっても良い。また、背板部1や収
納筒部5は可撓性または強度的に優れた合成樹脂とし、
一組の縦長シート部3a,3bは強度的に強い軟質の合
成樹脂を用いるようにしても良く、これらを一体成形す
るようにすれば製作が容易となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る長尺
工具用収納袋は、背板部の前面に開閉自在な一組の縦長
シート部を設けるようにしたので、該一組の縦長シート
部を開くことにより前側から長尺工具が出し入れでき、
特に長尺工具を取り出す際には不用意な落下を防止で
き、しかも感電事故を未然に防ぐことができ、これによ
り極めて安全に作業を行うことができる。また、前側か
ら取り出せることによりその上方に障害物があっても邪
魔になるようなことがなく、作業をスムーズに行うこと
ができるという有益な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる長尺工具収納袋の斜視図。
【図2】同収納筒部を開放した状態の斜視図。
【図3】図1の正面図。
【図4】図1の裏面図。
【図5】図1の縦断面図。
【図6】図1の拡大横断面図。
【図7】長尺工具を収納するため収納筒部を開放した状
態の斜視図。
【図8】長尺工具を収納して収納筒部を閉止した状態の
斜視図。
【図9】長尺工具用収納袋を折り曲げた状態を示す拡大
平面断面図。
【図10】一組の長尺工具用収納袋を重ね合わせた状態
を示す拡大平面断面図。
【図11】同様に並設した状態を示す拡大平面断面図。
【図12】従来の長尺工具用収納袋の使用状態を示す斜
視図。
【符号の説明】
1 背板部 3a,3b 縦長シート部 4a,4b 雌雄型面ファスナー 5 収納筒部 6,6a 端末収納袋 T 長尺工具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺工具を収納する長尺工具用収納袋で
    あって、 縦長長方形の背板部の前面にその前面を囲う一組の縦長
    シート部を設け、該各縦長シート部はそれぞれ後側縁を
    前記背板部に固着し、前側縁はそれぞれ互いに係脱自在
    に止着し、また前記背板部の前面下側部には長尺工具の
    下端を収納する収納部を設けてなり、前記各縦長シート
    部の前側縁を開けることにより前側から長尺工具を出し
    入れできるようにしたことを特徴とする長尺工具用収納
    袋。
JP29155498A 1998-09-28 1998-09-28 長尺工具用収納袋 Pending JP2000103485A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152468A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The ホットスティック収納袋及びホットスティック収納具
JP2013227754A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Takenaka Komuten Co Ltd 長物材吊り込み用治具
CN111446662A (zh) * 2020-04-26 2020-07-24 阜康市国津电气有限公司 输电线路用双层悬挂倒刺防滴灌膜外力破坏装置

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