JP2000103235A - 自動車ドアのインナーガーニッシュ - Google Patents

自動車ドアのインナーガーニッシュ

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JP2000103235A JP10276098A JP27609898A JP2000103235A JP 2000103235 A JP2000103235 A JP 2000103235A JP 10276098 A JP10276098 A JP 10276098A JP 27609898 A JP27609898 A JP 27609898A JP 2000103235 A JP2000103235 A JP 2000103235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄いパッキン部材を用いても有効な遮蔽機能が
得られるようにし、パッキン部材のはみ出しによる美的
外観の劣化を防ぐとともに、パッキン部材の貼着作業性
を向上させ、インナーガーニッシュのコストダウンを図
る。 【解決手段】本発明に係る自動車ドアのインナーガーニ
ッシュ16は、自動車ドアのドア本体2と、ドア窓枠3
(3a)と、ドアガラス4の前縁をガイドするサッシュ
レール5とに囲まれた範囲を車内側からカバーする形状
にガーニッシュ本体23を形成し、このガーニッシュ本体
23の後縁部に、サッシュレール5の後部側に回り込むラ
ウンド板31を設け、このラウンド板31の内面に圧縮性の
あるパッキン部材32を貼着するとともに、その近傍とな
るガーニッシュ本体23の内面23aに、パッキン部材32を
サッシュレール5側に押圧する押圧部33を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ドアのイン
ナーガーニッシュに係り、詳しくは、その内面に遮風、
遮音、防塵等の目的で圧縮性のあるパッキン部材が貼着
された自動車ドアのインナーガーニッシュに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車のフロントドアには、サッシュレ
ス形式のものを除いてドア本体の上部にドア窓枠が設け
られ、このドア窓枠にドアガラスがスライド可能に保持
される。このような形式のドアにドアミラー等が装備さ
れる場合は、その取付部を車内側から隠蔽するためにイ
ンナーガーニッシュが取着される。
【0003】図12は、上記インナーガーニッシュの取付
例を示した横断面図である。図中、符号101 はドア窓枠
の前部であり、符号102 はドアガラス、符号103 はドア
ガラス102 の前縁をガイドするサッシュレール、符号10
4 はインナーガーニッシュを示している。
【0004】インナーガーニッシュ104 は、そのガーニ
ッシュ本体105 が合成樹脂等で成形され、例えばその内
面に設けられたクリップ106 によりドア窓枠101 の内側
に延びたインナーパネル107 に固定される。また、図13
にも示すように、ガーニッシュ本体105 の後縁部内面に
はパッキン部材108 が貼着される。パッキン部材108は
スポンジやウレタンフォーム等のように軟質で圧縮性の
ある素材により直方体形状に形成され、その車内側の面
108aがガーニッシュ本体105 の内面に貼着される。
【0005】インナーガーニッシュ104 がフロントドア
(ドア窓枠101 )に取り付けられると、図示しないドア
ミラー取付部が車内側から隠蔽されると同時に、パッキ
ン部材108 がサッシュレール103 とインナーパネル107
に圧接され、これによってドア窓枠101 とガーニッシュ
本体105 との間から外部の風や騒音(風切音等)、さら
に塵埃等が車内に侵入することが防止される。また、パ
ッキン部材108 によりサッシュレール103 やインナーパ
ネル107 が車内側から見えなくなるので美的外観が向上
する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外部の風や
騒音ならびに塵埃等に対する密封性を高めるには、パッ
キン部材108 の厚みtを大きくし、パッキン部材108 の
サッシュレール103 およびインナーパネル107 への圧接
力を高めた方が良い。しかしながら、パッキン部材108
の厚みtを大きくすると、図12中に示すように、パッキ
ン部材108 後縁の角部108bがガーニッシュ本体105 の端
部105aよりもドアガラス102 側にはみ出てしまい、美的
外観が著しく劣化する。従って、機能性と美的外観を両
立させることが困難であった。
【0007】また、パッキン部材108 の体積および貼着
面積が大きく、これがインナーガーニッシュ104 のコス
トを高める原因になっていた。さらに、パッキン部材10
8 をガーニッシュ本体105 の内面に貼着する際における
パッキン部材108 の位置決めが困難であり、パッキン部
材108 の貼着作業性が悪かったため、この点もインナー
ガーニッシュ104 のコストを高める一因となっていた。
万一パッキン部材108の貼着位置がずれると、前記問題
点が助長される懸念がある。
【0008】本発明に係る自動車ドアのインナーガーニ
ッシュは、このような問題点を解決するために発明され
たものであり、その目的は、薄いパッキン部材を用いて
も有効な遮蔽機能が得られるようにし、パッキン部材の
はみ出しによる美的外観の劣化を防ぐとともに、パッキ
ン部材の貼着作業性を向上させ、インナーガーニッシュ
のコストダウンを図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る自動車ドアのインナーガーニッシュ
は、請求項1に記載したように、自動車ドアのドア本体
と、ドア窓枠と、ドアガラスの前縁をガイドするサッシ
ュレールとに囲まれた範囲を車内側からカバーする形状
にガーニッシュ本体を形成し、このガーニッシュ本体の
後縁部に、上記サッシュレールの後部側に回り込むラウ
ンド板を設け、このラウンド板の内面に圧縮性のあるパ
ッキン部材を貼着するとともに、その近傍となるガーニ
ッシュ本体の内面に、上記パッキン部材を上記サッシュ
レール側に押圧する押圧部を形成したことを特徴とす
る。
【0010】このように自動車ドアのインナーガーニッ
シュを構成した場合、上記押圧部によってパッキン部材
がサッシュレール側に押圧されるので、薄いパッキン部
材を用いても有効な遮蔽機能が得られる。しかも、パッ
キン部材の後面がガーニッシュ本体のラウンド板に貼着
されるため、圧縮されたパッキン部材がガーニッシュ本
体の端部からドアガラス側にはみ出すことがなく、美的
外観が良好に保たれる。
【0011】また、本発明に係る自動車ドアのインナー
ガーニッシュは、請求項2に記載したように、前記パッ
キン部材と前記押圧部の当接位置を、前記ラウンド板の
端部位置からパッキン部材の厚みの分だけ後退させた位
置に設定した。こうすれば、パッキン部材を貼着する際
に押圧部がガイドの役割を果たし、パッキン部材の貼着
作業性が大きく向上する。
【0012】さらに、本発明に係る自動車ドアのインナ
ーガーニッシュは、請求項3に記載したように、前記パ
ッキン部材の非圧縮時において、パッキン部材の前後長
さに対し前記押圧部がパッキン部材に当接する長さが短
くなるように押圧部の形状を設定した。
【0013】このようにすれば、インナーガーニッシュ
の取着時、パッキン部材の自由端側が前方に引っ張られ
るようにしてパッキン部材がサッシュレール側に圧接さ
れるので、薄手のパッキン部材でも捩れる等せず、これ
によりパッキン部材がガーニッシュ本体からドアガラス
側にはみ出すことが防止される。
【0014】そして、本発明に係る自動車ドアのインナ
ーガーニッシュは、請求項4に記載したように、前記押
圧部をリブ形状とし、これをガーニッシュ本体に一体成
形して設けた。こうすれば、部品点数を増すことなく容
易に押圧部をガーニッシュ本体に設けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
インナーガーニッシュが取着された自動車ドアの一例を
示すもので、右側のフロントドアを内側から見た図であ
る。
【0016】このフロントドア1は、そのドア本体2の
上部にドア窓枠3が設けられ、このドア窓枠3にドアガ
ラス4が上下スライド可能に保持される。ドア窓枠3の
前部3aの中間付近からはサッシュレール5が下方に延
びるように設置され、このサッシュレール5にドアガラ
ス4の前縁がガイドされる。サッシュレール5の内部に
は気密保持用にゴム製のガラスラン6(図4〜6参照)
が設けられる。
【0017】ドア本体2の内側にはドアトリム8が取り
付けられ、これにアームレスト9、ドアロックノブ10、
ドアインサイドハンドル11、スピーカー12、ドアポケッ
ト13、ウインド開閉スイッチ14等のドア周辺設備類が設
置される。
【0018】そして、ドア本体2の上縁2aと、ドア窓
枠前部3aと、サッシュレール5に囲まれた略三角形の
範囲を車内側からカバーする形でインナーガーニッシュ
16が取着される。上記略三角形の範囲には、車外側から
ドアミラー(非図示)が取り付けられるが、その取付部
がインナーガーニッシュ16により車内側から隠蔽され
る。
【0019】図2はインナーガーニッシュ16の単体図で
あり、図3は図2の III矢視によるインナーガーニッシ
ュ16の後面図である。また、図4〜図6は、それぞれ図
2のIV-IV線、 V-V線、 VI-VI線に沿う横断面図であ
る。これらの図は、インナーガーニッシュ16をドア窓枠
前部3aやサッシュレール5等の周辺部材と共に示して
いる。さらに、図7〜図9は、図4〜図6と同位置にお
けるインナーガーニッシュ16単体の横断面図である。
【0020】図4〜図6に示すように、前記ドアミラー
のミラーガスケット17が、ドア窓枠前部3aから内側に
延びるインナーパネル18と、その外側に添えられたミラ
ー補強板19に締結固定されるようになっており、ミラー
ガスケット17の外側を覆うようにアウターガーニッシュ
20が装着される。また、ミラーガスケット17の後縁に設
けられた弾力性のあるシール部材21がアウターガーニッ
シュ20の後縁とサッシュレール5に挟まれる。
【0021】インナーガーニッシュ16は、その母体とな
るガーニッシュ本体23が合成樹脂により成形されてい
る。図5および図6に示すように、ガーニッシュ本体23
の内面には上下2箇所のクリップ台座24,25が一体成形
されており、これらのクリップ台座24,25に取り付けら
れたクリップ26,27の先端が、インナーパネル18に穿設
された固定孔に嵌合され、これによってインナーガーニ
ッシュ16がフロントドア1に固定される。
【0022】また、ガーニッシュ本体23の後下部に設け
られた下方に延びる係合爪28が、ドアトリム8の上縁に
係合する。さらに、下側のクリップ台座25の下方に貼着
された圧縮性のある防振材29がインナーパネル18に圧接
される。
【0023】ガーニッシュ本体23の後縁部には、サッシ
ュレール5の後部側に回り込むようにラウンド板31が連
続的に設けられている。そして、図10に拡大して示すよ
うに、このラウンド板31の内面31aにパッキン部材32が
貼着される。パッキン部材32は、スポンジ等のような圧
縮性のある素材により薄い直方体状に形成されており、
その後面、即ち厚み方向の面32aが両面テープや接着材
等によってラウンド板31の内面31aに貼着される。従っ
て、平面視ではパッキン部材32がラウンド板31の内面31
aからサッシュレール5に向かって延びる態様となる。
【0024】また、パッキン部材32の近傍となるガーニ
ッシュ本体23の内面23aには複数の押圧部33が一体成形
によって形成されている。これらの押圧部33の形状は、
水平方向に延びるリブ形状とされており、ラウンド板31
の内側コーナーに沿って上下に例えば7箇所設けられて
いる。
【0025】図10に示すように、パッキン部材32と押圧
部33の当接位置Aは、ラウンド板31の端部位置Bからほ
ぼパッキン部材32の厚みTの分だけ後退させた位置に設
定されている。また、パッキン部材32の非圧縮時におい
て、即ちインナーガーニッシュ16がフロントドア1から
取り外されている時において、パッキン部材32の前後長
さL1 に対し、押圧部33がパッキン部材32に当接する長
さL2 が短くなるように各押圧部33の形状(長さ)が設
定されている。さらに、各押圧部33は、そのコーナー部
33aが丸味を持つように形成されている。
【0026】インナーガーニッシュ16がフロントドア1
に取り付けられると、パッキン部材32がサッシュレール
5とインナーパネル18に車内側から圧接される。この
時、ガーニッシュ本体23に設けられた7箇所の押圧部33
がパッキン部材32をサッシュレール5側に押圧するた
め、パッキン部材32のサッシュレール5およびインナー
パネル18への圧接力が高められて外部からの風や騒音、
塵埃等に対する密封性が高められる。同時に、パッキン
部材32によってサッシュレール5やインナーパネル18が
車内側から見えなくなるので美的外観が向上する。
【0027】このように、パッキン部材32が7つの押圧
部33によってサッシュレール5側に押圧されるため、パ
ッキン部材32の厚みTが薄くても有効な遮蔽機能が得ら
れ、パッキン部材32の体積減少と貼着面積の縮小とによ
りインナーガーニッシュ16のコストダウンを図ることが
できる。しかも、パッキン部材32は、その後面32aがラ
ウンド板31の内面31aに貼着されるので、圧縮されたパ
ッキン部材32がガーニッシュ本体23の端部23b(図10参
照)よりもドアガラス4側にはみ出すことがなく、美的
外観が一切損なわれることがない。
【0028】さらに、パッキン部材32の非圧縮時におい
て、パッキン部材32の前後長さL1に対し押圧部33がパ
ッキン部材32に当接する長さL2 が短くされているた
め、インナーガーニッシュ16の取着時にはパッキン部材
32の自由端32b(図10参照)側が前方に引っ張られるよ
うにしてパッキン部材32がサッシュレール5側に圧接さ
れる。このため、薄手のパッキン部材32でも捩れたり弛
んだりするようなことがなく、この点でもパッキン部材
32がガーニッシュ本体23からドアガラス4側にはみ出し
にくい。
【0029】また、パッキン部材32と押圧部33の当接位
置Aが、ラウンド板31の端部位置Bからほぼパッキン部
材32の厚みTの分だけを後退させた位置に設定されてい
るため、パッキン部材32をガーニッシュ本体23に貼着す
る際には、パッキン部材32を押圧部33の上に載せるだけ
でパッキン部材32の位置決めが完了し、後はそのままパ
ッキン部材32の後面32aをラウンド板31の内面31aに貼
着すればよい。このように、押圧部33がガイドの役割を
果たしてパッキン部材32の貼着作業性を向上させるの
で、この点でもインナーガーニッシュ16のコストダウン
に貢献することができる。
【0030】さらに、押圧部33がリブ形状とされてお
り、これがガーニッシュ本体23に一体成形されているた
め、部品点数を増すことなく容易に押圧部33をガーニッ
シュ本体23に設けることができ、ガーニッシュ本体23の
成形用金型への追加加工も容易である。なお、押圧部33
は、必ずしも上記実施形態のような水平リブ状に形成し
なくてもよく、例えば図11に変形例として示すように、
垂直リブ状の押圧部35を形成する等してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
車ドアのインナーガーニッシュは、ガーニッシュ本体の
後縁部に、サッシュレールの後部側に回り込むラウンド
板を設け、このラウンド板の内面に圧縮性のあるパッキ
ン部材を貼着するとともに、その近傍となるガーニッシ
ュ本体の内面に、上記パッキン部材を上記サッシュレー
ル側に押圧する押圧部を形成したものであるため、有効
な遮蔽機能を確保しながらパッキン部材の体積と貼着面
積を小さくしてインナーガーニッシュのコストダウンを
図り、同時にパッキン部材のガーニッシュ本体からのは
み出しを防いで美的外観の劣化を回避することができ
る。
【0032】また、本発明に係る自動車ドアのインナー
ガーニッシュは、前記パッキン部材と前記押圧部の当接
位置を、前記ラウンド板の端部位置から前記パッキン部
材の厚みの分だけ後退させた位置に設定したため、押圧
部をパッキン部材の貼着時におけるガイドとして用い、
パッキン部材の貼着作業性を向上させてインナーガーニ
ッシュのコストダウンを達成することができる。
【0033】さらに、本発明に係る自動車ドアのインナ
ーガーニッシュは、前記パッキン部材の非圧縮時におい
て、パッキン部材の前後長さに対し前記押圧部がパッキ
ン部材に当接する長さが短くなるように押圧部の形状を
設定したので、パッキン部材のはみ出しを一層効果的に
防止することができる。
【0034】そして、本発明に係る自動車ドアのインナ
ーガーニッシュは、前記押圧部をリブ形状とし、これを
ガーニッシュ本体に一体成形して設けたので、部品点数
を増すことなく押圧部を設置可能にしてインナーガーニ
ッシュのコストダウンに貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインナーガーニッシュが取着され
た自動車ドアの一例を示す図。
【図2】インナーガーニッシュの単体図。
【図3】図2の III矢視によるインナーガーニッシュの
後面図。
【図4】図2の IV-IV線に沿う横断面図。
【図5】図2の V-V線に沿う横断面図。
【図6】図2の VI-VI線に沿う横断面図。
【図7】図4と同位置におけるインナーガーニッシュ単
体の横断面図。
【図8】図5と同位置におけるインナーガーニッシュ単
体の横断面図。
【図9】図6と同位置におけるインナーガーニッシュ単
体の横断面図。
【図10】図8のX部拡大図。
【図11】押圧部の変形例を示す横断面図。
【図12】従来の技術におけるインナーガーニッシュ取
付例を示した横断面図。
【図13】従来の技術におけるインナーガーニッシュ単
体の横断面図。
【符号の説明】
1 自動車ドアとしてのフロントドア 2 ドア本体 3 ドア窓枠 4 ドアガラス 5 サッシュレール 16 インナーガーニッシュ 23 ガーニッシュ本体 23a ガーニッシュ本体の内面 31 ラウンド板 31a ラウンド板の内面 32 パッキン部材 33 押圧部 A パッキン部材と押圧部の当接位置 B ラウンド板の端部位置 L1 パッキン部材の前後長さ L2 押圧部がパッキン部材に当接する長さ T パッキン部材の厚み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車ドアのドア本体と、ドア窓枠と、
    ドアガラスの前縁をガイドするサッシュレールとに囲ま
    れた範囲を車内側からカバーする形状にガーニッシュ本
    体を形成し、このガーニッシュ本体の後縁部に、上記サ
    ッシュレールの後部側に回り込むラウンド板を設け、こ
    のラウンド板の内面に圧縮性のあるパッキン部材を貼着
    するとともに、その近傍となるガーニッシュ本体の内面
    に、上記パッキン部材を上記サッシュレール側に押圧す
    る押圧部を形成したことを特徴とする自動車ドアのイン
    ナーガーニッシュ。
  2. 【請求項2】 前記パッキン部材と前記押圧部の当接位
    置を、前記ラウンド板の端部位置からパッキン部材の厚
    みの分だけ後退させた位置に設定した請求項1に記載の
    自動車ドアのインナーガーニッシュ。
  3. 【請求項3】 前記パッキン部材の非圧縮時において、
    パッキン部材の前後長さに対し前記押圧部がパッキン部
    材に当接する長さが短くなるように押圧部の形状を設定
    した請求項1および2に記載の自動車ドアのインナーガ
    ーニッシュ。
  4. 【請求項4】 前記押圧部をリブ形状とし、これをガー
    ニッシュ本体に一体成形して設けた請求項1〜3に記載
    の自動車ドアのインナーガーニッシュ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178703A (ja) * 2003-12-24 2005-07-07 Tokai Kogyo Co Ltd ガラスランチャンネル組立体
JP2009255669A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Toyota Auto Body Co Ltd 車両用ドア
JP2012101646A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Toyota Boshoku Corp 車両用内装材
JP2014201182A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 トヨタ紡織株式会社 車両用内装材

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