JP2000103152A - スタンプ作成装置 - Google Patents

スタンプ作成装置

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JP2000103152A
JP2000103152A JP10276940A JP27694098A JP2000103152A JP 2000103152 A JP2000103152 A JP 2000103152A JP 10276940 A JP10276940 A JP 10276940A JP 27694098 A JP27694098 A JP 27694098A JP 2000103152 A JP2000103152 A JP 2000103152A
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直仁 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿シート8及びIDシート9の給紙部から
印刷部5へのシートの搬送頭出しと、シート受け継ぎ
と、印刷動作の制御を簡単にする。 【解決手段】 マガジン体に積層された原稿シート8を
一枚ずつ給紙する給紙部の繰出しローラ20及びIDシ
ート9の搬送ローラ対33の位置から印刷部5までの搬
送経路中に第1感知センサ63を設ける一方、印刷部5
と製版部の前側のローラ対22との間に第2感知センサ
64を配置し、搬送されるシート8、9の始端が第1感
知センサ36にて検出されると印刷部5のプラテンロー
ラ13を駆動してシート8、9を印刷部5に受け継ぎ、
第2感知センサ64にてシート8、9の始端を検出する
と、印刷開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿シート等のカ
ットシートを印刷し、印刷されたカットシートを利用し
て製版するためのスタンプ作成装置の構成に係り、より
詳しくは、カットシートの搬送を制御する構成に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、特願平10−864
72号において、カーボンブラックまたは光エネルギー
吸収物質を分散させて含有し、且つ連続気泡を有してス
タンプインキを含浸可能な多孔性の印面形成部材をポジ
原稿に押圧させた状態で、該ポジ原稿を通して光を照射
することによって、ポジ原稿の透明部分に対応する印面
形成部材の表面を溶融固化させてスタンプ製版するスタ
ンプ作成装置であって、その本体ケース内には、前記ポ
ジ原稿作成部(印刷部)と製版部とを備える一方、ポジ
原稿としての透明フィルム製の原稿シートを積層して収
納したマガジン体を給紙部に着脱可能に装着し、これか
ら一枚ずつ繰出してインクリボンカートリッジを備えた
印刷部に搬送させて印刷することを提案した。
【0003】他方、特開平9−216754号公報等に
開示されているように、プリンタ等の画像形成装置にお
ける給紙部から印刷部(画像形成部)への用紙搬送経路
中に、レジストローラ対を配置し、給紙部から繰り出さ
れたカットシート(用紙)の先端縁を停止状態のレジス
トローラ対に突き当てて当該用紙の先端縁が搬送方向と
直交するように姿勢を一旦修正(整列)した後、レジス
トローラ対の回転駆動を開始して、印刷部に用紙を搬送
することをが既知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように、給紙部の用紙繰出し動作を実行しながらレジス
トローラ対を停止させ、次いで当該レジストローラ対を
駆動させて印刷部に搬送するように制御するには、駆動
系の中途部にクラッチを設けたり、そのクラッチをON
・OFFするためのアクチュエータが必要になる等、駆
動系の構成及び制御が複雑になるという問題があった。
【0005】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたものであって、駆動系の構成及び制御をなるべく簡
単化できるようにしたスタンプ作成装置を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のスタンプ作成装置は、カッ
トシートを一枚ずつ繰り出す給紙部と、繰り出されたカ
ットシートに記録する印刷部と、該印刷部で印刷された
カットシートにより製版する製版部とを備えたスタンプ
作成装置であって、第1感知センサを給紙部と印刷部と
の間に配置し、該第1感知センサにてカットシートの始
端を検出することにより、印刷部のプラテンローラを駆
動してカットシートの始端を印刷部に受け継ぎ搬送させ
た後、印刷作動するように制御する制御装置を設けたも
のである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のスタンプ作成装置において、印刷部より搬送下
流側に第2感知センサを配置し、前記制御装置は、第2
感知センサによりカットシートの始端を検出したとき印
刷動作を開始し、カットシートの終端を検出したとき製
版部への位置決めができるように制御するものである。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載のスタンプ作成装置において、
前記給紙部は、カットシートを積層状態にて載置したマ
ガジン体の装着部と手差し部とからなり、該給紙部の駆
動系は、カットシートの始端が印刷部への受け継ぎ後適
宜距離だけ搬送するまで継続したのち停止するように制
御されるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1はスタンプ作成装置の概略斜
視図、図2はスタンプ作成装置全体の断面図、図3はマ
ガジン装着部の要部拡大断面図、図4(a)は原稿シー
トの平面図、図5(a)はIDシートの平面図、図9は
マガジン体の全体斜視図である。
【0010】図1及び図2に示すように、スタンプ作成
装置1における合成樹脂製等の本体ケース1aの一側寄
りの上部には、カットシートとしての透明の原稿シート
8を多数枚積層させて収納したカセット式のマガジン体
2を着脱自在に装着するマガジン装着部3を備える。マ
ガジン装着部3に隣接してカットシートとしてのID用
シート9を一枚ずつ手差しするための手差し挿入口4が
開口されている。本体ケース1a内には、前記原稿シー
ト8及びID用シート9を一枚ずつ印刷部5に向かって
搬送するための給紙部6と、印刷部5にて印刷された原
稿シート8を介して印面部材10に所定の印面を製版す
るためのキセノン発光ユニット7を着脱自在に装着でき
る製版部11とを備える。
【0011】印刷部5には、サーマルヘッド12とプラ
テンローラ13とインクリボンカートリッジ14とを備
える。サーマルヘッド12は、本体ケース1aの上面に
上下回動可能に装着されたカバー体16の下面側に備え
た付勢手段付きホルダ17に装着される一方、前記カバ
ー体16を開けてホルダ17と共にサーマルヘッド12
を本体ケース1a外に位置させた状態にてインクリボン
カートリッジ14を交換することができる構成である。
【0012】インクリボンカートリッジ14における巻
元側リール14aから巻取りリール14bに巻き取られ
るインクリボン15が前記サーマルヘッド12とプラテ
ンローラ13との間を通過するように配置する。給紙部
6における給紙手段としての回転ローラである繰出しロ
ーラ20の回転表面には原稿シート8の幅方向のほぼ全
体(後述の左右両側のストライプ層8c,8cの間の寸
法)にわたって微粘着材層を塗布形成することにより、
給紙時に、原稿シート8の表面に付着する塵、埃を、繰
出しローラ20の微粘着材層に移転させて除去できるよ
うに構成されている。
【0013】前記繰出しローラ20にてマガジン体2か
ら送りだされた原稿シート8は、ガイド板18aと浮き
上がり防止用の補助ガイド板18bとの間を経て、イン
クリボン15とプラテンローラ13との間に通過させ、
プラテンローラ13にて間欠移送させられる間に、パー
ソナルコンピュータ等の外部装置から伝送された製版す
べき文字、画像等の製版データに従ってサーマルヘッド
12を作動させて、ポリエチレンテレフタレート等の透
明フィルム製の原稿シート8の表面にスタンプすべき画
像を印刷形成する。
【0014】その後、原稿シート8は、下流側移送ガイ
ド部21におけるローラ対22を介して製版部11に送
られる。製版部11は、図1、図2等に示すように、本
体ケース1aにおける右部上側には、前記印面部材10
を下面側に固定したスタンプ本体23を前後左右から挟
み付けてセッティングするスタンプセッティングユニッ
ト24と、このスタンプ本体23の下方に収納室内に対
して本体ケース1aの右側面から横方向に出し入れでき
るキセノン発光ユニット7とにより構成されている。
【0015】キセノン発光ユニット7は、合成樹脂材等
の電気絶縁性材料からなるユニットケースの上面側に配
置された透明板26と、その下側に配置されたキセノン
管27と、前記透明板26方向に光を反射させるための
光反射傘28と、ユニットケース25の挿入方向の先端
に固定された受電側プラグ等とを備え、本体ケース1a
側の電源側プラグに接続されている。
【0016】そして、キセノン管27の発光にて印面部
材10の表面に照射することで、印面が形成される。な
お、手差し挿入口4から送られたIDシート9は、給紙
部6における搬送ローラ対33を介して印刷部5に送ら
れ、ここで前記原稿シート8と同じ画像を印刷し、スタ
ンプ本体23が存在しない状態で排出ローラ対31を介
して取り出し口32から放出し、スタンプ本体のグリッ
プ部等に張り付けて印面の識別が容易になるようにす
る。
【0017】本体ケース1a内の下部には、キセノン発
光ユニット7に高圧電力を供給するために、外部の商用
電源(100V)から入力して、高圧電力を蓄積するた
めのコンデンサ、該コンデンサに対して充電を行う充電
回路、充電電圧検知回路、キセノン発光回路等を有する
キセノン管発光制御回路を備えた高圧電源部や、CPU
等の制御基板が配置されている。図6は本発明のスタン
プ作成装置1のシート搬送駆動系を示し、第1の駆動系
における第1駆動モータ70の回転力を、ピニオンギヤ
71から複数の歯車からなる第1動力伝達系72を介し
て給紙部6における繰出しローラ20及び搬送ローラ対
33に伝達して回転させるものある。第2の駆動系にお
ける第2の駆動モータ73の回転力は、ピニオンギヤ7
4から第2動力伝達系75の複数の歯車を介してプラテ
ンローラ13を回転すると共に、さらに下流側の複数の
歯車76,77等を介してインクリボンカートリッジ1
4の巻取りリール14bを回転させてインクリボン15
を巻き取る一方、タイミングベルト等の第1無端帯78
を介して印刷部5と製版部11との間に配置されたロー
ラ対22の一方のローラを駆動する。さらに、前記第2
動力伝達系75の複数の歯車を介して第1プーリ79を
駆動し、この第1プーリ79と、製版部11の下流側の
排出ローラ対31の一方のローラと一体的に回転する第
2プーリ80とにタイミングベルト等の第2の無端帯8
1を巻掛けして回転力を伝達するように構成され、図1
4に示す制御装置84により、後述するように、第1駆
動系と第2駆動系とを所定のタイミングにより、搬送駆
動を切換え制御される構成となっている。
【0018】次に、原稿シート8の構成について詳述す
ると、原稿シート8は、図4(a)及び図4(b)に示
すごとく、平面視略矩形状の透明な合成樹脂製フィルム
(例えばポリエチレンテレフタレート)のベースシート
8aの片面(表面)全体には、受像層8bを塗布形成
し、さらに、ベースシート8aの長手方向の左右両側縁
に沿ってストライプ層8cを印刷により形成する。受像
層8bは、印刷部5での印刷時にインクリボンによるイ
ンキが接着し易いようにするためのものであって、例え
ばポリエチレンテレフタレートは極性が非常に低く化学
安定性がすぐれているので、そのベースシート8aの表
面に無機酸化剤を塗布した上に固形バインダーとして環
化ゴム、シェラック、ロジンエステル、セルロース誘導
体、塩ビ−酢酸ビニル共重合体等を塗布したものであ
る。マーク部としてのストライプ層8c1,8c2,8
c3は、後述する光反射型等の第1感知センサ63や光
透過型の第2感知センサ64等にて判別するための黒色
等のインキ層であり、原稿シート8の左右両側縁の長手
方向に沿って細い帯に形成されている。
【0019】また、原稿シート8の表面の先端寄り部位
には、マガジン体2への挿入方向を示すためのがインキ
層による目印8dが施されている。これらストライプ層
8cや目印8d等の部分のインキ層は、他の箇所に比し
て接着性が大きいため、それらの部分の表面には摩擦係
数の小さい物質からなるオーバーコート層8eを施して
いる(図4(a)の斜線部分参照)。これにより、原稿
シート8を重ねたとき、互いに密着して離れ難くなるの
を防止したり、前述したように給紙手段としての回転ロ
ーラである繰出しローラ20の回転表面の微粘着材層に
原稿シート8が接着しないようにして繰出し作用を軽や
かにできるようにしている。なお、図4(a)に示すよ
うに、原稿シート8の後端側の一側角部を斜めに切取る
ことにより、この切取り部8fを、マガジン体2におけ
る後述する内ケース43の底板43bの後部位の突出部
43e(図11参照)に当接させれば、ユーザーがマガ
ジン体2に原稿シート8を、その搬送の向きが誤りなく
セット(実施例では、後述する第1のストライプ層8c
1が搬送方向の先端側に位置させること)ができるよう
にしている。
【0020】そして、図4(a)に示すごとく、第1の
ストライプ層8c1は、原稿シート8の搬送方向先端側
に近い位置の一側縁に短く形成され、第1のストライプ
層8c1の後端から同じ側縁の第2のストライプ層8c
2の始端までは空白状に途切れており、原稿シート8の
搬送方向先端縁から第2のストライプ層8c2の始端ま
での距離(L1+α)は、第1感知センサ63からプラ
テン13表面とサーマルヘッド12の印字部(発熱素子
のライン)とが当接する印字部までの距離L1より若干
長く設定されている(図7(a)参照)。他方、前記印
字部から第2感知センサ64までの距離L2は、原稿シ
ート8における搬送方向先端から印字領域の始端迄の距
離に相当するように設定されている。
【0021】これにより、後述する印刷指令に従って、
マガジン体2が装着された給紙部6にて第1駆動モータ
70を駆動して繰出しローラ20により原稿シート8が
一枚繰り出され、その第1のストライプ層8c1の始端
を光反射式の第1感知センサ63にて感知してのち、空
白部(もしくは第1のストライプ層8c1の後端)を感
知すると、当該原稿シート8の搬送方向が正しいものと
判断される一方、前記第2駆動モータ73を駆動開始す
る。原稿シート8の始端がプラテンローラ13とサーマ
ルヘッド12との挟持箇所に届くと、原稿シート8はこ
の挟持箇所と前記繰出しローラ20とにより等速度にて
搬送される。
【0022】続いて第2のストライプ層8c2の始端を
第1感知センサ63にて感知したとき、前記第1駆動モ
ータ70の駆動を停止するので、その後は第2の駆動系
のみが作動することになり(換言すると、第1駆動系と
第2駆動系との駆動を切り換える)、インクリボン15
もプラテンローラ13とサーマルヘッド12との間で、
原稿シート8の表面に沿いながら同期して通過する。
【0023】次に、光透過型の第2感知センサ64の箇
所にて原稿シート8の始端、即ち第1のストライプ層8
c1の始端が感知されると、印刷領域がサーマルヘッド
12の印字部に到達するので、印刷作業が実行され、ロ
ーラ対22に受け継がれた原稿シート8は製版部11に
移送される。当該原稿シート8の後端(第2のストライ
プ層8c2の後端)が光透過型の第2感知センサ64の
箇所にて感知されると、それから所定時間後に第2駆動
モータ73が駆動停止するように制御され、原稿シート
8の前端が排出ローラ対31の箇所で挟持され、且つ原
稿シート8の後端が前記ローラ対22に挟持された状態
で停止する。これにより、原稿シート8の印刷された箇
所は製版部11のほぼ中央部に配置できることになる。
【0024】他方、IDシート9は、図5(a)に示す
如く平面視略矩形状であって、図5(b)に示すよう
に、PET(ポリエチレンテレフタレート)製のベース
シート9aの片面(表面)にインクリボンのインクが定
着し易い受像層9bを塗布形成する一方、このベースシ
ート9aの裏面側の全面は、接着剤層9cが塗布形成さ
れている。この接着剤層9cを、シリコーン材等の離型
層9d付きカバーシート9e(PETフィルム製)にて
覆っている。さらに、受像層9bの表面側には、ベース
シート9aの長手方向の左右両側縁に沿ってマーク部と
してのストライプ層9fを黒色等のインクにて印刷によ
り形成するが、その長手方向の中途部には、空白部9g
を断続的に形成する。この空白部9gの数や間隔等に
て、IDシート9の種類(ベースシート9aの色や、印
刷すべき箇所の数、印刷範囲の大小等)に応じて判別可
能なように構成されている。なお、図5(a)に示すよ
うに、ストライプ層9fの短い側の先端から空白部9g
の終端までの距離(L1+α)は、原稿シート8の場合
と同じに設定されている。
【0025】IDシート9を手差し挿入口4に一枚ずつ
挿入すると、光反射型の第3感知センサ82の箇所でス
トライプ層9fを感知することで、当該IDシート9の
存在を確認し(図7(b)参照)、このストライプ層9
fの間の空白部9gを第3感知センサ82にて検出する
と、IDシート9の種類を判別し、本体ケース1aの上
面等に備えたられた液晶等の表示部83にIDシート9
の種類等を表示する。そして、第1駆動モータ70が駆
動開始し、第1感知センサ63にて前記空白部9gの始
端(短いストライプ層9fの終端)を検出すると、原稿
シート8の場合と同様にして第2駆動モータ73の駆動
を開始して、プラテンローラ13を回転させてサーマル
ヘッド12との箇所に受け継ぎさせ、第2感知センサ6
4にて短いストライプ層9fの始端を感知すると、印刷
を開始する。印刷後のIDシート9は、製版部11にて
停止させないため、当該IDシート9が取り出し口32
から放出されるまで所定期間だけ第2駆動モータ73を
駆動するように制御される。
【0026】このように、第1感知センサ63にて原稿
シート8やIDシート9の始端を検出すると、印刷部5
の搬送駆動系が作動してシート搬送の頭出しを制御する
のであり、第2感知センサ64が原稿シート8やIDシ
ート9の始端を検出すると、印刷を開始するように印刷
部頭出し制御するので、シート搬送のための駆動系の制
御の態様が至極簡単となると共に駆動系の構成も簡単と
なる。
【0027】本実施例では、PET製の原稿シート8の
厚さを100μmとする一方、PET製のIDシート9
のベースシート9aの厚みは70μmであり、カバーシ
ート9eの厚みは50μmとする。これらシートの厚み
が薄いと、印刷部5での、シート搬送方向に対して交叉
する方向に延びるラインの印刷箇所が搬送上流方向に太
くなるという尾引き現象が発生するが、前述の厚さのも
のを使用すると、尾引き現象がなくなった。
【0028】なお、印面部材10は、カーボンブラック
または光エネルギー吸収物質を分散させて含有し、且つ
連続気泡を有してスタンプインキを含浸可能にな多孔性
の板材であり、この印面部材10をポジ原稿である印刷
された原稿シート8に押圧した状態にて該ポジ原稿を通
して光を照射することによって、ポジ原稿の透明部分に
対応した印面部材の表面箇所が溶融固化する一方、ポジ
原稿の不透明部分(光遮断部分)に対応した印面部材の
表面箇所は多孔性のままとなるスタンプが製造できるも
のである。
【0029】次に、図8及び図9を参照しながら、マガ
ジン体2に積層された原稿シート8を給紙部6における
給紙手段としての繰出しローラ20の方向に押圧するた
めの押し上げ機構35について説明する。押し上げ機構
35は、図8に示すように、左右一対のアーム部36,
36と、その間を連結する連結片36bと、該連結片3
6bから上向きに突出するように屈曲形成等させた少な
くとも一つ、好ましくは一対の押圧片37,37と、前
記左右両アーム部36,36の内面に対向して横向きに
突出させた丸ピン状の摺動突起部38,38等から構成
され、左右両アーム部36,36の基部の回動支点36
aは本体ケース1aのシャーシフレーム等にピン等を介
して上下回動可能に枢支されている。
【0030】そして、マガジン装着部3の底板3aの下
面側に連結片36bが位置し、前記一対の押圧片37,
37が底板3aに穿設された貫通孔41を下側から貫通
するように配置され、前記左右両アーム部36,36の
先端側フック36cと、前記ガイド板18aの下面側に
突出するブラケット39とに係止した引張ばね等の付勢
手段40により、前記一対の押圧片37,37が上方向
に移動するように付勢されている。マガジン体2がマガ
ジン装着部3から抜き出された状態では、底板3aの下
面の適宜箇所に前記押し上げ機構35における連結片3
6bがほぼ平行状に当接し、前記一対の押圧片37,3
7の先端が底板3aから大きく突出する。この各押圧片
37はその先端側からの座屈力や曲げ力に対して塑性変
形し難いように膨出部37a等にて、剛性が高められて
いる。
【0031】マガジン体2は、図9、図10(a)〜図
10(c)に示すように、上面開放状の外ケース42
と、該外ケース42に対してその長手方向(給紙部6に
対する着脱方向)に沿って相対的に移動可能な上面開放
状の内ケース43と、該内ケース43の上面の後部側を
覆うための上下回動可能なカバー44と、内ケース43
内にて後側を枢支されて前側が大きく上下回動可能であ
って、前記カットシートとしての原稿シート8を積層状
に載置できる受け板45と、内ケース43内の前寄り部
位にて上下回動可能な分離枠体46等から構成されてお
り、内外両ケース43,42及びカバー44は合成樹脂
材にて形成することが好ましい。
【0032】外ケース42の後端部には、作業者が押し
引きできる下向き開口状の把手部42aが一体的に形成
されており、外ケース42の底板42bの前端は、左右
両側が後方に大きく抉られた切欠き部(図示せず)と、
左右中央側先端(自由端)にて上向き突出した係合部4
8とを備える。そして、図9及び図10(a)に示すよ
うに、外ケース42の左右両側板42c,42cには、
その前端側から後方に向かって下向き傾斜する第1傾斜
面49aと、第1傾斜面49aの下端で連設されて底板
42bの下面と同じ高さに到る下向き凸湾曲面49b
と、この下向き凸湾曲面49bに連設して上向き傾斜す
る第2傾斜面49cと、該第2傾斜面49cの上端に連
設されて底板42bと平行に後向きに延びた後のち、底
板42b方向に下がるように形成された遊嵌部49dと
からなる案内部49が形成されている。従って、マガジ
ン体2を給紙部6に対して着脱するように抜き出しする
とき、前記押し上げ機構35における左右両側のアーム
部36から突出する摺動突起部38が前記案内部の下側
面である第1傾斜面49a、下向き凸湾曲面49b、第
2傾斜面49cに摺接されてアーム部36(ひいては押
圧片37)が上下回動するものである。なお、図9に示
すごとく、第2傾斜面49cから遊嵌部49dにわたっ
て、底板42bと左右両側板42cとの連設角部には、
透かし孔51が穿設されており、この透かし孔51を介
して、前記横向きの摺動突起部38の先端側が内ケース
43の側板43cの外面に形成された補助案内部50に
臨むことが可能なように構成されている。
【0033】内ケース43における左右両側板43cの
外面に一体的に形成された横張出リブ状の補助案内部5
0は、前記第1傾斜面49aと略同じ傾斜角度を有する
補助傾斜面50aと、該補助傾斜面50aの下端に連設
されて外ケース42における底板42bの上面に摺接可
能なように平行な底案内面50bと、該底案内面50b
の後端に連設して略垂直状に上向きに延びた係合案内面
50cとを有する(図9及び図10(b)参照)。ま
た、内ケース43の底板43bの前部寄り部位に穿設さ
れた挿通孔52を介して前述の押し上げ機構35におけ
る押圧片37が下方から通過可能となるように構成され
ている(図10(c)及び図11参照)。
【0034】内ケース43内の前部寄り部位に配置する
分離枠体46は、図9、図10(c)及び図13に示す
ように、内ケース43の左右両側板43c,43cの各
内面に設けた枢支部53に基端が回動可能に枢支される
孔を有する左右一対の側板46a,46aと、該両側板
46a,46aの下端間を連結する連結底板46bと、
連結底板46bの前端から立ち上げた前板46cと、該
前板46cの上端部の左右両側端に略水平状に屈曲させ
た分離爪54,54等により構成されている。内ケース
43の後部側の左右一対の枢支部60(図10(c)て
一方のみ示す)にて枢支された受け板45の前端左右両
側角部もしくは受け板45に積層された原稿シート8の
前端左右両側角部が前記一対の分離爪54,54の下面
に当接可能であり、マガジン体2の押し込み動に応じ
て、前記押し上げ機構35における押圧片37が分離枠
体46の連結底板46bに穿設された孔を介して受け板
45を押し上げるとき、この受け板45を介して分離枠
体46を上向き回動させる構成である。
【0035】また、この分離枠体46は、内ケース43
の底板43b上面側と、前記連結底板46bとの間に装
架された引下げ機構56にて底板43bに接近するよう
に引下げ可能に構成されている。即ち、図9及び図11
に示すように、引下げ機構56は、内ケース43の底板
43b上面側に突出形成された前後長手の膨出部43d
の左右両側に突出させた取付けフック部57に一対の基
端が係合された平面視コ字状のトーションバー58の先
端部(一対の足部の連結部)が分離枠体46の連結底板
46aに段付状に形成された係合部59に係合すること
により、トーションバー58の一対の足部が内ケース4
3の底板43b上面とほぼ平行状の姿勢で引下げ力が減
少するように構成されている。
【0036】前述のごとく、連結底板46aが前記底板
43bから離れるように分離枠体46が上向き回動する
ときには、前記トーションバー58の一対の足部が各取
付けフック部57、57を起点に下向き凸湾曲状に弾性
変形して分離枠体46を下向きに引下げるべく付勢力が
作用するのである。なお、分離枠体46における両側板
46a,46aの前後長手方向の中途部には、浮き上が
り規制片62,62が内向きに屈曲形成されて設けられ
ている。後述するように、押し上げ機構35にて受け板
45上に積層した原稿シート8を繰出しローラ20の回
転面に押し付けてから給紙動作した後、マガジン体2を
抜き出すため押し上げ機構35を下向き回動すると、積
層した原稿シート8のうちの最上位置のものが繰出しロ
ーラ20の回転周面に形成された微粘着材層に付着した
ままになるので、前記引下げ機構としてのトーションバ
ー58を介して分離枠体46を下向きに強制移動させる
とき、前記分離爪54と浮き上がり規制片62が繰出し
ローラ20を挟んで両側に位置することから、繰出しロ
ーラ20から原稿シート8を効率良く引き離すことがで
きるのである。
【0037】次に、前記構成によるマガジン体2の抜き
差し時における押し上げ機構35の動作について説明す
ると、マガジン体2が本体ケース1aのマガジン装着部
3から抜き出された状態では、図12に示すように、給
紙部6において、付勢手段40としての引張バネの付勢
力により、押し上げ機構35の押圧片37は、底板3a
に穿設された貫通孔41の下方から上向きに突出してお
り、その状態では、押し上げ機構35の左右一対のアー
ム部36,36における丸ピン状の摺動突起部38,3
8が所定の高さ位置に配置される。次いで、外ケース4
2の後端の把手部42a等を持って、マガジン体2をそ
の先端からマガジン装着部3に挿入する(図12の矢印
A方向)。マガジン体2の挿入移動に伴って、内ケース
43における左右両側の補助案内部50の補助傾斜面5
0a,50aもしくは外ケース42の左右両側の案内部
49における第1傾斜面49a,49aが前記摺動突起
部38,38に当接して、付勢手段40の付勢力に抗し
てアーム部36,36の先端側を下向きに押し下げる。
【0038】外ケース42の左右両側における下向きの
凸湾曲面49b,49bの箇所を前記摺動突起部38,
38が通過する。この時、押し上げ機構35の左右一対
の押圧片37,37の先端(上端)が、前記底板3aに
おける貫通孔41よりも下方に位置する最も低い位置と
なり、マガジン体2は押圧片37,37に邪魔されるこ
となくさらに押し込むことができる。そして、さらにマ
ガジン体2を押し込めば、内ケース43における底案内
面50b,50bに摺動突起部38,38が摺接するの
で、押し上げ機構35は最下降状態を保持される。
【0039】最終的にマガジン体2の前端が給紙部6の
所定位置に押し込まれてセットされたときには、内ケー
ス43の左右両側の係合案内面50c,50cの後側に
前記摺動突起部38,38が位置するように、付勢手段
40にて上向き付勢された押し上げ機構35の左右一対
の押圧片37,37の先端(上端)は、前記貫通孔4
1、外ケース42の切欠き部47、内ケース43の挿通
孔52、及び分離枠体46における孔61,61を上向
きに貫通して受け板45の前寄り部位の下面を押し上げ
る。
【0040】この状態では、図3に示すように受け板4
5に積層された原稿シート8のうちの最上シートの前寄
り上面が給紙部6における繰出しローラ20に強い押圧
力にて押圧される。図14は本発明のスタンプ作成装置
1の制御装置84の機能ブロック図を示し、制御プログ
ラムを記憶したROMや制御のための各種データ(検出
値)を記憶するRAM、各種演算や制御を実行するため
のCPU等を備えたマイクロコンピュータ等のコントロ
ーラ85には、前述の第1感知センサ63、第2感知セ
ンサ64、第3感知センサ82、第1駆動モータ70、
第2駆動モータ73及び液晶等の表示部83が接続さ
れ、前述のような印刷部5への原稿シート8およびID
シート9の搬送の頭出し制御、後端検出、印刷部5での
印刷動作、原稿シート8の製版部11での停止、IDシ
ート9の排出等を制御するように構成されている。
【0041】そして、パーソナルコンピュータ等の外部
装置からの印刷指令があると、まず繰出しローラ20が
に回転駆動し、前記最上層の原稿シート8を移送ガイド
板18aに向かって繰り出す。繰り出される原稿シート
8は、その前端左右両隅角部が分離爪54,54から離
れると、平坦な状態で移送ガイド板18a上に移ること
ができる。そして、補助ガイド板18bの箇所の第1感
知センサ63で、原稿シート8の先端を感知すると、繰
出しローラ20及び下流側移送ガイド部21におけるロ
ーラ対22が駆動開始し、前記原稿シート8の先端が第
2感知センサ64にて感知されると、原稿シート8の印
刷領域の始端がサーマルヘッド12の発熱素子部に到着
して、回転駆動するプラテンローラ13とサーマルヘッ
ド12との間でインクリボン15を介して印刷を開始す
る。他方、プラテンローラ13とサーマルヘッド12と
で原稿シート8が挟持されると、第1駆動モータ70は
停止して繰出しローラ20はフリー回転する。
【0042】印刷につれて製版部11に移送される原稿
シート8の後端が第2感知センサ64にて感知される
と、それから所定回転数だけローラ対22の駆動により
当該原稿シート8の印刷領域(製版領域)の中央位置が
製版部の中央位置にセットさせるので、ローラ対22を
停止する。次いで、前記原稿シート8がキセノン発光ユ
ニット7における透明板26の所定位置にて停止する
と、スタンプセッティングユニット24を介してスタン
プ本体23における印面部材10が印刷された原稿シー
ト8に押し付けられ、キセノン管27の発光にて製版さ
れる。
【0043】原稿シート8の交換等に際してマガジン体
2をマガジン装着部3から引き抜くときには、作業者は
外ケース42の後端の把手部42aを持って図3の矢印
B方向に引く。そうすると、まず、外ケース42のみが
矢印B方向に後退移動するので、前記押し上げ機構35
における左右両側の摺接突起部38,38は外ケース4
3における第2傾斜案内面49c,49cに摺接しなが
らマガジン体2の底方向に押される。これにより、付勢
手段40の付勢力に抗して押し上げ機構35のアーム部
36の先端側は下向きに回動し、押圧片37の先端がマ
ガジン体2の底部から抜け出る方向に下降する。さらに
外ケース42を引くと、外ケース42における下向き凸
湾曲面49bの箇所に摺接突起部38が到達し、その近
傍では、前記押圧片37の先端はマガジン体2の底から
完全に抜け出た状態になる。
【0044】前述の押し上げ機構35による受け板45
の押圧力が解除されると、引下げ機構56におけるトー
ションバー58の付勢力にて分離枠体35は下向きに引
き戻される結果、たとえ、繰出しローラ20の回転周面
に形成された微粘着材層に原稿シート8が付着していて
も、当該繰出しローラ20を挟んだ前後位置の分離爪5
4と浮き上がり規制片62とで原稿シート8を強制的に
下向きに引き離すことができるのである。
【0045】次いで、外ケース42を引くと、当該外ケ
ース42の底板42bの先端の係合部48が内ケース4
3の底板43bの先端縁に当接し、内ケース43も一緒
に後方に引き出されることになる。このとき、前記摺動
突起部38は、内ケース43における底案内面50cに
摺接するので、当該底案内面50cは、前記押圧片37
が内ケース43の底板43bに接近するのを規制する機
能を有することになる。さらに、摺動突起部38が補助
傾斜面50aや前記第1傾斜案内面49aに摺接する
と、付勢手段40の付勢力にて押し上げ機構35が上向
き回動する。この状態では、押圧片37の先端はマガジ
ン体2の先端より外側に位置しているので、押し上げ機
構35が元の状態(図12参照)に復帰しても、押圧片
37とマガジン体2とが干渉しないのである。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
第1感知センサが、カットシートの給紙部と印刷部との
間の搬送経路中に配置されて、カットシートの始端を検
出すれば、印刷部の搬送駆動系としてのプラテンローラ
が作動するというシート搬送の頭出しを制御したのち印
刷動作に入ることができるから、従来のように、レジス
トローラを設けて一旦停止させる必要がなく、駆動系の
構成も制御も至極簡単となるという効果を奏する。
【0047】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のスタンプ作成装置において、印刷部より搬送下
流側に第2感知センサを配置し、前記制御装置は、第2
感知センサによりカットシートの始端を検出したとき印
刷動作を開始し、且つカットシートの終端を検出したと
き製版部への位置決めができるように制御するものであ
り、この第2感知センサは、印刷開始(頭出し)の制御
と、製版部へのカットシートのセットとの両方を司るか
ら、センサの設置数を少なくできると共に、カットシー
トの搬送制御も簡単になるという効果を奏する。
【0048】さらに、請求項3に記載の発明では、給紙
部がカットシートを積層したマガジン体を着脱できる箇
所と、カットシートを手差しで供給できる箇所との2箇
所で、その給紙部から印刷部までの間に第1感知センサ
を配置しているから、両方のカットシートを同じ感知セ
ンサにて検出できるので、印刷部への搬送の頭出しの制
御を共通化できるし、給紙部の駆動系は、カットシート
の始端が印刷部への受け継ぎ後適宜距離だけ搬送するま
で継続したのち停止するように制御することにより、マ
ガジン体に積層した次のカットシートの連続搬送を無く
することができて、スタンプ作成の操作に支障を来さな
いという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンプ作成装置の概略斜視図である。
【図2】スタンプ作成装置全体の断面図である。
【図3】マガジン装着部を含む要部断面図である。
【図4】(a)は原稿シートの平面図、(b)は図4
(a)のIVb −IVb 線矢視拡大断面図である。
【図5】(a)はIDシートの平面図、(b)は図5
(a)のVb−Vb線矢視拡大断面図である。
【図6】駆動系を示す側面図である。
【図7】(a)は原稿シート搬送経路を示す説明図、
(b)はIDシートの搬送経路を示す説明図である。
【図8】押し上げ機構の斜視図である。
【図9】マガジン体の斜視図である。
【図10】(a)はマガジン体の側面図、(b)は図9
のXb−Xb線矢視断面図、(c)は図9のXc−Xc
線矢視断面図である。
【図11】内ケースの平面図である。
【図12】マガジン体を挿入する状態を示す側断面図で
ある。
【図13】原稿シートの繰出し状態を示す斜視図であ
る。
【図14】制御装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 スタンプ作成装置 2 マガジン体 3 マガジン装着部 5 印刷部 6 給紙部 8 カットシートとしての原稿シート 9 カットシートとしてのIDシート 12 サーマルヘッド 13 プラテンローラ 14 インクリボンカートリッジ 15 インクリボン 20 繰出しローラ 22 ローラ対 33 搬送ローラ対 35 押し上げ機構 63 第1感知センサ 64 第2感知センサ 70 第1駆動モータ 71 ピニオンギヤ 72 第1動力伝達系 73 第2駆動モータ 74 ピニオンギヤ 75 第2動力伝達系 76,77 歯車 78 第1無端帯 81 第2無端帯 82 第3感知センサ 84 制御装置 85 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 稔 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2H084 AA13 AE07 BB04 CC09 3F343 FA02 FA03 FB04 GA02 GB01 GC01 GD01 HA14 HA36 HB03 JA01 KA04 KA16 MA03 MA15 MA33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カットシートを一枚ずつ繰り出す給紙部
    と、繰り出されたカットシートに記録する印刷部と、該
    印刷部で印刷されたカットシートにより製版する製版部
    とを備えたスタンプ作成装置において、 第1感知センサを給紙部と印刷部との間に配置し、該第
    1感知センサにてカットシートの始端を検出することに
    より、印刷部のプラテンローラを駆動してカットシート
    の始端を印刷部に受け継ぎ搬送させた後、印刷作動する
    ように制御する制御装置を設けたことを特徴とするスタ
    ンプ作成装置。
  2. 【請求項2】 印刷部より搬送下流側に第2感知センサ
    を配置し、前記制御装置は、第2感知センサによりカッ
    トシートの始端を検出したとき印刷動作を開始し、カッ
    トシートの終端を検出したとき製版部への位置決めがで
    きるように制御することを特徴とする請求項1に記載の
    スタンプ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙部は、カットシートを積層状態
    にて載置したマガジン体の装着部と手差し部とからな
    り、該給紙部の駆動系は、カットシートの始端が印刷部
    への受け継ぎ後適宜距離だけ搬送するまで継続したのち
    停止するように制御されることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のスタンプ作成装置。
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