JP2000103141A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2000103141A
JP2000103141A JP27450598A JP27450598A JP2000103141A JP 2000103141 A JP2000103141 A JP 2000103141A JP 27450598 A JP27450598 A JP 27450598A JP 27450598 A JP27450598 A JP 27450598A JP 2000103141 A JP2000103141 A JP 2000103141A
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JP27450598A
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English (en)
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Yoshinori Awata
恵徳 粟田
憲一 ▲高▼橋
Kenichi Takahashi
Kazumi Fukazawa
和美 深澤
Manabu Akamatsu
学 赤松
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定画像の有無の判別が行われた時点で、特
定画像の一部ないしは全てが記録されてしまう画像記録
装置においては、従来の無効化技術をそのまま適用でき
ない。 【解決手段】 画像認識部14にて特定画像の有無の判
別が行われた時点で、画像記録部13にて特定画像の一
部ないしは全部が記録媒体に記録されてしまっている画
像記録装置10において、記録媒体上に記録済みの画像
に対して無効化処理を施す画像無効化部13を設け、特
定画像の偽造行為を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像データに
対応した画像を記録媒体上に記録する画像記録装置に関
し、特に紙幣や有価証券、あるいはマル秘文書などの特
定の画像の偽造行為を防止する機能を備えた画像記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置において、従来、紙幣や有
価証券、あるいはマル秘文書などの特定の画像の偽造行
為を防止することを目的として、入力画像の中に紙幣や
有価証券、あるいはマル秘文書などの特定の画像が存在
するか否かを確認し、特定画像が存在すると判断した場
合に所定の処理を施すことによって対処していた。その
処理方式として、従来、種々の方式が提案されている。
【0003】その方式の一つとしては、画像出力動作を
中止あるいは禁止する。他の方式としては、無効化画像
を出力する。さらに他の方式としては、出力画像の色再
現性を異ならしめる。そして、複数の工程でなる画像記
録装置において、選択的に個々の工程を制御することに
よって偽造行為の防止を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの方式の場合も、複写機、特に電子写真を前提
に提案されたものであることから、近年、高画質化され
ているラインプリンタ、特にカラーインクジェットプリ
ンタに対して有効な手段とは言い難い。その理由につい
て、以下に、複写機の場合と対比して説明する。
【0005】先ず、複写機では、画像読取りと画像記録
に時間差があり、画像認識部での特定画像の有無の判別
は、画像記録に先立って行うことができる。例えば、そ
の時間差はスキャン回数が3回の場合、1回目(R
(赤),G(緑),B(青)入力→C(シアン)出
力)、2回目(R,G,B入力→M(マゼンタ)出
力)、3回目(R,G,B入力→Y(イエロー)出力)
となり、画像記録は面順次で行われている。画像認識部
に対してはRGB点順次に入力されるので、最初の1回
目、2回目で特定画像の有無を判別し、3回目のスキャ
ン時に無効化処理、あるいは従来の他の偽造防止処理を
実施することができる。
【0006】一方、ラインプリンタにおいては、画像読
取りと画像記録の間には時間差がなく、画像データが転
送されてくるたびに画像を記録していく。具体的には、
入力画像はRGB点順次で転送されてくる場合の例にお
いて、画像認識部および画像記録部は共に点順次で動作
する。このような装置への従来技術の適用を考えた場
合、画像認識部での特定画像の有無の判別と画像記録が
同調しているため、たとえ特定画像の有無が判別できた
としても、その位置までの画像は記録されてしまうこと
になる。
【0007】ここで、画像認識部としては、原稿上の色
分布を点順次で画素毎に算出していき、所定割合に達し
たときに特定原稿有りと判別するようなものが例として
挙げられる。あるいは、特定原稿の所定部位に着目し
て、注目画素とその周辺を参照することで、特徴抽出ま
たは分布から判別するものもある。
【0008】また、画像認識と画像記録の時間差を確保
するために所定画像をバッファリングすることが考えら
れる。例えば、1ページ分のメモリを設置したり、原稿
の向きを考慮して最低限の容量のメモリ、つまり原稿の
長手方向に対してデータを保持し得るメモリを用意する
方式が考えられるが、データ量が非常に膨大なため装置
が高価になるという問題がある。また、画像記録部への
画像データの転送に先立ち、ドライバソフトまたはアプ
リケーションで画像認識を実施してしまうことも考えら
れるが、処理が非常に遅くなり、画像記録自体の生産性
が極度に低下するという問題点がある。
【0009】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、画像認識部にて
特定画像の有無の判別が行われた時点で、画像記録部で
特定画像の一部ないしは全部が記録されてしまっている
場合であっても、特定画像の偽造行為を効率的に防止し
得る画像記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による画像記録装
置は、画像データを入力する画像入力手段と、この画像
入力手段から入力された画像データに対応した画像を記
録媒体上に記録する画像記録手段と、画像入力手段から
入力された画像データに対応する画像中に記録を禁止す
べき特定画像が含まれているか否かを認識する画像認識
手段と、この画像認識手段によって特定画像が含まれて
いると認識された場合に、画像記録手段によって記録媒
体上に既に記録されている画像を無効化する無効化手段
とを備える構成となっている。
【0011】上記構成の画像記録装置において、画像認
識手段にて特定画像の有無の判別が行われた時点で、画
像記録手段によって特定画像の一部ないしは全部が記録
媒体に記録されてしまっている場合であっても、無効化
手段は、記録媒体上に記録済みの画像に対して無効化処
理を施すことで、特定画像の偽造行為を未然に防止す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施形態
では、インクジェットプリンタに適用した場合を例に採
って説明するが、その他のラインプリンタやレーザプリ
ンタ、あるいは画像記録装置を持つ装置・システム、例
えば複写機やマルチプルプリンティングシステム、さら
には、スキャナ・プリンタを組み合わせた複写システム
にも適用できることは言うまでもない。
【0013】図1は、本発明の第1実施形態に係る画像
記録装置10の構成を示すブロック図である。この第1
実施形態に係る画像記録装置10は、画像入力部11、
画像処理部12、画像記録部13、画像認識部14、画
像無効化部15およびバックアップ電源16を具備する
構成となっている。
【0014】この画像記録装置10には、パーソナルコ
ンピュータなどの外部装置(図示せず)から、画像デー
タが転送されてくる。ここで、転送媒体としては、RS
232−CやUSB、IEEE1284、IEEE13
94、100BASE−Tあるいはローカルな規約の信
号線などさまざまなインタフェースが考えられる。ここ
では、詳細なプロトコルの説明は省略する。
【0015】次に、上記構成の画像記録装置10におけ
る各ブロックの具体的な構成について説明する。
【0016】先ず、画像入力部11は、プロトコルに対
応した転送データの受け取りを担っている。ここでは、
画像転送のプロトコルとしてUSBを例に挙げて説明す
る。プリンタにおいては、データが保証されるバルク転
送を使用することが一般的である。USBの転送方式に
は他に、アイソクロナス転送やコンフィグレーションの
ためのコントロール転送があるが、ここではその説明を
省略し、画像データが転送されるバルク転送のみを想定
して説明する。
【0017】バルク転送はトークンパケット、データパ
ケットおよびハンドシェークパケットで構成され、画像
データはデータパケットでシリアル転送される。図2
は、USBにおけるデータ転送の概要を説明する図であ
る。基本フレーム中にバルク転送があり、さらに3つの
パケットに分かれている。データパケットを詳細に分解
すると、SYNC、PID、データ、CRC16、EO
Pになる。これをシリアルデータで示したものが最下段
のデータ系列である。EOPはトランシーバーレベルで
制御されている。
【0018】カラー画像データの転送を実現するため
に、ここでは、RGB点順次を前提に説明する。したが
って、図2のデータパケットの中でデータ領域は、図3
のようになる。当然のことながら、転送元でRGB→Y
MC変換されてYMC点順次で送られてきたり、RGB
1ライン毎に送られるようなライン順次、さらにはRG
B1ページ毎となる面順次であっても構わない。
【0019】図4は、図2のデータパケットの中でデー
タ領域についてのシリアル−パラレル変換を行うシリア
ル−パラレル変換回路の回路例を示すブロック図であ
る。この回路例では、RGB点順次の8ビットのシリア
ルデータを、RGB8ビットのパラレルデータに変換す
る構成となっている。
【0020】具体的には、8ビットのシリアルデータを
ラッチする8個のD型フリップフロップ(以下、D‐F
Fと記す)21-1〜21-8と、これらD‐FF21-1〜
21-8の各ラッチ出力と、画像無効化部15から供給さ
れる無効化信号とを2入力とする各色毎に8個のORゲ
ート22R-1〜22R-8,22G-1〜22G-8,22B
-1〜22B-8と、これらORゲート22R-1〜22R-
8,22G-1〜22G-8,22B-1〜22B-8の各出力
をラッチする各色毎に8個のD‐FF23R-1〜23R
-8,23G-1〜23G-8,23B-1〜23B-8と、クロ
ックイネーブル信号を発生するクロックイネーブル発生
器24と、このクロックイネーブル発生器24からクロ
ックイネーブル信号が発生されたとき、クロック信号を
D‐FF23R-1〜23R-8,23G-1〜23G-8,2
3B-1〜23B-8に供給するANDゲート25R,25
G,25Bとから構成されている。
【0021】上記構成のシリアル−パラレル変換回路に
おける動作タイミングは、図3のような形となる。ま
た、RGBのパラレルデータ用D‐FF23R-1〜23
R-8,23G-1〜23G-8,23B-1〜23B-8へのク
ロック信号は、RGBの各色データに対応するD‐FF
23R-1〜23R-8,23G-1〜23G-8,23B-1〜
23B-8に取り込むべく、クロックイネーブル発生器2
4から発生されるクロックイネーブル信号によって適切
に制御されている。
【0022】次に、図1における画像処理部12は、画
像入力部11から入力されてきた画像データを、記録媒
体(図示せず)に記録するのに適した形式に変換する。
例えば、入力画像がRGBのフルカラー画像の場合に
は、YMCのフルカラー画像に変換する。また、必要に
応じて、YMCK(Kは黒)の4色や中間色調再現性の
向上を目的として淡色YMCなどの追加としても良い。
【0023】ここでは、RGB→YMC変換について具
体的に説明する。変換の近似式の例として、式(1)が
挙げられる。
【0024】
【数1】
【0025】より忠実な変化が必要な場合には、式の複
雑化ないしは3次元色空間からのLUT変換なども挙げ
られることは周知の事実である。画像処理部12の具体
的な構成の一例を図5に示す。これは、式(1)を展開
したものである。
【0026】すなわち、RGBの各データに係数C1
1,C12,C13を掛ける乗算器31R,31G,3
1Bと、RGBの各データに係数C21,C22,C2
3を掛ける乗算器32R,32G,32Bと、RGBの
各データに係数C31,C32,C33を掛ける乗算器
33R,33G,33Bと、乗算器31R,31G,3
1Bの各乗算出力を加算する加算器34と、乗算器32
R,32G,32Bの各乗算出力を加算する加算器35
と、乗算器33R,33G,33Bの各乗算出力を加算
する加算器36と、これら加算器34〜36の各出力と
無効化信号とを2入力とするORゲート37〜39とを
有し、ORゲート37〜39の各出力をYMCデータと
して導出する構成となっている。
【0027】画像処理部12ではさらに、画像記録部1
3に適した階調再現形式に補正したり、解像度形式やス
クリーン生成あるいはスムージング処理などの各種処理
も行われる。
【0028】次に、図1における画像記録部13は、画
像処理部12で変換された画像データに対応した画像を
記録媒体に記録する。記録媒体は、具体的には、紙ある
いはOHPシートまたは布などであり、これらは画像記
録部13の一部を構成する搬送部(図示せず)によって
搬送される。
【0029】画像記録部13において、画像そのものの
記録部位は、記録媒体の搬送方向に対して垂直方向に移
動するものである。より具体的には、インクジェットプ
リンタにおいては、インクヘッドが例に挙げられる。し
たがって、画像記録部13は画像そのものの記録部位と
記録媒体の搬送部位が必須である。
【0030】図6は、画像記録部13の具体的な構成の
一例を示すブロック図である。同図において、インクヘ
ッド41は、入力された画像データおよび画像同期信号
に基づいて記録媒体(図示せず)に対する画像記録を実
施する。ヘッド搬送制御部42は、画像同期信号に基づ
いてインクヘッド41を用紙搬送方向に対して垂直方向
において順方向あいるは逆方向に移動させる。用紙搬送
制御部43は、画像同期信号に基づいて用紙を順方向あ
るいは逆方向に所定量だけ搬送する。
【0031】図7は、各部位が同期して動作する際のタ
イミングを説明する図である。画素毎に入力される画像
を、インクヘッド41は順次記録動作し、ヘッド搬送制
御部42はこれに同期して用紙搬送方向に対して垂直方
向に順次インクヘッド41を1画素幅分だけ移動させ
る。そして、1ライン分の画像データの印字が終了する
と、用紙搬送制御部43は、用紙を1ライン幅分だけ移
動させる。これらの動作中に各部位は、無効化信号に基
づき、所定の無効化動作を実施するようになっている。
【0032】なお、インクヘッド41の画像記録は画素
単位であるが、用紙方向に対して複数ライン同時に印字
することにより、生産性を向上させるようにしても良
い。つまり、インクヘッド41のインクノズルが1列×
n行(nは1以上の整数)に並べて構成されていること
を指している。その場合の構成例を図8に示す。同図か
ら明らかなように、用紙方向の画像データを保持する複
数ライン分のラインバッファ44を備え、複数ライン分
の画像データを同時にインクヘッド41に供給する構成
となっている。
【0033】図9は、図8の構成の画像記録部における
動作のタイミングを説明する図である。このタイミング
図に示すように、3ラインのインクヘッド処理、ヘッド
搬送が行われ、3ライン毎に用紙の搬送が行われること
になる。このように、用紙方向に対して複数ライン同時
に印字することにより、画像記録動作の効率化が図れる
ことになる。
【0034】次に、図1における画像認識部14は、画
像入力部11から入力されてきた画像データの中に特定
画像が存在するか否かを認識するものである。なお、本
例では、画像入力部11から入力された画像データを画
像認識部14に直接入力とする構成としたが、画像処理
部12で処理後の画像データを画像認識部14に入力す
る構成であっても良い。
【0035】図10に、認識すべき対象画像(以下、認
識対象画像と称す)の一例を示す。ここで、図10に示
す画像50は入力画像であり、認識対象画像は図10中
の特定画像51aであるものとする。この認識対象画像
51aは、図11に示すように、複数(本例では、6
つ)の部分画像52-1〜52-6から構成されている。各
部分画像52-1〜52-6の形状は塗りつぶされた円であ
り、その色は部分画像52-1と部分画像52-2、部分画
像52-3と部分画像52-4、部分画像52-5と部分画像
52-6がそれぞれ同一の特定色となっている。
【0036】また、ここでは、図10に示すように、特
定画像51aを図の時計回り方向に90度、180度、
270度それぞれ回転させて得られる特定画像51b,
51c,51dをも、特定画像51aと同様に認識対象
画像とする。これらの特定画像51b,51c,51d
は、図10から明らかなように、特定画像51aと共に
入力画像50に内包されている。
【0037】図12は、画像認識部14の構成の一例を
示すブロック図である。この画像認識部14は、2値化
部53、2値画像データ選択部54、特定画像部分判定
部55、フィルタリング部56、サンプリング部57、
基準パターン部58および特定画像判定結果出力部59
を有する構成となっている。
【0038】ここで、画像認識部14の各構成部分の具
体的な処理内容について説明する。先ず、2値化部53
は、入力された画像データに対して予め設定された2値
化処理を施すことによって部分画像の色を抽出するもの
であり、複数(本例では、4つ)の2値化部53-1〜5
3-4を並列動作させることによって複数色に対応してい
る。2値画像データ選択部54は、2値化部53から出
力される複数の2値画像データに対して論理積あるいは
論理和などの処理を行うことにより、複数の2値画像デ
ータのうちの少なくとも1つを選択し、その選択した少
なくとも1つの2値画像データに基づく2値画像データ
を出力する。
【0039】特定画像部分判定部55は、2値画像デー
タ選択部54から出力される2値画像データに基づい
て、特定画像の部分画像の有無をパターンマッチングに
よって判定する。フィルタリング部56は、特定画像部
分判定部55から出力される2値画像データを入力と
し、この2値画像データで表される2値画像中に連結有
効画素領域が存在する場合には、当該連結有効画素領域
を1つの有効画素で代表させ、互いに連結していない有
効画素からなる2値画像を表わす2値画像データを出力
する。
【0040】サンプリング部57は、フィルタリング部
56から出力される2値画像データで表される2値画像
を複数のブロックに分割し、ブロック毎に有効画素の有
無を調べ、この結果に基づいて有効ブロック/無効ブロ
ックの判定を行い、1ブロックを1単位とする2値画像
データを出力する。具体的には、サンプリング部57
は、フィルタリング部56から出力される2値画像デー
タで表される2値画像上の4×4画素を1ブロックと
し、1つのブロック中に1つでも有効画素(黒画素)が
存在した場合に当該ブロックを有効ブロック(黒ブロッ
ク)とし、それ以外の場合には当該ブロックを無効ブロ
ック(白ブロック)とする。
【0041】基準パターン記憶部58は、サンプリング
部57から出力される2値画像データを、特定画像判定
結果出力部59での認識判定処理に用いる基準パターン
を記憶するものである。特定画像判定結果出力部59
は、サンプリング部57から出力される2値画像データ
に基づいて、部分画像の配置状況をパターンマッチング
などで、基準パターン記憶部58に予め格納されている
対象画像との一致性を確認し、一致の度合いなどを認識
結果として出力する。
【0042】次に、図1における画像無効化部15につ
いて説明する。この画像無効化部15は、画像認識部1
4の認識結果に基づいて、画像入力部11、画像処理部
12あるいは画像記録部13を制御し、図13に示すよ
うに、全面無効化(a)または所定領域無効化(b)の
処理を行うことで、記録媒体上に既に記録されている特
定画像を無効化する。この画像無効化部15の構成の一
例を図14に示す。
【0043】この例では、本画像記録装置10を構成す
る各部、即ち図1における画像入力部11、画像処理部
12および画像記録部13に対して無効化信号を適宜供
給する無効化部位選択部15Aが画像無効化部15とな
り、予め設定された選択データを基に、画像入力部1
1、画像処理部12および画像記録部13への無効化信
号の供給を制御する構成となっている。
【0044】なお、無効化方法が一意的に決定している
場合は、画像処理部12および画像記録部13への無効
化信号の供給を制御する必要がないことから、図15の
ブロック図に示すように、画像無効化部は明示的に存在
する必要はなく、画像入力部11、画像処理部12およ
び画像記録部13での無効化動作を制御できれば良いこ
とは言うまでもない。
【0045】また、画像無効化部15は、画像認識部1
4の認識結果(一致の度合い)に基づいて、完全な一
致、あるいは、ある程度の一致のような段階を設けて、
画像入力部11、画像処理部12および画像記録部13
に対する無効化を選択的に実施することが可能である。
【0046】なお、図1におけるバックアップ電源16
は、画像無効化部15が無効化処理を開始する前に、既
に記録済みの画像に対して無効化処理が実施されるのを
阻止するために操作者が故意にメイン電源を切ったよう
な場合への対処のために備えられたものであり、メイン
電源から電力が供給されない場合でも、装置の動作を継
続して実行させ、確実に無効化動作を遂行させること
で、偽造行為を未然に防止する役割を担っている。
【0047】次に、上記構成の第1実施形態に係る画像
記録装置10における画像無効化の動作について、無効
化動作とプリント処理との関係を示す図16を用いて説
明する。
【0048】図16において、パーソナルコンピュータ
やワークステーションなどの転送元から特定画像を含ん
だ画像が転送されてくる(a)。ここで、ハッチングが
かかっている部分が転送実施中の画像ラインである。な
お、転送方式によっては、ある程度の画像ブロックとし
て転送されても良い。
【0049】画像入力部11では、転送データをプリン
タ用にタイミングや画像データの配列を修正する
(b)。画像処理部12では、入力された画像データを
画素毎に処理する(c)。画像記録部13では、入力さ
れた画像データに対応する画像を順次所定の用紙へ記録
していく(d)。画像認識部14は、これらの動作と並
行して特定画像の有無の判定を実施する(e)。
【0050】この一連の流れにおいては、画像認識部1
4での特定画素の有無の判定がなされる時点まで、たと
え特定画像が転送画像に存在していようとも用紙に記録
されてしまう。そして、画像認識部14で特定画像有り
と判定され(f)、その判定された時点での画像記録状
況(g)では、ほとんどの画像が出力されてしまってお
り、その時点では出力された画像は全て有効である。
【0051】したがって、特定画像有りと判定された時
点で、操作者が方向を逆にして再度プリント処理を実行
し、先に出力した有効画像と、次に方向を逆にして出力
した有効画像とを貼り合わせる行為を意図的に行った場
合を想定すると、完全な特定画像が得られてしまうこと
になる。このような偽造行為をも防止するために、本実
施形態では、画像無効化部15によって既に記録された
画像を無効化処理する(h)ことで、特定画像の偽造を
防止するようにしている。
【0052】図17に、画像記録部13で実施可能な無
効化動作の一例を示す。同図(a)では、用紙の搬送の
みでインクヘッドは特定画像を判別した位置でキープ
し、印字動作のみを実行する。判別した位置が特定画像
上であることから、必要最小限の動作で無効化が可能と
なる。同図(b)では、用紙の搬送は行わず、インクヘ
ッドを逆送させることで、画像の無効化を実施する。こ
の場合には、印字方向が異なるだけで、速やかな無効化
処理を実現できる。なお、インクヘッドを逆送・順送と
することで、ライン方向全ての画像を無効化しても良
い。
【0053】同図(c)では、用紙を全て戻して、イン
クヘッドをライン幅で逆搬送させて無効化を実施する。
これにより、用紙そのものを完全に無効化することが可
能となる。なお、画像はべた画像が適当であるが、所定
線や文字を連続印字しても良い。同図(d)では、用紙
を所定量だけ戻して、インクヘッドをライン幅で逆搬送
させて無効化を実施する。これは、特定画像がある可能
性のある分だけの領域を無効化する。不必要な部分の印
字を行わないことで、無効化処理にかかる時間を節約す
るとともに、インクや電力の無駄も省くことが可能とな
る。
【0054】同図(e)では、用紙を所定量だけ戻し
て、インクヘッドも所定幅での逆搬送を行うことで無効
化を実施する。この場合には、ライン方向についても特
定画像が存在する可能性のある部分のみに限定して動作
させている。これにより、さらに無効化処理にかかる時
間を節約し、かつインクや電力の無駄を省くことが可能
となる。同図(f)では、用紙の戻しとインクヘッドの
逆搬送を同時に実行させる。これにより、より短い時間
で無効化が可能となるため、インクや電力の無駄を省け
ることは言うまでもなく、操作者からの無効化処理に対
する妨害はより困難となる。
【0055】なお、操作者からの妨害を防止すべく、さ
らなる高速化を考えて、用紙搬送速度およびインクヘッ
ド移動速度を上げることが考えられる。この際、インク
ヘッドの印字処理は通常間隔で行われるため、図18
(a)に示すように、点線状に画像が記録されることか
ら、単なる汚れなどと見なされる可能性があり、無効化
が十分になされない虞れがある。これに対応するため
に、インクヘッドの印字処理をより高速に行うようにす
ることで、図18(b)に示すように、特定画像に対す
る無効化処理が確実になされる。ここで、インクヘッド
を高速印字することでの印字品質の低下は問題ではな
く、べた画像、線画が記録されれば操作者からの妨害を
防止するという機能としては十分である。
【0056】ところで、無効化画像の生成については、
図1の画像処理部12で実現している。非常に簡単な例
としてはべた黒である。これは、画像無効化部1から供
給される無効化信号により、図4で3色全てのデータを
“FFhex”とすることで黒データが生成される。な
お、装置の簡素化およびインクや電力の節約などのた
め、無効化の際に1色のインクヘッドで無効化すること
が考えられる。例えば、シアンCのみの場合は図4での
回路はシアンCのみのマスクとなる。また、無効化時の
インクの使用量を平均化するために無効化処理の実施毎
に無効化で使用するインクの種類を変えても良い。
【0057】また、所定文字あるいは所定画像を生成し
て、これらを無効化画像としても良い。図19は、画像
処理部12に無効化画像生成部60を追加した場合のブ
ロック図であり、図中、図5と同等部分には同一符号を
付して示してある。同図において、無効化画像生成部6
0は、無効化信号に応答して無効化画像を生成し、セレ
クタ61,62,63の各一方の入力とする。
【0058】セレクタ61,62,63は、加算器3
4,35,36の各出力を各他方の入力とし、無効化信
号が与えられたときに、通常の画像(加算器34,3
5,36の各出力)に代えて、無効化画像生成部60か
らの無効化画像を出力するようになっている。図20
に、図17(e)の無効化印字手順を使用した際におい
て、無効化のために警告画像を印字した例を示す。この
ように、所定線画あるいは文字で構成される警告画像を
無効化画像として記録することで、べた画像を記録する
場合に比べてより高速な記録によって無効化の速やかな
実施が可能となる。
【0059】なお、本例では、無効化画像の生成を画像
処理部12で実施するとしたが、画像記録部13で実施
するようにしても良い。これは、インクヘッドの複数ラ
イン同時印字の場合に、一旦、バッファリングされた画
像がヘッドに送られるため、画像処理部12で無効化画
像を供給しても、即座にインクヘッドに供給することが
困難なためである。インクヘッドとバッファの間で無効
化画像を挿入することで、これを改善することが可能と
なる。
【0060】ところで、上述した一連の無効化処理を実
施するに当り、画像認識部14での処理と画像記録部1
3での処理との間に所定時間の時間差を設けることが考
えられる。しかしながら、この方式を実施するに当り、
画像認識部14が特定画像の全体あるいは一部を認識す
るものとした場合には、図21に示すように、特定画像
の縦方向の長さのライン分のラインバッファないしはメ
モリ17が最低限必要となる。
【0061】これは、画像記録部13に対して行うもの
であり、例えば日本紙幣の千円札を考えると、約12c
mが長手方向の寸法であるから、400dpi(=16
dot/mm)のプリンタを想定すると、1920ライ
ンとなる。400dpiでのA4横画像記録幅に相当す
るドット数は5000dotあれば十分であるので、フ
ルカラー8bitデータでは、8bit(1Byte)
×3色×5000×1920=28,800,000B
yteも必要となり、装置が高価になってしまうため、
得策とはいえない。
【0062】ただし、無効化画像の印字動作を最小限に
するためにコスト的に許す範囲でのラインバッファある
いはメモリ17を使用して互いに補い合うことで、装置
の無効化処理をより効率化することは可能である。すな
わち、記録画像のバッファリングによって画像認識部1
4での処理と画像記録部13での処理との間に時間差を
生じさせることにより、特定画像の記録を極力抑えるこ
とが可能となり、既に記録された部分も少ないため、無
効化処理を迅速に行うことが可能となる。
【0063】また、本実施形態の変形例として、特定の
操作者あるいはパスワードで管理された操作者のみが、
無効化を解除できる機能を付加する構成も可能である。
すなわち、図22のブロック図に示すように、無効化を
解除する無効化解除部18を設け、特定の操作者あるい
はパスワードで管理された操作者のみが、この無効化解
除部18を通して無効化を解除できるようにする。
【0064】これにより、製品の開発段階における作業
の効率化が可能となる。例えば、まだ画像認識部14の
性能が十分とれていない場合において、特定画像以外の
画像についても頻繁に誤検出することが考えられ、画像
記録装置の動作検証に支障を来す虞れがある。ところ
が、上述したように、無効化を解除できる機能を付加す
ることで、画像認識部14の故障や不測な事態に対し、
本来の画像記録動作を回復すことが可能となる。なお、
開発が完了し、製品として流通する際には、無効化解除
を不可能にすることは言うまでもない。
【0065】また、これら無効化に必要なブロックを故
意に削除したり、改悪されないようにするために、図1
の各ブロックにID番号を持たせ、常にCPUなどで確
認をとりながら、装置の構成に変更が無いかを確認し、
変更があった場合には各ブロックの1つ、ないしは複数
の動作を制限する構成を採ることも可能である。具体的
には、画像記録部13そのものを停止し、記録動作がで
きないようにすることで、操作者の意図的な改造を制限
し、特定画像の偽造の実現を防止することが可能とな
る。
【0066】なお、上記実施形態では、ラインプリンタ
に適用した場合を例に採って説明したが、ライン方向の
記録として、レーザーも動作としては同じである。例え
ば、画像記録部13のライン方向の動作は、レーザープ
リンタのスキャニングに相当し、図13に示すような全
面無効化(a)あるいは所定領域無効化(b)の動作は
可能である。
【0067】また、この際に、記録媒体である用紙の搬
送または感光体(ドラム、シート)や中間転写体を逆送
することによっても、無効化処理を実施できる。特に、
感光体や中間転写体においては、静電画像であるので、
このままクリーニングプロセスを実行し、媒体上の静電
画像を消去してしまうことで、操作者に見えない状態で
特定画像を無効化して偽造行為を防止することが可能と
なる。
【0068】図23は、本発明の第2実施形態に係る画
像記録装置70の構成を示すブロック図である。この第
2実施形態に係る画像記録装置70は、画像入力部7
1、画像処理部72、画像記録部73、画像認識部7
4、画像無効化部75、バックアップ電源76および媒
体損傷部77を具備する構成となっている。この構成に
おいて、各ブロックの構成および作用は、図1の対応す
る各ブロックのそれと基本的に同じであり、ここでは、
新たに付加された媒体損傷部77についてのみ説明する
ものとする。
【0069】媒体損傷部77は、画像認識部74で特定
画像有りと判断され、無効化の指示がなされた場合に、
既に記録済みの媒体に対してパンチなどで穴をあけた
り、熱ヘッドなどで記録媒体の全面あるいは一部を焼却
したり、シュレッダなどで細断し、記録媒体そのものを
損傷させることによって無効化を実現し、特定画像の記
録済みの記録媒体の流通を阻止することで偽造を防止す
るようにする。
【0070】図24は、媒体損傷部77の具体例を示す
概略構成図である。同図(a)は、パンチあるいは熱ヘ
ッド81をインクヘッド82に併設した構成のものであ
る。この構成の場合における損傷実行時の動作は、図1
6に示したインクヘッドの動作に準じたものである。そ
の結果、図25(a)に示すように、媒体は損傷され
る。また、図24(b)は、シュレッダあるいはパンチ
83を設置した構成のものである。この構成の場合に
は、用紙の逆送のみで損傷処理を実行する。その結果、
図25(b)に示すように、媒体は損傷される。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、画像認識手段にて
特定画像の有無の判別が行われた時点で、画像記録手段
にて特定画像の一部ないしは全てが記録されてしまう画
像記録装置において、記録媒体上に記録済みの画像に対
して無効化処理を施すようにしたことにより、高速かつ
安価にて、特定の画像の偽造行為を効率的に防止するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る画像記録装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 USBにおけるデータ転送の概要を説明する
図である。
【図3】 USBにおけるデータ領域を説明する図であ
る。
【図4】 画像入力部におけるシリアル−パラレル変換
回路の回路例を示すブロック図である。
【図5】 画像処理部の具体的な構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図6】 画像記録部の具体的な構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図7】 画像記録部の各部位が同期して動作する際の
タイミングを説明する図である。
【図8】 1×nのインクヘッドを備えた画像記録部の
構成例を示すブロック図である。
【図9】 1×nのインクヘッドを備えた画像記録部に
おける動作のタイミングを説明する図である。
【図10】 認識すべき対象画像の一例を示す図であ
る。
【図11】 認識すべき対象画像の拡大図である。
【図12】 画像認識部の構成の一例を示すブロック図
である。
【図13】 無効化画像記録の概念図である。
【図14】 画像無効化部の構成の一例を示すブロック
図である。
【図15】 画像無効化部が明示的に存在しない場合の
構成を示すブロック図である。
【図16】 無効化動作とプリント処理との関係を説明
する図である。
【図17】 画像記録部で実施可能な無効化の動作例を
示す図である。
【図18】 インクヘッド印字処理を高速化する場合の
無効化画像を説明する図である。
【図19】 画像処理部の他の構成例を示すブロック図
である。
【図20】 警告画像を印字した例を示す図である。
【図21】 メモリを備えた場合の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図22】 無効化解除部を備えた場合の構成例を示す
ブロック図である。
【図23】 本発明の第2実施形態に係る画像記録装置
の構成を示すブロック図である。
【図24】 媒体損傷部の具体例を示す概略構成図であ
る。
【図25】 媒体の損傷例を示す図である。
【符号の説明】
10,10′,70…画像記録装置、11,71…画像
入力部、12,72…画像処理部、13,73…画像記
録部、14,74…画像認識部、15,75…画像無効
化部、16,76…バックアップ電源、18…無効化解
除部、77…媒体損傷部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深澤 和美 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 赤松 学 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AP07 AQ05 AQ06 AR01 AS13 HH06 HH11 HH13 HJ02 HJ05 HJ06 HJ10 HK11 HN05 HN15 HQ20 HQ21 2H034 FA01 2H113 AA05 BA18 BA31 BB02 BB06 BB08 BB22 CA39 CA40 FA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段から入力された画像データに対応した
    画像を記録媒体上に記録する画像記録手段と、 前記画像入力手段から入力された画像データに対応する
    画像中に記録を禁止すべき特定画像が含まれているか否
    かを認識する画像認識手段と、 前記画像認識手段によって前記特定画像が含まれている
    と認識された場合に、前記画像記録手段によって前記記
    録媒体上に既に記録されている画像を無効化する無効化
    手段とを備えることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記画像記録手段は、前記画像入力手段
    から入力された画像データに対応した画像を1ラインず
    つ記録媒体上に記録することを特徴とする請求項1記載
    の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記無効化手段は、記録済みの記録媒体
    上に重ねて無効化画像を記録することを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記無効化手段は、記録媒体を全てある
    いは所定部分量だけ逆送させて無効化画像を記録するこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記無効化手段は、前記画像記録手段を
    ライン方向に全てあるいは所定部分量だけ逆送または順
    送させて無効化画像を記録することを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記無効化手段は、前記画像記録手段を
    通常記録時よりも高速に動作させて無効化画像を記録す
    ることを特徴とする請求項1,2又は3記載の画像記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記無効化画像は、全色あるいは単色の
    べた画像であることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記無効化画像は、所定線画あるいは文
    字で構成される警告画像であることを特徴とする請求項
    1,2又は3記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記無効化手段は、記録済みの記録媒体
    に対して損傷を与える媒体損傷手段であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記画像入力手段、前記画像記録手
    段、前記画像認識手段および前記無効化手段のうち、1
    つまたは複数が削除あるいは置換された際には画像記録
    動作そのものを制御あるいは停止することを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像記録装置。
JP27450598A 1998-09-29 1998-09-29 画像記録装置 Pending JP2000103141A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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