JP2000102254A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000102254A
JP2000102254A JP10267515A JP26751598A JP2000102254A JP 2000102254 A JP2000102254 A JP 2000102254A JP 10267515 A JP10267515 A JP 10267515A JP 26751598 A JP26751598 A JP 26751598A JP 2000102254 A JP2000102254 A JP 2000102254A
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power
power supply
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JP10267515A
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Akira Kakimoto
昌 柿本
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Sharp Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems

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  • Power Sources (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ACアダプタを用いる電子機器において、コ
ストアップや標準化から外れる仕様の部品の使用を招く
ことなく、機器本体にてACアダプタをコントロールで
きるようにする。 【解決手段】 通常モード時の電源供給状態において、
使用者がキー入力部20の省電力モードの開始に対応す
る機能ボタンを押下すると、電話機本体11において
は、主制御部21がSW−C13を制御して接点をb端
子側にし、ACアダプタ1から電話機本体11に供給さ
れていた電流をSW−C13によって遮断する一方、A
Cアダプタ1においては、電流検出部6が電話機本体1
1への電流が流れなくなったことを計測し、それに伴っ
て、ACアダプタ制御部8がSW−B7をb端子側にす
ることにより、出力ライン10を制御ラインとして使用
し、主制御部21とACアダプタ制御部8との間で制御
データの送受信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ACアダプタ及び
ACアダプタを用いる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ACアダプタを介して商用交
流電源からの電源供給を受ける電子機器においては、A
Cアダプタがコンセントに接続されると、機器本体の負
荷に関係なく、ACアダプタのトランス自身が電力を消
費するといった問題点が生じるため、特開平5−367
6号公報に示されるように、プラスとマイナスとからな
る2本の電源ラインとは別にACアダプタを機器本体か
らコントロールするための1本の制御ラインを設け、こ
の制御ラインを通じて機器本体からACアダプタに制御
信号を送出することにより、ACアダプタのトランスの
一次側を開放したり閉結したりするものが提案されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、ACアダプタを機器本体からコントロールする
ためには、制御ラインを含め出力コードは少なくとも3
本必要であり、それに対応した特殊なプラグとジャック
を使用しなくてはならず、コストアップとなるばかりで
はなく、標準化(EIAJ)から外れる仕様の部品を使
用しなければならないといった問題点があった。
【0004】本発明は、コストアップや標準化から外れ
る仕様の部品の使用を招くことなく、ACアダプタを機
器本体からコントロールすることができる電子機器を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ACアダプタを介して商用
交流電源からの電源供給を受ける電子機器において、機
器本体に、機器本体とACアダプタとを結ぶ出力ライン
の電流値を可変すると共に、当該出力ラインに制御信号
を送出する第1制御手段を設ける一方、ACアダプタ
に、上記出力ラインの電流値を検出する検出手段と、該
検出手段によって検出された電流値に基づいて上記出力
ラインを電源供給ラインとして用いるか制御ラインとし
て用いるか切り換える第2制御手段とを設けたものであ
る。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、上記第2制御手段が、上記検出手段に
よって検出された電流値に基づいてトランスの一次側の
開放又は閉結を行うものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、上記第2制御手段が、上記出力ライン
を制御ラインとして用いるよう切り換えたとき、上記第
1制御手段よりの電源供給の開始の指示に基づいてトラ
ンスの一次側の閉結及び上記出力ラインの電源供給ライ
ンへの切り換えを行うものである。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明の構成に加え、機器本体に、上記出力ラインからの電
源供給による充電及び所定の回路への充電電力の放電が
可能な充放電手段を設ける一方、上記第1制御手段が、
ACアダプタに対して電源供給の遮断を指示したとき、
上記充放電手段によって所定の回路への電源供給を行わ
せるものである。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明の構成に加え、上記第1制御手段が、省電力モード
時、上記充放電手段の充電量に基づいてACアダプタに
対する電源供給の遮断又は開始の指示を行うものであ
る。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明の構成に加え、上記第1制御手段が、省電力モード
時、上記充放電手段の充電量と通電を要するイベントの
発生状況とに基づいてACアダプタに対する電源供給の
遮断又は開始の指示を行うものである。
【0011】請求項7記載の発明は、請求項2乃至請求
項6の何れかに記載の発明の構成に加え、ACアダプタ
に、電源供給を強制的に行わせる電源スイッチを設ける
一方、上記第2制御手段が、上記電源スイッチが操作さ
れたとき、上記出力ラインを電源供給ラインとして用い
ると共に、トランスの一次側を閉結するものである。
【0012】請求項8記載の発明は、商用交流電源を電
子機器に供給するACアダプタにおいて、電子機器に直
流電源を供給する出力ラインの電流値を検出する検出手
段と、該検出手段によって検出された電流値に基づいて
トランスの一次側の閉結又は開放を行う制御手段とを設
けたものである。
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、第
2制御手段が検出手段によって検出された電流値に基づ
いて出力ラインを電源供給ラインとして用いている状態
において、第1制御手段が出力ラインの電流値を可変し
たとき、第2制御手段が検出手段によって検出された電
流値に基づいて出力ラインを制御ラインとして用いるよ
う切り換えることにより、出力ラインのコード数を増加
することなく、ACアダプタを機器本体からコントロー
ルすることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、第1制御手
段が出力ラインの電流値を可変したとき、第2制御手段
が検出手段によって検出された電流値に基づいてトラン
スの一次側の開放を行うことにより、機器本体からのコ
ントロールによってACアダプタにおいて生じる電力ロ
スを削減することができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、第2制御手
段が出力ラインを制御ラインとして用いるよう切り換え
たとき、第1制御手段よりの電源供給の開始の指示に基
づいてトランスの一次側の閉結及び出力ラインの電源供
給ラインへの切り換えを行うことにより、機器本体から
のコントロールによってACアダプタにおいて生じる電
力ロスを削減しつつ、通電状態の復帰を容易に行うこと
ができる。
【0016】請求項4記載の発明によれば、ACアダプ
タからの電源供給によって充放電手段による充電を行わ
せる一方、第1制御手段がACアダプタに対して電源供
給の遮断を指示したとき、充放電手段によって所定の回
路への電源供給を行わせることにより、機器本体からの
コントロールによってACアダプタにおいて生じる電力
ロスを削減しつつ、機器本体を動作させることができ
る。
【0017】請求項5記載の発明によれば、省電力モー
ド時において第1制御手段が充放電手段の充電量に基づ
いてACアダプタに対する電源供給の遮断又は開始の指
示を行うことにより、機器本体からのコントロールによ
ってACアダプタにおいて生じる電力ロスを削減しつ
つ、機器本体を円滑に動作させることができる。
【0018】請求項6記載の発明によれば、省電力モー
ド時において第1制御手段が充放電手段の充電量と通電
を要するイベントの発生状況に基づいてACアダプタに
対する電源供給の遮断又は開始の指示を行うことによ
り、機器本体からのコントロールによってACアダプタ
において生じる電力ロスを削減しつつ、電力が必要なモ
ードでは速やかに通電を開始することができる。
【0019】請求項7記載の発明によれば、ACアダプ
タに設けられた電源スイッチが操作されたとき、出力ラ
インを電源供給ラインとして用いるよう切り換えると共
に、トランスの一次側を閉結することにより、機器本体
からのコントロールによってACアダプタにおいて生じ
る電力ロスを削減しつつ、繁雑な操作を要することな
く、初期の電源立ち上げを行うことができる。
【0020】請求項8記載の発明によれば、検出手段に
よって検出された出力ラインの電流値に基づいて制御手
段がトランスの一次側の閉結又は開放を行うことによ
り、電子機器に接続されていないACアダプタがコンセ
ントにのみ接続された場合であっても、ACアダプタに
おいて生じる電力ロスを削減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の電子機器の一実施の形態で
あるACアダプタを用いる電話機の電気的構成を示す機
能ブロック図、図2は同ACアダプタを用いる電話機に
おける電源切断時の動作制御を示すフローチャート、図
3は同ACアダプタを用いる電話機における電源通電時
の動作制御を示すフローチャート、図4は同ACアダプ
タを用いる電話機におけるモードの遷移を示す説明図、
図5は同ACアダプタを用いる電話機におけるモードA
実行時の動作制御を示すフローチャート、図6は同AC
アダプタを用いる電話機におけるモードB実行時の動作
制御を示すフローチャート、図7は同ACアダプタを用
いる電話機におけるモードC実行時の動作制御を示すフ
ローチャート、図8は同ACアダプタを用いる電話機に
おけるモードD実行時の動作制御を示すフローチャー
ト、図9は同ACアダプタを用いる電話機におけるモー
ドE実行時の動作制御を示すフローチャートである。
【0023】以下、本発明の一実施の形態であるACア
ダプタを用いる電話機を図1乃至図9に基づいて説明す
る。
【0024】図1において、1はACアダプタ、2はコ
ンセントに挿入される電源プラグ、3はトランス4の一
次側において電源供給を制御するSW−Aであり、リレ
ー又は半導体スイッチによって構成されている。4はS
W−A3及び電源プラグ2を介して供給される商用電源
の交流電圧を降圧するトランス、5はトランス4によっ
て降圧された交流を直流に変換して平滑する整流・平滑
部、6は電話機本体11の消費電流を計測する電流検出
部、7は電話機本体11への電源供給を制御すると共に
電話機本体11よりの制御信号の経路を形成するSW−
B、8は電話機本体11からの制御信号や電流検出部6
の出力に基づいてSW−A3やSW−B7のオン/オフ
制御を行うACアダプタ制御部、9は初期電源立ち上げ
SW、10は電話機本体11のDCジャック12に嵌合
するプラグを先端に有する出力コードである。そして、
これら電源プラグ2とSW−A3とトランス4と整流・
平滑部5と電流検出部6とSW−B7とACアダプタ制
御部8と初期電源立ち上げSW9と出力コード10とに
よってACアダプタ1が構成されている。
【0025】11は電話機本体、12は出力コード10
の先端のプラグが嵌合するDCジャック、13は電源の
受け入れを制御すると共にACアダプタ1への制御信号
の経路を形成するSW−C、14はACアダプタ1の出
力電圧を検出する電圧検出部、15は通常時に電話機本
体11の各回路部に電源を供給する通常電源、16は省
電力モード時に必要最低限の回路部に電源を供給するバ
ックアップ電源であり、蓄電部17用の充電回路や蓄電
部17の電圧を検出する電圧検出部等を備えている。1
7はバックアップ時の電源の供給元である充放電可能な
蓄電部、18は図示しない交換機を介して相手側通信装
置に接続される通信回線、19は通信回線18の開放/
捕捉やデータ/音声の授受を行う回線制御部、20は各
種機能の設定や登録を行う機能ボタンやダイヤルボタン
等からなるキー入力部、21はシステム全体を制御する
主制御部であって、CPUやROMやRAMによって構
成されている。そして、これらDCジャック12とSW
−C13と電圧検出部14と通常電源15とバックアッ
プ電源16と蓄電部17と通信回線18と回線制御部1
9とキー入力部20と主制御部21とによって電話機本
体11が構成されている。
【0026】以下、このように構成されたACアダプタ
を備えた電話機について、まず、電源供給に関する基本
動作を図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0027】通常モード時の電源供給状態では、SW−
A3がON側にSW−B7及びSW−C13がa端子側
にあり、このとき、コンセントより電源プラグ2及びS
W−A3を介してトランス4の一次側に電源が印加さ
れ、トランス4の一次側に交流電圧がされることによっ
て誘起される二次側の電圧が整流・平滑部5にて整流・
平滑された後、電流検出部6及びSW−B7を介して出
力コード10により電話機本体11に供給され、電話機
本体11においてDCジャック12よりSW−C13を
介して通常電源15に供給され、ここで安定化された
後、電話機本体11の各回路部に供給されるようになっ
ており、同時にバックアップ電源16が蓄電部17の充
電を行っている。
【0028】そして、このような通常モード時の電源供
給状態において、使用者がキー入力部20の省電力モー
ドの開始に対応する機能ボタンを押下する(ステップF
1)と、電話機本体11においては、主制御部21がS
W−C13を制御して接点をb端子側にし(ステップF
2)、ACアダプタ1から電話機本体11に供給されて
いた電流をSW−C13によって遮断する一方、ACア
ダプタ1においては、電流検出部6が電話機本体11へ
の電流が流れなくなったことを計測し(ステップF1
1)、それに伴って、ACアダプタ制御部8がSW−A
3をOFF側にSW−B7をb端子側にする(ステップ
F12,F13)ことにより、省電力モード時の電源供
給状態となる。
【0029】尚、省電力モード時の電源供給状態におい
ては、機器の電源が完全に遮断されている訳ではなく、
情報のバックアップや省電力モードから通常モードへの
復帰等のために、必要最低限の回路部にバックアップ電
源16から電源が供給されており、又ACアダプタ1に
おいてもACアダプタ制御部8にはコンセントからの交
流電源又はバックアップ電源16からの電源が供給され
ている。
【0030】そして、このような省電力モード時の電源
供給状態において、使用者がキー入力部20の省電力モ
ードの終了に対応する機能ボタンを押下する(ステップ
F3)と、電話機本体11においては、主制御部21が
SW−C13及び出力コード10並びにSW−B7を介
してACアダプタ制御部8に電源を通電させるための情
報を伝達し(ステップF4)、その後、電圧検出部14
がACアダプタ1からの電源供給がSW−C13のb接
点まで現れたことを検出したとき(ステップF5)、主
制御部21がSW−C13をa端子側にする(ステップ
F6)一方、ACアダプタ1においては、ACアダプタ
制御部8が電源を通電させるための情報が伝達されたと
き(ステップF14)、SW−A3をON側にSW−B
7をa端子側にする(ステップF15,F16)ことに
より、通常モード時の電源供給状態となる。
【0031】従って、上記動作制御によれば、使用者に
よるキー入力部20の機能ボタンの押下によって電源供
給状態を通常モードや省電力モードに切り換えることが
できると共に、省電力モード時にACアダプタ1におい
てトランス4の一次側を切断することによってACアダ
プタ1において生じる電力ロスを軽減することができ
る。
【0032】尚、上記動作制御では、ACアダプタ1に
おいて、電流検出部6が電話機本体11への電流が流れ
なくなったことを計測したとき、ACアダプタ制御部8
がSW−A3をOFF側にSW−B7をb端子側にする
ようにしたが、これに限定されるものではなく、電流検
出部6が電話機本体11への電流が流れなくなったこと
を計測したとき、ACアダプタ制御部8がSW−B7を
b端子側にするようにし、その後の主制御部21からの
制御信号に基づいてACアダプタ制御部8がSW−A3
をON側にするようにしても良い。
【0033】以上が電源供給の基本動作であるが、実際
には省電力モード時において時間が経過して蓄電部17
の蓄電量が減少したり、通電を要するイベント(外線着
信に伴う留守応答動作等)が発生した場合には、通常電
源15により各回路部に電源を供給する必要があるた
め、実際の動作制御では、蓄電部17の蓄電量や通電を
要するイベントの発生を考慮して5つのモードを設けて
いる。
【0034】以下、蓄電部17の蓄電量や通電を要する
イベントの発生を考慮した5つのモードによる電源供給
動作を図3に示す説明図及び図4乃至図8に示すフロー
チャートに基づいて説明する。
【0035】尚、図3乃至図8において、モードAは通
常モードでイベントがない状態を、モードBは通常モー
ドでイベントがある状態を、モードCは省電力モードで
イベントがなく通電が行われている状態を、モードDは
省電力モードでイベントがあり通電が行われている状態
を、モードEは省電力モードでイベントがなく通電が行
われていない状態をそれぞれ表すものとする。
【0036】又、図4乃至図8に示すフローチャートに
おいて、図2に示すフローチャートにおけるステップF
2,F11〜13の一連の処理を「電源遮断処理」とす
ると共に、ステップF4〜F6,F14〜F16の一連
の処理を「電源通電処理」とする。
【0037】モードAは、所定の条件に従ってモード
B、モードC又はモードEから遷移することによって起
動される。そして、図4のフローチャートに示すよう
に、主制御部21において通電中かどうかの検出を行う
(ステップA1)と共に、通電中にな場合においてのみ
電源通電処理を行い(ステップA2)、その後、イベン
トの発生や省電力モードの設定入力の確認を繰り返し行
い(ステップA3,A4)、イベントの発生が確認され
たとき(ステップA3)、モードBに移行させ、省電力
モードの設定入力が確認されたとき(ステップA4)、
モードCに移行させる。尚、通電中のチェックは通電中
のフラグによって行ったり、どのモードから移行されて
きたかによって行うようにすれば良い。
【0038】モードBは、所定の条件に従ってモードA
又はモードDから遷移することによって起動される。そ
して、図5のフローチャートに示すように、主制御部2
1においてイベントの消滅や省電力モードの設定入力の
確認を繰り返し行い(ステップB1,B2)、イベント
の消滅が確認されたとき(ステップB1)、モードAに
移行させ、省電力モードの設定入力が確認されたとき
(ステップB2)、モードDに移行させる。
【0039】モードCは所定の条件に従ってモードA、
モードD又はモードEから遷移することによって起動さ
れる。そして、図6のフローチャートに示すように、主
制御部21において通電中かどうかの検出を行う(ステ
ップC1)と共に、通電中にな場合においてのみ電源通
電処理を行い(ステップC2)、その後、イベントの発
生や省電力モードの解除入力や蓄電部17の満充電検出
の確認を繰り返し行い(ステップC3〜C5)、イベン
トの発生が確認されたとき(ステップC3)、モードD
に移行させ、省電力モードの解除入力が確認されたとき
(ステップC4)、モードAに移行させ、蓄電部17の
満充電検出が確認されたとき(ステップC5)、モード
Eに移行させる。
【0040】モードDは所定の条件に従ってモードB、
モードC又はモードEから遷移することによって起動さ
れる。そして、主制御部21において通電中かどうかの
検出を行う(ステップD1)と共に、通電中にな場合に
おいてのみ電源通電処理を行い(ステップD2)、その
後、イベントの消滅や省電力モードの解除入力の確認を
繰り返し行い(ステップD3,D4)、イベントの消滅
が確認されたとき(ステップD3)、モードCに移行さ
せ、省電力モードの解除入力が確認されたとき(ステッ
プD4)、モードBに移行させる。
【0041】モードEは所定の条件に従ってモードCか
ら遷移することによって起動される。そして、主制御部
21において電源遮断処理を行い(ステップE1)、そ
の後、イベントの発生や省電力モードの解除入力や蓄電
部17の減電検出の確認を繰り返し行い(ステップE2
〜E4)、イベントの発生が確認されたとき(ステップ
E2)、モードDに移行させ、省電力モードの解除入力
が確認されたとき(ステップE3)、モードAに移行さ
せ、蓄電部17の減電検出が確認されたとき(ステップ
E4)、モードCに移行させる。
【0042】尚、モードEとモードDとの間でイベント
の発生によるモードEからモードDへの遷移を行うのに
対し、イベントの消滅によるモードDからモードEへの
遷移を行わない理由は、モードEからモードDに遷移し
たときに蓄電部17の蓄電量が減っており、モードDに
おいて充電が行われたとしても満充電になっていない可
能性が高く、ここでモードEに遷移すると、すぐに減電
検出が行われてモードCに遷移する可能性があるためで
ある。
【0043】従って、上記動作制御によれば、省電力モ
ード時において、蓄電部17の蓄電量や通電を要するイ
ベントの発生を考慮して通電状態を制御することができ
るため、電話機本体11の動作に影響のないときにの
み、ACアダプタ1においてトランス4の一次側を切断
することによってACアダプタ1において生じる電力ロ
スを軽減することができる。
【0044】尚、上記実施の形態では、電話機本体11
の動作状態に基づいてACアダプタ1のトランス4の一
次側を開放する場合について説明したが、ACアダプタ
1は単独でも動作される。即ち、例えば、コンセントに
電源プラグ2が接続されると共にDCジャック12に出
力コード10が接続されている状態において出力コード
10をDCジャック12から抜いたとき、又は、DCジ
ャック12に出力コード10が接続されていない状態に
おいてコンセントに電源プラグ2が接続されたとき、電
流検出部6が電話機本体11への電流が流れなくなった
ことを計測し、それに伴って、ACアダプタ制御部8が
SW−A3をOFF側にSW−B7をb端子側にするこ
とにより、トランス4の一次側が開放され、ACアダプ
タ1において生じる電力ロスを軽減することができる。
【0045】又、このようにACアダプタ1を単独でも
動作できるようにすると、コンセントに電源プラグ2を
接続してからDCジャック12に出力コード10を接続
した場合において、SW−A3がOFF側にSW−B7
がb端子側にそれぞれなっており、電話機本体11への
電源供給が行われないため、ACアダプタ1に初期電源
立ち上げSW9を設け、この初期電源立ち上げSW9が
押下されている間は、ACアダプタ制御部8が電流検出
部6からの検出結果に関係なく、SW−A3をON側に
SW−B7をa端子側にするようになっている。
【0046】その結果、コンセントに電源プラグ2を接
続してからDCジャック12に出力コード10を接続し
た後、初期電源立ち上げSW9を押下することにより、
SW−A3がON側にSW−B7がa端子側になって電
話機本体11への電流が流れるため、初期電源立ち上げ
SW9の押下を止めても、電流検出部6が電話機本体1
1への電流が流れることを計測し、それに伴って、AC
アダプタ制御部8がSW−A3のOFF側及びSW−B
7のb端子側を維持するため、以後、電話機本体11の
動作に基づいてACアダプタ1をコントロールすること
ができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、機器本体側において出力ラインの電流値を可変さ
せることにより、出力ラインを電源供給ラインとしたり
制御ラインとしたりすることができるため、出力ライン
のコード数を増加することなく、ACアダプタを機器本
体からコントロールすることができ、それに伴って、コ
ストアップや標準化から外れる仕様の部品の使用を軽減
することができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、機器本体側
において出力ラインの電流値を可変させることにより、
ACアダプタのトランスの一次側を開放することができ
るため、機器本体からのコントロールによってACアダ
プタにおいて生じる電力ロスを削減することができ、そ
れに伴って、電子機器全体の省電力化を図ることができ
る。
【0049】請求項3記載の発明によれば、ACアダプ
タが機器本体からの制御信号に基づいてトランスの一次
側の閉結及び出力ラインの電源供給ラインへの切り換え
を行うことにより、機器本体からのコントロールによっ
てACアダプタにおいて生じる電力ロスの削減や通電の
復帰を容易に行うことができるため、電子機器全体の省
電力化を図りつつ、電子機器本体の使い勝手の低下を防
止することができる。
【0050】請求項4記載の発明によれば、機器本体が
ACアダプタからの電源供給によって充電を行い、AC
アダプタの一次側を開放したとき、この充電電力を所定
の回路への電源とすることにより、機器本体からのコン
トロールによってACアダプタにおいて生じる電力ロス
を削減しつつ、機器本体を動作させることができるた
め、電子機器全体の省電力化をより一層図ることができ
る。
【0051】請求項5記載の発明によれば、機器本体が
ACアダプタからの電源供給によって充電を行い、AC
アダプタの一次側を開放したとき、この充電電力を所定
の回路への電源とする一方、その機器本体の充電量に基
づいてACアダプタの一次側の開放及び閉結を行わせる
ことにより、機器本体からのコントロールによってAC
アダプタにおいて生じる電力ロスを削減しつつ、機器本
体を円滑に動作させることができるため、電子機器全体
の省電力化をより一層図ることに伴う電子機器の使い勝
手の低下を防止することができる。
【0052】請求項6記載の発明によれば、機器本体が
ACアダプタからの電源供給によって充電を行い、AC
アダプタの一次側を開放したとき、この充電電力を所定
の回路への電源とする一方、その機器本体の充電量と通
電を要するイベントの発生状況に基づいてACアダプタ
の一次側の開放及び閉結を行わせることにより、機器本
体からのコントロールによってACアダプタにおいて生
じる電力ロスを削減しつつ、電力が必要なモードでは速
やかに通電を開始することができるため、電子機器全体
の省電力化をより一層図ることに伴う電子機器の使い勝
手の低下をより一層防止することができる。
【0053】請求項7記載の発明によれば、ACアダプ
タに設けられた電源スイッチが操作されたとき、ACア
ダプタが出力ラインを電源供給ラインとして用いるよう
切り換えると共に、トランスの一次側を閉結することに
より、機器本体からのコントロールによってACアダプ
タにおいて生じる電力ロスを削減しつつ、繁雑な操作を
要することなく、初期の電源立ち上げを行うことができ
る。
【0054】請求項8記載の発明によれば、ACアダプ
タが出力ラインの電流値に基づいてトランスの一次側の
閉結又は開放を行うことにより、電子機器に接続されて
いないACアダプタがコンセントにのみ接続された場合
であっても、ACアダプタにおいて生じる電力ロスを削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一実施の形態であるACア
ダプタを用いる電話機の電気的構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】同ACアダプタを用いる電話機における電源供
給に関する基本動作制御を示すフローチャートである。
【図3】同ACアダプタを用いる電話機におけるモード
の遷移を示す説明図である。
【図4】同ACアダプタを用いる電話機におけるモード
A実行時の動作制御を示すフローチャートである。
【図5】同ACアダプタを用いる電話機におけるモード
B実行時の動作制御を示すフローチャートである。
【図6】同ACアダプタを用いる電話機におけるモード
C実行時の動作制御を示すフローチャートである。
【図7】同ACアダプタを用いる電話機におけるモード
D実行時の動作制御を示すフローチャートである。
【図8】同ACアダプタを用いる電話機におけるモード
E実行時の動作制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ACアダプタ 2 電源プラグ 3 SW−A 4 トランス 5 整流・平滑部 6 電流検出部 7 SW−B 8 ACアダプタ制御部 9 初期電源立ち上げSW 10 出力コード 11 電話機本体 12 DCジャック 13 SW−C 14 電圧検出部 15 通常電源 16 バックアップ電源 17 蓄電部 18 通信回線 19 回線制御部 20 キー入力部 21 主制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA02 DB01 DB11 DB22 DB26 LL11 5G015 FA08 FA16 GB01 HA15 JA05 JA35 JA52 KA05 5H006 AA00 CA00 CA08 CB00 CC01 CC02 DA02 DA03 DB01 DC02 DC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ACアダプタを介して商用交流電源から
    の電源供給を受ける電子機器において、 機器本体に、機器本体とACアダプタとを結ぶ出力ライ
    ンの電流値を可変すると共に、当該出力ラインに制御信
    号を送出する第1制御手段を設ける一方、 ACアダプタに、上記出力ラインの電流値を検出する検
    出手段と、該検出手段によって検出された電流値に基づ
    いて上記出力ラインを電源供給ラインとして用いるか制
    御ラインとして用いるか切り換える第2制御手段とを設
    けたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記第2制御手段は、上記検出手段によ
    って検出された電流値に基づいてトランスの一次側の開
    放又は閉結を行うことを特徴とする請求項1記載の電子
    機器。
  3. 【請求項3】 上記第2制御手段は、上記出力ラインを
    制御ラインとして用いるよう切り換えたとき、上記第1
    制御手段よりの電源供給の開始の指示に基づいてトラン
    スの一次側の閉結及び上記出力ラインの電源供給ライン
    への切り換えを行うことを特徴とする請求項2記載の電
    子機器。
  4. 【請求項4】 機器本体に、上記出力ラインからの電源
    供給による充電及び所定の回路への充電電力の放電が可
    能な充放電手段を設ける一方、 上記第1制御手段は、ACアダプタに対して電源供給の
    遮断を指示したとき、上記充放電手段によって所定の回
    路への電源供給を行わせることを特徴とする請求項3記
    載の電子機器。
  5. 【請求項5】 上記第1制御手段は、省電力モード時、
    上記充放電手段の充電量に基づいてACアダプタに対す
    る電源供給の遮断又は開始の指示を行うことを特徴とす
    る請求項4記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記第1制御手段は、省電力モード時、
    上記充放電手段の充電量と通電を要するイベントの発生
    状況とに基づいてACアダプタに対する電源供給の遮断
    又は開始の指示を行うことを特徴とする請求項4記載の
    電子機器。
  7. 【請求項7】 ACアダプタに、電源供給を強制的に行
    わせる電源スイッチを設ける一方、 上記第2制御手段は、上記電源スイッチが操作されたと
    き、上記出力ラインを電源供給ラインとして用いると共
    に、トランスの一次側を閉結することを特徴とする請求
    項2乃至請求項6の何れかに記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 商用交流電源を電子機器に供給するAC
    アダプタにおいて、 電子機器に直流電源を供給する出力ラインの電流値を検
    出する検出手段と、 該検出手段によって検出された電流値に基づいてトラン
    スの一次側の閉結又は開放を行う制御手段とを設けたこ
    とを特徴とするACアダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010157198A (ja) * 2008-12-31 2010-07-15 Renbao Computer Industry Co Ltd 携帯用電子装置およびそのアダプタ
KR101032345B1 (ko) 2009-08-14 2011-05-02 삼화콘덴서공업주식회사 노트북 컴퓨터용 어댑터

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