JP2000101266A - プリント配線板接続装置 - Google Patents

プリント配線板接続装置

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JP2000101266A
JP2000101266A JP10263463A JP26346398A JP2000101266A JP 2000101266 A JP2000101266 A JP 2000101266A JP 10263463 A JP10263463 A JP 10263463A JP 26346398 A JP26346398 A JP 26346398A JP 2000101266 A JP2000101266 A JP 2000101266A
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JP
Japan
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wiring board
printed wiring
connection device
chassis
connection
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JP10263463A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Terayama
芳実 寺山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント配線板を導電性の筺体シャシに接続
する接続装置として、バネ状の接続装置を用いることに
より、接続に要するスペースを減らしてコストダウンを
図ると共に、プリント配線板と筺体シャシ間の接続性を
高めることにより放射ノイズの低減を達成する。 【解決手段】 導電部材からなる筺体シャシ1と電子部
品が実装されるプリント配線板5の間に、バネ状の導電
部材からなる接続装置3をネジ止めする。この接続装置
には、少なくとも1個の折り曲げ可能な舌状片8が一体
的に設けられており、この舌状片を折り曲げてプリント
配線板の接地部へ選択的に接続することによりプリント
配線板を筺体シャシに接続することができる。また、舌
状片のプリント配線板との接触面に絶縁シート10を貼
付しておき、これを剥がすことによりプリント配線板を
選択的に接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線板の
接続装置に関し、特にプリント配線板と筺体シャシの接
続性を高め、放射ノイズの低減を図る接続装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板の接続は、例えば
特開平05−243777に記載のように、プリント配
線板はネジにより筺体シャシに取り付けを行っており、
筺体シャシとプリント配線板の接続を強くするためネジ
止めのポイントの数を増やしたり、筺体シャシを加工し
てプリント配線板の接地パターンと筺体シャシとが接触
するようにしていた。また、板材を曲げて複数の舌片の
導通部材を一体的に構成し、基板とシャシはネジ止めに
より固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、プリント配線板をネジの本数を増やして
筺体シャシに取り付ける方法では、プリント配線板を製
作する段階からネジ止めのためのスペースを設けておく
必要があり、どの程度のネジ止めを行うと放射ノイズの
低減に効果があるのかわからないため、より多くのネジ
止めスペースが必要となり、配線スペースが制約を受
け、プリント配線板を大きくするとコストアップとな
り、小型化ができなくなってしまい、その上、プリント
配線板と筺体を何回も製作し加工しなければならず時間
がかかりコストアップとなってしまうという欠点があっ
た。
【0004】本出願に係る発明の目的は、接続に要する
スペースを減らしてコストダウンを達成すると共に、プ
リント配線板を筺体シャシやキャビネットなどに接続す
る際に、グランドの接続性をより高め放射ノイズの低減
を図ると共に、放射ノイズの発生原因の一つである定在
波のピークレベルを落すことを目的としたプリント配線
板の接続装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本出願に係る第一の発明は、プリント配線板を筺体
シャシなどにネジ止めにより接続する際に、プリント配
線板と筺体シャシの間にバネ状の接続装置を挿入し、プ
リント配線板と接続装置と筺体シャシをネジ止めするこ
とを特徴とする。上記構成において、プリント配線板の
接地パターンと筺体シャシが、本発明のバネ状の接続装
置を挿入することにより、接地部分間が電気的に強く接
続され、放射ノイズが抑えられる。
【0006】第二の発明においては、プリント配線板を
筺体シャシにネジ止めにより接続する際に、プリント配
線板と筺体シャシの間にバネ状の接続装置を挿入して、
プリント配線板の接地パターンと接続できるこの接続装
置の折り曲げ部をプリント配線板側に折り曲げることに
より、プリント配線板、接続装置、筺体シャシ間が電気
的に接続されプリント配線板と筺体シャシの導通を適宜
とることができることを特徴とする。上記構成において
は、接続装置とプリント配線板の接地パターンにおいて
接続装置の折り曲げ部の中、プリント配線板に接続でき
るものまたは接続したいものを選択することができるた
め、接地部分が強く接続され放射ノイズが抑えられ、さ
らに定在波の発生に起因する放射ノイズが問題となるプ
リント配線板に対し、シールド機構などの追加機構を設
けることなくプリント配線板からの放射ノイズを抑える
ことができる。
【0007】第三の発明は、プリント配線板の筺体シャ
シにネジ止めにより接続する際に、プリント配線板と筺
体シャシの間にバネ状の接続装置を挿入するが、この接
続装置の接続部のプリント配線板の接地部分に接続され
る面に絶縁シートを設けておいて、接続したい接続部の
絶縁シートを剥がすことにより、プリント配線板、接続
装置、筺体シャシ間が接続されてプリント配線板と筺体
シャシの導通を適宜とることができることを特徴とす
る。このような構成を設けることにより、接続装置とプ
リント配線板の接地パターンにおいて、接続したい部分
を選択することができるため、グランドが強く接続され
放射ノイズが抑えられ、さらに定在波の発生に起因する
放射ノイズが問題となるプリント配線板に対して、シー
ルド機構などの追加機構を設けることなくプリント配線
板からの放射ノイズを抑えることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は本発明のプリント配線板の接続装
置を表す斜視図であり、図2はその側面図である。符号
1は筺体シャシ、2は筺体シャシ側のネジ受け部、3は
本発明の接続装置、4は本発明の接続装置のネジ穴、5
はプリント配線板、6はチップ部品、7はネジを示す。
【0009】まず本発明の第一の実施の形態について述
べる。図1において、筺体シャシ1の筺体シャシ側のネ
ジ受け部2に、本発明の接続装置3をネジ穴4に合わせ
て載せる。接続装置3は図1,2に示すように、バネ状
の導電性部材からなり、弾性変形可能であることが望ま
しい。そして図2に示すようにプリント配線板5を載
せ、ネジ7によってプリント配線板5と接続装置3と筺
体シャシ1を接続することにより、プリント配線板5の
接地部が接続装置3を介して、筺体シャシ1に接続さ
れ、接続装置3がバネ状になっているためプリント配線
板に押し付けられて接地面積が増えることによりプリン
ト配線板の接地部分と筺体シャシが強く接続され、放射
ノイズレベルを抑えることができる。
【0010】そして、上述とは接続順を逆にして、プリ
ント配線板、接続装置、筺体シャシの順でネジ止めを行
い、上部にある筺体シャシと接続されることも可能であ
る。さらにプリント配線板の上下を接続装置で挟むこと
により強力な接地の接続が可能となり、さらに放射ノイ
ズレベルを抑えることが可能となる。
【0011】次に、第二の実施の形態について説明す
る。図3はその平面図、図4は側面図である。図3、図
4において、符号8は接続装置の折り曲げ部ピンを示
す。折り曲げ部ピン8は舌状に形成され、可撓性の導電
性材料からなり接続装置3と一体的に作られている。図
4において、筺体シャシ1側のネジ受け部2に接続装置
3を載せ、プリント配線板5の裏面の接地部と接続装置
3は、接続装置3に形成された舌状の折り曲げ部ピン8
が接続するように折り曲げ部ピン8を折り曲げる、そし
てその上にプリント配線板5を載せネジ7によりネジ止
めを行う。
【0012】プリント配線板5の接地部分へ接続されな
い接続装置の折り曲げ部ピン8は、折り曲げずに筺体シ
ャシ1に接続するようにしておく。このことにより、本
発明の接続装置3がバネ状になっており、さらに折り曲
げ部ピンにより接地面積が増えることによりプリント配
線板5の接地部と筺体シャシが強く接続されることによ
り、放射ノイズレベルを抑えることができる。
【0013】また、接続装置の折り曲げ部ピン8を適宜
折り曲げてプリント配線板5と筺体シャシ1と接続する
ことにより、プリント配線板5と筺体シャシ1の距離間
隔が接続装置3の折り曲げ部8により不均等に設定され
るために、プリント配線板5から発生する定在波のピー
クレベルを抑えることができる。
【0014】一般にプリント配線板の接地部分を筺体シ
ャシに電気的に接続した場合、その接続間隔に応じて定
在波が発生する。
【0015】例えば、2点の接続間隔をLとした場合
に、L=n・(λ/2)ここでn=1、2、3、・・の
条件が成り立つ波長λの定在波が発生し、この波長に相
当する周波数の放射ノイズが強くなる。
【0016】従って、接続間隔を等間隔とすると定在波
の影響が重畳されて放射ノイズが強くなる可能性がある
が、この間隔をわざと不揃いにすることで定在波の影響
を小さくすることができる。
【0017】そして、この接続装置3の接続を上下を逆
にして、プリント配線板5の上部に設置してもよく、ま
た、プリント配線板の上下に設置してもよい。
【0018】第三の実施の形態について述べる。図5は
平面図、図6は側面図である。図5、図6において、符
号9は接続装置ピン、10は絶縁シートである。図5に
おいて、筺体シャシ1の筺体シャシ側のネジ受け部2に
接続装置3を載せ、プリント配線板の裏面の接地部と接
続装置3が接続するように接続装置ピン9上の絶縁シー
ト10を剥がして、その上にプリント配線板5を載せネ
ジ7によりネジ止めを行う。接続装置ピン9は、第二の
実施の形態の折り曲げ部ピン8に相当するもので、その
プリント配線板5に接触する面に絶縁シート10が貼付
されている。
【0019】プリント配線板5の接地部分へ接続装置ピ
ン9を接続させたくない場合は絶縁シート10はそのま
まにしておく。このことにより、接続装置3がバネ状に
なっていることと接地面積が増えることによりプリント
配線板5の接地部分と筺体シャシ1が強く接続されるこ
とにより、放射ノイズレベルを抑えることができ、さら
に、プリント配線板5と筺体シャシ1間では、接続装置
3の接続装置ピン9により距離間隔が不均等に設定でき
るため、プリント配線板5から発生する定在波のピーク
レベルを抑えることができる。そして、この接続装置の
上下を反転させて、接続装置をプリント配線板の上部に
設置してもよく、プリント配線板の上下に設置してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント配線板の接地効果を高めることやプリント配線
板の接地間隔の距離を不均等に配置することにより、放
射ノイズの低減ができ、そして容易に接地の変更が行え
るため、プリント配線板や筺体シャシやキャビネットの
設計変更を行わずに済みコストダウンにつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント配線板の接続装置の第一の実
施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の接続装置の側面図。
【図3】本発明の接続装置の第二の実施の形態を示す平
面図。
【図4】図3の接続装置の側面図。
【図5】本発明の接続装置の第三の実施の形態を示す平
面図。
【図6】図5の接続装置の側面図。
【符号の説明】
1 筺体シャシ 2 ネジ受け部 3 接続装置 4 ネジ穴 5 プリント配線板 6 チップ部品 7 ネジ 8 折り曲げ部ピン 9 接続装置ピン 10 絶縁シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電部材からなる筺体シャシと電子部品
    が実装されるプリント配線板との間に配置さえれて、前
    記プリント配線板の接地部分を前記筺体シャシに接続す
    るための接続装置であって、前記接続装置が、バネ状の
    導電部材からなり、かつ、この電導部材と一体的に形成
    された、プリント配線板への接続部と筺体シャシへの接
    続部とを有することを特徴とするプリント配線板の接続
    装置。
  2. 【請求項2】 導電部材からなる筺体シャシと電子部品
    が実装されるプリント配線板との間に配置されて、前記
    プリント配線板の接地部分を前記筺体シャシに接続する
    ための接続装置であって、前記接続装置が、弾性変形可
    能な少なくとも1個の舌状片を有し、前記舌状片がプリ
    ント配線板の接地部分と筺体シャシとへ選択的に接続可
    能であることを特徴とするプリント配線板の接続装置。
  3. 【請求項3】 舌状片が折り曲げられることによりプリ
    ント配線板と筺体シャシへ選択的に接続可能な請求項2
    記載の接続装置。
  4. 【請求項4】 舌状片の、プリント配線板へ接続される
    面の上に剥離可能な絶縁シートが設けられている請求項
    2または3記載の接続装置。
JP10263463A 1998-09-17 1998-09-17 プリント配線板接続装置 Pending JP2000101266A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100686803B1 (ko) * 2005-02-02 2007-02-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
KR101228311B1 (ko) * 2006-09-22 2013-01-31 삼성전자주식회사 회로기판의 접지구조

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KR100686803B1 (ko) * 2005-02-02 2007-02-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
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