JP2000101214A - プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法 - Google Patents
プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法Info
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- JP2000101214A JP2000101214A JP10270411A JP27041198A JP2000101214A JP 2000101214 A JP2000101214 A JP 2000101214A JP 10270411 A JP10270411 A JP 10270411A JP 27041198 A JP27041198 A JP 27041198A JP 2000101214 A JP2000101214 A JP 2000101214A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電部材間の絶縁劣化箇所を正確に短時間で
特定できるプリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定
方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係るプリント配線基板の絶縁劣
化箇所特定方法は、複数のスルーホール6a〜6n,9
a〜9nを備えたプリント配線基板20の絶縁劣化箇所
を特定する方法である。この方法は、上記スルーホール
を2組に分け、一方の組のAスルーホール6a〜6nと
他方の組のBスルーホール9a〜9nとの間に規定の電
圧を印加して該2組の間の絶縁抵抗を測定することによ
り絶縁劣化箇所を特定するものである。
特定できるプリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定
方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係るプリント配線基板の絶縁劣
化箇所特定方法は、複数のスルーホール6a〜6n,9
a〜9nを備えたプリント配線基板20の絶縁劣化箇所
を特定する方法である。この方法は、上記スルーホール
を2組に分け、一方の組のAスルーホール6a〜6nと
他方の組のBスルーホール9a〜9nとの間に規定の電
圧を印加して該2組の間の絶縁抵抗を測定することによ
り絶縁劣化箇所を特定するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スルーホール部の
絶縁抵抗を測定する手段を有するプリント配線基板及び
その絶縁劣化箇所特定方法に関する。特には、導電部材
間の絶縁劣化箇所を正確に短時間で特定できるプリント
配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法に関する。
絶縁抵抗を測定する手段を有するプリント配線基板及び
その絶縁劣化箇所特定方法に関する。特には、導電部材
間の絶縁劣化箇所を正確に短時間で特定できるプリント
配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のプリント配線基板は、機器の軽薄
短小化の要求に伴い、該配線基板におけるパターンの微
細化、スルーホール径の小径化、多層化が求められてい
る。これらの要求に答えるためには、プリント配線基板
のパターン間、スルーホール間、層間等の絶縁性の信頼
性が重要になる。特に多層基板の高温、高湿、通電中の
マイグレーションによるスルーホール部の絶縁劣化が大
きな問題になっており、その原因の解明と対策が求めら
れている。
短小化の要求に伴い、該配線基板におけるパターンの微
細化、スルーホール径の小径化、多層化が求められてい
る。これらの要求に答えるためには、プリント配線基板
のパターン間、スルーホール間、層間等の絶縁性の信頼
性が重要になる。特に多層基板の高温、高湿、通電中の
マイグレーションによるスルーホール部の絶縁劣化が大
きな問題になっており、その原因の解明と対策が求めら
れている。
【0003】従来のプリント配線基板(多層基板)にお
いて絶縁劣化の原因を解明する方法としては、基板の絶
縁層を研磨して各層各々のスルーホール部を顕微鏡で観
察することにより絶縁劣化箇所を探す方法を採ってい
る。
いて絶縁劣化の原因を解明する方法としては、基板の絶
縁層を研磨して各層各々のスルーホール部を顕微鏡で観
察することにより絶縁劣化箇所を探す方法を採ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法で
は、顕微鏡を用いた目視による絶縁層の観察であるた
め、確実に絶縁劣化箇所を探し出すことが困難である。
また、絶縁層を研磨している時、絶縁劣化箇所を研磨し
てしまうこともある。また、多数存在するスルーホール
の全部を観察しなければならない場合は、絶縁劣化箇所
を探すのに非常に時間がかかる。
は、顕微鏡を用いた目視による絶縁層の観察であるた
め、確実に絶縁劣化箇所を探し出すことが困難である。
また、絶縁層を研磨している時、絶縁劣化箇所を研磨し
てしまうこともある。また、多数存在するスルーホール
の全部を観察しなければならない場合は、絶縁劣化箇所
を探すのに非常に時間がかかる。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、導電部材間の絶縁劣化箇
所を正確に短時間で特定できるプリント配線基板及びそ
の絶縁劣化箇所特定方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、導電部材間の絶縁劣化箇
所を正確に短時間で特定できるプリント配線基板及びそ
の絶縁劣化箇所特定方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るプリント配線基板は、複数の導電部材
を備えたプリント配線基板であって、該導電部材間に電
圧を印加して該導電部材間の絶縁抵抗を測定するための
チェックランドを具備することを特徴とする。また、上
記導電部材がスルーホール又はクリアランスホールであ
っても良い。
め、本発明に係るプリント配線基板は、複数の導電部材
を備えたプリント配線基板であって、該導電部材間に電
圧を印加して該導電部材間の絶縁抵抗を測定するための
チェックランドを具備することを特徴とする。また、上
記導電部材がスルーホール又はクリアランスホールであ
っても良い。
【0007】本発明に係るプリント配線基板の絶縁劣化
箇所特定方法は、複数の導電部材を備えたプリント配線
基板の絶縁劣化箇所を特定する方法であって、上記導電
部材を2組に分け、一方の組の導電部材と他方の組の導
電部材との間に電圧を印加して該2組の間の絶縁抵抗を
測定することにより絶縁劣化箇所を特定することを特徴
とする。
箇所特定方法は、複数の導電部材を備えたプリント配線
基板の絶縁劣化箇所を特定する方法であって、上記導電
部材を2組に分け、一方の組の導電部材と他方の組の導
電部材との間に電圧を印加して該2組の間の絶縁抵抗を
測定することにより絶縁劣化箇所を特定することを特徴
とする。
【0008】上記プリント配線基板の絶縁劣化箇所特定
方法では、導電部材を2組に分け、一方の組の導電部材
と他方の組の導電部材との間に電圧を印加して該2組の
間の絶縁抵抗を測定する。この際、絶縁劣化箇所がある
場合は、絶縁劣化箇所がない場合に比べて絶縁抵抗値が
低いものとなる。このため、この測定結果から絶縁劣化
箇所の有無を判断できる。従って、導電部材間の絶縁劣
化箇所を正確に短時間で特定することができる。
方法では、導電部材を2組に分け、一方の組の導電部材
と他方の組の導電部材との間に電圧を印加して該2組の
間の絶縁抵抗を測定する。この際、絶縁劣化箇所がある
場合は、絶縁劣化箇所がない場合に比べて絶縁抵抗値が
低いものとなる。このため、この測定結果から絶縁劣化
箇所の有無を判断できる。従って、導電部材間の絶縁劣
化箇所を正確に短時間で特定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態について説明する。図1(a)は、本発明の
実施の形態によるプリント配線基板の一部を模式的に示
す平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す1b
−1b線に沿った断面図である。このプリント配線基板
は、スルーホール間の絶縁抵抗を測定するテスト基板を
示すものである。
実施の形態について説明する。図1(a)は、本発明の
実施の形態によるプリント配線基板の一部を模式的に示
す平面図であり、図1(b)は、図1(a)に示す1b
−1b線に沿った断面図である。このプリント配線基板
は、スルーホール間の絶縁抵抗を測定するテスト基板を
示すものである。
【0010】図1(a)に示すように、このプリント配
線基板20は複数のAスルーホール6a〜6n及びBス
ルーホール9a〜9nを有し、AスルーホールとBスル
ーホールが交互に2列に配置されている。該配線基板2
0には表裏導通用スルーホール3が形成されている。ま
た、該配線基板20の表面には複数の表面チェックラン
ド8a〜8nが配置されている。表面チェックランド8
a〜8nそれぞれは、配線基板20表面に形成された配
線パターン2を介して各Bスルーホール9a〜9nに接
続されている。
線基板20は複数のAスルーホール6a〜6n及びBス
ルーホール9a〜9nを有し、AスルーホールとBスル
ーホールが交互に2列に配置されている。該配線基板2
0には表裏導通用スルーホール3が形成されている。ま
た、該配線基板20の表面には複数の表面チェックラン
ド8a〜8nが配置されている。表面チェックランド8
a〜8nそれぞれは、配線基板20表面に形成された配
線パターン2を介して各Bスルーホール9a〜9nに接
続されている。
【0011】また、プリント配線基板20の表面にはA
電圧印加用端子1及びB電圧印加用端子7が配置されて
いる。A電圧印加用端子1は表面配線パターン2を介し
て表裏導通用スルーホール3に接続されている。B電圧
印加用端子7は表面配線パターン2を介して表面チェッ
クランド8g,8nに接続されている。
電圧印加用端子1及びB電圧印加用端子7が配置されて
いる。A電圧印加用端子1は表面配線パターン2を介し
て表裏導通用スルーホール3に接続されている。B電圧
印加用端子7は表面配線パターン2を介して表面チェッ
クランド8g,8nに接続されている。
【0012】また、プリント配線基板20の裏面には複
数の裏面チェックランド5a〜5nが配置されている。
裏面チェックランド5a〜5nそれぞれは、配線基板2
0裏面に形成された配線パターン4を介して各Aスルー
ホール6a〜6nに接続されている。また、裏面チェッ
クランド5a,5hは裏面配線パターン4を介して表裏
導通用スルーホール3に接続されている。
数の裏面チェックランド5a〜5nが配置されている。
裏面チェックランド5a〜5nそれぞれは、配線基板2
0裏面に形成された配線パターン4を介して各Aスルー
ホール6a〜6nに接続されている。また、裏面チェッ
クランド5a,5hは裏面配線パターン4を介して表裏
導通用スルーホール3に接続されている。
【0013】すなわち、A電圧印加用端子1は表面配線
パターン2を介して表裏導通用スルーホール3と接続さ
れ、プリント配線基板20の裏面にて表裏導通用スルー
ホール3は裏面配線パターン4を介して裏面チェックラ
ンド5a,5hに接続されている。裏面チェックランド
5a〜5nは裏面配線パターン4により互いに接続され
ている。各裏面チェックランド5a〜5nは、裏面配線
パターン4を介して各Aスルーホール6a〜6nに接続
されている。これにより、全てのAスルーホール6a〜
6nと全ての裏面チェックランド5a〜5nとA電圧印
加用端子1とが接続されたことになる。
パターン2を介して表裏導通用スルーホール3と接続さ
れ、プリント配線基板20の裏面にて表裏導通用スルー
ホール3は裏面配線パターン4を介して裏面チェックラ
ンド5a,5hに接続されている。裏面チェックランド
5a〜5nは裏面配線パターン4により互いに接続され
ている。各裏面チェックランド5a〜5nは、裏面配線
パターン4を介して各Aスルーホール6a〜6nに接続
されている。これにより、全てのAスルーホール6a〜
6nと全ての裏面チェックランド5a〜5nとA電圧印
加用端子1とが接続されたことになる。
【0014】B電圧印加用端子7は表面配線パターン2
を介して表面チェックランド8g,8nと接続され、表
面チェックランド8a〜8nは表面配線パターン2によ
り互いに接続されている。各表面チェックランド8a〜
8nは、表面配線パターン2を介して各Bスルーホール
9a〜9nに接続されている。これにより、全てのBス
ルーホール9a〜9nと全ての表面チェックランド8a
〜8nとB電圧印加用端子7とが接続されたことにな
る。
を介して表面チェックランド8g,8nと接続され、表
面チェックランド8a〜8nは表面配線パターン2によ
り互いに接続されている。各表面チェックランド8a〜
8nは、表面配線パターン2を介して各Bスルーホール
9a〜9nに接続されている。これにより、全てのBス
ルーホール9a〜9nと全ての表面チェックランド8a
〜8nとB電圧印加用端子7とが接続されたことにな
る。
【0015】尚、上記表面配線パターン2又は裏面配線
パターン4は、導電性材料を用いることが可能であり、
例えばリード線をはんだ付けしたものを用いることも可
能である。
パターン4は、導電性材料を用いることが可能であり、
例えばリード線をはんだ付けしたものを用いることも可
能である。
【0016】次に、図1に示すプリント配線基板のスル
ーホール間の絶縁抵抗を測定することによりスルーホー
ル間の絶縁劣化箇所を特定する方法について図2及び図
3を参照しつつ説明する。図2は、AスルーホールとB
スルーホールとの間に規定の電圧を印加する方法を説明
するためのプリント配線基板の平面図である。図3は、
スルーホール間の絶縁箇所を特定する方法を説明するた
めのプリント配線基板の平面図である。
ーホール間の絶縁抵抗を測定することによりスルーホー
ル間の絶縁劣化箇所を特定する方法について図2及び図
3を参照しつつ説明する。図2は、AスルーホールとB
スルーホールとの間に規定の電圧を印加する方法を説明
するためのプリント配線基板の平面図である。図3は、
スルーホール間の絶縁箇所を特定する方法を説明するた
めのプリント配線基板の平面図である。
【0017】まず、図2に示すように、A電圧印加用端
子1にA電極10を接続する。このA電極10は、電圧
を印加して絶縁抵抗を測定するための電極である。次
に、B電圧印加用端子7にB電極11を接続する。この
B電極11は、電圧を印加して絶縁抵抗を測定するため
の電極である。その後、A電極10とB電極11の間に
規定の電圧12を印加する。これにより、A電圧印加用
端子1に接続されているAスルーホール6a〜6nとB
電圧印加用端子7に接続されているBスルーホール9a
〜9nとの間に規定の電圧が印加され、絶縁抵抗を測定
する。この測定結果から、スルーホール間の絶縁層に絶
縁劣化等の異常があるか否かが分かる。異常があると判
明した場合は、後述するスルーホール間の絶縁劣化箇所
の特定を行う。尚、印加する電圧12のプラス極又はマ
イナス極は、A電極10又はB電極11のどちらにつな
いでも良い。
子1にA電極10を接続する。このA電極10は、電圧
を印加して絶縁抵抗を測定するための電極である。次
に、B電圧印加用端子7にB電極11を接続する。この
B電極11は、電圧を印加して絶縁抵抗を測定するため
の電極である。その後、A電極10とB電極11の間に
規定の電圧12を印加する。これにより、A電圧印加用
端子1に接続されているAスルーホール6a〜6nとB
電圧印加用端子7に接続されているBスルーホール9a
〜9nとの間に規定の電圧が印加され、絶縁抵抗を測定
する。この測定結果から、スルーホール間の絶縁層に絶
縁劣化等の異常があるか否かが分かる。異常があると判
明した場合は、後述するスルーホール間の絶縁劣化箇所
の特定を行う。尚、印加する電圧12のプラス極又はマ
イナス極は、A電極10又はB電極11のどちらにつな
いでも良い。
【0018】次に、スルーホール間の絶縁劣化箇所を特
定する方法について説明する。図3に示すように、プリ
ント配線基板20の互いに隣接する表面チェックランド
8a〜8nを接続している表面配線パターン2全てを断
線させる。その後、B電極11を表面チェックランド8
hに接続し、A電極10とB電極11との間に規定の電
圧12を印加する。これにより、A電圧印加用端子1に
接続されているAスルーホール6a〜6nと表面チェッ
クランド8hに接続されているBスルーホール9hとの
間に規定の電圧が印加され、絶縁抵抗を測定する。この
測定結果からスルーホール間の絶縁層に絶縁劣化等の異
常があるか否かが分かる。つまり、絶縁劣化がある場合
は、絶縁抵抗値が低いものとなるので、これによりBス
ルーホール9hが絶縁劣化箇所として特定できる。この
ような測定を全ての表面チェックランド8a〜8nにつ
いて行うことにより、Bスルーホール9a〜9nのうち
絶縁劣化している部分を正確に短時間で特定することが
できる。
定する方法について説明する。図3に示すように、プリ
ント配線基板20の互いに隣接する表面チェックランド
8a〜8nを接続している表面配線パターン2全てを断
線させる。その後、B電極11を表面チェックランド8
hに接続し、A電極10とB電極11との間に規定の電
圧12を印加する。これにより、A電圧印加用端子1に
接続されているAスルーホール6a〜6nと表面チェッ
クランド8hに接続されているBスルーホール9hとの
間に規定の電圧が印加され、絶縁抵抗を測定する。この
測定結果からスルーホール間の絶縁層に絶縁劣化等の異
常があるか否かが分かる。つまり、絶縁劣化がある場合
は、絶縁抵抗値が低いものとなるので、これによりBス
ルーホール9hが絶縁劣化箇所として特定できる。この
ような測定を全ての表面チェックランド8a〜8nにつ
いて行うことにより、Bスルーホール9a〜9nのうち
絶縁劣化している部分を正確に短時間で特定することが
できる。
【0019】尚、本実施の形態では、スルーホール間の
絶縁劣化箇所を特定する絶縁抵抗測定を全ての表面チェ
ックランド8a〜8nについて行っているが、同様の方
法で裏面チェックランド5a〜5nについて行うことも
可能である。
絶縁劣化箇所を特定する絶縁抵抗測定を全ての表面チェ
ックランド8a〜8nについて行っているが、同様の方
法で裏面チェックランド5a〜5nについて行うことも
可能である。
【0020】また、スルーホール間の絶縁劣化箇所を特
定しているが、同様の方法を用いれば、スルーホールと
他の部分との絶縁劣化箇所を特定することも可能であ
り、例えばスルーホールとクリアランスホールとの絶縁
劣化箇所を特定することも可能である。
定しているが、同様の方法を用いれば、スルーホールと
他の部分との絶縁劣化箇所を特定することも可能であ
り、例えばスルーホールとクリアランスホールとの絶縁
劣化箇所を特定することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
電部材間に電圧を印加して該導電部材間の絶縁抵抗を測
定するためのチェックランドを具備する。したがって、
導電部材間の絶縁劣化箇所を正確に短時間で特定できる
プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法を提供
することができる。
電部材間に電圧を印加して該導電部材間の絶縁抵抗を測
定するためのチェックランドを具備する。したがって、
導電部材間の絶縁劣化箇所を正確に短時間で特定できる
プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法を提供
することができる。
【図1】図1(a)は、本発明の実施の形態によるプリ
ント配線基板の一部を模式的に示す平面図であり、図1
(b)は、図1(a)に示す1b−1b線に沿った断面
図である。
ント配線基板の一部を模式的に示す平面図であり、図1
(b)は、図1(a)に示す1b−1b線に沿った断面
図である。
【図2】AスルーホールとBスルーホールとの間に規定
の電圧を印加する方法を説明するためのプリント配線基
板の平面図である。
の電圧を印加する方法を説明するためのプリント配線基
板の平面図である。
【図3】スルーホール間の絶縁箇所を特定する方法を説
明するためのプリント配線基板の平面図である。
明するためのプリント配線基板の平面図である。
1…A電圧印加用端子、2…表面配線パターン、3…表
裏導通用スルーホール、4…裏面配線パターン、5a〜
5n…裏面チェックランド、6a〜6n…Aスルーホー
ル、7…B電圧印加用端子、8a〜8n…表面チェック
ランド、9a〜9n…Bスルーホール、10…A電極、
11…B電極、12…電圧、20…プリント配線基板。
裏導通用スルーホール、4…裏面配線パターン、5a〜
5n…裏面チェックランド、6a〜6n…Aスルーホー
ル、7…B電圧印加用端子、8a〜8n…表面チェック
ランド、9a〜9n…Bスルーホール、10…A電極、
11…B電極、12…電圧、20…プリント配線基板。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の導電部材を備えたプリント配線基
板であって、 該導電部材間に電圧を印加して該導電部材間の絶縁抵抗
を測定するためのチェックランドを具備することを特徴
とするプリント配線基板。 - 【請求項2】 上記導電部材がスルーホール又はクリア
ランスホールであることを特徴とする請求項1記載のプ
リント配線基板。 - 【請求項3】 複数の導電部材を備えたプリント配線基
板の絶縁劣化箇所を特定する方法であって、 上記導電部材を2組に分け、一方の組の導電部材と他方
の組の導電部材との間に電圧を印加して該2組の間の絶
縁抵抗を測定することにより絶縁劣化箇所を特定するこ
とを特徴とするプリント配線基板の絶縁劣化箇所特定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270411A JP2000101214A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10270411A JP2000101214A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000101214A true JP2000101214A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17485897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10270411A Pending JP2000101214A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | プリント配線基板及びその絶縁劣化箇所特定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000101214A (ja) |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10270411A patent/JP2000101214A/ja active Pending
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