JP2000100799A - 半導体素子の金属配線形成方法及びそのシステム - Google Patents

半導体素子の金属配線形成方法及びそのシステム

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JP2000100799A
JP2000100799A JP11268612A JP26861299A JP2000100799A JP 2000100799 A JP2000100799 A JP 2000100799A JP 11268612 A JP11268612 A JP 11268612A JP 26861299 A JP26861299 A JP 26861299A JP 2000100799 A JP2000100799 A JP 2000100799A
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metal wiring
chamber
load lock
transfer module
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Baik-Soon Choi
百洵 崔
Zaisei Ri
在生 李
Eun-Hee Shin
銀姫 辛
Sung-Bum Cho
聖範 趙
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    • H01L21/76838Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the conductors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はアルミニウム配線ラインで発生され
る腐食不良を抑制することができる半導体素子の金属配
線形成工程及びシステムに関するものである。 【解決手段】 フォトレジストパターンが金属配線物質
層上に形成されている半導体ウェーハをエッチングチャ
ンバー76a、76b内にローディングする段階と、エ
ッチングチャンバー76a、76b内の雰囲気を安定化
させる段階と、エッチングチャンバー76a、76b内
にクロリンを含有したエッチングガスを供給してフォト
レジストパターンをエッチングマスクとして金属配線物
質層をエッチング終末点まで主エッチングする段階と、
エッチング終末点を過ぎてから所定の期間、過エッチン
グして金属配線パターンを形成する段階と、過エッチン
グ段階の後、エッチングチャンバー内をパージする段階
と、エッチング工程が遂行されたウェーハをエッチング
チャンバーからアンローディングする段階を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子の金属配
線形成方法及びこれを実現するためのシステムに関する
もので、より詳しくはアルミニウム配線ラインから発生
する腐食不良を抑制することができる半導体素子の金属
配線形成方法及びこれを実現するためのシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子の製造における金属配線工程
は、半導体基板上に形成された多数の素子を電気的に連
結するためのもので、半導体基板上の特定層上に金属配
線物質層を蒸着させて、金属配線物質層上にフォトレジ
ストをコーティングした後、フォトレジストを好む金属
配線を考慮してすでに設計された特定のパターンによっ
て露光及び現像することでフォトレジストパターンを形
成し、フォトレジストパターンをエッチングマスクにし
て金属配線物質層をエッチングした後、フォトレジスト
パターンを除去することで好ましい最終の金属配線パタ
ーンを形成するものである。図1は金属配線を形成する
ための金属配線物質層をエッチングし、前記フォトレジ
ストパターンを除去する一連の工程が遂行される従来の
マルチチャンバー型乾式エッチングシステムを概略的に
示した図面で、AMT(Applied Materi
als Technology)社の製品(モデル名;C
entura)である。
【0003】図1を参照すると、中央部にはウェーハ移
送用ロボット14が配置され、ポンプ(図示しない)に
よって一定の真空度に維持されるトランスファーモジュ
ール(transfer module)12が形成さ
れ、トランスファーモジュール12を囲んで複数個のチ
ャンバーがそれぞれスリットバルブ19を通じて連結さ
れている。工程遂行のためにウェーハが待機し工程が遂
行されたウェーハが待機するロードロックチャンバー1
0a,10b、工程遂行のためのウェーハのフラットゾ
ーンを整列するためのフラットゾーンアライナー20、
金属配線のためのエッチング工程が遂行されるエッチン
グチャンバー16a,16b、エッチング工程が遂行さ
れた後に残留するフォトレジストパターンをストリップ
(strip)し、パッシベーション(passiva
tion)するアシング(ashing)チャンバー1
8a,18b、及び冷却チャンバー22がトランスファ
ーモジュール12を囲んで配置されている。各チャンバ
ーには必要によって各種ユーティリティー(utili
ty)ラインが連結されている。
【0004】図2は、図1で金属配線のためのエッチン
グ工程が遂行されるエッチングチャンバー16a、16
bに対応するエッチングチャンバー構造を示す図面で、
MERIE(Magnetron Enhanced R
eactive Ion Etch)方式の乾式エッチン
グチャンバーを示している。この方式は、低圧の反応性
イオンエッチングのためのプラズマを形成するために高
周波電源(RF Power)を使用する外にもチャン
バー内部30の側壁に沿ってマグネチックコイル38を
追加に使用する方式である。
【0005】このようにチャンバー内部30の側壁に沿
ってマグネチックコイル38を使用することは、チャン
バー内部30内のウェーハ42上に供給される工程ガス
に対して高周波電源の印加によるチャンバー内部30に
形成される電場に発生するプラズマに対して磁場を形成
させることでチャンバー内部30の側壁からイオンを除
去してこれらをチャンバー内部30中央に形成されてい
るプラズマに送るので反応性イオンの密度が増加され
る。従って、高密度のプラズマを形成させることができ
るし、これらプラズマ状態をより長く維持させることが
できるので高いエッチング速度(etch rate)
を得ることができるという長所がある。
【0006】図2を参照してより詳しく説明すると、チ
ャンバー内部30の中央にはウェーハ42を安着する静
電チャック(Electrostatic Chuc
k)46がキャソード48上に設置され、ウェーハ42
の下部にはプラズマ集中のためのフォーカスリング44
が形成されている。
【0007】キャソード48とフォーカスリング44に
は高周波電源がそれぞれ与えられ、チャンバー内部30
の上側にはチャンバーライナー32が形成され、その中
央部にはウェーハ42の上側にエッチングガスを供給す
るためのガス分散板34がガス供給管36を通じて連結
されている。
【0008】チャンバー内部30の側壁にはエッチング
終末点を測定するためのディテクタ40が形成されてい
るし、チャンバー内部30の底にはチャンバー内部30
を好む真空度に維持するためのターボ分子ポンプ50に
連結された排気口が形成されている。
【0009】図2のエッチングチャンバー内では、半導
体基板上の特定絶縁膜上に金属配線物質層が形成されて
おり、その上側に所望の金属配線パターンを形成するた
めのフォトレジストパターンが形成されているウェーハ
がチャンバー内部30の静電チャック46上に安着され
た後、エッチングガスを供給しながらエッチング工程が
遂行され、特に金属配線の材料として主に使用されるア
ルミニウムに対してエッチングガスとしてはCl2ガス
とBCl3ガスが主に使用される。
【0010】しかし、前記のようにクロリン(Chlo
rine)を含むエッチングガスを使用してアルミニウ
ム配線工程を遂行する場合、アルミニウムを腐食させる
ガスが金属配線ライン内に腐食(corrosion)
不良を誘発するようになるという問題点があった。
【0011】図3は、従来のアルミニウム配線ラインに
発生した腐食不良を図式化した平面図である。図3は、
半導体基板上の特定絶縁膜60上に金属配線ライン62
が形成され、アルミニウムの金属配線ライン62の一部
が腐食されて腐食部分69が発生したことを表す。この
ような腐食部分69は拡張されて、金属配線ライン62
が切断されて半導体素子間の電気的連結不良になって収
率低下の要因となる。
【0012】このようなアルミニウム配線の腐食不良
は、フォトレジスト及びチャンバー内部の側壁に形成さ
れたコーティング内のクロリン成分またはエッチング副
産物であるAlCl3が水蒸気と反応してHClを形成
することから発生すると知られている。しかし、このよ
うなアルミニウム配線の腐食不良に対して様々な評価が
行われているが、今まで正確な原因の糾明と改善が行わ
れていない実情である。
【0013】特に、アメリカ合衆国特許第5,545,
289号にはこのような腐食不良を改善するために金属
配線物質層に対してエッチング工程を遂行した後、残留
するフォトレジストパターンを除去するためのアシング
ステップでパッシベーション工程とストリップ工程を反
復遂行する方法が開示されているが、根本的な改善が行
われないという問題点があった。従って、半導体素子の
収率及び信頼性を低下させるアルミニウム配線の腐食不
良を減少させるためのシステム的改善及び工程的改善が
要求されることに至った。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、金属
配線で発生する腐食不良を抑制するために、金属配線の
ためのエッチング工程が進行されるエッチングチャンバ
ー内で腐食不良の誘発要因が抑制される半導体素子の金
属配線形成方法を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は金属配線で発生される
腐食不良を抑制するために、金属配線のためのエッチン
グ工程の前後ウェーハが移送または待機するトランスフ
ァーモジュール及びロードロックチャンバーで腐食不良
の誘発要因が抑制される半導体素子の金属配線形成方法
を提供することにある。本発明のまた他の目的は金属配
線で発生される腐食不良の誘発要因を抑制させる半導体
素子の金属配線形成システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明の半導体素子の金属配線形成方法は、特
定形態のフォトレジストパターンが、エッチングしよう
とする金属配線物質層上に形成されている半導体ウェー
ハをエッチングチャンバー内にローディングする段階
と、エッチングチャンバー内の雰囲気を安定化させる段
階と、エッチングチャンバー内にクロリン(Chlor
ine)を含有したエッチングガスを供給してフォトレ
ジストパターンをエッチングマスクにして金属配線物質
層をエッチング終末点まで主エッチングする段階と、エ
ッチング終末点を過ぎてから所定の期間中、過エッチン
グして金属配線パターンを形成する段階と、前記過エッ
チング段階の後、前記エッチングチャンバー内をパージ
する段階と、エッチング工程が遂行されたウェーハをエ
ッチングチャンバーからアンローディングする段階を含
む。
【0017】エッチングしようとする金属配線物質層は
アルミニウムを含み、エッチングガスとしてはBCl3
及びCl2を使用することができ、エッチングチャンバ
ー内にPN2(Purified Nitrogen)ガ
スを供給しながらエッチングチャンバーをパージするよ
うになる。
【0018】本発明の他の目的を達成するために、本発
明による他の形態の半導体素子の金属配線形成方法は、
特定形態のフォトレジストパターンが、エッチングしよ
うとする金属配線物質層に形成されている半導体ウェー
ハをロードロックチャンバー内に投入する段階と、ロー
ドロックチャンバーが所定の真空度を維持するようにポ
ンピング及びパージする段階と、ロードロックチャンバ
ー内にあるウェーハを所定の真空度が維持され、パージ
されるトランスファーモジュールを経由してエッチング
チャンバー内に移送する段階と、フォトレジストパター
ンをエッチングマスクとし、クロリン(Chlorin
e)を含有するエッチングガスを供給して金属配線物質
層をエッチングして金属配線を形成する段階と、エッチ
ング段階の後、エッチングチャンバー内をパージする段
階と、エッチング工程が遂行されたウェーハをエッチン
グチャンバーから所定の真空度が維持されるトランスフ
ァーモジュールを経由してアシングチャンバーに移送す
る段階と、アシングチャンバー内で前記金属配線に対し
てアシング工程を遂行する段階及び、アシング工程が完
了されたウェーハをアンローディングして所定の真空度
が維持されるトランスファーモジュールを経由してパー
ジが行われているロードロックチャンバーに移送する段
階を含む。
【0019】ロードロックチャンバー及びトランスファ
ーモジュール内の圧力は、エッチングチャンバー及びア
シングチャンバー内の残留ガスがロードロックチャンバ
ー及びトランスファーモジュール内に逆流することを防
止するように前記エッチングチャンバー及びアシングチ
ャンバー内の圧力より高く維持されることが好ましい。
特にアルミニウム配線エッチング工程時、エッチングチ
ャンバー内の圧力は50乃至300mTorrであり、
ロードロックチャンバー及びトランスファーモジュール
内の圧力は少なくとも300mTorr以上、好ましく
は450mTorrに設定して遂行する。
【0020】このようなトランスファーモジュール内の
圧力は、ロードロックチャンバーにRGA−QMSを設
置した後、トランスファーモジュール内の圧力を変更し
ながらロードロックチャンバー内の不純物の挙動を評価
して最適化することができる。
【0021】一方、本発明のまた他の目的を達成するた
めに、本発明による半導体素子の金属配線形成システム
は、所定の真空下で継続的なパージが遂行され内部にウ
ェーハの移送用ロボットが設置されているトランスファ
ーモジュールと、トランスファーモジュールとスリット
バルブによって連結され、作業対象のウェーハが投入さ
れた後、所定の真空下で継続的なパージが遂行されるロ
ードロックチャンバーと、トランスファーモジュールス
リットバルブによって連結され、フォトレジストパター
ンをエッチングマスクとして金属配線のためのエッチン
グ工程が遂行されるエッチングチャンバーと、トランス
ファーモジュールとスリットバルブによって連結され、
フォトレジストパターンとエッチング副産物を除去する
ためのアシング工程が遂行されるアシングチャンバーと
を備えてなる。
【0022】トランスファーモジュールとロードロック
チャンバーは単一のパージ供給ラインを利用してパージ
が遂行され、前記ロードロックチャンバーにはロードロ
ックチャンバー内の残留ガスに含まれた不純物の挙動を
モニタリングすることができるようにRGA−QMS
(Residual Gas Analyzer−Qua
drupole Mass Spectrometer)
を設置することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を
添付した図面を参照に詳しく説明する。本発明の基本的
な意図は、金属配線で発生される腐食不良の誘発原因に
なる残留クロリンとHClの水準をエッチング工程が遂
行されるエッチングチャンバーの外にも工程が進行され
るウェーハの移送経路であるトランスファーモジュール
と、工程進行前あるいは工程進行後のウェーハが待機す
るロードロックチャンバーとで最大限抑制することがで
きるように設備を補強または改造することと、同時にエ
ッチングチャンバー内でのエッチング工程の工程レシピ
を最適化することである。
【0024】これを達成するために本発明者は、基本的
にトランスファーモジュールの圧力を最適化させて、ロ
ードロックチャンバーに継続的なパージを遂行するよう
にし、エッチングチャンバー内で金属配線に対するエッ
チング工程時、過エッチング(Overetch)の
後、エッチングチャンバー内をパージする段階を添加
し、これを実現することができるシステムを構成した。
【0025】まず、本発明のシステムに関して、図4に
本発明の一実施例による半導体素子の金属配線を形成す
るためのシステムを示す。図1に表れた従来の金属配線
形成システムと比較すると、ロードロックチャンバーに
対するパージシステムとロードロックチャンバーでの不
純物挙動評価システムを備えた点以外には基本的に類似
のシステムである。
【0026】図4を参照すると、中央部にはウェーハ移
送用ロボット74が配置され、機械式ポンプ(図示しな
い)によって一定な真空に維持されるトランスファーモ
ジュール(transfer module)72が形
成されている。前記トランスファーモジュール72を囲
んで、複数個のチャンバーがそれぞれスリットバルブ7
9を通じてマルチチャンバー形式に連結されている。
【0027】工程遂行のためにウェハーが待機し、工程
遂行が完了されたウェーハが待機するロードロックチャ
ンバー70a,70b、工程遂行のためのウェーハのフ
ラットゾーンを整列させるための一つのフラットゾーン
アライナー80、金属配線のためのエッチング工程がぞ
れぞれ同時にまたは一定の間隔をおいて遂行される二つ
のエッチングチャンバー76a,76b、エッチング工
程が遂行された後、残留するフォトレジストパターンを
別途にまたは同時にストリップし、パッシベーションす
る二つのアシング(ashing)チャンバー78a,
78b及び工程が遂行された後、ウェーハを一定の温度
まで冷却させるための一つの冷却チャンバー82がトラ
ンスファーモジュール72を囲んで配置されている。
【0028】各チャンバーには図示しなかったが、必要
によってガスライン、ポンピングライン、電気ライン、
冷却水ライン等の各種ユーティリティーラインが連結さ
れている。
【0029】一方、図1とは違って、本発明のシステム
ではロードロックチャンバー70aにサンプリングマニ
フォルド84を設置した後、RGA−QMS86を設置
してロードロックチャンバー70a内のガスをインライ
ンにサンプリングしてロードロックチャンバー70a内
の不純物の挙動を評価することができるように構成し
た。
【0030】サンプリングマニフォルド84はその内部
に特定の直径を有するオリピスを含むし、RGA−QM
S86の後端に設置された真空ポンプ88と共にロード
ロックチャンバー70aの内部の圧力との差圧を利用し
てロードロックチャンバー70aの内部のガスをインラ
インにサンプリングすることができるように構成されて
いる。
【0031】RGA−QMS86は常用化されている残
留分析器で、一定の真空に維持される工程チャンバーや
工程チューブ内で使用中であるか残留したガスをサンプ
リングした後、加速された電子(例えば、70eV)に
サンプリングされた気体分子を打ってイオン化させて、
四重極子質量分析器(QMS)を利用して直流と交流を
一定に維持しながら電圧の大きさによって特定な質量対
電荷比(m/z)を有するイオンのみを通るようにする
ことでサンプリングされたガスのスペクトルを得るもの
で、この際得られるイオンの組成でガス相(gas p
hase)のメカニズムを確認することができる装置で
ある。
【0032】また、ロードロックチャンバー70a,7
0bは従来のシステムと異なるように各パージガス供給
源92と連結され、ウェーハがカセットに収容されてロ
ードロックチャンバー70a,70bに収容された後、
パージガスによって継続的なパージが行われるように構
成されている。パージガス供給ラインにはパージガスの
流量を調節するための流量調節器90が設置されてい
る。
【0033】パージガス供給源92は、図4で見るよう
にトランスファーモジュール72に供給されるパージガ
ス供給源と同一であることを使用することもできるが、
必要によってトランスファーモジュール72とロードロ
ックチャンバー70a,70bにそれぞれ別個のパージ
ガス供給源を備えることもできる。一方、本発明の実施
例に使用されたエッチングチャンバー76a,76bは
基本的に図2のエッチングチャンバー16aのような構
成でなっている。
【0034】次に、図6及び図7は本発明によってトラ
ンスファーモジュール内の圧力を最適化するための段階
を示すもので、従来には一定な値に設定されていないト
ランスファーモジュール72内の圧力を金属配線の腐食
不良防止のために最適化するためのもので、図4で見ら
れるRGA−QMS86を利用してロードロックチャン
バー70a内の不純物挙動評価を遂行した。
【0035】図4のトランスファーモジュール72とロ
ードロックチャンバー70a,70bは図示しない一つ
の機械式真空ポンプによって一定な真空が維持されるよ
うに構成されている。
【0036】図6を参照すると、図4のロードロックチ
ャンバー70aにサンプリングマニフォルド84を設置
した後、RGA−QMS86を設置する(S12)。続
いて、トランスファーモジュール72とロードロックチ
ャンバー70aに連結された図示しない機械式真空ポン
プを稼動して真空を形成させる(S14)。続いて、ト
ランスファーモジュール72内の圧力を変更しながら前
記RGA−QMS86を利用してロードロックチャンバ
ー70a内の不純物挙動を評価する(S16)。
【0037】図10は、図6によって遂行されたトラン
スファーモジュール内の圧力を変更しながら遂行された
ロードロックチャンバー内のN2とH2Oの挙動に対する
RGA−QMSの測定結果グラフである。図11は図6
によって遂行されたトランスファーモジュール内の圧力
を変更しながら遂行されたロードロックチャンバー内の
2O、Cl、HClの挙動に対するRGA−QMSの
測定結果グラフである。
【0038】図10及び図11において、グラフの横軸
はRGA−QMSの測定周期を示すスキャン(Scan)の
数を示し、縦軸はサンプリングされたガスイオンの分圧
の大きさ(amplitude of partial
pressure)を示す。
【0039】図10及び図11で、0から100スキャ
ンまでは残留ガス分析器の基本値(backgroun
d value)を示すし、100スキャンから300
スキャンまではトランスファーモジュール72内にPN
2(Purified Nitrogen)を500sc
cm供給して圧力が550mTorrが維持される場合
を、300スキャンから515スキャンまではPN2
スを供給しなくトランスファーモジュール72内の圧力
が700mTorrになる場合を、515スキャンから
700スキャンまではPN2ガスを700sccm供給
してトランスファーモジュール72内の圧力が700m
Torrに維持される場合を、700スキャンから85
5スキャンまではPN2ガスを350sccm供給して
トランスファーモジュール72内の圧力が450mTo
rrに維持された場合を、855スキャン以後は測定が
完了された後の基本値をそれぞれ示す。
【0040】図10及び図11の結果グラフから調べる
時、トランスファーモジュール72の圧力をそれぞれ0
/450/550/700mTorrに設定してH
2+、Cl+、HClの挙動を比較して見ると、0mT
orrでは他の圧力条件に比べてH2+の変動の幅は少
ないがウェーハの移送を中断してロードロックチャンバ
ー72aとトランスファーモジュール72を遮断する場
合(約440スキャン付近)H2+が急激な増加を見せ
るし、550/700/450mTorrそれぞれの圧
力条件では不純物の水準は大きな変化なく一定な水準を
見せるがロードロックチャンバー72aとトランスファ
ーモジュール72を遮断した場合(約840スキャン付
近)H2+の変動幅が安定される。ロードロックチャン
バー72aの方への残留ガスの流れを考慮し、エッチン
グチャンバーの圧力(約350mTorr以下に維持)
を考慮すると、450mTorrの圧力条件が好ましい
結果を見せる。しかし、このようなトランスファーモジ
ュール72の圧力条件は必ずこのような数値に限定され
るものではなく、例えば、エッチングチャンバー内の圧
力条件等の工程条件を考慮して各工程条件ごとに最適化
することができる。
【0041】一方、トランスファーモジュール72内の
圧力を最適化するために、任意に設定されたそれぞれの
圧力条件でウェーハを25枚以上進行した後、ベアーウ
ェーハをフラットゾーンアライナー80に停滞させた
後、取り出して全反射蛍光分析器(Total X−r
ay Fluorescence:TXRF)と高性能
イオン分析器(High Performance Io
n Chromatography:HPIC)を利用
してウェーハ表面の金属汚染とイオン汚染などを分析す
ることで、RGA−QMS86による不純物挙動評価と
共にトランスファーモジュール72の最適の圧力を選定
することもできる。
【0042】図12は、トランスファーモジュール内の
圧力を450mTorrに設定した後、トランスファー
モジュールを通じてロードロックチャンバーからウェー
ハを移送させながら遂行されたロードロックチャンバー
内の不純物挙動に対するRGA−QMS測定結果のグラ
フである。
【0043】図12のグラフを参照すると、ロードロッ
クチャンバー内の重要な不純物はH 2+、N2 +、O2 +
+、Cl+、HCl等であることが分かる。また、ロー
ドロックチャンバー70aとトランスファーモジュール
72の間に設置されたスリットバルブ79が約135ス
キャン程度からウェーハをフラットゾーンアライナー8
0に移送するためにオープン/クローズされることによ
りこれら不純物が敏感に変動することが分かる。また、
1ラン(run)でウェーハのスロット番号が増加され
てそれ以上フラットゾーンアライナー80に移送される
ウェーハがなくなりスリットバルブ79のオープン/ク
ローズがない約350スキャンから425スキャンまで
はそれぞれの不純物水準が増加される傾向を見せるが、
1ラン全体の分析結果ではそれぞれの不純物は大きな水
準の変化無しにある程度一定の水準を維持することが分
かる。
【0044】図7は、本発明の実施例によって図6に示
す方法で、トランスファーモジュール72内の圧力を最
適化した後、ロードロックチャンバーをパージ(pur
ge)する段階をさらに追加したことを示した図面であ
る。
【0045】図7を参照すると、図4のロードロックチ
ャンバー70aにサンプリングマニフォルド84を設置
した後、RGA−QMS86を設置する(S22)。続
いて、トランスファーモジュール72とロードロックチ
ャンバー70aに連結された図示しない機械式真空ポン
プを稼動してPN2パージガスを供給しながら図6で最
適化された圧力に設定して真空を形成させる(S2
4)。続いて、ロードロックチャンバー70a内を、P
2パージガスを利用して継続的にパージさせる(S2
6)。
【0046】一方、ロードロックチャンバー70aを継
続的にパージさせながら図6で実施したようにトランス
ファーモジュール72内の圧力を変更しながらRGA−
QMS86を利用してロードロックチャンバー70a内
の不純物挙動を評価することもできる。
【0047】具体的に説明すると、図12で分かるよう
に、ウェーハの移送が中断された場合、ロードロックチ
ャンバー70aの内壁、ウェーハキャリアー及びウェー
ハ表面でのアウトガシング(outgassing)に
よってロードロックチャンバー70a内の圧力が増加さ
れるし、前述したようにN2 +は殆ど変化がなく一定な水
準を維持するが、H2+、O2 +、H2 +、HCl+、CO2
+、Cl+順に急激な増加を見せているし、一方、エッチ
ングチャンバー76a、76b内の残留ガスがトランス
ファーモジュール72を通じてロードロックチャンバー
70aに逆流が起きて拡散され得るのでロードロックチ
ャンバー70a、70b内を継続的にパージさせる。
【0048】この際パージガスは図4に基づいて前述し
たようにPN2ガスを使用するし、トランスファーモジ
ュール72に供給されるパージガス供給源92を配管ラ
インを連結してそのまま使用するが別途のパージガス供
給ラインを設置して使用することもできる。
【0049】次に、図8を参照してエッチングチャンバ
ー76a,76b内での腐食不良誘発要因を抑制するこ
とができる方法に対して調べてみる。図8は本発明によ
ってエッチングチャンバー76a,76b内で遂行され
る金属配線のエッチング工程を示した図面である。
【0050】図8を参照すると、まずトランスファーモ
ジュール72内のロボット74によってフォトレジスト
パターンが形成されたウェーハをいずれか一つのエッチ
ングチャンバー76a内にローディングする(S4
2)。続いて、エッチングチャンバー76a内にエッチ
ングガスを一定に供給しながら工程条件を安定化させる
(S44)。続いて、エッチングチャンバー内のウェー
ハ上にプラズマを形成させながら前記フォトレジストパ
ターンをエッチングマスクとして金属配線のための主エ
ッチング(main etch)工程を金属配線物質層
の下部物質層が検出されるエッチング終末点まで実施す
る(S46)。続いて、前記主エッチング段階のような
エッチング条件を一定時間維持しながら過エッチング
(overetch)を遂行する(S48)。続いて、
エッチングチャンバー76a内部に残留するエッチング
副産物や残留ガスを除去するためにPN2パージガスに
よるパージを実施する(S50)。十分なパージが行わ
れるとエッチングチャンバー76aからウェーハをアン
ローディングして後続工程のための場所に移送させる
(S52)。
【0051】前記アルミニウム金属配線のために実施し
たエッチング工程レシピを表1に具体的に表示する。
【表1】
【0052】前記のように過エッチング段階後にPN2
ガスを使用してエッチングチャンバー内をパージする場
合、前述したRGA−QMSをエッチングチャンバーに
設置してモニタリングした結果、残留するCl+(3
5)、HCl+(36)の水準が急激に減少されたし、
エッチング工程後金属配線の側壁に形成されるポリマー
に対する金属汚染の水準を評価した結果、クロリン(C
l)に対してパージ段階がない場合TXRFによる場合
631E10atoms/cm2であったが、パージ段
階を遂行する場合4582E10atoms/cm2
顕著に増加したし、HPICによる分析結果においても
パージ段階を遂行しない場合には810E10atom
s/cm2であるが、パージ段階を遂行した場合、20
70E10atoms/cm2に顕著に増加されること
を示した。
【0053】これはパージ段階でPN2パージガスによ
って残留ガスであるCl2 +(70)、Cl+(35)、
HCl+(36)等がウェーハ表面の金属配線側壁に形
成されたポリマーに吸着されないからであり、このよう
なポリマーは後続されるアシング工程で容易に除去され
得る。
【0054】以上説明されたようにトランスファーモジ
ュール72内の圧力を最適化させ、ロードロックチャン
バー70aを継続的にパージさせ、エッチングチャンバ
ー76a内でエッチング工程が完了された後パージさせ
る段階を追加することでアルミニウム金属配線で発生さ
れる腐食不良を顕著に抑制することができる。以下図5
A乃至図5D及び図9を参照して本発明による半導体素
子の金属配線形成方法を具体的かつ総合的に調べてみ
る。
【0055】まず、ロードロックチャンバー70aにウ
ェーハを投入する(S62)。このような投入段階はウ
ェーハを受容したカセットやキャリアーを作業者が手作
業によって実施する。この際ウェーハは半導体基板の特
定層、具体的にはBPSG膜60上にアルミニウム金属
配線物質層62が形成されているし、アルミニウム金属
配線物質層62上にはキャッピング層64としてチタン
ナイトライド(TiN)層が形成されるし、その上に一
定なフォトレジストパターン66が形成されている。B
PSG60層と金属配線物質層62の間には長壁層とし
てチタン/チタンナイトライド層がさらに形成され得
る。
【0056】次に、ウェーハが投入した後、ドアー(図
示しない)を閉鎖した後、ロードロックチャンバー70
aをパージする(S64)。これは前述した図7の説明
でのようにPN2ガスを使用して遂行するし、この際に
はすでにトランスファーモジュール72とロードロック
チャンバー70aに連結された真空ポンプが稼動されて
前記ロードロックチャンバー70aは一定の真空に維持
される。
【0057】続いて、トランスファーモジュール72内
のロボット74によってロードロックチャンバー70a
内のウェーハをフラットゾーンアライナー80に移送及
び整列した後、エッチングチャンバー76aに移送させ
る(S66)。
【0058】続いて、エッチングチャンバー76a内で
金属配線のためのエッチング工程を実施する(S6
8)。ここで、エッチング工程は表1の工程レシピによ
って遂行されるし、この際アルミニウムが大気中に露出
される時、アルミニウムの表面に形成される自然アルミ
ニウム酸化膜(native aluminum oxi
de)を除去する。
【0059】図5Bはエッチング工程が完了された状態
を示す断面図で、フォトレジストパターン66及びエッ
チングされた金属配線パターンの側壁に反応副産物であ
るクロリン68が吸着されたことを見せる。
【0060】続いて、過エッチングが完了された後、エ
ッチングチャンバー76a内をパージする(S70)。
やはり表1でのような工程レシピに遂行する。続いて、
エッチングが終了されたウェーハをトランスファーモジ
ュール72内のロボット74にアンローディングしてア
シングチャンバー78a、78bの中のいずれかの一つ
に投入する(S72)。続いて、アシングチャンバー7
8a内でアシング工程(ashing proces
s)を遂行する(S74)。
【0061】アシング工程は金属配線上に残留するフォ
トレジストパターン66を除去し、金属配線の側壁に吸
着された残留物を除去することで、アルミニウムエッチ
ング工程時、残留するクロリン成分68を除去するため
にH2Oを供給するVDS(Vapor Deliver
y System)を採用する。アシング工程の工程レ
シピを表2に示した。
【表2】
【0062】フォトレジストストリップの間に水蒸気は
クロリンの除去源として使用されるし、酸素と窒素を供
給してフォトレジストストリップを遂行する。本発明は
前述した表2の工程レシピに限定されなく、パッシベー
ションとストリップを数回反復して遂行することもでき
るし、それぞれ別途の工程によってまたは同時に遂行す
ることもできる。
【0063】図5Cは、まずフォトレジストパターン6
6がストリップされたものを示す断面図である。図5D
はパッシベーションが遂行され金属配線の側壁に蓄積さ
れていたクロリン成分68が除去されたことを表す。
【0064】続いて、アシング工程が完了されたウェー
ハはアシングチャンバー78a、78bからアンローデ
ィングされS76、ロードロックチャンバー70aに移
送されるS78。この際ウェーハは冷却チャンバー82
を経由して冷却工程が遂行された後ロードロックチャン
バーに移送されることもできる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、アルミ
ニウム配線の腐食不良がエッチングチャンバー、トラン
スファーモジュール、ロードロックチャンバーにわたっ
て抑制され、進んで工程の安定化が達成されて半導体素
子の収率及び生産性向上の効果がある。
【0066】以上で本発明は記載された具体例に対して
のみ詳しく説明されたが、本発明の技術思想範囲内で多
様な変形及び修正が可能であることは当業者にとって明
白なことであり、このような変形及び修正が添付された
特許請求の範囲に属することは当然なことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の金属配線形成方法を遂行する乾式エッチ
ングシステムを示す模式図である。
【図2】図1のエッチングチャンバーを示す模式図であ
る。
【図3】従来の金属配線形成方法後、金属配線ラインの
腐食状態を示す模式図である。
【図4】本発明の一実施例による金属配線形成方法を遂
行する乾式エッチングシステムを示す模式図である。
【図5】(A)〜(D)は本発明の一実施例による乾式
エッチングシステムで遂行される半導体装置の製造過程
を示した工程断面図である。
【図6】本発明によってトランスファーモジュール内の
圧力を最適化する過程を示した流れ図である。
【図7】本発明によってトランスファーモジュール内の
圧力を最適化した後、ロードロックチャンバーをパージ
する過程を示した流れ図である。
【図8】本発明によってエッチングチャンバー内で遂行
される金属配線のエッチング工程を示した流れ図であ
る。
【図9】本発明による乾式エッチングシステムで遂行さ
れる金属配線形成方法を示した流れ図である。
【図10】ロードロックチャンバー内のN2とH2Oの挙
動に対するRGA−QMS測定結果グラフである。
【図11】ロードロックチャンバー内のH2O、Cl、
HClの挙動に対するRGA−QMS測定結果グラフで
ある。
【図12】ロードロックチャンバー内の不純物挙動に対
するRGA−QMS測定結果グラフである。
【符号の説明】
10a、10b、70a、70b ロードロックチャン
バー 12、72 トランスファーモジュール 14、74 ロボット 16a、16b、76a、76b エッチングチャンバ
ー 18a、18b、78a、78b アシングチャンバー 19、79 スリットバルブ 20、80 フラットゾーンアライナー 22、82 冷却チャンバー 32 チャンバーライナー 34 ガス分散板 36 ガス供給管 38 マグネチックコイル 40 ディテクタ(EPD) 42 ウェーハ 44 フォーカスリング 46 静電チャック(ESC) 48 キャソード 50 ターボ分子ポンプ 60 絶縁膜 62 金属配線物質層 64 キャップ層 66 フォトレジスト層 68 クロリン成分 69 腐食部分 84 サンプリングマニフォルド 86 RGA−QMS 88 真空ポンプ 90 流量調節器 92 パージガス供給源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辛 銀姫 大韓民国ソウル冠岳区新林5洞1430−31番 地 (72)発明者 趙 聖範 大韓民国京畿道水原市八達区罔浦洞298− 2番地世興アパート311号

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチングしようとする金属配線物質層
    上に特定形態のフォトレジストパターンが形成されてい
    る半導体ウェーハをエッチングチャンバー内にローディ
    ングする段階と、 前記エッチングチャンバー内の雰囲気を安定化させる段
    階と、 前記エッチングチャンバー内にクロリンを含有したエッ
    チングガスを供給し、前記フォトレジストパターンをエ
    ッチングマスクにして前記金属配線物質層をエッチング
    終末点まで主エッチングする段階と、 前記エッチング終末点を過ぎてから所定の期間、過エッ
    チングして金属配線パターンを形成する段階と、 前記過エッチング段階の後、前記エッチングチャンバー
    内をパージする段階と、 エッチング工程が遂行された前記ウェーハを前記エッチ
    ングチャンバーからアンローディングする段階と、 を含むことを特徴とする半導体素子の金属配線形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記エッチングしようとする金属配線物
    質層はアルミニウムを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  3. 【請求項3】 前記エッチングしようとする金属配線物
    質層と前記フォトレジストパターンの間にチタンナイト
    ライドキャッピング層がさらに形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記エッチングガスはBCl3及びCl2
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体素子の
    金属配線形成方法。
  5. 【請求項5】 前記パージする段階は、前記エッチング
    チャンバー内にPN 2ガスを供給しながら遂行されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体素子の金属配線
    形成方法。
  6. 【請求項6】 エッチングしようとする金属配線物質層
    上に特定形態のフォトレジストパターンが形成されてい
    る半導体ウェーハをロードロックチャンバー内に投入す
    る段階と、 前記ロードロックチャンバーが所定の真空を維持するよ
    うにポンピング及びパージする段階と、 所定の真空が維持されパージされるトランスファーモジ
    ュールを経由してエッチングチャンバー内に前記ロード
    ロックチャンバー内のウェーハを移送する段階と、 前記フォトレジストパターンをエッチングマスクにし、
    クロリンを含有するエッチングガスを供給して前記金属
    配線物質層をエッチングして金属配線を形成する段階
    と、 前記エッチング段階の後、前記エッチングチャンバー内
    をパージする段階と、 前記エッチングチャンバーから前記所定の真空が維持さ
    れるトランスファーモジュールを経由してアシングチャ
    ンバーに前記エッチング工程が遂行された前記ウェーハ
    を移送する段階と、 前記アシングチャンバー内で前記金属配線に対してアシ
    ング工程を遂行する段階と、 アシング工程が遂行された前記ウェーハをアンローディ
    ングして前記所定の真空が維持されるトランスファーモ
    ジュールを経由してパージが行われている前記ロードロ
    ックチャンバーに移送する段階と、 を含むことを特徴とする半導体素子の金属配線形成方
    法。
  7. 【請求項7】 前記エッチングしようとする金属配線物
    質層はアルミニウムを含むことを特徴とする請求項6に
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチングガスはBCl3及びCl2
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の
    金属配線形成方法。
  9. 【請求項9】 前記ロードロックチャンバー及びトラン
    スファーモジュール内の圧力は、前記エッチングチャン
    バー及びアシングチャンバー内の残留ガスが逆流するこ
    とを防止するように、前記エッチングチャンバー及びア
    シングチャンバー内の圧力より高く維持されることを特
    徴とする請求項6に記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  10. 【請求項10】 前記トランスファーモジュール内の圧
    力は、前記ロードロックチャンバーにRGA−QMSを
    設置した後、前記トランスファーモジュール内の圧力を
    変更しながら前記ロードロックチャンバー内の不純物の
    挙動を評価して設定されることを特徴とする請求項9に
    記載の半導体素子の金属配線形成方法。
  11. 【請求項11】 前記エッチングチャンバー内の圧力は
    50mTorr以上300mTorr以下であり、前記
    ロードロックチャンバー及びトランスファーモジュール
    内の圧力は少なくとも300mTorr以上に維持され
    ることを特徴とする請求項9に記載の半導体素子の金属
    配線形成方法。
  12. 【請求項12】 前記エッチングチャンバー内の圧力は
    50mTorr以上300mTorr以下であり、前記
    トランスファーモジュール内の圧力は450mTorr
    に設定されることを特徴とする請求項11に記載の半導
    体素子の金属配線形成方法。
  13. 【請求項13】 前記アシング工程は、前記金属配線上
    に残留するフォトレジストパターンを除去するストリッ
    プ工程、及び前記金属配線の側壁に形成されたクロリン
    成分を除去するパッシベーション工程を少なくとも1回
    以上遂行することを特徴とする請求項6に記載の半導体
    素子の金属配線形成方法。
  14. 【請求項14】 前記エッチングチャンバー内で金属配
    線を形成する段階は、 前記エッチングチャンバー内の雰囲気を安定化させる段
    階と、 前記エッチングチャンバー内にクロリンを含有したエッ
    チングガスを供給し、前記フォトレジストパターンをエ
    ッチングマスクにして前記金属配線物質層をエッチング
    終末点まで主エッチングする段階と、 前記エッチング終末点を過ぎてから所定の期間、過エッ
    チングして金属配線パターンを形成する段階と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体素子の
    金属配線形成方法。
  15. 【請求項15】 前記ロードロックチャンバー、トラン
    スファーモジュール及びエッチングチャンバーで遂行さ
    れるパージは、PN2ガスを供給しながら遂行されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の半導体素子の金属配線
    形成方法。
  16. 【請求項16】 所定の圧力が維持されながらパージさ
    れるトランスファーモジュールを経由して前記エッチン
    グチャンバー内に前記ロードロックチャンバー内にある
    ウェーハを移送する段階以前に、前記ウェーハのフラッ
    トゾーンをアラインする段階をさらに遂行することを特
    徴とする請求項6に記載の半導体素子の金属配線形成方
    法。
  17. 【請求項17】 前記アシングチャンバーでアンローデ
    ィングされたウェーハをクーリングチャンバーで冷却さ
    せた後、前記ロードロックチャンバーに移送することを
    特徴とする請求項6に記載の半導体素子の金属配線形成
    方法。
  18. 【請求項18】 所定の真空下で継続的なパージが遂行
    され、内部にウェーハの移送用ロボットが設置されてい
    るトランスファーモジュールと、 前記トランスファーモジュールとスリットバルブによっ
    て連結され、作業対象のウェーハが投入された後、所定
    の真空下で継続的なパージが遂行されるロードロックチ
    ャンバーと、 前記トランスファーモジュールとスリットバルブによっ
    て連結され、フォトレジストパターンをエッチングマス
    クとして金属配線のためのエッチング工程が遂行される
    エッチングチャンバーと、 スリットバルブによって前記トランスファーモジュール
    と連結され、前記フォトレジストパターンとエッチング
    副産物を除去するためのアシング工程が遂行されるアシ
    ングチャンバーと、 を備えてなることを特徴とする半導体素子の金属配線形
    成システム。
  19. 【請求項19】 前記トランスファーモジュールとロー
    ドロックチャンバーとは、単一のパージ供給ラインを利
    用してパージが遂行されることを特徴とする請求項18
    に記載の半導体素子の金属配線形成システム。
  20. 【請求項20】 前記エッチングチャンバーにはクロリ
    ンを含むエッチングガスの供給ラインが設置されている
    ことを特徴とする請求項18に記載の半導体素子の金属
    配線形成システム。
  21. 【請求項21】 前記アシングチャンバーには、水蒸気
    供給ライン及び酸素ガス供給ラインが設置されているこ
    とを特徴とする請求項18に記載の半導体素子の金属配
    線形成システム。
  22. 【請求項22】 前記ロードロックチャンバーには前記
    ロードロックチャンバー内の残留ガスに含まれた不純物
    の挙動をモニタリング可能なRGA−QMSが設置され
    ていることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子
    の金属配線形成システム。
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