JP2000100493A - 電気部品の固定構造 - Google Patents

電気部品の固定構造

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JP2000100493A
JP2000100493A JP10269960A JP26996098A JP2000100493A JP 2000100493 A JP2000100493 A JP 2000100493A JP 10269960 A JP10269960 A JP 10269960A JP 26996098 A JP26996098 A JP 26996098A JP 2000100493 A JP2000100493 A JP 2000100493A
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JP
Japan
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terminal
substrate
relay
electric component
fixed
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JP10269960A
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English (en)
Inventor
Koichi Sato
浩一 佐藤
Hiroshi Yagyu
浩志 柳生
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Denso Corp
Denso Electronics Corp
Original Assignee
Denso Corp
Anden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレーの損傷を防止しつつ、リレーを確実に
基板に固定する。 【解決手段】 部位12cを端子12の長手方向周りに
ねじり変形させることにより、端子12(リレー10)
を基板20にねじりかしめ固定する。これにより、かし
め力は端子12(部位12c)及び基板20にのみ作用
し、リレー本体11に殆ど作用しないので、リレー10
の損傷を防止しつつ、リレー10を確実に基板20に固
定することができるとともに、端子12(リレー10)
と基板20との電気的接続を確実、かつ、容易に行うこ
とができる。テーパ部12bが穴21の壁面に食い込ん
だ状態で端子12(リレー10)と基板20とが固定さ
れるので、端子12(リレー10)と基板20と強固に
固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リレー等の電気部
品を基板に固定する電気部品の固定構造に関するもの
で、車両の電装品に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】従来、車両では、電気部品を実装した電
装品は車室内に配設されていたが、近年、電装品をエン
ジンルームに配設して電装品から延びるワイヤーハーネ
スを省略するという要求が強まってきている。一方、エ
ンジンルーム内は車室内に比べて温度環境及び振動環境
が厳しいため、車室内に配設されていた電装品をそのま
まエンジンルームに配設すると、電気部品が基板から脱
落する、又は電気部品と基板との電気的接合に損傷が生
じる等の不具合が発生する可能性がある。
【0003】ところで、電気部品と基板とを確実に固定
(結合)する手段として、図4に示すように、電気部品
の端子にU又はV字状の切欠部を形成し、そのU又はV
字状の切欠部の切り欠きを拡げるように端子を塑性変形
させて端子を基板にかしめ固定するという手段が知られ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手段で
は、端子を塑性変形させる際のかしめ力が、電気部品の
本体部に作用してしまうので、電気部品が損傷してしま
うおそれが高いという問題がある。すなわち、従来の構
造では、かしめ用治具にて端子を塑性変形させる際に、
かしめ用治具によって端子への押し込み方向の応力が作
用し、この応力を電気部品本体が受け止めることとなる
ため、端子が微小移動して電気部品の特性(性能)を変
化させてしまう問題がある。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、電気部品の損傷
を防止しつつ、電気部品を確実に基板に固定することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1に
記載の発明では、基板(20)のうち端子(12)が固
定される部位を金属とするとともに、その部位に穴(2
1)を形成し、さらに、端子(12)の先端側を穴(2
1)に挿入した状態で、端子(12)の先端側を端子
(12)の長手方向周りにねじり変形させることによ
り、電気部品(10)を基板(20)に固定することを
特徴とする。
【0007】これにより、かしめ力は端子(12)及び
基板(20)にのみ作用するので、電気部品(10)の
損傷を防止しつつ、電気部品(10)を確実に基板(2
0)に固定することができる。また、端子(12)を金
属部分の基板(20)に固定するので、端子(12)の
固定が完了するとともに、端子(12)と基板(20)
との電気的接続を完了させることができる。したがっ
て、端子(12)と基板(20)との電気的接続を確
実、かつ、容易に行うことができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、基板(20)
のうち端子(12)が固定される部位を金属とするとと
もに、その部位に前記端子(12)の断面形状と略相似
な形状を有する穴(21)を形成し、端子(12)の一
部を切り欠いた切欠部(12b)を形成し、さらに、端
子(12)の先端側を穴(21)に挿入した状態で、端
子(12)のうち切欠部(12b)より先端側を端子
(12)の長手方向周りにねじり変形させることによ
り、端子(12)の一部を穴(21)の壁面に食い込ま
せて電気部品(10)を前記基板(20)に固定するこ
とを特徴とする。
【0009】これにより、ねじり変形の際の応力が端子
に形成された切欠部(12b)の細肉部で効率的に吸収
されて、その応力が電気部品(10)に伝わることを抑
制できるので、電気部品(10)の損傷を防止しつつ、
電気部品(10)を確実に基板(20)に固定すること
ができるとともに端子(12)と基板(20)との電気
的接続を確実、かつ、容易に行うことができる。
【0010】また、端子(12)の一部が穴(21)の
壁面に食い込んだ状態で端子(12)と基板(20)と
が固定されるので、端子(12)と基板(20)と強固
に固定することができる。請求項3に記載の発明では、
先端側が基板(20)に形成された穴(21)に挿入さ
れた状態で、先端側を長手方向周りにねじり変形させる
ことにより基板(20)に固定されるように構成されて
いることを特徴とする。
【0011】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、電気部品(10)の損傷を防止しつつ、電気部品
(10)を確実に基板(20)に固定することができる
とともに端子(12)と基板(20)との電気的接続を
確実、かつ、容易に行うことができる。因みに、上記各
手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体
的手段との対応関係を示す一例である。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
車両の電装品に本発明に係る電気部品の固定構造を適用
したものであって、図1(a)は、リレー(電気部品)
10を導電性金属製の基板20に装着した状態を示すも
のである。
【0013】なお、リレー10は、電流制御(スイッチ
ング)を行うリレー本体(電気部品本体)11、及びリ
レー本体11と基板20とを電気的に接続するととも
に、リレー本体11を基板20に固定する帯状に形成さ
れた金属板製の端子12から構成されている。また、基
板20のうち端子12が固定される部位には、端子12
の断面形状と相似な形状を有する穴21が形成されてお
り、この穴21は、図1(c)に示すように略矩形状で
ある。
【0014】なお、ここで言う「相似」とは、厳密(数
学的)な意味においての「相似」を意味するものではな
く、例えば端子12の断面形状が三角形ならば穴21の
穴形状も略三角形であり、端子12の断面形状が五角形
ならば穴21の穴形状も略五角形であるという程度の意
味である。そして、端子12は、図1(b)に示すよう
に、その先端側が穴21に挿入することができるように
段付き部12aが形成されて先端側が細くなっており、
この段付き部12aにより、端子12が基板20に係止
されている(引っかかっている)。
【0015】また、段付き部12aが基板20に係止さ
れた状態で、穴21の中間部に相当する端子12の部位
には、端子12の先端側に向かうほど端子12の断面積
を拡大させるテーパ部(切欠部)12bが設けられてお
り、このテーパ部12bは、端子12の一部を切り欠く
ことによって形成されている。そして、端子12(リレ
ー10)は、図1(c)に示すように、端子12の先端
側を穴21に挿入した状態で、端子12のうちテーパ部
(切欠部)12bより先端側の部位12cを端子12の
長手方向周り(図1(c)の矢印方向)にねじり変形さ
せることにより基板20に固定されている。
【0016】このとき、端子12のうち穴21の中間部
に相当する部位にテーパ部12bが形成されているた
め、部位12cをねじることによりテーパ部12bが穴
21の壁面に食い込んでいく。次に、本実施形態の特徴
を述べる。本実施形態によれば、部位12cを端子12
の長手方向周りにねじり変形させることにより、端子1
2(リレー10)を基板20にねじりかしめ固定してい
るので、かしめ力は端子12(部位12c、テーパ部1
2b(細肉のくびれ部分))及び基板20にのみ作用
し、リレー本体11に殆ど作用しない。したがって、リ
レー10の損傷を防止しつつ、リレー10を確実に基板
20に固定することができる。
【0017】因みに、一般的にリレー10は、端子12
の長手方向に応力が作用する場合に比べて、本実施形態
のごとく、端子12の長手方向周りにねじり応力また、
端子12(リレー10)を金属製の基板20に固定する
ので、端子12の固定が完了するとともに、端子12
(リレー10)と基板20との電気的接続が完了させる
ことができる。したがって、端子12(リレー10)と
基板20との電気的接続を確実、かつ、容易に行うこと
ができる。
【0018】また、部位12cをねじることによりテー
パ部12bが穴21の壁面に食い込んだ状態で端子12
(リレー10)と基板20とが固定されるので、端子1
2(リレー10)と基板20と強固に固定することがで
きる。また、ねじり変形の際の応力が端子12に形成さ
れた切欠部12bの細肉部で効率的に吸収されて、その
応力がリレー本体11に伝わることを抑制できるので、
リレー10の損傷を確実に防止できる。
【0019】また、段付き部12a及びテーパ部12b
は、端子12の一部を切り欠くことにより形成すること
ができるので、図2の2点鎖線で示すように、JIS又
はISO規格の端子から本実施形態に係る端子12を製
造することができ、リレー10の製造原価低減を図るこ
とができる。ところで、上述の実施形態では、略直線状
のテーパ部12bであったが、図3(a)に示すよう
に、曲線状のテーパ部12bであってもよい。
【0020】また、上述の実施形態では、リレーを例に
本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、その他の電気部品に対しても適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はリレーの正面図であり、(b)は端子
の拡大図であり、(c)は(b)のA矢視図である。
【図2】リレーの側面図である。
【図3】(a)は端子の拡大図であり、(b)は(a)
のA矢視図である。
【図4】従来の技術に係るかしめ固定方法(開きかし
め)を示す説明図である。
【符号の説明】
10…リレー(電気部品)、11…リレー本体(電気部
品本体)、12…端子、12a…断付き部、12b…テ
ーパ部(切欠部)、20…基板、21…穴。
フロントページの続き (72)発明者 柳生 浩志 愛知県安城市篠目町井山3番地 アンデン 株式会社内 Fターム(参考) 4E353 AA05 BB04 BB05 CC04 CC13 CC33 DD01 DD12 DR17 DR19 DR20 DR49 EE07 GG16 GG20 5E086 CC38 DD04 DD09 DD19 DD21 DD42 JJ02 LL06 LL07 LL10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の端子(12)を有する電気部品
    (10)を基板(20)に固定する電気部品の固定構造
    であって、 前記基板(20)のうち前記端子(12)が固定される
    部位を金属とするとともに、その部位に穴(21)を形
    成し、 さらに、前記端子(12)の先端側を前記穴(21)に
    挿入した状態で、前記端子(12)の先端側を前記端子
    (12)の長手方向周りにねじり変形させることによ
    り、前記電気部品(10)を前記基板(20)に固定す
    ることを特徴とする電気部品の固定構造
  2. 【請求項2】 金属板製の端子(12)を有する電気部
    品(10)を基板(20)に固定する電気部品の固定構
    造であって、 前記基板(20)のうち前記端子(12)が固定される
    部位を金属とするとともに、その部位に前記端子(1
    2)の断面形状と略相似な形状を有する穴(21)を形
    成し、 前記端子(12)の一部を切り欠いた切欠部(12b)
    を形成し、 さらに、前記端子(12)の先端側を前記穴(21)に
    挿入した状態で、前記端子(12)のうち前記切欠部
    (12b)より先端側を前記端子(12)の長手方向周
    りにねじり変形させることにより、前記端子(12)の
    一部を前記穴(21)の壁面に食い込ませて前記電気部
    品(10)を前記基板(20)に固定することを特徴と
    する電気部品の固定構造
  3. 【請求項3】 導電性を有する基板(20)に実装され
    る電気部品本体(11)と前記基板(20)とを電気的
    に接続する帯状の端子(12)であって、 先端側が前記基板(20)に形成された穴(21)に挿
    入された状態で、先端側を長手方向周りにねじり変形さ
    せることにより前記基板(20)に固定されるように構
    成されていることを特徴とする端子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019145502A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 ヴァイトミュラー インターフェイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト コンタクト及びバスバーアセンブリ

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JP2019145502A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 ヴァイトミュラー インターフェイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト コンタクト及びバスバーアセンブリ
US11031742B2 (en) 2018-02-21 2021-06-08 Weidmüller Interface GmbH & Co. KG Contact and busbar assembly forming a bus system on electronics housings
JP7110134B2 (ja) 2018-02-21 2022-08-01 ヴァイトミュラー インターフェイス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト コンタクト及びバスバーアセンブリ

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