JP2000099729A - 表示装置の分解情報採取装置および表示装置の分解システム - Google Patents
表示装置の分解情報採取装置および表示装置の分解システムInfo
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃テレビを分解、破砕、選別処理し、有価物
の回収を行なう廃テレビ処理プラントにおけるブラウン
管の取り付け金具の取り付けネジ(以下、ブラウン管ネ
ジと記載する)外し工程において、処理する各廃テレビ
のブラウン管ネジ位置情報を保持し、この保持した位置
情報を検索に応じてブラウン管サイズ毎のブラウン管ネ
ジ座標を計算し出力するものである。 【解決手段】 テレビのブラウン管サイズ毎のブラウン
管ネジ位置情報を保持するブラウン管ネジ位置情報保持
手段2と、ブラウン管サイズによるブラウン管ネジ位置
情報の検索を行うブラウン管サイズ検索手段3と、ブラ
ウン管取付ネジ位置情報からブラウン管のネジ座標を計
算するブラウン管ネジ座標演算手段4を備えたものであ
る。
の回収を行なう廃テレビ処理プラントにおけるブラウン
管の取り付け金具の取り付けネジ(以下、ブラウン管ネ
ジと記載する)外し工程において、処理する各廃テレビ
のブラウン管ネジ位置情報を保持し、この保持した位置
情報を検索に応じてブラウン管サイズ毎のブラウン管ネ
ジ座標を計算し出力するものである。 【解決手段】 テレビのブラウン管サイズ毎のブラウン
管ネジ位置情報を保持するブラウン管ネジ位置情報保持
手段2と、ブラウン管サイズによるブラウン管ネジ位置
情報の検索を行うブラウン管サイズ検索手段3と、ブラ
ウン管取付ネジ位置情報からブラウン管のネジ座標を計
算するブラウン管ネジ座標演算手段4を備えたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃テレビを分
解、破砕、選別処理し、有価物の回収を行なう廃テレビ
処理プラントにおけるブラウン管の取り付け金具の取り
付けネジ(以下、ブラウン管ネジと記載する)外し部に
おいて、処理する各廃テレビのブラウン管ネジ位置情報
を保持し、この保持した位置情報を検索して対応したブ
ラウン管サイズ毎のブラウン管ネジ座標を計算してブラ
ン管の分解情報を採取するものである。
解、破砕、選別処理し、有価物の回収を行なう廃テレビ
処理プラントにおけるブラウン管の取り付け金具の取り
付けネジ(以下、ブラウン管ネジと記載する)外し部に
おいて、処理する各廃テレビのブラウン管ネジ位置情報
を保持し、この保持した位置情報を検索して対応したブ
ラウン管サイズ毎のブラウン管ネジ座標を計算してブラ
ン管の分解情報を採取するものである。
【0002】
【従来の技術】家電品、OA機器、自動車などの工業製
品の廃棄物処理プラントでは、有価物の回収率を上げる
為、従来の破砕工程のみによる分解処理方式から、破砕
工程の前に分離工程を設け、プラントに投入された製品
を部品レベルまで分解し、分離された部品をその構成素
材に応じた破砕設備に投入するというきめこまかな分解
処理方式により、回収率の向上を図ろうとする試みがな
されている。
品の廃棄物処理プラントでは、有価物の回収率を上げる
為、従来の破砕工程のみによる分解処理方式から、破砕
工程の前に分離工程を設け、プラントに投入された製品
を部品レベルまで分解し、分離された部品をその構成素
材に応じた破砕設備に投入するというきめこまかな分解
処理方式により、回収率の向上を図ろうとする試みがな
されている。
【0003】このようなプラントでは、従来の破砕工程
のみによる分解処理プラントに比べ、分解工程の増加に
伴う機械設備の増加により、プラント運用の複雑化、機
械操作員の増加を招き、高コスト化の傾向にあり、より
自動化率、省人化の進んだプラントが望まれている。そ
の場合、プラント内に設置された分解機械の自動運転に
は、分解処理する製品の分解データが必要であるが、分
解処理する製品の部品位置や部品を止めるネジの位置は
製品の型名ごとに異なる。そこで、そのような型名ごと
に異なる製品固有の情報をデータベース化しようという
試みがなされている。
のみによる分解処理プラントに比べ、分解工程の増加に
伴う機械設備の増加により、プラント運用の複雑化、機
械操作員の増加を招き、高コスト化の傾向にあり、より
自動化率、省人化の進んだプラントが望まれている。そ
の場合、プラント内に設置された分解機械の自動運転に
は、分解処理する製品の分解データが必要であるが、分
解処理する製品の部品位置や部品を止めるネジの位置は
製品の型名ごとに異なる。そこで、そのような型名ごと
に異なる製品固有の情報をデータベース化しようという
試みがなされている。
【0004】例えば特開平6−168253号公報、特
開平6−226239号公報、及び、特開平6−246
256号公報などにおいて製品情報のデータベース化が
提案されているが、これらにおいて提案されている内容
は、製品型名、製造メーカ、製造番号等、製品を特定す
るデータをキーワードとして、蓄積された製品情報から
分解対象製品の情報を採取するというものである。
開平6−226239号公報、及び、特開平6−246
256号公報などにおいて製品情報のデータベース化が
提案されているが、これらにおいて提案されている内容
は、製品型名、製造メーカ、製造番号等、製品を特定す
るデータをキーワードとして、蓄積された製品情報から
分解対象製品の情報を採取するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の製品情報のデー
タベース化は以上のように構成されているので、以下の
ような課題があった。
タベース化は以上のように構成されているので、以下の
ような課題があった。
【0006】まず、家電品、OA機器、自動車などの工
業製品廃棄物を分解、破砕、選別処理し、有価物の回収
を行う廃棄物処理プラント等においては、市場から無作
為に収集された多種多様の製品を解体、処理する必要が
あるが、過去に発売され市場に投入された膨大な種類の
製品の製品情報をすべて収集し蓄積することは不可能で
あり、仮に可能としても、工業製品には色の違いや電子
回路のファームウェアの違いなど廃棄物処理の観点から
見れば全く同一の製品に対して別の型名が付けられてお
り、またOEM製品の場合は全く同一の製品に対して別
の型名がつけられているため、型名ごとに製品情報を保
持することは無駄であるという課題があった。
業製品廃棄物を分解、破砕、選別処理し、有価物の回収
を行う廃棄物処理プラント等においては、市場から無作
為に収集された多種多様の製品を解体、処理する必要が
あるが、過去に発売され市場に投入された膨大な種類の
製品の製品情報をすべて収集し蓄積することは不可能で
あり、仮に可能としても、工業製品には色の違いや電子
回路のファームウェアの違いなど廃棄物処理の観点から
見れば全く同一の製品に対して別の型名が付けられてお
り、またOEM製品の場合は全く同一の製品に対して別
の型名がつけられているため、型名ごとに製品情報を保
持することは無駄であるという課題があった。
【0007】また、市場から収集された廃棄物は、経年
変化、収集過程における放置、流通過程における取り扱
い等による汚れ・破損等により製品の型名、製造番号な
どが読み取れない物も多く、この場合、製品情報のデー
タベースの検索キーワードが設定できない為、製品情報
のデータベースからの製品情報の抽出ができないという
課題があった。
変化、収集過程における放置、流通過程における取り扱
い等による汚れ・破損等により製品の型名、製造番号な
どが読み取れない物も多く、この場合、製品情報のデー
タベースの検索キーワードが設定できない為、製品情報
のデータベースからの製品情報の抽出ができないという
課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、廃テレビを分解、破砕、選別処理
し、有価物の回収を行う廃テレビ分解処理プラントのブ
ラウン管ネジ外し工程において、ブラウン管のネジ位置
を容易に演算し、自動ネジ外し機と組み合わせて利活用
し、効率的なプラントの運転を可能とする表示装置の分
解情報採取装置および表示装置の分解システムを得るこ
とを目的とする。
めになされたもので、廃テレビを分解、破砕、選別処理
し、有価物の回収を行う廃テレビ分解処理プラントのブ
ラウン管ネジ外し工程において、ブラウン管のネジ位置
を容易に演算し、自動ネジ外し機と組み合わせて利活用
し、効率的なプラントの運転を可能とする表示装置の分
解情報採取装置および表示装置の分解システムを得るこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る表
示装置の分解情報採取装置は、表示装置に表示部を取り
付けるネジの位置情報を保持するネジ位置情報保持手段
と、前記表示部のサイズをキーワードとして前記ネジ位
置情報の検索を行う表示部サイズ検索手段と、検索され
たネジ位置情報から表示装置における前記のネジの座標
を計算するネジ座標演算手段とを備えたものである。
示装置の分解情報採取装置は、表示装置に表示部を取り
付けるネジの位置情報を保持するネジ位置情報保持手段
と、前記表示部のサイズをキーワードとして前記ネジ位
置情報の検索を行う表示部サイズ検索手段と、検索され
たネジ位置情報から表示装置における前記のネジの座標
を計算するネジ座標演算手段とを備えたものである。
【0010】請求項2の発明に係る表示装置の分解情報
採取装置は、表示装置を区別する特定情報より表示部の
サイズを判定するサイズ判定手段を備え、表示部サイズ
検索手段は判定されたサイズをキーワードとして前記ネ
ジ位置情報の検索を行うものである。
採取装置は、表示装置を区別する特定情報より表示部の
サイズを判定するサイズ判定手段を備え、表示部サイズ
検索手段は判定されたサイズをキーワードとして前記ネ
ジ位置情報の検索を行うものである。
【0011】請求項3の発明に係る表示装置の分解情報
採取装置は、表示装置を撮像する撮像手段と、この撮像
手段で撮像された表示装置の画像情報より前記表示装置
を区別する特定情報を読み出す特定情報読出し手段とを
備えたものである。
採取装置は、表示装置を撮像する撮像手段と、この撮像
手段で撮像された表示装置の画像情報より前記表示装置
を区別する特定情報を読み出す特定情報読出し手段とを
備えたものである。
【0012】請求項4の発明に係る表示装置の分解情報
採取装置において、特定情報読出し手段は、画像情報よ
り特定情報として表示装置の型名を読み出すものであ
る。
採取装置において、特定情報読出し手段は、画像情報よ
り特定情報として表示装置の型名を読み出すものであ
る。
【0013】請求項5の発明に係る表示装置の分解情報
採取装置において、特定情報読出し手段は、画像情報よ
り特定情報として表示部の輪郭を読み出し、サイズ判定
手段に出力するものである。
採取装置において、特定情報読出し手段は、画像情報よ
り特定情報として表示部の輪郭を読み出し、サイズ判定
手段に出力するものである。
【0014】請求項6の発明に係る表示装置の分解シス
テムは、廃表示装置の表示部のサイズを入力するサイズ
入力部と、入力されたサイズに基づいてこの表示部を止
めるネジの座標をネジ座標演算装置にて演算する座標演
算部と、演算結果に基づいた座標位置にてネジ外し機を
ネジに係合させてネジを外すネジ外し部と、ネジを外し
た後に表示装置より表示部を分離する表示部分離部を備
えたものである。
テムは、廃表示装置の表示部のサイズを入力するサイズ
入力部と、入力されたサイズに基づいてこの表示部を止
めるネジの座標をネジ座標演算装置にて演算する座標演
算部と、演算結果に基づいた座標位置にてネジ外し機を
ネジに係合させてネジを外すネジ外し部と、ネジを外し
た後に表示装置より表示部を分離する表示部分離部を備
えたものである。
【0015】請求項7の発明に係る表示装置の分解シス
テムにおいて、サイズ入力部は表示装置を撮像する撮像
手段を備え、この撮像手段により撮像された表示装置の
型名または表示部の輪郭画像の少なくとも1つより表示
部のサイズを特定するものである。
テムにおいて、サイズ入力部は表示装置を撮像する撮像
手段を備え、この撮像手段により撮像された表示装置の
型名または表示部の輪郭画像の少なくとも1つより表示
部のサイズを特定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による表示装置の分解情報採取装置を構成
するブラウン管ネジ座標演算装置の構成を示すブロック
図であり、ブラウン管ネジ座標演算装置1はブラウン管
ネジ位置情報保持手段2、ブラウン管サイズ検索手段
3、ブラウン管ネジ座標演算手段4、及び外部インター
フェース部5から構成される。
実施の形態1による表示装置の分解情報採取装置を構成
するブラウン管ネジ座標演算装置の構成を示すブロック
図であり、ブラウン管ネジ座標演算装置1はブラウン管
ネジ位置情報保持手段2、ブラウン管サイズ検索手段
3、ブラウン管ネジ座標演算手段4、及び外部インター
フェース部5から構成される。
【0017】ブラウン管ネジ位置情報保持手段2は、テ
レビのブラウン管サイズと、そのブラウン管の取付ネジ
位置情報をデータテーブルとして保持している。図2は
この実施の形態1に係るブラウン管ネジ位置情報保持手
段2が保持するブラウン管サイズと、ブラウン管取付ネ
ジ位置情報のデータテーブルを示す表図である。ブラウ
ン管取付ネジ位置情報としては後述のネジ位置比率を保
持している。
レビのブラウン管サイズと、そのブラウン管の取付ネジ
位置情報をデータテーブルとして保持している。図2は
この実施の形態1に係るブラウン管ネジ位置情報保持手
段2が保持するブラウン管サイズと、ブラウン管取付ネ
ジ位置情報のデータテーブルを示す表図である。ブラウ
ン管取付ネジ位置情報としては後述のネジ位置比率を保
持している。
【0018】図3はブラウン管取付ネジ位置情報に使わ
れるネジ位置比率の説明図である。10はブラウン管の
外郭部、11はブラウン管取り付け金具、12はテレビ
の正面から見えるブラウン管の範囲を示す。寸法mはブ
ラウン管の中心からテレビの正面から見えるブラウン管
の角までの距離を示し、寸法nはブラウン管の角からブ
ラウン管取り付け金具の取り付けネジ中心までの距離を
示す。ネジ位置比率は、前記寸法のmとnの比率で、ブ
ラウン管サイズにより決まる定数であり、各ブラウン管
サイズの代表的なネジ位置比率を表す。
れるネジ位置比率の説明図である。10はブラウン管の
外郭部、11はブラウン管取り付け金具、12はテレビ
の正面から見えるブラウン管の範囲を示す。寸法mはブ
ラウン管の中心からテレビの正面から見えるブラウン管
の角までの距離を示し、寸法nはブラウン管の角からブ
ラウン管取り付け金具の取り付けネジ中心までの距離を
示す。ネジ位置比率は、前記寸法のmとnの比率で、ブ
ラウン管サイズにより決まる定数であり、各ブラウン管
サイズの代表的なネジ位置比率を表す。
【0019】ブラウン管サイズ検索手段3は、テレビの
ブラウン管サイズを基にしてブラウン管取付ネジ位置情
報を検索する機能を有している。ここでテレビのブラウ
ン管サイズとは、製品の名板等に記載されているインチ
で表される画面サイズである。ブラウン管サイズ検索手
段3は、テレビのブラウン管サイズから抽出したブラウ
ン管取付ネジ位置情報をブラウン管ネジ座標演算手段4
へ引き渡す機能も併せて有する。
ブラウン管サイズを基にしてブラウン管取付ネジ位置情
報を検索する機能を有している。ここでテレビのブラウ
ン管サイズとは、製品の名板等に記載されているインチ
で表される画面サイズである。ブラウン管サイズ検索手
段3は、テレビのブラウン管サイズから抽出したブラウ
ン管取付ネジ位置情報をブラウン管ネジ座標演算手段4
へ引き渡す機能も併せて有する。
【0020】ブラウン管ネジ座標演算手段4は、ブラウ
ン管サイズ検索手段3より引き渡されたブラウン管取付
ネジ位置情報を基に、ブラウン管取付ネジ座標を計算す
る機能を有している。
ン管サイズ検索手段3より引き渡されたブラウン管取付
ネジ位置情報を基に、ブラウン管取付ネジ座標を計算す
る機能を有している。
【0021】外部インターフェース部5は、ブラウン管
ネジ座標演算装置1の入出力部であり、前記ブラウン管
サイズ検索手段3へのブラウン管サイズ通知や、ブラウ
ン管ネジ座標演算手段4から出力されるネジ座標の外部
への通知を行なう機能を有している。又、この外部イン
ターフェース部5には、例えば、使用者に対してブラウ
ン管サイズの入力や、ガイダンスの表示を行なうための
キーボード、ディスプレイ等の入力装置が接続される。
ネジ座標演算装置1の入出力部であり、前記ブラウン管
サイズ検索手段3へのブラウン管サイズ通知や、ブラウ
ン管ネジ座標演算手段4から出力されるネジ座標の外部
への通知を行なう機能を有している。又、この外部イン
ターフェース部5には、例えば、使用者に対してブラウ
ン管サイズの入力や、ガイダンスの表示を行なうための
キーボード、ディスプレイ等の入力装置が接続される。
【0022】なお、上記のブラウン管ネジ位置情報保持
手段2はハードディスク装置、光磁気ディスク装置等の
記憶装置により実現されており、ブラウン管サイズ検索
手段3、ブラウン管ネジ座標演算手段4は、CPU、R
OM、RAM等より構成されるコンピュータ装置および
ソフトウェア等により実現されている。
手段2はハードディスク装置、光磁気ディスク装置等の
記憶装置により実現されており、ブラウン管サイズ検索
手段3、ブラウン管ネジ座標演算手段4は、CPU、R
OM、RAM等より構成されるコンピュータ装置および
ソフトウェア等により実現されている。
【0023】次に動作について説明する。図4は、この
発明の実施の形態1によるブラウン管ネジ座標演算装置
の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステッ
プST100において、ブラウン管サイズ検索手段3に
より、テレビのブラウン管サイズをキーワードとして、
ブラウン管ネジ位置情報保持手段2に保持されているブ
ラウン管ネジ位置情報の検索が行われる。ここで、ブラ
ウン管サイズの入力は、製品に記載されている画面サイ
ズを使用者が見てこれを外部インターフェース部5に接
続された入力装置より入力するようにしても、また、画
像処理技術等を用い、テレビの型名から抽出した画面サ
イズやテレビ正面から見たブラウン管表示面から処理、
演算したブラウン管サイズを外部インターフェース部5
に入力するようにしてもよい。
発明の実施の形態1によるブラウン管ネジ座標演算装置
の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステッ
プST100において、ブラウン管サイズ検索手段3に
より、テレビのブラウン管サイズをキーワードとして、
ブラウン管ネジ位置情報保持手段2に保持されているブ
ラウン管ネジ位置情報の検索が行われる。ここで、ブラ
ウン管サイズの入力は、製品に記載されている画面サイ
ズを使用者が見てこれを外部インターフェース部5に接
続された入力装置より入力するようにしても、また、画
像処理技術等を用い、テレビの型名から抽出した画面サ
イズやテレビ正面から見たブラウン管表示面から処理、
演算したブラウン管サイズを外部インターフェース部5
に入力するようにしてもよい。
【0024】次に、ステップST200において、ブラ
ウン管ネジ座標演算手段4により、ブラウン管サイズ検
索手段3により抽出されたブラウン管ネジ位置情報を基
にブラウン管のネジ座標の計算を行い、結果を図1に示
した外部インターフェース部5に引き渡して処理を終了
する。
ウン管ネジ座標演算手段4により、ブラウン管サイズ検
索手段3により抽出されたブラウン管ネジ位置情報を基
にブラウン管のネジ座標の計算を行い、結果を図1に示
した外部インターフェース部5に引き渡して処理を終了
する。
【0025】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、テレビのブラウン管ネジ位置情報を保持するブラウ
ン管ネジ位置情報保持手段2と、テレビのブラウン管の
サイズをキーワードとしたブラウン管サイズ検索手段3
と、ブラウン管ネジ位置情報を基にブラウン管のネジ座
標の計算を行うブラウン管ネジ座標演算手段4を備えて
いるため、テレビの分解処理プラントにおけるブラウン
管ネジ外し工程において、膨大な数に及ぶテレビの型名
ごとのブラウン管ネジ座標を保持する必要がなくなり、
ブラウン管サイズ毎のブラウン管ネジ位置情報を保持す
るだけで、おおよそのブラウン管ネジ座標を抽出するこ
とが可能となる。
ば、テレビのブラウン管ネジ位置情報を保持するブラウ
ン管ネジ位置情報保持手段2と、テレビのブラウン管の
サイズをキーワードとしたブラウン管サイズ検索手段3
と、ブラウン管ネジ位置情報を基にブラウン管のネジ座
標の計算を行うブラウン管ネジ座標演算手段4を備えて
いるため、テレビの分解処理プラントにおけるブラウン
管ネジ外し工程において、膨大な数に及ぶテレビの型名
ごとのブラウン管ネジ座標を保持する必要がなくなり、
ブラウン管サイズ毎のブラウン管ネジ位置情報を保持す
るだけで、おおよそのブラウン管ネジ座標を抽出するこ
とが可能となる。
【0026】実施の形態2.次に、この発明によるブラ
ウン管ネジ座標演算装置を廃テレビ分解処理プラントに
適用した例を説明する。図5はこの発明によるブラウン
管ネジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラン
トのシステム構成図である。図において、1はこの発明
によるブラウン管ネジ座標演算装置、20は廃テレビを
プラントに投入するオペレータ、21は廃テレビのブラ
ウン管サイズの入力端末、22は本プラントで分解処理
される廃テレビ、23は廃テレビ22のリアカバー取り
外し機、26はリアカバーが外された廃テレビ24のブ
ラウン管25のネジ外し機、27はブラウン管25とテ
レビ本体を分離する工程である。28は廃テレビの搬送
コンベアである。
ウン管ネジ座標演算装置を廃テレビ分解処理プラントに
適用した例を説明する。図5はこの発明によるブラウン
管ネジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラン
トのシステム構成図である。図において、1はこの発明
によるブラウン管ネジ座標演算装置、20は廃テレビを
プラントに投入するオペレータ、21は廃テレビのブラ
ウン管サイズの入力端末、22は本プラントで分解処理
される廃テレビ、23は廃テレビ22のリアカバー取り
外し機、26はリアカバーが外された廃テレビ24のブ
ラウン管25のネジ外し機、27はブラウン管25とテ
レビ本体を分離する工程である。28は廃テレビの搬送
コンベアである。
【0027】次に動作について説明する。オペレータ2
0はプラントに持ち込まれた廃テレビ22の名板、或い
は型名からブラウン管サイズを判断し、入力端末21に
ブラウン管サイズを入力した後、廃テレビ22をプラン
トへ投入する。入力されたブラウン管サイズは伝送路2
9を経由してブラウン管ネジ座標演算装置1に通知され
る。ブラウン管ネジ座標演算装置1は通知されたブラウ
ン管サイズから、ブラウン管ネジ座標を算出し、伝送路
30を経由してブラウン管ネジ外し機26へ通知する。
0はプラントに持ち込まれた廃テレビ22の名板、或い
は型名からブラウン管サイズを判断し、入力端末21に
ブラウン管サイズを入力した後、廃テレビ22をプラン
トへ投入する。入力されたブラウン管サイズは伝送路2
9を経由してブラウン管ネジ座標演算装置1に通知され
る。ブラウン管ネジ座標演算装置1は通知されたブラウ
ン管サイズから、ブラウン管ネジ座標を算出し、伝送路
30を経由してブラウン管ネジ外し機26へ通知する。
【0028】プラントに投入された廃テレビ22は搬送
手段28により搬送され、まず、リアカバー取り外し機
23によりテレビ本体のリアカバーが外される。リアカ
バーが外された廃テレビ24はブラウン管ネジ外し機2
6の直下に搬送コンベア28で搬送される。ブラウン管
ネジ外し機26は事前に通知されたブラウン管ネジ座標
を基にブラウン管25の実際のネジ位置、ネジサイズを
検出し、専用工具によりネジを外す。ブラウン管取り付
けネジが外された廃テレビ24は次工程のブラウン管分
離工程27にて本体24とブラウン管25が分離され、
分離された廃テレビの本体24とブラウン管25はそれ
ぞれの専用処理設備へ搬出される。
手段28により搬送され、まず、リアカバー取り外し機
23によりテレビ本体のリアカバーが外される。リアカ
バーが外された廃テレビ24はブラウン管ネジ外し機2
6の直下に搬送コンベア28で搬送される。ブラウン管
ネジ外し機26は事前に通知されたブラウン管ネジ座標
を基にブラウン管25の実際のネジ位置、ネジサイズを
検出し、専用工具によりネジを外す。ブラウン管取り付
けネジが外された廃テレビ24は次工程のブラウン管分
離工程27にて本体24とブラウン管25が分離され、
分離された廃テレビの本体24とブラウン管25はそれ
ぞれの専用処理設備へ搬出される。
【0029】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、前記実施の形態1のブラウン管ネジ座標演算装置を
廃テレビ分解処理プラントに組み込んでその操業に利用
するようにしたため、ブラウン管ネジ座標の有効利用に
より、廃テレビ分解処理プラントの自動化、省力化を図
ることが可能となる。
ば、前記実施の形態1のブラウン管ネジ座標演算装置を
廃テレビ分解処理プラントに組み込んでその操業に利用
するようにしたため、ブラウン管ネジ座標の有効利用に
より、廃テレビ分解処理プラントの自動化、省力化を図
ることが可能となる。
【0030】実施の形態3.次に、前記実施の形態2の
ブラウン管サイズの入力方式を、オペレータによるキー
操作入力に代わり、型名読み取り装置を適用した例を説
明する。図6は前記実施の形態2に型名読み取り装置を
適用した廃テレビ分解処理プラントのシステム構成図で
ある。図において、42は廃テレビ22の名板より型名
を読み取るテレビカメラ、41はテレビカメラ42によ
り撮影された名板部分の画像から型名を読み取る型名読
み取り装置である。40は型名読み取り装置41により
読み取られた型名から、ブラウン管サイズを抽出する装
置である。その他の機器は前記実施の形態2の構成図5
と同一である。
ブラウン管サイズの入力方式を、オペレータによるキー
操作入力に代わり、型名読み取り装置を適用した例を説
明する。図6は前記実施の形態2に型名読み取り装置を
適用した廃テレビ分解処理プラントのシステム構成図で
ある。図において、42は廃テレビ22の名板より型名
を読み取るテレビカメラ、41はテレビカメラ42によ
り撮影された名板部分の画像から型名を読み取る型名読
み取り装置である。40は型名読み取り装置41により
読み取られた型名から、ブラウン管サイズを抽出する装
置である。その他の機器は前記実施の形態2の構成図5
と同一である。
【0031】次に動作について説明する。本プラントに
持ち込まれた廃テレビ22は搬送手段28により名板撮
影位置にて停止する。テレビカメラ42は廃テレビ22
の名板を撮影し、画像データを型名読み取り装置41へ
転送する。型名読み取り装置41は転送された型名部の
画像から、画像処理を行い型名を文字データに変換し、
ブラウン管サイズ抽出装置40へ通知する。ブラウン管
サイズ抽出装置40は通知された型名からブラウン管サ
イズに相当する文字列を抽出し、ブラウン管サイズとし
て伝送路29を経由してブラウン管ネジ座標演算装置1
に通知する。以降の動作は前記実施の形態2と同一であ
る。
持ち込まれた廃テレビ22は搬送手段28により名板撮
影位置にて停止する。テレビカメラ42は廃テレビ22
の名板を撮影し、画像データを型名読み取り装置41へ
転送する。型名読み取り装置41は転送された型名部の
画像から、画像処理を行い型名を文字データに変換し、
ブラウン管サイズ抽出装置40へ通知する。ブラウン管
サイズ抽出装置40は通知された型名からブラウン管サ
イズに相当する文字列を抽出し、ブラウン管サイズとし
て伝送路29を経由してブラウン管ネジ座標演算装置1
に通知する。以降の動作は前記実施の形態2と同一であ
る。
【0032】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、前記実施の形態2のブラウン管サイズの入力方式
を、オペレータによるキー操作入力に代わり、型名読み
取り装置を適用し、ブラウン管サイズの入力を自動化し
ため、廃テレビ分解処理プラントの自動化、省人化を図
ることが可能となる。
ば、前記実施の形態2のブラウン管サイズの入力方式
を、オペレータによるキー操作入力に代わり、型名読み
取り装置を適用し、ブラウン管サイズの入力を自動化し
ため、廃テレビ分解処理プラントの自動化、省人化を図
ることが可能となる。
【0033】実施の形態4.次に、前記実施の形態3の
ブラウン管サイズの入力方式を、型名読み取り装置に代
わりブラウン管画像処理装置を適用した例を説明する。
図7は前記実施の形態3にブラウン管画像処理装置を適
用した廃テレビ分解処理プラントのシステム構成図であ
る。図において、52は廃テレビ22のブラウン管部分
の画像を撮影するテレビカメラ、51はテレビカメラ5
2により撮影されたブラウン管部分の画像からブラウン
管の輪郭を切り出す画像処理装置である。50はブラウ
ン管画像処理装置51により切り出されたブラウン管の
輪郭からブラウン管サイズを計算する演算装置である。
その他の機器は前記実施の形態3の構成を示す図6と同
一である。
ブラウン管サイズの入力方式を、型名読み取り装置に代
わりブラウン管画像処理装置を適用した例を説明する。
図7は前記実施の形態3にブラウン管画像処理装置を適
用した廃テレビ分解処理プラントのシステム構成図であ
る。図において、52は廃テレビ22のブラウン管部分
の画像を撮影するテレビカメラ、51はテレビカメラ5
2により撮影されたブラウン管部分の画像からブラウン
管の輪郭を切り出す画像処理装置である。50はブラウ
ン管画像処理装置51により切り出されたブラウン管の
輪郭からブラウン管サイズを計算する演算装置である。
その他の機器は前記実施の形態3の構成を示す図6と同
一である。
【0034】次に動作について説明する。本プラントに
持ち込まれた廃テレビ22は搬送手段28によりブラウ
ン管撮影位置にて停止する。テレビカメラ52は廃テレ
ビ22のブラウン管部分を撮影し、画像データをブラウ
ン管画像処理装置51へ転送する。ブラウン管画像処理
装置51は転送された廃テレビ22のブラウン管部分の
画像から、画像処理を行いブラウン管の輪郭を抽出し、
ブラウン管サイズ演算装置50へ通知する。ブラウン管
サイズ演算装置50は通知されたブラウン管の輪郭デー
タからブラウン管サイズを計算し、伝送路29を経由し
てブラウン管ネジ座標演算装置1に通知する。以降の動
作は前記実施の形態2と同一である。
持ち込まれた廃テレビ22は搬送手段28によりブラウ
ン管撮影位置にて停止する。テレビカメラ52は廃テレ
ビ22のブラウン管部分を撮影し、画像データをブラウ
ン管画像処理装置51へ転送する。ブラウン管画像処理
装置51は転送された廃テレビ22のブラウン管部分の
画像から、画像処理を行いブラウン管の輪郭を抽出し、
ブラウン管サイズ演算装置50へ通知する。ブラウン管
サイズ演算装置50は通知されたブラウン管の輪郭デー
タからブラウン管サイズを計算し、伝送路29を経由し
てブラウン管ネジ座標演算装置1に通知する。以降の動
作は前記実施の形態2と同一である。
【0035】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、前記実施の形態3のブラウン管サイズの入力方式
を、型名読み取り装置に代わり、ブラウン管画像処理装
置を適用したため、型名の読めなくなった汚れや破損の
ひどい廃テレビであってもブラウン管の取り付けネジの
座標データの生成が可能となり、ブラウン管ネジ外し機
の稼動率が向上し、廃テレビ分解処理プラントの効率的
な運用を図ることが可能となる。
ば、前記実施の形態3のブラウン管サイズの入力方式
を、型名読み取り装置に代わり、ブラウン管画像処理装
置を適用したため、型名の読めなくなった汚れや破損の
ひどい廃テレビであってもブラウン管の取り付けネジの
座標データの生成が可能となり、ブラウン管ネジ外し機
の稼動率が向上し、廃テレビ分解処理プラントの効率的
な運用を図ることが可能となる。
【0036】廃テレビ22のキャビネットの破損具合或
いは汚れ具合に応じてテレビカメラによる型名読み取り
とブラン管25の輪郭画像読み取りとを切り換えてもよ
い。
いは汚れ具合に応じてテレビカメラによる型名読み取り
とブラン管25の輪郭画像読み取りとを切り換えてもよ
い。
【0037】尚、上記各実施の形態では廃棄対象をブラ
ン管式のテレビに限定したが、テレビに限らず、廃棄対
象を洗濯機或いは冷蔵庫とし取り外し対象をモータ或い
はコンプレサーとしてもよい。
ン管式のテレビに限定したが、テレビに限らず、廃棄対
象を洗濯機或いは冷蔵庫とし取り外し対象をモータ或い
はコンプレサーとしてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、表示装置に表
示部を取り付けるネジの位置情報を保持するネジ位置情
報保持手段と、前記表示部のサイズをキーワードとして
前記ネジ位置情報の検索を行う表示部サイズ検索手段
と、検索されたネジ位置情報から表示装置における前記
のネジの座標を計算するネジ座標演算手段とを備えたの
で、表示装置の分解処理プラントにおける表示部のネジ
外し工程において、膨大な数に及ぶ表示装置の型名ごと
の表示部ネジ座標を保持する必要がなくなり、表示部サ
イズ毎の表示部ネジ位置情報を保持するだけで、おおよ
その表示部ネジ座標を抽出することが可能になるという
効果がある。
示部を取り付けるネジの位置情報を保持するネジ位置情
報保持手段と、前記表示部のサイズをキーワードとして
前記ネジ位置情報の検索を行う表示部サイズ検索手段
と、検索されたネジ位置情報から表示装置における前記
のネジの座標を計算するネジ座標演算手段とを備えたの
で、表示装置の分解処理プラントにおける表示部のネジ
外し工程において、膨大な数に及ぶ表示装置の型名ごと
の表示部ネジ座標を保持する必要がなくなり、表示部サ
イズ毎の表示部ネジ位置情報を保持するだけで、おおよ
その表示部ネジ座標を抽出することが可能になるという
効果がある。
【0039】請求項2の発明によれば、表示装置を区別
する特定情報より表示部のサイズを判定するサイズ判定
手段を備え、表示部サイズ検索手段は判定されたサイズ
をキーワードとして前記ネジ位置情報の検索を行うこと
で、簡易な情報でネジ位置情報の検索が可能になるとい
う効果がある。
する特定情報より表示部のサイズを判定するサイズ判定
手段を備え、表示部サイズ検索手段は判定されたサイズ
をキーワードとして前記ネジ位置情報の検索を行うこと
で、簡易な情報でネジ位置情報の検索が可能になるとい
う効果がある。
【0040】請求項3の発明によれば、表示装置を撮像
する撮像手段と、この撮像手段で撮像された表示装置の
画像情報より前記表示装置を区別する特定情報を読み出
す特定情報読出し手段とを備えたので、廃表示装置分解
処理プラントの自動化および省人化を図ることができる
という効果がある。
する撮像手段と、この撮像手段で撮像された表示装置の
画像情報より前記表示装置を区別する特定情報を読み出
す特定情報読出し手段とを備えたので、廃表示装置分解
処理プラントの自動化および省人化を図ることができる
という効果がある。
【0041】請求項4の発明によれば、特定情報読出し
手段は、画像情報より特定情報として表示装置の型名を
読み出すことで、より詳細にネジ位置情報の検索を行う
ことができるため分解処理を効率的に行うことができる
という効果がある。
手段は、画像情報より特定情報として表示装置の型名を
読み出すことで、より詳細にネジ位置情報の検索を行う
ことができるため分解処理を効率的に行うことができる
という効果がある。
【0042】請求項5の発明によれば、特定情報読出し
手段は、画像情報より特定情報として表示部の輪郭を読
み出し、サイズ判定手段に出力することで、型名の読め
なくなった汚れや破損のひどい廃表示装置であっても表
示部の取り付けネジの座標データの生成が可能となり、
表示部ネジ外し機の稼動率が向上し、廃表示装置分解処
理プラントの効率的な運用を図ることが可能になるとい
う効果がある。
手段は、画像情報より特定情報として表示部の輪郭を読
み出し、サイズ判定手段に出力することで、型名の読め
なくなった汚れや破損のひどい廃表示装置であっても表
示部の取り付けネジの座標データの生成が可能となり、
表示部ネジ外し機の稼動率が向上し、廃表示装置分解処
理プラントの効率的な運用を図ることが可能になるとい
う効果がある。
【0043】請求項6の発明によれば、廃表示装置の表
示部のサイズを入力するサイズ入力部と、入力されたサ
イズに基づいてこの表示部を止めるネジの座標をネジ座
標演算装置にて演算する座標演算部と、演算結果に基づ
いた座標位置にてネジ外し機をネジに係合させてネジを
外すネジ外し部と、ネジを外した後に表示装置より表示
部を分離する表示部分離部とを備えたので、多種多様の
廃表示装置に対して少ない情報量で効率よく分解処理を
行うことができるという効果がある。
示部のサイズを入力するサイズ入力部と、入力されたサ
イズに基づいてこの表示部を止めるネジの座標をネジ座
標演算装置にて演算する座標演算部と、演算結果に基づ
いた座標位置にてネジ外し機をネジに係合させてネジを
外すネジ外し部と、ネジを外した後に表示装置より表示
部を分離する表示部分離部とを備えたので、多種多様の
廃表示装置に対して少ない情報量で効率よく分解処理を
行うことができるという効果がある。
【0044】請求項7の発明によれば、サイズ入力部は
表示装置を撮像する撮像手段を備え、この撮像手段によ
り撮像された表示装置の型名または表示部の輪郭画像の
少なくとも1つより表示部のサイズを特定するようにし
たので、表示部のサイズの入力の自動化を達成できるた
め、廃表示装置の分解処理プラントの自動化及び省人化
を図ることができるという効果がある。
表示装置を撮像する撮像手段を備え、この撮像手段によ
り撮像された表示装置の型名または表示部の輪郭画像の
少なくとも1つより表示部のサイズを特定するようにし
たので、表示部のサイズの入力の自動化を達成できるた
め、廃表示装置の分解処理プラントの自動化及び省人化
を図ることができるという効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるブラウン管ネ
ジ座標演算装置の構成を示すブロック図である。
ジ座標演算装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1におけるブラウン管ネジ位置情
報保持手段が保持するブラウン管サイズ対応のネジ位置
情報データテーブルの一例を示す表図である。
報保持手段が保持するブラウン管サイズ対応のネジ位置
情報データテーブルの一例を示す表図である。
【図3】 実施の形態1におけるブラウン管ネジ位置情
報保持手段が保持するネジ位置情報であるネジ位置比率
の説明図である。
報保持手段が保持するネジ位置情報であるネジ位置比率
の説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるブラウン管ネ
ジ座標演算装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
ジ座標演算装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2によるブラウン管ネ
ジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラントの
システム構成図である。
ジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラントの
システム構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるブラウン管ネ
ジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラントの
システム構成図である。
ジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラントの
システム構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるブラウン管ネ
ジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラントの
システム構成図である。
ジ座標演算装置を適用した廃テレビ分解処理プラントの
システム構成図である。
1 ブラウン管ネジ座標演算装置、2 ブラウン管ネジ
位置情報保持手段、3ブラウン管サイズ検索手段、4
ブラウン管ネジ座標演算手段、5 外部インターフェー
ス部、25 ブラン管、26 ブラン管ネジ外し機、2
7 ブラン管分離工程、40 ブラン管サイズ抽出処理
装置、41 型名読取装置、42,52 テレビカメ
ラ、50 ブラン管サイズ演算装置、51 ブラン管画
像処理装置。
位置情報保持手段、3ブラウン管サイズ検索手段、4
ブラウン管ネジ座標演算手段、5 外部インターフェー
ス部、25 ブラン管、26 ブラン管ネジ外し機、2
7 ブラン管分離工程、40 ブラン管サイズ抽出処理
装置、41 型名読取装置、42,52 テレビカメ
ラ、50 ブラン管サイズ演算装置、51 ブラン管画
像処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡瀬 哲也 兵庫県神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号 三菱電機コントロールソフトウエア株式 会社内 Fターム(参考) 3C030 BA01 5B057 AA04 BA02 CA12 CA19 CB12 CC03 CH20 DA07 DA08 DB02 DC03 DC09 DC16
Claims (7)
- 【請求項1】 表示装置に表示部を取り付けるネジの位
置情報を保持するネジ位置情報保持手段と、前記表示部
のサイズをキーワードとして前記ネジ位置情報の検索を
行う表示部サイズ検索手段と、検索されたネジ位置情報
から表示装置における前記のネジの座標を計算するネジ
座標演算手段とを備えたことを特徴とする表示装置の分
解情報採取装置。 - 【請求項2】 表示装置を区別する特定情報より表示部
のサイズを判定するサイズ判定手段を備え、表示部サイ
ズ検索手段は判定されたサイズをキーワードとして前記
ネジ位置情報の検索を行うことを特徴とする請求項1に
記載の表示装置の分解情報採取装置。 - 【請求項3】 表示装置を撮像する撮像手段と、この撮
像手段で撮像された表示装置の画像情報より前記表示装
置を区別する特定情報を読み出す特定情報読出し手段と
を備えたことを特徴とする請求項2に記載の表示装置の
分解情報採取装置。 - 【請求項4】 特定情報読出し手段は、画像情報より特
定情報として表示装置の型名を読み出すことを特徴とす
る請求項3に記載の表示装置の分解情報採取装置。 - 【請求項5】 特定情報読出し手段は、画像情報より特
定情報として表示部の輪郭を読み出し、サイズ判定手段
に出力することを特徴とする請求項3または4に記載の
表示装置の分解情報採取装置。 - 【請求項6】 廃表示装置の表示部のサイズを入力する
サイズ入力部と、入力されたサイズに基づいてこの表示
部を止めるネジの座標をネジ座標演算装置にて演算する
座標演算部と、演算結果に基づいた座標位置にてネジ外
し機をネジに係合させてネジを外すネジ外し部と、ネジ
を外した後に表示装置より表示部を分離する表示部分離
部を備えたことを特徴とする表示装置の分解システム。 - 【請求項7】 サイズ入力部は表示装置を撮像する撮像
手段を備え、この撮像手段により撮像された表示装置の
型名または表示部の輪郭画像の少なくとも1つより表示
部のサイズを特定することを特徴とする請求項6に記載
の表示装置の分解システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266160A JP2000099729A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 表示装置の分解情報採取装置および表示装置の分解システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266160A JP2000099729A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 表示装置の分解情報採取装置および表示装置の分解システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000099729A true JP2000099729A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17427123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10266160A Pending JP2000099729A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 表示装置の分解情報採取装置および表示装置の分解システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000099729A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010082424A1 (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-22 | シャープ株式会社 | 薄型テレビの解体装置および薄型テレビの解体方法 |
JP2014136187A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Mitsubishi Materials Corp | 固定部材解体システム、固定部材解体方法、およびプログラム |
JP2015073700A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 小松貿易株式会社 | 遊技機の自動解体処理装置 |
JP2015167276A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | 西日本家電リサイクル株式会社 | 薄型テレビの分解装置 |
JP2021159880A (ja) * | 2020-04-01 | 2021-10-11 | Jx金属株式会社 | 電子・電気機器部品屑の組成解析方法、電子・電気機器部品屑の処理方法、電子・電気機器部品屑の組成解析装置及び電子・電気機器部品屑の処理装置 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP10266160A patent/JP2000099729A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010082424A1 (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-22 | シャープ株式会社 | 薄型テレビの解体装置および薄型テレビの解体方法 |
US8613638B2 (en) | 2009-01-15 | 2013-12-24 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dismantling apparatus for flat-screen TV and dismantling method for flat-screen TV |
JP2014136187A (ja) * | 2013-01-16 | 2014-07-28 | Mitsubishi Materials Corp | 固定部材解体システム、固定部材解体方法、およびプログラム |
JP2015073700A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 小松貿易株式会社 | 遊技機の自動解体処理装置 |
JP2015167276A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | 西日本家電リサイクル株式会社 | 薄型テレビの分解装置 |
JP2021159880A (ja) * | 2020-04-01 | 2021-10-11 | Jx金属株式会社 | 電子・電気機器部品屑の組成解析方法、電子・電気機器部品屑の処理方法、電子・電気機器部品屑の組成解析装置及び電子・電気機器部品屑の処理装置 |
JP7301782B2 (ja) | 2020-04-01 | 2023-07-03 | Jx金属株式会社 | 電子・電気機器部品屑の組成解析方法、電子・電気機器部品屑の処理方法、電子・電気機器部品屑の組成解析装置及び電子・電気機器部品屑の処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |