JP2000099241A - キーボード及びゴムアクチュエータ整列体の製造方法 - Google Patents

キーボード及びゴムアクチュエータ整列体の製造方法

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JP2000099241A
JP2000099241A JP10271209A JP27120998A JP2000099241A JP 2000099241 A JP2000099241 A JP 2000099241A JP 10271209 A JP10271209 A JP 10271209A JP 27120998 A JP27120998 A JP 27120998A JP 2000099241 A JP2000099241 A JP 2000099241A
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JP
Japan
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rubber
keyboard
actuators
rubber actuator
actuator
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Application number
JP10271209A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Tamura
正好 田村
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Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーボードの製造コストを低減させる。 【解決手段】 キートップの押下によりゴムアクチュエ
ータがメンブレンスイッチに当接してその接点を閉じる
ように機能するキーボードにおいて、ゴムアクチュエー
タ31はアーチ形でその内側に下向き凸部31a を備えた形
状をしており、このゴムアクチュエータ31複数個が所定
のキー配列に従って配置され且つそれらの両側に延在す
る帯状枠32に接合されたゴムアクチュエータ整列体3の
形でキーボードに組み込まれた構造とする。このゴムア
クチュエータ整列体3は、押出成形法で湾曲部と平坦部
からなる成形ゴムテープまたは成形ゴムシートを形成し
た後、湾曲部を選択的に除去する方法で製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報入力用のキー
ボードに係り、特にゴムアクチュエータを使用するキー
ボードの構造とそのゴムアクチュエータの製造方法に関
する。
【0002】近年、キーボードの構造としては、メンブ
レンスイッチやプリント板スイッチ等、複数の接点領域
がキー配列に従って配置されたスイッチ構成基板を備
え、キートップを押下することによりゴムアクチュエー
タがこの接点領域に作用してスイッチングがなされるタ
イプのものが主流となっており、コストの低減が求めら
れている。
【0003】
【従来の技術】従来のキーボードの例を図4,5を参照
しながら説明する。尚、両図において、図1と同じもの
には同一の符号を付与した。
【0004】図5は第1従来例の要部を示す部分断面図
である。13はゴムアクチュエータ整列体であり、キー
ボード1台分のドーム状のゴムアクチュエータがキー配
列に従って並べられた状態でシート状に一体化されてい
る。キートップ1を押下するとその直下のドーム状のゴ
ムアクチュエータが変形してその下向き凸部13aがメ
ンブレンスイッチ4の接点領域4aに当接して接点を閉
じる。このゴムアクチュエータ整列体13は一体成形さ
れ、これをメンブレンスイッチ4の上に重ね、さらにそ
の上にスイッチパネル2を重ねる工程を経て、このキー
ボードが組み立てられる。
【0005】図6は第2従来例の要部を示す部分断面図
である。この例では、スイッチ構成基板はプリント板ス
イッチ24であり、各キートップ1には個片のゴムアク
チュエータ23が装着されている。ゴムアクチュエータ
23は導電塗料が塗布されているか導電ゴム製である。
キートップ1を押下するとゴムアクチュエータ23がプ
リント板スイッチ24の表面の接点領域に当接して回路
を閉じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第1従来例
では、多数のドーム状ゴムアクチュエータを一体成形す
るための型が高価なものとなり、しかもバリエーション
豊富なキー配列の特定の一つに専用となるから、部品コ
ストが高くなる、という問題があった。また、第2従来
例では、多種のキー配列に対応できて部品コストが安く
なるものの、ゴムアクチュエータを一個ずつキートップ
に装着する必要から、組立コストが高くなる、という問
題があった。
【0007】本発明は、このような問題を解決して、安
価な型で且つ多くのキー配列に対応できる方法でゴムア
クチュエータ整列体を製造することで、低コストで製造
することが可能なキーボードを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1〜3においては、複数のキートッ
プと、該キートップを所定のキー配列に従って保持する
スイッチパネルと、該キー配列に従って整列する複数の
接点領域を備えたスイッチ構成基板と、ゴムアクチュエ
ータ整列体とを有し、該ゴムアクチュエータ整列体は、
内側に下向き凸部を備えたアーチ形をなす複数のゴムア
クチュエータが各接点領域上に配置されてそれぞれ両側
に延在する帯状枠に接合されているものであり、該キー
トップの押下により該ゴムアクチュエータの下向き凸部
が該接点領域を圧下して接点を閉じることを特徴とする
キーボードとしている。
【0009】また、本発明の請求項4においては、アー
チ形断面をなす湾曲部1条がその両側で接合する平坦部
とともに延在する成形ゴムテープを押出成形法により形
成する工程と、該湾曲部を長手方向に選択的に除去して
複数のゴムアクチュエータを所定の配置で形成する工程
とを含むことを特徴とするゴムアクチュエータ整列体の
製造方法としている。
【0010】また、本発明の請求項5においては、アー
チ形断面をなす湾曲部複数条がその両側で接合する平坦
部とともに平行に延在する成形ゴムシートを押出成形法
により形成する工程と、該湾曲部のそれぞれを長手方向
に選択的に除去して複数のゴムアクチュエータを所定の
配置で形成する工程とを含むことを特徴とするゴムアク
チュエータ整列体の製造方法としている。
【0011】即ち、本発明によれば、ゴムアクチュエー
タを整列体の形でキーボードに組み込むから個片の形で
組み込む場合に比してキーボードの組立コストは低くな
り、一方、ゴムアクチュエータ整列体はキーボード1台
分を一体成形する場合に比して安価で汎用性に富む型で
製造するから部品コストが低くなる。
【0012】請求項4の場合、型は特に安価で汎用性に
富むものとなるから、比較的少量生産のキーボードに対
して部品コスト低減の効果が大きい。請求項5の場合、
かたの汎用性は請求項4の場合よりやや劣るが、この方
法で製造したゴムアクチュエータ整列体をキーボードに
組み込む際の工数は請求項4の場合より若干小さくな
り、組立コストが低くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜4を参照しながら説明する。尚、各図を通して同じ
ものには同一の符号を付与した。
【0014】図1は本発明のキーボードの要部を示す部
分断面図であり、スイッチ構成基板としてメンブレンス
イッチを用いたタイプのキーボードの一部を示してい
る。同図において、1はキートップ、2はスイッチパネ
ル、3はゴムアクチュエータ整列体、4はメンブレンス
イッチ、5はサポートパネルである。ゴムアクチュエー
タ整列体3はゴム状の高弾性材料からなり、所定のキー
配列に従って整列する複数のゴムアクチュエータ31
と、これらを支持する帯状枠32からなっている。ゴム
アクチュエータ31は下向き凸部31aと上向き凸部3
1bとを備えている。
【0015】複数のキートップ1が所定のキー配列に従
ってスイッチパネル2に支持されており、このキー配列
に従って配置された複数の接点領域4aを備えたメンブ
レンスイッチ4はサポートパネル5に支持されている。
スイッチパネル2とメンブレンスイッチ4との間には、
ゴムアクチュエータ整列体3が配設されており、各ゴム
アクチュエータ31がそれぞれキートップ1の直下に位
置している。キートップ1を押下するとゴムアクチュエ
ータ31が変形してその下向き凸部31aがメンブレン
スイッチ4の接点領域4aに当接して接点を閉じるよう
に機能する。
【0016】図2は本発明に係るゴムアクチュエータ整
列体の第1実施形態を示す斜視図である。このゴムアク
チュエータ整列体はキー配列1列分のゴムアクチュエー
タをそのキー配列に従って整列させたものである。
【0017】図3は本発明に係るゴムアクチュエータ整
列体の第2実施形態を示す斜視図である。これはキーボ
ード1台分の総てのゴムアクチュエータを含む場合等、
キー配列複数列分のゴムアクチュエータをそのキー配列
に従って整列させたものである。
【0018】次に、ゴムアクチュエータ整列体の製造方
法を説明する。図4は本発明のゴムアクチュエータ整列
体の製造方法を示す斜視図である。先ず、アーチ形断面
の湾曲部30a一条がその両側でそれぞれ平坦部30b
と接合した形の成形ゴムテープ30を押出成形法により
形成し、これをリールLに巻き取る。次に、これをリー
ルLから引き出しながら金型Pで打ち抜くことにより湾
曲部30aから不要部33を順次除去し、キー配列一列
分のゴムアクチュエータ31を所望の間隔で形成した
後、成形ゴムテープ30から切り取る。これで図2に相
当する単列のゴムアクチュエータ整列体が形成される。
押出成形法により形成した成形ゴムテープ30をキー配
列1列分の長さに順次切断した後、それを金型Pで打ち
抜く方法としてもよい。
【0019】尚、ゴムアクチュエータ31相互の間隔は
一定ではないから、金型Pとして寸法の異なる複数のポ
ンチを準備してそれらを使い分けるか、若しくはポンチ
は単一とし、ポンチより長い不要部はそのポンチで相対
位置を変えて2度打ち(またはそれ以上)して分割除去
する。
【0020】また、図3に相当する複列のゴムアクチュ
エータ整列体を形成するには、先ず、上記の成形ゴムテ
ープ30の代わりに、アーチ形断面の湾曲部30a複数
条がそれぞれその両側で平坦部30bと接合した形の成
形ゴムシート(図面は省略)を押出成形法により形成す
る。次に、これを所定の長さに切断するか、若しくは一
旦リールLに巻き取った後、この成形ゴムシートの各湾
曲部30aをそれぞれ長手方向に選択的に除去すればよ
い。
【0021】本発明のキーボードは、サポートパネル
5、メンブレンスイッチ4、ゴムアクチュエータ整列体
3、スイッチパネル2を順次重ね、スイッチパネル2に
キートップ1を装着することにより、組み立てることが
できる。ゴムアクチュエータ整列体3が単列の場合に
は、メンブレンスイッチ4の上に複数のゴムアクチュエ
ータ整列体3を並べることになる。
【0022】以上、スイッチ構成基板としてメンブレン
スイッチを用いたタイプのキーボードについて実施形態
を説明したが、本発明はスイッチ構成基板としてプリン
ト板スイッチを用いたタイプのキーボードに対しても有
効であることは言うまでもない。前記の成形ゴムテープ
30又は成形ゴムシートを導電性ゴムを用いて押出成形
するか、若しくは押出成形後、ゴムアクチュエータ31
の下向き凸部31aに導電塗料を塗布すればよい。この
導電塗料の塗布は、成形ゴムテープ30の状態で連続的
に行うことも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安価な型で且つ多くのキー配列に対応できる方法でゴム
アクチュエータ整列体を製造することができ、その結
果、低コストで製造することが可能なキーボードを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキーボードの要部を示す部分断面図
である。
【図2】 本発明に係るゴムアクチュエータ整列体の第
1実施形態を示す斜視図である。
【図3】 本発明に係るゴムアクチュエータ整列体の第
2実施形態を示す斜視図である。
【図4】 本発明のゴムアクチュエータ整列体の製造方
法を示す斜視図である。
【図5】 第1の従来例の要部を示す部分断面図であ
る。
【図6】 第2の従来例の要部を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 キートップ 2 スイッチパネル 3,13 ゴムアクチュエータ整列体 4 メンブレンスイッチ 4a 接点領域 5 サポートパネル 13a 下向き凸部 23 ゴムアクチュエータ 24 プリント板スイッチ 30 成形ゴムテープ 30a 湾曲部 30b 平坦部 31 ゴムアクチュエータ 31a 下向き凸部 31b 上向き凸部 32 帯状枠 33 不要部 L リール P 金型

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキートップと、該キートップを所
    定のキー配列に従って保持するスイッチパネルと、該キ
    ー配列に従って整列する複数の接点領域を備えたスイッ
    チ構成基板と、ゴムアクチュエータ整列体とを有し、 該ゴムアクチュエータ整列体は、内側に下向き凸部を備
    えたアーチ形をなす複数のゴムアクチュエータが各接点
    領域上に配置されてそれぞれ両側に延在する帯状枠に接
    合されているものであり、 該キートップの押下により該ゴムアクチュエータの下向
    き凸部が該接点領域を圧下して接点を閉じることを特徴
    とするキーボード。
  2. 【請求項2】 前記ゴムアクチュエータ整列体は、前記
    キー配列の1列分のゴムアクチュエータがそれぞれその
    両側に延在する前記帯状枠に接合されて所定の配置で1
    列に整列しているものであり、該ゴムアクチュエータ整
    列体を複数個有することを特徴とする請求項1記載のキ
    ーボード。
  3. 【請求項3】 前記ゴムアクチュエータ整列体は、前記
    キー配列の複数列分のゴムアクチュエータがそれぞれそ
    の両側に延在する前記帯状枠に接合されて所定の配置で
    複数列に整列しているものであり、該ゴムアクチュエー
    タ整列体を1個有することを特徴とする請求項1記載の
    キーボード。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のキーボードに用いられる
    ゴムアクチュエータ整列体の製造方法であって、 アーチ形断面をなす湾曲部1条が両側でそれぞれ接合す
    る平坦部とともに延在する成形ゴムテープを押出成形法
    により形成する工程と、該成形ゴムテープの湾曲部を長
    手方向に選択的に除去して複数のゴムアクチュエータを
    所定の配置で形成する工程と、を含むことを特徴とする
    ゴムアクチュエータ整列体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のキーボードに用いられる
    ゴムアクチュエータ整列体の製造方法であって、 アーチ形断面をなす湾曲部複数条が平坦部を介して平行
    に延在する成形ゴムシートを押出成形法により形成する
    工程と、該成形ゴムシートの湾曲部のそれぞれを長手方
    向に選択的に除去して複数のゴムアクチュエータを所定
    の配置で形成する工程と、を含むことを特徴とするゴム
    アクチュエータ整列体の製造方法。
JP10271209A 1998-09-25 1998-09-25 キーボード及びゴムアクチュエータ整列体の製造方法 Pending JP2000099241A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002071482A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Mitsumi Electric Co Ltd 感圧センサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002071482A (ja) * 2000-09-05 2002-03-08 Mitsumi Electric Co Ltd 感圧センサー

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