JP2000099023A - 電子楽器のパラメータ設定装置 - Google Patents

電子楽器のパラメータ設定装置

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JP2000099023A
JP2000099023A JP10272025A JP27202598A JP2000099023A JP 2000099023 A JP2000099023 A JP 2000099023A JP 10272025 A JP10272025 A JP 10272025A JP 27202598 A JP27202598 A JP 27202598A JP 2000099023 A JP2000099023 A JP 2000099023A
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electronic musical
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parameter setting
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Toru Suzuki
亨 鈴木
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パラメータ設定装置に設けられている摘みや
スライドレバー等の操作子のいずれが有効に機能してい
るのかを瞬時に識別できるようにする。 【解決手段】 電子楽器で発生する楽音を制御するため
の複数のパラメータに対応させて設けられた複数の操作
子2〜7と、上記複数の操作子のそれぞれに対応させて
設けられた複数の表示手段2a〜7aと、各操作子のイ
ベント及び操作位置を検出してパラメータを生成する手
段と、上記生成さされたパラメータを上記楽音発生部に
送信する手段と、上記送信されたパラメータに係わる操
作子に対応する表示手段を点灯させる手段と、上記電子
楽器の楽音発生部に設定されているパラメータをキャン
セルする手段と、キャンセルされたパラメータに係わる
操作子に対応する表示手段を消灯させる手段とを設け、
どのようなパラメータが楽音発生部に設定されているの
かを、上記操作子及び上記操作子に対応する表示手段の
点灯状態を見るだけで瞬時に分かるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子楽器のパラメー
タ設定装置に係わり、特に、電子楽器により発生する楽
音を制御するためのパラメータの設定状態を容易に認識
できるようにした電子楽器のパラメータ設定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子楽器においては、発生すべき楽音を
制御するためのパラメータを演奏者の操作により任意に
設定したり、或いは一旦設定したパラメータを新たな値
に設定し直すことができるように構成されている。
【0003】上記パラメータを設定するための装置とし
て、パラメータ設定装置が従来より用いられている。上
記パラメータ設定装置は、例えば、音色を変化させるた
めの可変抵抗器を操作する摘みや、スイッチ類を切換え
操作するためのスライドレバー等の操作子を具備し、上
記摘みやスライドレバー等の操作子を操作することによ
り、所望の楽音を発生させることができるように構成さ
れている。
【0004】上記パラメータ設定装置は、電子楽器とは
別体に構成されたり、或いは電子楽器と一体的に構成さ
れたりするが、いずれにしても、発生すべき楽音を制御
するためのパラメータを生成して電子楽器の楽音発生部
に送信する。
【0005】上述したように、パラメータ設定装置に設
けられている摘みやスライドレバー等の操作子を操作し
てパラメータを所定の値に設定すれば、演奏者が所望と
する任意の楽音を楽音発生部において発生させることが
できる。そして、上記楽音発生部に設定したパラメータ
の値は、上記摘みやスライドレバー等の操作子の操作位
置を目で見ることにより容易に確認することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のパラメ
ータ設定装置の場合は、楽音を発生させるために設定さ
れているパラメータの値と、上記摘みやスライドレバー
等の操作子の操作位置とが一致していない状態が発生す
ることがあった。
【0007】例えば、上記摘みやスライドレバー等の操
作子によって設定されたパラメータの値は、所定の操作
を行うことによってクリアされる。例えば、楽音発生部
側において、プログラムチェンジによりクリアされるよ
うに設定されていれば、演奏者がプログラムチェンジを
行った時点で、それまでに設定されていたパラメータの
値が全てクリアされるように構成されている場合があ
る。
【0008】一方、上記摘みやスライドレバー等の操作
子は、演奏者がプログラムチェンジを行っても、自動的
には初期位置に戻らないので、キャンセルされたパラメ
ータを設定した位置のままである。したがって、上記操
作子の位置を見ただけでは対応するパラメータが上記楽
音発生部に設定されているものであるか否かを、認識す
ることができない問題があった。
【0009】このような状態において、複数個存在する
摘みやスライドレバー等の何れかを操作すると、上記操
作した摘みやスライドレバーの操作位置に対応したパラ
メータ値が楽音発生部に送信されて設定される。このた
め、パラメータ値が一旦クリアされた後は、複数個存在
する摘みやスライドレバーの何れが有効であるのか、操
作子の位置を見ただけでは識別することができない問題
があった。
【0010】このような問題が生じないようにするため
に、楽音発生部に設定されていたパラメータの値がクリ
アされる操作が行われた後に、摘みやスライドレバーの
1つを動かしたら、全てのパラメータ値を送信しなおす
ようにすることが考えられる。しかし、このようにする
と、本来は送信する必要がないデータまで送信すること
になるので、パラメータ設定装置と楽音発生部との間の
送受信処理が煩雑になってしまう問題が発生する。
【0011】本発明は上述の問題点にかんがみ、パラメ
ータ設定装置に設けられている摘みやスライドレバー等
の操作子のいずれが有効に機能しているのかを演奏者が
瞬時に識別できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電子楽器のパラ
メータ設定装置は、電子楽器で発生する楽音を制御する
ための複数のパラメータを設定する装置において、上記
設定すべき複数のパラメータに対応させて設けられた複
数の操作子と、上記複数の操作子のそれぞれに対応させ
て設けられた複数の表示手段と、上記複数の操作子のイ
ベント及び操作位置を検出し、上記操作位置に対応した
パラメータを生成するパラメータ生成手段と、上記パラ
メータ生成手段によって生成されたパラメータを上記電
子楽器の楽音発生部に設定するために送信するパラメー
タ送信手段と、上記パラメータ送信手段によって送信さ
れたパラメータに係わる操作子に対応する表示手段を点
灯させる点灯制御手段と、上記電子楽器の楽音発生部に
設定されているパラメータをキャンセルするパラメータ
キャンセル手段と、上記パラメータキャンセル手段によ
ってキャンセルされたパラメータに係わる操作子に対応
する表示手段を消灯させる消灯制御手段とを具備するこ
とを特徴としている。
【0013】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記表示手段はLEDであることを特徴としている。
【0014】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記パラメータ設定装置は電子楽器と別体に構成さ
れていることを特徴としている。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記パラメータ設定装置は電子楽器と一体的に構成
されていることを特徴としている。
【0016】
【作用】本発明は上記技術手段を有するので、複数の操
作子のそれぞれに対応させて設けられた各表示手段の表
示状態が、上記複数の操作子のイベント及び操作位置に
基いて制御されるので、どのようなパラメータが電子楽
器の楽音発生部に設定されているのかを、上記操作子及
び上記操作子に対応する表示手段の点灯状態を見ただけ
で瞬時に分かるようにすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子楽器のパラメ
ータ設定装置の一実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の実施の形態のパラメータ設定装置
の正面図を示している。図1に示したように、本実施の
形態のパラメータ設定装置1は電子楽器とは別体に構成
されていて、ボリューム用摘み2、アタック用摘み3、
リリース用摘み4のような各種の摘みを有している。
【0018】また、第1のスイッチSW1、第2のスイ
ッチSW2及び第3のスイッチSW3等のスイッチ類
と、第1のスライドレバー5、第2のスライドレバー
6、第3のスライドレバー7等のレバー類を有してい
る。そして、上記ボリューム用摘み2に対応してLED
2a、アタック用摘み3に対応してLED3a、リリー
ス用摘み4に対応してLED4aがそれぞれ配設されて
いる。
【0019】また、第1のスライドレバー5に対応して
LED5a、第2のスライドレバー6に対応してLED
6a、第3のスライドレバー7に対応してLED7aが
それぞれ配設されている。なお、上記は説明を簡素化す
るために、摘み、スイッチ及びスライドレバー等の操作
子をそれぞれ3個ずつ設けた例を示したが、これらの操
作子は実際には非常に多くの操作子が設けられている。
【0020】上記スイッチSW1〜3及びスライドレバ
ー5〜7は、電子楽器の楽音発生回路(図2参照)が発
生する楽音制御用のパラメータを設定するためのもので
あり、これらのスイッチSW1〜3及びスライドレバー
5〜7の操作状態及び位置に対応したデータが生成され
て電子楽器に送信されるようになされている。
【0021】図2は、本発明の一実施の形態を示す電子
楽器の要部ブロック図である。この電子楽器は鍵盤1
1、MIDIインターフェイス16、押鍵速度検出回路
14等を備え、パラメータ設定装置1から入力されるパ
ラメータに基いて楽音を発生させるようになされてい
る。
【0022】電子楽器の回路部は、バス18によって結
合されたフロッピーディスクドライブ10、CPU2
1、ROM20、RAM19から成るマイクロコンピュ
ータで構成されている。CPU21は、鍵盤11に結合
されたキースイッチ回路15から鍵盤11の操作情報を
検出し、MIDIインターフェイス16を介して結合さ
れたパラメータ設定装置1からパネル操作子の操作情報
を検出する。
【0023】このような構成により、パラメータ設定装
置1によって設定されたリズムや楽器に基づいて楽音が
生成される。すなわち、CPU21は、鍵盤操作に対応
した音符情報やパネル操作子の操作に対応したリズム、
音色等のパラメータ情報を楽音発生回路22に送出す
る。
【0024】楽音発生回路22は、これらの情報に基づ
いてROM20からPCM音源データを読み出し、その
振幅やエンベロープを加工してD/A変換器23に出力
する。D/A変換器23によりディジタル/アナログ変
換された楽音信号は、アンプ24を介してスピーカ25
に与えられる。
【0025】ROM20には、自動伴奏データが書き込
まれている。CPU21は、パラメータ設定装置1に設
けられている自動伴奏選択スイッチ(例えば、スイッチ
SW1)の操作に対応する自動伴奏データをROM20
から読み出し、楽音発生回路22に与える。
【0026】楽音発生回路22は、自動伴奏データに対
応するコード、ベース、ドラム等の波形データをROM
20から読み出し、D/A変換器23に導出する。した
がって、鍵操作に対応した発音と共に自動伴奏のコード
音、ベース音、ドラム音がスピーカ25から得られる。
フロッピーディスクドライブ10の記録媒体(フロッピ
ディスク)から再生されたデータは、RAM19に入れ
られる。
【0027】図3は、本実施の形態の電子楽器の要素的
特徴を示すブロック図である。リズム選択部30は、パ
ラメータ設定装置1に設けられているテンキースイッチ
(図示せず)で構成されている。また、パラメータ設定
装置1には、リズム伴奏、自動コード伴奏、アドリブフ
レーズ演奏等のモードを選択するための選択ボタン等が
設けられている。
【0028】楽音制御部32に接続されたフレーズデー
タメモリ33は、ROM20に設けられていて、図4に
も示すように、リズムごとに17鍵(0〜16)に割り
当てられた17種のフレーズデータから成るフレーズデ
ータテーブル43を有している。
【0029】個々のフレーズデータは、1小節程の音符
データを演奏データメモリから読み出すための演奏パタ
ーンデータ(アドレス情報)で構成されている。アドリ
ブフレーズ演奏においては、選択されたリズムに対応し
て特定の17鍵にフレーズが割り当てられる。
【0030】1つの鍵を押すと、フレーズデータメモリ
33から対応のフレーズデータが読み出され、このデー
タに基づいて4拍のフレーズを構成する音符データが自
動演奏データメモリ36から読み出されて再生される。
17鍵に対応したフレーズは総て異なるので、例えば4
拍ごとに鍵を操作することにより、簡単にアドリブ演奏
ができることになる。
【0031】楽音制御部32は、自動演奏パターンやフ
レーズデータに基づいて自動演奏データメモリ36から
自動演奏データを読み出し、音量、音色、楽器等を指定
するデータによって自動演奏データを修飾して楽音発生
部37に導出する。また、楽音制御部32には再生音符
データ補正手段31が設けられていて、後述するように
再生アドリブフレーズ演奏の音量に、鍵を操作する速度
に応じた強弱を付けるようにしている。
【0032】自動演奏データメモリ36は、ROM20
に設けられていて、図4の自動演奏データの構成説明図
に示すように、リズムごとにコード、ベース、ドラム等
の自動伴奏のための音符データ列を記憶したテーブル4
4を備えている。
【0033】各音符データは、キー(音程)番号、発音
タイミング、発音時間幅、音量等のデータからなる。な
お、ROM20は、図4に示したように、リズムごとに
リズム番号を格納したテーブル41を備えている。
【0034】楽音発生部37は、楽音制御部32からの
音符データに基づいて波形ROM36から対応するPC
M音源波形を読み出して楽音信号を形成する。これによ
って、自動演奏音が得られる。
【0035】図5は、自動演奏パターンデータやフレー
ズデータを介してアクセスされる音符データ44の一部
を示している。音符データの一音は、キーナンバK、ス
テップタイムS、ゲートタイムG、ベロシティVの4バ
イトから成っている。
【0036】キーナンバKは音階を示し、ステップタイ
ムSは発音のタイミングを示し、ゲートタイムGは発音
の持続時間を示し、ベロシティVは発音の音量(押鍵
圧)を示している。この他に、音色データや音符パター
ンの繰り返し記号等が音符データに含まれる。
【0037】音符データは、フレーズデータによって指
示されるアドレスから4バイトずつ順番に自動演奏デー
タメモリ36から読み出される。図3の楽音制御部32
は、フレーズデータに基づいてメモリの読み出しアドレ
ス制御を行い、読み出した音符データを楽音発生部37
に送出する。
【0038】図6は、本実施の形態のパラメータ設定装
置1の機能構成を示すブロック図である。図6に示した
ように、本実施の形態のパラメータ設定装置1はパネル
イベント検出手段101、楽音制御データ生成手段10
2、楽音制御データ送信手段103、MIDIインター
フェイス104、LED制御手段105、LED106
等によって構成されている。
【0039】上記パネルイベント検出手段101は、上
述したボリューム用摘み2〜4のような各種の摘み類、
スイッチSW1〜SW3等のスイッチ類、スライドレバ
ー5〜7等のレバー類、或いは図示しないテンキー等の
ような各種操作子のイベント状態、及び各操作子の操作
位置を検出するためのものであり、操作子が操作されて
設定状態が変更される毎に変更後の値を検出して出力す
るようにしている。
【0040】楽音制御データ生成手段102は、上記パ
ネルイベント検出手段101により検出された操作子の
イベント状態や操作位置に対応したパラメータデータや
LED点灯命令信号を生成するものであり、生成したパ
ラメータデータは楽音制御データ送信手段103に出力
する。また、LED点灯命令信号をLED制御手段10
5に出力する。
【0041】楽音制御データ送信手段103は、上記楽
音制御データ生成手段102により生成されたパラメー
タデータをMIDIインターフェイス104を介して電
子楽器に出力する。また、上記電子楽器に出力するデー
タが、楽音発生用として設定されているパラメータをキ
ャンセルするものである場合には、LED消灯命令信号
をLED制御手段105に出力する。
【0042】このような構成により、ボリューム用摘み
2のような各種の摘み類2〜4、SW1〜SW3等のス
イッチ類、5〜7等のスライドレバー類のような操作子
が操作されて電子楽器にパラメータが設定されている場
合には、上記設定されているパラメータを設定した操作
子に対応するLED(2a〜7a)が点灯する。
【0043】また、電子楽器に設定されていたパラメー
タがキャンセルされた場合には、LEDが消灯状態とな
るので、操作子の操作位置が初期位置に戻っていなくて
も、電子楽器にはパラメータが設定されていないこと
を、演奏者は容易に認識することができる。
【0044】図7は、LEDの点灯制御を説明するフロ
ーチャートである。図7に示したように、ステップS1
においてはパネルイベント検出手段101によって操作
子のスキャンが行われ、或る操作子が動かされるとそれ
が検出され、操作位置に対応したパラメータが楽音制御
データ生成手段102により生成される。
【0045】次に、ステップS2において、上記生成し
たパラメータを電子楽器に送信する処理が楽音制御デー
タ送信手段103により行われ、その後、ステップS3
において、上記送信したパラメータに係わる操作子に対
応するLEDがLED制御手段105により点灯され
る。
【0046】次に、ステップS4において、電子楽器に
設定されているパラメータがクリアされる処理行われた
か否かが判断され、クリアされていない場合にはステッ
プS1に戻って上述した処理を繰り返し行う。
【0047】また、ステップS4の判断の結果、電子楽
器に設定されているパラメータがクリアされる処理が行
われた場合には、ステップS5に進み、点灯中のLED
を消灯する処理を行う。
【0048】その後、ステップS6に進み、パラメータ
設定処理を終了する操作が行われたか否かを判断し、終
了する操作が行われた場合には動作を終了する。また、
終了する操作が行われていない場合には、ステップS1
に戻って上述した処理を繰り返し行う。
【0049】上述したように、本実施の形態の電子楽器
のパラメータ設定装置は、パラメータ設定装置1の表面
に配設されているLED2a〜7aの点灯状態を見るだ
けで、電子楽器に設定されているパラメータがどのよう
な状態になっているのかを容易に認識することができ
る。
【0050】したがって、パラメータの設定状態を表示
するために、例えば、液晶表示装置のような高価な表示
装置を配設することなく電子楽器に設定されているパラ
メータを報知することが可能となる。また、上記実施の
形態においては、本発明のパラメータ設定装置と、電子
楽器とを別体に構成した例を示したが、これらは一体的
に構成するようにしてもよい。
【0051】なお、上記LED2a〜7aの点灯をキャ
ンセルするイベントとしては、例えばプログラムチェン
ジ、送信チャンネルの変更等を考慮することができる。
また、演奏者の意思により、電子楽器に設定しているパ
ラメータをキャンセルして上記LED2a〜7aを全て
消灯させるようにする操作を任意のタイミングで行うよ
うにすることができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は上述したように、楽音発生用の
パラメータを設定するために複数個設けられている操作
子に対応して表示手段を設け、電子楽器に電子楽器の楽
音発生部に送信されたパラメータに係わる操作子に対応
する表示手段を点灯させるとともに、上記電子楽器の楽
音発生部に設定されていたパラメータがキャンセルされ
た場合には、上記キャンセルされたパラメータに係わる
操作子に対応する表示手段を消灯させるようにしたの
で、液晶表示装置のような高価な表示装置を配設するこ
となく電子楽器に設定されているパラメータを演奏者が
容易に、且つ瞬時に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、パラメータ設定装
置の正面図である。
【図2】電子楽器の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の電子楽器の要素的な特徴を示す
ブロック図である。
【図4】自動演奏データの構成例を示す図である。
【図5】自動演奏パターンデータによって読みだされる
音符データの構造例を示す図である。
【図6】実施の形態のパラメータ設定装置の機能構成を
示すブロック図である。
【図7】実施の形態のパラメータ設定装置の処理内容を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 パラメータ設定装置 2 第1の摘み 2a 第1の摘み用LED 3 第2の摘み 3a 第2の摘み用LED 4 第3の摘み 4a 第3の摘み用LED 5 第1のスライドレバー 5a 第1のスライドレバー用LED 6 第2のスライドレバー 6a 第2のスライドレバー用LED 7 第3のスライドレバー 7a 第3のスライドレバー用LED SW1 第1のスイッチ SW2 第2のスイッチ SW3 第3のスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子楽器で発生する楽音を制御するため
    の複数のパラメータを設定する装置において、 上記設定すべき複数のパラメータに対応させて設けられ
    た複数の操作子と、 上記複数の操作子のそれぞれに対応させて設けられた複
    数の表示手段と、 上記複数の操作子のイベント及び操作位置を検出し、上
    記操作位置に対応したパラメータを生成するパラメータ
    生成手段と、 上記パラメータ生成手段によって生成されたパラメータ
    を上記電子楽器の楽音発生部に設定するために送信する
    パラメータ送信手段と、 上記パラメータ送信手段によって送信されたパラメータ
    に係わる操作子に対応する表示手段を点灯させる点灯制
    御手段と、 上記電子楽器の楽音発生部に設定されているパラメータ
    をキャンセルするパラメータキャンセル手段と、 上記パラメータキャンセル手段によってキャンセルされ
    たパラメータに係わる操作子に対応する表示手段を消灯
    させる消灯制御手段とを具備することを特徴とする電子
    楽器のパラメータ設定装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段はLEDであることを特徴
    とする請求項1に記載の電子楽器のパラメータ設定装
    置。
  3. 【請求項3】 上記パラメータ設定装置は電子楽器と別
    体に構成されていることを特徴とする請求項1または2
    に記載の電子楽器のパラメータ設定装置。
  4. 【請求項4】 上記パラメータ設定装置は電子楽器と一
    体的に構成されていることを特徴とする請求項1〜3の
    何れか1項に記載の電子楽器のパラメータ設定装置。
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