JP2000098960A - 動画像表示装置 - Google Patents

動画像表示装置

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JP2000098960A
JP2000098960A JP10269128A JP26912898A JP2000098960A JP 2000098960 A JP2000098960 A JP 2000098960A JP 10269128 A JP10269128 A JP 10269128A JP 26912898 A JP26912898 A JP 26912898A JP 2000098960 A JP2000098960 A JP 2000098960A
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motion vector
field
luminance
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JP10269128A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Kawakami
秀彦 川上
Hideaki Kawamura
秀昭 川村
Hiromasa Fukushima
宏昌 福島
Masaki Tokoi
雅樹 床井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PDP等において画像が移動する場合に発生
する偽輪郭の発生を抑止し、高画質化を図ることを目的
とする。 【解決手段】 フィールド画像から動きベクトルを検出
し、検出した動きベクトルにより応じて補正された画像
信号を出力する擬似輪郭補正手段6と、前記フィールド
画像の輝度レベルに応じて補正された画像信号と、輝度
レベルに応じて決定したサブフィールド数を出力する輝
度調整手段9と、前記擬似輪郭補正手段からの画像信号
と前記輝度調整手段からの画像信号とを、前記サブフィ
ールド数に応じて選択する切換手段14とを具備する構
成を採る。これにより、連続的な輝度調整と擬似輪郭の
防止とを両立させることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置(以下、単に「PDP」と記述する)に関する
もので、特に輝度調整時おける擬似輪郭の発生を抑止す
るための動画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PDPは本来、各画素を構成する素子が
発光及び非発光の2つの状態しか持たないため、中間調
の動画像表示は、それぞれ重み付けされた複数の2値画
像を時間的に重ねて表示するサブフィールド法を用いて
いる。
【0003】図8〜図10は、256階調表示を行う場
合における1フィールド分のPDP駆動信号の一例を示
す。かかる階調表示では、1フィールド期間は各々、
1:2:4:8:16:32:64:128で重み付け
した8つのサブフィールドSF1、SF2、SF3、S
F4、SF5、SF6、SF7、SF8を有し、このサ
ブフィールドSF1からSF8迄順番に発光動作が行わ
れ、全ての動作は1フィールド期間以内で処理される。
各サブフィールドの処理は、セットアップ期間P1、書
き込み期間P2、維持期間P3で構成される。セットア
ップ期間P1においては、維持電極と走査電極にそれぞ
れ単一パルスが加えられ、これにより予備放電が行われ
る。書き込み期間P2においては、水平方向の走査電極
が順次走査され、データ電極からのパルスを受けた画素
だけに所定の書き込みが行われる。維持期間P3におい
ては、各サブフィールドに重み付けされた値に応じた維
持パルスが出力され発光が行われる。例えば、画素デー
タが”127”の場合、SF1、SF2、SF3、SF
4、SF5、SF6、SF7において発光が行われ、S
F8においては発光が行われない。従って、”127”
(=1+2+4+8+16+32+64)のレベルの輝
度が得られる。以上の様に、1フィールド期間中に行う
重み付けに応じたパルス数に応じて中間調の輝度が得ら
れるというものである。
【0004】図8で示したPDP駆動信号は維持パルス
数の基準を示す1倍モードであり、これに対し図9は2
倍モードのPDP駆動信号を示す。同図の2倍モードに
おいては、サブフィールドSF1からSF8における維
持期間P3に含まれる維持パルスの数が、それぞれ2、
4、8、16、32、64、128、256となり、全
てのサブフィールドにおいて2倍となっている。これに
より、1倍モードのPDP駆動信号と比べ、2倍モード
の駆動信号は2倍の明るさで画像表示をする事ができ
る。
【0005】更に、図10は、3倍モードのPDP駆動
信号を示す。従って、サブフィールドSF1からSF8
における維持期間P3に含まれる維持パルスの数が、そ
れぞれ3、6、12、24、48、96、192、38
4となり、全てのサブフィールドにおいて3倍となって
いる。
【0006】このようにして、1フィールドに於ける時
間的余裕度によるが、最高6倍モードのPDP駆動信号
を作る事ができる。これにより、6倍の明るさで画像表
示をする事ができる。
【0007】また、図11(A)は、サブフィールド数
がSF1からSF8迄の8個の場合のPDP駆動信号を
示し、図11(B)は、サブフィールドが1つ追加され
て、サブフィールドSF1からSF9を有するPDP駆
動信号を示す。サブフィールド数が8個の場合では、最
後のサブフィールドSF8は128の維持パルスで重み
付けされていたが、図11(B)では最後の2つのサブ
フィールドSF8、SF9のそれぞれが64の維持パル
スで重み付けがされている。例えば、130のレベルの
明るさを表す場合、図11(A)にあってはサブフィー
ルドSF2(重み付け2)とサブフィールドSF8(重
み付け128)の両方を用いれば得ることができる。一
方、図11(B)にあっては、サブフィールドSF2
(重み付け2)とサブフィールドSF8(重み付け6
4)とサブフィールドSF9(重み付け64)の3つを
用いれば得ることができる。
【0008】このように、サブフィールドの数を増やす
ことにより、重み付けが大きいサブフィールドにあって
は、その重み付けを減らすことができる。この重み付け
を減らすことにより、それだけ擬似輪郭を減らすことが
できる。この関係を図12に示す。図12は、一様な階
調パターン(ランプ波形)を1フィールド8画素で右方
向、又は左方向へ移動した場合に網膜に感じる擬似輪郭
の大きさを示している。図12(A)は、サブフィール
ド数が8の場合で、図12(B)はサブフィールド数が
12の場合を示している。同図から分かるように、8サ
ブフィールドの場合の方が12サブフィールドの場合に
比べ、擬似輪郭の大きさが大きく、又発生する点が信号
レベルに依存する事が分かる。12サブフィールドの場
合は擬似輪郭は多少あるものの比較的分散していること
が分かる。
【0009】ここで、(表1)〜(表6)にそれぞれサ
ブフィールド数を追加した場合の、1倍モードの重み付
け、2倍モードの重み付け、3倍モードの重み付け、4
倍モードの重み付け、5倍モードの重み付け、6倍モー
ドの重み付け変位を表している。
【0010】これらより、PDPにおいては、1フィー
ルド期間中の維持パルスの数を変更する事により輝度の
調整が可能である。
【0011】即ち、輝度の調整は、(表6)に示す如く
PDP全体の輝度レベルを「6倍モード」よりも1ラン
ク低輝度に調整したい場合には、(表5)で示した「5
倍モード」の設定を行う。この際PDP全体の輝度レベ
ルは、上記「6倍モード」で発光している場合の127
5/1530=83.3%になる。同様に、(表4)か
ら(表1)に示した様に倍数モードの設定を「4倍モー
ド」、「3倍モード」、「2倍モード」、「1倍モー
ド」へと変更させることにより、輝度を1020/15
30=66.6%、765/1530=50%、510
/1530=33.3%、255/1530=16.6
%と段階的に調整することができる。
【0012】従来より、PDPの輝度調整を連続的に行
う方法としては、特開平8−286636号公報があ
り、1フィールド画像データの平均輝度を検出し、その
輝度値が複数の調整領域のいずれが該当するかを判定
し、その判定領域に対応した発光回数をゲイン調整と連
動させて、パネル輝度を連続的に調整する技術を開示し
ている。
【0013】しかしながら、上述の如く、倍数モードを
上げていくことにより高輝度になるが、1フィールド期
間(通常のPDPでは16.6msecを採用)内で表
現できるサブフィールド数が制限されることになる。即
ち、低輝度の場合は、(表1)〜(表3)で示した如
く、「2倍モード」又は「3倍モード」では1フィール
ド期間に於けるサブフィールド数が12、又は11の選
択が可能となり、このサブフィールド数の増加により偽
輪郭の発生はある程度抑制することができる。
【0014】しかし、「5倍モード」又は「6倍モー
ド」の如く高輝度に設定するとサブフィールド数が9、
又は8と少なくなり、動画像表示において擬似輪郭が目
立ってくる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
技術では、輝度が高い場合は、小さい倍数モードで放電
発光させればよく、設定されるサブフィールド数も多く
採れる。又、輝度が低い場合は、高い倍数モードで放電
発光させなければならず、この場合には少ないサブフィ
ールド数しか使用できないという課題を有していた。
【0016】即ち、従来技術では、本質的に連続的な輝
度調整と擬似輪郭の防止とを両立させる事が困難であっ
た。
【0017】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、パネル全体の輝度を連続的に調整する場合
に、高輝度化時におけるパルス数の増加により配置され
るサブフィールド数の減少に伴う擬似輪郭の発生を防止
し、高画質な動画像表示装置を提供する事を目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は以下のような手段を講じた。
【0019】本発明の請求項1に記載の発明は、輝度の
重みの異なる複数のサブフィールドで1フィールドの画
像を構成し、1フィールドの画像を構成するサブフィー
ルドの組み合わせを変化させることにより階調を表示す
る動画像表示装置において、フィールド画像から動きベ
クトルを検出し、検出した動きベクトルにより応じて補
正された画像信号を出力する擬似輪郭補正手段と、前記
フィールド画像の輝度レベルに応じて補正された画像信
号と、輝度レベルに応じて決定したサブフィールド数を
出力する輝度調整手段と、前記擬似輪郭補正手段からの
画像信号と前記輝度調整手段からの画像信号とを、前記
サブフィールド数に応じて選択する切換手段とを具備す
る構成を採る。
【0020】この構成によれば、表示パネル全体の輝度
を連続的に調整する場合に、平均輝度レベルの検出によ
り画像信号の適応処理をすることで、高輝度画像におい
てはメリハリのある画像を提供し、低輝度画像を調整し
高輝度化するときにおいては、パルス数の増加によりサ
ブフィールド数の減少に伴う擬似輪郭の発生を防止する
ことで、暗い画像に於いても高画質な動画像表示を行う
ことができるものであり、従来方法では困難であった連
続的な輝度調整と擬似輪郭の防止とを両立させることが
出来る。
【0021】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
動画像表示装置において、擬似輪郭補正手段は、現フィ
ールド画像と前フィールド画像の画素レベルに応じて各
々に識別コードを付与し、現フィールドの識別コード画
像を複数の検出ブロックに分割し、検出ブロック毎に前
フィールドの識別コード画像内に参照領域を設定し、参
照領域内に複数設定した参照ブロックと検出ブロックの
一致度を識別コードに基づいて評価し、評価値の最も高
い参照ブロックと前記検出ブロックとの位置関係から動
きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、前記動
きベクトル検出手段により現サブフィールド画像のブロ
ック毎に求められた動きベクトル値から、現フィールド
画像の注目画素のデータを補正するデータ補正手段とを
具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、複数の閾値にて現フィ
ールド画像及び前フィールド画像の画素レベルに応じて
識別コードを付与するので、小領域でも原画像の特徴を
十分に反映したものとなり、従来の画素計数のみによる
ブロックマッチング法に比べ動きベクトルの検出精度も
大幅に向上する。更に、検出された移動画素数及び移動
方向の結果に基づいて応じて現フィールド画像の入力画
素位置データのサブフィールドパターンの組み合わせ演
算を行い、視覚光量に適合したサブフィールドデータの
再構成を行うので、擬似輪郭の発生を防止し、高画質な
動画像表示を提供する事が出来る。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
動画像表示装置において、輝度調整手段は、1フィール
ド画像データの平均輝度レベルを検出する平均輝度レベ
ル検出手段と、前記平均輝度レベルに応じて複数の輝度
調整領域の中からいずれの領域に該当するかを決定し、
前記平均輝度レベルの輝度に応じてサブフィールド数を
決定するサブフィールド数・倍数モード決定手段と、該
決定領域に対応した放電発光回数を連続的に可変するゲ
イン調整手段とを具備する構成を採る。
【0024】この構成によれば、シーン毎の平均輝度を
検出する事により、表示装置の全体輝度レベルを連続的
に調整することが可能となる。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
動画像表示装置において、切換手段は、輝度調整手段に
より決定された1フィールド中のサブフィールドの組み
合わせ数に基づいて判定される構成を採る。
【0026】この構成によれば、高輝度画像、又は低輝
度画像でも擬似輪郭の発生を抑制した高画質の動画像表
示を提供する事が出来る。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明による動き検出による擬似
輪郭補正部と輝度調整部を備えた動画像表示装置の全体
構成図を示している。この動画像表示装置は、入力1は
R、G、B信号を受け、A/D変換部2及び同期分離部
4に供給する。A/D変換部2は、R、G、B信号を受
け、A/D変換する。A/D変換されたR、G、B信号
は、逆ガンマ補正部3により逆ガンマ補正がなされる。
逆ガンマ補正部3は、R、G、B信号のそれぞれを例え
ば8ビット信号により最低0から最高255までのレベ
ルでノンリニアに異なったレベルに変換する。これらの
信号は、輝度調整部9のブロックと動き検出による擬似
輪郭補正部6のブロックにも送られる。擬似輪郭補正部
6では、動き検出部7で、平滑化処理、多階層2値化処
理、ブロックマッチング処理、統合判定処理を実施して
入力画像の動き画素数及び移動方向を検出し、データ補
正部8で動き検出部7で検出した動き画素数、移動方向
及び検出ブロック情報を、動き画素数及び移動方向に応
じた補正量が設定された補正テーブルにより偽輪郭の発
生する画素の階調データを補正する。
【0029】輝度調整部9は、平均輝度レベル検出部1
0で1フィールド画像データの平均輝度レベルを検出
し、サブフィールド数・倍数モード決定部11では検出
された平均輝度レベルに応じて複数の輝度調整領域の中
からいずれの領域に該当するかを決定し、平均輝度レベ
ルの輝度に応じてサブフィールド数を決定する。ゲイン
調整部12では、決定領域に対応した放電発光回数を連
続的に可変する。サブフィールド数判定部14は、輝度
調整部9により決定された1フィールド中のサブフィー
ルドの組み合わせ数に基づいて判定し、擬似輪郭補正部
6または輝度調整部9〜の出力をセレクタ13で切り替
えて出力する。
【0030】サブフィールド処理部15は、各画素の階
調データを電圧印可時間幅に対応したパルス数に変換し
てデータ駆動回路16及び走査・維持・消去駆動回路1
7に与えることでPDPで構成されたプラズマディスプ
レイパネル18に中間調表示を行っている。
【0031】なお、同期分離部94おいて、ビデオ信号
から同期信号を分離して入力ビデオ信号に同期したタイ
ンミング信号をタイミングパルス発生部5で生成して各
部に与えている。
【0032】まず、逆ガンマ補正部3は、R、G、B信
号の各々を例えば8ビット信号により最低0から最高2
55間でのレベルで、PDPの入力輝度特性を調整する
ため、図2に示すようなノンリニアのレベルの変換処理
を行う。
【0033】次に、本発明に係わる輝度調整部9の動作
を説明する。逆ガンマ補正部3で処理された逆ガンマ補
正後のR、G、B信号は、平均輝度レベル検出部10に
送られると同時に、ゲイン調整部12にも送られる。こ
のゲイン調整部12は、乗算器等で構成されるものであ
る。平均輝度レベル検出部10では、1フィールドのデ
ータのR信号の平均値(Rav)、G信号の平均値(G
av)、B信号の平均値(Bav)が求められ、更に各
々、Rav、Gav、Bavの平均輝度レベル(La
v)が求められる。即ち、平均輝度レベル検出部10で
は、1フィールドの明るさの平均値が求められる。
【0034】
【数1】
【0035】ここで、R(x,y)、G(x、y)、B
(x、y)はそれぞれR、G、B信号のレベル、Ra
v、Gav、BavはR、G、B各信号の平均値を示
す。
【0036】サブフィールド数・倍数モード決定部11
は、平均輝度レベル(Lav)を受け、輝度調整用の重
み付け倍数値(N)、ゲイン調整部12用の乗算係数値
(G)とサブフィールド数値(Z)などを決定する。図
3は、本発明の輝度調整において用いられるパラメータ
決定用のテーブルである。横軸に平均輝度信号、縦軸に
出力輝度調整値を採る。この場合、入力平均輝度レベル
(Lav)は横軸で示された輝度調整信号のどの位置に
あるかで、上述した輝度調整に必要な重み付け倍数値、
ゲイン調整用の乗算係数値とサブフィールド数値を選択
する。この3つのパラメータは、マップを用いる他に、
コンピュータ処理により特定することも可能である。
【0037】図3に示した如く、最大6倍モードを考え
ると6つの区分に分けられる。この場合、サブフィール
ド・倍数モード決定部11は、平均輝度レベル(La
v)が図の中で「0.83より大」、「0.83〜0.
66」、「0.66〜0.5」、「0.5〜0.3
3」、「0.33〜0.16」及び「0.16より小」
各々の領域の内、いずれの領域に該当するかを決定す
る。つまり、平均輝度レベル(Lav)がその最大輝度
レベルに相当する「1.0」〜「0.83」の範囲の領
域内にある場合には、重み付け倍数値(N)が1による
放電発光が実施される。
【0038】この際、図4に示すようにゲイン調整用の
乗算係数値(G)=1/1倍なる信号に応じてゲイン調
整部12内の乗算器41〜43によりR、G、B信号の
ゲイン調整を行う。この時のサブフィールド数値(Z)
は13が使用される。又、平均輝度レベル(Lav)が
「0.83」〜「0.66」の範囲の領域内にある場合
は、重み付け倍数値(N)が2による放電発光が実施さ
れる。この際、ゲイン調整用の乗算係数値(G)=1/
0.83倍なる変換でR、G、B信号の各々のゲイン調
整が行われる。この時、サブフィールド数値(Z)は1
2が使用される。この様に平均輝度レベル(Lav)が
高い場合は重み付け倍数値(N)を減少させるように
し、サブフィールド数値(Z)を増加させるようにして
いる。この場合には、サブフィールドの重み付けを小さ
くできるので、擬似輪郭が生じても弱い擬似輪郭に抑え
ることができる。
【0039】以下同様に、平均輝度レベル(Lav)が
「0.66」〜「0.5」の場合は重み付け倍数値
(N)=3、サブフィールド数値(Z)=11、ゲイン
調整用の乗算係数値(G)=1/0.66倍なる変換が
行われ、平均輝度レベル(Lav)が「0.5」〜
「0.33」の場合は重み付け倍数値(N)=4、サブ
フィールド数値(Z)=10、ゲイン調整用の乗算係数
値(G)=1/0.5倍なる変換が行われ、平均輝度レ
ベル(Lav)が「0.33」〜「0.16」の場合は
重み付け倍数値(N)=5、サブフィールド数値(Z)
=9、ゲイン調整用の乗算係数値(G)=1/0.33
倍なる変換が行われ、平均輝度レベル(Lav)が
「0.16」より小の場合は重み付け倍数値(N)=
6、サブフィールド数値(Z)=8、ゲイン調整用の乗
算係数値(G)=1/0.16倍なる変換が行われる。
このように平均輝度レベル(Lav)が低い場合は画像
全体が暗くなり、見にくくなる。ただし、このような画
像に対しては、重み付け倍数値(N)を増加させ、かつ
サブフィールド数値(Z)を減少させるようにしてい
る。
【0040】このため、擬似輪郭の発生も大きくなり、
高画質の画像再現には課題となっている。このために本
発明では、後述するような動き検出による擬似輪郭補正
部6により選択的に処理を行うようにしたものである。
つまり、後述するように上述の平均輝度レベル(La
v)が「0.33」〜「0.16」、及び「0.16」
より小の区分域の場合は、サブフィールド数値(Z)が
減少するため、ゲイン調整部12による画像信号を使用
しないように動作するものである。
【0041】以上の如く、画像データのゲイン調整と放
電発光回数の段階的調整と連動させることにより連続的
な輝度調整を可能としている。
【0042】上記例では、平均輝度レベル(Lav)に
応じた輝度調整を行う場合について説明したが、操作者
の輝度調整によって設定された輝度レベルに応じた輝度
調整の場合でも同様である。
【0043】次に、本発明に係わる動き検出による擬似
輪郭補正部6の動き検出部7、データ補正部8について
詳細に説明する。
【0044】まず、動き検出部7の詳細を図5に示し、
その動作を説明する。図5は、動き検出部7の全体構成
で、31は画像変換部を示しており、画像変換部30で
はR、G、B各信号を1フィールド遅延させて前フィー
ルド画像信号(N−1)を生成し、等価輝度信号(Yt
(N-1))への変換を行う。同様に現フィールド画像信号
(N)も等価輝度信号(Yt(N))への変換を行うと同時
に、それぞれに平滑化フィルタ処理を行い、これらの画
像信号を動き検出処理部30に入力する。
【0045】このR、G、B信号から等価輝度信号(Y
t)への変換は、(数2)で行う。
【0046】
【数2】
【0047】以下、等価輝度信号(Yt)を単にY信号
と呼ぶ。動き検出部7では、概略的に、現フィールドY
画像信号と前フィールドY画像信号を閾値レベルの異な
る2つの閾値グループでそれぞれ識別コードを付与する
ことにより多値画像(識別コード画像)に変換し、ブロ
ックマッチング処理により閾値グループ毎に動きベクト
ルを求め、統合判定部は2つの閾値グループからの動き
ベクトルを統合し、入力画像の動き画素数及び移動方向
を検出する。これらの動き画素数、移動方向情報を、デ
ータ補正部8へ入力し、動き画素数及び移動方向の結果
に基づいて入力画素位置データのサブフィールドパター
ンの組合せ演算を行ない、視覚光量に適合したサブフィ
ールドデータの再構成を行うことにより、偽輪郭の発生
を抑制した画像データを生成する。
【0048】図5の中で、現フィールドブロックB1の
閾値処理は、画像変換部30から入力した現フィールド
Y画像信号を入力し、現フィールドのY画像信号を閾値
処理部31−1、31−2では画素レベルに応じた区分
領域で識別コードを付与して、多値画像を出力する。こ
の時、Y画像信号から識別コード画像である多値画像デ
ータの生成は、画素レベルに応じた区分領域を図6に示
す2つの閾値グループ(図6では閾値グループ(A)と
閾値グループ(B)で示した)で、Y画像信号をそれぞ
れの閾値a1〜g2、h1〜q2の区分領域に従ってそ
れぞれ識別コード付与部32により3ビットの識別コー
ドを付与する。なお、Y画像信号が区分領域の範囲外の
場合は、識別コード”0”を付与するものとする。図4
に示した例では、識別コードを各々3ビットとしている
ため、各8種類の区分領域が選択でき、それぞれを閾値
グループAとBとしている。
【0049】従って、この2つの閾値グループ(A及び
B)が現フィールドY画像信号と前フィールドY画像信
号にそれぞれ割り当てられ識別コードの付与を行い、こ
れらの識別コード別にブロックマッチング処理が行われ
る。各閾値グループ毎に得られた多値層画像データはそ
れぞれ多値メモリ33−1、33−2に格納する。
【0050】また、前フィールドブロックB2は、上記
現フィールドブロックB1と同様に構成されている。す
なわち、閾値処理部31−3、31−4では、前述した
ように入力された前フィールドY画像信号を画素レベル
に応じて識別コード付与部32を介して各閾値グループ
(閾値A、B)毎に識別コード付与し、得られた多階値
画像データ(識別コード画像)を多値メモリ33−3、
33−4に格納する。
【0051】なお、閾値グループA、Bの各々の区分領
域は、互いの区分領域が重ならないように設定しても、
互いの区分領域が一部重なるように設定しても良い。
【0052】動きベクトル検出のためのブロックマッチ
ング処理において、現フィールド画像から切り出す検出
ブロックKBのアドレスマッピングをアドレスマッピン
グ部34−1が行い、前フィールド画像から切り出す参
照ブロックRBのブロックのアドレスマッピングをアド
レスマッピング部34−2が行う。
【0053】動きベクトル検出のための演算部35は、
閾値グループ(A及びB)毎に設けられた多値演算・比
較部35−1、35−2で構成され、ブロックマッチン
グによってフィールド間の画像の動きを求める。
【0054】従来の2値画像によるブロックマッチング
は、定められた評価関数値の大小により判定し、動きベ
クトルの検出は参照領域Rに含まれる多数の参照ブロッ
クRBの中から評価関数の最小値を与えるものを探し出
すことにより行なわれ、実際には、(数3)に示すよう
に検出ブロックKB内の2値画像gt(x、y)と参照
ブロックRB内の2値画像gt-1(x、y)との間で、
排他論理操作による画素数計数値の最大一致点をその検
出ブロックKBの動きベクトルとして求めていた。
【0055】
【数3】
【0056】この時、Dntを最小にする位置(i,
j)を各検出ブロックKBの動きベクトルとして定義す
る。これは各検出ブロックKB毎に、参照領域RB内に
おいて相関値の最大値にする場所を見つけることと等価
である。
【0057】本実施例のブロックマッチングは、画素数
の一致のみでなく、前述のように検出情報として識別コ
ードも同時に参照することにより、動きベクトルの検出
精度の大幅な改善が可能となった。これを式で表すと
(数4)のようになる。
【0058】
【数4】
【0059】ここで、kは閾値処理で付与された識別コ
ードであり、前述のように図6で示したものであり、こ
れを前述のように3ビットで表すと、kは0から7まで
の値を持つことができる。
【0060】次に、統合判定部36の動作について説明
する。ここでは、動きベクトル検出のための演算部35
において現フィールドY画像と前フィールドY画像を2
つの閾値グループ(ここではY(A)グループとY
(B)グループと呼ぶ)毎に検出されたの動きベクトル
情報から1つの動きベクトルに統合演算する。
【0061】このために、注目ブロックとその8近傍ブ
ロックの動きベクトル値を取り出して、Y(A)、Y
(B)画像毎に求められた動き画素数を平均値処理、又
はメディアン処理等で各ブロック毎に1つの値に統合処
理し、動きベクトルテーブル36に登録する。動きベク
トルテーブル37には、現フィールドの各検出ブロック
KBの動きベクトル情報が登録されている。
【0062】次に、データ補正部8について説明する。
本実施例のデータ補正処理の概念は、動きベクトル値か
ら各サブフィールドで発光しているパターンを視線が追
従した時の視線の始点と終点の中間座標位置を求め、そ
の中間座標から画像データを各サブフィールド毎に画素
単位で発光するか否かを決定し、これらのサブフィール
ドビットマップ毎の画像データを合成することにより、
新画像データ作成し直すものである。これにより偽輪郭
のない表示画像を得ることができる。
【0063】図7は、この目的のためのデータ補正部8
のブロック構成図を示す。図において、動きベクトルテ
ーブル37からの動きベクトルデータである動き画素数
はブロック(16x16画素等)単位に格納されている
が、データ補正部8には1画素毎のベクトル値を入力す
る。
【0064】画素4隅動きベクトル演算部50は、各画
素の動きベクトルデータの入力により、当該画素と各画
素の4隅毎の隣接3画素の動きベクトルからから4隅毎
の動きベクトルを平均演算で求める。当該画素の4隅の
隣接画素の動きベクトルを演算する理由は以下の理由で
ある。即ち、通常一定方向に動くスクロール画像などは
正方格子で変形することはないが、動きの違う画素と画
素では画素が伸縮したり膨張したり形状が歪むために画
素単位毎に同じ動きベクトルで定義できない。そのた
め、画素位置を表す四角形の頂点位置の動きベクトルを
求めて、これらの頂点の値を画素の動きベクトルとして
使用する。これにより、画素単位を囲む四角形の動きベ
クトル値が定義できる。
【0065】第1〜nサブフィールド座標演算部51〜
55は、放電発光に用いるサブフィールドの数だけ設け
てあり、画素4隅動きベクトル演算部50からの画素4
隅動きベクトルより、各サブフィールド毎の視線の動き
の始点と終点の中間座標位置を演算する。
【0066】第1〜第nサブフィールドビットマップ演
算部56〜60は、第1〜第nサブフィールド座標演算
部51〜55からの中間座標データと現フィールド画像
データを使用して、各サブフィールドの画素単位毎に発
光するか否かを演算し、画像データのサブフィールドビ
ットパターンを生成する。この第1〜第nサブフィール
ド座標演算部51〜55と第1〜第nサブフィールドビ
ットマップ演算部56〜60とは対をなしており、例え
ば、256階調表示の場合はこのサブフィールドの数が
8個必要であるので、この組合せも8個必要となる。
【0067】合成部61は、プラズマディスプレイの出
力形式に合ったデータを合成するところであり、第1〜
第nサブフィールドビットマップ演算部56〜60で計
算されたデータの遅延を調整してサブフィールドパター
ンのビット毎の組合せを行い、新しい画像データの合成
を行う。
【0068】このように、データ補正部8は入力画像デ
ータを補正するに当たり、動き画素数及び動き方向に応
じたベクトル値から、表示画面上で移動画素に対し視線
が追従した時に、各サブフィールド区間内での発光時間
と画面上の視線移動の経路から各網膜位置に入る光量を
リアルタイムで計算し、その出力データから新しいサブ
フィールドデータを作成し直しているため、偽輪郭の無
い表示画像を得ることができる。
【0069】次に、図1に於けるサブフィールド数判定
部14とセレクタ13について説明する。
【0070】サブフィールド数判定部14は、輝度調整
部9により放電発光を行うサブフィールド数値(Z)の
検出情報に応じて、擬似輪郭補正部6からの出力データ
を使用するか、ゲイン調整部12からの出力データを採
用するかを、セレクタ13により切り換える。つまり、
サブフィールド数値(Z)が前述した区分域のなかで、
8〜9の場合は擬似輪郭が発生し画質を損なうため、セ
レクタ13を動き検出部6からの出力データに切り換え
て使用する。又、サブフィールド数値(Z)が前述した
区分域の中で、10以上の場合は擬似輪郭もある程度抑
制できるためゲイン調整部12からの出力データに切り
換えて使用する。この場合、平均輝度レベル検出により
ゲイン調整部12で処理された出力データの方がダイナ
ミックレンジが広く、かつ連続的な輝度調整が可能とな
り、メリハリのある表示画像が再現できる。
【0071】しかし、擬似輪郭補正部6が動作する画像
は比較的暗いシーンが多く、連続的な輝度調整が出来な
いが、特に人間の肌の部分や高速に移動する物体などは
擬似輪郭が目立ち易いので、この擬似輪郭の抑制には非
常に好適である。
【0072】上述のように、セレクタ13により出力さ
れた信号は、サブフィールド処理部15に入力される。
サブフィールド処理部15は、サブフィールド数・倍数
モード決定部11からの情報を受け、維持期間P3に出
力される維持パルス数を決定する。
【0073】更に、サブフィールド処理部15からは、
セットアップ期間P1、書込時間P2、維持期間P3に
必要なパルス信号が加えられて、PDP駆動信号が出力
される。PDP駆動信号は、データ駆動回路16、操作
・維持・消去駆動回路17に加えられ、プラズマディス
プレイパネル18において表示が行われる。
【0074】以上のように本発明によれば、1フィール
ドの平均輝度レベルにより、輝度調整用の重み付け倍数
値(N)、ゲイン調整部用の乗算係数値(G)とサブフ
ィールド数値(Z)などを決定し、表示形式を変えるこ
とができるので、画像が暗い場合や明るい場合に応じ
て、個別に画像の強調や調整を行う事が出来る。又、全
体的に画像が明るい場合には、明るさを落とし消費電力
を軽減する事も出来る。
【0075】更に、重要な効果としては、パネル全体の
輝度を連続的に調整する場合に、平均輝度レベルの検出
により適応処理することで、特に、低輝度画像を調整し
高輝度化するときにおけるパルス数の増加により配置さ
れるサブフィールド数の減少に伴う擬似輪郭の発生を防
止し、比較的暗い画像に於いても高画質な動画像表示を
行うことができるものである。
【0076】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、パネル全体の輝度を連続的に調整する場合に、平均
輝度レベルの検出により適応処理することで、特に、低
輝度画像を調整し高輝度化するときにおけるパルス数の
増加により配置されるサブフィールド数の減少に伴う擬
似輪郭の発生を防止し、比較的暗い画像に於いても高画
質な動画像表示を行うことができるという効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に形態に係る動画像表示装置の全
体構成図
【図2】逆ガンマ補正の特性を示す図
【図3】実施の形態に係る動画像表示装置におけるパラ
メータ決定用マップ図
【図4】ゲイン調整部の詳細構成図
【図5】実施の形態に係る動画像表示装置における擬似
輪郭補正部のブロック構成図
【図6】識別コードの付与例を示す図
【図7】実施の形態に係わる動画像表示装置のデータ補
正部のブロック構成図
【図8】PDP駆動時における1倍モードでの信号例を
示す図
【図9】PDP駆動時における2倍モードでの信号例を
示す図
【図10】PDP駆動時における3倍モードでの信号例
を示す図
【図11】(A)1倍モードで8サブフィールドの場合
の駆動信号例を示す図 (B)1倍モードで9サブフィールドの場合の駆動信号
例を示す図
【図12】(A)8サブフィールド駆動での擬似輪郭発
生の大きさを示す図 (B)12サブフィールド駆動での擬似輪郭発生の大き
さを示す図
【符号の説明】
1 入力R、G、B信号 2 A/D変換部 3 逆ガンマ補正部 6 擬似輪郭補正部 7 動き検出部 8 データ補正部 9 輝度調整部 10 平均輝度レベル検出部 11 サブフィールド数・倍数モード決定部 12 ゲイン調整部 13 セレクタ 14 サブフィールド数判定部 15 サブフィールド処理部 16 データ駆動回路 17 走査・維持・消去駆動回路 18 プラズマディスプレイパネル 30 画像変換部 31−1、31−2 多階層2値化処理部 32 識別コード付与部 33−1、33−2 多階層画像メモリ 34−1、34−2 アドレスマッピング部 35 動きベクトル検出部 35−1、35−2 2値演算・比較部 36 統合判定部 37 動きベクトルテーブル 41〜43 乗算器 50 画素4隅動きベクトル演算部 51〜55 第1〜第nサブフィールド座標演算部 56〜60 第1〜第nサブフィールドビットマップ演
算部 61 合成部
フロントページの続き (72)発明者 福島 宏昌 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 床井 雅樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA05 BB05 CC03 DD02 DD03 EE19 EE28 EE29 EE30 FF12 GG09 GG12 HH02 JJ02 JJ04 JJ05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度の重みの異なる複数のサブフィール
    ドで1フィールドの画像を構成し、1フィールドの画像
    を構成するサブフィールドの組み合わせを変化させるこ
    とにより階調を表示する動画像表示装置において、フィ
    ールド画像から動きベクトルを検出し、検出した動きベ
    クトルにより応じて補正された画像信号を出力する擬似
    輪郭補正手段と、前記フィールド画像の輝度レベルに応
    じて補正された画像信号と、輝度レベルに応じて決定し
    たサブフィールド数を出力する輝度調整手段と、前記擬
    似輪郭補正手段からの画像信号と前記輝度調整手段から
    の画像信号とを、前記サブフィールド数に応じて選択す
    る切換手段とを具備することを特徴とする動画像表示装
    置。
  2. 【請求項2】 擬似輪郭補正手段は、現フィールド画像
    と前フィールド画像の画素レベルに応じて各々に識別コ
    ードを付与し、現フィールドの識別コード画像を複数の
    検出ブロックに分割し、検出ブロック毎に前フィールド
    の識別コード画像内に参照領域を設定し、参照領域内に
    複数設定した参照ブロックと検出ブロックの一致度を識
    別コードに基づいて評価し、評価値の最も高い参照ブロ
    ックと前記検出ブロックとの位置関係から動きベクトル
    を検出する動きベクトル検出手段と、前記動きベクトル
    検出手段により現サブフィールド画像のブロック毎に求
    められた動きベクトル値から、現フィールド画像の注目
    画素のデータを補正するデータ補正手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項1載の動画像表示装置。
  3. 【請求項3】 輝度調整手段は、1フィールド画像デー
    タの平均輝度レベルを検出する平均輝度レベル検出手段
    と、前記平均輝度レベルに応じて複数の輝度調整領域の
    中からいずれの領域に該当するかを決定し、前記平均輝
    度レベルの輝度に応じてサブフィールド数を決定するサ
    ブフィールド数・倍数モード決定手段と、該決定領域に
    対応した放電発光回数を連続的に可変するゲイン調整手
    段とを具備することを特徴とする請求項1記載の動画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 切換手段は、輝度調整手段により決定さ
    れた1フィールド中のサブフィールドの組み合わせ数に
    基づいて判定されることを特徴とする請求項3記載の動
    画像表示装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002536689A (ja) * 1999-02-01 2002-10-29 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム 表示装置の電力レベル制御方法及び装置
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KR100400375B1 (ko) * 2001-06-27 2003-10-08 엘지전자 주식회사 스킨 컬러 필터를 이용한 가상-윤곽 잡음 검출기를 가지는표시장치와 그의 화상처리방법
KR100421479B1 (ko) * 2001-01-18 2004-03-09 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법 및 장치
JP2007058186A (ja) * 2005-07-27 2007-03-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置及びその駆動方法並びに電子機器
WO2008068819A1 (ja) * 2006-12-01 2008-06-12 Hitachi Plasma Display Limited 多階調表示方法及び装置
JP2008283231A (ja) * 2007-05-08 2008-11-20 Hitachi Ltd 画像変換装置

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