JP2000098747A - 現像剤リサイクル装置 - Google Patents

現像剤リサイクル装置

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JP2000098747A
JP2000098747A JP10273589A JP27358998A JP2000098747A JP 2000098747 A JP2000098747 A JP 2000098747A JP 10273589 A JP10273589 A JP 10273589A JP 27358998 A JP27358998 A JP 27358998A JP 2000098747 A JP2000098747 A JP 2000098747A
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JP10273589A
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Shunei Taniguchi
俊英 谷口
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤リサイクル装置を備えた画像形成装置
において、リサイクル用に回収された現像剤に凝集物が
発生しても、これを途中で捕捉して再利用されることを
防ぎ、画質低下の無い画像形成を実現する。 【解決手段】 回収された現像剤を返送する現像剤導入
管42の導入路39と導入スクリュー36との下部隙間
を、現像剤搬送路30と搬送スクリュー31との隙間よ
りも広く設け、この隙間に凝集物を沈み込ませることに
より、凝集物の現像剤搬送路30への混入を阻止する。
凝集していない分散性のよい現像剤は、導入スクリュー
36の搬送羽根部分38による搬送作用により現像剤搬
送路30へ搬送され、画像形成に再利用される。現像剤
搬送路30入口には仕切壁45が設けられ、凝集物の現
像剤搬送路30への混入阻止をより確実にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体現像剤を用い
た画像形成装置において、像担持体(感光体、中間転写
体、転写搬送体など)から回収した未転写の現像剤を現
像装置に返送して画像形成に再利用させる現像剤リサイ
クル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成プロセスを用いた画像形成装置
では、像担持体上に形成した現像剤像を紙などの媒体に
転写して画像を形成する。しかし、像担持体上の現像剤
はそのすべてが媒体に転写されず、一部は転写後の像担
持体に残留する。そこで、転写後の像担持体上に残留し
た現像剤は、クリーニング装置で回収され、廃棄処分さ
れていた。しかし、資源有効利用の要請から、クリーニ
ング装置で回収した現像剤を現像装置に返送し、そこで
再び画像形成に再利用させる現像剤リサイクル装置を備
えた画像形成装置が提案され、実用化されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像剤リサイク
ル装置はクリーニング装置で回収したすべての現像剤を
現像装置に返送している。ところが、返送された現像剤
の中には現像剤の凝集物や現像剤と紙粉等の凝集物も含
まれている。これらの凝集物は、それ自体が現像剤の搬
送性に悪影響を及ぼすものではないが、例えば、像担持
体とこれに対向して像担持体に現像剤を付着させる現像
ローラとの間の微小隙間や、現像ローラとこの現像ロー
ラに現像剤を供給する供給ローラとの間の微小隙間に詰
まると、これら現像ローラや供給ローラには現像剤の担
持されない部分が生じ、その結果、画像形成装置で作成
された画像上に白筋模様、画像欠損を生じる。
【0004】そこで、本発明は、回収した現像剤から凝
集物を効果的に除去し、凝集物を含まない現像剤だけを
現像装置に返送する現像剤リサイクル装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る現像剤リサイクル装置の第1の形態
は、像担持体から回収した未転写の粉体現像剤を、現像
装置の現像剤搬送路に返送するとともに、この現像剤搬
送路に設けられている搬送スクリューにより、既に現像
剤搬送路で搬送されている粉体現像剤と混合して画像形
成に再利用させるもので、上記現像剤搬送路に接続され
た現像剤導入路と、上記現像剤導入路の現像剤を現像剤
搬送路に送り込むために、上記現像剤導入路に上記スク
リューと同軸関係に設けられた導入スクリューとが設け
てあり、導入スクリューの最下部近傍とこれに対向する
現像剤導入路の底部との距離は、搬送スクリューの最下
部近傍とこれに対向する現像剤搬送路の底部との距離よ
りも大きくしてある。
【0006】本発明に係る現像剤リサイクル装置の第2
の形態では、現像剤導入路の底部は窪みを有し、この窪
みの底部と導入スクリューの最下部近傍との距離は、現
像剤搬送路の底部とこれに対向する搬送スクリューの最
下部近傍との距離よりも大きい。
【0007】本発明に係る現像剤リサイクル装置の第3
の形態では、導入スクリューの外径は搬送スクリューの
外径よりも小さい。
【0008】本発明に係る現像剤リサイクル装置の第4
の形態では、現像剤導入路の現像剤搬送路に隣接する底
部分を上方に伸ばして、上端部が上記現像剤搬送路およ
び現像剤導入路の底部よりも上方に位置する仕切壁が形
成されている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る現像剤リサイ
クル装置およびこの現像剤リサイクル装置を含む画像形
成装置(例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ)の
作像部を示す。
【0010】本発明に係る現像剤リサイクル装置を説明
する前に、作像部およびこの作像部に含まれる現像装置
とクリーニング装置の構成と動作を簡単に説明する。ま
ず、作像部は、外周部に周知の感光層を有する円筒状の
像担持体1を備えている。画像形成時、像担持体1は矢
印51方向に回転し、像担持体1のそれぞれの部位が帯
電領域61・露光領域62・現像領域63(図面中の6
3aおよび63b)・転写領域64・分離領域65・ク
リーング領域66・除電領域67を通過していく。ま
ず、帯電領域61で、像担持体1は帯電装置2により所
定の電位に帯電される。帯電した像担持体1は、続く露
光領域62で、図示しない露光装置で発射された光(l
m)に露光され、ほぼ帯電時の電位を有する高電位部と
露光により電位の減衰した低電位部とからなる静電潜像
が形成される。静電潜像を保持した像担持体1は、続く
現像領域63で、現像装置3により、高電位部または低
電位部に現像装置3から現像剤が供給され、再現すべき
画像に対応したトナー像が形成される。このトナー像は
像担持体1の移動とともに転写領域64に搬送され、転
写装置4により、図示しないシート供給部から供給され
たシート(一般には紙)に転写される。トナー像を保持
したシートは、分離領域65で分離装置5により像担持
体1から分離された後、図示しない定着装置でトナー像
が定着されて、図示しない排出トレイに排出される。像
担持体1上でトナー像を形成していた現像剤はそのすべ
てがシートに転写されず、転写領域64を通過した像担
持体1上には依然として一部の現像剤が残留している。
この残留現像剤は、像担持体1がクリーニング領域66
を通過する際にクリーニング装置6により除去される。
その後、像担持体1は除電領域67に移動し、そこで除
電装置7により残留電荷が除去され、次回の作像に備え
る。
【0011】現像装置3は、複数の部材を組み合わせて
構成されたハウジング21を有する。ハウジング21に
は、トナーとキャリアからなる二成分現像剤を収容する
現像剤混合攪拌路29が形成されている。現像剤混合攪
拌路29には、トナーとキャリアを均一に混合するとと
もにこれらを摩擦接触させることにより所定の極性に帯
電するために、バケットローラ20が矢印52方向に回
転可能に配置されている。バケットローラ20としては
周知の種々のものが利用可能であるが、本実施形態で
は、中央部から両端側に向けてそれぞれ現像剤を搬送す
る型式のものが使用されている。
【0012】現像剤混合攪拌路29を境として像担持体
1とは反対側に、現像剤混合攪拌路29と実質的に平行
に現像剤搬送路30が形成され、この現像剤搬送路30
に現像剤搬送スクリュー31が配置されている。この現
像剤搬送スクリュー31は、バケットローラ20と違っ
て、両端側から中央部に向けて現像剤を搬送するため
に、中央部を境に一端側の螺旋スクリュー部32と他端
側の螺旋スクリュー部33は逆向きに形成されている
(図2参照)。また、現像剤混合攪拌路29と現像剤搬
送路30とを分離している壁23は、バケットローラ2
0および現像剤搬送スクリュー30の両端側付近と中央
部に対向する部分に連絡通路(図示せず)が形成されて
いる。したがって、本実施形態の現像装置では、現像剤
は、現像剤混合攪拌路29でバケットローラ20が矢印
52方向に回転することにより中央部から両端側に搬送
され、次に、このバケットローラ20に掬い上げられて
現像剤搬送路30の両端側に供給され、続いて、現像剤
搬送スクリュー31が矢印53方向に回転することによ
り現像剤搬送路30をその両端側から中央部に向けて搬
送され、最後に現像剤搬送路30から現像剤混合攪拌路
29の中央部に返送される。
【0013】バケットローラ20の上方には、このバケ
ットローラ20により掬い上げられた現像剤の一部を吸
引保持する供給ローラ25が配置されている。この供給
ローラ25は矢印54方向に回転可能に支持されてい
る。また、供給ローラ25の外周面には、ハウジング2
1に設けた規制部材24が所定の微小隙間(現像剤規制
ギャップ)57を置いて対向している。したがって、供
給ローラ25に供給された現像剤は規制部材24で量規
制され、この規制部材24の位置を通過した供給ローラ
25の外周面には一定量の現像剤が保持されている。
【0014】供給ローラ25と像担持体1との間に、供
給ローラ25に保持されている現像剤を受け取って第1
の現像領域63aで像担持体1に接触させる第1の現像
ローラ26が設けてある。第1の現像ローラ26の下に
は、第1の現像ローラ26から現像剤を受け取り、再度
この現像剤を第2の現像領域63bで像担持体1に接触
させる第2の現像ローラ27が設けてある。これらの現
像ローラ26、27は、それぞれ所定の微小隙間(現像
ギャップ)58、59を介して像担持体1と非接触に保
たれ、矢印55、56方向に回転可能としてある。した
がって、供給ローラ25に保持されている現像剤は、ま
ず第1の現像ローラ26に供給され、第1の現像領域6
3aで像担持体1の静電潜像と接触してこの静電潜像を
現像する。次に、現像剤は第2の現像ローラ27に供給
され、第2の現像領域63bで再び静電潜像と接触して
この静電潜像をさらに現像する。そのため、静電潜像
は、現像ローラに保持されている現像剤と一回だけ接触
する型式の画像形成装置に比べて、高濃度で現像され
る。第2の現像領域63bを通過した現像剤は、第2の
現像ローラ27とバケットローラ20との間に配置され
たスクレーパ22により第2の現像ローラ27から掻き
取られ、現像剤混合攪拌路29で混合攪拌されている現
像剤に混合される。
【0015】このように、本画像形成装置では、現像剤
に含まれるトナーが静電潜像の現像により消費される。
したがって、出来あがった画像の濃度を一定に保つため
には、トナーとキャリアの混合比(トナー濃度)を測定
し、測定されたトナー濃度が所定のトナー濃度以下の値
になったとき、現像剤にトナーを補給しなければならな
い。そのために、現像剤搬送路30の中央底部にはトナ
ー濃度測定装置28が設けてある。また、現像剤搬送路
30の上方には、新しいトナーを収容したトナー補給部
60が配置されている。そして、トナー濃度測定装置2
8により測定されたトナー濃度が予め決められた基準濃
度以下の場合、現像剤搬送路30の所定部位(好ましく
は、現像剤搬送路30の両端側)に、トナー補給部60
からトナーが落下補給される。補給されたトナーは、現
像剤搬送路30と現像剤混合攪拌路29を既存の現像剤
とともに搬送され、その搬送過程でキャリアと接触して
摩擦帯電される。
【0016】次に、図1から図3を参照して、本発明に
係る現像剤リサイクル装置について説明する。現像剤リ
サイクル装置は、クリーニング装置6で回収された現像
剤を現像装置3に返送するために、クリーニング装置6
の一端外側から現像装置3の対応する一端外側に向けて
伸びる現像剤返送管12を有する。現像剤返送管12
は、本実施形態では両端を閉じた円筒状の管が使用され
ており、クリーニング装置6の側部に位置する一端側の
上部に上部開口部(現像剤取り込み口)14が形成さ
れ、現像装置3の側部に位置する他端側の下部に下部開
口部(現像剤落下口)15が形成されている。現像剤返
送管12の中には、上部開口部14から入った現像剤を
反対の下部開口部15に向けて搬送するために、返送ス
クリュー13が配置されている。また、返送スクリュー
13は、図示しないモータに駆動連結されている。
【0017】現像剤返送管12の一端側上部開口部に現
像剤を送り込むために、クリーニング装置6は、回収さ
れた現像剤を像担持体1の軸と平行な方向に搬送する搬
送路11と、この搬送路11に接続されるとともにクリ
ーニング装置6の側壁から水平方向に突出した現像剤排
出管10を有し、この現像剤排出管10の先端に形成し
た現像剤排出口(図示せず)が、上部開口部14に一致
させてある。
【0018】他方、現像剤返送管12の他端側下部開口
部15から落下する現像剤を現像装置3に送り込むため
に、現像剤搬送路30を形成しているハウジング21の
側壁に開口部44が形成され、この開口部44にその外
側から現像剤導入管42が嵌め込まれている。現像剤導
入管42は、開口部44に嵌め込まれた一端の側端部が
開放され、反対側端部が壁40で閉鎖されている。ま
た、反対側端部近傍の上部には上部開口部(現像剤取り
込み口)41が形成され、この上部開口部41に現像剤
返送管12の下部開口部15が一致させてあり、これに
より現像剤返送管12を通じて送られる現像剤が現像剤
導入管42内の現像剤導入路39に落下供給されるよう
にしてある。
【0019】現像剤導入路39には、現像剤搬送路30
に配置されている搬送スクリュー31が伸びており、そ
の端部が壁40に支持されている。なお、以下の説明に
おいて、現像剤導入路39に伸びている搬送スクリュー
31の一部を導入スクリュー36という。したがって、
導入スクリュー36は、搬送スクリュー31が回転軸3
4とこの回転軸34の外周に沿ってらせん状に走るスク
リュー部35とからなるのと同様に、この回転軸34と
同軸上に位置する回転軸37と、この回転軸37の外周
に沿ってらせん状に走るスクリュー部38とからなる。
【0020】本実施形態では、搬送スクリュー31のス
クリュー部35と導入スクリュー36のスクリュー部3
8は同一の外径を有する。しかし、現像剤導入路39の
底部は、現像剤搬送路30の底部よりも低くしてある。
図3bは現像剤導入路39の現像剤受け入れ部X―X断
面の形状を、図3cは同じく現像剤導入路の現像剤搬送
路入口に近いY―Y断面の形状をそれぞれ示す。図3d
はX−X断面の代替案である。いずれも現像剤導入路の
底部を広げ、底部を低くした状況を表したものである。
【0021】現像剤導入管42の端部と接する現像剤搬
送路30の底部を搬送スクリュー31に向けて上方に伸
ばして仕切壁45が形成してある。また、仕切壁45に
対向するスクリュー部38は、この仕切壁45との干渉
を避けるために、部分的に切り取って小径部43として
ある。
【0022】このように構成された現像剤リサイクル装
置によれば、図1に示すように、クリーニング装置6で
回収された現像剤は、このクリーニング装置6内の搬送
路11から現像剤排出管10を介して、現像剤返送管1
2の一端に上部開口部14を通じて落下供給される。現
像剤返送管12に落下供給された現像剤は、返送スクリ
ュー13の回転により反対側の端部に向けて搬送され、
下部開口部15から現像剤導入管42内の現像剤導入路
39に落下供給される。現像剤導入路39に返送された
現像剤は、搬送スクリュー31と共に回転する導入スク
リュー36の回転により、現像剤導入路39の中を現像
剤搬送路30に向けて搬送される。このとき、返送され
た現像剤の中に凝集物(トナー凝集物、トナーと他の物
質との凝集物、およびトナー以外の物質からなる大きな
物質)が含まれている場合、この凝集物は現像剤導入路
39を搬送される過程で次第に底部に沈む。また、現像
剤搬送路30の手前にある仕切壁45に規制され、現像
剤導入路39から現像剤搬送路30への凝集物の移動が
阻止される。一方、通常の粒径の現像剤は、導入スクリ
ュー36の搬送作用により、現像剤導入路39から現像
剤搬送路30に送り込まれてこの現像剤搬送路30を搬
送されている現像剤に混合された後、現像剤混合攪拌路
29でバケットローラ20により混合攪拌され、これら
の場所での混合作用によりキャリアと接触して摩擦帯電
する。その後、現像剤は、再び、供給ローラ25、第1
及び第2の現像ローラ26、27を通じて、第1の現像
領域63aと第2の現像領域63bで像担持体1に接触
して現像に利用される。
【0023】したがって、図4に示すような、クリーニ
ング装置で回収したすべての現像剤を、現像剤導入路3
9から現像剤搬送路30に送り込む型式のリサイクル装
置100では、現像剤と共に凝集物が現像装置3の内部
に送り込まれ、この凝集物が供給ローラ25と規制部材
24との規制ギャップ57や、現像ローラ26,27と
像担持体1との現像ギャップ58,59に詰まり白筋や
画像欠損を生じるが、上述した本発明に係る現像剤リサ
イクル装置200(図2)では、白筋や画像欠損の無
い、きれいな画像が得られる。
【0024】なお、現像装置が、予め装填された現像剤
を消費した時点で廃棄する、いわゆるカートリッジ型現
像装置の場合、現像剤導入路39に溜まった凝集物を回
収する機構は特に必要でないが、消費したトナーを逐次
補充する形態の現像装置の場合、例えば、現像剤導入管
42を現像装置に対して着脱自在としておき、一定期間
ごとに現像剤導入管42を現像装置3から外して、凝集
物を回収するようにしてもよい。
【0025】また、上記実施形態では、搬送スクリュー
31の外径と導入スクリュー36の外径を同一とし、現
像剤導入路39の底部を現像剤搬送路30の底部よりも
低い位置に形成したが、図5に示すように、導入スクリ
ュー36の外径L1を搬送スクリュー31の外径L2よ
りも小さくすることで、導入スクリュー36とこれに対
向する現像剤導入路39の底部との距離を、搬送スクリ
ュー31とこれに対向する現像剤搬送路30との距離よ
り大きくしてもよい。
【0026】さらに、上記実施形態では、仕切壁45
は、現像剤搬送路30を形成している現像装置ハウジン
グ側壁で形成したが、現像剤導入管42の底部を変形さ
せて形成してもよい。
【0027】さらにまた、上記実施形態では、現像剤搬
送路30と現像剤導入路39に配置する現像剤搬送部材
として、軸と、この軸の周りにらせん状に連続して設け
たスクリュー部とからなるスクリューを用いたが、現像
剤搬送部材はこれに限るものでなく、例えば、軸の周囲
に所定の間隔を置いて断続的に設けた複数の羽根部材と
からなる現像剤搬送部材や、コイルを用いた現像剤搬送
部材も、本発明の現像剤リサイクル装置に適用可能であ
る。
【0028】そして、上記実施形態では、現像剤として
トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いている
が、トナーだけからなる一成分現像を使用する画像形成
装置の現像剤リサイクル装置にも、本発明は適用可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】本発明による現像剤リサイクル装置によ
れば、現像剤導入路の底部と導入スクリュー最下部近傍
との間の隙間が広いので、回収された現像剤の内、流動
性・分散性の劣る凝集物は搬送の過程で徐々にこの隙間
に沈み込み、沈み込んだ後にはスクリューによる搬送力
が働かなくなるため順次この導入路底部に溜まることと
なり、現像剤から凝集物を効果的に除去することができ
る。一方、回収された現像剤の内、分散性のよいものは
導入スクリューの羽根部分による搬送作用により順次現
像剤搬送路へ搬送され、現像剤搬送路内にある現像剤と
混合攪拌されて画像形成に再利用される。この際、回収
され再利用される現像剤の中には凝集物は含まれていな
い事から、画質低下の無い画像形成ができ、同時にリサ
イクルによる資源の有効活用を実現することができる。
凝集物の程度によっては導入スクリューで徐々に搬送さ
れるケースも考えられるが、このような場合において
も、現像剤搬送路入口に仕切板を設けることにより、こ
の仕切板が障害となって凝集物の搬送をここで食い止
め、凝集物の現像剤搬送路への混入阻止をより確実なも
のとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る現像剤リサイクル装置を備えた
画像形成装置の縦断面図である。
【図2】 本発明に係る現像剤リサイクル装置を備えた
現像装置の現像剤搬送部の側面図である。
【図3】 図2の部分拡大図で、現像剤導入路部の詳細
側面図である。
【図4】 従来の現像装置の現像剤搬送部の側面図であ
る。
【図5】 本発明に係る、異なる実施態様における現像
剤導入路部の詳細側面図である。
【符号の説明】
1 像担持体 2 帯電装置 3 現像装置 4 転写装置 5 分離装置 6 クリーニング装置 7 除電装置 12 現像剤返送管 13 現像剤返送スクリュー 20 バケットローラ 24 規制部材 25 現像剤供給ローラ 26 第1現像ローラ 27 第2現像ローラ 29 現像剤混合攪拌装置 30 現像剤搬送路 31 現像剤搬送スクリュー 36 現像剤導入スクリュー 38 導入スクリュー部 39 現像剤導入路 42 現像剤導入管 45 仕切壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体から回収した未転写の粉体現像
    剤を、現像装置の現像剤搬送路に返送するとともに、こ
    の現像剤搬送路に設けられている搬送スクリューによ
    り、既に現像剤搬送路で搬送されている粉体現像剤と混
    合して画像形成に再利用させる、画像形成装置の現像剤
    リサイクル装置において、(a) 上記現像剤搬送路に
    接続された現像剤導入路と、(b) 上記現像剤導入路
    の現像剤を現像剤搬送路に送り込むために、上記現像剤
    導入路に上記搬送スクリューと同軸関係に設けられた導
    入スクリューとを有し、(c) 上記導入スクリューの
    最下部近傍とこれに対向する現像剤導入路の底部との距
    離は、上記搬送スクリューの最下部近傍とこれに対向す
    る現像剤搬送路の底部との距離よりも大きいことを特徴
    とする現像剤リサイクル装置。
  2. 【請求項2】 像担持体から回収した未転写の粉体現像
    剤を、現像装置の現像剤搬送路に返送するとともに、こ
    の現像剤搬送路に設けられている搬送スクリューによ
    り、既に現像剤搬送路で搬送されている粉体現像剤と混
    合して画像形成に再利用させる、画像形成装置の現像剤
    リサイクル装置において、(a) 上記現像剤搬送路に
    接続された現像剤導入路と、(b) 上記現像剤導入路
    の現像剤を現像剤搬送路に送り込むために、上記現像剤
    導入路に上記搬送スクリューと同軸関係に設けられた導
    入スクリューとを有し、(c) 上記現像剤導入路の底
    部は窪みを有し、この窪みの底部と導入スクリューの最
    下部近傍との距離は、上記現像剤搬送路の底部とこれに
    対向する搬送スクリューの最下部近傍との距離よりも大
    きいことを特徴とする現像剤リサイクル装置。
  3. 【請求項3】 上記導入スクリューの外径は上記搬送ス
    クリューの外径よりも小さいことを特徴とする請求項1
    または2の現像剤リサイクル装置。
  4. 【請求項4】 上記現像剤導入路の現像剤搬送路に隣接
    する底部分、または、上記現像剤搬送路の現像剤導入路
    に隣接する底部分を上方に伸ばして、上端部が上記現像
    剤搬送路および現像剤導入路の底部よりも上方に位置す
    る仕切壁が形成されていることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかの現像剤リサイクル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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