JP2000098718A - テープ貼り付け装置及びテープ貼り付け方法 - Google Patents

テープ貼り付け装置及びテープ貼り付け方法

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JP2000098718A
JP2000098718A JP10266966A JP26696698A JP2000098718A JP 2000098718 A JP2000098718 A JP 2000098718A JP 10266966 A JP10266966 A JP 10266966A JP 26696698 A JP26696698 A JP 26696698A JP 2000098718 A JP2000098718 A JP 2000098718A
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roller
thin sheet
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tape
sticking surface
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JP10266966A
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English (en)
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Toshihiko Miura
敏彦 三浦
Yasuhiro Kawamata
安弘 川俣
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワークに貼り付けられるシートの密着性を向上
する。 【解決手段】ローラ4は座面aの長手方向に回転可能な
ように軸7に軸支され、両面テープ2の粘着材に対して
付着しにくい材質からなる。軸7はガイド棒6に固定さ
れ、ガイド棒6はコイルバネ5により下方に付勢されて
いる。ガイド棒6は、上下方向に移動可能に支持体8に
取り付けられ、支持体8はブラケット9に固定されてい
る。ブラケット9はオートハンド11のZ軸11aの下
端部に形成されたフランジ10に固定されている。Z軸
11aは、その高さを調整でき、コイルバネ5の付勢力
を調整できるようになっている。オートハンド11はX
軸12に沿って移動可能とされ、座面aの長手方向に対
して平行に移動できる。オートハンド11は、矢印〜
の移動軌跡と順序で動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープ貼り付け装置
及びテープ貼り付け方法に関し、例えば両面テープによ
り貼り付けられたトナーカートリッジの薄型シートを確
実に密着させるためのテープ貼り付け装置及びテープ貼
り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等においてトナーカートリッジ
によりトナーを供給する際には回転体を使用し、トナー
供給中の回転体からのトナーもれや吹き出しを防止する
ために0.1mm以下という薄型シートを高精度に回転
体に密接している。
【0003】図3は従来のワークの構成図である。
【0004】図3に示すように、ワーク1の座面aに対
して両面テープ2を貼付け、この両面テープ2上に0.
1mm以下の薄型シート3を貼付けている。
【0005】従来、これらのテープの貼り作業は手作業
により行われ、両面テープ2と薄型シート3の座面aへ
の密着性を良くするため、シート3の貼り付けた後、指
の腹でシート3上面をしごくように押し付けたり、座面
aの面積と略同じ面積を有する治具(不図示)を用いて
全面を押し付ける方法にてなじませている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手作業
における、指の腹でシート3上面をしごく方法では、し
ごき方が悪いとシート3がズレてしまい、製品上トナー
もれが懸念される。また、座面aの面積と略同じ面積を
有する治具を用いる方法では、シート3と座面aとの間
における両面テープ2の粘着部内の気泡が抜けにくいた
め大量生産をすると密着力が不安定で、気泡によりシー
ト3が波打つ形状になる時もあり製品上問題である。
【0007】本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、そ
の目的は、ワークに貼り付けられるシートの密着性を向
上できるテープ貼り付け装置及びテープ貼り付け方法を
提供することである。
【0008】
【発明を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のテープ貼り付け装置は、
以下の構成を備える。即ち、予め粘着層を介して所定貼
着面に薄型シートが貼り付けられたワークに対して、該
薄型シートを押し付けるテープ貼り付け装置において、
回転自在に軸支された円筒状のローラと、前記ローラを
所定貼着面に対して上下方向及び長手方向に移動させる
移動手段と、前記ローラの前記所定貼着面に対する圧力
を調節可能な付勢手段とを備え、前記移動手段は、前記
ローラを前記所定貼着面に沿ってころがしながら前記薄
型シートを押し付ける。
【0009】また、本発明のテープ貼り付け装置は、以
下の特徴を備える。即ち、回転自在に軸支された円筒状
のローラと、前記ローラを所定貼着面に対して上下方向
及び長手方向に移動させる移動手段と、前記ローラの前
記所定貼着面に対する圧力を調節可能な付勢手段とを備
えるテープ貼り付け装置において、予め粘着層を介して
所定貼着面に薄型シートが貼り付けられたワークに対し
て、該薄型シートを押し付けるテープ貼り付け方法であ
って、前記移動手段により、前記ローラを前記薄型シー
トの一端部より内側位置に所定の押圧力で押し付け、前
記ローラを前記所定貼着面に沿って所定の押圧力で前記
薄型シートの一端部までころがし、前記ローラを前記所
定貼着面に沿って所定の押圧力で前記薄型シートの他端
部までころがしながら前記薄型シートを押し付ける。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本実施形態のテープ貼り付け装置
の全体構成図である。
【0012】図1に示すように、自動組立ラインにおい
て、プリンタに用いられるトナーカートリッジ等のワー
ク1はコンベア15によって搬送トレー14に載置され
て搬送される。ワーク1が作業位置に到着すると、先ず
ワーク1を位置決めするためのワーク位置決めピン13
が上昇し、ワーク1に予め形成されたパイロット穴に嵌
合し、搬送トレー14より分離されてワーク1の位置決
めを完了する。ワーク1には図3で示した座面aに両面
テープ2とシート3が前工程で貼り付けられている。 [テープ貼り付け装置]図1に示すように、ローラ4は
座面aの長手方向に回転可能なように、回転抵抗を少な
くするためベアリングを介して軸7に軸支されている。
ローラ4の直径は、座面aの凹凸に対して十分に小さ
く、約φ8〜10mmに設定されている。また、ローラ
4は、両面テープ2の粘着材に対して付着しにくい、P
OM、シリコン等の材質からなる。軸7はガイド棒6に
固定され、ガイド棒6はコイルバネ5により下方に付勢
されている。ガイド棒6は、上下方向に移動可能に支持
体8に取り付けられ、支持体8はブラケット9に固定さ
れている。ブラケット9はオートハンド11のZ軸11
a(垂直移動方向)の下端部に形成されたフランジ10
に固定されている。Z軸11aは、例えばウォーム軸か
らなり、オートハンド11に設けられたウォームホイー
ルを回転させることによりZ軸11aの高さを調整で
き、コイルバネ5の付勢力を調整できるようになってい
る。また、オートハンド11はX軸12(水平移動方
向)に沿って移動可能とされ、座面aの長手方向に対し
て平行に移動できる。
【0013】図中の矢印〜はオートハンド11の移
動軌跡と順序を示している。 [テープ貼り付け装置の動作]図2は、図1のテープ貼
り付け装置の動作説明図である。
【0014】本実施形態のテープ貼り付け装置は、位置
決めされたワーク1の座面aに対して両面テープ2を介
してシート3が貼り付けられた状態で、図2(a)〜
(c)の順序で貼り付け動作を行う。
【0015】図2(a)では、図1の軌跡にも示すよ
うに、オートハンド11のZ軸11aを下降させ、ロー
ラ4をシート3上面に当接するまで下降させる。ローラ
4の下降位置はシート3の一端部3aに対して中央部よ
りに設定される。シート3の一端部3aからの距離はロ
ーラ4の半径以上に設定される。これは一端部3aでの
シート3のめくれや浮き上がりが発生しても、ローラ4
によりシート3を再度押し付けることができるようにす
るためであると同時に、一端部3aに対して外側よりに
ローラ4を設置して中央部に向かって回転させるとシー
ト3が中央部に寄せ集められてしまうからである。
【0016】図2(b)では、図1の軌跡にも示すよ
うに、オートハンド11のX軸12に沿って水平移動さ
せてローラ4を一端部3aから外側に向かって移動させ
る。この時ローラ4にはバネ5の付勢力により、略均一
の圧力でシート3を押し付ける。ローラ4の押圧力は約
2kg程度でワーク1に対して変形等の影響がでない範囲
に設定される。この押圧力は、オートハンド11のZ軸
11aの下降位置によって変更可能である。また、より
大きなローラ4の押圧力が必要な場合には、ワーク1の
変形を防止するために座面aの裏側に別治具を当ててバ
ックアップしてもよい。
【0017】ローラ4による一端部3aの外側までへの
移動は両面テープ2の押し付けも兼ねている。また、シ
ート3の一端部3aにおいて両面テープ2の粘着材が付
着しないようにローラ4はシリコンゴム等の材質を用い
ることもできる。
【0018】図2(c)では、図1の軌跡にも示すよ
うに、ローラ4をオートハンド11のX軸12に沿って
水平移動させてシート3の他端部3bの外側まで移動さ
せる。この時にもローラ4にはバネ5の付勢力により略
均一の圧力でシート3を押し付け、両面テープ2の粘着
材をシート3及び座面aになじませる。
【0019】その後、図1の軌跡に示すように、オー
トハンド11のZ軸11aを上昇させてシート3への押
し付け作業を終了する。
【0020】自動組立ラインでは、シート3への押し付
け作業が終了すると、図1のワーク位置決めピン13を
下降させ、ワーク1を搬送トレー14に再び載置させ
る。コンベア15は、作業済みワーク1を回収位置に搬
送し、未作業ワークを新たに作業位置に搬送し、図2の
順序で作業を繰り返し行う。
【0021】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変更したものに適用可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば以下の効
果を奏する。即ち、 ローラがシート両端に対してシート中央から押し付け
ながら移動してくるため、薄型シートの端部にめくれや
浮き上がりが発生しても確実に貼り付けられる。
【0023】ローラはオートハンドの水平移動により
移動されるので、位置ズレが生じにくい。
【0024】ローラにより座面を移動しながら押し付
けるため、全面を押し付ける場合に比して両面テープの
気泡除去性が高い。
【0025】ローラの材質をシリコンゴム等にするこ
とで、ローラに付着する両面テープの粘着材を最少にで
き、メンテナンス回数が削減できる。
【0026】人手作業に比して品質の安定度が高ま
る。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のテープ貼り付け装置の全体構成図
である。
【図2】図1のテープ貼り付け装置の動作説明図であ
る。
【図3】従来のテープ貼り付け動作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 ワーク 2 両面テープ 3 シート 4 ローラ 5 コイルバネ 6 ガイド棒 7 軸 8 支持体 9 ブラケット 10 Z軸フランジ 11 オートハンド 12 オートハンドX軸 13 ワーク位置決めピン 14 搬送トレー 15 コンベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め粘着層を介して所定貼着面に薄型シ
    ートが貼り付けられたワークに対して、該薄型シートを
    押し付けるテープ貼り付け装置において、 回転自在に軸支された円筒状のローラと、 前記ローラを所定貼着面に対して上下方向及び長手方向
    に移動させる移動手段と、 前記ローラの前記所定貼着面に対する圧力を調節可能な
    付勢手段とを備え、 前記移動手段は、前記ローラを前記所定貼着面に沿って
    ころがしながら前記薄型シートを押し付けることを特徴
    とするテープ貼り付け装置。
  2. 【請求項2】前記移動手段は、前記ローラを前記薄型シ
    ートの一端部より内側位置に所定の押圧力で押し付け、
    前記ローラを前記所定貼着面に沿って所定の押圧力で前
    記薄型シートの一端部までころがし、前記ローラを前記
    所定貼着面に沿って所定の押圧力で前記薄型シートの他
    端部までころがしながら前記薄型シートを押し付けるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のテープ貼り付け装置。
  3. 【請求項3】 前記薄型シートは両面テープにより貼着
    され、前記ローラは該両面テープの粘着材が付着しにく
    い材質からなることを特徴とする請求項1に記載のテー
    プ貼り付け装置。
  4. 【請求項4】 前記ワークはトナーカートリッジである
    ことを特徴とする請求項1に記載のテープ貼り付け装
    置。
  5. 【請求項5】 回転自在に軸支された円筒状のローラ
    と、前記ローラを所定貼着面に対して上下方向及び長手
    方向に移動させる移動手段と、前記ローラの前記所定貼
    着面に対する圧力を調節可能な付勢手段とを備えるテー
    プ貼り付け装置において、予め粘着層を介して所定貼着
    面に薄型シートが貼り付けられたワークに対して、該薄
    型シートを押し付けるテープ貼り付け方法であって、 前記移動手段により、 前記ローラを前記薄型シートの一端部より内側位置に所
    定の押圧力で押し付け、 前記ローラを前記所定貼着面に沿って所定の押圧力で前
    記薄型シートの一端部までころがし、 前記ローラを前記所定貼着面に沿って所定の押圧力で前
    記薄型シートの他端部までころがしながら前記薄型シー
    トを押し付けることを特徴とするテープ貼り付け方法。
JP10266966A 1998-09-21 1998-09-21 テープ貼り付け装置及びテープ貼り付け方法 Withdrawn JP2000098718A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002020783A (ja) * 2000-06-19 2002-01-23 Givaudan Sa フレグランス先駆化合物
CN1319753C (zh) * 2004-01-06 2007-06-06 兄弟工业株式会社 卷筒带保持器和带打印机
US11135782B2 (en) 2017-02-08 2021-10-05 Toray Advanced Materials Korea, Inc. Manufacturing method and device of carbon fiber sheet molding compound

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1319753C (zh) * 2004-01-06 2007-06-06 兄弟工业株式会社 卷筒带保持器和带打印机
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Effective date: 20060110