JP2000098331A - 液晶表示用駆動電源装置 - Google Patents

液晶表示用駆動電源装置

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JP2000098331A
JP2000098331A JP10273917A JP27391798A JP2000098331A JP 2000098331 A JP2000098331 A JP 2000098331A JP 10273917 A JP10273917 A JP 10273917A JP 27391798 A JP27391798 A JP 27391798A JP 2000098331 A JP2000098331 A JP 2000098331A
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Masako Nakamura
雅子 中村
Yoji Takekoshi
洋司 竹腰
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルテージフォロア回路数を減少させて、消
費電流を低減し、かつ、ICチップなどの実装面積を削
減し、小型化及びコスト低減を可能にする。 【解決手段】 複数の抵抗素子R1〜R5で分圧した二
つの中間電圧の一方又は他方をフレームごとに選択して
スイッチSW1が出力する。他の二つの中間電圧の一方
又は他方をフレームごとにスイッチSW2が選択して出
力する。この選択した中間電圧を、P型駆動ボルテージ
フォロア回路P1及びN型駆動ボルテージフォロア回路
N1で所要の電流が得られるように処理し、この4種類
の電圧とともに、供給電圧及び最低電位を切替回路10
に出力する。更に、出力回路(コモン端子側)20,S
EG1を通じて、フレームごとに電圧極性が反転した液
晶パネル駆動電圧をマトリクス液晶パネルの複数のコモ
ン端子及びセグメント端子に印加して液晶パネル駆動を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス液晶デ
ィスプレイ(LCD)における液晶パネルを駆動するた
めの液晶表示用駆動電源生成方法及びその電源装置に関
し、特に、必要な供給電流を得るためのボルテージフォ
ロア(ソースフォロア)回路数を低減するための液晶表
示用駆動電源生成方法及びその電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液晶表示用駆動電源装置
は、主に、無線選択呼出装置(ページャ)や携帯電話機
のマトリクス液晶ディスプレイ(LCD)の表示パネル
を駆動するために使用される。この場合の無線選択呼出
装置や携帯電話機は、その電源が内蔵充電電池であり、
より消費電流の低減とともに、より小さい配置面積(小
型化)が求められる。このようなマトリクス液晶ディス
プレイの駆動では、行電極にアドレスパルスを送出し、
また、列電極に表示パルスを送出する。また、液晶パネ
ルに同一の極性の電圧印加を行うと、液晶劣化が生じ易
いため、印加する電圧極性を反転している。
【0003】図4は液晶パネルに印加する電圧極性を説
明するためのタイミングチャートである。図4にあっ
て、第1フレームでは、プラス極性の電圧を印加し、次
の第2フレームでは、マイナス極性の電圧を印加して、
液晶パネルにおける駆動を行っている。この印加電圧
は、供給電圧V1と、この供給電V1を順次低下するよ
うに、直列接続した抵抗素子で分圧したV2,V3,V
4,V5かつ最低電位(接地電位)VGの6種類のレベ
ル電源となっている。第1フレームでは、コモン(適
宜、COMと略称する)端子へのCOM出力に、V1,
V5のレベル電源を用い、また、セグメント(適宜、S
EGと略称する)端子へのSEG出力には、V4,VG
レベル電源を用いている。第2フレームでは、COM出
力にVG,V2レベル電源を用い、SEG出力には、V
1,V3のレベル電源を用いている。
【0004】図5は従来の液晶表示用駆動電源装置の構
成を示すブロック図である。この液晶表示用駆動電源装
置は、V1レベル電源(供給電圧)を、抵抗素子R1,
R2,R3,R4,R5で分圧して、V1レベル電源と
ともに、V2,V3,V4,V5のレベル電源を生成す
る。このV2〜V5レベル電源を、4個の電流ブースタ
として動作するボルテージフォロア回路P,N,P,N
を通じて出力し、必要な供給電流が得られるようにして
切替回路に供給している。切替回路では、V1〜VGレ
ベル電源をフレームごとに切り替えて、V1又はV2レ
ベル電源/V5又はVGレベル電源を出力回路からCO
M出力1…nとして供給している。また、切替回路で
は、V1〜VGレベル電源をフレームごとに切り替え
て、V4又はV1レベル電源/VG又はV3レベル電源
を出力回路からSEG出力1…nとして供給している。
【0005】この場合、各フレームで動作しているボル
テージフォロア回路は、N型駆動ボルテージフォロア回
路、P型駆動ボルテージフォロア回路のそれぞれ1個の
みが動作し、他のボルテージフォロア回路は動作してい
ない。すなわち、N型駆動ボルテージフォロア回路、P
型駆動ボルテージフォロア回路の一つずつに、二つの異
なるレベル電源を供給して、4種類のレベル電源供給を
行っている。このような従来の液晶表示用駆動電源装置
として特開平4−143791号「液晶表示器駆動電源
回路」公報の従来例が知られている。
【0006】図6は、このような従来の液晶表示用駆動
電源装置の要部構成を示すブロック図である。この図6
に示す従来例では、液晶パネルをスイッチを通じて駆動
し、このスイッチのインピーダンスを低下させて、この
スイッチ規模が大きくなる問題を解決している。すなわ
ち、駆動出力のインピーダンス低下させるためにボルテ
ージフォロア回路をスイッチの後部に設け、そのスイッ
チ群の規模の大きさを抑えて、ICチップサイズを削減
している。この場合、ボルテージフォロア回路数を変更
せずに、4個のボルテージフォロア回路中の使用しない
2個のボルテージフォロア回路をオフ状態にして低消費
電力化を図っている。
【0007】この場合、駆動しているボルテージフォロ
ア回路数は、常時2個であるのにもかかわらず、例え
ば、ICチップ上には4個のボルテージフォロア回路が
実装されることになる。この2個分は余分であり、ボル
テージフォロア回路は、レベル電源全体の、例えば、4
4.8%を占有しているため、位相補正コンデンサなど
の配置を含めると、そのICチップ上の占有面積が比較
的大きなものになってしまう。
【0008】なお、このフレームごとに電圧極性を反転
する例とともに、マトリクス液晶パネルのラインごとに
電圧極性を反転するライン反転駆動方式や、複数ライン
を同時に駆動するごとに電圧極性を反転する交流駆動反
転方式でも同様の問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
では、例えば、ICチップ上の占有面積が大きくなり、
より小型化、省電力化及び低コスト化が求められる無線
選択呼出装置や携帯電話機の液晶表示用駆動電源装置と
して用いる場合には、改善の余地がある。
【0010】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、ボルテージフォロア回路数
が減少(例えば、ボルテージフォロア回路を4個使用し
た従来の液晶表示用駆動電源装置に対して2個に半減さ
れる)されて、消費電流が低減し、かつ、ICチップな
どの実装面積が削減されて、小型化及びコスト低減が可
能になる液晶表示用駆動電源生成方法及びその電源装置
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の液晶表示用駆動電源生成方法は、フレー
ム、ライン又は複数ラインごとに極性を反転した電圧を
マトリクス液晶パネルの複数のコモン端子及びセグメン
ト端子に印加して駆動を行うための異なる電圧電源を生
成するものであり、電圧供給端と最低電位との間に直列
接続した複数の抵抗素子で分圧した複数の中間電圧を生
成し、二つの中間電圧における一方又は他方をフレー
ム、ライン又は複数ラインごとに選択して出力し、か
つ、他の二つの中間電圧における一方又は他方をフレー
ム、ライン又は複数ラインごとに選択して出力し、更
に、前記フレーム、ライン又は複数ラインごとに異なる
少なくとも四つの電圧とともに、供給電圧及び最低電位
を液晶パネル駆動用電源として出力している。
【0012】本発明の液晶表示用駆動電源装置は、フレ
ーム、ライン又は複数ラインごとに極性を反転した電圧
をマトリクス液晶パネルの複数のコモン端子及びセグメ
ント端子に印加して駆動を行うための異なる電圧電源を
生成するものであり、供給電圧を分圧して複数の中間電
圧を生成するための直列接続した複数の抵抗素子と、前
記複数の抵抗素子で分圧した二つの中間電圧の一方又は
他方をフレーム、ライン又は複数ラインごとに選択して
出力する第1スイッチと、前記複数の抵抗素子で分圧し
た前記第1スイッチが選択しない他の二つの中間電圧の
一方又は他方を、フレーム、ライン又は複数ラインごと
に選択して出力する第2スイッチとを備え、前記第1及
び第2スイッチが選択して出力する少なくとも四つの電
圧とともに、供給電圧及び最低電位を液晶パネル駆動用
電源として出力する構成としてある。
【0013】前記第1及び第2スイッチの選択電圧が供
給され、所要の電流を得るための二つのボルテージフォ
ロア回路を更に備え、かつ、前記供給電圧及び最低電位
と、ボルテージフォロア回路を通じた第1及び第2スイ
ッチの選択電圧とを、フレーム、ライン又は複数ライン
に基づいて、コモン端子及びセグメント端子に供給する
ために切り替える切替回路を更に備える。また、前記切
替回路からの出力電圧を、フレーム、ライン又は複数ラ
インに対応して複数のコモン端子及び複数のセグメント
端子に供給する出力回路を更に備える構成としてある。
【0014】前記切替回路に、ここでの切り替え動作
を、ボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの間
に停止する動作停止指示回路を更に備え、かつ、前記動
作停止指示回路に、フレーム、ライン又は複数ラインの
切替信号及び、フレーム、ライン又は複数ラインの切替
信号をボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの
時間に対応して遅延したフレーム、ライン又は複数ライ
ンの切替遅延信号から生成した短パルス信号を送出して
切り替え動作を停止させ、この停止中に第1及び第2ス
イッチの切り替え動作を行う構成としてある。
【0015】前記ボルテージフォロア回路として、二つ
のP型駆動ボルテージフォロア回路及びN型駆動ボルテ
ージフォロア回路が用いられるとともに、切替回路及び
出力回路を、スイッチングを行うトランジスタを用いた
構成としてある。
【0016】このような本発明の液晶表示用駆動電源生
成方法及びその電源装置は、電圧供給端と最低電位との
間に直列接続した複数の抵抗素子で分圧して生成した二
つの中間電圧から選択した一方又は他方の中間電圧、か
つ、他の二つの中間電圧の一方又は他方をフレーム、ラ
イン又は複数ラインごとに選択した中間電圧とともに、
供給電圧及び最低電位を液晶パネル駆動用電源として出
力している。そして、この選択した中間電圧を所要の電
流を得るための二つのボルテージフォロア回路を通じて
供給している。
【0017】この結果、フレーム、ライン又は複数ライ
ンごとに電圧極性を反転してマトリクス液晶パネルの複
数のコモン端子及びセグメント端子に印加して液晶パネ
ル駆動を行うための異なる電圧電源を生成する場合、そ
のボルテージフォロア回路数が減少する。例えば、前記
の従来例で取り上げたボルテージフォロア回路を4個使
用した従来の液晶表示用駆動電源装置に対して、ボルテ
ージフォロア回路数が2個に半減する。したがって、消
費電流が低減し、かつ、ICチップなどの実装面積が削
減されて、小型化及びコスト低減が可能になる。
【0018】また、本発明の液晶表示用駆動電源装置で
は、ボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの時
間に、切替回路の切り替え動作を停止させ、この動作停
止中に第1及び第2スイッチの切り替え動作を行うよう
にしている。
【0019】この結果、ボルテージフォロア回路を低減
した場合に、そのフレーム、ライン又は複数ラインごと
に電圧極性を反転してマトリクス液晶パネルの複数のコ
モン端子及びセグメント端子に印加して駆動を行うため
の複数電圧の電源生成が、より安定して行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の液晶表示用駆動電
源生成方法及びその電源装置の実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の液晶表示用駆動電
源生成方法及びその電源装置の実施形態における構成を
示す回路図である。この液晶表示用駆動電源装置は、抵
抗素子R1,R2,R3,R4,R5が直列接続され、
抵抗素子R1の非直列接続側(入力側)に、V1供給電
圧が印加され、かつ、抵抗素子R5の他端が最低電位と
しての接地に接続されている。この抵抗素子R1,R2
の接続点Aと、抵抗素子R3,R4の接続点Cとが、ス
イッチSW1,SW2のそれぞれの一方の固定接点に接
続されている。このスイッチSW1の可動接点を、P型
駆動ボルテージフォロア回路P1のリファレンス端子側
に接続している。このスイッチSW1,SW2の可動接
点は、フレーム信号FRMで切り替わるものである。
【0021】また、抵抗素子R2,R3の接続点Bと、
抵抗素子R4,R5の接続点Dとが、スイッチSW1,
SW2のそれぞれの他方の固定接点に接続されている。
このスイッチSW2の可動接点が、N型駆動ボルテージ
フォロア回路N1のリファレンス端子側に接続されてい
る。このP型駆動ボルテージフォロア回路P1及びN型
駆動ボルテージフォロア回路N1の出力端が、切替回路
10の入力端と接続されている。抵抗素子R1〜R5の
接続点A,B,C,Dが、中間電圧としてのV2,V
3,V4,V5レベル電源であり、また、最高電圧の供
給電圧がV1レベル電源であり、かつ、最低電位(接
地)がVGレベル電源である。
【0022】このV1、VGレベル電源が、そのまま切
替回路10に入力されるように接続されている。なお、
P型駆動ボルテージフォロア回路P1及びN型駆動ボル
テージフォロア回路N1は、必要な供給電流を得るため
の電流ブースタ(増幅度=1)として動作するものであ
り、演算増幅器(オペアンプ)を用いるのが一般的であ
る。
【0023】V1レベル電源(供給電圧)が、切替回路
10のスイッチング用のトランジスタT1,T2に入力
されるように接続されている。更に、P型駆動ボルテー
ジフォロア回路P1の出力端が、切替回路10のトラン
ジスタT3,T4の入力端に接続されている。同様に、
N型駆動ボルテージフォロア回路N1の出力端がトラン
ジスタT5,T6に接続されている。また、接地電位で
あるVGレベル電源がトランジスタT7,T8に入力さ
れるように接続されている。切替回路10のトランジス
タT1,T4,T5,T7の出力端が出力回路(コモン
端子側)20に接続されている。また、トランジスタT
2,T3,T6,T8の出力端が、出力回路(セグメン
ト端子側)30に接続されている。
【0024】出力回路(コモン端子側)20は、この他
に図示しない2nまでを有し、また、出力回路(コモン
端子側)20のトランジスタT9は、切替回路10のト
ランジスタT1,T4の出力が入力されるように接続さ
れている。また、出力回路(コモン端子側)20のトラ
ンジスタT10は、切替回路10のトランジスタT5,
T7の出力が入力されるように接続されている。そし
て、切替回路10のトランジスタT9,T10の出力端
を共通接続してCOM1を出力する。なお、図示しない
出力回路2nまでは、この出力回路(コモン端子側)2
0の構成と同様である。
【0025】更に、出力回路(セグメント端子側)30
のトランジスタT11は、切替回路10のトランジスタ
T2,T3の出力が入力されるように接続されている。
また、出力回路(セグメント端子側)30のトランジス
タT12は、切替回路10のトランジスタT6,T8の
出力が入力されるように接続されている。出力回路(セ
グメント端子側)30のトランジスタT12の他端を共
通接続してSEG1を出力する。なお、図示しない出力
回路3nまでは、この出力回路(セグメント端子側)3
0と同様の構成である。
【0026】なお、切替回路10、出力回路(コモン端
子側)20…2n及び出力回路(セグメント端子側)3
0…3nは、以下の説明と同様に動作すれば、どのよう
な構成でも良い。
【0027】次に、この実施形態の動作について説明す
る。ここでは、図4を重複して用いて説明する。図1及
び図4おいて、液晶パネルは、同一極性の電圧を液晶に
印加すると、液晶が劣化するため、図4に示すようにフ
レームごとに極性を変更した電圧を印加している。ま
ず、第1フレームでは、図4に示すように出力回路(コ
モン端子側)20が、その選択動作時にV1レベル電源
を出力し、かつ、非選択動作時のV5レベル電源とを出
力する。また、出力回路(セグメント端子側)30は、
非選択動作時にV4レベル電源を出力し、かつ、選択動
作時にVGレベル電源を出力する。
【0028】この場合の図1の動作では、フレーム信号
に基づいてトランジスタT1をオンにし、トランジスタ
T4をオフにして、トランジスタT9に、V1レベル電
源を出力する。スイッチSW2は、フレーム信号に基づ
いて可動接点が、抵抗素子R4,R5を接続点Dの固定
接点に接続される。この接続によってV5レベル電源
が、N型駆動ボルテージフォロア回路N1に入力され
る。このN型駆動ボルテージフォロア回路N1の出力の
V5レベル電源を、トランジスタT5がオンになり、ト
ランジスタT7をオフにして、出力回路(コモン端子
側)20のトランジスタT10に供給する。出力回路
(コモン端子側)20の選択動作では、トランジスタT
9がオンになり、トランジスタT10をオフにして、こ
の出力回路(コモン端子側)20からV5レベル電源が
出力される。これによって、出力回路(コモン端子側)
20からは、選択動作時にV1レベル電源を出力し、非
選択動作時にV5レベル電源を出力する。
【0029】一方、スイッチSW1の可動接点を抵抗素
子R3,R4の接続点C側の固定接点と接続して、V4
レベル電源が、P型駆動ボルテージフォロア回路P1に
入力される。P型駆動ボルテージフォロア回路P1の出
力のV4レベル電源が、切替回路10のトランジスタT
3がオンとなり、トランジスタT2がオフとなって、出
力回路(セグメント端子側)30のトランジスタT11
に印加される。また、トランジスタT8がオンになり、
トランジスタT6がオフとなり、トランジスタT12に
VGレベル電源を印加する。
【0030】図4に示すように、出力回路(セグメント
端子側)30の選択動作では、トランジスタT12がオ
ンとなり、トランジスタT11がオフとなって、出力回
路(セグメント端子側)30からVGレベル電源が出力
される。一方、出力回路(セグメント端子側)30の非
選択動作では、トランジスタT11がオンとなり、トラ
ンジスタT12がオフとなって、出力回路(セグメント
端子側)30からV4レベル電源が出力される。このよ
うにして、出力回路(セグメント端子側)30からは、
非選択動作時にV4レベル電源を出力し、また、選択動
作時にVGレベル電源を出力する。
【0031】次に、第2フレームの場合は、図4に示す
ように、出力回路(コモン端子側)20の出力が、その
選択動作時にVGレベル電源を出力する。また、非選択
動作時にV2レベル電源を出力する。更に、出力回路
(セグメント端子側)30は、選択動作時にV1レベル
電源を出力し、かつ、非選択動作時にV3レベル電源を
出力する。このときの図1の回路動作では、切替回路1
0のトランジスタT7がオンし、トランジスタT5がオ
フして、トランジスタT10にVGレベル電源を印加す
る。
【0032】第2フレームの場合は、スイッチSW1の
可動接点が、抵抗素子R1,R2の接続点A側の固定接
点に接続される。V2レベル電源がP型駆動ボルテージ
フォロア回路P1に入力される。このP型駆動ボルテー
ジフォロア回路P1の出力のV2レベル電源が、切替回
路10のトランジスタT4をオンにし、トランジスタT
1がオフとなって、トランジスタT9に印加される。
【0033】また、図4に示すように、出力回路(コモ
ン端子側)20の選択動作時は、トランジスタT10が
オンし、トランジスタT9がオフとなり、出力回路(コ
モン端子側)20としてVGレベル電源を出力する。一
方、出力回路(コモン端子側)20の非選択動作時は、
トランジスタT9がオンし、トランジスタT10がオフ
となって、出力回路(コモン端子側)20からV2レベ
ル電源が出力される。このようにして、出力回路(コモ
ン端子側)20からは、選択動作時にVGレベル電源を
出力し、非選択動作時にV2レベル電源を出力する。
【0034】一方、第2フレームでは、スイッチSW2
の可動接点を抵抗素子R2,R3の接続点B側の固定接
点と接続し、V3レベル電源が、N型駆動ボルテージフ
ォロア回路N1に入力される。N型駆動ボルテージフォ
ロア回路N1の出力のV1レベル電源が、切替回路10
のトランジスタT6がオンとなり、トランジスタT8が
オフとなって、トランジスタT11に印加される。ま
た、トランジスタT2がオンとなり、トランジスタT8
をオフになって、出力回路(セグメント端子側)30の
トランジスタT11にV1レベル電源を印加する。
【0035】また、図4に示すように、出力回路(セグ
メント端子側)30の選択動作時は、トランジスタT1
1がオンとなり、トランジスタT12がオフとなって、
出力回路(セグメント端子側)30からV1レベル電源
が出力される。また、出力回路(セグメント端子側)3
0の非選択動作時は、トランジスタT12がオンとな
り、トランジスタT11がオフとなって、出力回路(セ
グメント端子側)30からV3レベル電源が出力され
る。このようにして、出力回路(セグメント端子側)3
0からは、選択動作時にV3レベル電源を出力し、非選
択動作時にVGレベル電源を出力する。
【0036】このようにして、フレームの切り替えごと
に、図4に示すように液晶表示用駆動装置の出力である
SEG出力及びCOM出力が行われる。
【0037】図2は他の実施形態の構成を示す回路図で
あり、図3は他の実施形態の動作を説明するための波形
図である。この例は、図1に示した実施形態の構成に対
して、切替回路10Aにあとで説明するDOFF信号を
外部から入力するためのロジック回路10aを追加して
いる。この構成は、スイッチSW1,SW2の切り替え
時に、P型駆動ボルテージフォロア回路P1及びN型駆
動ボルテージフォロア回路N1の動作が安定するまでに
時間を要する場合に有効である。
【0038】DOFF信号は、図3(a)に示す外部か
らのフレーム切替信号FRMと、このフレーム切替信号
FRMを遅延した図3(b)に示すフレーム切替遅延信
号から生成し、フレーム切替信号FRMによる切り替え
時に図3(c)に示す短いパルス信号を送出する。
【0039】図3中のロジック回路10aのANDゲー
ト及びインバータの処理によって第1フレームの変化点
でDOFF信号がハイレベルになり、このハイレベルの
DOFF信号によって、切替回路10Aのトランジスタ
T4,T6がオフとなり、かつ、インバータを通じてト
ランジスタT3,T5がオフになる。このDOFF信号
がハイレベル中にスイッチSW1,SW2の切り替えを
行う。DOFF信号がローレベルに変化した場合、前記
した実施形態と同様の動作を行う。
【0040】また、第2フレームでも同様に、変化点で
DOFF信号がハイレベルになり、このハイレベルのD
OFF信号によって、切替回路10のトランジスタT
4,T6がオフとなり、かつ、インバータを通じてトラ
ンジスタT3,T5がオフになる。このDOFF信号が
ハイレベル中にスイッチSW1,SW2の切り替えを行
う。DOFF信号がローレベルに変化した場合、前記し
た実施形態と同様の動作を行う。
【0041】なお、この実施形態では、フレームごとに
電圧極性を反転する例について説明したが、マトリクス
液晶パネルのラインごとに電圧極性を反転するライン反
転駆動方式にもそのまま適用できる。この場合、スイッ
チSW1,SW2の可動接点にライン信号を供給してフ
レーム同様に切り替えればよい。また、マトリクス液晶
パネルの複数ライン、例えば、10本のラインごとに電
圧極性を反転する交流駆動反転方式にもそのまま適用可
能である。この場合にもスイッチSW1,SW2の可動
接点に交流駆動反転信号を供給してフレーム同様に切り
替える。また、図2及び図3に示した他の実施形態もロ
ジック回路10aにライン信号又は交流駆動反転信号を
供給することによって、同様に動作する。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の液晶表示用駆動電源生成方法及びその電源装置によれ
ば、電圧供給端と最低電位との間に直列接続した複数の
抵抗素子で分圧して生成した二つの中間電圧の一方又は
他方、また、他の二つの中間電圧の一方又は他方をフレ
ーム、ライン又は複数ラインごとに選択し、この中間電
圧とともに、供給電圧及び最低電位を、所要の電流を得
るための二つのボルテージフォロア回路を通じて液晶パ
ネル駆動用電源として出力している。
【0043】この結果、ボルテージフォロア回路数が減
少する。更に、消費電流が低減し、かつ、ICチップな
どの実装面積が削減されて、小型化及びコスト低減が可
能になる。
【0044】また、本発明の液晶表示用駆動電源装置で
は、ボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの時
間に、切替回路の切り替え動作を停止させ、この動作停
止中に第1及び第2スイッチの切り替え動作を行うよう
にしている。
【0045】この結果、ボルテージフォロア回路を低減
した場合のフレーム、ライン又は複数ラインごとに電圧
極性を反転してマトリクス液晶パネルの複数のコモン端
子及びセグメント端子に印加して液晶パネル駆動を行う
ための複数電圧の電源生成が、より安定して行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示用駆動電源生成方法及びその
電源装置の実施形態における構成を示す回路図である。
【図2】他の実施形態の構成を示す回路図である。
【図3】他の実施形態の動作を説明するための波形図で
ある。
【図4】従来例にあって液晶パネルに印加する電圧極性
を説明するためのタイミング図である。
【図5】従来例の液晶表示用駆動電源装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】従来例の液晶表示用駆動電源回路の要部構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10 切替回路 10a ロジック回路 COM1,SEG1 出力回路 N1 N型駆動ボルテージフォロア回路 P1 P型駆動ボルテージフォロア回路 R1〜R5 抵抗素子 SW1,SW2 スイッチ T1〜T12 トランジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月3日(1999.9.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 液晶表示用駆動電源装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス液晶デ
ィスプレイ(LCD)における液晶パネルを駆動するた
めの液晶表示用駆動電源装置に関し、特に、必要な供給
電流を得るためのボルテージフォロア(ソースフォロ
ア)回路数を低減するための液晶表示用駆動電源装置
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液晶表示用駆動電源装置
は、主に、無線選択呼出装置(ページャ)や携帯電話機
のマトリクス液晶ディスプレイ(LCD)の表示パネル
を駆動するために使用される。この場合の無線選択呼出
装置や携帯電話機は、その電源が内蔵充電電池であり、
より消費電流の低減とともに、より小さい配置面積(小
型化)が求められる。このようなマトリクス液晶ディス
プレイの駆動では、行電極にアドレスパルスを送出し、
また、列電極に表示パルスを送出する。また、液晶パネ
ルに同一の極性の電圧印加を行うと、液晶劣化が生じ易
いため、印加する電圧極性を反転している。
【0003】図4は液晶パネルに印加する電圧極性を説
明するためのタイミングチャートである。図4にあっ
て、第1フレームでは、プラス極性の電圧を印加し、次
の第2フレームでは、マイナス極性の電圧を印加して、
液晶パネルにおける駆動を行っている。この印加電圧
は、供給電圧V1と、この供給電V1を順次低下するよ
うに、直列接続した抵抗素子で分圧したV2,V3,V
4,V5かつ最低電位(接地電位)VGの6種類のレベ
ル電源となっている。第1フレームでは、コモン(適
宜、COMと略称する)端子へのCOM出力に、V1,
V5のレベル電源を用い、また、セグメント(適宜、S
EGと略称する)端子へのSEG出力には、V4,VG
レベル電源を用いている。第2フレームでは、COM出
力にVG,V2レベル電源を用い、SEG出力には、V
1,V3のレベル電源を用いている。
【0004】図5は従来の液晶表示用駆動電源装置の構
成を示すブロック図である。この液晶表示用駆動電源装
置は、V1レベル電源(供給電圧)を、抵抗素子R1,
R2,R3,R4,R5で分圧して、V1レベル電源と
ともに、V2,V3,V4,V5のレベル電源を生成す
る。このV2〜V5レベル電源を、4個の電流ブースタ
として動作するボルテージフォロア回路P,N,P,N
を通じて出力し、必要な供給電流が得られるようにして
切替回路に供給している。切替回路では、V1〜VGレ
ベル電源をフレームごとに切り替えて、V1又はV2レ
ベル電源/V5又はVGレベル電源を出力回路からCO
M出力1…nとして供給している。また、切替回路で
は、V1〜VGレベル電源をフレームごとに切り替え
て、V4又はV1レベル電源/VG又はV3レベル電源
を出力回路からSEG出力1…nとして供給している。
【0005】この場合、各フレームで動作しているボル
テージフォロア回路は、N型駆動ボルテージフォロア回
路、P型駆動ボルテージフォロア回路のそれぞれ1個の
みが動作し、他のボルテージフォロア回路は動作してい
ない。すなわち、N型駆動ボルテージフォロア回路、P
型駆動ボルテージフォロア回路の一つずつに、二つの異
なるレベル電源を供給して、4種類のレベル電源供給を
行っている。このような従来の液晶表示用駆動電源装置
として特開平4−143791号「液晶表示器駆動電源
回路」公報の従来例が知られている。
【0006】図6は、このような従来の液晶表示用駆動
電源装置の要部構成を示すブロック図である。この図6
に示す従来例では、液晶パネルをスイッチを通じて駆動
し、このスイッチのインピーダンスを低下させて、この
スイッチ規模が大きくなる問題を解決している。すなわ
ち、駆動出力のインピーダンス低下させるためにボルテ
ージフォロア回路をスイッチの後部に設け、そのスイッ
チ群の規模の大きさを抑えて、ICチップサイズを削減
している。この場合、ボルテージフォロア回路数を変更
せずに、4個のボルテージフォロア回路中の使用しない
2個のボルテージフォロア回路をオフ状態にして低消費
電力化を図っている。
【0007】この場合、駆動しているボルテージフォロ
ア回路数は、常時2個であるのにもかかわらず、例え
ば、ICチップ上には4個のボルテージフォロア回路が
実装されることになる。この2個分は余分であり、ボル
テージフォロア回路は、レベル電源全体の、例えば、4
4.8%を占有しているため、位相補正コンデンサなど
の配置を含めると、そのICチップ上の占有面積が比較
的大きなものになってしまう。
【0008】なお、このフレームごとに電圧極性を反転
する例とともに、マトリクス液晶パネルのラインごとに
電圧極性を反転するライン反転駆動方式や、複数ライン
を同時に駆動するごとに電圧極性を反転する交流駆動反
転方式でも同様の問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
では、例えば、ICチップ上の占有面積が大きくなり、
より小型化、省電力化及び低コスト化が求められる無線
選択呼出装置や携帯電話機の液晶表示用駆動電源装置と
して用いる場合には、改善の余地がある。
【0010】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、ボルテージフォロア回路数
が減少(例えば、ボルテージフォロア回路を4個使用し
た従来の液晶表示用駆動電源装置に対して2個に半減さ
れる)されて、消費電流が低減し、かつ、ICチップな
どの実装面積が削減されて、小型化及びコスト低減が可
能になる液晶表示用駆動電源装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の液晶表示用駆動電源装置は、フレームごと
に極性を反転した電圧をマトリクス液晶パネルの複数の
コモン端子およびセグメント端子に供給する出力回路を
備えた液晶表示用駆動電源装置において、供給電圧を四
つの中間電圧に分圧する複数の抵抗素子と、前記四つの
中間電圧の任意の二つを、フレーム,ライン又は複数ラ
インごとに選択して出力する第1スイッチと、前記四つ
の中間電圧のうち前記第1スイッチが選択しない他の二
つの中間電圧を、フレーム,ライン又は複数ラインごと
に選択して出力する第2スイッチと、前記二つのスイッ
チのそれぞれに直列に接続したP型又はN型の何れか一
方の型の二つのボルテージフォロア回路と、前記二つの
ボルテージフォアロ回路のそれぞれの出力をコモン端子
側とセグメント端子側の両方に切り替えて入力させる切
替回路を有する構成としてある。
【0012】また、本発明の液晶表示用駆動電源装置
は、前記切替回路が、前記第1又は第2のスイッチを切
り替えてから前記ボルテージフォロア回路の動作が安定
するまでの間、切り替え動作を停止させる動作停止指示
回路を備える構成としてある。
【0013】また、本発明の液晶表示用駆動電源装置
は、前記動作停止指示回路が、フレーム,ライン又は複
数ラインの切替信号及び、フレーム,ライン又は複数ラ
インの切替信号をボルテージフォロア回路の動作が安定
するまでの時間に対応して遅延したフレーム,ライン又
は複数ラインの切り替え遅延信号から生成した短パルス
信号を送出する構成としてある。
【0014】 このような本発明の液晶表示用駆動電源装
は、電圧供給端と最低電位との間に直列接続した複数
の抵抗素子で分圧して生成した二つの中間電圧から選択
した一方又は他方の中間電圧、かつ、他の二つの中間電
圧の一方又は他方をフレーム、ライン又は複数ラインご
とに選択した中間電圧とともに、供給電圧及び最低電位
を液晶パネル駆動用電源として出力している。そして、
この選択した中間電圧を所要の電流を得るための二つの
ボルテージフォロア回路を通じて供給している。
【0015】 この結果、フレーム、ライン又は複数ライ
ンごとに電圧極性を反転してマトリクス液晶パネルの複
数のコモン端子及びセグメント端子に印加して液晶パネ
ル駆動を行うための異なる電圧電源を生成する場合、そ
のボルテージフォロア回路数が減少する。例えば、前記
の従来例で取り上げたボルテージフォロア回路を4個使
用した従来の液晶表示用駆動電源装置に対して、ボルテ
ージフォロア回路数が2個に半減する。したがって、消
費電流が低減し、かつ、ICチップなどの実装面積が削
減されて、小型化及びコスト低減が可能になる。
【0016】 また、本発明の液晶表示用駆動電源装置で
は、ボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの時
間に、切替回路の切り替え動作を停止させ、この動作停
止中に第1及び第2スイッチの切り替え動作を行うよう
にしている。
【0017】 この結果、ボルテージフォロア回路を低減
した場合に、そのフレーム、ライン又は複数ラインごと
に電圧極性を反転してマトリクス液晶パネルの複数のコ
モン端子及びセグメント端子に印加して駆動を行うため
の複数電圧の電源生成が、より安定して行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の液晶表示用駆動電
源装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の液晶表示用駆動電源装置の実施形態にお
ける構成を示す回路図である。この液晶表示用駆動電源
装置は、抵抗素子R1,R2,R3,R4,R5が直列
接続され、抵抗素子R1の非直列接続側(入力側)に、
V1供給電圧が印加され、かつ、抵抗素子R5の他端が
最低電位としての接地に接続されている。この抵抗素子
R1,R2の接続点Aと、抵抗素子R3,R4の接続点
Cとが、スイッチSW1のそれぞれの固定接点に接続さ
れている。このスイッチSW1の可動接点を、P型駆動
ボルテージフォロア回路P1のリファレンス端子側に接
続している。このスイッチSW1の可動接点は、フレー
ム信号FRMで切り替わるものである。
【0019】 また、抵抗素子R2,R3の接続点Bと、
抵抗素子R4,R5の接続点Dとが、スイッチSW2の
それぞれの固定接点に接続されている。このスイッチS
W2の可動接点が、N型駆動ボルテージフォロア回路N
1のリファレンス端子側に接続されている。P型駆動ボ
ルテージフォロア回路P1及びN型駆動ボルテージフォ
ロア回路N1の出力端が、切替回路10の入力端と接続
されている。抵抗素子R1〜R5の接続点A,B,C,
Dが、中間電圧としてのV2,V3,V4,V5レベル
電源であり、また、最高電圧の供給電圧がV1レベル電
源であり、かつ、最低電位(接地)がVGレベル電源で
ある。
【0020】 このV1、VGレベル電源が、そのまま切
替回路10に入力されるように接続されている。なお、
P型駆動ボルテージフォロア回路P1及びN型駆動ボル
テージフォロア回路N1は、必要な供給電流を得るため
の電流ブースタ(増幅度=1)として動作するものであ
り、演算増幅器(オペアンプ)を用いるのが一般的であ
る。
【0021】 V1レベル電源(供給電圧)が、切替回路
10のスイッチング用のトランジスタT1,T2に入力
されるように接続されている。更に、P型駆動ボルテー
ジフォロア回路P1の出力端が、切替回路10のトラン
ジスタT3,T4の入力端に接続されている。同様に、
N型駆動ボルテージフォロア回路N1の出力端がトラン
ジスタT5,T6に接続されている。また、接地電位で
あるVGレベル電源がトランジスタT7,T8に入力さ
れるように接続されている。切替回路10のトランジス
タT1,T4,T5,T7の出力端が出力回路(コモン
端子側)20に接続されている。また、トランジスタT
2,T3,T6,T8の出力端が、出力回路(セグメン
ト端子側)30に接続されている。
【0022】 出力回路(コモン端子側)20は、この他
に図示しない2nまでを有し、また、出力回路(コモン
端子側)20のトランジスタT9は、切替回路10のト
ランジスタT1,T4の出力が入力されるように接続さ
れている。また、出力回路(コモン端子側)20のトラ
ンジスタT10は、切替回路10のトランジスタT5,
T7の出力が入力されるように接続されている。そし
て、出力回路20のトランジスタT9,T10の出力端
を共通接続してCOM1を出力する。なお、図示しない
出力回路2nまでは、この出力回路(コモン端子側)2
0の構成と同様である。
【0023】 更に、出力回路(セグメント端子側)30
のトランジスタT11は、切替回路10のトランジスタ
T2,T3の出力が入力されるように接続されている。
また、出力回路(セグメント端子側)30のトランジス
タT12は、切替回路10のトランジスタT6,T8の
出力が入力されるように接続されている。出力回路(セ
グメント端子側)30のトランジスタT11,T12の
出力端を共通接続してSEG1を出力する。なお、図示
しない出力回路3nまでは、この出力回路(セグメント
端子側)30と同様の構成である。
【0024】 なお、切替回路10、出力回路(コモン端
子側)20…2n及び出力回路(セグメント端子側)3
0…3nは、以下の説明と同様に動作すれば、どのよう
な構成でも良い。
【0025】 次に、この実施形態の動作について説明す
る。ここでは、図4を用いて説明する。図1及び図4お
いて、液晶パネルは、同一極性の電圧を液晶に印加する
と、液晶が劣化するため、図4に示すようにフレームご
とに極性を変更した電圧を印加している。まず、第1フ
レームでは、図4に示すように出力回路(コモン端子
側)20が、その選択動作時にV1レベル電源を出力
し、かつ、非選択動作時のV5レベル電源とを出力す
る。また、出力回路(セグメント端子側)30は、非選
択動作時にV4レベル電源を出力し、かつ、選択動作時
にVGレベル電源を出力する。
【0026】 この場合の図1の動作では、フレーム信号
に基づいてトランジスタT1をオンにし、トランジスタ
T4をオフにして、トランジスタT9に、V1レベル電
源を出力する。スイッチSW2は、フレーム信号に基づ
いて可動接点が、抵抗素子R4,R5を接続点Dの固定
接点に接続される。この接続によってV5レベル電源
が、N型駆動ボルテージフォロア回路N1に入力され
る。このN型駆動ボルテージフォロア回路N1の出力の
V5レベル電源を、トランジスタT5がオンになり、ト
ランジスタT7をオフにして、出力回路(コモン端子
側)20のトランジスタT10に供給する。出力回路
(コモン端子側)20の選択動作では、トランジスタ
T9がオフになり、トランジスタT10をオフにして、
この出力回路(コモン端子側)20からV5レベル電源
が出力される。これによって、出力回路(コモン端子
側)20からは、選択動作時にV1レベル電源を出力
し、非選択動作時にV5レベル電源を出力する。
【0027】 一方、スイッチSW1の可動接点を抵抗素
子R3,R4の接続点C側の固定接点と接続して、V4
レベル電源が、P型駆動ボルテージフォロア回路P1に
入力される。P型駆動ボルテージフォロア回路P1の出
力のV4レベル電源が、切替回路10のトランジスタT
3がオンとなり、トランジスタT2がオフとなって、出
力回路(セグメント端子側)30のトランジスタT11
に印加される。また、トランジスタT8がオンになり、
トランジスタT6がオフとなり、トランジスタT12に
VGレベル電源を印加する。
【0028】 図4に示すように、出力回路(セグメント
端子側)30の選択動作では、トランジスタT12がオ
ンとなり、トランジスタT11がオフとなって、出力回
路(セグメント端子側)30からVGレベル電源が出力
される。一方、出力回路(セグメント端子側)30の非
選択動作では、トランジスタT11がオンとなり、トラ
ンジスタT12がオフとなって、出力回路(セグメント
端子側)30からV4レベル電源が出力される。このよ
うにして、出力回路(セグメント端子側)30からは、
非選択動作時にV4レベル電源を出力し、また、選択動
作時にVGレベル電源を出力する。
【0029】 次に、第2フレームの場合は、図4に示す
ように、出力回路(コモン端子側)20の出力が、その
選択動作時にVGレベル電源を出力する。また、非選択
動作時にV2レベル電源を出力する。更に、出力回路
(セグメント端子側)30は、選択動作時にV1レベル
電源を出力し、かつ、非選択動作時にV3レベル電源を
出力する。このときの図1の回路動作では、切替回路1
0のトランジスタT7がオンし、トランジスタT5がオ
フして、トランジスタT10にVGレベル電源を印加す
る。
【0030】 第2フレームの場合は、スイッチSW1の
可動接点が、抵抗素子R1,R2の接続点A側の固定接
点に接続される。V2レベル電源がP型駆動ボルテージ
フォロア回路P1に入力される。このP型駆動ボルテー
ジフォロア回路P1の出力のV2レベル電源が、切替回
路10のトランジスタT4をオンにし、トランジスタT
1がオフとなって、トランジスタT9に印加される。
【0031】 また、図4に示すように、出力回路(コモ
ン端子側)20の選択動作時は、トランジスタT10が
オンし、トランジスタT9がオフとなり、出力回路(コ
モン端子側)20としてVGレベル電源を出力する。一
方、出力回路(コモン端子側)20の非選択動作時は、
トランジスタT9がオンし、トランジスタT10がオフ
となって、出力回路(コモン端子側)20からV2レベ
ル電源が出力される。このようにして、出力回路(コモ
ン端子側)20からは、選択動作時にVGレベル電源を
出力し、非選択動作時にV2レベル電源を出力する。
【0032】 一方、第2フレームでは、スイッチSW2
の可動接点を抵抗素子R2,R3の接続点B側の固定接
点と接続し、V3レベル電源が、N型駆動ボルテージフ
ォロア回路N1に入力される。N型駆動ボルテージフォ
ロア回路N1の出力のV3レベル電源が、切替回路10
のトランジスタT6がオンとなり、トランジスタT8が
オフとなって、トランジスタT12に印加される。ま
た、トランジスタT2がオンとなり、トランジスタT
オフにして、出力回路(セグメント端子側)30のト
ランジスタT11にV1レベル電源を印加する。
【0033】 また、図4に示すように、出力回路(セグ
メント端子側)30の選択動作時は、トランジスタT1
1がオンとなり、トランジスタT12がオフとなって、
出力回路(セグメント端子側)30からV1レベル電源
が出力される。また、出力回路(セグメント端子側)3
0の非選択動作時は、トランジスタT12がオンとな
り、トランジスタT11がオフとなって、出力回路(セ
グメント端子側)30からV3レベル電源が出力され
る。このようにして、出力回路(セグメント端子側)3
0からは、選択動作時にVレベル電源を出力し、非選
択動作時にVレベル電源を出力する。
【0034】 このようにして、フレームの切り替えごと
に、図4に示すように液晶表示用駆動装置の出力である
SEG出力及びCOM出力が行われる。
【0035】 図2は他の実施形態の構成を示す回路図で
あり、図3は他の実施形態の動作を説明するための波形
図である。この例は、図1に示した実施形態の構成に対
して、切替回路10Aにあとで説明するDOFF信号を
外部から入力するためのロジック回路10aを追加して
いる。この構成は、スイッチSW1,SW2の切り替え
時に、P型駆動ボルテージフォロア回路P1及びN型駆
動ボルテージフォロア回路N1の動作が安定するまでに
時間を要する場合に有効である。
【0036】 DOFF信号は、図3(a)に示す外部か
らのフレーム切替信号FRMと、このフレーム切替信号
FRMを遅延した図3(b)に示すフレーム切替遅延信
号から生成し、フレーム切替信号FRMによる切り替え
時に図3(c)に示す短いパルス信号を送出する。
【0037】中のロジック回路10aのANDゲー
ト及びインバータの処理によって第1フレームの変化点
でDOFF信号がハイレベルになり、このハイレベルの
DOFF信号によって、切替回路10Aのトランジスタ
T4,T6がオフとなり、かつ、インバータを通じてト
ランジスタT3,T5がオフになる。このDOFF信号
がハイレベル中にスイッチSW1,SW2の切り替えを
行う。DOFF信号がローレベルに変化した場合、前記
した実施形態と同様の動作を行う。
【0038】 また、第2フレームでも同様に、変化点で
DOFF信号がハイレベルになり、このハイレベルのD
OFF信号によって、切替回路10のトランジスタT
4,T6がオフとなり、かつ、インバータを通じてトラ
ンジスタT3,T5がオフになる。このDOFF信号が
ハイレベル中にスイッチSW1,SW2の切り替えを行
う。DOFF信号がローレベルに変化した場合、前記し
た実施形態と同様の動作を行う。
【0039】 なお、この実施形態では、フレームごとに
電圧極性を反転する例について説明したが、マトリクス
液晶パネルのラインごとに電圧極性を反転するライン反
転駆動方式にもそのまま適用できる。この場合、スイッ
チSW1,SW2の可動接点にライン信号を供給してフ
レーム同様に切り替えればよい。また、マトリクス液晶
パネルの複数ライン、例えば、10本のラインごとに電
圧極性を反転する交流駆動反転方式にもそのまま適用可
能である。この場合にもスイッチSW1,SW2の可動
接点に交流駆動反転信号を供給してフレーム同様に切り
替える。また、図2及び図3に示した他の実施形態もロ
ジック回路10aにライン信号又は交流駆動反転信号を
供給することによって、同様に動作する。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
液晶表示用駆動電源装置によれば、電圧供給端と最低
電位との間に直列接続した複数の抵抗素子で分圧して生
成した二つの中間電圧の一方又は他方、また、他の二つ
の中間電圧の一方又は他方をフレーム、ライン又は複数
ラインごとに選択し、この中間電圧とともに、供給電圧
及び最低電位を、所要の電流を得るための二つのボルテ
ージフォロア回路を通じて液晶パネル駆動用電源として
出力している。
【0041】 この結果、ボルテージフォロア回路数が減
少する。更に、消費電流が低減し、かつ、ICチップな
どの実装面積が削減されて、小型化及びコスト低減が可
能になる。
【0042】 また、本発明の液晶表示用駆動電源装置で
は、ボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの時
間に、切替回路の切り替え動作を停止させ、この動作停
止中に第1及び第2スイッチの切り替え動作を行うよう
にしている。
【0043】 この結果、ボルテージフォロア回路を低減
した場合のフレーム、ライン又は複数ラインごとに電圧
極性を反転してマトリクス液晶パネルの複数のコモン端
子及びセグメント端子に印加して液晶パネル駆動を行う
ための複数電圧の電源生成が、より安定して行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示用駆動電源装置の実施形態に
おける構成を示す回路図である。
【図2】他の実施形態の構成を示す回路図である。
【図3】他の実施形態の動作を説明するための波形図で
ある。
【図4】従来例にあって液晶パネルに印加する電圧極性
を説明するためのタイミング図である。
【図5】従来例の液晶表示用駆動電源装置の構成を示す
ブロック図である。
【図6】従来例の液晶表示用駆動電源回路の要部構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】 10 切替回路 10a ロジック回路 COM1,SEG1 出力回路 N1 N型駆動ボルテージフォロア回路 P1 P型駆動ボルテージフォロア回路 R1〜R5 抵抗素子 SW1,SW2 スイッチ T1〜T12 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹腰 洋司 神奈川県川崎市中原区小杉町一町目403番 53 日本電気アイシーマイコンシステム株 式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA32 NA33 NA34 NC03 NC04 ND42 ND54 5C006 AA01 AA16 AC27 AC28 AF42 AF44 AF68 BF25 BF26 BF31 BF43 BF45 FA43 FA47 FA51

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム、ライン又は複数ラインごとに
    極性を反転した電圧をマトリクス液晶パネルの複数のコ
    モン端子及びセグメント端子に印加して駆動を行うため
    の異なる電圧電源を生成する液晶表示用駆動電源生成方
    法において、 電圧供給端と最低電位との間に直列接続した複数の抵抗
    素子で分圧した複数の中間電圧を生成し、 二つの中間電圧における一方又は他方をフレーム、ライ
    ン又は複数ラインごとに選択して出力し、 かつ、他の二つの中間電圧における一方又は他方をフレ
    ーム、ライン又は複数ラインごとに選択して出力し、 更に、前記フレーム、ライン又は複数ラインごとに異な
    る少なくとも四つの電圧とともに、供給電圧及び最低電
    位を液晶パネル駆動用電源として出力することを特徴と
    する液晶表示用駆動電源生成方法。
  2. 【請求項2】 フレーム、ライン又は複数ラインごとに
    極性を反転した電圧をマトリクス液晶パネルの複数のコ
    モン端子及びセグメント端子に印加して駆動を行うため
    の異なる電圧電源を生成する液晶表示用駆動電源装置に
    おいて、 供給電圧を分圧して複数の中間電圧を生成するための直
    列接続した複数の抵抗素子と、 前記複数の抵抗素子で分圧した二つの中間電圧の一方又
    は他方をフレーム、ライン又は複数ラインごとに選択し
    て出力する第1スイッチと、 前記複数の抵抗素子で分圧した前記第1スイッチが選択
    しない他の二つの中間電圧の一方又は他方を、フレー
    ム、ライン又は複数ラインごとに選択して出力する第2
    スイッチとを備え、 前記第1及び第2スイッチが選択して出力する少なくと
    も四つの電圧とともに、供給電圧及び最低電位を液晶パ
    ネル駆動用電源として出力することを特徴とする液晶表
    示用駆動電源装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2スイッチの選択電圧が
    供給され、所要の電流を得るための二つのボルテージフ
    ォロア回路を備えることを特徴とする請求項2記載の液
    晶表示用駆動電源装置。
  4. 【請求項4】 前記供給電圧及び最低電位と、ボルテー
    ジフォロア回路を通じた第1及び第2スイッチの選択電
    圧とを、フレーム、ライン又は複数ラインに基づいてコ
    モン端子及びセグメント端子に供給するために切り替え
    る切替回路を更に備えること特徴とする請求項3記載の
    液晶表示用駆動電源装置。
  5. 【請求項5】 前記切替回路からの出力電圧を、フレー
    ム、ライン又は複数ラインに対応して複数のコモン端子
    及び複数のセグメント端子に供給する出力回路を更に備
    えることを特徴とする請求項4記載の液晶表示用駆動電
    源装置。
  6. 【請求項6】 前記切替回路に、 ボルテージフォロア回路の動作が安定するまでの間に、
    切り替え動作を停止する動作停止指示回路を備えること
    を特徴とする請求項4記載の液晶表示用駆動電源装置。
  7. 【請求項7】 前記動作停止指示回路に、 フレーム、ライン又は複数ラインの切替信号及び、フレ
    ーム、ライン又は複数ラインの切替信号をボルテージフ
    ォロア回路の動作が安定するまでの時間に対応して遅延
    したフレーム、ライン又は複数ラインの切替遅延信号か
    ら生成した短パルス信号を送出して切り替え動作を停止
    させ、この停止中に第1及び第2スイッチの切り替え動
    作を行うことを特徴とする請求項6記載の液晶表示用駆
    動電源装置。
  8. 【請求項8】 前記ボルテージフォロア回路として、二
    つのP型駆動ボルテージフォロア回路及びN型駆動ボル
    テージフォロア回路が用いられるとともに、切替回路及
    び出力回路が、スイッチングを行うトランジスタで構成
    されることを特徴とする請求項3,4又は5記載の液晶
    表示用駆動電源装置。
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