JP2000097718A - ナビゲーションシステム - Google Patents
ナビゲーションシステムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動生成した経路データの修正とナビゲーシ
ョン装置への設定を簡単化する。 【解決手段】 外部情報処理手段5は、プログラム記録
媒体2から制御プログラムを読み込む。経路探索プログ
ラム2aにより、地図データ3を参照して、任意の地点
間の経路探索を行なう。経路データ生成プログラム2b
により、経路データを作成する。その後、必要に応じて
経路データの修正を行なう。生成し修正した経路データ
を、データ記録媒体4に記録する。ナビゲーション装置
1の読み込み手段1cで、データ記録媒体4に記録され
た経路データを読み込む。経路案内手段1bで、地図デ
ータ3を参照しながら、経路データに従って経路案内を
行なう。自動生成した経路データを簡単にナビゲーショ
ン装置に設定でき、経路データの修正も容易になる。
ョン装置への設定を簡単化する。 【解決手段】 外部情報処理手段5は、プログラム記録
媒体2から制御プログラムを読み込む。経路探索プログ
ラム2aにより、地図データ3を参照して、任意の地点
間の経路探索を行なう。経路データ生成プログラム2b
により、経路データを作成する。その後、必要に応じて
経路データの修正を行なう。生成し修正した経路データ
を、データ記録媒体4に記録する。ナビゲーション装置
1の読み込み手段1cで、データ記録媒体4に記録され
た経路データを読み込む。経路案内手段1bで、地図デ
ータ3を参照しながら、経路データに従って経路案内を
行なう。自動生成した経路データを簡単にナビゲーショ
ン装置に設定でき、経路データの修正も容易になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションシ
ステムに関し、特に、現在位置を算出して地図データと
ともに表示したり、目的地までの走行経路に対する案内
を行なうことができるナビゲーションシステムに関す
る。
ステムに関し、特に、現在位置を算出して地図データと
ともに表示したり、目的地までの走行経路に対する案内
を行なうことができるナビゲーションシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーションシステムとして
は、例えば、特開平10-47986号公報に記載されているよ
うなものがある。図8は、特開平10-47986号公報に記載
されているものと同様の構成を有するナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図であり、1はナビゲ
ーション装置、7は情報処理手段、8は入力手段、9は
データ変換手段である。また、ナビゲーション手段1に
おいて、1aは位置算出手段、1bは経路探索手段、1
cは経路案内手段であり、情報処理手段7において、7
aは経路探索手段、7bは経路データ生成手段、7cは
経路データ出力手段である。
は、例えば、特開平10-47986号公報に記載されているよ
うなものがある。図8は、特開平10-47986号公報に記載
されているものと同様の構成を有するナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図であり、1はナビゲ
ーション装置、7は情報処理手段、8は入力手段、9は
データ変換手段である。また、ナビゲーション手段1に
おいて、1aは位置算出手段、1bは経路探索手段、1
cは経路案内手段であり、情報処理手段7において、7
aは経路探索手段、7bは経路データ生成手段、7cは
経路データ出力手段である。
【0003】次に、以上のように構成された従来のナビ
ゲーションシステムについて、その動作を説明する。ナ
ビゲーション装置1は、位置算出手段1aによって求め
たナビゲーション手段の位置を、ディスプレイ上に地図
データと重ねあわせて表示したり、経路探索手段1bに
よって所望の目的地までの走行経路を自動的に探索し、
経路案内手段1cによって経路を走行する際に、音声ま
たは画像によって案内を行なう。
ゲーションシステムについて、その動作を説明する。ナ
ビゲーション装置1は、位置算出手段1aによって求め
たナビゲーション手段の位置を、ディスプレイ上に地図
データと重ねあわせて表示したり、経路探索手段1bに
よって所望の目的地までの走行経路を自動的に探索し、
経路案内手段1cによって経路を走行する際に、音声ま
たは画像によって案内を行なう。
【0004】位置算出手段1aは、通常GPS(Global
Positioning System)を用いて位置を算出したり、車両
の場合では、車両の車軸センサやジャイロセンサなどを
加え、より精度の高い位置を算出することもある。経路
探索手段1aは、使用者が目的地を設定すると、例えば
目的地までの距離が最短になるような経路を自動的に探
索する。出発地が現在地ではなく、特定の場所であると
きには、出発地も設定できるようになっている。
Positioning System)を用いて位置を算出したり、車両
の場合では、車両の車軸センサやジャイロセンサなどを
加え、より精度の高い位置を算出することもある。経路
探索手段1aは、使用者が目的地を設定すると、例えば
目的地までの距離が最短になるような経路を自動的に探
索する。出発地が現在地ではなく、特定の場所であると
きには、出発地も設定できるようになっている。
【0005】情報処理手段7は、例えばパーソナルコン
ピュータ(以下、パソコンと称する)によって構成さ
れ、ナビゲーション装置1における経路探索手段1cと
同様な経路探索手段7aを備えている。
ピュータ(以下、パソコンと称する)によって構成さ
れ、ナビゲーション装置1における経路探索手段1cと
同様な経路探索手段7aを備えている。
【0006】経路探索手段7aでも出発地および目的地
を設定し、走行経路を探索することができる。経路デー
タ生成手段7bでは、経路探索手段7aによって得られ
た走行経路の情報を、比較的単純なフォーマットである
経路データ(例えば各経由地の座標(緯度、経度)と曲
折する方向などを含むテーブルの列)として表す。出力
手段7cは、経路データを出力する手段であり、例えば
CRTやプリンタである。
を設定し、走行経路を探索することができる。経路デー
タ生成手段7bでは、経路探索手段7aによって得られ
た走行経路の情報を、比較的単純なフォーマットである
経路データ(例えば各経由地の座標(緯度、経度)と曲
折する方向などを含むテーブルの列)として表す。出力
手段7cは、経路データを出力する手段であり、例えば
CRTやプリンタである。
【0007】入力手段8は、CRTやプリンタ等に出力
された経路データを手動により入力する手段であり、例
えばキーボードによって構成される。
された経路データを手動により入力する手段であり、例
えばキーボードによって構成される。
【0008】データ変換手段9は、入力手段8により入
力された経路データをナビゲーション装置1において使
用可能な形式である走行経路の情報に変換する手段であ
る。
力された経路データをナビゲーション装置1において使
用可能な形式である走行経路の情報に変換する手段であ
る。
【0009】経路案内手段1bでは、経路探索手段1c
により得られた走行経路の情報を基に経路案内を行なう
が、経路探索手段1cにより得られた走行経路の情報だ
けでなく、入力手段8から入力された経路データをデー
タ変換手段9により変換して得られる走行経路の情報を
用いることによっても、経路案内ができる構成となって
いる。
により得られた走行経路の情報を基に経路案内を行なう
が、経路探索手段1cにより得られた走行経路の情報だ
けでなく、入力手段8から入力された経路データをデー
タ変換手段9により変換して得られる走行経路の情報を
用いることによっても、経路案内ができる構成となって
いる。
【0010】以上説明したように、従来のナビゲーショ
ンシステムでは、情報処理手段7において出発地と目的
地の間の走行経路を探索し、走行経路の結果を比較的単
純なデータフォーマットである経路データに変換して出
力し、経路データを手動により入力することによってナ
ビゲーション装置1において経路案内をする構成とした
ため、容易に希望経路をナビゲーション装置1に設定す
ることができる。
ンシステムでは、情報処理手段7において出発地と目的
地の間の走行経路を探索し、走行経路の結果を比較的単
純なデータフォーマットである経路データに変換して出
力し、経路データを手動により入力することによってナ
ビゲーション装置1において経路案内をする構成とした
ため、容易に希望経路をナビゲーション装置1に設定す
ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来のナビゲーションシステムでは、情報処理手段にお
いて作成した経路データを手動により入力しなければな
らないため、走行経路が長距離となり、経由地の数が多
くなると操作に時間がかかってしまうという問題があっ
た。
従来のナビゲーションシステムでは、情報処理手段にお
いて作成した経路データを手動により入力しなければな
らないため、走行経路が長距離となり、経由地の数が多
くなると操作に時間がかかってしまうという問題があっ
た。
【0012】また、情報処理手段の経路探索手段によっ
て出発地と目的地を自由に設定することができるもの
の、探索された走行経路を細かく修正することができな
いという問題があった。
て出発地と目的地を自由に設定することができるもの
の、探索された走行経路を細かく修正することができな
いという問題があった。
【0013】また、ナビゲーション装置と情報処理手段
において用いる地図データが互いに異なる場合には、例
えば経由地の座標がそれぞれの地図データで必ずしも一
致しないことがあるため、経路データを共有することが
できないことがあるという問題があった。
において用いる地図データが互いに異なる場合には、例
えば経由地の座標がそれぞれの地図データで必ずしも一
致しないことがあるため、経路データを共有することが
できないことがあるという問題があった。
【0014】また、過去の走行軌跡の情報を利用して、
走行経路の設定をすることができないという問題があっ
た。
走行経路の設定をすることができないという問題があっ
た。
【0015】本発明は、上記問題を解決して、情報処理
手段において作成した経路データを手動で入力しなけれ
ばならない手間を省き、短時間で、しかも正確に走行経
路をナビゲーション装置に設定することができるナビゲ
ーションシステムを提供することを目的とする。
手段において作成した経路データを手動で入力しなけれ
ばならない手間を省き、短時間で、しかも正確に走行経
路をナビゲーション装置に設定することができるナビゲ
ーションシステムを提供することを目的とする。
【0016】また、情報処理手段の経路探索手段によっ
て探索された走行経路を細かく修正することができるナ
ビゲーションシステムを提供することを目的とする。
て探索された走行経路を細かく修正することができるナ
ビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【0017】また、ナビゲーション装置と情報処理手段
において、容易に経路データを共有することができるナ
ビゲーションシステムを提供することを目的とする。
において、容易に経路データを共有することができるナ
ビゲーションシステムを提供することを目的とする。
【0018】また、過去の走行軌跡の情報を利用して、
走行経路の設定をすることができるナビゲーションシス
テムを提供することを目的とする。
走行経路の設定をすることができるナビゲーションシス
テムを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、ナビゲーションシステムを、ナビゲ
ーション装置とプログラム記録媒体と外部情報処理手段
と地図データ記録媒体とデータ記録媒体とで構成し、ナ
ビゲーション装置に、地図データ記録媒体を読み出す手
段と、現在位置を算出する位置算出手段と、データ記録
媒体に記録された経路データを読み出す手段と、経路デ
ータに基づいて経路案内を行なう経路案内手段とを備
え、外部情報処理手段に、地図データ記録媒体を読み出
す手段と、出発地と目的地との間の走行経路を探索する
経路探索プログラムと経路データを生成する経路データ
生成プログラムをプログラム記録媒体から読み出して実
行する手段と、経路データをデータ記録媒体に書き込む
手段とを備えた構成とした。
めに、本発明では、ナビゲーションシステムを、ナビゲ
ーション装置とプログラム記録媒体と外部情報処理手段
と地図データ記録媒体とデータ記録媒体とで構成し、ナ
ビゲーション装置に、地図データ記録媒体を読み出す手
段と、現在位置を算出する位置算出手段と、データ記録
媒体に記録された経路データを読み出す手段と、経路デ
ータに基づいて経路案内を行なう経路案内手段とを備
え、外部情報処理手段に、地図データ記録媒体を読み出
す手段と、出発地と目的地との間の走行経路を探索する
経路探索プログラムと経路データを生成する経路データ
生成プログラムをプログラム記録媒体から読み出して実
行する手段と、経路データをデータ記録媒体に書き込む
手段とを備えた構成とした。
【0020】このように構成したことにより、外部情報
処理手段において作成した経路データをナビゲーション
装置に手動で入力する手間を省き、短時間で、しかも正
確に走行経路をナビゲーション装置に設定することがで
きる。
処理手段において作成した経路データをナビゲーション
装置に手動で入力する手間を省き、短時間で、しかも正
確に走行経路をナビゲーション装置に設定することがで
きる。
【0021】また、外部情報処理手段に、走行経路を手
動により設定したり経路探索プログラムにより自動的に
探索した走行経路を修正または選択する経路データ修正
プログラムをプログラム記録媒体から読み出して実行す
る手段と、走行経路を手動で設定または修正する手段と
を設けた構成とした。
動により設定したり経路探索プログラムにより自動的に
探索した走行経路を修正または選択する経路データ修正
プログラムをプログラム記録媒体から読み出して実行す
る手段と、走行経路を手動で設定または修正する手段と
を設けた構成とした。
【0022】このように構成したことにより、外部情報
処理手段において走行経路を細かく修正することができ
る。
処理手段において走行経路を細かく修正することができ
る。
【0023】また、ナビゲーション装置に、VICS等
の一般道路情報に使用されている道路コードと地図デー
タ独自の道路コードを対応づけるテーブルである一般道
路情報対応データ記録媒体を設け、外部情報処理手段
に、VICS等の一般道路情報を用いた経路データを生
成する手段を設けた構成とした。
の一般道路情報に使用されている道路コードと地図デー
タ独自の道路コードを対応づけるテーブルである一般道
路情報対応データ記録媒体を設け、外部情報処理手段
に、VICS等の一般道路情報を用いた経路データを生
成する手段を設けた構成とした。
【0024】このように構成したことにより、ナビゲー
ション装置と外部情報処理手段において使用する地図デ
ータが異なる場合にでも、容易に経路データを共有する
ことができる。
ション装置と外部情報処理手段において使用する地図デ
ータが異なる場合にでも、容易に経路データを共有する
ことができる。
【0025】また、ナビゲーション装置に、走行軌跡デ
ータを生成する軌跡データ生成手段と、走行軌跡データ
をデータ記録媒体に記録する書き込み手段とを設け、外
部情報処理手段に、プログラム記録媒体から軌跡表示プ
ログラムを読み出して実行する手段と、軌跡データを参
照する手段とを設けた構成とした。
ータを生成する軌跡データ生成手段と、走行軌跡データ
をデータ記録媒体に記録する書き込み手段とを設け、外
部情報処理手段に、プログラム記録媒体から軌跡表示プ
ログラムを読み出して実行する手段と、軌跡データを参
照する手段とを設けた構成とした。
【0026】このように構成したことにより、過去の走
行軌跡の情報を利用して、走行経路の設定をすることが
できる。
行軌跡の情報を利用して、走行経路の設定をすることが
できる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
ナビゲーション装置と、プログラム記録媒体と、外部情
報処理手段と、地図データ記録媒体と、データ記録媒体
とを具備するナビゲーションシステムにおいて、前記ナ
ビゲーション装置に、前記地図データ記録媒体を読み出
す手段と、現在位置を算出する位置算出手段と、前記デ
ータ記録媒体に記録された経路データを読み出す読出手
段と、前記経路データに基づいて経路案内を行なう経路
案内手段とを備え、前記外部情報処理手段に、前記地図
データ記録媒体を読み出す手段と、出発地と目的地との
間の走行経路を探索する経路探索プログラムと経路デー
タを生成する経路データ生成プログラムを前記プログラ
ム記録媒体から読み出して実行する手段と、前記経路デ
ータを前記データ記録媒体に書き込む手段とを備えたナ
ビゲーションシステムであり、外部情報処理手段におい
て作成した経路データを、短時間で正確にナビゲーショ
ン装置に設定するという作用を有する。
ナビゲーション装置と、プログラム記録媒体と、外部情
報処理手段と、地図データ記録媒体と、データ記録媒体
とを具備するナビゲーションシステムにおいて、前記ナ
ビゲーション装置に、前記地図データ記録媒体を読み出
す手段と、現在位置を算出する位置算出手段と、前記デ
ータ記録媒体に記録された経路データを読み出す読出手
段と、前記経路データに基づいて経路案内を行なう経路
案内手段とを備え、前記外部情報処理手段に、前記地図
データ記録媒体を読み出す手段と、出発地と目的地との
間の走行経路を探索する経路探索プログラムと経路デー
タを生成する経路データ生成プログラムを前記プログラ
ム記録媒体から読み出して実行する手段と、前記経路デ
ータを前記データ記録媒体に書き込む手段とを備えたナ
ビゲーションシステムであり、外部情報処理手段におい
て作成した経路データを、短時間で正確にナビゲーショ
ン装置に設定するという作用を有する。
【0028】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載のナビゲーションシステムにおいて、前記外部情報
処理手段に、走行経路を手動により設定したり前記経路
探索プログラムにより自動的に探索した走行経路を修正
または選択する経路データ修正プログラムを前記プログ
ラム記録媒体から読み出して実行する手段と、走行経路
を手動で設定または修正する手段とを設けたものであ
り、外部情報処理手段において走行経路を細かく修正す
るという作用を有する。
記載のナビゲーションシステムにおいて、前記外部情報
処理手段に、走行経路を手動により設定したり前記経路
探索プログラムにより自動的に探索した走行経路を修正
または選択する経路データ修正プログラムを前記プログ
ラム記録媒体から読み出して実行する手段と、走行経路
を手動で設定または修正する手段とを設けたものであ
り、外部情報処理手段において走行経路を細かく修正す
るという作用を有する。
【0029】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載のナビゲーションシステムにおいて、前記ナビゲー
ション装置に、VICS等の一般道路情報に使用されて
いる道路コードと前記地図データ独自の道路コードを対
応づけるテーブルである一般道路情報対応データ記録媒
体を設け、前記外部情報処理手段に、VICS等の一般
道路情報を用いた経路データを生成する手段を設けたも
のであり、ナビゲーション装置と外部情報処理手段にお
いて使用する地図データが異なる場合にでも、経路デー
タを共有することを可能にするという作用を有する。
記載のナビゲーションシステムにおいて、前記ナビゲー
ション装置に、VICS等の一般道路情報に使用されて
いる道路コードと前記地図データ独自の道路コードを対
応づけるテーブルである一般道路情報対応データ記録媒
体を設け、前記外部情報処理手段に、VICS等の一般
道路情報を用いた経路データを生成する手段を設けたも
のであり、ナビゲーション装置と外部情報処理手段にお
いて使用する地図データが異なる場合にでも、経路デー
タを共有することを可能にするという作用を有する。
【0030】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載のナビゲーションシステムにおいて、前記ナビゲー
ション装置に、走行軌跡データを生成する軌跡データ生
成手段と、前記走行軌跡データを前記データ記録媒体に
記録する書き込み手段とを設け、前記外部情報処理手段
に、前記プログラム記録媒体から軌跡表示プログラムを
読み出して実行する手段と、軌跡データを参照する手段
とを設けたものであり、過去の走行軌跡の情報を利用し
て走行経路の設定をするという作用を有する。
記載のナビゲーションシステムにおいて、前記ナビゲー
ション装置に、走行軌跡データを生成する軌跡データ生
成手段と、前記走行軌跡データを前記データ記録媒体に
記録する書き込み手段とを設け、前記外部情報処理手段
に、前記プログラム記録媒体から軌跡表示プログラムを
読み出して実行する手段と、軌跡データを参照する手段
とを設けたものであり、過去の走行軌跡の情報を利用し
て走行経路の設定をするという作用を有する。
【0031】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図7を参照しながら、詳細に説明する。
〜図7を参照しながら、詳細に説明する。
【0032】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、外部情報処理手段で、出発地と目的地との間
の走行経路を探索する経路探索プログラムと、経路デー
タ生成プログラムを、プログラム記録媒体から読み出し
て実行し、生成した経路データをデータ記録媒体に書き
込み、ナビゲーション装置で、データ記録媒体に記録さ
れた経路データを読み出して走行経路を設定するナビゲ
ーションシステムである。
の形態は、外部情報処理手段で、出発地と目的地との間
の走行経路を探索する経路探索プログラムと、経路デー
タ生成プログラムを、プログラム記録媒体から読み出し
て実行し、生成した経路データをデータ記録媒体に書き
込み、ナビゲーション装置で、データ記録媒体に記録さ
れた経路データを読み出して走行経路を設定するナビゲ
ーションシステムである。
【0033】図1は、本発明の第1の実施の形態のナビ
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。図8に基づいて説明した部分については、同一符号
を付して、説明を省略する。図1において、1はナビゲ
ーション装置、2はプログラム記録媒体、3は地図デー
タ、4はデータ記録媒体、5は外部情報処理手段であ
る。
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。図8に基づいて説明した部分については、同一符号
を付して、説明を省略する。図1において、1はナビゲ
ーション装置、2はプログラム記録媒体、3は地図デー
タ、4はデータ記録媒体、5は外部情報処理手段であ
る。
【0034】また、ナビゲーション装置1において、1
aは位置算出手段、1bは経路案内手段、1cは読み出
し手段であり、プログラム記録媒体2において、2aは
経路探索手段、2bは経路データ生成手段である。
aは位置算出手段、1bは経路案内手段、1cは読み出
し手段であり、プログラム記録媒体2において、2aは
経路探索手段、2bは経路データ生成手段である。
【0035】以上のように構成された本発明の第1の実
施の形態のナビゲーションシステムについて、その動作
を説明する。外部情報処理手段5では、プログラム記録
媒体2に記録されている制御プログラム、および地図デ
ータ3を用いて、出発地から目的地までの走行経路に関
する情報(経路データ)を生成し、データ記録媒体4に
記録する。外部情報処理手段5として、例えばパソコン
を用いれば、出発地や目的地を設定するのに、ディスプ
レイに表示された地図上の地点をマウスでクリックした
り、キーボードから文字入力して索引から検索するなど
といったことが比較的容易にできる。
施の形態のナビゲーションシステムについて、その動作
を説明する。外部情報処理手段5では、プログラム記録
媒体2に記録されている制御プログラム、および地図デ
ータ3を用いて、出発地から目的地までの走行経路に関
する情報(経路データ)を生成し、データ記録媒体4に
記録する。外部情報処理手段5として、例えばパソコン
を用いれば、出発地や目的地を設定するのに、ディスプ
レイに表示された地図上の地点をマウスでクリックした
り、キーボードから文字入力して索引から検索するなど
といったことが比較的容易にできる。
【0036】経路探索手段2aでは、指定された出発地
と目的地までの距離が最短になるような走行経路や、推
定される走行時間が最短となるような走行経路などを自
動的に探索する。経路データ生成手段2bでは、データ
記録媒体4に記録するための走行経路に関する情報(経
路データ)を生成する。経路データは、走行経路をユニ
ークに特定できるような形式に生成される。例えば、走
行経路に沿って、各交差点に固有な交差点番号を配列の
形式で生成する方法がある。各交差点に固有な交差点番
号は、例えば、全地域をいくつかの領域に分けたときの
領域番号と、各領域ごとに固有に割り振られた交差点番
号とで表すことができる場合がある。
と目的地までの距離が最短になるような走行経路や、推
定される走行時間が最短となるような走行経路などを自
動的に探索する。経路データ生成手段2bでは、データ
記録媒体4に記録するための走行経路に関する情報(経
路データ)を生成する。経路データは、走行経路をユニ
ークに特定できるような形式に生成される。例えば、走
行経路に沿って、各交差点に固有な交差点番号を配列の
形式で生成する方法がある。各交差点に固有な交差点番
号は、例えば、全地域をいくつかの領域に分けたときの
領域番号と、各領域ごとに固有に割り振られた交差点番
号とで表すことができる場合がある。
【0037】ナビゲーション装置1では、データ記録媒
体4に記録された経路データを、読み出し手段1cを用
いて読み出し、この経路データに基づいて経路案内を行
なう。経路案内手段1bでは、走行経路上で、音声や映
像によって案内をする必要がある交差点を特定し、ま
た、どのように案内すべきかという案内内容(例えば、
音声ならば「右折して下さい」)を決定する。そして、
位置算出手段1aから得られる現在位置を用いて、適切
なタイミング(例えば交差点の100m手前)で音声や映
像を用いて経路案内を行なう。
体4に記録された経路データを、読み出し手段1cを用
いて読み出し、この経路データに基づいて経路案内を行
なう。経路案内手段1bでは、走行経路上で、音声や映
像によって案内をする必要がある交差点を特定し、ま
た、どのように案内すべきかという案内内容(例えば、
音声ならば「右折して下さい」)を決定する。そして、
位置算出手段1aから得られる現在位置を用いて、適切
なタイミング(例えば交差点の100m手前)で音声や映
像を用いて経路案内を行なう。
【0038】なお、プログラム記録媒体2、地図データ
3、およびデータ記録媒体4が、それぞれ別の記録媒体
である必要はない。例えば、DVD−RAMのような書
き込み可能な記録媒体を用いて、プログラムおよび地図
データを収録し、かつ記録媒体としても使用する構成で
あってもよい。
3、およびデータ記録媒体4が、それぞれ別の記録媒体
である必要はない。例えば、DVD−RAMのような書
き込み可能な記録媒体を用いて、プログラムおよび地図
データを収録し、かつ記録媒体としても使用する構成で
あってもよい。
【0039】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、ナビゲーションシステムを、外部情報処理手段
で、出発地と目的地との間の走行経路を探索する経路探
索プログラムと、経路データ生成プログラムを、プログ
ラム記録媒体から読み出して実行し、生成した経路デー
タをデータ記録媒体に書き込み、ナビゲーション装置
で、データ記録媒体に記録された経路データを読み出し
て走行経路を設定する構成としたので、外部情報処理手
段において作成した経路データを、ナビゲーション装置
に手動で入力する手間を省き、短時間で正確に走行経路
をナビゲーション装置に設定することができる。
では、ナビゲーションシステムを、外部情報処理手段
で、出発地と目的地との間の走行経路を探索する経路探
索プログラムと、経路データ生成プログラムを、プログ
ラム記録媒体から読み出して実行し、生成した経路デー
タをデータ記録媒体に書き込み、ナビゲーション装置
で、データ記録媒体に記録された経路データを読み出し
て走行経路を設定する構成としたので、外部情報処理手
段において作成した経路データを、ナビゲーション装置
に手動で入力する手間を省き、短時間で正確に走行経路
をナビゲーション装置に設定することができる。
【0040】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、外部情報処理手段で、走行経路を手動により
設定したり、自動的に探索した走行経路を、手動により
修正または選択するナビゲーションシステムである。
の形態は、外部情報処理手段で、走行経路を手動により
設定したり、自動的に探索した走行経路を、手動により
修正または選択するナビゲーションシステムである。
【0041】図2は、本発明の第2の実施の形態のナビ
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
り、図1及び図8に基づいて説明した部分については、
同一符号を付して、説明を省略する。図2において、2
cは経路修正手段である。
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
り、図1及び図8に基づいて説明した部分については、
同一符号を付して、説明を省略する。図2において、2
cは経路修正手段である。
【0042】本発明の第2の実施の形態のナビゲーショ
ンシステムの動作を説明する。経路修正手段2cは、走
行経路を手動により設定したり、経路探索手段2aによ
って探索した走行経路を手動で修正するために、外部情
報処理手段5を制御するための制御プログラムである。
ンシステムの動作を説明する。経路修正手段2cは、走
行経路を手動により設定したり、経路探索手段2aによ
って探索した走行経路を手動で修正するために、外部情
報処理手段5を制御するための制御プログラムである。
【0043】図3のフローチャートおよび図4の説明図
を用いて、経路探索手段2aによって探索した走行経路
を手動で修正する方法について説明する。まず、図4に
おいて、経路探索手段2aによって探索された走行経路
が交差点A、B、C を順に通過する経路であったとす
る。これに対して、交差点Bを通過することを避け、交
差点A、D、E、F、G、Cを順に通過する経路に修正
したい場合を考える。このときの処理手順を図3のフロ
ーチャートを参考にしながら説明していく。
を用いて、経路探索手段2aによって探索した走行経路
を手動で修正する方法について説明する。まず、図4に
おいて、経路探索手段2aによって探索された走行経路
が交差点A、B、C を順に通過する経路であったとす
る。これに対して、交差点Bを通過することを避け、交
差点A、D、E、F、G、Cを順に通過する経路に修正
したい場合を考える。このときの処理手順を図3のフロ
ーチャートを参考にしながら説明していく。
【0044】(ステップ1)開始地点の指定:修正する
走行経路の開始地点を、例えばディスプレイ上に表示さ
れた地図画面とマウスを用いて指定する。図4の例で
は、交差点Aを指定すればよい。
走行経路の開始地点を、例えばディスプレイ上に表示さ
れた地図画面とマウスを用いて指定する。図4の例で
は、交差点Aを指定すればよい。
【0045】(ステップ2)開始地点のチェック:ステ
ップ1で指定した開始地点が、オリジナルの走行経路上
に存在するかどうかをチェックする。存在するときには
ステップ3に進み、存在しないときはステップ1に戻
る。図4の例では、交差点Aがオリジナルの走行経路上
に存在するため、ステップ3に進む。
ップ1で指定した開始地点が、オリジナルの走行経路上
に存在するかどうかをチェックする。存在するときには
ステップ3に進み、存在しないときはステップ1に戻
る。図4の例では、交差点Aがオリジナルの走行経路上
に存在するため、ステップ3に進む。
【0046】(ステップ3)開始地点の登録:ステップ
1、2で指定およびチェックをした開始地点を正式に登
録する。図4の例では、交差点Aを開始地点として登録
する。
1、2で指定およびチェックをした開始地点を正式に登
録する。図4の例では、交差点Aを開始地点として登録
する。
【0047】(ステップ4)中間地点の指定:変更した
い走行経路に沿って、順に交差点を指定する。図4の例
では、交差点Dを中間地点として指定すればよい。
い走行経路に沿って、順に交差点を指定する。図4の例
では、交差点Dを中間地点として指定すればよい。
【0048】(ステップ5)中間地点のチェック:ステ
ップ4で指定した中間地点が、前回していした開始地
点、または中間地点と隣接するかどうかをチェックす
る。前回指定した地点と隣接するときはステップ6に進
み、隣接しないときにはステップ4に戻る。図4の例で
は、交差点Dが前回指定した地点である交差点Aと隣接
するため、ステップ6に進む。
ップ4で指定した中間地点が、前回していした開始地
点、または中間地点と隣接するかどうかをチェックす
る。前回指定した地点と隣接するときはステップ6に進
み、隣接しないときにはステップ4に戻る。図4の例で
は、交差点Dが前回指定した地点である交差点Aと隣接
するため、ステップ6に進む。
【0049】(ステップ6)終了地点のチェック:ステ
ップ4、5で指定およびチェックをした中間地点が、オ
リジナルの走行経路上に存在するかどうかをチェックす
る。存在するときはステップ8に進み、存在しないとき
にはステップ7に戻る。図4の例では、交差点Dがオリ
ジナルの走行経路上に存在しないため、ステップ7に戻
る。
ップ4、5で指定およびチェックをした中間地点が、オ
リジナルの走行経路上に存在するかどうかをチェックす
る。存在するときはステップ8に進み、存在しないとき
にはステップ7に戻る。図4の例では、交差点Dがオリ
ジナルの走行経路上に存在しないため、ステップ7に戻
る。
【0050】(ステップ7)中間地点の登録:ステップ
4、5、6で指定およびチェックをした中間地点を正式
に登録する。その後、変更したい走行経路に沿って、更
に中間地点の指定を繰り返すため、ステップ4に戻る。
図4の例では、交差点Dを中間地点として登録したあ
と、更に交差点E、F、Gを順に指定し、中間地点とし
て登録すればよい。
4、5、6で指定およびチェックをした中間地点を正式
に登録する。その後、変更したい走行経路に沿って、更
に中間地点の指定を繰り返すため、ステップ4に戻る。
図4の例では、交差点Dを中間地点として登録したあ
と、更に交差点E、F、Gを順に指定し、中間地点とし
て登録すればよい。
【0051】(ステップ8)終了地点の登録:ステップ
4、5、6で指定およびチェックした中間地点が、オリ
ジナルの走行経路上に存在するときには、この中間地点
を終了地点として正式に登録する。その後、ステップ9
に進む。図4の例では、交差点Gに続いて指定した交差
点Cがオリジナルの走行経路上に存在するので、交差点
Cを終了地点として登録する。
4、5、6で指定およびチェックした中間地点が、オリ
ジナルの走行経路上に存在するときには、この中間地点
を終了地点として正式に登録する。その後、ステップ9
に進む。図4の例では、交差点Gに続いて指定した交差
点Cがオリジナルの走行経路上に存在するので、交差点
Cを終了地点として登録する。
【0052】(ステップ9)走行経路の入れ替え:ステ
ップ1からステップ8によって、オリジナルの走行経路
における修正区間と、その修正区間に対して入れ替える
べき新しい走行経路が指定できたことになるので、ステ
ップ9では、これらを入れ替える。図4の例では、オリ
ジナルの走行経路における修正区間である、交差点A、
B、Cを順に通過する走行経路を、新しく指定した走行
経路である、交差点A、D、E、F、G、Cを順に通過
する走行経路と入れ替える。
ップ1からステップ8によって、オリジナルの走行経路
における修正区間と、その修正区間に対して入れ替える
べき新しい走行経路が指定できたことになるので、ステ
ップ9では、これらを入れ替える。図4の例では、オリ
ジナルの走行経路における修正区間である、交差点A、
B、Cを順に通過する走行経路を、新しく指定した走行
経路である、交差点A、D、E、F、G、Cを順に通過
する走行経路と入れ替える。
【0053】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、ナビゲーションシステムを、外部情報処理手段
で、走行経路を手動により設定したり、自動的に探索し
た走行経路を、手動により修正または選択する構成とし
たので、外部情報処理手段において走行経路を細かく修
正することができる。
では、ナビゲーションシステムを、外部情報処理手段
で、走行経路を手動により設定したり、自動的に探索し
た走行経路を、手動により修正または選択する構成とし
たので、外部情報処理手段において走行経路を細かく修
正することができる。
【0054】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、VICS等の一般道路情報に使用されている
道路コードと地図データ独自の道路コードを対応づける
テーブルである一般道路情報対応データを設け、外部情
報処理手段で、VICS等の一般道路情報を用いた経路
データを生成するナビゲーションシステムである。
の形態は、VICS等の一般道路情報に使用されている
道路コードと地図データ独自の道路コードを対応づける
テーブルである一般道路情報対応データを設け、外部情
報処理手段で、VICS等の一般道路情報を用いた経路
データを生成するナビゲーションシステムである。
【0055】図5は、本発明の第3の実施の形態のナビ
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
り、図1及び図8に基づいて説明した部分については、
同一符号を付して、説明を省略する。図5において、3
Aおよび3Bは地図データ、6Aおよび6Bは一般道路
情報対応データである。
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
り、図1及び図8に基づいて説明した部分については、
同一符号を付して、説明を省略する。図5において、3
Aおよび3Bは地図データ、6Aおよび6Bは一般道路
情報対応データである。
【0056】本発明の第3の実施の形態のナビゲーショ
ンシステムの動作を説明する。外部情報処理手段5は、
地図データ3Bおよび一般道路情報対応データ6Bを用
いて、VICS等の一般道路情報に使用されている道路
コードを用いて経路データを生成する。一般道路情報対
応データ6Bには、地図データ3Bにおける道路コード
とVICS等の一般道路情報に使用されている道路コー
ドを対応づけるテーブルを有している。一般に道路コー
ドは、道路の種別等によってクラス分けされたときの道
路クラスと、各クラスごとで各道路に割り振られた道路
番号で表すことができる。
ンシステムの動作を説明する。外部情報処理手段5は、
地図データ3Bおよび一般道路情報対応データ6Bを用
いて、VICS等の一般道路情報に使用されている道路
コードを用いて経路データを生成する。一般道路情報対
応データ6Bには、地図データ3Bにおける道路コード
とVICS等の一般道路情報に使用されている道路コー
ドを対応づけるテーブルを有している。一般に道路コー
ドは、道路の種別等によってクラス分けされたときの道
路クラスと、各クラスごとで各道路に割り振られた道路
番号で表すことができる。
【0057】図6には、地図データにおける道路コード
とVICS等の一般道路情報に使用される道路コードの
対応づけの例を示す。
とVICS等の一般道路情報に使用される道路コードの
対応づけの例を示す。
【0058】上記のように、本発明の第3の実施の形態
では、ナビゲーションシステムを、VICS等の一般道
路情報に使用されている道路コードと地図データ独自の
道路コードを対応づけるテーブルである一般道路情報対
応データを設け、外部情報処理手段で、VICS等の一
般道路情報を用いた経路データを生成する構成としたの
で、ナビゲーション装置と外部情報処理手段において、
使用する地図データが異なる場合にでも容易に経路デー
タを共有することができる。
では、ナビゲーションシステムを、VICS等の一般道
路情報に使用されている道路コードと地図データ独自の
道路コードを対応づけるテーブルである一般道路情報対
応データを設け、外部情報処理手段で、VICS等の一
般道路情報を用いた経路データを生成する構成としたの
で、ナビゲーション装置と外部情報処理手段において、
使用する地図データが異なる場合にでも容易に経路デー
タを共有することができる。
【0059】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、ナビゲーション装置で、走行軌跡データを生
成してデータ記録媒体に記録し、外部情報処理手段で、
走行軌跡データを参照して表示するナビゲーションシス
テムである。
の形態は、ナビゲーション装置で、走行軌跡データを生
成してデータ記録媒体に記録し、外部情報処理手段で、
走行軌跡データを参照して表示するナビゲーションシス
テムである。
【0060】図7は、本発明の第4の実施の形態のナビ
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
り、図1及び図8に基づいて説明した部分については、
同一符号を付して、説明を省略する。図7において、1
dは軌跡データ生成手段、1eは書き込み手段、2dは
軌跡表示手段である。
ゲーションシステムの概略構成を示すブロック図であ
り、図1及び図8に基づいて説明した部分については、
同一符号を付して、説明を省略する。図7において、1
dは軌跡データ生成手段、1eは書き込み手段、2dは
軌跡表示手段である。
【0061】本発明の第4の実施の形態のナビゲーショ
ンシステムの動作を説明する。ナビゲーション装置1
は、位置算出手段1aにより得られた現在位置を用い
て、軌跡データ生成手段1dにおいて走行軌跡データを
生成し、書き込み手段1eにより記録媒体に記録する。
軌跡データ生成手段1dでは、例えば、一定の走行距離
間隔で、走行した位置(緯度、経度)を軌跡データとし
て生成する。プログラム記録媒体2の軌跡表示手段2d
は、外部情報処理手段5において、記録媒体に記録され
た軌跡データを画面上に表示する制御プログラムであ
る。
ンシステムの動作を説明する。ナビゲーション装置1
は、位置算出手段1aにより得られた現在位置を用い
て、軌跡データ生成手段1dにおいて走行軌跡データを
生成し、書き込み手段1eにより記録媒体に記録する。
軌跡データ生成手段1dでは、例えば、一定の走行距離
間隔で、走行した位置(緯度、経度)を軌跡データとし
て生成する。プログラム記録媒体2の軌跡表示手段2d
は、外部情報処理手段5において、記録媒体に記録され
た軌跡データを画面上に表示する制御プログラムであ
る。
【0062】上記のように、本発明の第4の実施の形態
では、ナビゲーションシステムを、ナビゲーション装置
で、走行軌跡データを生成してデータ記録媒体に記録
し、外部情報処理手段で、走行軌跡データを参照して表
示する構成としたので、過去の走行軌跡の情報を利用し
て、走行経路の設定をすることができる。
では、ナビゲーションシステムを、ナビゲーション装置
で、走行軌跡データを生成してデータ記録媒体に記録
し、外部情報処理手段で、走行軌跡データを参照して表
示する構成としたので、過去の走行軌跡の情報を利用し
て、走行経路の設定をすることができる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、ナビゲーションシステムを、外部情報処理手段に
おいて作成した経路データを、記録媒体を用いてナビゲ
ーション装置に設定する構成としたので、経路データを
手動で入力する手間を省き、短時間で、しかも正確に走
行経路をナビゲーション装置に設定することができると
いう効果が得られる。
では、ナビゲーションシステムを、外部情報処理手段に
おいて作成した経路データを、記録媒体を用いてナビゲ
ーション装置に設定する構成としたので、経路データを
手動で入力する手間を省き、短時間で、しかも正確に走
行経路をナビゲーション装置に設定することができると
いう効果が得られる。
【0064】また、外部情報処理手段において走行経路
を細かく修正する構成としたので、希望通りの走行経路
を容易にナビゲーション装置に設定することができると
いう効果が得られる。
を細かく修正する構成としたので、希望通りの走行経路
を容易にナビゲーション装置に設定することができると
いう効果が得られる。
【0065】また、ナビゲーション装置と外部情報処理
手段において使用する地図データが異なる場合でも経路
データを共有できる構成としたので、ナビゲーション装
置と外部情報処理手段において地図データを同一のもの
にする手間を省くことができるという効果が得られる。
手段において使用する地図データが異なる場合でも経路
データを共有できる構成としたので、ナビゲーション装
置と外部情報処理手段において地図データを同一のもの
にする手間を省くことができるという効果が得られる。
【0066】また、過去の走行軌跡の情報を利用して走
行経路を設定する構成としたので、走行したことのある
経路ならより簡単に設定できるという効果が得られる。
行経路を設定する構成としたので、走行したことのある
経路ならより簡単に設定できるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図、
ステムの概略構成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図、
ステムの概略構成を示すブロック図、
【図3】本発明の第2の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの経路修正処理に関するフローチャート、
ステムの経路修正処理に関するフローチャート、
【図4】本発明の第2の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの経路修正処理に関する説明図、
ステムの経路修正処理に関する説明図、
【図5】本発明の第3の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図、
ステムの概略構成を示すブロック図、
【図6】本発明の第3の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの一般道路情報対応データに関する説明図、
ステムの一般道路情報対応データに関する説明図、
【図7】本発明の第4の実施の形態のナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図、
ステムの概略構成を示すブロック図、
【図8】従来のナビゲーションシステムの概略構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
1 ナビゲーション装置 1a 位置算出手段 1b 経路案内手段 1c 読み出し手段 1d 軌跡データ生成手段 1e 書き込み手段 2 プログラム記録媒体 2a 経路探索手段 2b 経路データ生成手段 2c 経路修正手段 2d 軌跡表示手段 3 地図データ 3A 地図データ 3B 地図データ 4 データ記録媒体 5 外部情報処理手段 6A 一般道路情報対応データ 6B 一般道路情報対応データ 7 情報処理手段 7a 経路探索手段 7b 経路データ生成手段 7c 出力手段 8 入力手段 9 データ変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB11 HB22 HB24 HC08 HC31 HD07 HD11 HD16 HD21 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC16 5H180 AA01 BB13 CC12 FF04 FF22 FF25 FF27 FF32 9A001 JJ78
Claims (4)
- 【請求項1】 ナビゲーション装置と、プログラム記録
媒体と、外部情報処理手段と、地図データ記録媒体と、
データ記録媒体とを具備するナビゲーションシステムに
おいて、前記ナビゲーション装置に、前記地図データ記
録媒体を読み出す手段と、現在位置を算出する位置算出
手段と、前記データ記録媒体に記録された経路データを
読み出す読出手段と、前記経路データに基づいて経路案
内を行なう経路案内手段とを備え、前記外部情報処理手
段に、前記地図データ記録媒体を読み出す手段と、出発
地と目的地との間の走行経路を探索する経路探索プログ
ラムと経路データを生成する経路データ生成プログラム
を前記プログラム記録媒体から読み出して実行する手段
と、前記経路データを前記データ記録媒体に書き込む手
段とを備えたことを特徴とするナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項2】 前記外部情報処理手段に、走行経路を手
動により設定したり前記経路探索プログラムにより自動
的に探索した走行経路を修正または選択する経路データ
修正プログラムを前記プログラム記録媒体から読み出し
て実行する手段と、走行経路を手動で設定または修正す
る手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載のナビ
ゲーションシステム。 - 【請求項3】 前記ナビゲーション装置に、VICS等
の一般道路情報に使用されている道路コードと前記地図
データ独自の道路コードを対応づけるテーブルである一
般道路情報対応データ記録媒体を設け、前記外部情報処
理手段に、VICS等の一般道路情報を用いた経路デー
タを生成する手段を設けたことを特徴とする請求項1記
載のナビゲーションシステム。 - 【請求項4】 前記ナビゲーション装置に、走行軌跡デ
ータを生成する軌跡データ生成手段と、前記走行軌跡デ
ータを前記データ記録媒体に記録する書き込み手段とを
設け、前記外部情報処理手段に、前記プログラム記録媒
体から軌跡表示プログラムを読み出して実行する手段
と、軌跡データを参照する手段とを設けたことを特徴と
する請求項1記載のナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28360998A JP2000097718A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28360998A JP2000097718A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000097718A true JP2000097718A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17667726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28360998A Pending JP2000097718A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000097718A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036702A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Taito Corp | ナビゲーションプログラム、プログラム記憶媒体、ナビゲーション装置、及び携帯端末 |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP28360998A patent/JP2000097718A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036702A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Taito Corp | ナビゲーションプログラム、プログラム記憶媒体、ナビゲーション装置、及び携帯端末 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |