JP2000097251A - トランスミッションのシンクロナイザ装置 - Google Patents

トランスミッションのシンクロナイザ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の走行中にシンクロリングとシンクロコ
ーンとの間でひきずりトルクが発生しないシンクロナイ
ザ装置を提供する。 【解決手段】 シンクロリング(6)の円筒部外周
(9)にスチールボール(B)の入る凹部(9a)を設
け、対応するハブ(1)の外周のフランジ部(7)の内
周の対応する位置の全周にV字状の溝(8a)を設け、
前記凹部(9a)にスチールボール(B)を突出自在に
挿入し、回転時にボールがV字状の溝(8a)に入って
シンクロリング(6)をセンタリングしてコーンのひき
ずりを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メインシャフトに
設けられたハブとスプラインを介して係合するスリーブ
が設けられ、そのスリーブが軸方向に摺動してハブの両
側に設けられているギヤと選択的に係合するよう構成さ
れたトランスミッションのシンクロナイザ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図3において、ハブ1の左側に
示すようにハブ1の外周に軸方向に摺動自在にスプライ
ン2aを介して設けられたスリーブ2とシンクロナイザ
リング6とシンクロナイザコーン4及びハブ1で構成さ
れているシングルコーンのシンクロナイザ装置は知られ
ている。
【0003】また、ハブ1の右側に示すようにハブ1の
外周に軸方向に摺動自在にスプライン2aを介して設け
られたスリーブ2と第1のシンクロナイザリング13及
び第2のシンクロナイザリング15とシンクロナイザコ
ーン16及びハブ1で構成されているダブルルコーンの
シンクロナイザ装置もまた知られている。
【0004】ここで、符号Cはハブ1が固着されている
メインシャフトのセンタラインを示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
何れの技術においても、シンクロナイザリング6は軸方
向に移動してシンクロナイザリング6のコーン部6bは
シンクロナイザコーン4のコーン部4aと、また、第1
及び第2のシンクロナイザリング13、15は軸方向に
移動してシンクロナイザコーン16のコーン部16a、
16bと接触することにより同期させているため軸方向
に位置規制されておらず、スリーブ2が中央部に位置し
ている間はコーン面にて引きずりトルクが発生し、摩擦
損失が発生する。
【0006】したがって、本発明は引きずりトルクが発
生しないトランスミッションのシンクロナイザ装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のトランスミッシ
ョンのシンクロナイザ装置は、メインシャフトに固着さ
れたハブとスプラインを介して係合するスリーブが設け
られ、そのスリーブが軸方向に摺動してハブの両側に回
転自在に設けられているギヤと選択的に係合するよう構
成されたトランスミッションのシンクロナイザ装置にお
いて、シンクロナイザリングの円筒部外周にスチールボ
ールが収納される複数の凹部が同一円周上に設けられ、
対応するハブのリング状に形成された外周部の内側対応
する位置の全周に断面V字状に形成された溝が設けら
れ、前記シンクロナイザリングに設けられた凹部にスチ
ールボールが突出自在に収納されている。
【0008】また、本発明のトランスミッションのシン
クロナイザ装置は、メインシャフトに固着されたハブと
スプラインを介して係合するスリーブが設けられ、その
スリーブが軸方向に摺動してハブの両側に回転自在に設
けられているギヤと選択的に係合するよう構成されたト
ランスミッションのシンクロナイザ装置において、第1
のシンクロナイザリングの円筒部外周にスチールボール
が収納される複数の凹部が同一円周上に設けられ、対応
するハブのリング状に形成された外周部の内側対応する
位置の全周に断面V字状に形成された溝が設けられ、前
記ハブのボス部外周にスチールボールが収納される複数
の凹部が同一円周上に設けられ、そのボス部外周に遊合
されている第2のシンクロナイザリングの内周対応する
位置の全周に断面V字状に形成された溝が設けられ、前
記第1のシンクロナイザリングに設けられた凹部及びハ
ブのボス部に設けられた凹部にそれぞれスチールボール
が突出自在に収納されており、前記ギヤのボス部に固着
されたクラッチギヤに遊合されたシンクロナイザコーン
の遊合部内周にV字状の溝が設けられ、その溝にはクラ
ッチギヤに設けられた凹部に突出自在に挿入されたピン
の先端部が係合するよう構成されている。
【0009】上述した構成を具備する本発明によれば、
スチールボール(或いはピン)に遠心力が作用しない場
合には従来と同様である。
【0010】一方、スチールボール(或いはピン)に遠
心力が作用する場合には、該ボールはメインシャフトに
対して半径方向外方に移動してV字状の溝に入り、該V
字状の溝が形成されているシンクロリングを中立位置に
センタリングする。従って、それぞれのコーンは接触し
ない。
【0011】また、本発明のトランスミッションのシン
クロナイザ装置は、メインシャフトに固着されたハブと
スプラインを介して係合するスリーブが設けられ、その
スリーブが軸方向に摺動してハブの両側に回転自在に設
けられているギヤと選択的に係合するよう構成されたト
ランスミッションのシンクロナイザ装置において、第2
のシンクロナイザリングが前記ハブのボス部外周に挿入
され、そのボス部には抜け止めが設けられており、前記
第2のシンクロナイザリングは第1のシンクロナイザリ
ングの半径方向内側に延びたフランジ部から離れる方向
に付勢する複数のばねとボールとを有しており、前記ギ
ヤのボス部に固着されたクラッチギヤに遊合されたシン
クロナイザコーンの遊合部内周にV字状の溝が設けら
れ、その溝にはクラッチギヤに設けられた凹部に突出自
在に挿入されたピンの先端部が係合するよう構成されて
いる。
【0012】このような構成を具備する本発明によれ
ば、第1のシンクロナイザリングと第2のシンクロナイ
ザリングとは、前記ばね及びボールの作用により常に離
れるように付勢されるので、シンクロコーンと接触する
ことが防止される。
【0013】また、このように構成すれば、部品数を少
なく出来るという利点がある。
【0014】本発明のトランスミッションのシンクロナ
イザ装置の実施に際しては、前記スチールボールが挿入
される凹部の深さは、ボールが沈んだ場合にシンクロナ
イザリングのテーパ面が対向するテーパ面に接触するだ
け左右方向に移動することを妨げず、V字状の溝の深さ
はボールの最大径部が凹部の端部から突出しないよう構
成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】図において、従来技術と同じ機能を有する
部材には同じ符号を付して重複説明は省略する。
【0017】図1は本発明にかかるシンクロナイザ装置
の要部を示す断面図であり、符号Cで代表するメインシ
ャフトにはハブ1が固着されており、そのハブ1は外周
にリング状に形成されたフランジ部7が設けられ、その
フランジ部7の外周にはスプライン1aが形成されてお
り、そのスプライン1aにはスリーブ2のスプライン2
aが摺動自在に係合している。
【0018】また、そのハブ1の左側にはギヤ3(例え
ば3速メインギヤ)がメインシャフトCに回転自在に取
り付けられ、そのギヤ3のハブ1側のボス3aにはシン
クロナイザコーン(以下、シンクロコーンと記載)4が
固着されており、そのシンクロコーン4のコーン部4a
の外周には、そのコーン部4aと僅かな隙間を保持して
対面するコーン部6bが形成されたシンクロナイザリン
グ(以下、シンクロリングと記載)6がハブ1のフラン
ジ部7の内周に遊合されている。ここで、符号5、6a
はスリーブ2のスプラインと係号するシンクロコーン4
及びシンクロリング6のスプライン部をそれぞれ示し、
符号5aはスプライン端部の面取りをそれぞれ示してい
る。
【0019】また、ハブ1の右側にはギヤ10(例え
ば、2速メインギヤ)がメインシャフトに回転自在に取
り付けられており、そのギヤ10のハブ1側のボスには
スリーブ2のスプライン2aと係合するスプライン部1
2を有するクラッチギヤ11が固着され、そのクラッチ
ギヤ11には内外周にコーンが形成されているシンクロ
コーン16が軸方向(図における左右)に摺動自在に取
り付けられている。
【0020】そして、そのシンクロコーン16の外周側
には第1のシンクロリング13が設けられ、内周側にハ
ブ1のボスに遊合された第2のシンクロリング15が設
けられ、ダブルコーン型のシンクロナイザ装置を構成し
ている。ここで、符号13aはスリーブ2のスプライン
2aと係合するスプラインを示し、12aは面取りをそ
れぞれ示しており、以上の説明は、ハブの左側にシング
ルコーン型、右側にダブルコーン型を備えた従来公知の
シンクロナイザ装置と全く同じ技術に関するものであ
る。なお、符号2bはスリーブ2を摺動させる図持しな
いシフトフォークと係合する溝を示している。
【0021】そして、本願においては、シンクロリング
6の円筒部9の外周に凹部9aが形成され、その凹部9
aの深さはボールBが挿入されたときシンクロリング6
の図における左右方向の摺動を邪魔しない深さに形成さ
れている。そして、ハブ1のフランジ7の内周にはシン
クロリング6のコーン部6bとシンクロコーン4のコン
部4aとが接触しない中立位置に凹部9aの中心と対応
するV字状の溝8aが全周に設けられている。
【0022】また、第1のシンクロリング13とハブ1
のフランジ7の内周、及びハブ1のボス外周と第2のシ
ンクロリング15の内周とには、それぞれスチールボー
ルBが挿入される凹部14a、1a及びそれらのボール
が突出した場合にシンクロリングを中立位置に位置決め
するV字状の溝が前記シングルコーンの場合と同様に設
けられている。そして、それらのシンクロリング13、
15のコーン部がピン17がクラッチギヤ11のV字状
の溝16aと係合した状態で、シンクロコーン16の内
外周のコーン部と接触しないよう位置決めされている。
【0023】以下、作用について説明する。
【0024】例えば、図1は車両が2速ギヤ10及び3
速ギヤ3を使用しないで他のギヤ、例えば5速で走行中
の態様を示し、スリーブ2はハブの中央の位置にあっ
て、ハブ1とスリーブ2とは図示しない現在走行中のギ
ヤ(例えば、5速)の回転速度で回転し、ギヤ3と10
とはメインシャフト(センタラインCで示す)に対して
回転自在に取り付けられているので、メインシャフトと
は異なる回転速度で回転している。したがって、この状
態では3個のボールB及びピン17には遠心力が作用し
てメインシャフトCに対して外方に移動してV字状の溝
に入り、それぞれのV字状の溝8a、8b、15a及び
16aが形成されているシンクロリング6、第1のシン
クロリング13、第2のシンクロリング15及びシンク
ロコーン16を中立位置にセンタリングしているため、
それぞれのコーンは接触しない。
【0025】すなわち、センタリングされた状態でシン
クロコーン6、第1及び第2のシンクロコーンはハブ1
に連れ回りし、シンクロコーン16はギヤ10に連れ回
りされる。
【0026】そして、例えば、3速にシフトする場合
は、図示しないシフトフォークでスリーブ2を左に移動
する力が加えられると、ボールBは凹部9aに押し込ま
れるので、ボールBがない場合と同様にシンクロナイザ
装置は作動する。
【0027】また、上記のボールに替えて、ピンを使用
してもよいが、ピン17は脱落防止のためにボールに替
えることは出来ない。
【0028】図2は、本発明の別の実施形態を示し、第
1の実施形態に対して第2のシンクロリング13に設け
られた凹部14a、対応するV字状溝8b及びボールB
と第2のシンクロロング15に設けられたV字状溝15
a、ハブ1のボスに設けられた凹部1a及びボールBと
が省略されている。そして、それらにに替えて、第2の
シンクロリング25をハブ1のボス1bに挿入してワッ
シャ27及びスナップリング28で抜け止めし、第1の
シンクロリング23の半径方向内側に延びたフランジ部
23aから離れるように付勢するボールBとスプリング
26とが第2のシンクロリング25に設けられた孔25
aに設けられている。
【0029】第1のシンクロリング23と第2のシンク
ロリング25とがスプリング26とボールBとで常に離
れるように付勢されているので、シンクロコーン16と
接触することが防止され、同様の作用効果を得ることが
出来る。第1の実施形態より部品数が少ない利点があ
る。
【0030】上記の例は、ハブの左右にシングルコーン
とダブルコーンとを設けているがこれに限定されるもの
でなく、左右が同じシングルコーン、ダブルコーンであ
っても同様に構成することが出来る。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
シンクロナイザ装置の遊転時におけるひきずりトルクが
なくなるため、トランスミッションの伝達効率が向上
し、車両の走行燃費が向上し、シンクロ性能改善により
ギヤシフト操作が容易になり、ドライバーの疲労軽減に
より安全性向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシンクロナイザ装置
の要部断面図。
【図2】本発明の別の実施形態を示す要部断面図。
【図3】従来のシンクロナイザ装置の要部の例を示す断
面図。
【符号の説明】
1・・・ハブ 2・・・スリーブ 3、10・・・ギヤ 4、16・・・シンクロナイザコーン 6・・・シンクロナイザリング 7・・・フランジ部 9a・・・凹部 11・・・クラッチギヤ 13、23・・・第1のシンクロナイザリング 15、25・・・第2のシンクロナイザリング 17・・・ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインシャフトに固着されたハブとスプ
    ラインを介して係合するスリーブが設けられ、そのスリ
    ーブが軸方向に摺動してハブの両側に回転自在に設けら
    れているギヤと選択的に係合するよう構成されたトラン
    スミッションのシンクロナイザ装置において、シンクロ
    ナイザリングの円筒部外周にスチールボールが収納され
    る複数の凹部が同一円周上に設けられ、対応するハブの
    リング状に形成された外周部の内側対応する位置の全周
    に断面V字状に形成された溝が設けられ、前記シンクロ
    ナイザリングに設けられた凹部にスチールボールが突出
    自在に収納されていることを特徴とするトランスミッシ
    ョンのシンクロナイザ装置。
  2. 【請求項2】 メインシャフトに固着されたハブとスプ
    ラインを介して係合するスリーブが設けられ、そのスリ
    ーブが軸方向に摺動してハブの両側に回転自在に設けら
    れているギヤと選択的に係合するよう構成されたトラン
    スミッションのシンクロナイザ装置において、第1のシ
    ンクロナイザリングの円筒部外周にスチールボールが収
    納される複数の凹部が同一円周上に設けられ、対応する
    ハブのリング状に形成された外周部の内側対応する位置
    の全周に断面V字状に形成された溝が設けられ、前記ハ
    ブのボス部外周にスチールボールが収納される複数の凹
    部が同一円周上に設けられ、そのボス部外周に遊合され
    ている第2のシンクロナイザリングの内周対応する位置
    の全周に断面V字状に形成された溝が設けられ、前記第
    1のシンクロナイザリングに設けられた凹部及びハブの
    ボス部に設けられた凹部にそれぞれスチールボールが突
    出自在に収納されており、前記ギヤのボス部に固着され
    たクラッチギヤに遊合されたシンクロナイザコーンの遊
    合部内周にV字状の溝が設けられ、その溝にはクラッチ
    ギヤに設けられた凹部に突出自在に挿入されたピンの先
    端部が係合するよう構成されていることを特徴とするト
    ランスミッションのシンクロナイザ装置。
  3. 【請求項3】 メインシャフトに固着されたハブとスプ
    ラインを介して係合するスリーブが設けられ、そのスリ
    ーブが軸方向に摺動してハブの両側に回転自在に設けら
    れているギヤと選択的に係合するよう構成されたトラン
    スミッションのシンクロナイザ装置において、第2のシ
    ンクロナイザリングが前記ハブのボス部外周に挿入さ
    れ、そのボス部には抜け止めが設けられており、前記第
    2のシンクロナイザリングは第1のシンクロナイザリン
    グの半径方向内側に延びたフランジ部から離れる方向に
    付勢する複数のばねとボールとを有しており、前記ギヤ
    のボス部に固着されたクラッチギヤに遊合されたシンク
    ロナイザコーンの遊合部内周にV字状の溝が設けられ、
    その溝にはクラッチギヤに設けられた凹部に突出自在に
    挿入されたピンの先端部が係合するよう構成されている
    ことを特徴とするトランスミッションのシンクロナイザ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記スチールボールが挿入される凹部の
    深さは、ボールが沈んだ場合にシンクロナイザリングの
    テーパ面が対向するテーパ面に接触するだけ左右方向に
    移動することを妨げず、V字状の溝の深さはボールの最
    大径部が凹部の端部から突出しないよう構成されている
    請求項1〜3の何れか1項のトランスミッションのシン
    クロナイザ装置。
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