JP2000097139A - 車両のスタータ装置 - Google Patents

車両のスタータ装置

Info

Publication number
JP2000097139A
JP2000097139A JP10266664A JP26666498A JP2000097139A JP 2000097139 A JP2000097139 A JP 2000097139A JP 10266664 A JP10266664 A JP 10266664A JP 26666498 A JP26666498 A JP 26666498A JP 2000097139 A JP2000097139 A JP 2000097139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
relay
starter
vehicle
ring gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10266664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3551783B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Ichinomoto
和宏 一本
Takeo Kume
建夫 久米
Tetsuo Kataoka
徹夫 片岡
Hiromitsu Ando
弘光 安東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP26666498A priority Critical patent/JP3551783B2/ja
Publication of JP2000097139A publication Critical patent/JP2000097139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3551783B2 publication Critical patent/JP3551783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0851Circuits or control means specially adapted for starting of engines characterised by means for controlling the engagement or disengagement between engine and starter, e.g. meshing of pinion and engine gear
    • F02N11/0855Circuits or control means specially adapted for starting of engines characterised by means for controlling the engagement or disengagement between engine and starter, e.g. meshing of pinion and engine gear during engine shutdown or after engine stop before start command, e.g. pre-engagement of pinion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/0814Circuits or control means specially adapted for starting of engines comprising means for controlling automatic idle-start-stop
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • F02N11/087Details of the switching means in starting circuits, e.g. relays or electronic switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一時停止時にエンジンを一旦停止するととも
に、再発進時に運転者に与える違和感を抑制することが
できるスタータ装置を提供する。 【解決手段】スタータ装置1はリングギヤ2とスタータ
3と制御装置4とを備えている。スタータ3は第1のリ
レー11と第2のリレー12とマグネットスイッチ部1
3とスタータモータ14とを備えている。スタータモー
タ14はフィールドコイル30とアーマチュア31とを
備えている。アーマチュア31は本体部32と出力軸3
3とを備えている。出力軸33の先端部33aにはピニ
オンギヤ7が設けられている。制御装置4は一時停止す
るとエンジンを停止するとともに第1のリレー11をオ
ンしてピニオンギヤ7とリングギヤ2とを噛み合わせ
る。制御装置4はアクセルペダルが操作されると第2の
リレー12をオンして出力軸33を回転させてエンジン
を再始動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
に用いられるスタータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両は、走行が一時的に停
止した際に、エンジンをアイドリング状態に保つように
なっている。このアイドリング状態は、燃料を無駄に消
費するだけでなく、空気中に排出ガスを排出する。
【0003】この一時停止時の無駄な燃料消費と排出ガ
スの排出を防止するエンジン自動停止始動装置が、近年
一部の車両に搭載されている。この種のエンジン自動停
止始動装置の一例が実公平4−13395号公報に示さ
れている。この実公平4−13395号公報に示された
エンジン自動停止始動装置は、車両の走行が一時的に停
止した時にエンジンを停止させ、一時停止後の再発進時
において、クラッチペダルやアクセルペダルなどが踏み
込まれた後に、スタータのピニオンギヤとフライホイー
ルのリングギヤとを互いに噛み合わせて、エンジンを再
始動させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のエンジン自動停止始動装置は、比較的長い信号
待ちなど走行が一時的に停止したときに一旦エンジンを
停止させ、再発進させるために、クラッチペダルやアク
セルペダルなどが操作されたときにピニオンギヤとリン
グギヤとを互いに噛み合わせてエンジンを再始動するよ
うになっている。
【0005】このため、クラッチペダルやアクセルペダ
ルを踏み込んでから車両が動きだすまでに、時間遅れが
生じてしまい、運転者に違和感を与える傾向にあった。
したがって、本発明の目的は、車両の停止時にエンジン
を一旦停止できる機能を有するとともに、再発進時に運
転者に与える違和感を抑制することができスタータ装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明のスタータ装置は、その制御手段
が、イグニッションスイッチがオンでかつ走行が一時的
に停止した際に、エンジンを停止させるとともに、ピニ
オンギヤをリングギヤに噛み合わせる。そして、車両を
発進させる信号が生じて再発進する際に、リングギヤに
噛み合っているピニオンギヤを回転させる。
【0007】このように、前記スタータ装置は、走行状
態から一時停止した際に、一旦エンジンを停止させると
ともにピニオンギヤをリングギヤに噛み合わせる。その
後、再発進する際にスタータモータを介してピニオンギ
ヤを回転させることによって時間遅れを生じることもな
くエンジンの再始動及び車両の再発進を行うことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1ないし図3を参照して説明する。自動車などの車
両のスタータ装置1は、図1及び図2に示すように、リ
ングギヤ2と、スタータ3と、制御手段としての制御装
置4と、を備えている。リングギヤ2は、エンジンなど
のフライホイールなどと連動して回転するようになって
いる。
【0009】スタータ3は、制御装置4の指令に基いて
リングギヤ2を回転させて、エンジンを始動する装置で
ある。スタータ3は、スタータスイッチ10と、第1の
継電手段としての第1のリレー11と、第2の継電手段
としての第2のリレー12と、マグネットスイッチ部1
3と、スタータモータ14と、を備えている。また、ス
タータ3には、車両に搭載されるバッテリ5などの電源
装置などから所望の電力が供給されるようになってい
る。
【0010】スタータスイッチ10は、図示しないイグ
ニッションスイッチと接続しており、このイグニッショ
ンスイッチなどによって、オン・オフされるようになっ
ている。スタータスイッチ10は、バッテリ5とマグネ
ットスイッチ部13との間に設けられ、前記イグニッシ
ョンスイッチなどがオンすることによって、オンされ
て、バッテリ5の電力をマグネットスイッチ部13に伝
えるようになっている。
【0011】また、スタータスイッチ10は、図1に示
すように、車両の走行中においては常にオフの状態に保
たれている。なお、前記イグニッションスイッチは、ス
タータスイッチ10をオンしてエンジンが作動した後に
おいてもエンジンが作動中であればオン状態を保ってい
る。
【0012】第1のリレー11は、前記スタータスイッ
チ10と並列に設けられている。第1のリレー11は制
御装置4などと接続しており、この制御装置4の指令に
基いてオン・オフするようになっている。第1のリレー
11は、制御装置4などの指令によってオンすることに
よって、バッテリ5の電力をマグネットスイッチ部13
に伝えるようになっている。なお、この第1のリレー1
1は、図1に示すように、車両の走行中においては、常
にオフの状態に保たれている。
【0013】マグネットスイッチ部13は、プランジャ
20と、コイル部21と、接点部22などを備えてい
る。プランジャ20は、軸状に形成され、装置1などの
フレーム6などによって、その軸線に沿って摺動自在に
支持されている。プランジャ20は、その軸線に沿って
摺動することによって接点部22の後述する第1の接点
22aと第2の接点22bとを互いに接離させるように
なっている。
【0014】プランジャ20は、図示しないリターンス
プリングなどの付勢手段によって、接点部22の第1の
接点22aと第2の接点22bとが互いに離れる方向に
付勢されている。
【0015】コイル部21は、それぞれプランジャ20
に巻付けられたホールディングコイル23とプルインコ
イル24とを備えている。コイル部21は、スタータス
イッチ10などを介してバッテリ5から供給される電力
によって、ホールディングコイル23とプルインコイル
24との間に磁力による吸引力を生じ、この吸引力によ
って第1の接点22aと第2の接点22bとが互いに接
触する方向にプランジャ20を変位させるようになって
いる。
【0016】接点部22は、第1の接点22aと、第2
の接点22bとを備えている。第1の接点22aは、プ
ランジャ20の一端部20aに設けられている。第2の
接点22bは、第2のリレー12と接続している。第2
の接点22bは、前記コイル23,24が生じた吸引力
によって第1の接点22aと接続すると、バッテリ5な
どから供給される電力を第2のリレー12に伝えるよう
になっている。
【0017】第2のリレー12は、マグネットスイッチ
部13の第2の接点22bと、スタータモータ14との
間に設けられている。第2のリレー12は、制御装置4
などと接続しており、この制御装置4の指令に基いてオ
ン・オフするようになっている。
【0018】第2のリレー12は、制御装置4などの指
令によってオンすることによって、マグネットスイッチ
部13の接点部22などを介して伝えられたバッテリ5
の電力をスタータモータ14に伝えるようになってい
る。なお、第2のリレー12は、車両の走行中において
はオフの状態に保たれている。
【0019】スタータモータ14は、フィールドコイル
30とアーマチュア31などを備えている。フィールド
コイル30は、第2のリレー12と接続している。アー
マチュア31は、本体部32と、この本体部32から突
没自在な出力軸33と、を備えている。スタータモータ
14は、第2のリレー12などを介してフィールドコイ
ル30に電力が供給されると、前記出力軸33がその軸
回りに回転するようになっている。
【0020】また、前記出力軸33の先端部33aに
は、リングギヤ2と互いに噛み合い自在なピニオンギヤ
7が取付けられている。また、出力軸33の先端部33
aには、前記フレーム6などによってその中央部が回動
自在に支持されたシフトレバー34の一端部34aが取
付けられている。シフトレバー34は、その他端部34
bがプランジャ20の他端部20bに取付けられてい
る。
【0021】前述した構成によって、コイル部21に電
力が供給されると、第1の接点22aと第2の接点22
bとが互いに接触する方向にプランジャ20が変位す
る。このプランジャ20の変位によって、シフトレバー
34などを介して出力軸33が本体部21から突出され
て、ピニオンギヤ7がリングギヤ2に噛み合うようにな
っている。
【0022】そして、車両が完全に停止している状態か
らスタータスイッチ10及び第1のリレー11がオンさ
れるエンジン始動時は、スタータスイッチ10及び第1
のリレー11がオフにされることによって、コイル2
3,24が発生する吸引力がなくなると、リターンスプ
リングによって、第1の接点22aと第2の接点22b
とが互いに離れる方向にプランジャ20が変位する。そ
して、ピニオンギヤ7とリングギヤ2との噛み合いが解
除されるようになっている。
【0023】制御装置4は、マイクロプロセッサなどを
備えた演算処理装置であって、第1のリレー11と第2
のリレー12とに接続しており、スタータ装置1全体の
制御をつかさどるようになっている。制御装置4は、図
3中のステップS1において、イグニッションスイッチ
がオンであるか否かを判定し、オンであると判定すると
ステップS2に進みオンではないと判定するとこのステ
ップS1を繰り返すようになっている。
【0024】ステップS2では、車速が零であるか否か
を判定し、車速が零であると判定するとステップS3に
進み車速が零ではないと判定すると前記ステップS1に
戻るようになっている。
【0025】ステップS3では、車両が一時停止状態で
あるか否かを判定するようになっている。このステップ
S3では、例えば、アクセルペダルが操作されていなく
かつ車速が零となってから所定時間が経過したことなど
によって、一時停止状態であると判定する。一時停止状
態であると判定するとステップS4に進み、一時停止状
態ではないと判定するとステップS10に進む。
【0026】ステップS4では、第1のリレー11がオ
ンであるか否かを判定し、オンではないと判定した際は
ステップS5ないしステップS6に進み、オンであると
判定した際はステップS1に戻る。ステップS5では、
燃料噴射、点火などのエンジン構成部品の機能を一時中
断するよう制御装置4より各構成部品に信号が出力して
エンジンを停止する。ステップS6では第1のリレー1
1をオンにしてステップS1に戻る。
【0027】ステップS10では、第2のリレー12が
オンであるか否かを判定し、オンではないと判定した場
合にはステップS11に進み、オンであると判定した際
にはステップS20に進む。ステップS11では、第2
のリレー12をオンにしてステップS1に戻る。
【0028】ステップS20では、エンジンが始動した
か否かを判定する。エンジンが始動したと判定した場合
にはステップS21に進み、エンジン始動していないと
判定した場合にはステップS1に戻る。ステップS21
では第2のリレー12をオフにしスタータモータ14を
停止してステップS22に進む。ステップS22では、
第1のリレー11をオフにする。
【0029】前記制御装置4は、ECU(Engine Contr
ol Unit )などに前述した機能を付加するなどして構成
されてもよく、前記ECUとは別体の専用の演算装置と
して構成されてもよい。
【0030】前述した構成によって、車両の走行中すな
わちエンジンの回転中には、前記第1のリレー11及び
第2のリレー12は、それぞれオフとなっており、コイ
ル23,24には電力が供給されていないとともに、ピ
ニオンギヤ7とリングギヤ2とは互いに噛み合っていな
い状態となっている。なお、前記イグニッションスイッ
チはオンの状態に保たれているとともに、制御装置4
は、前記ステップS1及びステップS2の処理を繰り返
している。
【0031】そして、ブレーキペダルなどを操作するな
どして、車速が零となって停止すると、制御装置4はス
テップS3以降に処理に移る。制御装置4は、例えば、
アクセルペダルが操作されていない状態でかつ所定時間
車速が零の状態に維持されると、一時停止状態と判定す
る。
【0032】その後、ステップS4において第1のリレ
ー11がオンであるか否かを判定する。この時、一時停
止の直後は第1のリレー11がオフであるため、ステッ
プS5及びズテップS6に基いてエンジンを停止して第
1のリレー11をオンにする。
【0033】すると、バッテリ5からマグネットスイッ
チ部13のコイル部21に電力が供給され、このコイル
部21の発生する吸引力によって第1の接点22aと第
2の接点22bとが互いに接触するようにブランジャ2
0が変位する。図2に示すように、このブランジャ20
の変位によって、シフトレバー34を介してアーマチュ
ア31の本体部32から出力軸33が突出して、ピニオ
ンギヤ7とリングギヤ2とが互いに噛み合う。
【0034】このとき、第2のリレー12がオフである
ので、フィールドコイル30には電力が供給されずに、
スタータモータ14は回転停止状態を維持している。こ
うして、車両の一時停止とともに、エンジンを停止し
て、スタータモータ14のピニオンギヤ7とリングギヤ
2とを互いに噛み合わせる。
【0035】その後、例えばアクセルペダルを操作する
などして、発進しようとすると、このときまで第2のリ
レー12はオフとなっているので、ステップS11にお
いて第2のリレー12をオンにして、バッテリ5の電力
をスタータモータ14のフィールドコイル30に供給す
る。
【0036】スタータモータ14の出力軸33が回転し
て、エンジンが再始動する。エンジンの再始動後は、再
び第2のリレー12と第1のリレー11とをそれぞれオ
フにして、スタータモータ14を停止するとともに、コ
イル部21への電力の供給を停止してリターンスプリン
グの弾性復元力によってピニオンギヤ7とリングギヤ2
との噛み合いを外す。
【0037】このように、ピニオンギヤ7は、エンジン
始動時に前記リングギヤ2と噛み合いかつエンジン回転
中は前記リングギヤ2に対する噛み合いが外れるように
なっている。スタータモータ14はエンジン始動時にピ
ニオンギヤ7を介してリングギヤ2を回転させるように
なっている。
【0038】制御装置4は、イグニッションスイッチが
オンで車両の走行が一時的に停止した時にエンジンの回
転を停止させるとともにエンジンを再作動させる前に予
めピニオンギヤ7をリングギヤ2に噛み合わせておく。
制御装置4は、車両を発進させることを指令する信号が
生じた時に前記スタータモータ14を回転させることに
よって、前記リングギヤ2に噛み合っているピニオンギ
ヤ7を回転させる。
【0039】本実施形態のスタータ装置1によれば、車
両が走行状態から一時停止すると、エンジンを一旦停止
するとともに、第1のリレー11をオンにしてピニオン
ギヤ7とリングギヤ2とを互いに噛み合わせる。その
後、アクセルペダルを操作するなどの車両を発進させる
信号が生じて、再発進する際に、第2のリレー12をオ
ンにしてスタータモータ14を回転してエンジンを再始
動する。
【0040】このように、一時停止中にピニオンギヤ7
とリングギヤ2とを噛み合わせておき、アクセルペダル
の操作と同時にスタータモータ14が回転してエンジン
が再始動するので、時間遅れを生じることもなくエンジ
ンの再始動及び車両の再発進を行うことができる。
【0041】したがって、一時停止時にエンジンを一旦
停止して無駄な燃料の消費や排出ガスの排出を抑制する
ことができるとともに、再発進時に運転者に与える違和
感を抑制することができる。
【0042】また、本実施形態では、エンジン再始動時
に予めピニオンギヤ7とリングギヤ2とを噛み合わせる
噛み合わせ手段として、第2のリレー12及びこのリレ
ー機構を設けただけであり、基本的なスタータ装置の構
造を変えることなく、低コストなシステムである。
【0043】なお、本発明においては、図1及び図2に
示すように、第1のリレー11とマグネットスイッチ部
13との間にコイル15を設けても良い。この場合、第
1のリレー11がオンしてコイル部21に電力が供給さ
れる際に、このコイル部21に供給される電力が徐々に
増加する。そして、プランジャ20の変位及ぶ出力軸3
3の突出が比較的ゆっくりと行われることとなって、ピ
ニオンギヤ7とリングギヤ2とが接触する際に生じる異
音を抑制することができる。
【0044】また、前記第1のリレー11をオンして、
コイル部21に電力を供給する際にこの電力をパルス幅
変調などのインバータ制御によって、徐々に増加させる
ようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、走行が一時的に停止し
た際に、一旦エンジンを停止させるとともにピニオンギ
ヤをリングギヤに噛み合わせる。その後、再発進する際
にスタータモータを回転させることによって時間遅れを
生じることもなくエンジンの再始動及び再発進を行うこ
とができる。
【0046】したがって、一時停止時にエンジンを一旦
停止して無駄な燃料の消費や排出ガスの排出を抑制する
ことができるとともに、再発進時に運転者に与える違和
感を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の車両のスタータ装置の構
成を示す説明図。
【図2】図1に示された車両のスタータ装置のピニオン
ギヤとリングギヤとが互いに噛み合った状態を示す説明
図。
【図3】図1に示された車両のスタータ装置の制御装置
の処理の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…スタータ装置 2…リングギヤ 3…スタータ 4…制御装置(制御手段) 7…ピニオンギヤ 14…スタータモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 徹夫 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 安東 弘光 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 Fターム(参考) 3G093 BA21 BA22 BA28 BA32 CA02 CA04 CB01 DA06 DB06 DB23 EB00 EC02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと連動して回転するリングギヤ
    と、エンジン始動時に前記リングギヤと噛み合うピニオ
    ンギヤと、エンジン始動時にピニオンギヤを介してリン
    グギヤを回転させるスタータモータと、 イグニッションスイッチがオンで車両の走行が一時的に
    停止した時にエンジンの回転を停止させるとともにエン
    ジンを再作動させる前に予めピニオンギヤをリングギヤ
    に噛み合わせ、 車両を発進させることを指令する信号が生じると前記ス
    タータモータを回転させることによって、前記リングギ
    ヤに噛み合っているピニオンギヤを回転させる制御手段
    と、を備えたことを特徴とする車両のスタータ装置。
JP26666498A 1998-09-21 1998-09-21 車両のスタータ装置 Expired - Fee Related JP3551783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26666498A JP3551783B2 (ja) 1998-09-21 1998-09-21 車両のスタータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26666498A JP3551783B2 (ja) 1998-09-21 1998-09-21 車両のスタータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000097139A true JP2000097139A (ja) 2000-04-04
JP3551783B2 JP3551783B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=17433982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26666498A Expired - Fee Related JP3551783B2 (ja) 1998-09-21 1998-09-21 車両のスタータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3551783B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001295680A (ja) * 2000-04-12 2001-10-26 Nissan Motor Co Ltd 車両のエンジン自動停止再始動装置
JP2008121648A (ja) * 2006-11-16 2008-05-29 Hitachi Ltd 内燃機関の制御装置
JP2008163818A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Hitachi Ltd スタータ
WO2010079153A1 (de) * 2009-01-07 2010-07-15 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum betreiben einer startvorrichtung und startvorrichtung zum starten einer brennkraftmaschine
JP2010190226A (ja) * 2010-06-07 2010-09-02 Hitachi Automotive Systems Ltd スタータ
JP2010270674A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Denso Corp スタータ制御装置
WO2012008045A1 (ja) 2010-07-16 2012-01-19 トヨタ自動車株式会社 エンジンの始動装置およびそれを搭載する車両
WO2012008046A1 (ja) 2010-07-16 2012-01-19 トヨタ自動車株式会社 エンジンの始動装置およびそれを搭載する車両
US8110939B2 (en) 2008-10-10 2012-02-07 Denso Corporation Engine starting apparatus
JP2014224538A (ja) * 2014-07-22 2014-12-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 スタータ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5007839B2 (ja) 2008-09-02 2012-08-22 株式会社デンソー エンジン自動停止始動制御装置
JP4737571B2 (ja) 2008-09-08 2011-08-03 株式会社デンソー エンジン始動装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001295680A (ja) * 2000-04-12 2001-10-26 Nissan Motor Co Ltd 車両のエンジン自動停止再始動装置
JP2008121648A (ja) * 2006-11-16 2008-05-29 Hitachi Ltd 内燃機関の制御装置
CN102269091A (zh) * 2006-12-28 2011-12-07 株式会社日立制作所 起动机
JP2008163818A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Hitachi Ltd スタータ
US8110939B2 (en) 2008-10-10 2012-02-07 Denso Corporation Engine starting apparatus
WO2010079153A1 (de) * 2009-01-07 2010-07-15 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum betreiben einer startvorrichtung und startvorrichtung zum starten einer brennkraftmaschine
JP2010270674A (ja) * 2009-05-21 2010-12-02 Denso Corp スタータ制御装置
US8428855B2 (en) 2009-05-21 2013-04-23 Denso Corporation System for controlling starter for starting internal combustion engine
JP2010190226A (ja) * 2010-06-07 2010-09-02 Hitachi Automotive Systems Ltd スタータ
WO2012008045A1 (ja) 2010-07-16 2012-01-19 トヨタ自動車株式会社 エンジンの始動装置およびそれを搭載する車両
WO2012008046A1 (ja) 2010-07-16 2012-01-19 トヨタ自動車株式会社 エンジンの始動装置およびそれを搭載する車両
US8714037B2 (en) 2010-07-16 2014-05-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Engine starting device and vehicle incorporating the same
JP2014224538A (ja) * 2014-07-22 2014-12-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 スタータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3551783B2 (ja) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4211208B2 (ja) 燃料消費節約型自動車
US9255561B2 (en) Engine starting device
JP5105032B2 (ja) スタータの制御装置および制御方法、ならびに車両
US8843299B2 (en) Control apparatus for controlling on-vehicle starter for starting engine
JP5686112B2 (ja) エンジン停止始動制御装置
JP2005330813A (ja) エンジン自動停止再始動装置
JP5316715B2 (ja) スタータの制御装置、スタータの制御方法およびエンジンの始動装置
JP3551783B2 (ja) 車両のスタータ装置
US8812222B2 (en) Apparatus for starting engine and method of controlling engine
JP5224005B2 (ja) スタータの制御装置、スタータの制御方法およびエンジンの始動装置
JP6171917B2 (ja) エンジン始動装置
JP4232069B2 (ja) アイドルストップ時のエンジン始動方法
JP5321745B2 (ja) エンジンの始動装置およびそれを搭載する車両
JP5644843B2 (ja) 車両の制御装置
JP5880294B2 (ja) エンジン停止始動制御装置
JP2002221133A (ja) 車両用始動装置
WO2012124051A1 (ja) エンジンの制御装置および制御方法、エンジンの始動装置、ならびに車両
JP5910476B2 (ja) エンジン始動装置
JP6113329B1 (ja) スタータ及びスタータ制御方法
JP2002303232A (ja) エンジン始動装置
JP2012021499A (ja) スタータ
JP2000291517A (ja) エンジンのスタータ制御装置
JP6292771B2 (ja) アイドルストップシステムを採用した車両のエンジン始動装置
JP2001173546A (ja) エンジン始動装置
KR20150137308A (ko) Isg 차량의 재시동 시간 단축 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040419

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees