JP2000096890A - ドアロックの自動解除装置 - Google Patents

ドアロックの自動解除装置

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JP2000096890A
JP2000096890A JP10303188A JP30318898A JP2000096890A JP 2000096890 A JP2000096890 A JP 2000096890A JP 10303188 A JP10303188 A JP 10303188A JP 30318898 A JP30318898 A JP 30318898A JP 2000096890 A JP2000096890 A JP 2000096890A
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JP
Japan
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door
door lock
plate
lock
sliding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10303188A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Takekoshi
克実 竹腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Royal Electric Co Ltd
Original Assignee
Royal Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既に取り付けられているドアに後付けでドア
ロックを解除できる装置を提供すること。 【解決手段】 ドアノブ13を操作して滑り斜面を有す
るドアロック12を出入りせしめる形式のドア2に於い
て、ドアロック12の斜面に板8をスライドさせること
により、ロックを解除する。既存のドアはドアの枠との
間に若干の隙間を有しているのでその間に挿入しうる板
8を用いる。板8は、嵌合して摺動する摺動部4及び9
を介してドアに固定され、板8の駆動は減速機付きのモ
ータ5で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアノブを操作し
て滑り斜面を有するドアロックを出入せしめる形式のド
アに於けるドアロックの自動解除装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】片側に蝶番を備えた片開きのドアは、ド
アを閉めたときにドアが簡単に開かないように自動的に
ロックされる構造になっている。その構造は、先端部を
斜めに面取りした滑り斜面を有する角材で成るドアロッ
クが、ドアの側面に埋設されたバネの力で出入りするよ
うになっていて、ドアの枠に取り付けた板上を滑るとき
に前出の斜めに面取りした滑り斜面部分が板に乗り上げ
ながら引っ込むように動作し、所定の位置にきたときに
予め設けられたドア枠の穴にバネの力で押し出されてド
アが簡単に開かないようにしている。ドアを開くとき
は、ドアノブを操作してドアロックを引っ込めることで
ロックを解除する。健康な人には上記の操作は特段の注
意を払って行う必要はないが、幼児や身体に障害のある
人にとっては簡単に行えないような場合がある。特に車
椅子を使用しているときなどはドアに接近しドアノブを
操作した後、一旦ドアの前面から離れてドアを開くので
かなり手間のかかる動作が要求される。従って、ドアの
前に留まるだけでドアロックが解除するような装置があ
れば好都合である。また、ドアを開くための信号は赤外
線を利用するか感圧式、超音波などのスイッチを用いて
発信できるが、ドアロックを解除するためには電動によ
る構造が必要である。また既存のドアに取り付けやすい
構造が望まれる。現状このようなドアロックを後付けで
解除するような例は見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、既に取り付けられているドアに後付けでド
アロックを自動で解除できる装置を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドアノブを操
作して滑り斜面を有するドアロックを出入せしめる形式
のドアにおいて、ドアロックの斜面に板をスライドさせ
ることによりロックを解除する。既存のドアはドアの枠
との間に若干の隙間を有しているのでその隙間に挿入し
うる板を用いる。
【0005】そして、ドアロックの出入する面に沿って
スライドする板を設け、該板を電気的駆動源を用いてス
ライドさせる。本発明の装置をドアに固定する側と板に
は、一部に嵌合して摺動する摺動部を設けて板が滑動で
きるようにする。板を移動させる電気的駆動源は、モー
タや直進又は回転形式のソレノイドが用いられる。
【0006】更に、板の一部にドアロックの出入可能な
穴を設け、該穴がドアロックの滑り斜面をスライドして
穴周辺の板部がドアロックを押し下げることでロックを
解除する。
【0007】また、モータの回転角度を制御するために
マイクロスイッチを用いる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を実施例に基づき図を用い
て説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明のドアロック解除装置1を既存
のドア2に取り付けたところを示す斜視図である。図2
はドア解除装置1が作動したときの状態を示す斜視図で
ある。図1を用いて、ドアロック解除装置1の構成を説
明する。ドア2に固定される装置固定台3はコの字型を
した摺動部4を一体に設けてあり、その垂直面に減速機
付きモータ5が取り付けられ、その出力軸にカラー6が
固定される。更にこのカラーにはつば付きのピン7が固
定される。一方、ドア2の厚み方向の面に沿って移動可
能に設けられた板8の片側は、摺動部4に嵌合して摺動
する摺動部9を一体に設けており、前記ピン7に嵌合す
る長穴10が設けられている。板8の他の側には角形の
穴11が設けられており、ドアロック12が出入り可能
になっている。通常は、ドアノブ13を操作することで
ドアロック12の出し入れを行ってドア2を開閉する。
摺動部4の垂直面にはマイクロスイッチ14が取り付け
てあり接点を開閉するためのレバー15は、カラー6上
に設けられた突起16により押されるのでカラー6の回
転に伴ってマイクロスイッチ14の入切を行うことがで
きる。突起16はカラー6上に180度の間隔にて2カ
所に設けられていて、ピン7が一番奥にある位置(図1
では右側)と一番手前(左側)にある時にそれぞれの突
起16がレバー15を押すようになっている。したがっ
て、カラー6は半回転毎に停止する。
【0010】図2は、ドアロック解除の信号が発信さ
れ、モータ5によりカラー6が180度回転した状態を
示している。カラー6が180度回転しこのカラーに取
り付けられたピン7が移動する際に長穴10が図の左方
向に押される結果、板8も左方向に移動し、穴11の周
辺の板部17がドアロックを押さえつけるように作用す
る。この状態でドア2の別の開閉装置(図示せず)が作
動すればドア2を開くことができる。板8はドア2とド
アの枠の僅かな隙間に設置されなければならないから精
々1mm程度の厚みの板材で構成されるからリブ18を
形成して補強している。ドア2が開き、人が通過した後
ドア2を閉める信号を発信すればモータ5は再び回転を
始めマイクロスイッチ14のレバー15は突起16から
離れるが別の突起16がレバー15を押す迄回転し板8
を最初の位置に戻す。板8が最初の位置に戻ればドアロ
ック12は再び突出してドア2が開かないようにロック
する。モータ5を回転させるのはドア2の開閉時のみで
それ以外の状態の時は通電されない状態である。
【0011】カラー6上の突起16は1カ所とすること
もできる。カラー6が180度回転して図2の状態にな
ったときに、ドア2を開く。ただし、この状態における
突起16は無いため、カラー6はさらに回り続け、1回
転して図1の状態に戻る。ドアロック12は自由に出入
できる。ドア2を閉めるときはドアロック12はドア2
を閉める力で、ドアの枠に取りつけられた板(図示せ
ず)上を滑って自動的に押し込まれ、ドア2が完全に閉
じたときに、ドアロック12はバネの力で押し出されて
ロックする。
【0012】以上説明したドアロック解除装置1に於け
る板8は、ドアロック12が出入りできる穴を有してい
る場合であるが、図3に示すように穴のない板8aでも
可能である。この実施例では、駆動源としてロータリー
ソレノイド21を使用している。ロータリーソレノイド
21は、L型の固定板20に取り付けられ、その出力軸
22に板8aが軸支され所定の角度回転するので、板8
aの下端の板部分がドアロック12の斜面を押してこれ
を引っ込める。駆動源はロータリーソレノイドの他にシ
リンダーか直進するソレノイドでも構成が変わるが同様
に板を出し入れすることができる。しかしロック解除し
たときの板8aの位置を維持するには通電を切ることは
できない。
【0013】本発明の基本は、既存のドアに於けるドア
ロックを解除するために、ドアロックの斜面を押す板を
出し入れすることであるから、上述したように電気的な
動力源に限らず機械的な構成のみで板を出し入れするこ
とも本発明に含まれる。例えば、車椅子を使用する人が
所定の板の上に車を載せると板につながるリンクの連結
構成により板を動かすことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
既存のドアのドアロックを自らの手でドアノブを操作す
ることなく自動で解除することができるので、幼児や身
体に障害のある人或いは車椅子を使用する人にとってド
アの開閉を自動的に行うことが可能となる。ドアの自動
開閉装置については本出願人が別に出願をしているので
詳細な説明を省いた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアロック解除装置を取り付けた状態
を示す斜視図である。
【図2】本発明のドアロック解除装置が作動した状態を
示す斜視図である。
【図3】別の実施態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアロック解除装置 2 ドア 3 固定台 4 摺動部 5 モータ 6 カラー 7 つば付きのピン 8,8a 板 9 摺動部 10 長穴 11 穴 12 ドアロック 13 ドアノブ 14 マイクロスイッチ 15 レバー 16 突起 17 穴周辺の板部 18 リブ 21 ロータリーソレノイド 22 出力軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアノブを操作して滑り斜面を有するド
    アロックを出入せしめる形式のドアにおいて、ドアロッ
    クの斜面に板をスライドさせることによりロックを解除
    するドアロックの自動解除装置。
  2. 【請求項2】 ドアロックの出入する面に沿ってスライ
    ドする板を設け、該板を電気的駆動源を用いてスライド
    させる請求項1に記載のドアロックの自動解除装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の板の一部にドアロック
    の出入可能な穴を設け、該穴がドアロックの上面をスラ
    イドして穴周辺の板部がドアロックを押し込むことでロ
    ックを解除する請求項1又は2に記載のドアロックの自
    動解除装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電気的駆動源がモータ
    であって、該モータの回転角度を制御するためにマイク
    ロスイッチを用いたことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載のドアロックの自動解除装置。
JP10303188A 1998-09-18 1998-09-18 ドアロックの自動解除装置 Pending JP2000096890A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10303188A JP2000096890A (ja) 1998-09-18 1998-09-18 ドアロックの自動解除装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102557115B1 (ko) * 2023-03-27 2023-07-18 최중열 도어 잠금 해제 장치

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