JP3385326B2 - 着脱装置 - Google Patents

着脱装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、扉又は引戸の開放量
を半開き状態に制限し、あるいは扉又は引戸の内締りを
行うために、基端側が扉若しくは引戸又は固定部材に取
り付けられるチェン、連結杆その他の連結体の先端部を
選択的に係着する着脱装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の着脱装置とチェンその他の連結
体とを組み合わせて用い、連結体を室内側からのみ操作
して、扉等の開放量を半開き状態に制限し、あるいは扉
等の内締りを行う従来の装置としては、来訪者の確認又
は郵便物の受渡し等のために用いられるいわゆるドアチ
ェン装置、あるいは、連結杆すなわち錠止片をスライド
させて掛け止める内締り錠等を代表的なものとして挙げ
ることができる。
【0003】しかしながら、これらの従来の内締りタイ
プの装置によれば、室内側からのみ掛外しが行われるの
で、在室者が急病で倒れた場合等の非常時に室外側から
扉又は戸を開放できないという問題があり、ドアチェン
では長孔を備えた受け金具(着脱装置)に対する掛外し
操作がかなり面倒であるなどの問題もある。
【0004】また、ドアチェンの着脱装置として、例え
ば特開昭63−151778号公報に記載されている発
明のように、チェンの先端部を係着させる係止杆をソレ
ノイドで摺動させる形のものも開発されているが、これ
によればチェンの係着の際にも一々スイッチを入れて通
電しなければ、作動できないなどの面倒さもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の着脱装置
は、チェンその他の連結体の先端を単に装置本体の溝部
の差し込むだけで簡単に係着できるようにすると共に、
非常時は室外側からもその係着状態を解放できるように
することを目的として提案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、扉又は引き戸の開放量を半開き状態に
制限し、あるいは扉又は引き戸の内締りを行うために、
基端側が扉若しくは引き戸又は固定部材に取り付けられ
るチェン、連結杆その他の連結体の先端部を選択的に係
着する着脱装置であって、固定部材又は扉若しくは引き
戸に固定される中空の枠体に、連結体の先端部が挿通さ
れる溝部を設けると共に、連結体の挿通方向とほぼ直角
をなす方向において該溝部内に突出する方向に付勢させ
た係止杆を設け、係止杆は枠体内で長さ方向に摺動可能
に案内すると共に、軸線の回りに回動可能に支承し、係
止杆の先端部分には、連結体の先端部に設けた係着孔に
対し該係止杆の先端部分を係入又は離脱させる際に、係
止杆との楔作用によりこれを没入方向に押圧誘導させる
傾斜面を形成し、一方、前記係止杆を回動させるため
に、枠体内に電磁アクチュエータを設け、電磁アクチュ
エータが通電されない常態角度位置において、この傾斜
面が溝部の開口を向くようにすると共に、電磁アクチュ
エータが通電されたとき、係止杆が約180度回動する
ようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明の着脱装置は、非係着時である常態
で、係止杆の先端部分の傾斜面が溝部において外方を向
いている(図2参照)。
【0008】連結体を着脱装置に係着するため、その溝
部へチェンその他の連結体の先端部を手指で図2の矢印
A方向に挿入すると、該連結体の先端が係止杆の傾斜面
に当接し、さらなる連結体の進入による楔作用により、
該係止杆が溝部から没入させる方向(内側)に押込ま
れ、連結体先端部の溝部奥側への進入が許容される(図
5参照)。
【0009】ここで、連結体先端部の係着孔が係止杆の
圧縮ばね等の付勢力による原位置への復帰を許容し、連
結体の係着孔と係止杆の嵌合と言う形態で連結体と係止
杆とが互に係合する。
【0010】この係合状態により、扉又は引戸は、その
開放が半開き状態に制限され、又は、内締り状態で閉止
される。
【0011】非常時には、扉又は引戸の外側、すなわち
室外側のカードリーダー、テンキー装置等の暗証符号入
力盤又は室外における隠しスイッチの手動操作などでス
イッチを操作して電磁アクチュエータを作動させる。
【0012】この電磁アクチュエータの作動により、係
止杆は軸線の回りに回動して先端の傾斜面の向きを内方
に向くように変化させる(図6参照)。
【0013】この状態で、室外側から扉又は引戸を開放
させると、チェンその他の連結体は、図6の矢印Bで示
すように、基端側に引っ張られることになり、係止杆
は、楔作用により、傾斜面が連結体先端部の係着孔部分
で押圧され、圧縮ばね等の付勢力に抗して溝部から没入
する方向に摺動し、連結体との係合から自動的に開放さ
れる。ここに、扉等は自由に開放できることになる。
【0014】尚、電磁アクチュエータとしては、作動後
に係止杆の回動位置を状態の原位置(図2の状態)に自
動的に復帰させることができるような、例えば、ロータ
リーソレノイド等を採用するものとする。
【0015】
【実施例】以下、図面に示す実施例においてこの発明の
着脱装置を詳述する。図面において、図1〜8は第1実
施例を示し、図9は第2実施例を、図10は第3実施例
を、それぞれ示している。
【0016】この発明の各部材は、本発明装置と組み合
わされるチェン、連結杆そのたの連結体2と同様に、ス
テンレススチール、真鍮、アルミニウムなどの金属材料
又は強靱な合成樹脂材料で製作するのが普通である。
【0017】第1実施例を示す図1は、扉D又は引戸を
室内側から見た正面図を示している。同図で、符号Fは
扉枠などの固定部材、1は固定部材Fにねじ91で固定
された着脱装置の全体、2はいわゆるドアチェンとして
機能するチェン、21はチェン2の先端部をなす係着
片、3はねじ92で扉Dに固定されチェン2の基端側2
2が取り付けられる取付片、31は取付片3の下部に一
体に設けられたチェン不使用時の掛け止め突片、93は
扉のハンドル、94はサムターン、95は座板をそれぞ
れ示す。
【0018】図2に明示するように、装置全体1の中空
枠体11は円筒状又は角筒状など任の形状に作られ、そ
の底部のフランジ部分12がねじ91で固定部材F等に
固定される。13は枠体11の底部にねじ14で固定さ
れた底板である。
【0019】前記の中空枠体11の頂部には肉厚部15
が設けてあって、そこへチェン2の先端部21を形成す
る係着片が挿通される溝部16を設ける。
【0020】この溝部16の深さは、係着片21の手指
による差し込み操作の際それを操作し易くするため、係
着片21の長さの半分程度がよい。
【0021】尚、図1における着脱装置1は、そのフラ
ンジ部分12(図2参照)が扉又は引戸Dに平行になる
ように固定部材Fに装着されるように描かれているが、
これは符号Dを付したものが引戸の場合にそのように装
着するのであり、符号Dを付したものが回転扉である場
合には、扉Dの内開き又は外開きに応じて、溝部16の
長さ方向がチェン2の引っ張り方向になるように設定す
るものとする。
【0022】図2及び図3に示すように、チェン2の先
端部である係着片21には、その先端部分に後述の係止
杆4が着脱可能に差し込まれる係着孔23を備える。係
着孔23は正面外形が円のような閉図形でもよいし、切
欠きのような開図形でもよい。
【0023】また、枠体11には、連結体2の係着片2
1が挿通される方向とほぼ直角をなす方向において該溝
部16内に突出する方向に圧縮コイルばね5等で付勢さ
せた係止杆4を備える。
【0024】係止杆4は、枠体11内で長さ方向に摺動
可能に案内され、かつ、軸線の回りに回動可能に支承さ
れている。
【0025】図示例の係止杆4は、横断面円形をなし、
基端側の小径部が摺動自在にして入れ子状に有底円筒状
の補助杆41に嵌挿されている。更に、係止杆4の胴部
に設けた突片42が補助杆41の長さ方向に設けた長孔
43に摺動自在に嵌め込まれている。
【0026】そして係止杆41の先端部44をなす大径
部は、枠体11の肉厚部15に設けられ溝部16に貫通
する受け孔17に嵌挿され、補助杆41の基端部45が
枠体11の底板13に設けた受け孔18に嵌挿されてお
り、このような構成により、係止杆4は、枠体11に対
し摺動可能とされる一方で、枠体11に対し補助杆41
とともに回動可能にされている。
【0027】図2及び図4で、符号19は底板13に固
定された支持部材で、補助杆41を回動自在に支えるも
のである。
【0028】更に、前記係止杆4の先端部分44(大径
部)には、チェンそのたの連結体2の先端部21に設け
た係着孔23に対し該係止杆4の先端部分44を係入又
は離脱させる際に楔作用により係止杆4を没入方向に押
圧誘導させる傾斜面46を備えている。
【0029】係止杆4を溝部16内に突出させる方向に
付勢する付勢力としては、ばねの弾力、磁力など任意の
手段を用いてよい。
【0030】図示例のものは圧縮コイルばね5を係止杆
4に巻装すると共に、その両端部を係止杆4の先端大径
部分44及び補助杆41の先端部分にそれぞれ当接させ
ることにより、係止杆4に対し付勢力を付与させてい
る。
【0031】係止杆4には、その先端部分44の傾斜面
46の向きをほぼ180度回動変位させるための電磁ア
クチュエータ6を枠体11内に付設することを要する。
【0032】電磁アクチュエータ6としては、例えば、
ロータリーソレノイド、直線動ソレノイド或いはモータ
ーなどを採用し得るが、非常時又は平常時の作動後に係
止杆4の角度位置を状態の原位置(図2の位置)に自動
的に復帰させることができるような手段を付設するもの
とする。
【0033】それは、チェンその他の連結体2の係止杆
4に対する係着を電磁アクチュエータ6を作動させなく
ても、手指で連結体2の先端部21を溝部16に差し込
むだけでワンタッチで行えるようにするためである。
【0034】尚、周知のように、ロータリーソレノイド
6には復帰ばねが内蔵されており、非常時通電されて図
6に示す角度位置に駆動されたとしても、通電を止めれ
ば図2、4及び5に示す常態角度位置に復帰する。
【0035】図2及び図4に示すように、ロータリーソ
レノイド等の電磁アクチュエータ6は、例えば枠体11
内の底板13などに固定され、その出力軸61に固定さ
れた扇形歯車71及び補助杆41の胴部に固定された増
速歯車72から成る適当な増速歯車機構7を介して係止
杆4に回転を付与する。
【0036】尚、この増速歯車機構7の増速比は、ロー
タリーソレノイド6の作動角度に応じて、係止杆4の回
動角度がほぼ180度になるように設定するのが望まし
い。図示の実施例では、ロータリーソレノイド6の作動
角度が約90度、増速歯車機構7の増速比は約2に設定
してある。
【0037】図8は電磁アクチュエータとしてソレノイ
ドを採用した実施例を示す。同図において符号6は直線
動ソレノイドを示し、その出力軸(プランジャ)61に
ラック板62を一体に結合する。
【0038】一方、係止杆4にピニオン歯車47を同軸
に装着し、このピニオン歯車47とラック板62とを係
合させる。ラック板62とソレノイド6のヨークとの間
におけるプランじゃ61に圧縮コイルばね5を巻装す
る。
【0039】上記のように構成することにより、ソレノ
イド6への通電時ラック板62に駆動されてピニオン歯
車47及びこれと一体の係止杆4は約180度回転し、
ソレノイド6への通電が停止されると、圧縮コイルばね
5の弾力により図8に示す常態角度位置に復帰する、図
2及至図5に示す機構と均等の機構を構成することがで
きる。
【0040】又、上記した係止杆4の駆動機構は、電磁
アクチュエータとしてモータを採用することができる。
即ち、係止杆4に平行に例えばマイクロモータを配設し
(図示せず)、このマイクロモータの出力軸に装着され
たピニオン歯車を係止杆に一体的に結合された増速歯車
72(図4参照)に噛み合わせる。
【0041】一方、係止杆4に図示しないスイッチ駆動
部材を付設し、係止杆4が図2及び図5に示す常態角度
位置にあるとき、このスイッチ駆動部材が図8に示す第
1制御スイッチ81を駆動し、図6に示す作動角度位置
にあるとき第2制御スイッチ82を駆動するように構成
する。図8は係止杆4が常態角度位置にある場合を示し
ている。
【0042】これら第1及び第2制御スイッチ81、8
2はそれぞれ単極双投のマイクロスイッチであるものと
し、第1制御スイッチ81の可動接片、常閉接点NC、
直流電源としての施錠用電源83及びマイクロモータ6
を直列に接続する。
【0043】同様に、第2制御スイッチ82の可動接
片、常閉接点NC、上記施錠用電源84とは極性が逆の
解錠用電源84及びマイクロモータ6を直列に接続す
る。
【0044】又、第1及び第2制御スイッチ81、82
の常開接点NO,NOをマイクロモータ6に関し可動接
片と反対側における端子に接続する。
【0045】上記施錠用電源83は施錠信号CSが供給
されたとき所定の電圧を発生し、このとき解錠用電源8
4は作動しないものとする。
【0046】一方、解錠用電源84は、解錠信号OSが
供給されたとき上記施錠用電源83とは逆方向の電圧を
発生するものとし、このとき施錠用電源83は作動しな
いものとする。
【0047】尚、電源を施錠用と解錠用に分けて示した
のは単に説明を簡略にするためであって、実際には単一
の電源を用い、切換えスイッチによって切換えて使用す
る。
【0048】上記の用に構成することにより、図8に示
す常態から解錠用電源84に解錠信号OSが供給される
とモータ6が解錠方向に回転し、係止杆4が連動して図
6に示す方向に回動する。
【0049】そして、係止杆7が約180度回動して図
6に示す作動角度位置に到達すると、上記図示しないス
イッチ駆動部材が第2制御スイッチ82を駆動し、マイ
クロモータ6への通電を断つと共に、マイクロモータ6
の両端を短絡してモータを急停止させる。施錠用信号C
Sが施錠用電源83に供給されたときも同様である。
【0050】次に、図9の第2実施例及び図10の第3
実施例について説明する。第2実施例及び第3実施例で
は、連結体2として第1実施例のチェンに代えて棒状の
連結杆が用いられている点が第1実施例とは相違してい
る。
【0051】両実施例における連結杆2は、矢印C方向
に開閉される引戸Dの室内側にねじ92で固定された取
付片3に支持されつつ横方向に摺動できるようにしてあ
り、先端部21が着脱装置1に必要に応じて係着される
ことは第1実施例と同様であり、基端部22にはストッ
パー24が設けてある。
【0052】符号25は、連結杆2に固定された操作用
のつまみで、取付片3正面の長孔32内で摺動する。
【0053】第2実施例の連結杆2は、第3実施例のそ
れよりも十分長く、着脱装置1に対する係着状態で引戸
Dの半開き状態の開放を許容する。
【0054】他方、第3実施例の連結杆2は錠止片とし
て作用して内締り的機能を呈するもので、着脱装置1に
対する係着状態では引戸Dは閉止されたままで半開きに
することはできない。
【0055】なお、第1実施例〜第3実施例において、
着脱装置1はいずれも扉枠等の固定部材F側に固定し、
連結体2を扉又は引戸D側に取り付けた例を示したが、
逆にして、着脱装置1を扉又は引戸D側に、連結体2を
固定部材F側に装着してもよいことは勿論である。但
し、電気配線のことを考慮すると、着脱装置1は固定部
材F側に固定した方が処理しやすいであろう。
【0056】非常時に電磁アクチュエータ6の回路の閉
開成を室外側から操作するための、カードリーダー、入
力盤又は手動スイッチなどの操作手段(図示しない)の
設置個所は、管理室等室外の任意の個所に設けてよい。
【0057】なお、平常時の連結体2の係着状態からの
解放のため、室内側にも手動スイッチその他任意の操作
手段を設けておいても良いことは言う迄もない。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の着脱装置によ
れば、チェンその他の連結体の先端部を単に枠体の溝部
に差し込むだけで、電磁アクチュエータを作動させるこ
となくワンタッチで簡単に係着することができ、また、
非常時は室外側から容易に連結体の係着状態を解放する
ことを可能にするところとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の着脱装置の第1実施例の使用態様を
示す正面図。
【図2】その着脱装置の連結体非係着状態を示す拡大部
分縦断面図及び連結体を示す拡大部分正面図。
【図3】その連結体の先端部の拡大正面図。
【図4】図2のIV−IV線から見た係止杆と電磁アク
チュエータとの間の伝動機構を示す説明的正面図。
【図5】連結体の係着状態における第1実施例の着脱装
置の拡大部分縦断面図。
【図6】連結体の解放過程を示すその拡大部分縦断面
図。
【図7】電磁アクチュエータとしてソレノイドを採用し
たときの係止杆駆動機構の線図的平面図。
【図8】電磁アクチュエータとしてマイクロモータを採
用したときの係止杆駆動機構の制御回路図。
【図9】この発明の着脱装置の第2実施例の使用態様を
示す正面図。
【図10】この発明の着脱装置の第3実施例の使用態様
を示す正面図。
【符号の説明】
D 扉又は引戸 F 固定部材 1 着脱装置全体 11 枠体 16 溝部 2 連結体 21 先端部 22 基端側 23 係着孔 4 係止杆 41 補助杆 44 先端部分 46 傾斜面 5 圧縮ばね 6 電磁アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 47/00 - 47/02 E05C 17/06 E05B 65/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉又は引き戸の開放量を半開き状態に制
    限し、あるいは扉又は引き戸の内締りを行うために、基
    端側が扉若しくは引き戸又は固定部材に取り付けられる
    チェン、連結杆その他の連結体の先端部を選択的に係着
    する着脱装置であって、固定部材又は扉若しくは引き戸
    に固定される中空の枠体に、連結体の先端部が挿通され
    る溝部を設けると共に、連結体の挿通方向とほぼ直角を
    なす方向において該溝部内に突出する方向に付勢させた
    係止杆を設け、係止杆は枠体内で長さ方向に摺動可能に
    案内すると共に、軸線の回りに回動可能に支承し、係止
    杆の先端部分には、連結体の先端部に設けた係着孔に対
    し該係止杆の先端部分を係入又は離脱させる際に、係止
    杆との楔作用によりこれを没入方向に押圧誘導させる傾
    斜面を形成し、一方、前記係止杆を回 動させるため
    に、枠体内に電磁アクチュエータを設け、電磁アクチュ
    エータが通電されない常態角度位置において、この傾斜
    面が溝部の開口を向くようにすると共に、電磁アクチュ
    エータが通電されたとき、係止杆が約180度回動する
    ようにしたことを特徴とする着脱装置。
  2. 【請求項2】 上記電磁アクチュエータがロータリーソ
    レノイドであることを特徴とする請求項1記載の着脱装
    置。
  3. 【請求項3】 上記電磁アクチュエータがソレノイドで
    あることを特徴とする請求項1記載の着脱装置。
  4. 【請求項4】 上記電磁アクチュエータがモータである
    ことを特徴とする請求項1記載の着脱装置。
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