JP2000096852A - 浴室ユニットの天井パネル - Google Patents

浴室ユニットの天井パネル

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JP2000096852A
JP2000096852A JP10269990A JP26999098A JP2000096852A JP 2000096852 A JP2000096852 A JP 2000096852A JP 10269990 A JP10269990 A JP 10269990A JP 26999098 A JP26999098 A JP 26999098A JP 2000096852 A JP2000096852 A JP 2000096852A
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Japan
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ceiling panel
lighting
apron
storage recess
ceiling
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JP10269990A
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Keizo Kawamura
圭三 川村
Tatsuo Ochiai
辰雄 落合
Grange Kenneth
グレンジ ケネス
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴槽のデザインと調和するとともに、浴室の意
匠を損なうことのない天井パネルを形成する。 【解決手段】天井パネル5には、その短手方向の略全長
にわたって細長状の照明用収納凹部51が浴室ユニット
を構成するエプロンのほぼ直上位置において室外側に膨
出して形成されている。そして、照明用収納凹部51の
長手方向に延びる一対の側壁部511が、エプロンの湾
曲面に対応する湾曲面に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅などにおいて、浴室ユニ
ットを設置することが行われている。この浴室ユニット
1は、図15に示すように、浴槽2と、該浴槽2が嵌合
載置される開口31aを形成した浴槽設置部31と、該
浴槽設置部31の一辺に垂設された化粧エプロン32
と、該化粧エプロン32の下辺に連続する洗い場床パン
33と、浴槽設置部31の、化粧エプロン32が垂設さ
れた一辺を除く他辺の周縁部311および洗い場床パン
33の、化粧エプロン32が垂設された一辺を除く他辺
の周縁部331に立設されて周囲を包囲する壁パネル4
と、これらの壁パネル4が立設されることによって形成
された上方開口部を覆う天井パネル(図示せず)と、か
ら構成されている。この場合、浴槽設置部31、化粧エ
プロン32および洗い場床パン33は、一体に成型され
ている。
【0003】そして、通常、一の壁パネル4には、浴室
を照明する照明器具が設置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した浴
室ユニットにおいては、照明器具が浴室内部に突出して
浴室空間を制限するとともに、浴槽などの外観と無関係
に設置されている関係上、浴室の内観意匠が損なわれる
という欠点がある。
【0005】なお、特開平2−35148号公報に記載
されるように、トイレユニットの天井パネルに天井パネ
ルを取り付けるための作業用開口部を形成し、この作業
用開口部を閉鎖する閉塞パネルに室内を照明する照明灯
の収納空間を設け、該閉塞パネルの収納空間に照明灯を
配設することも提案されている。しかしながら、前述し
たトイレユニットにおいては、室内の長手方向にわたっ
て開口部が形成される結果、長手方向に天井パネルを形
成するパネル半体の接続線が露出し、浴室の内観意が損
なわれる他、このような天井パネルを浴室の天井パネル
として採用した場合、浴槽などと調和させることができ
ないものとなる。すなわち、通常、浴室ユニットの浴槽
は、浴室の長手方向の一半部に配置されていることか
ら、前述した長手方向で分割したパネル半体からなる天
井パネルを採用した場合、その接続線が浴槽を分割する
ことになり、浴槽のデザイン、ひいては、浴室のデザイ
ンとの調和を図ることができず、浴室の意匠を損なうこ
とになる。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、浴槽のデザインと調和するとともに、浴室
の意匠を損なうことのない浴室ユニットの天井パネルを
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、浴槽と、浴槽が嵌合載置される開口を形成
した浴槽設置部と、浴槽設置部の一辺に垂設された化粧
エプロンと、化粧エプロンの下辺に延設された洗い場床
パンと、洗い場床パンおよび浴槽設置部の周縁部に立設
された壁パネルと、壁パネルの上方開口を覆う天井パネ
ルと、からなる浴室ユニットにおいて、前記化粧エプロ
ンは洗い場床パン側に膨出する湾曲面に形成され、ま
た、天井パネルには、その短手方向の略全長にわたって
細長状の照明用収納凹部が化粧エプロンのほぼ直上位置
において室外側に膨出して形成され、照明用収納凹部の
長手方向に延びる一対の側壁部が化粧エプロンに対応す
る湾曲面に形成され、照明用収納凹部の天井部に照明器
具が配設されたことを特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、化粧エプロンのほぼ直
上位置において、化粧エプロンの湾曲面に対応する側壁
部を有する照明用収納凹部が天井パネルの長手方向で略
二分するように形成される結果、浴槽のデザインを含む
浴室のデザインと調和した天井パネルを形成することが
できる。
【0009】また、請求項2記載の発明は、浴槽と、浴
槽が嵌合載置される開口を形成した浴槽設置部と、浴槽
設置部の一辺に垂設された化粧エプロンと、化粧エプロ
ンの下辺に延設された洗い場床パンと、洗い場床パンお
よび浴槽設置部の周縁部に立設された壁パネルと、壁パ
ネルの上方開口を覆う天井パネルと、からなる浴室ユニ
ットにおいて、前記化粧エプロンは洗い場床パン側に膨
出する湾曲面に形成され、また、天井パネルには、その
短手方向の略全長にわたって細長状の照明用収納凹部が
化粧エプロンのほぼ直上位置において室外側に膨出して
形成され、照明用収納凹部の長手方向に延びる一対の側
壁部が化粧エプロンに対応する湾曲面に形成され、一
方、該照明用収納凹部の天井部には、その長手方向の略
全長にわたって照明用収納凹部の開口部と略相似の開口
が形成され、該照明用収納凹部の天井部に形成された開
口に、照明器具が配設された照明ボックスが嵌め込まれ
て固定されたことを特徴とするものである。
【0010】この発明によれば、化粧エプロンのほぼ直
上位置において、化粧エプロンの湾曲面に対応する側壁
部を有する照明用収納凹部が天井パネルの長手方向で略
二分するように形成される結果、浴槽のデザインを含む
浴室のデザインと調和した天井パネルを形成することが
できる。しかも、照明器具を配設した照明ボックスを別
部品として照明用収納凹部に後付けすることができるこ
とから、作業が簡単になるとともに、予め工場において
組み立てた浴室ユニットを浴室設置部に組み込む場合、
躯体の梁桁と干渉するのを防止することができるととも
に、躯体の天井高さいっぱいに浴室高さを確保すること
ができる。
【0011】請求項1もしくは請求項2記載の発明にお
いて、照明用収納凹部を縦断して左右に分割された天井
パネルユニットをその分割端縁に形成された接続フラン
ジで接続して天井パネルを形成すると、大きな天井面を
形成することができるとともに、保管、輸送や取付けな
どに際して取り扱いが容易となる。
【0012】また、請求項1、請求項2もしくは請求項
3記載の発明において、照明用収納凹部の長手方向に延
びる一対の側壁部の下端部近傍に設けられた取付金具を
介して遮蔽板を載置すると、照明器具および照明用収納
凹部が遮蔽され、浴室の内観を損なうことがない。特
に、天井パネルを照明用収納凹部を縦断して分割する場
合、その接続部も遮蔽板によって遮蔽され、室内に露出
することがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1および図2には、本発明の浴室ユニッ
ト1が示されている。この浴室ユニット1は、前述した
従来技術と同様に、浴槽2と、該浴槽2が嵌合載置され
る開口(図示せず)を形成した浴槽設置部31(図1参
照)と、浴槽設置部31の一辺に垂設された化粧エプロ
ン32(図2参照)と、化粧エプロン32の下辺に延設
された洗い場床パン33と、浴槽設置部31の、化粧エ
プロン32に面する一辺を除く周縁部および洗い場床パ
ン33の、化粧エプロン32に面する一辺を除く周縁部
に立設されて周囲を包囲する壁パネル4と、これらの壁
パネル4によって形成された上方開口部を覆う天井パネ
ル5と、から構成されている。そして、化粧エプロン3
2は、浴槽2の長手方向框部の外周縁に合わせて洗い場
床パン33側に膨出する湾曲面に形成されている。この
化粧エプロン32の湾曲形状は、図2に示すように、上
方より見て浴室1に隣接する洗面室100に設置された
洗面カウンター101の湾曲形状と連続するように設定
され、浴室1と洗面室100との一体感や連続感を演出
している。
【0015】また、浴槽2のもう一つの長手方向框部に
沿って立設された壁パネル4Aは、該框部の外周縁に合
わせて室外側に膨出する湾曲面に形成されている。さら
に、洗い場床パン33の一隅部には浴室カウンター33
1が設置されており、この浴室カウンター331に沿っ
て収納壁パネル4Bが立設されている。
【0016】一方、天井パネル5には、洗い場床パン3
3に臨んでダウンライト56が、浴槽2に臨んで換気扇
57がそれぞれ設置されている他、その短手方向の略全
長にわたって細長状の照明用収納凹部51が化粧エプロ
ン32のほぼ直上位置において室外側に膨出して形成さ
れている。そして、照明用収納凹部51の長手方向に延
びる一対の側壁部511は化粧エプロン32に対応する
湾曲面に形成されている。
【0017】すなわち、照明用収納凹部51は、図3お
よび図4に示すように、天井パネル5の短手方向に延び
る一対の側壁部511と、側壁部511の両端縁に連続
して延設された一対の幅狭側壁部512と、これらの側
壁部511と幅狭側壁部512の上端縁に連続して延設
された天井部513とからなり、前述した側壁部511
は、化粧エプロン32の湾曲面に略一致する湾曲面に形
成されるとともに、化粧エプロン32の膨出方向と同方
向に膨出されている。この照明用収納凹部51の幅およ
び深さは、その天井部513に配置される防湿型蛍光灯
などの照明器具52と、該照明用収納凹部51の開口部
51aを覆うように設けられるルーバなどの遮蔽板53
との関係で決定される。具体的には、照明用収納凹部5
1の側壁部511の下端部近傍には、設定間隔をおいて
適数個のL字状取付金具54が固定されており、この取
付金具54に遮蔽板53を照明用収納凹部51内に差し
込んで載置する際、照明用収納凹部51の天井部513
に配置された照明器具52と干渉しないように設定され
ている。
【0018】なお、照明用収納凹部51の開口部51a
の幅は、室内の美観を損なうことがないように、照明器
具52を配設する上で支障のない程度に極力小さくする
ことが好ましい。
【0019】また、天井パネル5には、通常、合成樹脂
で成型されたものが汎用されているが、その材質として
は、合成樹脂に限らず、アルミニウムや、塩ビ鋼板やポ
リプロピレン鋼板などの化粧鋼板を採用することもでき
る。また、ルーバなどの遮蔽板53には、白色あるいは
半透明の合成樹脂製板材を好適に使用することができ
る。
【0020】したがって、天井パネル5に形成された照
明用収納凹部51の天井部513に照明器具52を配設
した後、壁パネル4の上方開口部を覆うように設置した
場合、化粧エプロン32のほぼ直上位置において、化粧
エプロン32の湾曲面に対応する側壁部511を有する
照明用収納凹部51が天井パネル5を長手方向で略二分
するように形成される結果、浴槽2のデザインを含む浴
室のデザインと調和した天井パネル5を形成することが
できる。
【0021】前述した実施形態においては、天井パネル
5に形成された照明用収納凹部51の天井部513に照
明器具52を直接配設した場合を例示したが、照明器具
52を配設可能な照明ボックス55を別部品として照明
用収納凹部51の天井部513に取り付けるようにして
もよい。具体的には、図5および図6に示すように、照
明用収納凹部51の天井部513にその長手方向のほぼ
全長にわたって照明用収納凹部51の開口部51aと略
相似の開口513aを形成し、この開口513aに該開
口513aに略一致する断面形状の照明ボックス55を
照明用収納凹部51の開口部51aを通して嵌め込み、
固定すればよい。この場合、照明ボックス55の開口部
端縁にフランジ551を形成し、この照明ボックス55
のフランジ551を照明用収納凹部51の天井部513
に形成された開口513aの周縁と突き合わせてビス止
めすればよい。
【0022】なお、照明ボックス55の内面は、反射効
率のよい材料をコーティングして仕上げることが望まし
い。
【0023】この実施形態においても、化粧エプロン3
2のほぼ直上位置において、化粧エプロン32の湾曲面
に対応する側壁部511を有する照明用収納凹部51が
天井パネル5の長手方向を略二分するように形成される
結果、浴槽2のデザインを含む浴室のデザインと調和し
た天井パネル5を形成することができる。しかも、照明
器具52を配設可能な照明ボックス55を別部品として
照明用収納凹部51に取り付けることから、作業が簡単
になる利点がある。
【0024】また、図6に示した天井パネル5の高さ
が、先に図4に示した天井パネル5の高さと等しい場
合、図6の照明用収納凹部51の高さは、図4の照明用
収納凹部51の高さより小さくなる。したがって、予め
工場において浴室ユニット1を組み立てて家屋の建設現
場まで輸送し、浴室設置部に搬入する際、照明ボックス
55を別部品として後付けする方式を採用すると、天井
裏面に突出する照明用収納凹部51の高さが小さくな
り、照明用収納凹部51が躯体の梁桁と干渉するのを防
止することができるとともに、浴室ユニット1を容易に
搬入することができる。また、躯体の天井高さいっぱい
に浴室高さを確保することができる。さらに、高さの大
きい照明ボックス55を用いると、照明ボックス55に
配置された照明器具52と遮蔽板53との間隔を大きく
採ることが可能となり、複数本の照明器具52を配設し
た場合に照明器具52間に影が発生するのを防止するこ
とができる。
【0025】ところで、前述した実施形態においては、
1枚の天井パネル5に照明用収納凹部51を直接形成す
る場合を例示したが、このような天井パネル5の場合、
天井面が大きくなると、重量がかさみ、輸送やその梱
包、持ち運び、さらには、取り付けに際して取り扱いが
困難になる他、材質によっては加工ができないおそれが
ある。このため、前述した天井パネル5は、天井面が小
さい場合に適用することができる。したがって、天井面
が大きい場合は、天井パネル5を複数枚に分割し、組み
立てて天井パネル5を形成することが好ましい。
【0026】以下、天井パネル5を複数枚に分割し、そ
れらを接続することにより、照明用収納凹部51を形成
する実施形態について説明する。
【0027】図7および図8に示した実施形態は、照明
用収納凹部51を縦断する位置において、天井パネル5
を左右に分割した場合を例示している。すなわち、天井
パネル5は、浴室ユニット1の長手方向を略二分する天
井パネルユニット5A,5Bを接続することによって形
成されており、その際、化粧エプロン32のほぼ直上位
置において、照明用収納凹部51が形成されるように設
定されている。具体的には、天井パネルユニット5A,
5Bの接続部となる端縁部には、そのほぼ全長にわたっ
て室外側に膨出する収納凹部58が形成されており、こ
の収納凹部58は、天井パネルユニット5A,5Bの接
続部方向に延びる側壁部581と、側壁部581の両端
縁に連続して延設された一対の幅狭側壁部582と、こ
れらの側壁部581と幅狭側壁部582の上端縁に連続
して延設された天井部583と、天井パネルユニット5
A,5Bの接続部となる端縁部に形成された接続フラン
ジ584と、からなり、前述した側壁部581は、化粧
エプロン32の湾曲面に略一致する湾曲面に形成される
とともに、化粧エプロン32の膨出方向と同方向に膨出
されている。そして、収納凹部58の側壁部581は、
その高さ方向の略中間部から上方が下方に比べて幅狭と
なるように絞られている。
【0028】また、収納凹部58の側壁部581の下端
部近傍には、設定間隔をおいて適数個のL字状取付金具
54が固定されている。
【0029】このため、各天井パネルユニット5A,5
Bをその接続部となる端縁部に垂設された接続フランジ
584を図示しない水密材を介して突き合わせ、ビスな
どで接続することにより、天井パネル5を組み立てるこ
とができる。この際、各天井パネルユニット5A,5B
の収納凹部58によって天井パネル5に照明用収納凹部
51が形成されるものである。そして、各天井パネルユ
ニット5A,5Bに形成された収納凹部58の天井部5
83,583にわたって照明器具52が配設される他、
各収納凹部58の側壁部581,581に設けられた取
付金具54にわたって照明器具52を覆う遮蔽板53が
載置される。
【0030】したがって、この実施形態においても、天
井パネルユニット5A,5Bを接続して組み立てること
によって天井パネル5を形成し、照明器具52を配設し
て壁パネル4の上方に配置した場合、化粧エプロン32
のほぼ直上位置において、化粧エプロン32の湾曲面に
対応する側壁部581を有する照明用凹部51が天井パ
ネル5の長手方向を略二分するように形成される結果、
浴槽2のデザインを含む浴室のデザインと調和した天井
パネル5を形成することができる。この場合、天井パネ
ルユニット5A,5Bの接続部は、天井パネル5の照明
用凹部51に形成されるため、照明器具52を覆う遮蔽
板53によって該接続部の端縁部分を除いて遮蔽され、
室内から接続部が見えず、美観上好ましい。
【0031】なお、図7および図8に示した実施形態に
おいては、左右の壁パネルユニット5A,5Bの接続端
縁部を、照明用収納凹部51を縦断する直線状に切断し
て例示したが、照明用収納凹部51の幅と、収納凹部5
8の側壁部581の曲率半径によっては、直線状に切断
できない場合も想定される。その場合は、側壁部581
の湾曲面の曲率半径に一致する曲率半径の切断線で照明
用収納凹部51を切断するように分割すればよく、その
際、接続端縁に形成される接続フランジ584は、側壁
部581の湾曲面に対応して形成されることになる。
【0032】また、図7および図8に示した実施形態に
おいては、各天井パネルユニット5A,5Bに収納凹部
58をそれぞれ形成し、天井パネルユニット5A,5B
を接続した際、それらの収納凹部58,58によって照
明用収納凹部51を形成するとともに、各収納凹部58
の天井部583にわたって照明器具52を配設した場合
を例示したが、図5および図6に示したように、照明器
具52を配設可能な照明ボックス55を別部品として取
り付けることもできる。例えば、図9および図10に示
すように、各収納凹部58の天井部583にその長手方
向のほぼ全長にわたって収納凹部58の開口部58aと
略相似の切欠部583aを形成することにより、天井パ
ネルユニット5A,5Bを接続した際、それらの収納凹
部58,58の天井部583の切欠部583aによって
開口が形成されることから、切欠部583aによって形
成される開口に該開口に略一致する断面形状の照明ボッ
クス55を嵌め込んで固定すればよい。この場合、照明
ボックス55のフランジ551を各収納凹部58の天井
部583に形成された切欠部583aの周縁と突き合わ
せてビス止めする点は同様である。
【0033】この照明ボックス55を取り付けるための
フランジ551は、水平方向に連続する場合の他、図1
1に示すように、上方に向かって傾斜するものであって
もよい。この場合、照明ボックス55のフランジ551
に合わせて、収納凹部58の天井部583を上方に傾斜
させればよい。
【0034】また、照明ボックスス55に配設される照
明器具52は、照明ボックス55が収納凹部58の側壁
部581の湾曲面に対応する湾曲面を有することによ
り、その湾曲面に沿うようにその長さ方向にそれぞれ1
本ずつ略ハ字状に配置すればよい(図13参照)。ま
た、照明ボックス55の幅を大きくできるときには、そ
の幅方向に間隔をおいて複数本配置することもできる
(図13および図14参照)。
【0035】なお、前述した浴室ユニット1において
は、浴槽設置部31、化粧エプロン32および洗い場床
パン33を一体に成型した場合を例示したが、浴槽設置
部31、化粧エプロン32、洗い場床パン33を各別に
成型して連結する方式や、浴槽設置部31と化粧エプロ
ン32を一体に成型して洗い場床パン33と連結する方
式、あるいは、化粧エプロン32と洗い場床パン33を
一体に成型して浴槽設置部31と連結する方式にも適用
することができる。
【0036】また、化粧エプロン32を別体に成型し、
浴槽設置部31および洗い場床パン33と一体に成型さ
れたエプロン部、単体のエプロン部、浴槽設置部31と
一体に成型されたエプロン部、あるいは、洗い場床パン
33と一体に成型されたエプロン部に、別体の化粧エプ
ロン32を後付けするようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、化粧エプ
ロンのほぼ直上位置において、化粧エプロンの湾曲面に
対応する側壁部を有する照明用収納凹部が天井パネルの
長手方向で略二分するように形成される結果、浴槽のデ
ザインを含む浴室のデザインと調和した天井パネルを形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室ユニットを示す斜視図である。
【図2】図1の浴室ユニットを洗面室とともに示す平面
図である。
【図3】図1の浴室ユニットの天井パネルを示す斜視図
である。
【図4】図3の天井パネルを一部省略して示す断面図で
ある。
【図5】図3の天井パネルの変形例を示す分解斜視図で
ある。
【図6】図5の天井パネルを一部省略して示す断面図で
ある。
【図7】天井パネルを構成する天井パネルユニットを一
部省略して示す斜視図である。
【図8】図7の天井パネルユニットを接続して形成され
た天井パネルの断面図である。
【図9】図7の天井パネルの変形例を示す分解斜視図で
ある。
【図10】図9の天井パネルの断面図である。
【図11】図9の天井パネルの変形例の断面図である。
【図12】図11の照明ボックスに配設された照明器具
の配置図である。
【図13】図11の天井パネルの変形例の断面図であ
る。
【図14】図14の照明ボックスに配設された照明器具
の配置図である。
【図15】従来の浴室ユニットを一部省略して示す斜視
図ある。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 2 浴槽 32 化粧エプロン 5 天井パネル 51 照明用収納凹部 51a 開口部 511 側壁部 513 天井部 513a 開口 52 照明器具 53 遮蔽板 54 取付金具 55 照明ボックス 5A,5B 天井パネルユニット 581 側壁部 583 天井部 583a 切欠 584 接続フランジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、浴槽が嵌合載置される開口を形
    成した浴槽設置部と、浴槽設置部の一辺に垂設された化
    粧エプロンと、化粧エプロンの下辺に延設された洗い場
    床パンと、洗い場床パンおよび浴槽設置部の周縁部に立
    設された壁パネルと、壁パネルの上方開口を覆う天井パ
    ネルと、からなる浴室ユニットにおいて、前記化粧エプ
    ロンは洗い場床パン側に膨出する湾曲面に形成され、ま
    た、天井パネルには、その短手方向の略全長にわたって
    細長状の照明用収納凹部が化粧エプロンのほぼ直上位置
    において室外側に膨出して形成され、照明用収納凹部の
    長手方向に延びる一対の側壁部が前記化粧エプロンに対
    応する湾曲面に形成され、照明用収納凹部の天井部に照
    明器具が配設されたことを特徴とする浴室ユニットの天
    井パネル。
  2. 【請求項2】 浴槽と、浴槽が嵌合載置される開口を形
    成した浴槽設置部と、浴槽設置部の一辺に垂設された化
    粧エプロンと、化粧エプロンの下辺に延設された洗い場
    床パンと、洗い場床パンおよび浴槽設置部の周縁部に立
    設された壁パネルと、壁パネルの上方開口を覆う天井パ
    ネルと、からなる浴室ユニットにおいて、前記化粧エプ
    ロンは洗い場床パン側に膨出する湾曲面に形成され、ま
    た、天井パネルには、その短手方向の略全長にわたって
    細長状の照明用収納凹部が化粧エプロンのほぼ直上位置
    において室外側に膨出して形成され、照明用収納凹部の
    長手方向に延びる一対の側壁部が前記化粧エプロンに対
    応する湾曲面に形成され、一方、該照明用収納凹部の天
    井部には、その長手方向の略全長にわたって照明用収納
    凹部の開口部と略相似の開口が形成され、該照明用収納
    凹部の天井部に形成された開口に、照明器具が配設され
    た照明ボックスが嵌め込まれて固定されたことを特徴と
    する浴室ユニットの天井パネル。
  3. 【請求項3】 前記天井パネルは、照明用収納凹部を縦
    断して左右に分割された天井パネルユニットからなり、
    これらの天井パネルユニットの分割端縁に形成された接
    続フランジを突き合わせて接続されていることを特徴と
    する請求項1もしくは請求項2記載の浴室ユニットの天
    井パネル。
  4. 【請求項4】 前記照明用収納凹部の長手方向に延びる
    一対の側壁部の下端部近傍に取付金具が設けられ、取付
    金具に遮蔽板が載置されたことを特徴とする請求項1、
    請求項2もしくは請求項3記載の浴室ユニットの天井パ
    ネル。
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